JPH0933933A - 液晶表示パネル - Google Patents
液晶表示パネルInfo
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- JPH0933933A JPH0933933A JP18673495A JP18673495A JPH0933933A JP H0933933 A JPH0933933 A JP H0933933A JP 18673495 A JP18673495 A JP 18673495A JP 18673495 A JP18673495 A JP 18673495A JP H0933933 A JPH0933933 A JP H0933933A
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- Japan
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- substrate
- liquid crystal
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- crystal display
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 液晶表示パネル関し、端子部における第１の
基板と第２の基板の間のシール材の接着性を改善する手
段を提供する。 【構成】 透明絶縁性基板の上に少なくとも複数の行電
極と、この複数の行電極と交差するように絶縁膜を介し
て配設された複数の列電極を有する第１の基板１と、透
明絶縁性基板の上に少なくとも透明導電膜を有する第２
の基板７によって液晶９を挟み、第１の基板に、第２の
基板に電圧を印加するための端子部を有する液晶表示パ
ネルにおいて、端子部の、第１の基板と第２の基板の周
辺を貼り合わせるためのシール材を適用する部分の表面
に凹凸構造を形成する。この凹凸構造を、金属膜からな
る端子部（端子２）に少なくとも１個の孔（スリット状
の孔２1 ）を形成し、その上に絶縁膜（保護膜３）を形
成することによって、また、金属膜からなる端子部とそ
の上の絶縁膜の両者を貫通する孔を形成することによっ
て実現することができる。
基板と第２の基板の間のシール材の接着性を改善する手
段を提供する。 【構成】 透明絶縁性基板の上に少なくとも複数の行電
極と、この複数の行電極と交差するように絶縁膜を介し
て配設された複数の列電極を有する第１の基板１と、透
明絶縁性基板の上に少なくとも透明導電膜を有する第２
の基板７によって液晶９を挟み、第１の基板に、第２の
基板に電圧を印加するための端子部を有する液晶表示パ
ネルにおいて、端子部の、第１の基板と第２の基板の周
辺を貼り合わせるためのシール材を適用する部分の表面
に凹凸構造を形成する。この凹凸構造を、金属膜からな
る端子部（端子２）に少なくとも１個の孔（スリット状
の孔２1 ）を形成し、その上に絶縁膜（保護膜３）を形
成することによって、また、金属膜からなる端子部とそ
の上の絶縁膜の両者を貫通する孔を形成することによっ
て実現することができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、第１の基板（ＴＦＴ基
板）に形成された第２の基板（対向基板）への端子部の
構造に特徴を有する液晶表示パネルに関するものであ
る。
板）に形成された第２の基板（対向基板）への端子部の
構造に特徴を有する液晶表示パネルに関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】図３は、従来の液晶表示パネルの構成説
明図であり、（Ａ）は平面図、（Ｂ）は（Ａ）のＸ−
Ｘ′断面図、（Ｃ）はＹ−Ｙ′断面図である。この図に
おいて、２１は第１の基板、２２は端子、２３は保護
膜、２４，２８はＩＴＯ膜、２５は導電性スペーサ、２
６はシール材、２７は第２の基板、２９は液晶である。
明図であり、（Ａ）は平面図、（Ｂ）は（Ａ）のＸ−
Ｘ′断面図、（Ｃ）はＹ−Ｙ′断面図である。この図に
おいて、２１は第１の基板、２２は端子、２３は保護
膜、２４，２８はＩＴＯ膜、２５は導電性スペーサ、２
６はシール材、２７は第２の基板、２９は液晶である。
【０００３】従来の端子構造を有する液晶表示パネルに
おいては、ガラス等の透明絶縁性基板からなる第１の基
板（ＴＦＴ基板）２１の上に金属膜からなる端子２２が
形成され、その上に、この端子２２の、第２の基板２７
のＩＴＯ膜２８への接続領域の上に開口を有する保護膜
２３が形成され、その上に、この開口中で端子２２と接
触するＩＴＯ膜２４が形成され、このＩＴＯ膜２４の上
に導電性スペーサ２５を載置した状態でＩＴＯ膜２８を
有する第２の基板（対向基板）２７が重ねられ、その周
辺部が有機接着剤からなるシール材２６によってシール
され、第１の基板２１と第２の基板２７の間の間隙に液
晶２８が注入されている。
おいては、ガラス等の透明絶縁性基板からなる第１の基
板（ＴＦＴ基板）２１の上に金属膜からなる端子２２が
形成され、その上に、この端子２２の、第２の基板２７
のＩＴＯ膜２８への接続領域の上に開口を有する保護膜
２３が形成され、その上に、この開口中で端子２２と接
触するＩＴＯ膜２４が形成され、このＩＴＯ膜２４の上
に導電性スペーサ２５を載置した状態でＩＴＯ膜２８を
有する第２の基板（対向基板）２７が重ねられ、その周
辺部が有機接着剤からなるシール材２６によってシール
され、第１の基板２１と第２の基板２７の間の間隙に液
晶２８が注入されている。
【０００４】すなわち、第１の基板２１の上に配設され
る第２の基板２７のＩＴＯ膜２８に電圧を印加するため
の端子部は、シール材２６を塗布する部分を横切る構造
になっており、しかも、比較的広い面積にわたってシー
ル材２６を塗布する部分と重なっている。また、この場
合、第２の基板２７のＩＴＯ膜２８に電圧を印加するた
めの端子部の構造は、そのほぼ全域で第１の基板２１の
上の端子２２、ＩＴＯ膜２４となっている。
る第２の基板２７のＩＴＯ膜２８に電圧を印加するため
の端子部は、シール材２６を塗布する部分を横切る構造
になっており、しかも、比較的広い面積にわたってシー
ル材２６を塗布する部分と重なっている。また、この場
合、第２の基板２７のＩＴＯ膜２８に電圧を印加するた
めの端子部の構造は、そのほぼ全域で第１の基板２１の
上の端子２２、ＩＴＯ膜２４となっている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従来の構造の端子部を
有する液晶表示パネルにおいては、前述のように、第２
の基板２７のＩＴＯ膜２８に対する端子構造が、ガラス
基板等の第１の基板２１上の端子２２の上に形成された
ＩＴＯ膜２４であるため、その上に適用されるシール材
との接着性が弱く、ＩＴＯ膜２４からシール材２６が剥
がれ、そこから液晶２９が漏出するという障害が発生し
ていた。
有する液晶表示パネルにおいては、前述のように、第２
の基板２７のＩＴＯ膜２８に対する端子構造が、ガラス
基板等の第１の基板２１上の端子２２の上に形成された
ＩＴＯ膜２４であるため、その上に適用されるシール材
との接着性が弱く、ＩＴＯ膜２４からシール材２６が剥
がれ、そこから液晶２９が漏出するという障害が発生し
ていた。
【０００６】図４は、従来の液晶表示パネルに発生する
シール劣化状態の説明図である。この図において、２１
は第１の基板、２２は端子、２３は保護膜、２４，２８
はＩＴＯ膜、２５は導電性スペーサ、２６はシール材、
２７は第２の基板、２９は液晶である。
シール劣化状態の説明図である。この図において、２１
は第１の基板、２２は端子、２３は保護膜、２４，２８
はＩＴＯ膜、２５は導電性スペーサ、２６はシール材、
２７は第２の基板、２９は液晶である。
【０００７】従来の構造の端子部を有する液晶表示パネ
ルにおいては、前述のように、第１の基板２１の上に金
属膜からなる端子２２が形成され、その上に、この端子
２２の、第２の基板２７のＩＴＯ膜２８への接続領域の
上に開口を有する保護膜２３が形成され、その上に、こ
の開口を通して端子２２に接続されるＩＴＯ膜２４が形
成され、また、第２の基板２７の上にＩＴＯ膜２８が形
成され、第１の基板２１のＩＴＯ膜２４と第２の基板２
７のＩＴＯ膜２８の間に、導電性スペーサ２５を挟んだ
状態で、その周辺をシール材２６によってシールされ、
第１の基板２１と第２の基板２７の間の間隙に液晶２９
が注入されているが、ＩＴＯ膜２４とシール材２６の間
の接着性が弱いため、この部分で剥離し、注入されてい
た液晶２８が漏出することがあった。
ルにおいては、前述のように、第１の基板２１の上に金
属膜からなる端子２２が形成され、その上に、この端子
２２の、第２の基板２７のＩＴＯ膜２８への接続領域の
上に開口を有する保護膜２３が形成され、その上に、こ
の開口を通して端子２２に接続されるＩＴＯ膜２４が形
成され、また、第２の基板２７の上にＩＴＯ膜２８が形
成され、第１の基板２１のＩＴＯ膜２４と第２の基板２
７のＩＴＯ膜２８の間に、導電性スペーサ２５を挟んだ
状態で、その周辺をシール材２６によってシールされ、
第１の基板２１と第２の基板２７の間の間隙に液晶２９
が注入されているが、ＩＴＯ膜２４とシール材２６の間
の接着性が弱いため、この部分で剥離し、注入されてい
た液晶２８が漏出することがあった。
【０００８】本発明は、端子部における第１の基板２１
と第２の基板２７の間のシール材２６の接着性を改善す
る手段を提供することを目的とする。
と第２の基板２７の間のシール材２６の接着性を改善す
る手段を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明の液晶表示パネル
においては、透明絶縁性基板の上に少なくとも複数の行
電極と、該複数の行電極と交差するように絶縁膜を介し
て配設された複数の列電極を有する第１の基板と、透明
絶縁性基板の上に少なくとも透明導電膜を有する第２の
基板によって液晶を挟み、該第１の基板に、該第２の基
板に電圧を印加するための端子部を有する液晶表示パネ
ルにおいて、該端子部の、該第１の基板と該第２の基板
の周辺を貼り合わせるためのシール材を適用する部分の
表面に凹凸構造を有する構成を採用した。
においては、透明絶縁性基板の上に少なくとも複数の行
電極と、該複数の行電極と交差するように絶縁膜を介し
て配設された複数の列電極を有する第１の基板と、透明
絶縁性基板の上に少なくとも透明導電膜を有する第２の
基板によって液晶を挟み、該第１の基板に、該第２の基
板に電圧を印加するための端子部を有する液晶表示パネ
ルにおいて、該端子部の、該第１の基板と該第２の基板
の周辺を貼り合わせるためのシール材を適用する部分の
表面に凹凸構造を有する構成を採用した。
【００１０】この場合、第２の基板に電圧を印加するた
めに第１の基板上に形成された金属膜からなる端子部に
少なくとも１個の孔が形成され、その上に形成された絶
縁膜のシール材を適用する部分の表面に該孔に相当する
凹凸構造を有する構成とすることができる。
めに第１の基板上に形成された金属膜からなる端子部に
少なくとも１個の孔が形成され、その上に形成された絶
縁膜のシール材を適用する部分の表面に該孔に相当する
凹凸構造を有する構成とすることができる。
【００１１】また、この場合、第２の基板に電圧を印加
するために第１の基板上に形成された金属膜からなる端
子部とその上に形成された絶縁膜に、少なくとも１個の
孔が形成されて、シール材を適用する部分の表面に凹凸
構造を有する構成とすることができる。
するために第１の基板上に形成された金属膜からなる端
子部とその上に形成された絶縁膜に、少なくとも１個の
孔が形成されて、シール材を適用する部分の表面に凹凸
構造を有する構成とすることができる。
【００１２】
【作用】本発明の液晶表示パネルにおいては、透明絶縁
性基板の上に少なくとも複数の行電極と、該複数の行電
極と交差するように絶縁膜を介して配設された複数の列
電極を有する第１の基板と、透明絶縁性基板の上に少な
くとも透明導電膜を有する第２の基板によって液晶を挟
み、該第１の基板に、該第２の基板に電圧を印加するた
めの端子部を有する液晶表示パネルにおいて、該端子部
の、該第１の基板と、該第２の基板の周辺を貼り合わせ
るためのシール材を適用する部分の表面に凹凸構造を有
する構成を採用したことにより、シール材の接着性を改
善することができる。
性基板の上に少なくとも複数の行電極と、該複数の行電
極と交差するように絶縁膜を介して配設された複数の列
電極を有する第１の基板と、透明絶縁性基板の上に少な
くとも透明導電膜を有する第２の基板によって液晶を挟
み、該第１の基板に、該第２の基板に電圧を印加するた
めの端子部を有する液晶表示パネルにおいて、該端子部
の、該第１の基板と、該第２の基板の周辺を貼り合わせ
るためのシール材を適用する部分の表面に凹凸構造を有
する構成を採用したことにより、シール材の接着性を改
善することができる。
【００１３】この場合、第２の基板に電圧を印加するた
めに第１の基板上に形成された金属膜からなる端子部に
少なくとも１個の孔を形成し、その上に形成された絶縁
膜のシール材を適用する部分の表面に該孔に相当する凹
凸構造を形成して、シール材の接着性を改善することが
できる。
めに第１の基板上に形成された金属膜からなる端子部に
少なくとも１個の孔を形成し、その上に形成された絶縁
膜のシール材を適用する部分の表面に該孔に相当する凹
凸構造を形成して、シール材の接着性を改善することが
できる。
【００１４】また、この場合、第２の基板に電圧を印加
するために第１の基板上に形成された金属膜からなる端
子部とその上に形成された絶縁膜に、少なくとも１個の
孔が形成されて、シール材を適用する部分の表面に凹凸
構造を形成してシール材の接着性を改善することがで
き、さらに、シール材を第１基板に直接接着させること
により、接着性をさらに改善することができる。
するために第１の基板上に形成された金属膜からなる端
子部とその上に形成された絶縁膜に、少なくとも１個の
孔が形成されて、シール材を適用する部分の表面に凹凸
構造を形成してシール材の接着性を改善することがで
き、さらに、シール材を第１基板に直接接着させること
により、接着性をさらに改善することができる。
【００１５】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。 （第１実施例）図１は、第１実施例の液晶表示パネルの
構成説明図であり、（Ａ）は平面図、（Ｂ）は（Ａ）の
Ｘ−Ｘ′断面図、（Ｃ）はＹ−Ｙ′断面図である。この
図において、１は第１の基板、２は端子、２1 はスリッ
ト状の孔、３は保護膜、４，８はＩＴＯ膜、５は導電性
スペーサ、６はシール材、７は第２の基板、９は液晶で
ある。
構成説明図であり、（Ａ）は平面図、（Ｂ）は（Ａ）の
Ｘ−Ｘ′断面図、（Ｃ）はＹ−Ｙ′断面図である。この
図において、１は第１の基板、２は端子、２1 はスリッ
ト状の孔、３は保護膜、４，８はＩＴＯ膜、５は導電性
スペーサ、６はシール材、７は第２の基板、９は液晶で
ある。
【００１６】この実施例の端子構造を有する液晶表示パ
ネルにおいては、ガラス等の透明絶縁性基板からなる第
１の基板１の上に金属膜２が形成され、この金属膜２が
パターニングされて複数のスリット状の孔２1 を有する
端子２が形成され、その上に、保護膜３が形成され、こ
の保護膜３の第２の基板７のＩＴＯ膜８への接続領域の
上に開口が形成され、その上に、ＩＴＯ膜４が形成さ
れ、このＩＴＯ膜４の、外部から電圧を供給する部分
（図１（Ａ）の左上）と、第２基板７のＩＴＯ膜８への
接続領域（図１（Ａ）の左下）のみを残して他の領域の
ＩＴＯ膜８が除去され、このＩＴＯ膜４の上に導電性ス
ペーサ５を載置した状態で、ＩＴＯ膜８を有する第２の
基板７がその周辺で有機接着材からなるシール材６によ
ってシールされ、第１の基板１と第２の基板７の間の間
隙に液晶９が注入されている。
ネルにおいては、ガラス等の透明絶縁性基板からなる第
１の基板１の上に金属膜２が形成され、この金属膜２が
パターニングされて複数のスリット状の孔２1 を有する
端子２が形成され、その上に、保護膜３が形成され、こ
の保護膜３の第２の基板７のＩＴＯ膜８への接続領域の
上に開口が形成され、その上に、ＩＴＯ膜４が形成さ
れ、このＩＴＯ膜４の、外部から電圧を供給する部分
（図１（Ａ）の左上）と、第２基板７のＩＴＯ膜８への
接続領域（図１（Ａ）の左下）のみを残して他の領域の
ＩＴＯ膜８が除去され、このＩＴＯ膜４の上に導電性ス
ペーサ５を載置した状態で、ＩＴＯ膜８を有する第２の
基板７がその周辺で有機接着材からなるシール材６によ
ってシールされ、第１の基板１と第２の基板７の間の間
隙に液晶９が注入されている。
【００１７】この実施例によると、複数のスリット状の
孔２1 を有する端子２の上に形成された保護膜３の表面
に凹凸構造が生じ、シール材６に対する接着性が改善さ
れるため、シール剥がれによる障害が起きにくくなる。
孔２1 を有する端子２の上に形成された保護膜３の表面
に凹凸構造が生じ、シール材６に対する接着性が改善さ
れるため、シール剥がれによる障害が起きにくくなる。
【００１８】（第２実施例）図２は、第２実施例の液晶
表示パネルの構成説明図であり、（Ａ）は平面図、
（Ｂ）は（Ａ）のＸ−Ｘ′断面図、（Ｃ）はＹ−Ｙ′断
面図である。この図において、１１は第１の基板、１２
は端子、１２1 ，１３1 はスリット状の孔、１３は保護
膜、１４，１８はＩＴＯ膜、１５は導電性スペーサ、１
６はシール材、１７は第２の基板、１９は液晶である。
表示パネルの構成説明図であり、（Ａ）は平面図、
（Ｂ）は（Ａ）のＸ−Ｘ′断面図、（Ｃ）はＹ−Ｙ′断
面図である。この図において、１１は第１の基板、１２
は端子、１２1 ，１３1 はスリット状の孔、１３は保護
膜、１４，１８はＩＴＯ膜、１５は導電性スペーサ、１
６はシール材、１７は第２の基板、１９は液晶である。
【００１９】この実施例の端子構造を有する液晶表示パ
ネルにおいては、ガラス等の透明絶縁性基板からなる第
１の基板１１の上に金属膜１２が形成され、この金属膜
１２をパターニングして複数のスリット状の孔１２1 を
有する端子１２が形成され、その上に、保護膜１３が形
成され、この保護膜１３の第２の基板１７のＩＴＯ膜１
８への接続領域の上に開口と、金属膜１２の複数のスリ
ット状の孔１２1 内にスリット状の孔１３1 が形成さ
れ、その上に、ＩＴＯ膜１４が形成され、このＩＴＯ膜
１４の、外部から電圧を供給する部分（図２（Ａ）の左
上）と、第２基板１７のＩＴＯ膜１８への接続領域（図
２（Ａ）の左下）のみを残して他の領域のＩＴＯ膜１８
が除去され、このＩＴＯ膜１４の上に導電性スペーサ１
５が載置された状態で、ＩＴＯ膜１８を有する第２の基
板１７がその周辺で有機接着材からなるシール材１６に
よってシールされ、第１の基板１１と第２の基板１７の
間の間隙に液晶９が注入されている。
ネルにおいては、ガラス等の透明絶縁性基板からなる第
１の基板１１の上に金属膜１２が形成され、この金属膜
１２をパターニングして複数のスリット状の孔１２1 を
有する端子１２が形成され、その上に、保護膜１３が形
成され、この保護膜１３の第２の基板１７のＩＴＯ膜１
８への接続領域の上に開口と、金属膜１２の複数のスリ
ット状の孔１２1 内にスリット状の孔１３1 が形成さ
れ、その上に、ＩＴＯ膜１４が形成され、このＩＴＯ膜
１４の、外部から電圧を供給する部分（図２（Ａ）の左
上）と、第２基板１７のＩＴＯ膜１８への接続領域（図
２（Ａ）の左下）のみを残して他の領域のＩＴＯ膜１８
が除去され、このＩＴＯ膜１４の上に導電性スペーサ１
５が載置された状態で、ＩＴＯ膜１８を有する第２の基
板１７がその周辺で有機接着材からなるシール材１６に
よってシールされ、第１の基板１１と第２の基板１７の
間の間隙に液晶９が注入されている。
【００２０】この実施例によると、端子１２の複数のス
リット状の孔１２1 内により深い保護膜１３のスリット
状の孔１３1 が形成されて、シール材１６の接着性がさ
らに改善され、また、シール材１６が直接第１の基板１
１に達して接着性が改善されるため、シール剥がれによ
る障害が起きにくくなる。
リット状の孔１２1 内により深い保護膜１３のスリット
状の孔１３1 が形成されて、シール材１６の接着性がさ
らに改善され、また、シール材１６が直接第１の基板１
１に達して接着性が改善されるため、シール剥がれによ
る障害が起きにくくなる。
【００２１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の対向基板
への端子構造を有する液晶表示パネルによれば、第１の
基板と第２の基板の間のシール材の接着性を改善するこ
とができ、その結果、シール剥がれによる障害を抑える
ことができ、製造歩留りの向上、信頼性の向上に寄与す
るところが大きい。
への端子構造を有する液晶表示パネルによれば、第１の
基板と第２の基板の間のシール材の接着性を改善するこ
とができ、その結果、シール剥がれによる障害を抑える
ことができ、製造歩留りの向上、信頼性の向上に寄与す
るところが大きい。
【図１】第１実施例の液晶表示パネルの構成説明図であ
り、（Ａ）は平面図、（Ｂ）は（Ａ）のＸ−Ｘ′断面
図、（Ｃ）はＹ−Ｙ′断面図である。
り、（Ａ）は平面図、（Ｂ）は（Ａ）のＸ−Ｘ′断面
図、（Ｃ）はＹ−Ｙ′断面図である。
【図２】第２実施例の液晶表示パネルの構成説明図であ
り、（Ａ）は平面図、（Ｂ）は（Ａ）のＸ−Ｘ′断面
図、（Ｃ）はＹ−Ｙ′断面図である。
り、（Ａ）は平面図、（Ｂ）は（Ａ）のＸ−Ｘ′断面
図、（Ｃ）はＹ−Ｙ′断面図である。
【図３】従来の液晶表示パネルの構成説明図であり、
（Ａ）は平面図、（Ｂ）は（Ａ）のＸ−Ｘ′断面図であ
り、（Ｃ）はＹ−Ｙ′断面図である。
（Ａ）は平面図、（Ｂ）は（Ａ）のＸ−Ｘ′断面図であ
り、（Ｃ）はＹ−Ｙ′断面図である。
【図４】従来の液晶表示パネルに発生するシール劣化状
態の説明図である。
態の説明図である。
１ 第１の基板 ２ 端子 ２1 スリット状の孔 ３ 保護膜 ４，８ ＩＴＯ膜 ５ 導電性スペーサ ６ シール材 ７ 第２の基板 ９ 液晶 １１ 第１の基板 １２ 端子 １２1 ，１３1 スリット状の孔 １３ 保護膜 １４，１８ ＩＴＯ膜 １５ 導電性スペーサ １６ シール材 １７ 第２の基板 １９ 液晶
Claims (3)
- 【請求項１】 透明絶縁性基板の上に少なくとも複数の
行電極と、該複数の行電極と交差するように絶縁膜を介
して配設された複数の列電極を有する第１の基板と、透
明絶縁性基板の上に少なくとも透明導電膜を有する第２
の基板によって液晶を挟み、該第１の基板に、該第２の
基板に電圧を印加するための端子部を有する液晶表示パ
ネルにおいて、該端子部の、該第１の基板と該第２の基
板の周辺を貼り合わせるためのシール材を適用する部分
の表面に凹凸構造を有することを特徴とする液晶表示パ
ネル。 - 【請求項２】 第２の基板に電圧を印加するために第１
の基板上に形成された金属膜からなる端子部に少なくと
も１個の孔が形成され、その上に形成された絶縁膜のシ
ール材を適用する部分の表面に該孔に相当する凹凸構造
を有することを特徴とする請求項１に記載された液晶表
示パネル。 - 【請求項３】 第２の基板に電圧を印加するために第１
の基板上に形成された金属膜からなる端子部とその上に
形成された絶縁膜に、少なくとも１個の孔が形成され
て、シール材を適用する部分の表面に凹凸構造を有する
ことを特徴とする請求項１に記載された液晶表示パネ
ル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18673495A JP3613294B2 (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | 液晶表示パネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18673495A JP3613294B2 (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | 液晶表示パネル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0933933A true JPH0933933A (ja) | 1997-02-07 |
| JP3613294B2 JP3613294B2 (ja) | 2005-01-26 |
Family
ID=16193720
Family Applications (1)
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