JPH0935689A - 冷陰極蛍光ランプ及びその製造方法 - Google Patents
冷陰極蛍光ランプ及びその製造方法Info
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- JPH0935689A JPH0935689A JP18695095A JP18695095A JPH0935689A JP H0935689 A JPH0935689 A JP H0935689A JP 18695095 A JP18695095 A JP 18695095A JP 18695095 A JP18695095 A JP 18695095A JP H0935689 A JPH0935689 A JP H0935689A
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- JP
- Japan
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- glass
- sealing
- glass bead
- wire
- sealing wire
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- Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
- Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ガラスビ−ドが封止線材の一部分に接触する
ように偏心した状態でガスバ−ナにて加熱すると、封止
線材に接触していないガラスビ−ド部分は加熱により丸
くなるように収縮しながら封止線材に接触し封止され
る。このために、ガラスビ−ドの封止線材への封止形態
が著しく損なわれるのみならず、電極のガラスバルブへ
の仮止めが不確実になったり、ガラスバルブに対する封
止性も損なわれる。 【解決手段】 長さが4.0mm以下で肉厚が1.0m
m以下のガラスビ−ド33に封止線材31bを有するリ
−ド線31を挿入し、ガラスビ−ド部分を加熱すること
によりガラスビ−ドを封止線材に気密的に封止して電極
32を製造し、この電極をガラスバルブ1の端部に配置
し、ガラスバルブとガラスビ−ドとを封止する。尚、ガ
ラスビ−ド33の内径は封止線材の外径との寸法差が
0.3mm以下となるように設定されている。
ように偏心した状態でガスバ−ナにて加熱すると、封止
線材に接触していないガラスビ−ド部分は加熱により丸
くなるように収縮しながら封止線材に接触し封止され
る。このために、ガラスビ−ドの封止線材への封止形態
が著しく損なわれるのみならず、電極のガラスバルブへ
の仮止めが不確実になったり、ガラスバルブに対する封
止性も損なわれる。 【解決手段】 長さが4.0mm以下で肉厚が1.0m
m以下のガラスビ−ド33に封止線材31bを有するリ
−ド線31を挿入し、ガラスビ−ド部分を加熱すること
によりガラスビ−ドを封止線材に気密的に封止して電極
32を製造し、この電極をガラスバルブ1の端部に配置
し、ガラスバルブとガラスビ−ドとを封止する。尚、ガ
ラスビ−ド33の内径は封止線材の外径との寸法差が
0.3mm以下となるように設定されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は冷陰極蛍光ランプ
及びその製造方法に関し、特に液晶表示装置に適用され
るバックライトユニットの冷陰極蛍光ランプにおいて、
ガラスビ−ドの封止線材への封止形態を改善できる上、
ガラスバルブとの仮止め性を改善できる封止構造並びに
その製造方法に関する。
及びその製造方法に関し、特に液晶表示装置に適用され
るバックライトユニットの冷陰極蛍光ランプにおいて、
ガラスビ−ドの封止線材への封止形態を改善できる上、
ガラスバルブとの仮止め性を改善できる封止構造並びに
その製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種蛍光ランプは、例えば図1
0に示すように、内面に発光層Aを有するガラスバルブ
Bのそれぞれの端部に電極Cを封止・配置して構成され
ている。特に、電極Cは、インナ−リ−ドC1と封止線
材C2とアウタ−リ−ドC3と封止線材C2を覆うガラ
スビ−ドDとからなるリ−ド線及びインナ−リ−ドC1
に固定された水銀ディスペンサ−Eにて構成されてい
る。尚、この水銀ディスペンサ−Eは、例えばゲッタ−
材としてのジルコニウム−アルミニウム合金及び水銀供
給手段としての水銀−チタニウム合金の粉末をニッケル
などの金属板の表面及び裏面に被着して構成されてい
る。
0に示すように、内面に発光層Aを有するガラスバルブ
Bのそれぞれの端部に電極Cを封止・配置して構成され
ている。特に、電極Cは、インナ−リ−ドC1と封止線
材C2とアウタ−リ−ドC3と封止線材C2を覆うガラ
スビ−ドDとからなるリ−ド線及びインナ−リ−ドC1
に固定された水銀ディスペンサ−Eにて構成されてい
る。尚、この水銀ディスペンサ−Eは、例えばゲッタ−
材としてのジルコニウム−アルミニウム合金及び水銀供
給手段としての水銀−チタニウム合金の粉末をニッケル
などの金属板の表面及び裏面に被着して構成されてい
る。
【0003】この蛍光ランプは、ガラスバルブBの内部
を例えば主成分をネオンとするネオン−アルゴンガスに
置換しガラスバルブBと電極Cのガラスビ−ドDとを封
止した後、高周波加熱装置によって水銀ディスペンサ−
Eを加熱し、それより放出される水銀をガラスバルブ内
空間に供給すると共に、不純ガスをゲッタ−材にて吸着
して完成される。
を例えば主成分をネオンとするネオン−アルゴンガスに
置換しガラスバルブBと電極Cのガラスビ−ドDとを封
止した後、高周波加熱装置によって水銀ディスペンサ−
Eを加熱し、それより放出される水銀をガラスバルブ内
空間に供給すると共に、不純ガスをゲッタ−材にて吸着
して完成される。
【0004】このように構成された蛍光ランプは、液晶
表示装置のバックライトユニットに適用した場合、ガラ
スバルブBのバルブ外径が例えば6mm以下と細いこと
もあってランプ輝度が高く、望ましい表示を得ることが
できるという特徴を有する。
表示装置のバックライトユニットに適用した場合、ガラ
スバルブBのバルブ外径が例えば6mm以下と細いこと
もあってランプ輝度が高く、望ましい表示を得ることが
できるという特徴を有する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この蛍光ラ
ンプにおいて、電極Cは、ガラスバルブBとの気密性を
確保するために、リ−ド線の封止線材C2に、封止線材
がコバ−ルの場合には硼・珪酸ガラスなどのガラスビ−
ドDを封止して構成されている。このリ−ド線の封止線
材C2へのガラスビ−ドDの封止は、例えば次のように
行われている。即ち、まず、図11aに示すように、リ
−ド線をマウントピンFに、アウタ−リ−ドC3がマウ
ントピンFの穴に挿入されるように、セットする。この
状態で、図示矢印のようにガスバ−ナにてガラスビ−ド
Dを加熱・軟化させる。次いで、ガラスビ−ドDは若干
収縮しながら同図bに示すように封止線材C2に接触
し、さらに加熱することにより封止線材C2と気密的に
封止される。
ンプにおいて、電極Cは、ガラスバルブBとの気密性を
確保するために、リ−ド線の封止線材C2に、封止線材
がコバ−ルの場合には硼・珪酸ガラスなどのガラスビ−
ドDを封止して構成されている。このリ−ド線の封止線
材C2へのガラスビ−ドDの封止は、例えば次のように
行われている。即ち、まず、図11aに示すように、リ
−ド線をマウントピンFに、アウタ−リ−ドC3がマウ
ントピンFの穴に挿入されるように、セットする。この
状態で、図示矢印のようにガスバ−ナにてガラスビ−ド
Dを加熱・軟化させる。次いで、ガラスビ−ドDは若干
収縮しながら同図bに示すように封止線材C2に接触
し、さらに加熱することにより封止線材C2と気密的に
封止される。
【0006】このようにリ−ド線の封止線材C2とガラ
スビ−ドDとが同軸的に配置されている場合には、ガラ
スビ−ドDは封止線材C2に比較的に形態よく確実に気
密封止されるので、この種蛍光ランプを製造する上での
支障は少ないものである。
スビ−ドDとが同軸的に配置されている場合には、ガラ
スビ−ドDは封止線材C2に比較的に形態よく確実に気
密封止されるので、この種蛍光ランプを製造する上での
支障は少ないものである。
【0007】しかしながら、量産時において、マウント
ピンFにリ−ド線の封止線材C2とガラスビ−ドDとを
同軸的にセットすることは、通常、封止線材C2の外径
とガラスビ−ドDの内径との寸法差が0.45mm程度
あるために、極めて難しいものである。例えば図12a
に示すように、ガラスビ−ドDが封止線材C2の一部分
に接触するように偏心してセットされた場合には、ガラ
スビ−ドDを図示矢印のようにガスバ−ナにて加熱する
と、同図bに示すように、封止線材C2に接触している
ガラスビ−ド部分は形態よく封止線材C2に封止される
ものの、封止線材C2に接触していないガラスビ−ド部
分は加熱により丸くなるように収縮しながら封止線材C
2に接触し封止される。
ピンFにリ−ド線の封止線材C2とガラスビ−ドDとを
同軸的にセットすることは、通常、封止線材C2の外径
とガラスビ−ドDの内径との寸法差が0.45mm程度
あるために、極めて難しいものである。例えば図12a
に示すように、ガラスビ−ドDが封止線材C2の一部分
に接触するように偏心してセットされた場合には、ガラ
スビ−ドDを図示矢印のようにガスバ−ナにて加熱する
と、同図bに示すように、封止線材C2に接触している
ガラスビ−ド部分は形態よく封止線材C2に封止される
ものの、封止線材C2に接触していないガラスビ−ド部
分は加熱により丸くなるように収縮しながら封止線材C
2に接触し封止される。
【0008】このために、ガラスビ−ドDの封止線材C
2への封止形態が著しく損なわれるのみならず、後述す
る電極のガラスバルブへの仮止めが不確実になったり、
ガラスバルブBに対する封止性も損なわれるという問題
がある。
2への封止形態が著しく損なわれるのみならず、後述す
る電極のガラスバルブへの仮止めが不確実になったり、
ガラスバルブBに対する封止性も損なわれるという問題
がある。
【0009】又、図13aに示すように、ガラスビ−ド
Dが封止線材C2に対して傾斜してセットされることが
ある。この傾向は、ガラスビ−ドDの長さが短かく、か
つ封止線材C2の外径とガラスビ−ドDの内径の寸法差
が大きい程、顕著に現われる。今、この状態で、図示矢
印のようにガスバ−ナにてガラスビ−ドDを加熱する
と、同図bに示すように、封止線材C2に接触ないし近
接しているガラスビ−ド部分が早く軟化し封止線材C2
に封止される。そして、封止線材C2から離隔されてい
るガラスビ−ド部分は加熱により丸くなるように収縮し
ながら封止線材C2に接触し封止される。
Dが封止線材C2に対して傾斜してセットされることが
ある。この傾向は、ガラスビ−ドDの長さが短かく、か
つ封止線材C2の外径とガラスビ−ドDの内径の寸法差
が大きい程、顕著に現われる。今、この状態で、図示矢
印のようにガスバ−ナにてガラスビ−ドDを加熱する
と、同図bに示すように、封止線材C2に接触ないし近
接しているガラスビ−ド部分が早く軟化し封止線材C2
に封止される。そして、封止線材C2から離隔されてい
るガラスビ−ド部分は加熱により丸くなるように収縮し
ながら封止線材C2に接触し封止される。
【0010】このために、ガラスビ−ドDの封止線材C
2への封止形態は、図12に示す封止例より一層損なわ
れるのみならず、後述する電極のガラスバルブへの仮止
めがさらに不確実になり易くなったり、ガラスバルブB
に対する封止性も損なわれるという問題がある。
2への封止形態は、図12に示す封止例より一層損なわ
れるのみならず、後述する電極のガラスバルブへの仮止
めがさらに不確実になり易くなったり、ガラスバルブB
に対する封止性も損なわれるという問題がある。
【0011】それ故に、本発明の目的は、簡単な構成に
よりガラスビ−ドの封止線材への封止形態を改善できる
上、電極のガラスバルブへの仮止め性並びにガラスバル
ブとの気密封止性をも改善できる冷陰極蛍光ランプ及び
その製造方法を提供することにある。
よりガラスビ−ドの封止線材への封止形態を改善できる
上、電極のガラスバルブへの仮止め性並びにガラスバル
ブとの気密封止性をも改善できる冷陰極蛍光ランプ及び
その製造方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は、上述
の目的を達成するために、封止線材を有するリ−ド線と
封止線材を覆うガラスビ−ドを含む電極をガラスバルブ
の端部に配置すると共に、ガラスバルブとガラスビ−ド
とを気密に封止した冷陰極蛍光ランプにおいて、前記ガ
ラスビ−ドの長さを4.0mm以下,肉厚を1.0mm
以下に設定したものである。
の目的を達成するために、封止線材を有するリ−ド線と
封止線材を覆うガラスビ−ドを含む電極をガラスバルブ
の端部に配置すると共に、ガラスバルブとガラスビ−ド
とを気密に封止した冷陰極蛍光ランプにおいて、前記ガ
ラスビ−ドの長さを4.0mm以下,肉厚を1.0mm
以下に設定したものである。
【0013】又、本発明の第2の発明は、封止線材を有
するリ−ド線と封止線材を覆うガラスビ−ドを含む電極
をガラスバルブの端部に配置し、ガラスバルブとガラス
ビ−ドとを封止するに先立って、前記電極を、長さが
4.0mm以下で肉厚が1.0mm以下のガラスビ−ド
に封止線材を有するリ−ド線を挿入し、ガラスビ−ド部
分を加熱することによりガラスビ−ドを封止線材に気密
的に封止して製造することを特徴とし、第3の発明は、
前記ガラスビ−ドへのリ−ド線の挿入状態において、ガ
ラスビ−ドの内径と封止線材の外径との寸法差を0.3
mm以下に設定することを特徴とし、第4の発明は、前
記封止線材の外径が2.0mm以下であることを特徴と
し、さらに第5の発明は、前記ガラスバルブの内径が
6.0mm以下であることを特徴とする。
するリ−ド線と封止線材を覆うガラスビ−ドを含む電極
をガラスバルブの端部に配置し、ガラスバルブとガラス
ビ−ドとを封止するに先立って、前記電極を、長さが
4.0mm以下で肉厚が1.0mm以下のガラスビ−ド
に封止線材を有するリ−ド線を挿入し、ガラスビ−ド部
分を加熱することによりガラスビ−ドを封止線材に気密
的に封止して製造することを特徴とし、第3の発明は、
前記ガラスビ−ドへのリ−ド線の挿入状態において、ガ
ラスビ−ドの内径と封止線材の外径との寸法差を0.3
mm以下に設定することを特徴とし、第4の発明は、前
記封止線材の外径が2.0mm以下であることを特徴と
し、さらに第5の発明は、前記ガラスバルブの内径が
6.0mm以下であることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の1実施例について
図1〜図2を参照して説明する。同図において、1は、
バルブ内径が6mm以下例えば3mm程度の硼・珪酸ガ
ラスよりなるガラスバルブであって、それの内面には発
光層2が形成されている。尚、ガラスバルブ1は、鉛ガ
ラス,ソ−ダガラス,低鉛ガラスなども使用できる。こ
の発光層2は、目的に応じて1種類の蛍光体又は複数種
類の蛍光体を混合して形成されている。そして、ガラス
バルブ1の端部1a,1bには、電極3A,3Bが配置
されている。
図1〜図2を参照して説明する。同図において、1は、
バルブ内径が6mm以下例えば3mm程度の硼・珪酸ガ
ラスよりなるガラスバルブであって、それの内面には発
光層2が形成されている。尚、ガラスバルブ1は、鉛ガ
ラス,ソ−ダガラス,低鉛ガラスなども使用できる。こ
の発光層2は、目的に応じて1種類の蛍光体又は複数種
類の蛍光体を混合して形成されている。そして、ガラス
バルブ1の端部1a,1bには、電極3A,3Bが配置
されている。
【0015】この電極3A,3Bは、基本的に同じであ
り、例えばリ−ド線31の先端に筒状の電極部32を電
気的機械的に固定(例えば溶接)すると共にリ−ド線3
1の電極部32に近い部分に硼・珪酸ガラスよりなるガ
ラスビ−ド33を気密封止して構成されている。尚、筒
状の電極部32は、これを省略し後述のインナ−リ−ド
にて代用したり、或いは水銀ディスペンサ−を付設して
代用したりすることもできる。
り、例えばリ−ド線31の先端に筒状の電極部32を電
気的機械的に固定(例えば溶接)すると共にリ−ド線3
1の電極部32に近い部分に硼・珪酸ガラスよりなるガ
ラスビ−ド33を気密封止して構成されている。尚、筒
状の電極部32は、これを省略し後述のインナ−リ−ド
にて代用したり、或いは水銀ディスペンサ−を付設して
代用したりすることもできる。
【0016】上述のリ−ド線31は、基本的にインナ−
リ−ド31a,封止線材31b,アウタ−リ−ド31c
をそれぞれバット溶接(端面溶接)して構成されている
が、別部材を使用することなく全体を同一線材にて構成
したり、適宜のリ−ドを同一線材にて構成したりするこ
ともできる。例えばこのリ−ド線31において、インナ
−リ−ド31a及びアウタ−リ−ド31cにはニッケル
線が、封止線材31bにはコバ−ルがそれぞれ使用され
ているが、適宜に他の材料に変更したりすることもでき
る。特に、封止線材31bの外径dは2.0mm以下例
えば0.4〜1.0mm程度が望ましい。
リ−ド31a,封止線材31b,アウタ−リ−ド31c
をそれぞれバット溶接(端面溶接)して構成されている
が、別部材を使用することなく全体を同一線材にて構成
したり、適宜のリ−ドを同一線材にて構成したりするこ
ともできる。例えばこのリ−ド線31において、インナ
−リ−ド31a及びアウタ−リ−ド31cにはニッケル
線が、封止線材31bにはコバ−ルがそれぞれ使用され
ているが、適宜に他の材料に変更したりすることもでき
る。特に、封止線材31bの外径dは2.0mm以下例
えば0.4〜1.0mm程度が望ましい。
【0017】又、上記リ−ド線31の封止線材31bに
封止されるガラスビ−ド33は、その内径Dが封止線材
31bの外径との寸法差が0.3mm以下に、長さLが
4.0mm以下に、肉厚tが1.0mm以下になるよう
に設定されている。このガラスビ−ド33は硼・珪酸ガ
ラスにて構成されているが、封止線材31bの材料に応
じて適宜に変更することができる。そして、この蛍光ラ
ンプには、後述する方法により、不活性ガス及び水銀が
所定量充填されている。
封止されるガラスビ−ド33は、その内径Dが封止線材
31bの外径との寸法差が0.3mm以下に、長さLが
4.0mm以下に、肉厚tが1.0mm以下になるよう
に設定されている。このガラスビ−ド33は硼・珪酸ガ
ラスにて構成されているが、封止線材31bの材料に応
じて適宜に変更することができる。そして、この蛍光ラ
ンプには、後述する方法により、不活性ガス及び水銀が
所定量充填されている。
【0018】次に、この蛍光ランプの製造方法について
図3〜図9を参照して説明する。まず、図3aに示すよ
うに、リ−ド線31及びガラスビ−ド33をマウントピ
ン5にセットする。尚、ガラスビ−ド33の内径は封止
線材31bの外径との寸法差が0.3mm以下であり、
長さは4.0mm以下、肉厚は1.0mm以下に設定さ
れている。次に、図示矢印のように、ガスバ−ナにてガ
ラスビ−ド33を加熱することによりガラスビ−ド33
は封止線材31bに封止される。次に、これのインナ−
リ−ド31aに電極部32を固定する。これにより、電
極3A,3Bが組み立てられる。
図3〜図9を参照して説明する。まず、図3aに示すよ
うに、リ−ド線31及びガラスビ−ド33をマウントピ
ン5にセットする。尚、ガラスビ−ド33の内径は封止
線材31bの外径との寸法差が0.3mm以下であり、
長さは4.0mm以下、肉厚は1.0mm以下に設定さ
れている。次に、図示矢印のように、ガスバ−ナにてガ
ラスビ−ド33を加熱することによりガラスビ−ド33
は封止線材31bに封止される。次に、これのインナ−
リ−ド31aに電極部32を固定する。これにより、電
極3A,3Bが組み立てられる。
【0019】次に、図4に示すように、内面に発光層2
を有するガラスバルブ1の一端1aに一方の電極3Aを
位置させる。そして、ガラスバルブ1の端部1aを加熱
し、ガラスバルブ1とガラスビ−ド33とを気密に封止
すると共に、他方の電極3Bをガラスバルブ1内に、そ
れの他端1cから所定部分(1b)まで挿入・配置す
る。そして、ガラスバルブ1の1b部分を部分的に加熱
・変形(4)させることにより、他方の電極3Bをガラ
スバルブ1に仮止めする。具体的には、他方の電極3B
のガラスビ−ド33とガラスバルブ1とを部分的に融着
することによって仮止めされる。従って、図4の横断面
である図5に示すように、変形部4以外の部分には、連
通部4Aが形成されている。
を有するガラスバルブ1の一端1aに一方の電極3Aを
位置させる。そして、ガラスバルブ1の端部1aを加熱
し、ガラスバルブ1とガラスビ−ド33とを気密に封止
すると共に、他方の電極3Bをガラスバルブ1内に、そ
れの他端1cから所定部分(1b)まで挿入・配置す
る。そして、ガラスバルブ1の1b部分を部分的に加熱
・変形(4)させることにより、他方の電極3Bをガラ
スバルブ1に仮止めする。具体的には、他方の電極3B
のガラスビ−ド33とガラスバルブ1とを部分的に融着
することによって仮止めされる。従って、図4の横断面
である図5に示すように、変形部4以外の部分には、連
通部4Aが形成されている。
【0020】次に、図6に示すように、このガラスバル
ブ1内に水銀ディスペンサ−6を挿入・配置する。尚、
このディスペンサ−6は例えばニッケル板の表面にジル
コニウム−アルミニウム合金よりなるゲッタ−材を、裏
面に水銀−チタニウム合金よりなる水銀合金をそれぞれ
被着して構成されているが、ゲッタ−材と水銀合金の粉
末を混合してニッケル板に被着して構成することもでき
る。そして、このガラスバルブ1を排気装置7のヘッド
にセットすると共に、排気装置7を駆動させる。する
と、ガラスバルブ1の内部の空気,不純ガスなどが上述
の連通部4Aなどを介して排出される。尚、この際に、
ガラスバルブ1(電極,水銀ディスペンサ−を含む)を
適度に加熱すれば、効果的に脱ガス処理を行うことがで
きる。次いで、排気装置7からガラスバルブ1内に不活
性ガス例えばネオンガスを主体とするネオン−アルゴン
ガスを60〜70Torrの圧力となるように充填す
る。
ブ1内に水銀ディスペンサ−6を挿入・配置する。尚、
このディスペンサ−6は例えばニッケル板の表面にジル
コニウム−アルミニウム合金よりなるゲッタ−材を、裏
面に水銀−チタニウム合金よりなる水銀合金をそれぞれ
被着して構成されているが、ゲッタ−材と水銀合金の粉
末を混合してニッケル板に被着して構成することもでき
る。そして、このガラスバルブ1を排気装置7のヘッド
にセットすると共に、排気装置7を駆動させる。する
と、ガラスバルブ1の内部の空気,不純ガスなどが上述
の連通部4Aなどを介して排出される。尚、この際に、
ガラスバルブ1(電極,水銀ディスペンサ−を含む)を
適度に加熱すれば、効果的に脱ガス処理を行うことがで
きる。次いで、排気装置7からガラスバルブ1内に不活
性ガス例えばネオンガスを主体とするネオン−アルゴン
ガスを60〜70Torrの圧力となるように充填す
る。
【0021】次に、図7に示すように、ガラスバルブ1
の他端1cを封止し、排気装置7から取り外す。そし
て、マグネット8を図示点線位置から実線位置まで移動
させる。これによって、水銀ディスペンサ−6は、所定
の部分に位置規制される。 次に、図8に示すように、
水銀ディスペンサ−56位置する部分に高周波加熱装置
9及びヒ−タ装置10をセットすると共に、駆動させ
る。すると、水銀ディスペンサ−6は例えば800〜9
00℃に加熱され、水銀合金が分解されて瞬間的に水銀
が蒸気の状態で放出され、電極3Bの連通部4Aを介し
てバルブ内空間に供給される。これと同時に、ディスペ
ンサ−6を構成する金属部材から不純ガスも放出される
が、ディスペンサ−6のゲッタ−材にて吸着される。
又、この際に、ヒ−タ装置10によってディスペンサ−
6の収容されているガラスバルブ部分も加熱されている
ために、ディスペンサ−6から放出された水銀は電極3
A,3B間に対応するガラスバルブ内空間に確実に供給
される。特に、電極3A,3B間のガラスバルブ部分を
冷却すれば、ディスペンサ−6の収容されているガラス
バルブ部分への水銀の凝縮をほぼ皆無にできる。 次
に、ガラスバルブ1の変形部4を再度バ−ナなどにて加
熱し、電極3Bのガラスビ−ド33とこれに対向するガ
ラスバルブ1とを全周に亘って封止する。と同時に、図
9に示すように、ガラスバルブ1の他端部分(水銀ディ
スペンサ−6の位置するガラスバルブ部分)を除去(切
離)して冷陰極蛍光ランプの製造を完了する。
の他端1cを封止し、排気装置7から取り外す。そし
て、マグネット8を図示点線位置から実線位置まで移動
させる。これによって、水銀ディスペンサ−6は、所定
の部分に位置規制される。 次に、図8に示すように、
水銀ディスペンサ−56位置する部分に高周波加熱装置
9及びヒ−タ装置10をセットすると共に、駆動させ
る。すると、水銀ディスペンサ−6は例えば800〜9
00℃に加熱され、水銀合金が分解されて瞬間的に水銀
が蒸気の状態で放出され、電極3Bの連通部4Aを介し
てバルブ内空間に供給される。これと同時に、ディスペ
ンサ−6を構成する金属部材から不純ガスも放出される
が、ディスペンサ−6のゲッタ−材にて吸着される。
又、この際に、ヒ−タ装置10によってディスペンサ−
6の収容されているガラスバルブ部分も加熱されている
ために、ディスペンサ−6から放出された水銀は電極3
A,3B間に対応するガラスバルブ内空間に確実に供給
される。特に、電極3A,3B間のガラスバルブ部分を
冷却すれば、ディスペンサ−6の収容されているガラス
バルブ部分への水銀の凝縮をほぼ皆無にできる。 次
に、ガラスバルブ1の変形部4を再度バ−ナなどにて加
熱し、電極3Bのガラスビ−ド33とこれに対向するガ
ラスバルブ1とを全周に亘って封止する。と同時に、図
9に示すように、ガラスバルブ1の他端部分(水銀ディ
スペンサ−6の位置するガラスバルブ部分)を除去(切
離)して冷陰極蛍光ランプの製造を完了する。
【0022】本発明者は、外径が0.6mmのコバ−ル
よりなる封止線材を有するリ−ド線に硼・珪酸ガラスよ
りなるガラスビ−ドを封止し、かつインナ−リ−ド部分
に筒状の電極部を固定してなる電極を、バルブ内径が3
mm,長さが270mmのガラスバルブの端部に配置・
封止して上述の製造方法にて冷陰極蛍光ランプを製造
し、ガラスビ−ドの肉厚t,長さL,封止線材の外径d
とガラスビ−ドの内径との寸法差D−dと各種特性との
関係について検討したところ、表1に示す結果が得られ
た。
よりなる封止線材を有するリ−ド線に硼・珪酸ガラスよ
りなるガラスビ−ドを封止し、かつインナ−リ−ド部分
に筒状の電極部を固定してなる電極を、バルブ内径が3
mm,長さが270mmのガラスバルブの端部に配置・
封止して上述の製造方法にて冷陰極蛍光ランプを製造
し、ガラスビ−ドの肉厚t,長さL,封止線材の外径d
とガラスビ−ドの内径との寸法差D−dと各種特性との
関係について検討したところ、表1に示す結果が得られ
た。
【0023】
【表1】
【0024】この結果によれば、ランプNO1,NO
2,NO4,NO5,NO7,NO9,NO10,NO
12,NO13のランプは、ガラスビ−ドの肉厚tが
0.8〜1.0mmの範囲で、長さLが2.5〜5.0
mmの範囲で、封止線材の外径dとガラスビ−ドの内径
Dとの寸法差D−dが0.25〜0.3mmの範囲でガ
ラスビ−ドの封止線材に対する封止形態,電極のガラス
バルブへの仮止め性,ガラスバルブへの封止性に優れて
おり、その他のランプは実用に供し得ない。しかしなが
ら、ランプNO7のランプは、ガラスビ−ドの長さLが
5.0mmであるにも拘らず、封止特性の面では優れて
いるが、ガラスビ−ドが長くなることによって電極部の
固定位置がバルブ端部より離隔させなければならなくな
るために、ランプの明るさ(輝度)が低下するという問
題もあり、4.0mmを越えることは好ましくない。
2,NO4,NO5,NO7,NO9,NO10,NO
12,NO13のランプは、ガラスビ−ドの肉厚tが
0.8〜1.0mmの範囲で、長さLが2.5〜5.0
mmの範囲で、封止線材の外径dとガラスビ−ドの内径
Dとの寸法差D−dが0.25〜0.3mmの範囲でガ
ラスビ−ドの封止線材に対する封止形態,電極のガラス
バルブへの仮止め性,ガラスバルブへの封止性に優れて
おり、その他のランプは実用に供し得ない。しかしなが
ら、ランプNO7のランプは、ガラスビ−ドの長さLが
5.0mmであるにも拘らず、封止特性の面では優れて
いるが、ガラスビ−ドが長くなることによって電極部の
固定位置がバルブ端部より離隔させなければならなくな
るために、ランプの明るさ(輝度)が低下するという問
題もあり、4.0mmを越えることは好ましくない。
【0025】従って、封止線材の外径とガラスビ−ドの
内径との寸法差は0.3mm以下が、ガラスビ−ドの長
さは4.0mm以下が、ガラスビ−ドの肉厚は1.0m
m以下が好ましいものである。特に、この範囲に設定さ
れていると、図3a,bに示すように、封止線材に対し
てガラスビ−ドが偏心したり、或いは傾斜したりしても
良好な封止形態が得られる。
内径との寸法差は0.3mm以下が、ガラスビ−ドの長
さは4.0mm以下が、ガラスビ−ドの肉厚は1.0m
m以下が好ましいものである。特に、この範囲に設定さ
れていると、図3a,bに示すように、封止線材に対し
てガラスビ−ドが偏心したり、或いは傾斜したりしても
良好な封止形態が得られる。
【0026】しかしながら、長さLが4.0mmを越え
ると、輝度が低下するのみならず、封止線材への封止時
にガラスビ−ドがダンゴ状になり易く封止線材への封止
形態が損なわれ易くなる。又、肉厚tが1.0mmを越
えると、ガラスビ−ドの封止線材への封止時間が長くな
り、封止作業性が損なわれる。さらに寸法差D−dが
0.3mmを越えると、ガラスビ−ドの封止線材に対す
る封止形態,電極のガラスバルブへの仮止め性,ガラス
バルブへの封止性が損なわれる。このために、その範囲
を逸脱することは好ましくない。
ると、輝度が低下するのみならず、封止線材への封止時
にガラスビ−ドがダンゴ状になり易く封止線材への封止
形態が損なわれ易くなる。又、肉厚tが1.0mmを越
えると、ガラスビ−ドの封止線材への封止時間が長くな
り、封止作業性が損なわれる。さらに寸法差D−dが
0.3mmを越えると、ガラスビ−ドの封止線材に対す
る封止形態,電極のガラスバルブへの仮止め性,ガラス
バルブへの封止性が損なわれる。このために、その範囲
を逸脱することは好ましくない。
【0027】尚、本発明は、何ら上記実施例に制約され
ることなく、例えば水銀ディスペンサ−はガラスカプセ
ルに所定量の水銀を封入し、カプセルにニクロム線など
の金属線を巻き付けたり、金属カプセルに所定量の水銀
を封入したりして構成することもできる。又、図6〜図
9に示す工程は、排気装置にセットした状態で行うこと
もできるし、ディスペンサ−をガラスバルブ内に配置す
る際に位置決めを行えばマグネットによる位置規制を省
略することができる。さらには、スリ−ブ状の電極部に
水銀ゲッタ−材を収容することもできる。
ることなく、例えば水銀ディスペンサ−はガラスカプセ
ルに所定量の水銀を封入し、カプセルにニクロム線など
の金属線を巻き付けたり、金属カプセルに所定量の水銀
を封入したりして構成することもできる。又、図6〜図
9に示す工程は、排気装置にセットした状態で行うこと
もできるし、ディスペンサ−をガラスバルブ内に配置す
る際に位置決めを行えばマグネットによる位置規制を省
略することができる。さらには、スリ−ブ状の電極部に
水銀ゲッタ−材を収容することもできる。
【0028】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ガラス
ビ−ドの内径と封止線材の外径との寸法差が0.3mm
以下に設定されたガラスビ−ドにリ−ド線を挿入して封
止が行われる関係で、挿入時における両者の位置関係が
偏心したり、傾斜したりしても好ましい封止形態が得ら
れる。このために、リ−ド線へのガラスビ−ドの封止作
業を能率的に行うことができる上、電極のガラスバルブ
への仮止め性並びにガラスバルブとの封止性をも改善で
きる。特に、ガラスビ−ドの長さが4mm以下で肉厚が
1mm以下の場合には、封止性を一層改善できる。
ビ−ドの内径と封止線材の外径との寸法差が0.3mm
以下に設定されたガラスビ−ドにリ−ド線を挿入して封
止が行われる関係で、挿入時における両者の位置関係が
偏心したり、傾斜したりしても好ましい封止形態が得ら
れる。このために、リ−ド線へのガラスビ−ドの封止作
業を能率的に行うことができる上、電極のガラスバルブ
への仮止め性並びにガラスバルブとの封止性をも改善で
きる。特に、ガラスビ−ドの長さが4mm以下で肉厚が
1mm以下の場合には、封止性を一層改善できる。
【図1】本発明の1実施例を示す側断面図。
【図2】ガラスビ−ドの封止線材への封止前の状態を示
す側断面図。
す側断面図。
【図3】ガラスビ−ドの封止線材への封止方法を説明す
るための側断面図。
るための側断面図。
【図4】図4〜図9は本発明方法を説明するための図で
あって、図4は電極の封止及び仮止め状態を示す側断面
図。
あって、図4は電極の封止及び仮止め状態を示す側断面
図。
【図5】図4の横断面図。
【図6】排気工程を説明するための側断面図。
【図7】ガラスバルブ内の水銀ディスペンサ−の位置規
制工程を説明するための側断面図。
制工程を説明するための側断面図。
【図8】水銀ディスペンサ−の高周波加熱工程を説明す
るための側断面図。
るための側断面図。
【図9】ガラスバルブの不要部分を除去する工程を説明
するための側断面図。
するための側断面図。
【図10】従来の冷陰極蛍光ランプの側断面図。
【図11】ガラスビ−ドの封止線材への封止方法を説明
するための側断面図。
するための側断面図。
【図12】ガラスビ−ドが封止線材に偏心してセットさ
れた状態での封止方法を説明するための側断面図。
れた状態での封止方法を説明するための側断面図。
【図13】ガラスビ−ドが封止線材に傾斜してセットさ
れた状態での封止方法を説明するための側断面図。
れた状態での封止方法を説明するための側断面図。
1 ガラスバルブ 1a 一端 2 発光層 3A,3B 電極 31 リ−ド線 31a インナ−リ−ド 31b 封止線材 31c アウタ−リ−ド 32 電極部 33 ガラスビ−ド 4(1b) 変形部 4A 連通部 5 マウントピン 6 水銀ディスペンサ− 7 排気装置 8 マグネット 9 高周波加熱装置 10 ヒ−タ装置
Claims (5)
- 【請求項1】 封止線材を有するリ−ド線と封止線材を
覆うガラスビ−ドを含む電極をガラスバルブの端部に配
置すると共に、ガラスバルブとガラスビ−ドとを気密に
封止した冷陰極蛍光ランプにおいて、前記ガラスビ−ド
の長さを4.0mm以下,肉厚を1.0mm以下に設定
したことを特徴とする冷陰極蛍光ランプ。 - 【請求項2】 封止線材を有するリ−ド線と封止線材を
覆うガラスビ−ドを含む電極をガラスバルブの端部に配
置し、ガラスバルブとガラスビ−ドとを封止するに先立
って、前記電極を、長さが4.0mm以下で肉厚が1.
0mm以下のガラスビ−ドに封止線材を有するリ−ド線
を挿入し、ガラスビ−ド部分を加熱することによりガラ
スビ−ドを封止線材に気密的に封止して製造することを
特徴とする冷陰極蛍光ランプの製造方法。 - 【請求項3】 前記ガラスビ−ドへのリ−ド線の挿入状
態において、ガラスビ−ドの内径と封止線材の外径との
寸法差を0.3mm以下に設定することを特徴とする請
求項2記載の冷陰極蛍光ランプの製造方法。 - 【請求項4】 前記封止線材の外径が2.0mm以下で
あることを特徴とする請求項2記載の冷陰極蛍光ランプ
の製造方法。 - 【請求項5】 前記ガラスバルブの内径が6.0mm以
下であることを特徴とする請求項2記載の冷陰極蛍光ラ
ンプの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18695095A JPH0935689A (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | 冷陰極蛍光ランプ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18695095A JPH0935689A (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | 冷陰極蛍光ランプ及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0935689A true JPH0935689A (ja) | 1997-02-07 |
Family
ID=16197568
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18695095A Pending JPH0935689A (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | 冷陰極蛍光ランプ及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0935689A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004042765A3 (en) * | 2002-10-31 | 2004-08-12 | Corning Inc | Sealing lighting device component assembly with solder glass preform by using infrared radiation |
KR100478447B1 (ko) * | 2002-05-03 | 2005-03-28 | 주식회사 지엘디 | 외부전극 형광램프 |
KR100603822B1 (ko) * | 2002-08-23 | 2006-07-24 | 주식회사 우영 | 형광램프의 제조방법 및 이를 이용한 형광램프 |
CN100424812C (zh) * | 2003-05-09 | 2008-10-08 | Nec液晶技术株式会社 | 冷阴极管 |
-
1995
- 1995-07-24 JP JP18695095A patent/JPH0935689A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100478447B1 (ko) * | 2002-05-03 | 2005-03-28 | 주식회사 지엘디 | 외부전극 형광램프 |
KR100603822B1 (ko) * | 2002-08-23 | 2006-07-24 | 주식회사 우영 | 형광램프의 제조방법 및 이를 이용한 형광램프 |
WO2004042765A3 (en) * | 2002-10-31 | 2004-08-12 | Corning Inc | Sealing lighting device component assembly with solder glass preform by using infrared radiation |
US7040121B2 (en) | 2002-10-31 | 2006-05-09 | Corning Incorporated | Sealing lighting device component assembly with solder glass preform by using infrared radiation |
CN100424812C (zh) * | 2003-05-09 | 2008-10-08 | Nec液晶技术株式会社 | 冷阴极管 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040217 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040225 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040623 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |