JPH0933094A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH0933094A
JPH0933094A JP7179825A JP17982595A JPH0933094A JP H0933094 A JPH0933094 A JP H0933094A JP 7179825 A JP7179825 A JP 7179825A JP 17982595 A JP17982595 A JP 17982595A JP H0933094 A JPH0933094 A JP H0933094A
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Toyokazu Shimizu
豊和 志水
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Matsushita Refrigeration Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 室内機のアドレス設定スイッチの不良や誤操
作で、室内機のアドレスが変化した場合に、元のアドレ
スに戻す。 【構成】 アドレス設定スイッチ2a,2bにより自己
のアドレスが変更されると、変更前のアドレスを送信元
アドレスSAとしてアドレス変更データを室外機5に送
信した後に、自己のアドレスを記憶するメモリー3a,
3bを変更後アドレスに書き換え、室外機5においてア
ドレス変更データを受信すると、アドレス変更データの
送信元アドレスSAが接続確認動作時に記憶手段8に記
憶されたアドレスの1つに一致していることを確認した
のち、アドレス変更データ中の変更後アドレスを送信先
アドレスDAとしてアドレス復帰データを室内機1a,
1bに送信し、室内機1a,1bにおいてアドレス復帰
データを受信すると、メモリー3a,3b内の変更後ア
ドレスを変更前のアドレスに書き換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数の室内機と室外機が
同一の通信線上に接続されている空気調和機に関し、詳
しくは室内機のアドレス変更に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複数の室内機と室外機が通信によ
り運転制御する空気調和機が提案されている(例えば、
特開平2−85634号公報)。以下、この種の従来の
空気調和装置について説明する。
【0003】従来のこの種の空気調和機は、通信上にお
ける自己の号機を示す自己アドレスをアドレスを設定す
るスイッチにより設定し、送信先相手の号機を示す相手
アドレスとにより、室内機と室外機が互いに通信してい
る。
【0004】各機器は通信データの相手アドレス番号と
自己のアドレスとを比較することにより、自己に関する
ものであるか否かを判断し、自己に関する場合は、その
制御データに従って運転している。
【0005】この際、室外機は送信している室内機の自
己アドレスを記憶し、その接続台数に合った空気調和機
の冷媒制御を行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の空気調和機において、室内機のアドレスがアドレス
設定用スイッチの不良などにより不意に変化し、その変
化したアドレスにて室内機が通信した場合、室外機は接
続されている室内機が新たに増えたものと判断し、室内
機の全接続台数が増えることにより、冷媒制御が本来の
制御から外れ、正しく出来なくなる問題点があった。
【0007】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、室内機のアドレスが変わった場合、室内機のアドレ
スを、変わる前のアドレスに設定することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の空気調和機は、自己のアドレスを設定する
ためのアドレス設定スイッチと、メモリーと、前記アド
レス設定スイッチにより設定されたアドレスを前記メモ
リーに書き込みまた前記メモリーに書き込まれたアドレ
スを読み出すアドレス書込読出手段と、室外機と通信デ
ータの送受を行う室内機通信手段と、前記アドレス書込
読出手段と前記室内機通信手段を制御する室内機制御手
段とを備えた複数の室内機と、接続確認のとれた前記室
内機のアドレスを記憶する記憶手段と、前記室内機と通
信データの送受を行う室外機通信手段と、前記記憶手段
と室外機通信手段を制御する室外機制御手段とを備えた
室外機とからなり、前記室内機制御手段は、前記メモリ
ーにアドレスが書き込まれているときに前記アドレス設
定スイッチにより自己のアドレスが変更されると、変更
前のアドレスを送信元アドレスとして自己のアドレスが
変更後アドレスに変更されたことを知らせるアドレス変
更データを前記室内機通信手段により室外機に送信した
後に、前記アドレス書込読出手段により前記メモリーの
アドレスを変更後アドレスに書き換え、前記室内機通信
手段により前記室外機から前記変更後アドレスを変更前
のアドレスに戻させるアドレス復帰データを受信したと
き、前記アドレス書込読出手段により前記メモリーの変
更後アドレスを変更前のアドレスに書き換え、前記室外
機制御手段は、前記室外機通信手段により前記室内機か
ら前記アドレス変更データを受信したとき、前記アドレ
ス変更データの送信元アドレスが前記記憶手段に記憶さ
れたアドレスの1つに一致していれば、前記アドレス変
更データの前記変更後アドレスを送信先アドレスとして
前記アドレス復帰データを前記室外機通信手段により前
記室内機に送信するのである。
【0009】
【作用】本発明の空気調和機では、メモリーにアドレス
が書き込まれているときにアドレス設定スイッチにより
自己のアドレスが変更されると、室内機制御手段は、変
更前のアドレスを送信元アドレスとして自己のアドレス
が変更後アドレスに変更されたことを知らせるアドレス
変更データを室内機通信手段により室外機に送信した後
に、アドレス書込読出手段によりメモリーのアドレスを
変更後アドレスに書き換える。
【0010】次に、室外機通信手段により室内機から前
記アドレス変更データを受信したとき室外機制御手段
は、アドレス変更データの送信元アドレスが記憶手段に
記憶されたアドレスの1つに一致していれば、アドレス
変更データの変更後アドレスを送信先アドレスとして変
更後アドレスを変更前のアドレスに戻させるアドレス復
帰データを室外機通信手段により室内機に送信する。
【0011】次に、室内機通信手段により室外機からア
ドレス復帰データを受信したとき室内機制御手段は、ア
ドレス書込読出手段によりメモリーの変更後アドレスを
変更前のアドレスに書き換えるのである。
【0012】以上の動作により、室内機のアドレスが変
わった場合、室内機のアドレスを、変わる前のアドレス
に戻すことができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例の空気調和機につい
て、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一実
施例の空気調和機のブロック図、図2(a)は同実施例
の空気調和機におけるアドレス設定スイッチによりアド
レスを設定またはアドレスが変更されたときの室内機の
制御を示すフローチャート、図2(b)は同実施例の空
気調和機における室外機から通信データを受信したとき
の室内機の制御を示すフローチャート、図3は同実施例
の空気調和機における室外機の制御を示すフローチャー
ト、図4は同実施例の空気調和機の室外機と室内機との
間の通信データの構成を示すデータ構成図である。
【0014】図1において、1a,1bは室内機であ
り、それぞれ自己のアドレスを設定するためのアドレス
設定スイッチ2a,2bと、メモリー3a,3bと、ア
ドレス設定スイッチ2a,2bにより設定されたアドレ
スをメモリー3a,3bに書き込み、またメモリー3
a,3bに書き込まれたアドレスを読み出すアドレス書
込読出手段4a,4bと、室外機5と通信データの送受
を行う室内機通信手段6a,6bと、アドレス書込読出
手段4a,4bと室内機通信手段6a,6bを制御する
室内機制御手段7a,7bとを備えている。
【0015】室外機5は、接続確認のとれた室内機1
a,1bのアドレスを記憶する記憶手段8と、室内機1
a,1bと通信データの送受を行う室外機通信手段9
と、記憶手段8と室外機通信手段9を制御する室外機制
御手段10と、電源が投入されたとき室内機1a,1b
へ送信開始データを送信する制御を行う送信開始制御手
段11とを備えている。
【0016】また、12は伝送線であり、室内機1a,
1bと室外機5とは伝送線12を介して通信データの送
受を行う。
【0017】13は室内機制御手段7a,7b内に設け
られるアドレス変更制御手段であり、アドレス書込読出
手段4a,4bの状態を常に監視し、メモリー3a,3
bにアドレスが書き込まれているときにアドレス設定ス
イッチ2a,2bにより、自己のアドレスが変更された
とき、変更前のアドレスを送信元アドレスSAとして自
己のアドレスが変更後アドレスに変更されたことを知ら
せるアドレス変更データを室内機通信手段6a,6bに
より室外機5に送信した後に、アドレス書込読出手段4
a,4bによりメモリー3a,3bのアドレスを変更後
アドレスに書き換える制御を行う。
【0018】14は室内機制御手段7a,7b内に設け
られる送信先アドレス抽出手段であり、受信した通信デ
ータから送信先アドレスDAを抽出する。
【0019】15は室内機制御手段7a,7b内に設け
られるアドレス比較手段であり、送信先アドレス抽出手
段14により抽出したアドレスとアドレス書込読出手段
4a,4bにより読み出したメモリー3a,3b内のア
ドレスとを比較する。
【0020】16は室内機制御手段7a,7b内に設け
られる通信データ解読手段であり、アドレス比較手段1
5によりアドレスの一致が確認されたとき、受信した通
信データのデータ部DATAを解読する。
【0021】17は室内機制御手段7a,7b内に設け
られる接続確認制御手段であり、通信データ解読手段1
6により、受信した通信データが送信開始データと分か
ったとき、室外機5へ接続確認データを送信する制御を
行う。
【0022】18は室内機制御手段7a,7b内に設け
られる室内機冷媒システム制御手段であり、通信データ
解読手段16により、受信した通信データが冷媒システ
ム制御に関するものであると分かったとき、室内機1
a,1bの冷媒システムの制御を行う。
【0023】19は室内機制御手段7a,7b内に設け
られるアドレス復帰制御手段であり、通信データ解読手
段16により、受信した通信データがアドレス復帰デー
タであると分かったとき、アドレス書込読出手段4a,
4bによりメモリー3a,3bのアドレスをアドレス復
帰データのアドレスに書き換える制御を行う。
【0024】20は室外機制御手段10内に設けられ室
外機5のアドレスを記憶する室外機アドレスメモリーで
ある。
【0025】21は室外機制御手段10内に設けられ、
受信した通信データから送信先アドレスDAを抽出する
送信先アドレス抽出手段である。
【0026】22は室外機制御手段10内に設けられ、
送信先アドレス抽出手段21により抽出したアドレスと
室外機アドレスメモリー20内のアドレスとを比較する
送信先アドレス比較手段である。
【0027】23は室外機制御手段10内に設けられ、
送信先アドレス比較手段22によりアドレスの一致が確
認されたとき、受信した通信データのデータ部DATA
を解読する通信データ解読手段である。
【0028】24は室外機制御手段10内に設けられ、
送信先アドレス比較手段22によりアドレスの一致が確
認されたとき、受信した通信データの送信元アドレスS
Aを抽出する送信元アドレス抽出手段である。
【0029】25は室外機制御手段10内に設けられる
室内機アドレス書込み手段であり、通信データ解読手段
23により、受信した通信データが接続確認データであ
ると分かったとき、送信元アドレス抽出手段24により
抽出した送信元アドレスSAを記憶手段8に書き込む制
御を行う。
【0030】26は室外機制御手段10内に設けられ、
送信元アドレス抽出手段24により抽出したアドレス
と、記憶手段8に記憶している複数の室内機のアドレス
とを比較する送信元アドレス比較手段である。
【0031】27は室外機制御手段10内に設けられる
室外機冷媒システム制御手段であり、通信データ解読手
段23により、受信した通信データが冷媒システム制御
に関するものであると分かったとき、室外機の冷媒シス
テムの制御を行う。
【0032】28は室外機制御手段10内に設けられる
アドレス復帰制御手段であり、通信データ解読手段23
により、受信した通信データがアドレス変更データであ
ると分かったとき、アドレス変更データのデータ部DA
TA内の変更後アドレスを送信先アドレスとして変更後
アドレスを送信元アドレス抽出手段24により抽出した
アドレスに戻させるアドレス復帰データを室外機通信手
段9により室内機1a,1bに送信する制御を行う。
【0033】以上のように構成された本実施例の空気調
和機について以下その動作を、図1から図3を参照しな
がら説明する。
【0034】まず、室内機1a,1bにおいて、メモリ
ー3a,3bにアドレスを記憶させていない初期の状態
で、アドレス設定スイッチ2a,2bによりアドレスが
設定されると(図2(a)のstep1)、図2(a)
のstep2をNo側に分岐して、設定されたアドレス
をアドレス書込読出手段4a,4bによりメモリー3
a,3bに書き込む(図2(a)のstep3)。
【0035】空気調和機に電源が投入されたとき、室外
機5は送信開始制御手段11の制御により室外機通信手
段9を介して室内機1a,1bへ通信データ(送信開始
データ)を送信する(図3のstep15)。
【0036】一方、室内機1a,1bが室内機通信手段
6a,6bにより通信データ(送信開始データ)を受信
すると、図2(b)のstep5をYes側に分岐し、
送信先アドレス抽出手段14により通信データ(送信開
始データ)の送信先アドレスDAを抽出し(図2(b)
のstep6)、アドレス比較手段15が、その送信先
アドレスDAと、アドレス書込読出手段4a,4bによ
りメモリー3a,3bから読み出したアドレスとを比較
する(図2(b)のstep7)。
【0037】アドレス比較手段15で比較した結果、ア
ドレスが一致すれば、図2(b)のstep8をYes
側に分岐し、通信データ解読手段16により通信データ
(送信開始データ)のデータ部DATAを解読する(図
2(b)のstep9)。
【0038】解読の結果、受信した通信データが送信開
始データであると分かると、図2(b)のstep10
をYes側に分岐し、接続確認制御手段17の制御によ
り室内機通信手段6a,6bを介して室外機5へ通信デ
ータ(接続確認データ)を送信する(図2(b)のst
ep11)。
【0039】室外機5が室外機通信手段9により通信デ
ータ(接続確認データ)を受信すると、図3のstep
16をYes側に分岐し、送信先アドレス抽出手段21
により通信データ(接続確認データ)の送信先アドレス
DAを抽出し(図3のstep17)、送信先アドレス
比較手段22が、その送信先アドレスDAと、室外機ア
ドレスメモリー20に記憶している室外機5のアドレス
とを比較する(図3のstep18)。
【0040】送信先アドレス比較手段15で比較した結
果、アドレスが一致すれば、図3のstep19をYe
s側に分岐し、通信データ解読手段23により通信デー
タ(接続確認データ)のデータ部DATAを解読する
(図3のstep20)。
【0041】解読の結果、受信した通信データが接続確
認データであると分かると、図3のstep21をYe
s側に分岐し、送信元アドレス抽出手段24により抽出
した通信データ(接続確認データ)の送信元アドレスS
Aを室内機アドレス書込み手段25により記憶手段8に
書き込む(図3のstep22)。
【0042】接続確認データの受信により自己と接続さ
れている室内機1a,1bのアドレスを確認すると、室
外機5が室内機1a,1bに冷媒システム制御に関する
通信データを送信する。
【0043】一方、室内機1a,1bが室内機通信手段
6a,6bにより室外機5からの冷媒システム制御に関
する通信データを受信すると、図2(b)のstep5
をYes側に分岐し、送信先アドレス抽出手段14によ
り通信データの送信先アドレスDAを抽出し(図2
(b)のstep6)、アドレス比較手段15が、その
送信先アドレスDAと、アドレス書込読出手段4a,4
bによりメモリー3a,3bから読み出したアドレスと
を比較する(図2(b)のstep7)。
【0044】アドレス比較手段15で比較した結果、ア
ドレスが一致すれば、図2(b)のstep8をYes
側に分岐し、通信データ解読手段16により通信データ
のデータ部DATAを解読する(図2(b)のstep
9)。
【0045】解読の結果、受信した通信データが冷媒シ
ステム制御に関するものであると分かると、図2(b)
のstep10をNo側に分岐した後、図2(b)のs
tep12をNo側に分岐し、室内機冷媒システム制御
手段18により室内機1a,1bの冷媒システムの制御
を行う。
【0046】また、空気調和機の運転中に、室外機5が
室外機通信手段9により室内機1a,1bからの冷媒シ
ステム制御に関する通信データを受信すると、図3のs
tep16をYes側に分岐し、送信先アドレス抽出手
段21により通信データの送信先アドレスDAを抽出し
(図3のstep17)、送信先アドレス比較手段22
が、その送信先アドレスDAと、室外機アドレスメモリ
ー20に記憶している室外機5のアドレスとを比較する
(図3のstep18)。
【0047】送信先アドレス比較手段15で比較した結
果、アドレスが一致すれば、図3のstep19をYe
s側に分岐し、通信データ解読手段23により通信デー
タのデータ部DATAを解読する(図3のstep2
0)。
【0048】解読の結果、受信した通信データが接続確
認データでないので、図3のstep21をNo側に分
岐し、送信元アドレス抽出手段24により抽出した通信
データの送信元アドレスSAと記憶手段8に記憶してい
る複数のアドレスとを送信元アドレス比較手段26によ
り順次比較し(図3のstep23)、一致するものが
なければ、図3のstep24をNo側に分岐して図3
のstep16に戻り、一致が確認されると、図3のs
tep24をYes側に分岐する。
【0049】受信した通信データが冷媒システム制御に
関するものと分かり、その送信元アドレスSAが記憶手
段8に記憶している複数のアドレスの一つと一致した場
合、図3のstep25をNo側に分岐し、室外機冷媒
システム制御手段27により室外機5の冷媒システムの
制御を行う。
【0050】その後、仮に、室内機1aのアドレス設定
スイッチ2aの不良により室内機1aの設定アドレスが
変わった(図2(a)のstep1)場合は、メモリー
3aに既にアドレスを記憶している状態で室内機1aの
設定アドレスが変わったことをアドレス変更制御手段1
3が検知し、図2(a)のstep2をYes側に分岐
して、アドレス変更制御手段13の制御により、メモリ
ー3aに記憶している変更前のアドレスを送信元アドレ
スSAとして、自己のアドレスが変更後アドレスに変更
されたことを知らせる通信データ(アドレス変更デー
タ)を室内機通信手段6aにより室外機5に送信した
(図2(a)のstep4)後に、アドレス書込読出手
段4aによりメモリー3aのアドレスを変更後アドレス
に書き換える(図2(a)のstep3)。
【0051】そして、室外機5が室外機通信手段9によ
り室内機1aからの通信データ(アドレス変更データ)
を受信すると、図3のstep16をYes側に分岐
し、送信先アドレス抽出手段21により通信データ(ア
ドレス変更データ)の送信先アドレスDAを抽出し(図
3のstep17)、送信先アドレス比較手段22が、
その送信先アドレスDAと、室外機アドレスメモリー2
0に記憶している室外機5のアドレスとを比較する(図
3のstep18)。
【0052】送信先アドレス比較手段15で比較した結
果、アドレスが一致すれば、図3のstep19をYe
s側に分岐し、通信データ解読手段23により通信デー
タ(アドレス変更データ)のデータ部DATAを解読す
る(図3のstep20)。
【0053】解読の結果、受信した通信データが接続確
認データでないので、図3のstep21をNo側に分
岐し、送信元アドレス抽出手段24により抽出した通信
データ(アドレス変更データ)の送信元アドレスSAと
記憶手段8に記憶している複数のアドレスとを送信元ア
ドレス比較手段26により順次比較し(図3のstep
23)、一致するものがなければ、図3のstep24
をNo側に分岐して図3のstep16に戻り、一致が
確認されると、図3のstep24をYes側に分岐す
る。
【0054】受信した通信データがアドレス変更データ
と分かり、その送信元アドレスSAが記憶手段8に記憶
している複数のアドレスの一つと一致した場合、図3の
step25をYes側に分岐し、アドレス復帰制御手
段28の制御により、アドレス変更データのデータ部D
ATA内の変更後アドレスを送信先アドレスDAとし
て、変更後アドレスを送信元アドレス抽出手段24によ
り抽出したアドレスに戻させる通信データ(アドレス復
帰データ)を室外機通信手段9により室内機1aに送信
する。
【0055】そして、室内機1aが室内機通信手段6a
により室外機5からの通信データ(アドレス復帰デー
タ)を受信すると、図2(b)のstep5をYes側
に分岐し、送信先アドレス抽出手段14により通信デー
タ(アドレス復帰データ)の送信先アドレスDAを抽出
し(図2(b)のstep6)、アドレス比較手段15
が、その送信先アドレスDAと、アドレス書込読出手段
4a,4bによりメモリー3aから読み出したアドレス
(変更後アドレス)とを比較する(図2(b)のste
p7)。
【0056】アドレス比較手段15で比較した結果、ア
ドレスが一致すれば、図2(b)のstep8をYes
側に分岐し、通信データ解読手段16により通信データ
(アドレス復帰データ)のデータ部DATAを解読する
(図2(b)のstep9)。
【0057】解読の結果、受信した通信データがアドレ
ス復帰データであると分かると、図2(b)のstep
10をNo側に分岐した後、図2(b)のstep12
をYes側に分岐し、アドレス復帰制御手段19の制御
により、アドレス書込読出手段4aによりメモリー3a
のアドレスをアドレス復帰データのアドレスに書き換え
る。
【0058】なお、本実施例では、説明を簡単にするた
め、室外機5に2台の室内機1a,1bを接続している
が、3台以上の室内機を接続しても構わないことは言う
までもない。
【0059】以上説明したように本実施例の空気調和機
は、室内機1a,1bにおいてアドレス設定スイッチ2
a,2bにより自己のアドレスが変更されると、変更前
のアドレスを送信元アドレスSAとして自己のアドレス
が変更後アドレスに変更されたことを知らせるアドレス
変更データを室外機5に送信した後に、自己のアドレス
を記憶するメモリー3a,3bを変更後アドレスに書き
換え、室外機5においてアドレス変更データを受信する
と、アドレス変更データの送信元アドレスSAが接続確
認動作時に記憶手段8に記憶されたアドレスの1つに一
致していることを確認したのち、アドレス変更データ中
の変更後アドレスを送信先アドレスDAとして変更後ア
ドレスを変更前のアドレスに戻させるアドレス復帰デー
タを室内機1a,1bに送信し、室内機1a,1bにお
いてアドレス復帰データを受信すると、メモリー3a,
3b内の変更後アドレスを変更前のアドレスに書き換え
るので、室内機1a,1bのアドレス設定スイッチ2
a,2bに不良が生じたり、誤ってアドレスを変更して
しまった場合でも、室外機5の管理下で、室内機1a,
1bのアドレスを、元のアドレスに戻すことができるの
で、室内機1a,1bのアドレス変更による冷媒システ
ムの制御上の不具合の発生を抑制できる。
【0060】
【発明の効果】以上のように本発明の空気調和機は、室
内機においてアドレス設定スイッチにより自己のアドレ
スが変更されると、変更前のアドレスを送信元アドレス
として自己のアドレスが変更後アドレスに変更されたこ
とを知らせるアドレス変更データを室外機に送信した後
に、自己のアドレスを記憶するメモリーを変更後アドレ
スに書き換え、室外機においてアドレス変更データを受
信すると、アドレス変更データの送信元アドレスが接続
確認動作時に記憶手段に記憶されたアドレスの1つに一
致していることを確認したのち、アドレス変更データ中
の変更後アドレスを送信先アドレスとして変更後アドレ
スを変更前のアドレスに戻させるアドレス復帰データを
室内機に送信し、室内機においてアドレス復帰データを
受信すると、メモリー内の変更後アドレスを変更前のア
ドレスに書き換えるようにしたものである。
【0061】これにより、室内機のアドレス設定スイッ
チに不良が生じたり、誤ってアドレスを変更してしまっ
た場合でも、室外機の管理下で、室内機のアドレスを、
元のアドレスに戻すことができるので、室内機のアドレ
ス変更による冷媒システムの制御上の不具合の発生を抑
制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の空気調和機のブロック図
【図2】(a)同実施例の空気調和機におけるアドレス
設定スイッチによりアドレスを設定またはアドレスが変
更されたときの室内機の制御を示すフローチャート (b)同実施例の空気調和機における室外機から通信デ
ータを受信したときの室内機の制御を示すフローチャー
【図3】同実施例の空気調和機における室外機の制御を
示すフローチャート
【図4】同実施例の空気調和機の室外機と室内機との間
の通信データの構成を示すデータ構成図
【符号の説明】
1a,1b 室内機 2a,2b アドレス設定スイッチ 3a,3b メモリー 4a,4b アドレス書込読出手段 5 室外機 6a,6b 室内機通信手段 7a,7b 室内機制御手段 8 記憶手段 9 室外機通信手段 10 室外機制御手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自己のアドレスを設定するためのアドレ
    ス設定スイッチと、メモリーと、前記アドレス設定スイ
    ッチにより設定されたアドレスを前記メモリーに書き込
    みまた前記メモリーに書き込まれたアドレスを読み出す
    アドレス書込読出手段と、室外機と通信データの送受を
    行う室内機通信手段と、前記アドレス書込読出手段と前
    記室内機通信手段を制御する室内機制御手段とを備えた
    複数の室内機と、 接続確認のとれた前記室内機のアドレスを記憶する記憶
    手段と、前記室内機と通信データの送受を行う室外機通
    信手段と、前記記憶手段と室外機通信手段を制御する室
    外機制御手段とを備えた室外機とからなり、 前記室内機制御手段は、前記メモリーにアドレスが書き
    込まれているときに前記アドレス設定スイッチにより自
    己のアドレスが変更されると、変更前のアドレスを送信
    元アドレスとして自己のアドレスが変更後アドレスに変
    更されたことを知らせるアドレス変更データを前記室内
    機通信手段により室外機に送信した後に、前記アドレス
    書込読出手段により前記メモリーのアドレスを変更後ア
    ドレスに書き換え、前記室内機通信手段により前記室外
    機から前記変更後アドレスを変更前のアドレスに戻させ
    るアドレス復帰データを受信したとき、前記アドレス書
    込読出手段により前記メモリーの変更後アドレスを変更
    前のアドレスに書き換え、 前記室外機制御手段は、前記室外機通信手段により前記
    室内機から前記アドレス変更データを受信したとき、前
    記アドレス変更データの送信元アドレスが前記記憶手段
    に記憶されたアドレスの1つに一致していれば、前記ア
    ドレス変更データの前記変更後アドレスを送信先アドレ
    スとして前記アドレス復帰データを前記室外機通信手段
    により前記室内機に送信することを特徴とする空気調和
    機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019196467A1 (zh) * 2018-04-13 2019-10-17 珠海格力电器股份有限公司 空调器设备配对方法及装置、存储介质和处理器

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