JP2003140181A - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
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- JP2003140181A JP2003140181A JP2001337821A JP2001337821A JP2003140181A JP 2003140181 A JP2003140181 A JP 2003140181A JP 2001337821 A JP2001337821 A JP 2001337821A JP 2001337821 A JP2001337821 A JP 2001337821A JP 2003140181 A JP2003140181 A JP 2003140181A
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- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
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- G02F1/01—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour
- G02F1/13—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
- G02F1/133—Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
- G02F1/1333—Constructional arrangements; Manufacturing methods
- G02F1/1345—Conductors connecting electrodes to cell terminals
Abstract
示特性をより均一化できる液晶表示装置を提供すること
にある。 【解決手段】 パネル表示画素部1からパネル周辺部2
に整列して配置した複数の接続端子4とパネル表示画素
部1から引き出された走査線とが引出し配線3でそれぞ
れ接続されている。引出し配線3は、屈曲配線部3a
と、走査線とは非平行な方向に斜行して延びる非平行配
線部3bと、走査線と実質的に平行な方向に延びる平行
配線部3cなどを備えている。屈曲配線部3aは、接続
端子4からパネル表示画素部1の配線間の距離に応じて
屈曲回数を調整している。
Description
し、特にその表示パネル周辺部における引出し配線部の
構成に関する。
のフラットパネルディスプレイとして、広く利用されて
いる。液晶表示装置は、入力される走査信号及びデータ
信号により所望の映像を表示するパネル表示画素部と、
パネル表示画素部の周りのパネル周辺部とから構成され
る。パネル周辺部には、上述した走査信号及びデータ信
号を供給する駆動用ICが搭載されたTCP(Tape Carr
ier Package)の端子が接続される接続端子や、表示画素
部の各画素に対応して設けられた走査線及び信号線と上
記接続端子とを結ぶ引出し配線が設けられている。液晶
表示装置は、対向する基板間に液晶材を挟持して、液晶
材の周囲を液晶封止材によって封止した構造となってい
るが、この液晶封止材もパネル周辺部に位置しており、
上述した引出し配線部と交差しオーバーラップしてい
る。
部を拡大した部分拡大平面図であり、一つのTCPに接
続される分だけを表示している。ここで、パネル周辺部
に整列して配置した複数の接続端子104とパネル表示
画素部101から引き出された走査線又は信号線とが引
出し配線103でそれぞれ接続されている。
04のうち、中心部分の接続端子104に接続される引
出し配線は配線長が短く、両端の接続端子104に接続
される引出し配線ほど配線長が長くなっている。単純に
配線長が異なると配線の抵抗値が異なってくるので、接
続端子から同じ大きさの走査信号やデータ信号を与えて
も、引出し配線の長さに応じてパネル表示画素部101
に到達する走査信号やデータ信号は波形の変形度が異な
るので、各画素に書き込まれる電圧に不均一が生じ、輝
度の低下又は上昇が起きる。走査線につながる引出し配
線の抵抗値の不均一は、パネルの垂直方向の輝度ムラで
ある横スジムラとして現れ、信号線につながる引出し配
線の抵抗値の不均一は、パネルの水平方向の輝度ムラで
ある縦スジムラとして現れる。
を解決するため、一つのTCPに接続される複数の引出
し配線同士の抵抗値を揃えるために、配線長が長くなる
両端の引出し配線ほど中心部分の引出し配線と比べて、
配線幅を太くするなどの手法が採用されている。
表示装置では、パネル表示画素部の拡大、パネル周辺部
の縮小、いわゆる狭額縁化の要求が高まっている。狭額
縁化を進めるとパネル周辺部が狭くなるため、引出し配
線を配置するスペースが小さくなる。このように狭額縁
化を進めると、従来の配線幅を太くする手法では隣接す
る配線同士の接触を考慮すると限界が見えてくる。この
ため、狭額縁化と表示特性の改善を両立させるのが困難
になってくる。よって、従来手法とは異なる手法によ
り、引出し配線の配線抵抗値を均一化することが望まれ
る。
適し、引出し配線の抵抗値をより均一化できる液晶表示
装置を提供することにある。
めの手段として、次のような構成を有する液晶表示装置
を採用する。
は、表示部とその周りの周辺部とを有する液晶表示パネ
ルを備えた液晶表示装置において、上記表示部に設けら
れた複数の走査線又は複数の信号線と上記周辺部に設け
られた複数の接続端子とを接続する引出し配線を備えて
おり、上記引出し配線が屈曲配線部又は曲線状の蛇行配
線部を備えていることを特徴としている。
ネル表示部の複数の走査線又は複数の信号線に接続さ
れ、上記パネル表示部の周りの周辺部に引き出され屈曲
配線部又は曲線状の蛇行配線部を有する複数の引出し配
線を備える液晶表示装置であって、上記複数の引出し配
線の抵抗値が所定範囲内に収まるように上記屈曲配線部
又は上記曲線状の蛇行配線部が屈曲又は蛇行しているこ
とを特徴としている。
又は曲線状の蛇行配線部を設けたことにより、パネル表
示部が広く周辺部が狭いパネルであっても、全体的に引
出し配線の抵抗値を均一化することができる。すなわ
ち、狭額縁化と表示特性の改善を両立させることができ
る。
について、図1乃至図5を参照しながら説明する。
ための外観図である。本発明の液晶表示装置は、パネル
表示画素部1とその周りのパネル周辺部2とを有する液
晶表示パネルを備えた液晶表示装置であり、図1ではそ
の一例として、垂直方向には2個、水平方向には3個の
駆動用ICが搭載されたTCPが接続されるような液晶
表示パネルを示している。垂直方向には、走査信号を走
査線に供給するV側TCPが接続され、水平方向にはデ
ータ信号を信号線に供給するH側TCPが接続される。
V側TCPが接続される部分を例にとって、図2を参照
しながら詳細に説明する。図2は、図1の点線で囲んだ
四角枠部分を拡大した部分拡大平面図である。
接続端子4とパネル表示画素部1から引き出された走査
線とが引出し配線3でそれぞれ接続されている。ここ
で、本実施形態では、引出し配線3は、屈曲配線部3a
と、走査線とは非平行な方向に斜行して延びる非平行配
線部3bと、走査線と実質的に平行な方向に延びる平行
配線部3cなどを備えている。屈曲配線部3aは、図2
に示されるように、複数の引出し配線3の中で中心部分
ほど長く、両端ほど短く構成して挿入されている。屈曲
配線部3aは小さい範囲で屈曲を繰り返しているので相
対的に抵抗値が大きく、この屈曲回数を設定することに
より抵抗値を加減できる。このようにして、中心部分の
接続端子4に接続される引出し配線の抵抗値と両端の接
続端子4に接続される引出し配線の抵抗値とをほぼ同レ
ベルにすることができる。引出し配線3の非平行配線部
3bはお互いに斜めに配置されて隣接しているので、両
者間の間隙は取りづらいが、本実施形態の屈曲配線部3
aでは小さい周期で屈曲しているので、十分な配線長を
確保することができる。
の引出し配線の実施形態を説明するための拡大平面図で
ある。図3(a)は、近接する引出し配線の屈曲配線部
3x同士を入れ子状態に配置した場合を示している。す
なわち、屈曲配線部3xの一部は隣接する屈曲配線部3
xまで入りこませて配置している。ここでは、点線で囲
んだ範囲(くの字状)を例えば基本単位として屈曲が繰
り返され接続された屈曲配線部3xを備えている。図3
(b)では、点線で囲んだ範囲(コの字状)を例えば基
本単位として屈曲が繰り返され接続された屈曲配線部3
yを備えている。図3(c)では、点線で囲んだ範囲
(Uの字状)を例えば基本単位として蛇行が繰り返され
接続された蛇行配線部3zを備えている。この蛇行配線
部3zは、図3(a)や図3(b)のように角張った屈
曲形状ではなく、全体的に曲線状に滑らかにつながって
構成した場合である。これら屈曲配線部3x、3y及び
蛇行配線部3zは、その中では屈曲や蛇行を繰り返して
いるが、その全体形状としては走査線や接続端子4の延
在方向と実質的に平行な方向に配置している。基本単位
で繰り返す形状とすることにより、隣接する配線間での
ショートや信号干渉を防止でき、また配線パターニング
用のレチクルのパターン設計も容易になる。コスト低減
を実現できる。
の配線抵抗を示すグラフである。ここでは、発明の実施
形態による引出し配線の配線抵抗値と従来の技術の引出
し配線の配線抵抗値を示している。グラフの縦軸は引出
し配線の単位抵抗値を示し、横軸は一つのTCPに接続
される外部接続端子につながる256本の引出し配線の
番号を示す。接続端子のピッチ(一例として80μm)
は、パネル表示画素部の配線のピッチ(一例として30
0μm)よりも小さいので、接続端子から表示画素部の
配線までの距離は各々異なるため、単純に同幅配線で直
接接続すると各引出し配線の抵抗も異なってしまう。従
来の技術では、図6に示すとおりTCPの中心部分に来
る引出し配線ではその配線長が短いのでグラフのとおり
抵抗値が小さくなっており、これを中心として外側に行
くほど配線長が長くなるためグラフのとおり抵抗値が大
きくなっている。すなわち、引出し配線の抵抗値は大き
く異なっており、引出し配線の位置により抵抗値が12
倍以上も異なっている。その結果、パネル表示画素部に
供給できる実効的信号波形には大きな差異が生じ、縦ス
ジムラや横スジムラの表示不良が顕著に現れる。
に示すとおりTCPの中心部分に来る引出し配線では長
い屈曲配線部3aを設けており、これを中心として外側
に行くほど屈曲配線部3aの長さを短くして引出し配線
3を構成しているので、グラフのとおり引出し配線の位
置によらず抵抗値をほぼ均一にできる。接続端子〜表示
画素部の配線間の距離が小さい部分では引出し配線を蛇
行させることにより距離をかせぎ、接続端子〜表示画素
部の配線間の距離が最も大きくなる部分とほぼ同等の抵
抗値になっている。その結果、パネル表示画素部1に供
給できる実効的信号波形を均一化することができ、縦ス
ジムラや横スジムラの発生を抑制することができる。
出し配線の抵抗値が全体的に高いレベルで均一化し表示
特性を改善している。しかしながら、外部接続端子にT
CPから供給する駆動信号の振幅を大きくすることによ
り、信号波形のなまりや劣化の影響は抑制されるので、
抵抗値が全体的に大きくなっても問題はない。また、引
出し配線を抵抗率の低い材料で構成するか、もしくは引
出し配線を構成する導電膜を厚くすることで抵抗の絶対
値を下げることが可能である。
ある。液晶表示装置は、ガラス基板20と対向ガラス基
板21とで液晶22を挟持し、その周囲を液晶封止材2
3で封止しており、ガラス基板20の表面は、パネル表
示画素部から周辺部に延びる複数の走査線、引出し配線
及び接続端子が形成されており、これらの表面は保護膜
24で覆われている。パネル周辺部の接続端子4の部分
では保護膜24が除去されて接続端子4が露出してお
り、ここがTCP圧接部25を構成する。走査線、引出
し配線及び接続端子は、ガラス基板20上に形成したク
ロムやモリブデンやアルミニウムやITOなどの導電膜
をパターニングすることにより、一体的に形成されてい
る。
オーバーラップしている。本発明の引出し配線3では、
屈曲配線部3a、3x、3y又は蛇行配線部3zの付近
で液晶封止材23とオーバーラップするように配置す
る。その際に、ガラス基板20上の引出し配線3に覆わ
れている面積と覆われていない面積を考慮しつつ、両者
の幅や配置を決定することが考えられる。これにより、
液晶封止材23の密着性や液晶パネル全体のセルギャッ
プの均一性を向上させて、表示ムラを抑制し、表示特性
を向上させることができる。
曲配線部3a、屈曲配線部3x、屈曲配線部3y又は蛇
行配線部3zを設け、またTCPの中心部分に来る引出
し配線では長い屈曲配線部3aを設けており、これを中
心として外側に行くほど屈曲配線部3aの長さを短くし
て引出し配線3を構成しているので、位置によらず抵抗
値をほぼ均一にすることができ、パネル表示画素部1に
供給できる実効的信号波形を均一化することができ、横
スジムラの発生を抑制することができる。言いかえる
と、狭額縁、狭接続端子ピッチ化によって接続端子〜表
示画素部の各配線間の距離に大きな差分があっても、引
出し配線抵抗をほぼ一定にすることができるので、抵抗
値起因による各ライン間の信号遅延差分によって生じる
表示ムラの発生を抑制することが可能である。また、走
査信号を供給する駆動用ICが搭載された一つのTCP
が接続される外部接続端子4とパネル表示画素部1との
間の複数の引出し配線3の抵抗値を所定範囲内に収める
ことができるので、パネル表示画素部1の走査線には同
一レベルの走査信号を供給することが可能となり、パネ
ルの垂直方向の輝度差による横スジムラの発生を抑制す
ることができる。しかもパネルの狭額縁化及び接続端子
の狭ピッチ化と両立させることができる。
て、走査線側を中心に説明したが、本発明はこれに限定
されるものではない。データ信号を信号線に供給するH
側TCPが接続される接続端子の引出し配線に本発明を
適用すれば、縦スジムラの発生を防止することができ、
表示特性の向上と狭額縁化を両立させることができる。
れるものではなく様々な変更や追加が可能であろう。例
えば、走査線、引出し配線及び接続端子は一層で構成さ
れている場合を図5と共に説明したがこれらが多層の積
層構造となったものにも本発明は適用可能である。ま
た、走査線から引き出された一層の配線と、接続端子か
ら延びる一層の配線とが引出し配線の部分でお互いに重
ねて電気的に接続した構造にも本発明は適用可能であ
る。
複数の引出し線3を対称に配置することも考えられる。
このようにすると、軸を中心に対称なパターンとできる
ので、パターン設計も容易にできコスト低減や時間短縮
が図れる。
部又は曲線状の蛇行配線部が基本単位を繰り返すことに
より連続的に構成されたものを説明したが、不連続に繰
り返していても、複数の屈曲配線部間に直線状の配線部
を設けても、本発明の効果は期待でき、本発明は適用可
能である。また、図3で点線で囲んだ範囲よりも小さい
基本単位或いは大きい基本単位を基準にして複数回或い
は複数個配置しても本発明の効果は期待でき、本発明は
適用可能である。
動用ICはTCP形式の場合を例に説明したが、ガラス
基板上に直接実装するCOG(Chip On Glass)形式で、
駆動用ICを接続した液晶表示装置にも適用できる。
引出し配線に屈曲配線部又は曲線状の蛇行配線部を設け
たことにより、パネル表示部が広く周辺部が狭いパネル
であっても、全体的に引出し配線の抵抗値を均一化する
ことができる。すなわち、狭額縁化と表示特性の改善を
両立させることができる。
である。
拡大平面図である。
配線の実施形態を説明するための拡大平面図である。
示すグラフである。
平面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 表示部とその周りの周辺部とを有する液
晶表示パネルを備えた液晶表示装置において、前記表示
部に設けられた複数の走査線又は複数の信号線と前記周
辺部に設けられた複数の接続端子とを接続する引出し配
線を備えており、前記引出し配線の一部もしくは全部が
屈曲配線部又は曲線状の蛇行配線部を備えていることを
特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項2】 パネル表示部の複数の走査線又は複数の
信号線に接続され、前記パネル表示部の周りの周辺部に
引き出され屈曲配線部又は曲線状の蛇行配線部を有する
複数の引出し配線を備える液晶表示装置であって、前記
複数の引出し配線の抵抗値が所定範囲内に収まるように
前記屈曲配線部又は前記曲線状の蛇行配線部が屈曲又は
蛇行していることを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項3】 前記引出し配線は、屈曲配線部又は曲線
状の蛇行配線部と、前記走査線又は信号線と実質的に平
行な方向に延びる平行配線部と、前記走査線又は信号線
とは非平行な方向に斜行して延びる非平行配線部と、を
備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載
の液晶表示装置。 - 【請求項4】 前記屈曲配線部又は前記蛇行配線部は、
基本単位で屈曲又は蛇行を連続的又は不連続的に繰り返
して形成されていることを特徴とする請求項1、請求項
2又は請求項3記載の液晶表示装置。 - 【請求項5】 対向する基板間に液晶を挟持しその周囲
を液晶封止材で封止した液晶表示装置において、表示部
に設けられた走査線又は信号線と周辺部に設けられた接
続端子とを接続する引出し配線を備えており、前記引出
し配線が屈曲配線部又は曲線状の蛇行配線部を備えてお
り、前記引出し配線は前記屈曲配線部又は曲線状の前記
蛇行配線部付近で前記液晶封止材と交差しオーバーラッ
プしていることを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項6】 前記液晶封止材のうち、前記引出し配線
とオーバーラップする面積とそれ以外の面積との面積比
が所定範囲内に収まるように設定されていることを特徴
とする請求項5記載の液晶表示装置。
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