JPH09330164A - 分離型キーボード及び携帯用コンピュータシステム - Google Patents
分離型キーボード及び携帯用コンピュータシステムInfo
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- G06F3/023—Arrangements for converting discrete items of information into a coded form, e.g. arrangements for interpreting keyboard generated codes as alphanumeric codes, operand codes or instruction codes
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- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03M—CODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
- H03M11/00—Coding in connection with keyboards or like devices, i.e. coding of the position of operated keys
- H03M11/20—Dynamic coding, i.e. by key scanning
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡略化された入出力構造を有する分離型キー
ボードを提供する。 【解決手段】 この分離型キーボードでは，分離された
各サブキーボードユニット（Ａ，Ｂ）が，ユニットごと
に相互独立に直接入力されるスキャニング信号に応答し
て対応するスキャンコードを直接出力する入出力構造
（Ｃ，Ｄ）を有するように構成されている。従って，ユ
ニット同士を接続するケーブルが不要となる。また，各
サブキーボードユニット（Ａ，Ｂ）から出力されるスキ
ャンコードはスキャンコード制御部（７５）により合成
され再配列されてコンピュータシステム（７０）内部に
送られるので，従来のように，キーボード内にキーボー
ド制御部を実装する必要がない。
ボードを提供する。 【解決手段】 この分離型キーボードでは，分離された
各サブキーボードユニット（Ａ，Ｂ）が，ユニットごと
に相互独立に直接入力されるスキャニング信号に応答し
て対応するスキャンコードを直接出力する入出力構造
（Ｃ，Ｄ）を有するように構成されている。従って，ユ
ニット同士を接続するケーブルが不要となる。また，各
サブキーボードユニット（Ａ，Ｂ）から出力されるスキ
ャンコードはスキャンコード制御部（７５）により合成
され再配列されてコンピュータシステム（７０）内部に
送られるので，従来のように，キーボード内にキーボー
ド制御部を実装する必要がない。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は分離型キーボード及
びこれを具備した携帯用コンピュータシステムに関する
ものであり，より詳細には，複数ユニットに分離可能な
キーボードフレームと，各キーボードフレームに割当て
られたキーマトリックスを備えた分離型キーボード，及
びこれらのキーマトリックスをスキャンした後，その結
果を集合及び再配列してキースキャンコードを生成する
ことによりキー入力を処理する，携帯用コンピュータシ
ステムに関するものである。
びこれを具備した携帯用コンピュータシステムに関する
ものであり，より詳細には，複数ユニットに分離可能な
キーボードフレームと，各キーボードフレームに割当て
られたキーマトリックスを備えた分離型キーボード，及
びこれらのキーマトリックスをスキャンした後，その結
果を集合及び再配列してキースキャンコードを生成する
ことによりキー入力を処理する，携帯用コンピュータシ
ステムに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】現在，コンピュータシステムの主入力装
置としては，複数の入力キーが配列された使用されてい
るキーボードには，複数個のキーが配列されて，データ
入力の便利性を提供している。キーボードは，一般的
に，キーボードフレームと，各キーボードフレーム割当
てられたキーマトリックスと，キーボードの全般的な制
御を行うキーボード制御部とから主に構成されている。
キーボード制御部は，一般的にマイクロコンピュータか
ら構成されている。
置としては，複数の入力キーが配列された使用されてい
るキーボードには，複数個のキーが配列されて，データ
入力の便利性を提供している。キーボードは，一般的
に，キーボードフレームと，各キーボードフレーム割当
てられたキーマトリックスと，キーボードの全般的な制
御を行うキーボード制御部とから主に構成されている。
キーボード制御部は，一般的にマイクロコンピュータか
ら構成されている。
【０００３】以下に，キーボードの一般的なキー入力処
理について説明する。キーボード制御部は，周期的にキ
ーマトリックスをスキャニングして，キー入力が発生し
たかどうかを判断している。スキャニング時にキー入力
が検出されると，キーボード制御部は，入力されたキー
に割当てられたキースキャンコードをコンピュータシス
テムへ伝送する。すなわち，キーボード制御部は，キー
マトリックスの入力端にスキャニング信号（パルス信
号）を入力し，キーマトリックスの出力端から出力され
るスキャンコードにより，現在のキー入力を判断するよ
うに構成されている。
理について説明する。キーボード制御部は，周期的にキ
ーマトリックスをスキャニングして，キー入力が発生し
たかどうかを判断している。スキャニング時にキー入力
が検出されると，キーボード制御部は，入力されたキー
に割当てられたキースキャンコードをコンピュータシス
テムへ伝送する。すなわち，キーボード制御部は，キー
マトリックスの入力端にスキャニング信号（パルス信
号）を入力し，キーマトリックスの出力端から出力され
るスキャンコードにより，現在のキー入力を判断するよ
うに構成されている。
【０００４】ところで，従来のラップトップ型のコンピ
ュータに加えて，最近，ユーザが自由に持ち運びできる
程度に小型化された携帯用コンピュータが市場に多く出
回ってきている。そして，かかる携帯用コンピュータシ
ステムに装着されるキーボードの場合も，上記のような
一般的なキーボードの構成を採用していた。ただし，携
帯用コンピュータシステムには寸法上の制限が当然ある
ので，適当に縮小設計されたキーボードを装着してい
た。
ュータに加えて，最近，ユーザが自由に持ち運びできる
程度に小型化された携帯用コンピュータが市場に多く出
回ってきている。そして，かかる携帯用コンピュータシ
ステムに装着されるキーボードの場合も，上記のような
一般的なキーボードの構成を採用していた。ただし，携
帯用コンピュータシステムには寸法上の制限が当然ある
ので，適当に縮小設計されたキーボードを装着してい
た。
【０００５】しかし，反復的なキー入力を安定的に実行
するためには，ある程度の寸法が必要であり，従って，
単一のキーボードフレームから成るキーボードでは小型
化にも限界があり，携帯用コンピュータシステムに適用
するためにキーボードを無理して小型化すれば操作性が
悪く成らざるを得なかった。そこで，かかる問題点を克
服するために，キーボードフレームを複数ユニットに分
離することにより，必要な操作性を維持するために充分
な寸法を確保した上で，小型化要求にも応えた，いわゆ
る分離型キーボードが提案され，現在使用されている。
するためには，ある程度の寸法が必要であり，従って，
単一のキーボードフレームから成るキーボードでは小型
化にも限界があり，携帯用コンピュータシステムに適用
するためにキーボードを無理して小型化すれば操作性が
悪く成らざるを得なかった。そこで，かかる問題点を克
服するために，キーボードフレームを複数ユニットに分
離することにより，必要な操作性を維持するために充分
な寸法を確保した上で，小型化要求にも応えた，いわゆ
る分離型キーボードが提案され，現在使用されている。
【０００６】図５は従来の分離型キーボードの回路構成
を示すブロック図である。図５に示すように，従来の分
離型キーボードは，相互に分離された第１及び第２キー
ボードフレーム１０，２０と，各フレームに割当てられ
た第１及び第２キーマトリックス１５，２５と，第１及
び第２キーマトリックス１５，２５を相互に接続するマ
トリックス接続ケーブル３０と，キーボード制御部４０
とから主に構成されている。その基本的な動作は，上述
した従来のキーボード動作とほぼ同一である。すなわ
ち，図５に示すような構成を有する分離型キーボード
は，構造上二つに分離された第１及び第２キーボードフ
レーム１０，２０に割当てられた第１及び第２キーマト
リックス１５，２５をマトリックス接続ケーブル３０で
接続しているに過ぎず，回路的には従来のキーボード構
成と異なることはない。
を示すブロック図である。図５に示すように，従来の分
離型キーボードは，相互に分離された第１及び第２キー
ボードフレーム１０，２０と，各フレームに割当てられ
た第１及び第２キーマトリックス１５，２５と，第１及
び第２キーマトリックス１５，２５を相互に接続するマ
トリックス接続ケーブル３０と，キーボード制御部４０
とから主に構成されている。その基本的な動作は，上述
した従来のキーボード動作とほぼ同一である。すなわ
ち，図５に示すような構成を有する分離型キーボード
は，構造上二つに分離された第１及び第２キーボードフ
レーム１０，２０に割当てられた第１及び第２キーマト
リックス１５，２５をマトリックス接続ケーブル３０で
接続しているに過ぎず，回路的には従来のキーボード構
成と異なることはない。
【０００７】しかし，かかる構成を有する従来の分離型
キーボードを，携帯用コンピュータシステムに装着した
場合には，次のような問題点が発生する。
キーボードを，携帯用コンピュータシステムに装着した
場合には，次のような問題点が発生する。
【０００８】すなわち，従来の分離型キーボードは，構
造的に分離された各キーマトリックスを相互に接続する
ためのマトリックス接続ケーブル３０を含んでいる。か
かる分離型キーボードを携帯用コンピュータシステムに
装着する場合には，必然的にマトリックス接続ケーブル
の構成が複難にならざるを得ず，従って，空間的な制約
を有する携帯用コンピュータシステムに，かかる複雑な
構成のマトリックス接続ケーブルを配するには，構造上
難しく，また非常に煩雑な作業が必要であり，製造コス
トを引き上げる要因ともなっていた。
造的に分離された各キーマトリックスを相互に接続する
ためのマトリックス接続ケーブル３０を含んでいる。か
かる分離型キーボードを携帯用コンピュータシステムに
装着する場合には，必然的にマトリックス接続ケーブル
の構成が複難にならざるを得ず，従って，空間的な制約
を有する携帯用コンピュータシステムに，かかる複雑な
構成のマトリックス接続ケーブルを配するには，構造上
難しく，また非常に煩雑な作業が必要であり，製造コス
トを引き上げる要因ともなっていた。
【０００９】さらに，上述したような従来の一般的なキ
ーボードや分離型キーボードの内部には，通常はマイク
ロコンピュータから構成されるキーボード制御部４０
と，そのキーボード制御部用の周辺回路とが実装されて
いる。しかしながら，発明者らの知見によれば，キーボ
ードに実装されたキーボード制御部４０は，一般的に，
ラップトップ型コンピュータやタワー型コンピュータの
ように，コンピュータ本体とキーボードとが分離された
形態のコンピュータシステムに適合する構造であり，携
帯用コンピュータシステムなどようなコンピュータ本体
とキーボードとが一体型のコンピュータシステムには不
適合な構造である。
ーボードや分離型キーボードの内部には，通常はマイク
ロコンピュータから構成されるキーボード制御部４０
と，そのキーボード制御部用の周辺回路とが実装されて
いる。しかしながら，発明者らの知見によれば，キーボ
ードに実装されたキーボード制御部４０は，一般的に，
ラップトップ型コンピュータやタワー型コンピュータの
ように，コンピュータ本体とキーボードとが分離された
形態のコンピュータシステムに適合する構造であり，携
帯用コンピュータシステムなどようなコンピュータ本体
とキーボードとが一体型のコンピュータシステムには不
適合な構造である。
【００１０】なぜならば，図５に示すように，キーボー
ド部分に実装されるキーボード制御部４０と，携帯用コ
ンピュータシステム７０内部にあるキーボード制御用の
マイクロコンピュータ７５とが重服して使用されている
からである。
ド部分に実装されるキーボード制御部４０と，携帯用コ
ンピュータシステム７０内部にあるキーボード制御用の
マイクロコンピュータ７５とが重服して使用されている
からである。
【００１１】
【発明が解決しようとする課題】本発明は，従来の装置
が有する上記のような問題点に鑑みて成されたものであ
り，その目的は，携帯用コンピュータシステムに装着が
容易な分離型キーボードを提供することである。
が有する上記のような問題点に鑑みて成されたものであ
り，その目的は，携帯用コンピュータシステムに装着が
容易な分離型キーボードを提供することである。
【００１２】さらに本発明の別の目的は，コンピュータ
システムの内部から分離型キーボードの各キーボードフ
レーム配された各キーマトリックスをスキャンして，そ
の結果を集計及び再配列してキースキャンコードを生成
することが可能な新規かつ改良された分離型キーボード
を具備した携帯用コンピュータシステムを提供すること
である。
システムの内部から分離型キーボードの各キーボードフ
レーム配された各キーマトリックスをスキャンして，そ
の結果を集計及び再配列してキースキャンコードを生成
することが可能な新規かつ改良された分離型キーボード
を具備した携帯用コンピュータシステムを提供すること
である。
【００１３】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に，本発明の第１の観点によれば，相互に分離可能な複
数のサブキーボードユニット（Ａ，Ｂ）から構成され，
各サブキーボードユニット（Ａ，Ｂ）は，サブキーボー
ドフレーム（５０，６０）と各サブキーボードフレーム
（５０，６０）に割当てられたキーマトリックス（５
５，６５）とを含む分離型キーボードが提供される。そ
して，この分離型キーボードは，請求項１に記載のよう
に，各サブキーボードユニット（Ａ，Ｂ）を，ユニット
ごとに相互独立に，外部から直接入力されるスキャニン
グ信号に応答して対応するスキャンコードを外部に直接
出力する入出力構造（Ｃ，Ｄ）を有するように構成する
ことを特徴としている。
に，本発明の第１の観点によれば，相互に分離可能な複
数のサブキーボードユニット（Ａ，Ｂ）から構成され，
各サブキーボードユニット（Ａ，Ｂ）は，サブキーボー
ドフレーム（５０，６０）と各サブキーボードフレーム
（５０，６０）に割当てられたキーマトリックス（５
５，６５）とを含む分離型キーボードが提供される。そ
して，この分離型キーボードは，請求項１に記載のよう
に，各サブキーボードユニット（Ａ，Ｂ）を，ユニット
ごとに相互独立に，外部から直接入力されるスキャニン
グ信号に応答して対応するスキャンコードを外部に直接
出力する入出力構造（Ｃ，Ｄ）を有するように構成する
ことを特徴としている。
【００１４】以上の構成によれば，従来の装置では必要
であった各サブキーボードユニット（Ａ，Ｂ）同士を接
続するマトリックス接続ケーブルを省略できる。さら
に，キーボード内に装着されるキーボード制御部を省略
することが可能となるので，装置構成が簡略化され，特
に携帯用コンピュータへのキーボードの装着を容易に行
うことが可能となり，廉価な製造コストで装置の小型軽
量化を図ることができる。
であった各サブキーボードユニット（Ａ，Ｂ）同士を接
続するマトリックス接続ケーブルを省略できる。さら
に，キーボード内に装着されるキーボード制御部を省略
することが可能となるので，装置構成が簡略化され，特
に携帯用コンピュータへのキーボードの装着を容易に行
うことが可能となり，廉価な製造コストで装置の小型軽
量化を図ることができる。
【００１５】さらに上記課題を解決するために，本発明
の第２の観点によれば，相互に分離可能な複数のサブキ
ーボードユニット（Ａ，Ｂ）から構成され，各サブキー
ボードユニット（Ａ，Ｂ）は，サブキーボードフレーム
（５０，６０）と各サブキーボードフレーム（５０，６
０）に割当てられたキーマトリックス（５５，６５）と
を含む分離型キーボードを備えた携帯用コンピュータシ
ステムが提供される。そして，この携帯用コンピュータ
システムでは，請求項２に記載のように，各サブキーボ
ードユニット（Ａ，Ｂ）が，ユニットごとに相互独立に
直接入力されるスキャニング信号に応答して対応するス
キャンコードを直接出力する入出力構造（Ｃ，Ｄ）を有
するように構成されるとともに，各サブキーボードユニ
ット（Ａ，Ｂ）から出力されるスキャンコードを合成し
再配列してコンピュータシステム（７０）内部に送るス
キャンコード制御部（７５）が設けられていることを特
徴としている。
の第２の観点によれば，相互に分離可能な複数のサブキ
ーボードユニット（Ａ，Ｂ）から構成され，各サブキー
ボードユニット（Ａ，Ｂ）は，サブキーボードフレーム
（５０，６０）と各サブキーボードフレーム（５０，６
０）に割当てられたキーマトリックス（５５，６５）と
を含む分離型キーボードを備えた携帯用コンピュータシ
ステムが提供される。そして，この携帯用コンピュータ
システムでは，請求項２に記載のように，各サブキーボ
ードユニット（Ａ，Ｂ）が，ユニットごとに相互独立に
直接入力されるスキャニング信号に応答して対応するス
キャンコードを直接出力する入出力構造（Ｃ，Ｄ）を有
するように構成されるとともに，各サブキーボードユニ
ット（Ａ，Ｂ）から出力されるスキャンコードを合成し
再配列してコンピュータシステム（７０）内部に送るス
キャンコード制御部（７５）が設けられていることを特
徴としている。
【００１６】以上の構成によれば，従来の装置では必要
であった各サブキーボードユニット（Ａ，Ｂ）同士を接
続するマトリックス接続ケーブルを省略できる上，コン
ピュータシステム内に設けたスキャンコード制御部によ
りスキャンコードを合成し再配列することができるの
で，キーボード内に装着されるキーボード制御部を省略
することが可能となり，その結果，装置構成が簡略化さ
れ，廉価な製造コストで装置の小型軽量化を図ることが
できる。
であった各サブキーボードユニット（Ａ，Ｂ）同士を接
続するマトリックス接続ケーブルを省略できる上，コン
ピュータシステム内に設けたスキャンコード制御部によ
りスキャンコードを合成し再配列することができるの
で，キーボード内に装着されるキーボード制御部を省略
することが可能となり，その結果，装置構成が簡略化さ
れ，廉価な製造コストで装置の小型軽量化を図ることが
できる。
【００１７】
【発明の実施の形態】以下に，添付図面を参照しなが
ら，本発明にかかる分離型キーボード及びかかる分離型
キーボードを備えた携帯用コンピュータシステムの好適
な実施形態について詳細に説明する。
ら，本発明にかかる分離型キーボード及びかかる分離型
キーボードを備えた携帯用コンピュータシステムの好適
な実施形態について詳細に説明する。
【００１８】図１は，本発明の実施の一形態にかかる分
離型キーボード及びかかる分離型キーボードを備えた携
帯用コンピュータシステムの概略的な構成を示すブロッ
ク図である。図示のように，本実施の形態にかかる分離
型キーボードは，左・右に分離されたサブキーボードユ
ニットＡ，Ｂから構成され，各サブキーボードユニット
Ａ，Ｂは，第１及び第２キーボードフレーム（第１及び
第２サブキーボードフレーム）５０，６０と，各サブキ
ーボードフレーム５０，６０に割当てられて分離された
第１及び第２キーマトリックス５５，６５を含んで構成
される。そして，本実施の形態にかかる分離型キーボー
ドでは，各キーマトリックス５５，６５は，相互に独立
した入出力構造Ｃ，Ｄを備えている。
離型キーボード及びかかる分離型キーボードを備えた携
帯用コンピュータシステムの概略的な構成を示すブロッ
ク図である。図示のように，本実施の形態にかかる分離
型キーボードは，左・右に分離されたサブキーボードユ
ニットＡ，Ｂから構成され，各サブキーボードユニット
Ａ，Ｂは，第１及び第２キーボードフレーム（第１及び
第２サブキーボードフレーム）５０，６０と，各サブキ
ーボードフレーム５０，６０に割当てられて分離された
第１及び第２キーマトリックス５５，６５を含んで構成
される。そして，本実施の形態にかかる分離型キーボー
ドでは，各キーマトリックス５５，６５は，相互に独立
した入出力構造Ｃ，Ｄを備えている。
【００１９】さらに，本実施の形態にかかる携帯用コン
ピュータシステムは，上記のように構成された分離型キ
ーボードを備えており，さらに，携帯用コンピュータシ
ステムのシステム７０内には，各サブキーボードユニッ
トＡ，Ｂから出力されるスキャンコードを合成し再配列
してコンピュータシステム７０内部に送るスキャンコー
ド制御部（キーボード制御部）７５が設けられている。
このスキャンコード制御部７５は，マイクロコンピュー
タなどの適当な制御器から構成することができる。
ピュータシステムは，上記のように構成された分離型キ
ーボードを備えており，さらに，携帯用コンピュータシ
ステムのシステム７０内には，各サブキーボードユニッ
トＡ，Ｂから出力されるスキャンコードを合成し再配列
してコンピュータシステム７０内部に送るスキャンコー
ド制御部（キーボード制御部）７５が設けられている。
このスキャンコード制御部７５は，マイクロコンピュー
タなどの適当な制御器から構成することができる。
【００２０】このスキャンコード制御部７５は，第１及
び第２キーボードフレーム５０，６０に割当てられた各
キーマトリックス５５，６５に対してスキャニング信号
を送り，これに応答して出力されるスキャンコードを合
成し再配列して，コンピュータシステム７０に送り，所
定のキー入力を処理するものである。
び第２キーボードフレーム５０，６０に割当てられた各
キーマトリックス５５，６５に対してスキャニング信号
を送り，これに応答して出力されるスキャンコードを合
成し再配列して，コンピュータシステム７０に送り，所
定のキー入力を処理するものである。
【００２１】図２及び図３には，第１及び第２キーマト
リックス５５，６５にそれぞれ対応するキーマップが示
されている。そして，図４には，第１及び第２キーマト
リックス５５，６５が合成されることにより完成される
キーマトリックスのキーマップが示されている。図４に
示すようなキーマップは，スキャンコード制御部７５に
記憶されている。
リックス５５，６５にそれぞれ対応するキーマップが示
されている。そして，図４には，第１及び第２キーマト
リックス５５，６５が合成されることにより完成される
キーマトリックスのキーマップが示されている。図４に
示すようなキーマップは，スキャンコード制御部７５に
記憶されている。
【００２２】次に上記のように構成された分離型キーボ
ードを用いてコンピュータシステムに所定のキー入力を
行う動作について説明する。
ードを用いてコンピュータシステムに所定のキー入力を
行う動作について説明する。
【００２３】まず，スキャンコード制御部７５は，図１
に示すように，第１及び第２キーマトリックス５５，６
５を周期的に走査してキー入力による割込が発生したか
どうかを判断している。
に示すように，第１及び第２キーマトリックス５５，６
５を周期的に走査してキー入力による割込が発生したか
どうかを判断している。
【００２４】ここで，ユーザがキー入力を行う場合は，
実際には大きく二つに区分することが可能である。第１
の場合は，第１及び第２キーボードフレーム５０，６０
上に存在する所定キーを単独で操作して入力する場合で
あり，第２の場合は，第１及び第２キーボードフレーム
５０，６０上のキーを組み合わせて操作して入力する場
合である。
実際には大きく二つに区分することが可能である。第１
の場合は，第１及び第２キーボードフレーム５０，６０
上に存在する所定キーを単独で操作して入力する場合で
あり，第２の場合は，第１及び第２キーボードフレーム
５０，６０上のキーを組み合わせて操作して入力する場
合である。
【００２５】そこで，スキャンコード制御部７５は，第
１及び第２キーマトリックス５５，６５のそれぞれにス
キャニング信号を出力し，これに応答した第１及び第２
キーマトリックス５５，６５からのスキャンコードを受
けて，このスキャンコードを合成し，再配列して，キー
スキャンコードを完成させるように動作する。このよう
にして，スキャンコード制御部７５において生成された
キースキャンコードがシステム７０の内部へ提供され，
一連のキー入力動作が完了する。
１及び第２キーマトリックス５５，６５のそれぞれにス
キャニング信号を出力し，これに応答した第１及び第２
キーマトリックス５５，６５からのスキャンコードを受
けて，このスキャンコードを合成し，再配列して，キー
スキャンコードを完成させるように動作する。このよう
にして，スキャンコード制御部７５において生成された
キースキャンコードがシステム７０の内部へ提供され，
一連のキー入力動作が完了する。
【００２６】以上，添付図面を参照しながら本発明にか
かる分離型キーボード及びその分離型キーボードを実装
した携帯用コンピュータシステムの好適な実施形態につ
いて説明したが，本発明はかかる例に限定されない。当
業者であれば，特許請求の範囲に記載された技術的思想
の範疇内において各種の変更例又は修正例に想到しうる
ことは明らかであり，それらについて当然に本発明の技
術的範囲に属するものと了解される。
かる分離型キーボード及びその分離型キーボードを実装
した携帯用コンピュータシステムの好適な実施形態につ
いて説明したが，本発明はかかる例に限定されない。当
業者であれば，特許請求の範囲に記載された技術的思想
の範疇内において各種の変更例又は修正例に想到しうる
ことは明らかであり，それらについて当然に本発明の技
術的範囲に属するものと了解される。
【００２７】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されているの
で，従来の分離型キーボードのように，分離された各キ
ーボードマトリックス同士を接続するためのマトリック
ス接続ケーブルが不要になり，装置構成を簡略化できる
とともに，分離型キーボードを携帯用コンピュータシス
テムに容易に装着できるという効果がある。さらに従来
の装置のように，キーボード内に制御器を設ける必要も
なくなるので，携帯用コンピュータの製造コストを軽減
することが可能である。
で，従来の分離型キーボードのように，分離された各キ
ーボードマトリックス同士を接続するためのマトリック
ス接続ケーブルが不要になり，装置構成を簡略化できる
とともに，分離型キーボードを携帯用コンピュータシス
テムに容易に装着できるという効果がある。さらに従来
の装置のように，キーボード内に制御器を設ける必要も
なくなるので，携帯用コンピュータの製造コストを軽減
することが可能である。
【図１】本発明の実施の一形態にかかる分離型キーボー
ドが実装された携帯用コンピュータシステムの概略構成
を示すブロック図である。
ドが実装された携帯用コンピュータシステムの概略構成
を示すブロック図である。
【図２】本発明に基づいて分離された第１キーボードフ
レームに割当てられたキーマップを示す説明図である。
レームに割当てられたキーマップを示す説明図である。
【図３】本発明に基づいて分離された第２キーボードフ
レームに割当てられたキーマップを示す説明図である。
レームに割当てられたキーマップを示す説明図である。
【図４】図２及び図３に示すキーマップを合成して，完
成されたキースキャンコードのマップを示す説明図であ
る。
成されたキースキャンコードのマップを示す説明図であ
る。
【図５】従来の分離型キーボードを実装したコンピュー
タシステムの概略構成を示すブロック図である。
タシステムの概略構成を示すブロック図である。
５０ 第１キーボードフレーム ５５ 第１キーマトリックス ６０ 第２キーボードフレーム ６５ 第２キーマトリックス ７０ コンピュータシステム ７５ マイクロコンピュータ（スキャンコード制御
部）
部）
Claims (2)
- 【請求項１】 相互に分離可能な複数のサブキーボード
ユニットから構成され，各サブキーボードユニットは，
サブキーボードフレームと各サブキーボードフレームに
割当てられたキーマトリックスとを含む分離型キーボー
ドにおいて：前記各サブキーボードユニットは，ユニッ
トごとに相互独立に，外部から直接入力されるスキャニ
ング信号に応答して対応するスキャンコードを外部に直
接出力する入出力構造を有していることを特徴とする，
分離型キーボード。 - 【請求項２】 相互に分離可能な複数のサブキーボード
ユニットから構成され，各サブキーボードユニットは，
サブキーボードフレームと各サブキーボードフレームに
割当てられたキーマトリックスとを含む分離型キーボー
ドを備えた携帯用コンピュータシステムにおいて：前記
各サブキーボードユニットは，ユニットごとに相互独立
に直接入力されるスキャニング信号に応答して対応する
スキャンコードを直接出力する入出力構造を有し，さら
に，前記各サブキーボードユニットから出力されるスキ
ャンコードを合成し再配列してコンピュータシステム内
部に送るスキャンコード制御部を備えたことを特徴とす
る，携帯用コンピュータシステム。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR1996P3185 | 1996-02-09 | ||
| KR1019960003185A KR0181586B1 (ko) | 1996-02-09 | 1996-02-09 | 분리형 키보드를 갖는 컴퓨터 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09330164A true JPH09330164A (ja) | 1997-12-22 |
Family
ID=19451013
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9043010A Pending JPH09330164A (ja) | 1996-02-09 | 1997-02-10 | 分離型キーボード及び携帯用コンピュータシステム |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09330164A (ja) |
| KR (1) | KR0181586B1 (ja) |
| TW (1) | TW362189B (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020081806A (ko) * | 2001-04-19 | 2002-10-30 | 신동훈 | 휴대용 키보드 |
| CN110456260A (zh) * | 2019-07-01 | 2019-11-15 | 南京邮电大学 | 一种密钥隔离安全扫描链电路 |
-
1996
- 1996-02-09 KR KR1019960003185A patent/KR0181586B1/ko not_active IP Right Cessation
-
1997
- 1997-02-04 TW TW086101349A patent/TW362189B/zh not_active IP Right Cessation
- 1997-02-10 JP JP9043010A patent/JPH09330164A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020081806A (ko) * | 2001-04-19 | 2002-10-30 | 신동훈 | 휴대용 키보드 |
| CN110456260A (zh) * | 2019-07-01 | 2019-11-15 | 南京邮电大学 | 一种密钥隔离安全扫描链电路 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR0181586B1 (ko) | 1999-05-15 |
| KR970062849A (ko) | 1997-09-12 |
| TW362189B (en) | 1999-06-21 |
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| A521 | Written amendment |
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