JPH093308A - 合成樹脂製電気・電子部品 - Google Patents

合成樹脂製電気・電子部品

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JPH093308A
JPH093308A JP15601695A JP15601695A JPH093308A JP H093308 A JPH093308 A JP H093308A JP 15601695 A JP15601695 A JP 15601695A JP 15601695 A JP15601695 A JP 15601695A JP H093308 A JPH093308 A JP H093308A
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JP
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resin
parts
weight
electric
synthetic resin
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JP15601695A
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Inventor
Tetsuo Tanaka
哲男 田中
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価で、耐熱性、電気特性、機械特性、金属
腐食性、及び成形性の全ての面でバランスが良く、優れ
た合成樹脂製の電気・電子部品を提供する。 【構成】 (A)熱可塑性ポリエステル系樹脂95〜5
5重量部、(B)ポリアミド樹脂5〜45重量部、
(C)上記成分(A)及び(B)の合計量100重量部
に対してグリシジル基を有する変性ポリオレフィン系樹
脂1〜100重量部、からなる樹脂組成物で合成樹脂製
電気・電子部品を成形する。 【効果】 機械特性、耐熱性、電気特性、金属腐食性、
及び成形性の全ての面でバランスがよいため、あらゆる
用途の電気・電子部品を製造できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばコイルボビン、
コネクター、トランス・ボックス、モーター・カバー、
サーキット・ボード、スイッチ、ソケット等の電気・電
子部品に関するものであり、更に詳しくは、電気特性、
耐熱性、機械特性、金属腐食性、及び成形性等のバラン
スが良い合成樹脂製の電気・電子材料に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のような電気・電子部品は、
フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリプロピレンもしく
はポリメチルペチレン等のポリオレフィン樹脂、ポリブ
チレンテレフタレートもしくはポリエチレンテレフタレ
ート等のポリエステル樹脂、ナイロン6もしくはナイロ
ン66等のポリアミド樹脂で作成されていた。
【0003】しかし、電気・電子部品の材料として用い
られていた上記のような合成樹脂には、それぞれ固有の
問題点があって用途に限界があった。例えば、フェノー
ル樹脂やエポキシ樹脂は安価で電気特性も優れるが、熱
硬化性樹脂のため機械特性が劣るため脆くて破壊し易
く、又、複雑な形状のものを短時間で成形できるという
特徴をもつ射出成形という実用性の高い成形法で成形で
きない。又、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン等の
ポリオレフィン樹脂は電気特性、機械特性、射出成形性
は優れるが、耐熱性が劣るという問題があってハンダ付
けの際に問題を起こし易い。更に、ポリエステル樹脂は
電気特性、金属腐食性、射出成形性には優れるが、耐熱
性が劣るという問題を抱えており、ポリアミド樹脂は耐
熱性、機械特性、射出成形性は優れるが、電気特性、金
属腐食性が劣るという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来にお
いて電気・電子部品の材料として使用されてきた各種の
樹脂には一長一短があり、用途に限界があった。そこで
本発明は上記のような従来の電気・電子部品における問
題点に鑑み、比較的安価であって、しかも耐熱性、電気
特性、機械特性、金属腐食性、及び成形性の全ての面で
バランスが良く、優れた合成樹脂製の電気・電子部品を
提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記の目的
を達成するために鋭意研究を重ねた結果、熱可塑性ポリ
エステル系樹脂とポリアミド樹脂とを、相溶化剤の存在
下で所定の割合でブレンドした樹脂組成物を成形するこ
とで、上記の目的を達成しうる合成樹脂製電気・電子部
品を製造しうることを見いだし、本発明を完成するに至
った。
【0006】即ち、本発明に係る合成樹脂製電気・電子
部品は(A)熱可塑性ポリエステル系樹脂95〜55重
量部、(B)ポリアミド樹脂5〜45重量部、(C)上
記成分(A)及び(B)の合計量100重量部に対して
グリシジル基を有する変性ポリオレフィン系樹脂1〜1
00重量部、からなる樹脂組成物を成形することで、製
造することができる。
【0007】本発明で用いられる前記樹脂組成物の成分
(A)熱可塑性ポリエステル系樹脂としては、芳香族ジ
カルボン酸あるいはそのエステル形成性誘導体と、ジオ
ールあるいはそのエステル誘導体とを主成分とする縮合
反応により得られる重合体もしくは共重合体、あるいは
ラクトンの開環重合体等が挙げられ、これらは単独で又
は2種以上組み合わせて用いられる。
【0008】上記芳香族ジカルボン酸としては、テレフ
タル酸、イソフタル酸、フタル酸、2,6−ナフタレン
ジカルボン酸、ビス(p−カルボキシフェニル)メタ
ン、アントラセンジカルボン酸、4,4’−ジフェニル
カルボン酸、4,4’−ジフェニルエーテルジカルボン
酸、又はそれらのエステル形成性誘導体等が挙げられ、
これらは単独で又は2種以上組み合わせて用いられる。
【0009】又、上記ジオール成分としては、炭素数2
〜10の脂肪族ジオール、即ちエチレングリコール、
1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオール、
ネオペンチルグリコール、1,5−ペンタンジオール、
1,6−ヘキサンジオール、1,8−オクタンジオー
ル、シクロヘキサンジオール等、あるいは分子量400
〜6000の長鎖グリコール、即ちポリエチレングリコ
ール、ポリ−1,3−ポリプロピレングリコール、ポリ
テトラメチレングリコール等が挙げられ、これらは単独
で又は2種以上組み合わせて用いられる。
【0010】そして、成分(A)熱可塑性ポリエステル
系樹脂としては、具体的にはポリエチレンテレフタレー
ト、ポリプロピレンテレフタレート、ポリブチレンテレ
フタレート、ポリヘキサメチレンテレフタレート、ポリ
エチレン−2,6−ナフトール、ポリエチレン−1,2
−ビス(フェノキシ)エタン−4,4’−ジカルボキシ
レート等が挙げられ、これらは単独で又は2種以上組み
合わせて用いられる。更に、これらの熱可塑性ポリエス
テル系樹脂の中でも、ポリエチレンテレフタレート、ポ
リブチレンテレフタレート、又はそれらの混合物が好適
に用いられる。
【0011】又、前記樹脂組成物の成分(B)ポリアミ
ド樹脂としては、脂肪族アミノ酸、ラクタム、ジアミン
とジカルボン酸とを主成分とするもの等が挙げられる。
又、ポリアミド樹脂として、脂肪族成分に少量の芳香族
成分や他の脂肪族成分が導入された共重合ポリアミドを
用いてもよい。
【0012】上記脂肪族アミノ酸としては、6−アミノ
カプロン酸、11−アミノウンデカン酸、及び12−ア
ミノドデカン酸等が挙げられ、これらは単独で又は2種
以上組み合わせて用いられる。
【0013】又、上記ラクタムとしては、ε−カプロラ
クタム、及びω−カプロラクタム等が挙げられ、これら
は単独で又は2種以上組み合わせて用いられる。
【0014】更に、上記ジアミンとしては、テトラメチ
レンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ウンデカメチ
レンジアミン、及びドデカメチレンジアミン等が挙げら
れる。
【0015】又、上記ジカルボン酸としては、アジピン
酸、アゼライン酸、セバシン酸、ドデカン二酸、及びジ
グリコール酸等が挙げられ、これらは単独で又は2種以
上組み合わせて用いられる。
【0016】そして、この成分(B)ポリアミド樹脂と
しては、具体的には、ポリカプロアミド(ナイロン
6)、ポリヘキサメチレンアジパミド(ナイロン6
6)、ポリテトラメチレンアジパミド(ナイロン4
6)、及びポリドデカンアミド(ナイロン12)等が挙
げられ、これらは単独で又は2種以上組み合わせて用い
られる。
【0017】本発明の合成樹脂製電気・電子部品は、上
記のような成分(A)熱可塑性ポリエステル系樹脂、及
び成分(B)ポリアミド樹脂をブレンドした樹脂組成物
を成形するのであるが、本来、ポリエステル樹脂とポリ
アミド樹脂とは相溶性が悪く、溶融混練時にいわゆるバ
ラス効果が著しく、安定した樹脂組成物を得ることが困
難であったり、その結果、該混練物から得られた成形物
の機械特性が低く、又、成形物間の機械特性のバラツキ
が大きいという問題が生ずる。そこで、本発明では、樹
脂組成物中に、成分(A)熱可塑性ポリエステル系樹脂
と成分(B)ポリアミド樹脂との相溶化剤として、成分
(C)グリシジル基を有する変性ポリオレフィン系樹脂
を上記成分(A)及び(B)の合計量100重量部に対
して1〜100重量部配合してなるものである。
【0018】前記樹脂組成物の成分(C)グリシジル基
を有する変性ポリオレフィン系樹脂としては、グリシジ
ル基を有する化合物を用いた変性ポリオレフィン系樹脂
が挙げられる。更に、このグリシジル基を有する化合物
を用いた変性ポリオレフィン系樹脂の好ましい例として
は、(a)ポリオレフィン系樹脂100重量部、(b)
グリシジル基を有する化合物0.1〜30重量部、
(c)ビニル系単量体0〜500重量部、を重合させて
なる変性ポリオレフィン系樹脂が挙げられる。
【0019】前記成分(C)グリシジル基を有する変性
ポリオレフィン系樹脂は、具体的には、前記(a)ポリ
オレフィン系樹脂、(b)グリシジル基を有する化合
物、(c)ビニル系単量体を、(d)ラジカル重合開始
剤の存在下、水性懸濁液中で重合することにより製造さ
れる。
【0020】前記水性懸濁液中の、(a)ポリオレフィ
ン系樹脂、(b)グリシジル基を有する化合物、及び
(c)ビニル系単量体の配合割合については、(b)グ
リシジル基を有する化合物は、(a)ポリオレフィン系
樹脂100重量部に対して0.1〜30重量部、好まし
くは0.1〜15重量部である。(b)成分が上記範囲
より多い場合は樹脂組成物の機械特性、流動性の低下を
招き、少ない場合は相溶化効果が乏しい。
【0021】上記(C)変性ポリオレフィン系樹脂の構
成要素の1つである(a)ポリオレフィン系樹脂として
は、エチレン、プロピレン、1−ブテン、1−ペンテ
ン、イソブテン、ブタジエン、イソプレン、クロロプレ
ン、フェニルプロパジエン、シクロペンタジエン、1,
3−シクロヘキサジエン、1,4−ヘキサジエン、1,
3−オクタジエン、1,5−シクロオクタジエン、メチ
レンノルボルネン、1,5−ノルボルナジエン、エチリ
デンノルボルネン、及びα、ω−非共役ジエン類からな
るモノマー類から選ばれる1種からなる単独重合体ある
いは2種以上からなる共重合体、更には、これらの単独
重合体もしくは共重合体の2種以上の混合物、又は単独
重合体の少なくとも1種と該共重合体の少なくとも1種
との混合物等が挙げられる。
【0022】又、(c)ビニル系単量体は、(a)ポリ
オレフィン系樹脂100重量部に対して0〜500重量
部、好ましくは0〜200重量部、更に好ましくは0〜
100重量部である。(c)成分が上記範囲より多い場
合は、ビニル系単量体同士の重合が主体となることか
ら、重合時の水性懸濁液において過度の凝集、融着、塊
状等が生じる。
【0023】前記成分(b)グリシジル基を有する化合
物としては、アクリル酸グリシジル、メタクリル酸グリ
シジル、イタコン酸モノグリシジルエステル、イタコン
酸ジグリシジルエステル、ブテントリカルボン酸モノグ
リシジルエステル、ブテントリカルボン酸ジグリシジル
エステル、ブテントリカルボン酸トリグリシジルエステ
ル、p−スチレンカルボン酸グリシジルエステル、アリ
ルグリシジルエーテル、2−メチルアリルグリシジルエ
ーテル、スチレンp−グリシジルエーテル、p−グリシ
ジルスチレン、3,4−エポキシ−1−ブテン、3,4
−エポキシ−3−メチル−1−ブテン、3,4−エポキ
シ−1−ペンテン、3,4−エポキシ−3−メチル−1
−ペンテン、5,6−エポキシ−1−ヘキセン、及びビ
ニルシクロヘキセンモノオキシド等が挙げられる。この
中でも、特に、アクリル酸グリシジル、メタクリル酸グ
リシジル、又はそれらの混合物が好適に用いられる。
【0024】又、前記(b)グリシジル基を有する化合
物としては、下記一般式(I)
【0025】
【化3】
【0026】(式中、Arはグリシジルオキシ基を少な
くとも1個含有するC6 〜C23の芳香族炭化水素を示
し、Rは水素原子又はメチル基を示す。)で表される化
合物が好適に用いられる。上記一般式(I)で表される
化合物は、分子内にそれぞれ少なくとも1個のアクリル
アミド基とグリシジル基を持つ。アクリルアミド基と
は、アクリルアミド基の他にメタクリルアミド基も含
む。
【0027】上記一般的(I)で表されるグリシジル基
を有する化合物は、例えば、特開昭60−130580
号に記載されたような方法で製造することができる。即
ち、少なくとも1個のフェノール性水酸基を有する芳香
族炭化水素とN−メチロールアクリルアミド又はN−メ
チロールメタクリルアミドを酸性触媒の存在下に縮合さ
せた後、水酸基をエピハロヒドリンによりグリシジル化
することによって得られる。上記の少なくとも1個のフ
ェノール性水酸基を有する芳香族炭化水素としては、炭
素数6〜23のフェノール化合物が用いられる。該フェ
ノール化合物の具体例としては、例えば、フェノール、
クレゾール、キシレノール、カルバクロール、チモー
ル、ナフトール、レゾルシン、ヒドロキノン、ピロガロ
ール、フェナントロール等が挙げられる。中でも、アル
キル置換基を有する1価フェノールが好適である。
【0028】例えば、出発物質として2,6−キシレノ
ールとN−メチロールアクリルアミドを用いた場合に
は、下記構造式(II)
【0029】
【化4】
【0030】で表される化合物を得ることができる。
【0031】又、出発物質としてオルトクレゾールとN
−メチロールアクリルアミドを用いた場合には、下記構
造式(III)
【0032】
【化5】
【0033】で表される化合物を得ることができる。
【0034】次に、上記(C)グリシジル基を有する変
性ポリオレフィン系樹脂の構成要素の1つである(c)
ビニル系単量体としては、例えば芳香族ビニル化合物と
しては、スチレン、o−メチルスチレン、p−メチルス
チレン、m−メチルスチレン、α−メチルスチレン、ビ
ニルトルエン及びジビニルベンゼン等が、炭素数が1〜
22であるメタクリル酸アルキルエステルとしては、メ
タクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸
i−プロピル、メタクリル酸n−ブチル、メタクリル酸
t−ブチル、メタクリル酸2−エチルヘキシル及びメタ
クリル酸ステアリル等が、炭素数1〜22であるアクリ
ル酸アルキルエステルとしては、アクリル酸メチル、ア
クリル酸エチル、アクリル酸i−ブチル、アクリル酸n
−ブチル、アクリル酸t−ブチル、アクリル酸2−エチ
ルヘキシル、及びアクリル酸ステアリル等が、炭素数が
1〜22であるビニルアルキルエーテルとしては、ビニ
ルメチルエーテル、ビニルエチルエーテル、ビニルn−
プロピルエーテル、ビニルi−プロピルエーテル、ビニ
ルi−ブチルエーテル、ビニルn−アミルエーテル、ビ
ニルi−アミルエーテル、ビニル2−エチルヘキシルエ
ーテル、及びビニルオクタデシルエーテル等が、不飽和
ニトリル化合物としては、アクリルニトリル、メタクリ
ルニトリル等が、不飽和アミノ化合物としては、アクリ
ルアミド、メタクリルアミド等が、マレイン酸ジ−アル
キルエステルとしては、マレイン酸ジ−n−アミルエス
テル、マレイン酸ジ−n−ブチルエステル、マレイン酸
ジ−i−アミルエステル、マレイン酸ジ−i−ブチルエ
ステル、マレイン酸ジメチルエステル、マレイン酸ジ−
n−プロピルエステル、マレイン酸ジ−オクチルエステ
ル、マレイン酸ジ−ノニルエステル等が、炭素数が1〜
8のアリルアルキルエーテルとしては、アリルエチルエ
ーテル、アリルn−オクチルエーテル等が、ジエン化合
物としては、ジシクロペンタジエン、ブタジエン、イソ
プレン、クロロプレン、フェニルプロパジエン、シクロ
ペンタジエン、1,5−ノルボナジエン、1,3−シク
ロヘキサジエン、1,4−シクロヘキサジエン、1,5
−シクロヘキサジエン、1,3−シクロオクタジエン等
が挙げられ、又、他のビニルモノマーとしてアクリル
酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、酢酸
ビニル等が挙げられる。これらは単独で又は2種以上組
み合わせて用いられる。
【0035】又、上記成分(C)グリシジル基を有する
変性ポリオレフィン系樹脂の製造に用いられる(d)ラ
ジカル重合開始剤としては、例えば、メチルエチルケト
ンパーオキサイド、ジ−t−ブチルパーオキサイド、
1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)−3,3,5−
トリメチルシクロヘキサン、n−ブチル−4,4−ビス
(t−ブチルパーオキサシ)バレレート、2,5−ジメ
チルヘキサン−2,5−ジハイドロパーオキサイド、ジ
クミルパーオキサイド、α,α’−ビス(t−ブチルパ
ーオキサシ−m−イソプロピル)ベンゼン、2,5−ジ
メチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサ
ン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオ
キシ)ヘキシン−3、ベンゾイルパーオキサイド等の有
機過酸化物、あるいは、例えば、1,1’−アゾビス
(シクロヘキサン−1−カルボニトリル)、1−〔(1
−シアノ−1−メチルエチル)アゾ〕ホルムアミド、2
−フェニルアゾ−4−メトキシ−2,4−ジメチル−バ
レロニトリル、2,2’−アゾビス(2−メチルブチロ
ニトリル)、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル、
2,2’−アゾビス(2,4,4−トリメチルペンタ
ン)、2,2’−アゾビス(2−アセトキシプロパ
ン)、2,2’−アゾビス(2−アセトキシブタン)等
のアゾ系化合物が挙げられ、これらは単独で又は2種以
上組み合わせて用いられる。又、これらラジカル重合開
始剤は、含浸、重合条件に応じて所望のものを適宜選択
できる。
【0036】上記の一般式(I)で表されるグリシジル
基を有する化合物を用いた場合の成分(C)グリシジル
基を有する変性ポリオレフィン系樹脂の構造は、下記一
般式(IV)
【0037】
【化6】
【0038】(式中、R1 は水素原子又はメチル基を示
し、R2 は水素原子又はC1 〜C6 のアルキル基を示
し、R3 は水素原子又はC1 〜C22の炭化水素基、エス
テル基、カルボン酸基、酸無水物基、アミノ基、水酸
基、ハロゲン基、シアノ基を示す。Arはグリシジルオ
キシ基を少なくとも1つ有するC6 〜C23の芳香族炭化
水素基を示す。mは1以上の整数を、nは整数を表し、
mとnとの和に対するnの比率は0〜0.999であ
り、mとnの和は1〜100000である。)で表され
るグリシジル基を有する構造単位の単独重合体部分、あ
るいはグリシジル基を有する構造単位と少なくとも1種
のビニル系単量体のランダム又はブロック共重合体部分
が(a)ポリオレフィン系樹脂に対してグラフト化した
ものが挙げられる。
【0039】本発明で用いられる樹脂組成物には、必要
に応じて、有機/無機のフィラー、難燃剤、更には、
(A)熱可塑性ポリステル系樹脂、(B)ポリアミド樹
脂と、(C)グリシジル基を有する変性ポリオレフィン
系樹脂の反応性を高める触媒を添加することができる。
【0040】上記フィラーとしては、ガラス繊維、炭素
繊維、炭化珪素繊維、チタン繊維、芳香族ポリアミド繊
維、タリル、マイカ、シリカ、中性粘土等が例示され
る。上記フィラーは、単独で又は2種以上組み合わせ
て、樹脂組成物100重量部に対して1〜100重量部
の割合で用いられる。
【0041】又、上記難燃剤としては、テトラブロモビ
スフェノールA、2,2−ビス(4−ヒドロキシ3,5
−ジブロモフェニル)プロパン、ヘキサブロモベンゼ
ン、トリス(2,3−ジブロモプロピル)イソシアヌレ
ート、2,2−ビス(4−ヒドロキシエトキシ−3,5
−ジブロモフェニル)プロパン、デカブロモジフェニル
オキサイド、臭素化ポリフォスフェート、塩素化ポリフ
ォスフェート、塩素化パラフィン等のハロゲン化難燃化
剤、リン酸アンモニウム、トリクレジルフォスフェー
ト、トリエチルフォスフェート、トリスクロロエチルフ
ォスフェート、トリス(B−クロロエチル)フォスフェ
ート、トリスジクロロプロピルフォスフェート、クレジ
ルフェニルフォスフェート、キシレニルジフェニルフォ
スフェート、酸性リン酸エステル、含窒素リン化合物等
のリン系難燃化剤、赤リン、酸化錫、三酸化アンチモ
ン、水酸化ジルコニウム、メタほう酸バリウム、水酸化
アルミニウム、水酸化マグネシウム等の無機系難燃剤、
臭素化ポリスチレン、臭素化ポリα−メチルスチレン、
臭素化ポリカーボネート、臭素化ポリエポキシ樹脂、塩
素化ポリエチレン、塩素化ポリα−メチルスチレン、塩
素化ポリカーボネート、塩素化ポリエポキシ樹脂等の高
分子難燃剤が例示される。これらの難燃剤は、単独で又
は2種以上組み合わせて、樹脂組成物100重量部に対
して1〜50重量部の割合で用いられる。
【0042】上記成分(A)、(B)、と(C)の反応
性を高める触媒としては特に制限はなく、一般にカルボ
ン酸基、水酸基あるいはエステル基とグリシジル基との
反応を促進する化合物の中から1種又は2種以上の組み
合わせで選択されるが、好ましくは第3アミン、4級ア
ンモウニム塩等のアミン系化合物、フォスフォニウム
塩、フォスフィン等のリン系化合物、あるいはイミダゾ
ール類等が用いられ、これらは単独で又は2種以上組み
合わせて、樹脂組成物100重量部に対して0.01〜
10重量部の割合で用いられる。
【0043】本発明で用いられる樹脂組成物の製造方法
に関しては特に制限はなく、例えば上記のような(A)
熱可塑性ポリエステル系、(B)ポリアミド樹脂、及び
(C)グリシジル基を有する変性ポリモレフィン系樹脂
の各樹脂、更には、上記のような有機/無機のフィラ
ー、難燃剤、あるいは(A)熱可塑性ポリステル系樹
脂、(B)ポリアミド樹脂と(C)グリシジル基を有す
る変性ポリオレフィン系樹脂の反応性を高める触媒を添
加し、攪拌機等を用いて均一混合した後、溶融混練する
ことにより製造される。溶融方法は特に限定されず、押
出機、熱ローラ、ブラベンダー、バンバリーミキサー等
の公知の各種ブレンダーを用いればよい。そして、本発
明に係る合成樹脂製電気・電子部品は上記の樹脂組成物
を、例えば射出成形機により適宜形状に射出成形するこ
とで製造される。
【0044】
【実施例】以下、実施例によって本発明を更に詳細に説
明するが、本発明はこれらの実施例にのみ限定されるも
のではない。
【0045】<参考例1:N−〔4−(2,3−エポシ
キプロポキシ)−3,5−ジメチルベンジル〕アクリル
アミドの調製> 4−アクリルアミドメチル−2,6−ジメチルフェノー
ル102.6g(0.5モル)、エピクロルヒドリン1
81g(1.96モル)及びベンジルトリエチルアンモ
ニウムクロライド2.27g(0.01モル)の混合物
を92℃で10分間攪拌した。この反応混合物を45℃
に冷却し、5規定苛性ソーダ125ml(0.625モ
ル)を攪拌下10分間で滴下し、そのあと45℃〜50
℃で1時間攪拌した。室温まで冷却し塩化メチレン10
0ml及び水500mlを加え分液した。有機質を30
0mlの水で3回水洗し、芒硝で脱水したのち減圧下、
塩化メチレン及びエピクロルヒドリンを留去すると12
6gの淡かつ色固体が得られた。この固定をトルエンと
n−ヘキサンの混合溶媒を用いて再結晶により精製する
とm.p.90〜92℃の無色針状結晶113gが得ら
れた。このものの赤外線吸収スペクトル及び 1H NM
Rスペクトル(溶媒:CDCl3 ,TMS基準)からN
−(4−グリシジルオキシ−3,5−ジメチルフェニル
メチル)アクリルアミドであることを確認した。元素分
析値は、C;69.14%(計算値68.94%)、
H;7.42%(計算値7.33%)、N;5.41%
(計算値5.36%)であった。又、塩酸−ピリジン法
によるエポキシ当量は258(計算値261)であっ
た。
【0046】<実施例1> (A)熱可塑性ポリエステル系樹脂としてポリブチレン
テレフタレート(ポリプラスチック株式会社製、品名;
ジュラネックス2000)を60重量部、(B)ポリア
ミド樹脂としてナイロン66(宇部興産株式会社製、品
名;UBE2026B)を40重量部、(C)グリシジ
ル基を有する変性ポリオレフィン系樹脂として、(a)
エチレン−プロピレン共重合体ゴム(エチレン含量26
%)100重量部に(b)N−〔4−(2,3−エポシ
キプロポキシ)−3,5−ジメチルベンジル〕アクリル
アミドを10重量部、及び(c)スチレンを20重量部
を1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)3,3,5−
トリメチルシクロヘキサンを用いて重合してなる変性ポ
リオレフィンを、上記の成分(A)及び(B)の合計量
100重量部に対して10重量部、及び(D)フィラー
としてガラス繊維を30重量部配合し、ドライブレンド
した後、45mm径の2軸押出機にてシリンダー温度2
70℃で溶融混練しペレット化した。次に、前記ペレッ
トを射出成形機にてシリンダー温度280℃、金型温度
80℃で射出成形して、図1に示すような合成樹脂で一
体成形された形状のコイルボビンを作成した。
【0047】<実施例2> (A)熱可塑性ポリエステル系樹脂として実施例1と同
じポリブチレンテレフタレートを80重量部、(B)ポ
リアミド樹脂として実施例1と同じナイロン66を20
重量部、(C)グリシジル基を有する変性ポリオレフィ
ン系樹脂として、(a)エチレン−プロピレン共重合体
ゴム(エチレン含量26%)100重量部に(b)メタ
クリル酸グリシジルを5重量部、及び(c)スチレン1
0重量部を1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)3,
3,5−トリメチルシクロヘキサンを用いて重合してな
る変性ポリオレフィンを前記成分(A)及び(B)の合
計量100重量部に対して10重量部、及び(D)フィ
ラーとしてガラス繊維30重量部を配合し、ドライブレ
ンドした後、45mm径の2軸押出機にてシリンダー温
度260℃で溶融混練してペレット化した。次に、前記
ペレットを射出成形機にてシリンダー温度260℃、金
型温度60℃で射出成形して図1に示す形状のコイルボ
ビンを作成した。
【0048】<実施例3> (A)熱可塑性ポリエステル系樹脂として実施例1と同
じポリブチレンテレフタレートを70重量部、(B)ポ
リアミド樹脂として実施例1と同じナイロン66を30
重量部、(C)グリシジル基を有す変性ポリオレフィン
系樹脂として、(a)エチレン−プロピレン共重合体ゴ
ム(エチレン含量26%)100重量部に(b)N−
〔4−(2,3−エポシキプロポキシ)−3,5−ジメ
チルベンジル〕アクリルアミド5重量部及びメタクリル
酸グリシジル5重量部、及び(c)スチレン20重量部
を1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)3,3,5−
トリメチルシクロヘキサンを用いて重合してなる変性ポ
リオレフィンを前記成分(A)及び(B)の合計量10
0重量部に対して10重量部、及び(D)フィラーとし
てガラス繊維30重量部を配合し、ドライブレンドした
後、45mm径の2軸押出機にてシリンダー温度270
℃で溶融混練してペレット化した。次に、前記ペレット
を射出成形機にてシリンダー温度270℃、金型温度7
0℃で射出成形して図1に示す形状のコイルボビンを作
成した。
【0049】<比較例>比較例として、ポリメチルペン
テン樹脂(三井石油化学株式会社製、品名;T13
0)、ポリブチレンテレフタレート樹脂(ポリプラスチ
ック株式会社製、品名;ジュラネックス2000)、及
びナイロン66樹脂(宇部興産株式会社製、品名;UB
E2026B)を用い、実施例1〜3と同様の方法でコ
イルボビンを作成した。
【0050】上記の実施例及び比較例で作成した合成樹
脂製コイルボビンにつき、その機械特性、耐熱性、電気
特性、金属腐食性、及び成形性の各特性について調べ、
結果を表1に示した。尚、各特性の評価方法は下記のと
おりである。又、表1中の評価基準としては、◎:優
秀、○:良好、×:劣る、である。
【0051】(1)機械特性:ASTM D256試験
法によるアイゾット衝撃値の大小により判定した。 (2)耐熱性:ASTM D648試験法による熱変形
温度の高低により判定した。 (3)電気特性:ASTM D257試験法による体積
固有抵抗の高低によって判定した。 (4)金属腐食性:銅からなる電線に接触させて温度6
0℃、湿度90%の条件下100Vの電圧をかけて50
0時間放置後、緑青の発生の有無によって判定した。 (5)成形性:成形品のバリ、ヒケ等の有無によって判
定した。
【0052】<評価結果>下記表1に示すとおり。
【0053】
【表1】
【0054】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る合成樹脂製
の電気・電子材料は、機械特性、耐熱性、電気特性、金
属腐食性、及び成形性の全ての面でバランスがよく、用
途に制限なく使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 合成樹脂にて射出成形したコイルボビンを示
す図面であり、(a)は側面図、(b)は平面図であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29K 101:12 307:04 309:08 477:00 509:02 B29L 31:34

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)熱可塑性ポリエステル系樹脂95
    〜55重量部、(B)ポリアミド樹脂5〜45重量部、
    (C)上記成分(A)及び(B)の合計量100重量部
    に対してグリシジル基を有する変性ポリオレフィン系樹
    脂1〜100重量部、 からなる樹脂組成物を成形してなる合成樹脂製電気・電
    子部品。
  2. 【請求項2】 上記樹脂組成物の成分(A)熱可塑性ポ
    リエステル系樹脂が、ポリエチレンテレフタレート、ポ
    リブチレンテレフタレート、又はそれらの混合物である
    請求項1記載の合成樹脂製電気・電子部品。
  3. 【請求項3】 上記樹脂組成物の成分(B)ポリアミド
    樹脂が、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン46、ナ
    イロン12、又はそれらの2以上の混合物である請求項
    1記載の合成樹脂製電気・電子部品。
  4. 【請求項4】 上記樹脂組成物の成分(C)グリシジル
    基を有する変性ポリオレフィン系樹脂が、グリシジル基
    を有する化合物を用いた変性ポリオレフィン系樹脂であ
    る請求項記載の合成樹脂製電気・電子部品。
  5. 【請求項5】 上記樹脂組成物の成分(C)グリシジル
    基を有する変性ポリオレフィン系樹脂が、(a)ポリオ
    レフィン系樹脂100重量部、(b)グリシジル基を有
    する化合物0.1〜30重量部、(c)ビニル系単量体
    0〜500重量部、を重合させてなる変性ポリオレフィ
    ン系樹脂である請求項4記載の合成樹脂製電気・電子部
    品。
  6. 【請求項6】 上記グリシジル基を有する化合物が、ア
    クリル酸グリシジル、メタクリル酸グリシジル、又はそ
    れらの混合物である請求項4又は請求項5記載の合成樹
    脂製電気・電子部品。
  7. 【請求項7】 上記グリシジル基を有する化合物が、下
    記一般式(I) 【化1】 (式中、Arはグリシジルオキシ基を少なくとも1個含
    有するC6 〜C23の芳香族炭化水素を示し、Rは水素原
    子又はメチル基を示す。)で表される化合物である請求
    項4又は請求項5記載の合成樹脂製電気・電子部品。
  8. 【請求項8】 上記グリシジル基を有する化合物が、ア
    クリル酸グリシジル、メタクリル酸グリシジル、下記一
    般式(I) 【化2】 (式中、Arはグリシジルオキシ基を少なくとも1個含
    有するC6 〜C23の芳香族炭化水素を示し、Rは水素原
    子又はメチル基を示す。)で表される化合物の2以上の
    混合物である請求項4又は請求項5記載の合成樹脂製電
    気・電子部品。
  9. 【請求項9】 請求項1〜請求項8に記載された合成樹
    脂製電気・電子部品において、上記樹脂組成物100重
    量部に対して、ガラス繊維、炭素繊維、炭化珪素繊維、
    チタン繊維、芳香族ポリアミド繊維、タルク、マイカ、
    シリカ、中性粘土からなる群から選ばれる少なくとも1
    種のフィラーを1〜100重量部配合してなる樹脂組成
    物を成形してなる合成樹脂製電気・電子部品。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002128999A (ja) * 2000-10-31 2002-05-09 Mitsubishi Engineering Plastics Corp ポリエステル樹脂組成物およびこの樹脂組成物よりなる自動車用部品
JP2007197484A (ja) * 2006-01-23 2007-08-09 Mitsubishi Chemicals Corp 熱可塑性樹脂組成物および樹脂成形品
WO2013133352A1 (ja) * 2012-03-09 2013-09-12 三菱瓦斯化学株式会社 ポリエステル系樹脂組成物及びその製造方法、並びに該樹脂組成物を用いた成形体

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