JP2000132272A - ドッキングユニットおよび携帯型情報機器 - Google Patents

ドッキングユニットおよび携帯型情報機器

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯型情報機器から、共通のインタフェース
部を介して、ドッキングユニットが有する複数の拡張装
置をそれぞれ単体で利用できるようにする。 【解決手段】 ドッキングユニット2の、各拡張装置
(拡張外部記憶装置9)および携帯型情報機器1とのイ
ンタフェース部7とを、ドッキングユニット2から取外
し可能とし、かつ、インタフェース部7を共通に用い
て、ドッキングユニット2から取外した拡張外部記憶装
置9やその他の拡張装置を携帯型情報機器1に接続する
構成とすることにより、携帯型情報機器1において必要
な最低限の拡張装置のみの装着利用が1つのインタフェ
ース部1oを介して可能となり、携帯型情報機器1の携
帯性の損失を抑えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モバイルPCやパ
ームトップ型計算機等の携帯型情報機器およびこの携帯
型情報機器を着脱自在に装着して携帯型情報機器の機能
を拡張するドッキングユニットに係わり、特に、携帯型
情報機器の携帯性の向上とドッキングユニットの利便性
の向上とを図ったものである。
【0002】
【従来の技術】いわゆる手のひらサイズのパームトップ
コンピュータやA5サイズのモバイルPC等の携帯型の
情報機器は、小型化が要求される。そのため、一般的
に、情報機器としての機能の内、一部の機能、例えば、
公衆電話回線やISDN回線等を利用してシステムセン
タとの間で情報の授受を行う機能等、限定された機能の
みを有する構成となっている。従って、携帯型の情報機
器のみを用いて、デスクトップ型PC(パーソナルコン
ピュータ)のように、一つの情報機器として機能させる
には限界がある。
【0003】そこで、情報機器の電子回路部分をべース
としたドッキングユニットを用意し、このドッキングユ
ニットに携帯型情報機器を装着することにより、ドッキ
ングユニットに装備されている各拡張装置を携帯型情報
機器で利用できるようにしている。ドッキングユニット
に装備されている拡張装置としては、標準サイズのキー
ボード、マウス、タブレット、スキャナ等の入力装置、
CD−ROMドライブやFDD(Flexible Disk Drive
unit)、拡張HDD(Hard Disk Drive unit)等の外部
記憶装置などがある。
【0004】このように、携帯型情報機器をドッキング
ユニットに装着して使用することにより、オフイスなど
での通常時には、デスクトップあるいはノート型のコン
ピュータ(情報機器)としての使用が可能である。しか
し、拡張したい装置は、携帯型情報機器の使用状況によ
り異なり、例えば、CD―ROMドライブを使いたい時
にドッキングユニットを接続すると、その他の不要なF
DDや拡張HDD、拡張電池(バッテリ)、外部キーボ
ード等の各装置まで装着されることになる。
【0005】この結果、機能拡張した携帯型情報機器
を、屋外等で携帯して使用したい場合には、使わない拡
張装置まで持ち歩くことになり、機器全体が大きく、重
くなり、さらに、消費電力も増えるので、携帯型情報機
器の携帯性が大きく損なわれる。
【0006】また、従来の携帯型情報機器には、ドッキ
ングユニットを介することなく直接、CD―ROMドラ
イブやFDD、拡張HDD、拡張電池(バッテリ)、外
部キーボード等の各拡張装置を接続して用いるものもあ
る。しかし、このような携帯型情報機器では、各拡張装
置を接続するための専用のインタフェース部を個別に設
ける必要があり、その分、携帯型情報機器のサイズが大
きくなり、携帯性が損なわれ、かつ、コストアップにも
なる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の技術では、携帯型情報機器から、ドッキン
グユニットが有する複数の拡張装置をそれぞれ単体で利
用することができない点である。本発明の目的は、これ
ら従来技術の課題を解決し、携帯型情報機器の携帯性を
損なうなく、その携帯型情報機器の機能を拡張すること
を可能とするドッキングユニットと、携帯性がさらに向
上した携帯型情報機器とを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のドッキングユニットは、各拡張装置および
携帯型情報機器とのインタフェース部を、物理的に取外
し可能(着脱自在)な構造とし、さらに、そのインタフ
ェース部には、各拡張装置を個別に着脱自在に接続する
インタフェースを設けた構成とする。このことにより、
ドッキングユニットが具備する各拡張装置の内の1つ
を、ドッキングユニットから分離させて携帯型情報機器
に接続することができ、携帯型情報機器には、必要最低
限の拡張装置のみが付設されることとなり、携帯性を著
しく損なうことを回避できる。
【0009】また、携帯型情報機器側も、ドッキングユ
ニットと接続するためのインタフェース部を1つだけ持
てば良く、各拡張装置専用のインタフェースを個別に設
ける必要も無く、携帯型情報機器側のサイズの肥大化を
回避することができる。さらに、ドッキングユニット
は、携帯型情報機器の未装着状態では、自ユニットに拡
張機能として設けられている入力装置や外部記憶装置、
表示装置等を用いて通常の情報処理装置として機能する
が、拡張機能の幾つかが取外された場合、その都度、ド
ッキングユニットのシステム構成を再編成する。これに
より、ドッキングユニットは、具備した拡張機能が取外
されても、残された拡張装置からなるシステム構成で動
作するので、機能は制限されるが、ユーザの利用が可能
である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面により詳細に説明する。図1、図3、図5は本発明の
ドッキングユニットと携帯型情報機器の第1〜第3の外
観構成例を示す斜視実体図であり、図2,図4、図6
は、それぞれ、図1、図3、図5におけるドッキングユ
ニットと携帯型情報機器の機能構成例を示すブロック図
である。
【0011】まず、図3を用いて、ドッキングユニット
と携帯型情報機器のそれぞれの構造を説明する。図3
は、ドッキングユニットに携帯型情報機器を装着した状
態を示しており、本図において、1は携帯型情報機器、
2はドッキングユニットであり、携帯型情報機器1に
は、LCD(Liquid Crystal Display)からなる表示装
置1iとキーボードからなる入力装置1kが設けられ、
また、ドッキングユニット2には、LCDからなる補助
表示装置3と、それぞれ補助入力装置としてのキーボー
ド4、マウス5、タブレット6が設けられている。
【0012】このように、携帯型情報機器1をドッキン
グユニット2に装着した状態では、ユーザは、ドッキン
グユニット2のキーボード4やマウス5、タブレット6
を利用して、データ等の入力操作を行なうことができ
る。携帯型情報機器1に装備されている入力装置1k
(キーボード)はサイズが小さく、操作性が悪いが、ド
ッキングユニット2のキーボード4は、通常のフルキー
サイズのキーボードであり、このキーボード4を用いる
ことにより、ユーザは、効率的な入力操作が可能とな
る。
【0013】また、このように携帯型情報機器1をドッ
キングユニット2に装着した状態では、キーボード4や
マウス5、タブレット6からの入力結果は、ドッキング
ユニット2の補助表示装置3ではなく、サイズの大きい
携帯型情報機器1の表示装置1iに出力する。尚、ドッ
キングユニット2にはCRT等のデイスプレイも接続可
能な構成とすることにより、携帯型情報機器1をドッキ
ングユニット2に装着した状態では、通常のデスクトッ
プ型の情報機器として使用することができる。
【0014】このように携帯型情報機器1をドッキング
ユニット2に装着した状態では、ユーザは、ドッキング
ユニット2のキーボード4やマウス5、タブレット6か
らの入力結果を、携帯型情報機器1の表示装置1iで確
認する操作を行なうことができる。次に、図5を用い
て、この携帯型情報機器1をドッキングユニット2から
取り外した状態を説明する。
【0015】図5では、図3において一体化されていた
ドッキングユニット2と携帯型情報機器1を分離状態と
した場合の構成を示している。図5において、7はドッ
キングユニット2側のインタフェース部であり、このイ
ンタフェース部7には、コネクタ7aが設けられてい
る。そして、このコネクタ7aに対応したコネクタが携
帯型情報機器1側にも設けられており、携帯型情報機器
1をドッキングユニット2に装着すると、これらのコネ
クタが接続され、携帯型情報機器1とドッキングユニッ
ト2間で電気信号が伝達される。
【0016】本図5で示すように、携帯型情報機器1を
ドッキングユニット2から取り外した状態で利用する場
合、ユーザは、携帯型情報機器1に装備されている入力
装置1kを用いてデータ等の入力操作を行なう。その入
力結果は、表示装置1iに出力される。
【0017】また、携帯型情報機器1が取り外された状
態のドッキングユニット2は、図4,6に示すように、
CPU(Central Processing Unit)やメモリ等からな
る一般的なコンピュータ処理機能を有しており、キーボ
ード4やマウス5、タブレット6からの入力信号を処理
して、その結果を補助表示装置3に表示する。このよう
に、携帯型情報機器1が取外された状態では、ドッキン
グユニット2を、フル機能の情報機器として使用するこ
とができる。
【0018】尚、ドッキングユニット2には、商用周波
数の100Vなどが供給される主電源部が設けられてい
る。また、ドッキングユニット2から取り外された状態
の携帯型情報機器1は、内臓された電池等によって動作
する。
【0019】以下、このような、携帯型情報機器1をド
ッキングユニット2に装着した状態、および、携帯型情
報機器1をドッキングユニット2から取外した状態で
の、各処理と操作を可能とするための携帯型情報機器1
およびドッキングユニット2の内部構成を図4,6に基
づき説明する。
【0020】図4,6に示すように、携帯型情報機器1
には、CPUからなる中央処理部1aと、各部の動作を
コントロールして携帯型情報機器全体としての動作制御
を行なう主制御部1b、装置の基本動作手順等が記述さ
れたプログラムを記憶するROM等からなるシステムプ
ログラム記憶部(図中、「システムプログラム」と記
載)1c、RAM(Random Access Memory)等からなり
システムプログラム記憶部1cのプログラム等がロード
される主記憶部(図中、「主記憶」と記載)1d、レジ
スタ等からなり携帯型情報機器1とドッキングユニット
2との装着状態を記憶する設定情報記憶部1e、通信装
置等の接続制御を行う周辺制御部1f、HDD等の外部
記憶装置1g、LCDの駆動制御を行なう表示制御部1
h、LCDからなる表示装置1i、表示装置1iに表示
するデータを格納する表示バッファ1j、キーボードか
らなる入力装置1k、入力装置1kからの入力信号を取
り込む入力制御部1m、ドッキングユニット2への装着
を検出する装着検出部1n、および、ドッキングユニッ
ト2との接続制御を行なう共通インタフェース部1o
(図中、「インタフェース部」と記載)が設けられてい
る。
【0021】また、ドッキングユニット2には、CPU
を具備してドッキングユニット2の全体動作制御を行な
う装置制御部2aと、RAM等からなりドッキングユニ
ット側のメインメモリとしての拡張記憶装置2b、放送
電波を受信するデジタル放送チューナ部2c、携帯型情
報機器1の装着を検出する装着検出部2d、LCDから
なる補助表示装置3、キーボード4,マウス5,タブレ
ット6からなる拡張入力装置(4〜6)、携帯型情報機
器1との信号の接続制御を行なうインタフェース部7、
インタフェース部7のドッキングユニット2側の各部の
接続先を制御する切替え制御部8、および、CD−RO
MドライバやFDD等の拡張外部記憶装置9が設けられ
ている。
【0022】携帯型情報機器1とドッキングユニット2
とは、それぞれの共通インタフェース部1oとインタフ
ェース部7を介して着脱自在な構成となっている。この
ような構成により、携帯型情報機器1は、携帯時には、
ドッキングユニット2から取り外すことによって、独立
の情報機器として使用できるようになっている。また、
携帯型情報機器1が取り外されたドッキングユニット2
も、独立の情報機器として使用できる。
【0023】携帯型情報機器1において、主制御部2お
よび周辺制御部6は、ドッキングユニット2も含むシス
テム全体の制御および接続された外部装置の制御を行う
機能を有している。この周辺制御部6は、携帯式無線通
信装置、例えばPHS等や、プリンタなど、システムに
接続された周辺機器の制御を行ない、この場合のインタ
フェース(I/F信号)は共通とし、システムバス(デ
ータ線路、クロック信号、アドレス信号、制御信号)、
識別信号、電源供給回路等を使用する。
【0024】共通インタフェース部1oとインタフェー
ス部7を介して、装着された携帯型情報機器1とドッキ
ングユニット2は、情報のやり取りを行なう。携帯型情
報機器1側の装着検出部1n、および、ドッキングユニ
ット2側の装着検出部2dは、携帯型情報機器1がドッ
キングユニット2に、共通インタフェース部1oとイン
タフェース部7を介して装着されているか否かを検出
し、検出信号を出力する。この信号によって、携帯型情
報機器1側では、設定情報部記憶部1eに設定情報が保
持され、主制御部1bで分離状態を識別し、また、ドッ
キングユニット2側では、装置制御部2aで分離状態を
識別する。
【0025】そして、図6に示すように携帯型情報機器
1がドッキングユニット2から取り外されている状態で
は、携帯型情報機器1は、機能が制限された独立した情
報処理装置としての動作を行なう。すなわち、周辺制御
部1fによって外部記憶装置1gを、表示制御部1hに
よって表示装置1iを、入力制御部1mによって入力装
置1kを制御する。また、ドッキングユニット2は、切
替え制御部8により、各装置がインタフェース部7を介
さず装置制御部2aで直接制御されるように切り替えら
れ、単独での動作を行なう。
【0026】これに対して、図4に示すように携帯型情
報機器1がドッキングユニット2に装着された状態で
は、携帯型情報機器1は、ドッキングユニット2に付設
された拡張外部記憶装置9や拡張入力装置(キーボード
4,マウス5,タブレット6)を使用する。すなわち、
携帯型情報機器1がドッキングユニット2にセットされ
た状態では、ドッキングユニット2側の切替え制御部8
により、携帯型情報機器1側からドッキングユニット2
側の各装置が制御できるよう共通インタフェース部1o
とインタフェース部7が切り替え制御される。
【0027】これにより、入力制御部1mは、ドッキン
グユニット2側の拡張入力装置(キーボード4,マウス
5,タブレット6)と接続され、これらのキーボード
4,マウス5,タブレット6からの入力情報が主制御部
1bに入力される。同様に、周辺制御部1fはドッキン
グユニット2側の拡張外部記憶装置9等と接続され、主
制御部1bから拡張外部記憶装置9やデジタル放送チュ
ーナ部2c等の制御が可能となる。
【0028】次に、図1および図2を用いて、特に本例
のドッキングユニット2の特徴を顕著に示す技術を説明
する。図1においては、ドッキングユニット2の拡張装
置の一部、すなわち、ドッキングユニット2に付設され
たCD−ROMドライブ等の拡張外部記憶装置9のみを
ドッキングユニット2から取外して携帯型情報機器1側
に装着する例を示している。
【0029】このように、拡張外部記憶装置9を携帯型
情報機器1側に装着する場合、拡張外部記憶装置9と共
に、インタフェース部7とこのインタフェース部7に付
設された切替え制御部8がドッキングユニット2から取
り外される。また、拡張外部記憶装置9はケーブル10
を有し、このケーブル10により、インタフェース部7
に、インタフェース部7上のコネクタ7bを介して接続
されている。
【0030】携帯型情報機器1は、装着検出部1nによ
り、インタフェース部1nとインタフェース部7との接
続を検出して、その接続情報を設定情報記憶部1eに登
録し、拡張外部記憶装置9を制御する。このように、ド
ッキングユニット2に付設された各拡張装置の内の拡張
外部記憶装置9のみをドッキングユニット2から取り外
して、携帯型情報機器1側に装着することができるの
で、携帯性を著しく損なうことなく、携帯型情報機器1
を機能拡張することができる。
【0031】また、インタフェース部7上のコネクタ7
bは、拡張外部記憶装置9専用であり、他の拡張装置
(キーボード4、マウス5、タブレット6など)用にも
それぞれに対応したコネクタがインタフェース部7に設
けられている。このことにより、携帯型情報機器1側で
は、インタフェース部7のコネクタ7aに対応するコネ
クタの共通インタフェース部1oを有するだけで、ドッ
キングユニット2側の取外し可能な全ての拡張機能を、
個別にあるいは任意の組合せで接続して利用することが
できる。
【0032】図2は、図1で示す部分的機能拡張を行な
った状態の携帯型情報機器1とドッキングユニット2の
機能構成例を示しており、ドッキングユニット2の拡張
外部記憶装置9とインタフェース部7(切替え制御部8
を含む)がドッキングユニット2から取り外され、携帯
型情報機器1側に接続されている状態である。このよう
に、インタフェース部7は携帯型情報機器1に接続され
ているので、切替え制御部8により、拡張外部記憶装置
9に対する制御は、携帯型情報機器1からの制御に切り
替わる。これにより、携帯型情報機器1から拡張外部記
憶装置9が使用可能となる。
【0033】携帯型情報機器1では、通常、OS(オペ
レーティングシステム)等の基本ソフトウェアが、自動
的にシステム構成の変化を認識して装置を初期化する。
本例では、ドッキングユニット2においても、主記憶装
置としての拡張記憶装置2bに同様のソフトウェアを格
納し、中央処理装置機能を有する装置制御部2aによ
り、次の図7に示す手順で、システム構成の変化を認識
して装置の再編成を行なう。
【0034】図7は、図2におけるドキュメントユニッ
トの本発明に係わる処理動作例を示すフローチャートで
ある。本例は、ドッキングユニット2から拡張外部記憶
装置9を取り外した後のドッキングユニット2の処理動
作を示すものであり、拡張外部記憶装置9が取り外され
た後(ステップ701)、ドッキングユニット2に電源
が入ると(ステップ702)、装置制御部2aにより、
各装置構成を調べる。
【0035】この時、拡張外部記憶装置9が取り外され
ているので、装着検出部2dが、拡張外部記憶装置9が
ないことを検出して(ステップ703)、装置制御部2
aに通知する。これにより、装置制御部2aは、拡張外
部記憶装置9が取り外されているとの装置情報を取得し
(ステップ704)、ドッキングユニット2内に存在し
ている装置のみの初期化を行い、システム構成を再編成
して、使用可能な状態にする(ステップ705)。
【0036】以上、図1〜図7を用いて説明したよう
に、本例のドッキングユニットおよび携帯型情報機器で
は、ドッキングユニット2側に装備されているキーボー
ド4や、マウス5、タブレット6、CD−ROM等の拡
張外部記憶装置9など、一部の拡張装置のみを個別に、
ドッキングユニット2から取外して携帯型情報機器1に
装着して、携帯型情報機器1側で使用することができる
ので、携帯型情報機器1の機能を拡張する場合にも、必
要最低限の装置追加ですみ、携帯型情報機器1の携帯性
を損なうことはない。
【0037】また、携帯型情報機器1のドッキングユニ
ット2の各拡張装置への接続は、通常のドッキングユニ
ット2と携帯型情報機器1との接続に用いている共通イ
ンタフェース部1oを用いるので、携帯型情報機器1側
に、各拡張装置別専用に特別なインタフェースを設ける
必要がなく、携帯型情報機器1のサイズを小さく抑える
ことができる。また、ドッキングユニット2側において
も、一般の情報処理装置と同様に、システムの再構成が
可能であり、携帯型情報機器1用に拡張装置が取外され
ても、残っている各拡張装置の構成での動作利用ができ
る。
【0038】尚、本発明は、図1〜図7を用いて説明し
た例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない
範囲において種々変更可能である。例えば、本例では、
携帯型情報機器1における装着検出部1n、および、ド
ッキングユニット2における装着検出部2dの構成に関
して特に具体的に述べていないが、それぞれ、物理的に
スイッチ等を設けた構成で良い。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、携帯型情報機器から、
ドッキングユニットが有する複数の拡張装置をそれぞれ
単体で利用することができ、携帯型情報機器の携帯性を
損なうなく、その携帯型情報機器の機能を拡張すること
が可能であり、また、携帯型情報機器においては、各拡
張装置の接続に共通のインタフェース部を用いるので、
携帯型情報機器の携帯性をさらに向上させることが可能
である。また、ドッキングユニットにおいては、各拡張
装置が取り外された状態でも、ドッキングユニット単体
で情報機器として利用でき、ドッキングユニットの利便
性を向上させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のドッキングユニットと携帯型情報機器
の第1の外観構成例を示す斜視実体図である。
【図2】図1におけるドッキングユニットと携帯型情報
機器の機能構成例を示すブロック図である。
【図3】本発明のドッキングユニットと携帯型情報機器
の第2の外観構成例を示す斜視実体図である。
【図4】図3におけるドッキングユニットと携帯型情報
機器の機能構成例を示すブロック図である。
【図5】本発明のドッキングユニットと携帯型情報機器
の第3の外観構成例を示す斜視実体図である。
【図6】図5におけるドッキングユニットと携帯型情報
機器の機能構成例を示すブロック図である。
【図7】図2におけるドキュメントユニットの本発明に
係わる処理動作例を示すフローチャートである。
【符号の説明】 1:携帯型情報機器、1a:中央処理部、1b:主制御
部、1c:システムプログラム記憶部、1d:主記憶
部、1e:設定情報記憶部、1f:周辺制御部、1g:
外部記憶装置、1h:表示制御部、1i:表示装置、1
j:表示バッファ、1k:入力装置、1m:入力制御
部、1n:装着検出部、1o:共通インタフェース部、
2:ドッキングユニット、2a:装置制御部、2b:拡
張記憶装置、2c:デジタル放送チューナ部、2d:装
着検出部、3:補助表示装置、4〜6:拡張入力装置
(キーボード4、マウス5、タブレット6)、7:イン
タフェース部、7a,7b:コネクタ、8:切替え制御
部、9:拡張外部記憶装置、10:ケーブル。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力装置と外部記憶装置を含む拡張装置
    を有し、着脱自在に装着された携帯型情報機器から各拡
    張装置を利用させるドッキングユニットであって、装着
    された上記携帯型情報機器との電気信号の伝達を行なう
    インタフェース手段と上記各拡張装置のそれぞれを個別
    にドッキングユニット本体から着脱自在に設け、1以上
    の上記拡張装置を上記ドッキングユニット本体から取外
    し、該ドッキングユニット本体から取外した上記インタ
    フェース手段を介して上記携帯型情報機器に接続するこ
    とを特徴とするドッキングユニット。
  2. 【請求項2】 個別に着脱自在な入力装置と外部記憶装
    置および表示装置を含む拡張装置と、中央処理装置およ
    び主記憶装置を有し、着脱自在に装着された携帯型情報
    機器から各拡張装置を利用させると共に、上記携帯型情
    報機器が取外された状態では単体の情報処理装置として
    利用されるドッキングユニットであって、起動時、装着
    されている上記各拡張装置に対応してシステム構成を再
    編成する手段を有することを特徴とするドッキングユニ
    ット。
  3. 【請求項3】 入力装置と外部記憶装置を含む拡張装置
    を有するドッキングユニットに着脱自在に装着され、該
    ドッキングユニットが有する各拡張装置を利用する携帯
    型情報機器であって、上記ドッキングユニットの本体か
    ら着脱自在なインタフェース手段と接続され、該インタ
    フェース手段との電気信号の伝達を行なう共通インタフ
    ェース手段を有し、該共通インタフェース手段を介し
    て、上記ドッキングユニットの本体から個別に取外され
    た上記拡張装置を接続することを特徴とする携帯型情報
    機器。
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KR100395130B1 (ko) * 2000-10-19 2003-08-21 삼성전자주식회사 휴대용 컴퓨터
JP2006228234A (ja) * 2005-02-18 2006-08-31 Microsoft Corp 拡張ユニット及びメディアスライス並びにポータブルコンピューティングデバイス拡張システム

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