JPH0935689A - 冷陰極蛍光ランプ及びその製造方法 - Google Patents

冷陰極蛍光ランプ及びその製造方法

Info

Publication number
JPH0935689A
JPH0935689A JP18695095A JP18695095A JPH0935689A JP H0935689 A JPH0935689 A JP H0935689A JP 18695095 A JP18695095 A JP 18695095A JP 18695095 A JP18695095 A JP 18695095A JP H0935689 A JPH0935689 A JP H0935689A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass
sealing
glass bead
wire
sealing wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18695095A
Other languages
English (en)
Inventor
Harushige Sugimura
治茂 杉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
Original Assignee
NEC Home Electronics Ltd
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Home Electronics Ltd, Nippon Electric Co Ltd filed Critical NEC Home Electronics Ltd
Priority to JP18695095A priority Critical patent/JPH0935689A/ja
Publication of JPH0935689A publication Critical patent/JPH0935689A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
  • Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガラスビ−ドが封止線材の一部分に接触する
ように偏心した状態でガスバ−ナにて加熱すると、封止
線材に接触していないガラスビ−ド部分は加熱により丸
くなるように収縮しながら封止線材に接触し封止され
る。このために、ガラスビ−ドの封止線材への封止形態
が著しく損なわれるのみならず、電極のガラスバルブへ
の仮止めが不確実になったり、ガラスバルブに対する封
止性も損なわれる。 【解決手段】 長さが4.0mm以下で肉厚が1.0m
m以下のガラスビ−ド33に封止線材31bを有するリ
−ド線31を挿入し、ガラスビ−ド部分を加熱すること
によりガラスビ−ドを封止線材に気密的に封止して電極
32を製造し、この電極をガラスバルブ1の端部に配置
し、ガラスバルブとガラスビ−ドとを封止する。尚、ガ
ラスビ−ド33の内径は封止線材の外径との寸法差が
0.3mm以下となるように設定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は冷陰極蛍光ランプ
及びその製造方法に関し、特に液晶表示装置に適用され
るバックライトユニットの冷陰極蛍光ランプにおいて、
ガラスビ−ドの封止線材への封止形態を改善できる上、
ガラスバルブとの仮止め性を改善できる封止構造並びに
その製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種蛍光ランプは、例えば図1
0に示すように、内面に発光層Aを有するガラスバルブ
Bのそれぞれの端部に電極Cを封止・配置して構成され
ている。特に、電極Cは、インナ−リ−ドC1と封止線
材C2とアウタ−リ−ドC3と封止線材C2を覆うガラ
スビ−ドDとからなるリ−ド線及びインナ−リ−ドC1
に固定された水銀ディスペンサ−Eにて構成されてい
る。尚、この水銀ディスペンサ−Eは、例えばゲッタ−
材としてのジルコニウム−アルミニウム合金及び水銀供
給手段としての水銀−チタニウム合金の粉末をニッケル
などの金属板の表面及び裏面に被着して構成されてい
る。
【0003】この蛍光ランプは、ガラスバルブBの内部
を例えば主成分をネオンとするネオン−アルゴンガスに
置換しガラスバルブBと電極Cのガラスビ−ドDとを封
止した後、高周波加熱装置によって水銀ディスペンサ−
Eを加熱し、それより放出される水銀をガラスバルブ内
空間に供給すると共に、不純ガスをゲッタ−材にて吸着
して完成される。
【0004】このように構成された蛍光ランプは、液晶
表示装置のバックライトユニットに適用した場合、ガラ
スバルブBのバルブ外径が例えば6mm以下と細いこと
もあってランプ輝度が高く、望ましい表示を得ることが
できるという特徴を有する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この蛍光ラ
ンプにおいて、電極Cは、ガラスバルブBとの気密性を
確保するために、リ−ド線の封止線材C2に、封止線材
がコバ−ルの場合には硼・珪酸ガラスなどのガラスビ−
ドDを封止して構成されている。このリ−ド線の封止線
材C2へのガラスビ−ドDの封止は、例えば次のように
行われている。即ち、まず、図11aに示すように、リ
−ド線をマウントピンFに、アウタ−リ−ドC3がマウ
ントピンFの穴に挿入されるように、セットする。この
状態で、図示矢印のようにガスバ−ナにてガラスビ−ド
Dを加熱・軟化させる。次いで、ガラスビ−ドDは若干
収縮しながら同図bに示すように封止線材C2に接触
し、さらに加熱することにより封止線材C2と気密的に
封止される。
【0006】このようにリ−ド線の封止線材C2とガラ
スビ−ドDとが同軸的に配置されている場合には、ガラ
スビ−ドDは封止線材C2に比較的に形態よく確実に気
密封止されるので、この種蛍光ランプを製造する上での
支障は少ないものである。
【0007】しかしながら、量産時において、マウント
ピンFにリ−ド線の封止線材C2とガラスビ−ドDとを
同軸的にセットすることは、通常、封止線材C2の外径
とガラスビ−ドDの内径との寸法差が0.45mm程度
あるために、極めて難しいものである。例えば図12a
に示すように、ガラスビ−ドDが封止線材C2の一部分
に接触するように偏心してセットされた場合には、ガラ
スビ−ドDを図示矢印のようにガスバ−ナにて加熱する
と、同図bに示すように、封止線材C2に接触している
ガラスビ−ド部分は形態よく封止線材C2に封止される
ものの、封止線材C2に接触していないガラスビ−ド部
分は加熱により丸くなるように収縮しながら封止線材C
2に接触し封止される。
【0008】このために、ガラスビ−ドDの封止線材C
2への封止形態が著しく損なわれるのみならず、後述す
る電極のガラスバルブへの仮止めが不確実になったり、
ガラスバルブBに対する封止性も損なわれるという問題
がある。
【0009】又、図13aに示すように、ガラスビ−ド
Dが封止線材C2に対して傾斜してセットされることが
ある。この傾向は、ガラスビ−ドDの長さが短かく、か
つ封止線材C2の外径とガラスビ−ドDの内径の寸法差
が大きい程、顕著に現われる。今、この状態で、図示矢
印のようにガスバ−ナにてガラスビ−ドDを加熱する
と、同図bに示すように、封止線材C2に接触ないし近
接しているガラスビ−ド部分が早く軟化し封止線材C2
に封止される。そして、封止線材C2から離隔されてい
るガラスビ−ド部分は加熱により丸くなるように収縮し
ながら封止線材C2に接触し封止される。
【0010】このために、ガラスビ−ドDの封止線材C
2への封止形態は、図12に示す封止例より一層損なわ
れるのみならず、後述する電極のガラスバルブへの仮止
めがさらに不確実になり易くなったり、ガラスバルブB
に対する封止性も損なわれるという問題がある。
【0011】それ故に、本発明の目的は、簡単な構成に
よりガラスビ−ドの封止線材への封止形態を改善できる
上、電極のガラスバルブへの仮止め性並びにガラスバル
ブとの気密封止性をも改善できる冷陰極蛍光ランプ及び
その製造方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は、上述
の目的を達成するために、封止線材を有するリ−ド線と
封止線材を覆うガラスビ−ドを含む電極をガラスバルブ
の端部に配置すると共に、ガラスバルブとガラスビ−ド
とを気密に封止した冷陰極蛍光ランプにおいて、前記ガ
ラスビ−ドの長さを4.0mm以下,肉厚を1.0mm
以下に設定したものである。
【0013】又、本発明の第2の発明は、封止線材を有
するリ−ド線と封止線材を覆うガラスビ−ドを含む電極
をガラスバルブの端部に配置し、ガラスバルブとガラス
ビ−ドとを封止するに先立って、前記電極を、長さが
4.0mm以下で肉厚が1.0mm以下のガラスビ−ド
に封止線材を有するリ−ド線を挿入し、ガラスビ−ド部
分を加熱することによりガラスビ−ドを封止線材に気密
的に封止して製造することを特徴とし、第3の発明は、
前記ガラスビ−ドへのリ−ド線の挿入状態において、ガ
ラスビ−ドの内径と封止線材の外径との寸法差を0.3
mm以下に設定することを特徴とし、第4の発明は、前
記封止線材の外径が2.0mm以下であることを特徴と
し、さらに第5の発明は、前記ガラスバルブの内径が
6.0mm以下であることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の1実施例について
図1〜図2を参照して説明する。同図において、1は、
バルブ内径が6mm以下例えば3mm程度の硼・珪酸ガ
ラスよりなるガラスバルブであって、それの内面には発
光層2が形成されている。尚、ガラスバルブ1は、鉛ガ
ラス,ソ−ダガラス,低鉛ガラスなども使用できる。こ
の発光層2は、目的に応じて1種類の蛍光体又は複数種
類の蛍光体を混合して形成されている。そして、ガラス
バルブ1の端部1a,1bには、電極3A,3Bが配置
されている。
【0015】この電極3A,3Bは、基本的に同じであ
り、例えばリ−ド線31の先端に筒状の電極部32を電
気的機械的に固定(例えば溶接)すると共にリ−ド線3
1の電極部32に近い部分に硼・珪酸ガラスよりなるガ
ラスビ−ド33を気密封止して構成されている。尚、筒
状の電極部32は、これを省略し後述のインナ−リ−ド
にて代用したり、或いは水銀ディスペンサ−を付設して
代用したりすることもできる。
【0016】上述のリ−ド線31は、基本的にインナ−
リ−ド31a,封止線材31b,アウタ−リ−ド31c
をそれぞれバット溶接(端面溶接)して構成されている
が、別部材を使用することなく全体を同一線材にて構成
したり、適宜のリ−ドを同一線材にて構成したりするこ
ともできる。例えばこのリ−ド線31において、インナ
−リ−ド31a及びアウタ−リ−ド31cにはニッケル
線が、封止線材31bにはコバ−ルがそれぞれ使用され
ているが、適宜に他の材料に変更したりすることもでき
る。特に、封止線材31bの外径dは2.0mm以下例
えば0.4〜1.0mm程度が望ましい。
【0017】又、上記リ−ド線31の封止線材31bに
封止されるガラスビ−ド33は、その内径Dが封止線材
31bの外径との寸法差が0.3mm以下に、長さLが
4.0mm以下に、肉厚tが1.0mm以下になるよう
に設定されている。このガラスビ−ド33は硼・珪酸ガ
ラスにて構成されているが、封止線材31bの材料に応
じて適宜に変更することができる。そして、この蛍光ラ
ンプには、後述する方法により、不活性ガス及び水銀が
所定量充填されている。
【0018】次に、この蛍光ランプの製造方法について
図3〜図9を参照して説明する。まず、図3aに示すよ
うに、リ−ド線31及びガラスビ−ド33をマウントピ
ン5にセットする。尚、ガラスビ−ド33の内径は封止
線材31bの外径との寸法差が0.3mm以下であり、
長さは4.0mm以下、肉厚は1.0mm以下に設定さ
れている。次に、図示矢印のように、ガスバ−ナにてガ
ラスビ−ド33を加熱することによりガラスビ−ド33
は封止線材31bに封止される。次に、これのインナ−
リ−ド31aに電極部32を固定する。これにより、電
極3A,3Bが組み立てられる。
【0019】次に、図4に示すように、内面に発光層2
を有するガラスバルブ1の一端1aに一方の電極3Aを
位置させる。そして、ガラスバルブ1の端部1aを加熱
し、ガラスバルブ1とガラスビ−ド33とを気密に封止
すると共に、他方の電極3Bをガラスバルブ1内に、そ
れの他端1cから所定部分(1b)まで挿入・配置す
る。そして、ガラスバルブ1の1b部分を部分的に加熱
・変形(4)させることにより、他方の電極3Bをガラ
スバルブ1に仮止めする。具体的には、他方の電極3B
のガラスビ−ド33とガラスバルブ1とを部分的に融着
することによって仮止めされる。従って、図4の横断面
である図5に示すように、変形部4以外の部分には、連
通部4Aが形成されている。
【0020】次に、図6に示すように、このガラスバル
ブ1内に水銀ディスペンサ−6を挿入・配置する。尚、
このディスペンサ−6は例えばニッケル板の表面にジル
コニウム−アルミニウム合金よりなるゲッタ−材を、裏
面に水銀−チタニウム合金よりなる水銀合金をそれぞれ
被着して構成されているが、ゲッタ−材と水銀合金の粉
末を混合してニッケル板に被着して構成することもでき
る。そして、このガラスバルブ1を排気装置7のヘッド
にセットすると共に、排気装置7を駆動させる。する
と、ガラスバルブ1の内部の空気,不純ガスなどが上述
の連通部4Aなどを介して排出される。尚、この際に、
ガラスバルブ1(電極,水銀ディスペンサ−を含む)を
適度に加熱すれば、効果的に脱ガス処理を行うことがで
きる。次いで、排気装置7からガラスバルブ1内に不活
性ガス例えばネオンガスを主体とするネオン−アルゴン
ガスを60〜70Torrの圧力となるように充填す
る。
【0021】次に、図7に示すように、ガラスバルブ1
の他端1cを封止し、排気装置7から取り外す。そし
て、マグネット8を図示点線位置から実線位置まで移動
させる。これによって、水銀ディスペンサ−6は、所定
の部分に位置規制される。 次に、図8に示すように、
水銀ディスペンサ−56位置する部分に高周波加熱装置
9及びヒ−タ装置10をセットすると共に、駆動させ
る。すると、水銀ディスペンサ−6は例えば800〜9
00℃に加熱され、水銀合金が分解されて瞬間的に水銀
が蒸気の状態で放出され、電極3Bの連通部4Aを介し
てバルブ内空間に供給される。これと同時に、ディスペ
ンサ−6を構成する金属部材から不純ガスも放出される
が、ディスペンサ−6のゲッタ−材にて吸着される。
又、この際に、ヒ−タ装置10によってディスペンサ−
6の収容されているガラスバルブ部分も加熱されている
ために、ディスペンサ−6から放出された水銀は電極3
A,3B間に対応するガラスバルブ内空間に確実に供給
される。特に、電極3A,3B間のガラスバルブ部分を
冷却すれば、ディスペンサ−6の収容されているガラス
バルブ部分への水銀の凝縮をほぼ皆無にできる。 次
に、ガラスバルブ1の変形部4を再度バ−ナなどにて加
熱し、電極3Bのガラスビ−ド33とこれに対向するガ
ラスバルブ1とを全周に亘って封止する。と同時に、図
9に示すように、ガラスバルブ1の他端部分(水銀ディ
スペンサ−6の位置するガラスバルブ部分)を除去(切
離)して冷陰極蛍光ランプの製造を完了する。
【0022】本発明者は、外径が0.6mmのコバ−ル
よりなる封止線材を有するリ−ド線に硼・珪酸ガラスよ
りなるガラスビ−ドを封止し、かつインナ−リ−ド部分
に筒状の電極部を固定してなる電極を、バルブ内径が3
mm,長さが270mmのガラスバルブの端部に配置・
封止して上述の製造方法にて冷陰極蛍光ランプを製造
し、ガラスビ−ドの肉厚t,長さL,封止線材の外径d
とガラスビ−ドの内径との寸法差D−dと各種特性との
関係について検討したところ、表1に示す結果が得られ
た。
【0023】
【表1】
【0024】この結果によれば、ランプNO1,NO
2,NO4,NO5,NO7,NO9,NO10,NO
12,NO13のランプは、ガラスビ−ドの肉厚tが
0.8〜1.0mmの範囲で、長さLが2.5〜5.0
mmの範囲で、封止線材の外径dとガラスビ−ドの内径
Dとの寸法差D−dが0.25〜0.3mmの範囲でガ
ラスビ−ドの封止線材に対する封止形態,電極のガラス
バルブへの仮止め性,ガラスバルブへの封止性に優れて
おり、その他のランプは実用に供し得ない。しかしなが
ら、ランプNO7のランプは、ガラスビ−ドの長さLが
5.0mmであるにも拘らず、封止特性の面では優れて
いるが、ガラスビ−ドが長くなることによって電極部の
固定位置がバルブ端部より離隔させなければならなくな
るために、ランプの明るさ(輝度)が低下するという問
題もあり、4.0mmを越えることは好ましくない。
【0025】従って、封止線材の外径とガラスビ−ドの
内径との寸法差は0.3mm以下が、ガラスビ−ドの長
さは4.0mm以下が、ガラスビ−ドの肉厚は1.0m
m以下が好ましいものである。特に、この範囲に設定さ
れていると、図3a,bに示すように、封止線材に対し
てガラスビ−ドが偏心したり、或いは傾斜したりしても
良好な封止形態が得られる。
【0026】しかしながら、長さLが4.0mmを越え
ると、輝度が低下するのみならず、封止線材への封止時
にガラスビ−ドがダンゴ状になり易く封止線材への封止
形態が損なわれ易くなる。又、肉厚tが1.0mmを越
えると、ガラスビ−ドの封止線材への封止時間が長くな
り、封止作業性が損なわれる。さらに寸法差D−dが
0.3mmを越えると、ガラスビ−ドの封止線材に対す
る封止形態,電極のガラスバルブへの仮止め性,ガラス
バルブへの封止性が損なわれる。このために、その範囲
を逸脱することは好ましくない。
【0027】尚、本発明は、何ら上記実施例に制約され
ることなく、例えば水銀ディスペンサ−はガラスカプセ
ルに所定量の水銀を封入し、カプセルにニクロム線など
の金属線を巻き付けたり、金属カプセルに所定量の水銀
を封入したりして構成することもできる。又、図6〜図
9に示す工程は、排気装置にセットした状態で行うこと
もできるし、ディスペンサ−をガラスバルブ内に配置す
る際に位置決めを行えばマグネットによる位置規制を省
略することができる。さらには、スリ−ブ状の電極部に
水銀ゲッタ−材を収容することもできる。
【0028】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ガラス
ビ−ドの内径と封止線材の外径との寸法差が0.3mm
以下に設定されたガラスビ−ドにリ−ド線を挿入して封
止が行われる関係で、挿入時における両者の位置関係が
偏心したり、傾斜したりしても好ましい封止形態が得ら
れる。このために、リ−ド線へのガラスビ−ドの封止作
業を能率的に行うことができる上、電極のガラスバルブ
への仮止め性並びにガラスバルブとの封止性をも改善で
きる。特に、ガラスビ−ドの長さが4mm以下で肉厚が
1mm以下の場合には、封止性を一層改善できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示す側断面図。
【図2】ガラスビ−ドの封止線材への封止前の状態を示
す側断面図。
【図3】ガラスビ−ドの封止線材への封止方法を説明す
るための側断面図。
【図4】図4〜図9は本発明方法を説明するための図で
あって、図4は電極の封止及び仮止め状態を示す側断面
図。
【図5】図4の横断面図。
【図6】排気工程を説明するための側断面図。
【図7】ガラスバルブ内の水銀ディスペンサ−の位置規
制工程を説明するための側断面図。
【図8】水銀ディスペンサ−の高周波加熱工程を説明す
るための側断面図。
【図9】ガラスバルブの不要部分を除去する工程を説明
するための側断面図。
【図10】従来の冷陰極蛍光ランプの側断面図。
【図11】ガラスビ−ドの封止線材への封止方法を説明
するための側断面図。
【図12】ガラスビ−ドが封止線材に偏心してセットさ
れた状態での封止方法を説明するための側断面図。
【図13】ガラスビ−ドが封止線材に傾斜してセットさ
れた状態での封止方法を説明するための側断面図。
【符号の説明】
1 ガラスバルブ 1a 一端 2 発光層 3A,3B 電極 31 リ−ド線 31a インナ−リ−ド 31b 封止線材 31c アウタ−リ−ド 32 電極部 33 ガラスビ−ド 4(1b) 変形部 4A 連通部 5 マウントピン 6 水銀ディスペンサ− 7 排気装置 8 マグネット 9 高周波加熱装置 10 ヒ−タ装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 封止線材を有するリ−ド線と封止線材を
    覆うガラスビ−ドを含む電極をガラスバルブの端部に配
    置すると共に、ガラスバルブとガラスビ−ドとを気密に
    封止した冷陰極蛍光ランプにおいて、前記ガラスビ−ド
    の長さを4.0mm以下,肉厚を1.0mm以下に設定
    したことを特徴とする冷陰極蛍光ランプ。
  2. 【請求項2】 封止線材を有するリ−ド線と封止線材を
    覆うガラスビ−ドを含む電極をガラスバルブの端部に配
    置し、ガラスバルブとガラスビ−ドとを封止するに先立
    って、前記電極を、長さが4.0mm以下で肉厚が1.
    0mm以下のガラスビ−ドに封止線材を有するリ−ド線
    を挿入し、ガラスビ−ド部分を加熱することによりガラ
    スビ−ドを封止線材に気密的に封止して製造することを
    特徴とする冷陰極蛍光ランプの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記ガラスビ−ドへのリ−ド線の挿入状
    態において、ガラスビ−ドの内径と封止線材の外径との
    寸法差を0.3mm以下に設定することを特徴とする請
    求項2記載の冷陰極蛍光ランプの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記封止線材の外径が2.0mm以下で
    あることを特徴とする請求項2記載の冷陰極蛍光ランプ
    の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記ガラスバルブの内径が6.0mm以
    下であることを特徴とする請求項2記載の冷陰極蛍光ラ
    ンプの製造方法。
JP18695095A 1995-07-24 1995-07-24 冷陰極蛍光ランプ及びその製造方法 Pending JPH0935689A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18695095A JPH0935689A (ja) 1995-07-24 1995-07-24 冷陰極蛍光ランプ及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18695095A JPH0935689A (ja) 1995-07-24 1995-07-24 冷陰極蛍光ランプ及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0935689A true JPH0935689A (ja) 1997-02-07

Family

ID=16197568

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18695095A Pending JPH0935689A (ja) 1995-07-24 1995-07-24 冷陰極蛍光ランプ及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0935689A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004042765A3 (en) * 2002-10-31 2004-08-12 Corning Inc Sealing lighting device component assembly with solder glass preform by using infrared radiation
KR100478447B1 (ko) * 2002-05-03 2005-03-28 주식회사 지엘디 외부전극 형광램프
KR100603822B1 (ko) * 2002-08-23 2006-07-24 주식회사 우영 형광램프의 제조방법 및 이를 이용한 형광램프
CN100424812C (zh) * 2003-05-09 2008-10-08 Nec液晶技术株式会社 冷阴极管

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100478447B1 (ko) * 2002-05-03 2005-03-28 주식회사 지엘디 외부전극 형광램프
KR100603822B1 (ko) * 2002-08-23 2006-07-24 주식회사 우영 형광램프의 제조방법 및 이를 이용한 형광램프
WO2004042765A3 (en) * 2002-10-31 2004-08-12 Corning Inc Sealing lighting device component assembly with solder glass preform by using infrared radiation
US7040121B2 (en) 2002-10-31 2006-05-09 Corning Incorporated Sealing lighting device component assembly with solder glass preform by using infrared radiation
CN100424812C (zh) * 2003-05-09 2008-10-08 Nec液晶技术株式会社 冷阴极管

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5438343A (en) Gas discharge displays and methodology for fabricating same by micromachining technology
US7901264B2 (en) Process for producing double helical glass tube, light-emitting tube for fluorescent lamp, and fluorescent lamp
EP1298704B1 (en) Cold cathode fluorescent lamp with a double-tube construction
JPH0935689A (ja) 冷陰極蛍光ランプ及びその製造方法
JP2005116279A (ja) 蛍光ランプ用導入線及びその製造方法、冷陰極蛍光ランプ
JP3436283B2 (ja) 蛍光ランプの製造方法
JPH08273614A (ja) 冷陰極蛍光ランプ及びその製造方法
EP0181398B1 (en) Low-pressure discharge lamp
JPH08241693A (ja) 冷陰極蛍光ランプ及びその製造方法
JP2006286448A (ja) 外部電極型蛍光ランプ、バックライトユニット及び外部電極型蛍光ランプの製造方法
JP2751706B2 (ja) 無電極放電ランプの製造方法
JP3032799B2 (ja) 希ガス放電灯及びその製造方法
JPH08273592A (ja) 冷陰極蛍光ランプ
JPH08250070A (ja) 冷陰極蛍光ランプ及びその製造方法
JP2005183267A (ja) ランプ
JP2871499B2 (ja) 冷陰極蛍光ランプの製造方法
JP2002523870A (ja) 小型蛍光灯用チャネル付ガラス物品
JPH0935685A (ja) 冷陰極蛍光ランプ及びその製造方法
JPH08236072A (ja) 冷陰極蛍光ランプ及びその製造方法
JP2003151438A (ja) 放電灯の製造方法
JP3525782B2 (ja) 二重管式放電管及びその製造方法
JP2668831B2 (ja) ミニチュアランプの製造方法
JP3402465B2 (ja) 放電管の製造法
JPH02288060A (ja) 片口金偏平放電管
JPH06251746A (ja) 冷陰極低圧放電灯

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040225

A02 Decision of refusal

Effective date: 20040623

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02