JPH0935685A - 冷陰極蛍光ランプ及びその製造方法 - Google Patents
冷陰極蛍光ランプ及びその製造方法Info
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- JPH0935685A JPH0935685A JP18695895A JP18695895A JPH0935685A JP H0935685 A JPH0935685 A JP H0935685A JP 18695895 A JP18695895 A JP 18695895A JP 18695895 A JP18695895 A JP 18695895A JP H0935685 A JPH0935685 A JP H0935685A
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- glass bulb
- fluorescent lamp
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- Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 バルブ径の細径化に伴って水銀ディスペンサ
−が小形化されると、当然のことながら、電極部として
機能する電極面積も減少することになる。このために、
電極部の単位面積当りのランプ電流が増大してしまい、
ランプ端部が電極部からの飛散物質などにより点灯後早
い時点に黒化し、外観状態が著しく損なわれるのみなら
ず、輝度も低下する。 【解決手段】 内面に発光層2を有するガラスバルブ1
の端部に、リ−ド線31のインナ−リ−ド部分に電極部
32を接続してなる電極3A,3Bを備えた冷陰極蛍光
ランプにおいて、前記電極部3A,3Bは、それの総表
面積を1mm2 当りのランプ電流が0.4mA以下になる
ように設定して構成した。
−が小形化されると、当然のことながら、電極部として
機能する電極面積も減少することになる。このために、
電極部の単位面積当りのランプ電流が増大してしまい、
ランプ端部が電極部からの飛散物質などにより点灯後早
い時点に黒化し、外観状態が著しく損なわれるのみなら
ず、輝度も低下する。 【解決手段】 内面に発光層2を有するガラスバルブ1
の端部に、リ−ド線31のインナ−リ−ド部分に電極部
32を接続してなる電極3A,3Bを備えた冷陰極蛍光
ランプにおいて、前記電極部3A,3Bは、それの総表
面積を1mm2 当りのランプ電流が0.4mA以下になる
ように設定して構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は冷陰極蛍光ランプ
及びその製造方法に関し、特に液晶表示装置に適用され
るバックライトユニットにおける冷陰極蛍光ランプにお
いて、バルブ端部の輝度低下並びに外観状態を改善でき
る電極構造並びにその製造方法に関する。
及びその製造方法に関し、特に液晶表示装置に適用され
るバックライトユニットにおける冷陰極蛍光ランプにお
いて、バルブ端部の輝度低下並びに外観状態を改善でき
る電極構造並びにその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種蛍光ランプは、例えば図9
に示すように、内面に発光層Aを有するガラスバルブB
のそれぞれの端部に電極C,Cを封止・配置して構成さ
れている。特に、電極Cは、インナ−リ−ドC1,封止
線材C2,アウタ−リ−ドC3とからなるリ−ド線と、
封止線材C2を覆うガラスビ−ドDと、リ−ド線のイン
ナ−リ−ドC1に固定された水銀ディスペンサ−Eとか
ら構成されている。尚、この水銀ディスペンサ−Eは、
例えばゲッタ−材としてのジルコニウム−アルミニウム
合金と水銀供給手段としての水銀−チタニウム合金の粉
末を単独もしくは混合状態でニッケルなどの金属板の表
面及び裏面に被着して構成されている。
に示すように、内面に発光層Aを有するガラスバルブB
のそれぞれの端部に電極C,Cを封止・配置して構成さ
れている。特に、電極Cは、インナ−リ−ドC1,封止
線材C2,アウタ−リ−ドC3とからなるリ−ド線と、
封止線材C2を覆うガラスビ−ドDと、リ−ド線のイン
ナ−リ−ドC1に固定された水銀ディスペンサ−Eとか
ら構成されている。尚、この水銀ディスペンサ−Eは、
例えばゲッタ−材としてのジルコニウム−アルミニウム
合金と水銀供給手段としての水銀−チタニウム合金の粉
末を単独もしくは混合状態でニッケルなどの金属板の表
面及び裏面に被着して構成されている。
【0003】この蛍光ランプは、ガラスバルブBの内部
を例えば主成分をネオンとするネオン−アルゴンガスに
置換した後、高周波加熱装置によって水銀ディスペンサ
−Eを加熱し、それより放出される水銀をガラスバルブ
内空間に供給すると共に、不純ガスをゲッタ−材にて吸
着して完成される。
を例えば主成分をネオンとするネオン−アルゴンガスに
置換した後、高周波加熱装置によって水銀ディスペンサ
−Eを加熱し、それより放出される水銀をガラスバルブ
内空間に供給すると共に、不純ガスをゲッタ−材にて吸
着して完成される。
【0004】このように構成された蛍光ランプは、液晶
表示装置のバックライトユニットに適用した場合、一般
の業務用蛍光ランプに比べてガラスバルブBのバルブ内
径が格段に細いこともあってランプ輝度が高く、望まし
い表示を得ることができるという特徴を有する。
表示装置のバックライトユニットに適用した場合、一般
の業務用蛍光ランプに比べてガラスバルブBのバルブ内
径が格段に細いこともあってランプ輝度が高く、望まし
い表示を得ることができるという特徴を有する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近時、この種蛍光ラン
プは、液晶表示ユニットの高精細化のために、ランプ輝
度の高輝度化が要求されている。この要求に対応するた
めに、バルブ径が細径化される傾向にあり、その内径も
例えば6mm以下に設定されるようになっている。これ
に伴って、水銀ディスペンサ−Eもガラスバルブ内に配
置できるように小さくしなければならない。
プは、液晶表示ユニットの高精細化のために、ランプ輝
度の高輝度化が要求されている。この要求に対応するた
めに、バルブ径が細径化される傾向にあり、その内径も
例えば6mm以下に設定されるようになっている。これ
に伴って、水銀ディスペンサ−Eもガラスバルブ内に配
置できるように小さくしなければならない。
【0006】ところで、この蛍光ランプは、点灯時に、
水銀ディスペンサ−Eが電極部(放電電極)として機能
しているのであるが、実際に電極部として機能している
部分は水銀供給手段及びゲッタ−材の被着されていない
部分と推測される。従って、上述のようにバルブ径の細
径化に伴って水銀ディスペンサ−Eが小形化されると、
当然のことながら、電極部として機能する電極面積も減
少することになる。このために、電極部の単位面積当り
のランプ電流が増大してしまい、ランプ端部が電極部か
らの飛散物質などにより点灯後早い時点に黒化し、外観
状態が著しく損なわれるのみならず、輝度も低下すると
いう問題がある。
水銀ディスペンサ−Eが電極部(放電電極)として機能
しているのであるが、実際に電極部として機能している
部分は水銀供給手段及びゲッタ−材の被着されていない
部分と推測される。従って、上述のようにバルブ径の細
径化に伴って水銀ディスペンサ−Eが小形化されると、
当然のことながら、電極部として機能する電極面積も減
少することになる。このために、電極部の単位面積当り
のランプ電流が増大してしまい、ランプ端部が電極部か
らの飛散物質などにより点灯後早い時点に黒化し、外観
状態が著しく損なわれるのみならず、輝度も低下すると
いう問題がある。
【0007】かといって、電極部として機能する電極面
積が確保できるように水銀ディスペンサ−Eのサイズを
大きくすると、水銀ディスペンサ−Eを含む電極Cをガ
ラスバルブ内に配置しにくくなる。仮に配置できたとし
ても、水銀ディスペンサ−EがガラスバルブBの内面に
極端に接近するために、点灯時にそれの陰影がバルブ端
部に投影されてしまい、外観特性が損なわれるのみなら
ず、バルブ端部の輝度が極端に低下してしまう。このた
めに、液晶表示ユニットの輝度分布を適正に保ち得なく
なるという問題が生じる。
積が確保できるように水銀ディスペンサ−Eのサイズを
大きくすると、水銀ディスペンサ−Eを含む電極Cをガ
ラスバルブ内に配置しにくくなる。仮に配置できたとし
ても、水銀ディスペンサ−EがガラスバルブBの内面に
極端に接近するために、点灯時にそれの陰影がバルブ端
部に投影されてしまい、外観特性が損なわれるのみなら
ず、バルブ端部の輝度が極端に低下してしまう。このた
めに、液晶表示ユニットの輝度分布を適正に保ち得なく
なるという問題が生じる。
【0008】それ故に、本発明の目的は、比較的簡単な
構成によってバルブ径が細径化されても十分な電極面積
を確保でき、ランプ端部における輝度並びに外観特性を
改善することのできる冷陰極蛍光ランプを提供すること
にある。
構成によってバルブ径が細径化されても十分な電極面積
を確保でき、ランプ端部における輝度並びに外観特性を
改善することのできる冷陰極蛍光ランプを提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は、上述
の目的を達成するために、内面に発光層を有するガラス
バルブの端部に、リ−ド線のインナ−リ−ド部分に電極
部を接続してなる電極を備えた冷陰極蛍光ランプにおい
て、前記電極部は、それの総表面積を1mm2 当りのラン
プ電流が0.4mA以下になるように設定して構成した
ものであり、本発明の第2の発明は、前記電極部の外径
(又は幅)をガラスバルブの内径の50〜80%の範囲
に設定したものであり、第3の発明は、前記電極部の長
さを8mm以下に設定したことを特徴とし、第4の発明
は、前記ガラスバルブの内径を6mm以下に設定したこ
とを特徴とする。
の目的を達成するために、内面に発光層を有するガラス
バルブの端部に、リ−ド線のインナ−リ−ド部分に電極
部を接続してなる電極を備えた冷陰極蛍光ランプにおい
て、前記電極部は、それの総表面積を1mm2 当りのラン
プ電流が0.4mA以下になるように設定して構成した
ものであり、本発明の第2の発明は、前記電極部の外径
(又は幅)をガラスバルブの内径の50〜80%の範囲
に設定したものであり、第3の発明は、前記電極部の長
さを8mm以下に設定したことを特徴とし、第4の発明
は、前記ガラスバルブの内径を6mm以下に設定したこ
とを特徴とする。
【0010】又、本発明の第5の発明は、インナ−リ−
ド,封止線材,アウタ−リ−ドを有するリ−ド線と封止
線材を覆うガラスビ−ドとインナ−リ−ドに配置した電
極部とを含む第1,第2の電極のうち、第1の電極をガ
ラスバルブの一端に封止する工程と、ガラスバルブの他
端より内方の所定部分に第2の電極を配置する工程と、
ガラスバルブ内に、それの他端と第2の電極との間に水
銀ディスペンサ−を配置する工程と、ガラスバルブ内を
不活性ガスに置換する工程と、水銀ディスペンサ−から
ガラスバルブ内空間に所定量の水銀を供給する工程と、
第2の電極をガラスバルブに封止すると共に、他端部分
を除去する工程とを具備し、前記電極部は、それの総表
面積を1mm2 当りのランプ電流が0.4mA以下になる
ように設定することを特徴とする。
ド,封止線材,アウタ−リ−ドを有するリ−ド線と封止
線材を覆うガラスビ−ドとインナ−リ−ドに配置した電
極部とを含む第1,第2の電極のうち、第1の電極をガ
ラスバルブの一端に封止する工程と、ガラスバルブの他
端より内方の所定部分に第2の電極を配置する工程と、
ガラスバルブ内に、それの他端と第2の電極との間に水
銀ディスペンサ−を配置する工程と、ガラスバルブ内を
不活性ガスに置換する工程と、水銀ディスペンサ−から
ガラスバルブ内空間に所定量の水銀を供給する工程と、
第2の電極をガラスバルブに封止すると共に、他端部分
を除去する工程とを具備し、前記電極部は、それの総表
面積を1mm2 当りのランプ電流が0.4mA以下になる
ように設定することを特徴とする。
【0011】さらに、本発明の第6の発明は、インナ−
リ−ド,封止線材,アウタ−リ−ドを有するリ−ド線と
封止線材を覆うガラスビ−ドとインナ−リ−ドに配置し
た電極部とを含む第1,第2の電極のうち、第1の電極
をガラスバルブの一端に封止する工程と、ガラスバルブ
の他端より内方の所定部分に第2の電極を配置する工程
と、ガラスバルブ内を不活性ガスに置換する工程と、ガ
ラスバルブ内に所定量の水銀を供給する工程と、第2の
電極をガラスバルブに封止すると共に、他端部分を除去
する工程とを具備し、前記電極部は、それの総表面積を
1mm2 当りのランプ電流が0.4mA以下になるように
設定することを特徴とする。
リ−ド,封止線材,アウタ−リ−ドを有するリ−ド線と
封止線材を覆うガラスビ−ドとインナ−リ−ドに配置し
た電極部とを含む第1,第2の電極のうち、第1の電極
をガラスバルブの一端に封止する工程と、ガラスバルブ
の他端より内方の所定部分に第2の電極を配置する工程
と、ガラスバルブ内を不活性ガスに置換する工程と、ガ
ラスバルブ内に所定量の水銀を供給する工程と、第2の
電極をガラスバルブに封止すると共に、他端部分を除去
する工程とを具備し、前記電極部は、それの総表面積を
1mm2 当りのランプ電流が0.4mA以下になるように
設定することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の1実施例について
図1を参照して説明する。同図において、1は、バルブ
内径が6mm以下例えば2.5mm程度の硼・珪酸ガラ
スよりなるガラスバルブであって、それの内面には発光
層2が形成されている。尚、ガラスバルブ1は、鉛ガラ
ス,ソ−ダガラス,低鉛ガラスなども使用できる。この
発光層2は、目的に応じて1種類の蛍光体又は複数種類
の蛍光体を混合して形成されている。そして、ガラスバ
ルブ1の端部1a,1bには、電極3A,3Bが配置さ
れている。
図1を参照して説明する。同図において、1は、バルブ
内径が6mm以下例えば2.5mm程度の硼・珪酸ガラ
スよりなるガラスバルブであって、それの内面には発光
層2が形成されている。尚、ガラスバルブ1は、鉛ガラ
ス,ソ−ダガラス,低鉛ガラスなども使用できる。この
発光層2は、目的に応じて1種類の蛍光体又は複数種類
の蛍光体を混合して形成されている。そして、ガラスバ
ルブ1の端部1a,1bには、電極3A,3Bが配置さ
れている。
【0013】この電極3A,3Bは、基本的に同じであ
り、例えばリ−ド線31の先端に筒状の電極部32を電
気的機械的に固定(例えば溶接)すると共にリ−ド線3
1の電極部32に近い部分に硼・珪酸ガラスよりなるガ
ラスビ−ド33を気密封止して構成されている。尚、こ
の電極部32は、両端に開口を有する筒状の他、一方の
開口が塞がれている有底筒形などの筒形などに構成する
こともできる。特に、電極部32は、その総表面積を1
mm2 当りのランプ電流が0.4mA以下になるように設
計されている。又、それの長さは8mm以下に、外径は
バルブ内径の50〜80%の範囲にそれぞれ設定されて
いる。尚、電極部32の外径は、それの形態が後述する
ように円形以外の場合には最大寸法の幅などの長さをも
ってこれに代えるものとする。
り、例えばリ−ド線31の先端に筒状の電極部32を電
気的機械的に固定(例えば溶接)すると共にリ−ド線3
1の電極部32に近い部分に硼・珪酸ガラスよりなるガ
ラスビ−ド33を気密封止して構成されている。尚、こ
の電極部32は、両端に開口を有する筒状の他、一方の
開口が塞がれている有底筒形などの筒形などに構成する
こともできる。特に、電極部32は、その総表面積を1
mm2 当りのランプ電流が0.4mA以下になるように設
計されている。又、それの長さは8mm以下に、外径は
バルブ内径の50〜80%の範囲にそれぞれ設定されて
いる。尚、電極部32の外径は、それの形態が後述する
ように円形以外の場合には最大寸法の幅などの長さをも
ってこれに代えるものとする。
【0014】上述のリ−ド線31は、基本的にインナ−
リ−ド31a,封止線材31b,アウタ−リ−ド31c
をそれぞれバット溶接(端面溶接)して構成されている
が、別部材を使用することなく全体を同一線材にて構成
したり、適宜のリ−ドを同一線材にて構成したりするこ
ともできる。例えばこのリ−ド線31において、インナ
−リ−ド31a及びアウタ−リ−−ド31cにはニッケ
ル線が、封止線材31bにはコバ−ルがそれぞれ使用さ
れているが、適宜に他の材料に変更したりすることもで
きる。尚、図示では、それぞれのリ−ドの外径が異なる
ように構成されているが、全体を同一外径にしたり、適
宜のリ−ドを同一径にしたりすることもできる。そし
て、この蛍光ランプは、後述する方法により、不活性ガ
ス及び水銀が所定量充填されている。
リ−ド31a,封止線材31b,アウタ−リ−ド31c
をそれぞれバット溶接(端面溶接)して構成されている
が、別部材を使用することなく全体を同一線材にて構成
したり、適宜のリ−ドを同一線材にて構成したりするこ
ともできる。例えばこのリ−ド線31において、インナ
−リ−ド31a及びアウタ−リ−−ド31cにはニッケ
ル線が、封止線材31bにはコバ−ルがそれぞれ使用さ
れているが、適宜に他の材料に変更したりすることもで
きる。尚、図示では、それぞれのリ−ドの外径が異なる
ように構成されているが、全体を同一外径にしたり、適
宜のリ−ドを同一径にしたりすることもできる。そし
て、この蛍光ランプは、後述する方法により、不活性ガ
ス及び水銀が所定量充填されている。
【0015】図2は、本発明にかかる電極部のそれぞれ
異なった実施例を示すものである。同図aは電極部32
Aの形態を矩形筒状に構成したものであり、同図bは電
極部32Bの形態を渦巻き状に構成したものである。
又、同図cに示す電極部32Dは例えばニッケルなどの
金属粉末を円柱状に焼結したものであり、同図eに示す
電極部32Eは角柱状に焼結したものである。いずれの
電極部も、その総表面積は1mm2 当りのランプ電流が
0.4mA以下になるように設定して構成されている。
その上、これらの電極部の外径はバルブ内径の50〜8
0%の範囲に、全長は8mm以下にそれぞれ設定されて
いる。
異なった実施例を示すものである。同図aは電極部32
Aの形態を矩形筒状に構成したものであり、同図bは電
極部32Bの形態を渦巻き状に構成したものである。
又、同図cに示す電極部32Dは例えばニッケルなどの
金属粉末を円柱状に焼結したものであり、同図eに示す
電極部32Eは角柱状に焼結したものである。いずれの
電極部も、その総表面積は1mm2 当りのランプ電流が
0.4mA以下になるように設定して構成されている。
その上、これらの電極部の外径はバルブ内径の50〜8
0%の範囲に、全長は8mm以下にそれぞれ設定されて
いる。
【0016】次に、この蛍光ランプの製造方法について
図3〜図8を参照して説明する。まず、図3に示すよう
に、内面に発光層2を有するガラスバルブ1の一端1a
に一方の電極3Aを封止すると共に、他方の電極3Bを
ガラスバルブ1内に、それの他端1cから所定部分(1
b)まで挿入する。そして、ガラスバルブ1の1b部分
を部分的に加熱・変形(4)させることにより、他方の
電極3Bをガラスバルブ1に仮止めする。具体的には、
他方の電極3Bのガラスビ−ド33とガラスバルブ1と
を部分的に融着することによって仮止めされる。従っ
て、図3の横断面である図4に示すように、変形部4以
外の部分には、連通部4Aが形成されている。
図3〜図8を参照して説明する。まず、図3に示すよう
に、内面に発光層2を有するガラスバルブ1の一端1a
に一方の電極3Aを封止すると共に、他方の電極3Bを
ガラスバルブ1内に、それの他端1cから所定部分(1
b)まで挿入する。そして、ガラスバルブ1の1b部分
を部分的に加熱・変形(4)させることにより、他方の
電極3Bをガラスバルブ1に仮止めする。具体的には、
他方の電極3Bのガラスビ−ド33とガラスバルブ1と
を部分的に融着することによって仮止めされる。従っ
て、図3の横断面である図4に示すように、変形部4以
外の部分には、連通部4Aが形成されている。
【0017】次に、図5に示すように、このガラスバル
ブ1内に水銀ディスペンサ−5を挿入・配置する。尚、
この水銀ディスペンサ−5は、例えばニッケル板の表面
にジルコニウム−アルミニウム合金よりなるゲッタ−材
を、裏面に水銀−チタニウム合金よりなる水銀合金(水
銀供給手段)をそれぞれ被着して構成されているが、そ
れぞれのゲッタ−材及び水銀合金を粉末状にして混合
し、ニッケル板に被着して構成することもできる。そし
て、このガラスバルブ1を排気装置6のヘッドにセット
すると共に、排気装置6を駆動させる。すると、ガラス
バルブ1の内部の空気,不純ガスなどが上述の連通部4
Aを介して排出される。尚、この際に、ガラスバルブ1
(電極,水銀ディスペンサ−を含む)を適度に加熱すれ
ば、効果的に脱ガス処理を行うことができる。次いで、
排気装置6からガラスバルブ1内に不活性ガス例えばネ
オンガスを主体とするネオン−アルゴンガスを60〜7
0Torrの圧力となるように充填する。
ブ1内に水銀ディスペンサ−5を挿入・配置する。尚、
この水銀ディスペンサ−5は、例えばニッケル板の表面
にジルコニウム−アルミニウム合金よりなるゲッタ−材
を、裏面に水銀−チタニウム合金よりなる水銀合金(水
銀供給手段)をそれぞれ被着して構成されているが、そ
れぞれのゲッタ−材及び水銀合金を粉末状にして混合
し、ニッケル板に被着して構成することもできる。そし
て、このガラスバルブ1を排気装置6のヘッドにセット
すると共に、排気装置6を駆動させる。すると、ガラス
バルブ1の内部の空気,不純ガスなどが上述の連通部4
Aを介して排出される。尚、この際に、ガラスバルブ1
(電極,水銀ディスペンサ−を含む)を適度に加熱すれ
ば、効果的に脱ガス処理を行うことができる。次いで、
排気装置6からガラスバルブ1内に不活性ガス例えばネ
オンガスを主体とするネオン−アルゴンガスを60〜7
0Torrの圧力となるように充填する。
【0018】次に、図6に示すように、ガラスバルブ1
の他端1cを封止し、排気装置6から取り外す。そし
て、マグネット7を図示点線の部分から実線位置まで移
動させる。これによって、水銀ディスペンサ−5は、所
定の部分に位置規制される。
の他端1cを封止し、排気装置6から取り外す。そし
て、マグネット7を図示点線の部分から実線位置まで移
動させる。これによって、水銀ディスペンサ−5は、所
定の部分に位置規制される。
【0019】次に、図7に示すように、水銀ディスペン
サ−5の位置する部分に高周波加熱装置8及びヒ−タ装
置9をセットすると共に、駆動させる。すると、水銀デ
ィスペンサ−5は例えば800〜900℃に高周波加熱
され、水銀合金が分解されて瞬間的に水銀が蒸気の状態
で放出され、電極3Bの連通部4Aを介してバルブ内空
間に供給される。これと同時に、水銀ディスペンサ−5
を構成する金属部材からは不純ガスも放出されるが、水
銀ディスペンサ−5のゲッタ−材にて吸着される。又、
この際、ヒ−タ装置9によって水銀ディスペンサ−5を
収容しているガラスバルブ1が加熱されているので、水
銀ディスペンサ−5から放出された水銀は連通部4Aを
介して確実にバルブ内空間に供給され、水銀ディスペン
サ−5の収容されたガラスバルブ部分には殆ど残留しな
い。尚、水銀ディスペンサ−5の収容されたガラスバル
ブ部分を加熱しながら一方の電極3Aの有するガラスバ
ルブ部分を冷却すれば、一層の効果が得られる。次い
で、ガラスバルブ1の変形部4を再度バ−ナなどにて加
熱し、電極3Bのガラスビ−ド33とこれに対向するガ
ラスバルブ1とを全周に亘って封止する。と同時に、図
8に示すように、ガラスバルブ1の他端部分(水銀ディ
スペンサ−5の位置するガラスバルブ部分)を除去(切
離)して冷陰極蛍光ランプの製造を完了する。
サ−5の位置する部分に高周波加熱装置8及びヒ−タ装
置9をセットすると共に、駆動させる。すると、水銀デ
ィスペンサ−5は例えば800〜900℃に高周波加熱
され、水銀合金が分解されて瞬間的に水銀が蒸気の状態
で放出され、電極3Bの連通部4Aを介してバルブ内空
間に供給される。これと同時に、水銀ディスペンサ−5
を構成する金属部材からは不純ガスも放出されるが、水
銀ディスペンサ−5のゲッタ−材にて吸着される。又、
この際、ヒ−タ装置9によって水銀ディスペンサ−5を
収容しているガラスバルブ1が加熱されているので、水
銀ディスペンサ−5から放出された水銀は連通部4Aを
介して確実にバルブ内空間に供給され、水銀ディスペン
サ−5の収容されたガラスバルブ部分には殆ど残留しな
い。尚、水銀ディスペンサ−5の収容されたガラスバル
ブ部分を加熱しながら一方の電極3Aの有するガラスバ
ルブ部分を冷却すれば、一層の効果が得られる。次い
で、ガラスバルブ1の変形部4を再度バ−ナなどにて加
熱し、電極3Bのガラスビ−ド33とこれに対向するガ
ラスバルブ1とを全周に亘って封止する。と同時に、図
8に示すように、ガラスバルブ1の他端部分(水銀ディ
スペンサ−5の位置するガラスバルブ部分)を除去(切
離)して冷陰極蛍光ランプの製造を完了する。
【0020】本発明者は、全長が270mm,バルブ内
径が2.5mmのガラスバルブの端部に筒状の電極部を
有する電極を配置・封止して上述の製造方法にて冷陰極
蛍光ランプを製造し、電極部の全長L,ランプ電流の電
流密度と各種特性との関係について検討したところ、表
1に示す結果が得られた。
径が2.5mmのガラスバルブの端部に筒状の電極部を
有する電極を配置・封止して上述の製造方法にて冷陰極
蛍光ランプを製造し、電極部の全長L,ランプ電流の電
流密度と各種特性との関係について検討したところ、表
1に示す結果が得られた。
【0021】又、全長が270mmのガラスバルブの端
部に筒状の電極部を有する電極を配置・封止した冷陰極
蛍光ランプにおいて、バルブ内径D,電極部の外径dと
各種特性との関係について検討したところ、表2に示す
結果が得られた。尚、ランプ電流は5mA一定である。
部に筒状の電極部を有する電極を配置・封止した冷陰極
蛍光ランプにおいて、バルブ内径D,電極部の外径dと
各種特性との関係について検討したところ、表2に示す
結果が得られた。尚、ランプ電流は5mA一定である。
【0022】
【表1】
【0023】
【表2】
【0024】表1の結果によれば、ランプNO1〜NO
8のランプは、電流密度が0.2〜0.5mA/mm2 の
範囲ではランプ端部における輝度の低下による無効発光
部の形成が実用上支障のない程度であり、それ以外のラ
ンプでは実用上支障となることを示している。又、ラン
プNO1〜NO3,NO5〜NO7,NO9のランプ
は、点灯後、2000時間において、ランプ端部にはス
パッタリングなどによる管端黒化は発生していないが、
それ以外のランプでは管端黒化が発生し外観状態が損な
われている。
8のランプは、電流密度が0.2〜0.5mA/mm2 の
範囲ではランプ端部における輝度の低下による無効発光
部の形成が実用上支障のない程度であり、それ以外のラ
ンプでは実用上支障となることを示している。又、ラン
プNO1〜NO3,NO5〜NO7,NO9のランプ
は、点灯後、2000時間において、ランプ端部にはス
パッタリングなどによる管端黒化は発生していないが、
それ以外のランプでは管端黒化が発生し外観状態が損な
われている。
【0025】表2の結果によれば、ランプNO12〜N
O15,NO17〜20のランプは、点灯後、2000
時間において、ランプ端部にはスパッタリングなどによ
る管端黒化は発生していないが、それ以外のランプでは
管端黒化が発生し外観状態が損なわれている。又、ラン
プNO11〜NO14,NO16〜NO19のランプで
は、電極部の陰影がランプ端部に投影されておらず、良
好な外観特性が得られているのに対し、それ以外のラン
プでは電極部の陰影が投影され、外観特性が損なわれる
のみならず、輝度の低下も著しい。
O15,NO17〜20のランプは、点灯後、2000
時間において、ランプ端部にはスパッタリングなどによ
る管端黒化は発生していないが、それ以外のランプでは
管端黒化が発生し外観状態が損なわれている。又、ラン
プNO11〜NO14,NO16〜NO19のランプで
は、電極部の陰影がランプ端部に投影されておらず、良
好な外観特性が得られているのに対し、それ以外のラン
プでは電極部の陰影が投影され、外観特性が損なわれる
のみならず、輝度の低下も著しい。
【0026】以上の結果から、電極部はそれの総表面積
を1mm2 当りのランプ電流が0.4mA以下になるよう
に設定することが、又、電極部の全長Lは8mm以下に
設定することが、さらには電極部の外径dはバルブ内径
Dの50〜80%の範囲に設定することが好ましいもの
である。
を1mm2 当りのランプ電流が0.4mA以下になるよう
に設定することが、又、電極部の全長Lは8mm以下に
設定することが、さらには電極部の外径dはバルブ内径
Dの50〜80%の範囲に設定することが好ましいもの
である。
【0027】しかしながら、上記1mm2 当りのランプ電
流が0.4mAを越えると、点灯後早期に管端黒化が生
じて好ましくない。又、電極部の全長Lが8mmを越え
ると、ランプ端部の輝度が低下して発光の無効部が増加
するために、好ましくない。さらに、電極部の外径dが
バルブ内径Dの80%を越えると、電極部の陰影がバル
ブ端部に投影されて外観特性が損なわれる上、電極部と
バルブ内面の間隔が極端に狭くなるために電極部として
機能する面積が減少し、逆に電流密度が高くなって管端
黒化が発生し易くなる。一方、50%未満では管端黒化
が発生し易い上、一層の輝度アップを図るためにランプ
電流を過大に流すと管端黒化が顕著に発生するようにな
る。従って、その範囲を逸脱することは好ましくない。
流が0.4mAを越えると、点灯後早期に管端黒化が生
じて好ましくない。又、電極部の全長Lが8mmを越え
ると、ランプ端部の輝度が低下して発光の無効部が増加
するために、好ましくない。さらに、電極部の外径dが
バルブ内径Dの80%を越えると、電極部の陰影がバル
ブ端部に投影されて外観特性が損なわれる上、電極部と
バルブ内面の間隔が極端に狭くなるために電極部として
機能する面積が減少し、逆に電流密度が高くなって管端
黒化が発生し易くなる。一方、50%未満では管端黒化
が発生し易い上、一層の輝度アップを図るためにランプ
電流を過大に流すと管端黒化が顕著に発生するようにな
る。従って、その範囲を逸脱することは好ましくない。
【0028】尚、本発明は、何ら上記実施例に制約され
ることなく、例えば水銀ディスペンサ−はガラスカプセ
ルに所定量の水銀を封入し、カプセルにニクロム線など
の金属線を巻き付けたり、金属カプセルに所定量の水銀
を封入したりして構成することもできる。又、図5〜図
8に示す工程は、排気装置にセットした状態で行うこと
もできるし、ディスペンサ−をガラスバルブ内に配置す
る際に位置決めを行えばマグネットによる位置規制を省
略することができる。さらには電極部を筒状に構成する
場合には、その筒部分にゲッタ−材及び水銀供給手段を
収容させることもできる。
ることなく、例えば水銀ディスペンサ−はガラスカプセ
ルに所定量の水銀を封入し、カプセルにニクロム線など
の金属線を巻き付けたり、金属カプセルに所定量の水銀
を封入したりして構成することもできる。又、図5〜図
8に示す工程は、排気装置にセットした状態で行うこと
もできるし、ディスペンサ−をガラスバルブ内に配置す
る際に位置決めを行えばマグネットによる位置規制を省
略することができる。さらには電極部を筒状に構成する
場合には、その筒部分にゲッタ−材及び水銀供給手段を
収容させることもできる。
【0029】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ガラス
バルブ端部に配置される電極部は、その総表面積を1mm
2 当りのランプ電流が0.4mA以下となるように設定
して構成されるために、バルブ内径が6mm以下に細径
化されても十分の電極面積を確保できる。従って、ラン
プ端部の黒化(管端黒化)を軽減でき、外観状態を改善
できる。
バルブ端部に配置される電極部は、その総表面積を1mm
2 当りのランプ電流が0.4mA以下となるように設定
して構成されるために、バルブ内径が6mm以下に細径
化されても十分の電極面積を確保できる。従って、ラン
プ端部の黒化(管端黒化)を軽減でき、外観状態を改善
できる。
【0030】又、電極部の外径は、ランプ内径の50〜
80%の範囲に設定されているために、電極部の陰影が
バルブ端部に投影されることがなく、バルブ端部の輝度
低下を最小限に止めることができるのみならず、外観特
性も改善できる。
80%の範囲に設定されているために、電極部の陰影が
バルブ端部に投影されることがなく、バルブ端部の輝度
低下を最小限に止めることができるのみならず、外観特
性も改善できる。
【0031】さらに、電極部の長さは、8mm以下に設
定されているために、バルブ端部における発光に寄与し
ない無効部分を少なくできるために、輝度分布の改善が
可能となる。
定されているために、バルブ端部における発光に寄与し
ない無効部分を少なくできるために、輝度分布の改善が
可能となる。
【図1】本発明の1実施例を示す側断面図。
【図2】本発明にかかる電極部のそれぞれ異なった実施
例を示す斜視図。
例を示す斜視図。
【図3】図3〜図8は図1に示す蛍光ランプの製造方法
を説明するための図であって、図3は電極の封止及び仮
止め状態を示す側断面図。
を説明するための図であって、図3は電極の封止及び仮
止め状態を示す側断面図。
【図4】図3の横断面図。
【図5】排気工程を説明するための側断面図。
【図6】ガラスバルブ内の水銀ディスペンサ−の位置規
制を説明するための側断面図。
制を説明するための側断面図。
【図7】水銀ディスペンサ−の高周波加熱状態を説明す
るための側断面図。
るための側断面図。
【図8】ガラスバルブの不要部分を切離する状態を説明
する側断面図。
する側断面図。
【図9】従来の冷陰極蛍光ランプの側断面図。
1 ガラスバルブ 1a,1b 一端 2 発光層 3A,3B, 電極 31 リ−ド線 31a インナ−リ−ド 31b 封止線材 31c アウタ−リ−ド 32,32A〜32E 電極部 33 ガラスビ−ド 4 変形部 5 水銀ディスペンサ− 6 排気装置 7 マグネット 8 高周波加熱装置
Claims (6)
- 【請求項1】 内面に発光層を有するガラスバルブの端
部に、リ−ド線のインナ−リ−ド部分に電極部を接続し
てなる電極を備えた冷陰極蛍光ランプにおいて、前記電
極部は、それの総表面積を1mm2 当りのランプ電流が
0.4mA以下になるように設定して構成したことを特
徴とする冷陰極蛍光ランプ。 - 【請求項2】 前記電極部の外径(又は幅)をガラスバ
ルブの内径の50〜80%の範囲に設定したことを特徴
とする請求項1記載の冷陰極蛍光ランプ。 - 【請求項3】 前記電極部の長さを8mm以下に設定し
たことを特徴とする請求項1記載の冷陰極蛍光ランプ。 - 【請求項4】 前記ガラスバルブの内径を6mm以下に
設定したことを特徴とする請求項1記載の冷陰極蛍光ラ
ンプ。 - 【請求項5】 インナ−リ−ド,封止線材,アウタ−リ
−ドを有するリ−ド線と封止線材を覆うガラスビ−ドと
インナ−リ−ドに配置した電極部とを含む第1,第2の
電極のうち、第1の電極をガラスバルブの一端に封止す
る工程と、ガラスバルブの他端より内方の所定部分に第
2の電極を配置する工程と、ガラスバルブ内に、それの
他端と第2の電極との間に水銀ディスペンサ−を配置す
る工程と、ガラスバルブ内を不活性ガスに置換する工程
と、水銀ディスペンサ−からガラスバルブ内空間に所定
量の水銀を供給する工程と、第2の電極をガラスバルブ
に封止すると共に、他端部分を除去する工程とを具備
し、前記電極部は、それの総表面積を1mm2 当りのラン
プ電流が0.4mA以下になるように設定することを特
徴とする冷陰極蛍光ランプの製造方法。 - 【請求項6】 インナ−リ−ド,封止線材,アウタ−リ
−ドを有するリ−ド線と封止線材を覆うガラスビ−ドと
インナ−リ−ドに配置した電極部とを含む第1,第2の
電極のうち、第1の電極をガラスバルブの一端に封止す
る工程と、ガラスバルブの他端より内方の所定部分に第
2の電極を配置する工程と、ガラスバルブ内を不活性ガ
スに置換する工程と、ガラスバルブ内に所定量の水銀を
供給する工程と、第2の電極をガラスバルブに封止する
と共に、他端部分を除去する工程とを具備し、前記電極
部は、それの総表面積を1mm2 当りのランプ電流が0.
4mA以下になるように設定することを特徴とする冷陰
極蛍光ランプの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18695895A JPH0935685A (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | 冷陰極蛍光ランプ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18695895A JPH0935685A (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | 冷陰極蛍光ランプ及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0935685A true JPH0935685A (ja) | 1997-02-07 |
Family
ID=16197707
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18695895A Pending JPH0935685A (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | 冷陰極蛍光ランプ及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0935685A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7423369B2 (en) | 2005-08-24 | 2008-09-09 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Cold cathode for discharge lamp having diamond film |
CN103606511A (zh) * | 2013-11-25 | 2014-02-26 | 辽宁爱华照明科技股份有限公司 | 一种高压钠灯的电极组件 |
-
1995
- 1995-07-24 JP JP18695895A patent/JPH0935685A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7423369B2 (en) | 2005-08-24 | 2008-09-09 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Cold cathode for discharge lamp having diamond film |
CN103606511A (zh) * | 2013-11-25 | 2014-02-26 | 辽宁爱华照明科技股份有限公司 | 一种高压钠灯的电极组件 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040809 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040825 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050202 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |