JP2002278655A - 拡張ユニット装置および情報処理システム - Google Patents

拡張ユニット装置および情報処理システム

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JP2002278655A
JP2002278655A JP2001075971A JP2001075971A JP2002278655A JP 2002278655 A JP2002278655 A JP 2002278655A JP 2001075971 A JP2001075971 A JP 2001075971A JP 2001075971 A JP2001075971 A JP 2001075971A JP 2002278655 A JP2002278655 A JP 2002278655A
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JP2001075971A
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Masayasu Tokuoka
雅康 徳岡
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】拡張ユニット側からそれに装着可能な情報処理
装置へ電源を供給するための構成を改良することによ
り、安全で且つ利便性の高い電源供給や機能拡張を実現
する。 【解決手段】拡張ユニット200には、ドッキング接続
/ケーブル接続それぞれに対応する複数のコネクタ20
1a,201bと、それらコネクタそれぞれに対応する
複数の電源供給系統が設けられており、各コネクタそれ
ぞれからコンピュータ100に電源を供給することが出
来る。よって、拡張ユニット200の利用目的に応じた
自由な接続形態を実現することが可能となる。特に、F
ET33,34によって、コンピュータ100が接続さ
れていないコネクタに対応する電源供給系統については
自動的に遮断されるので、剥き出しのコネクタに電圧が
発生することによる危険を回避することが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は拡張ユニット装置お
よびその拡張ユニット装置とそれに装着可能な情報処理
装置とを含む情報処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携行が容易でバッテリにより動作
可能な携帯型コンピュータが種々開発されている。この
種の携帯型コンピュータは、その機能拡張のために、拡
張ユニットが必要に応じて装着できるように構成されて
いる。
【0003】この拡張ユニットに携帯型コンピュータを
接続して使用する事により、その携帯型コンピュータの
携帯性を損なうこと無く、携帯型コンピュータの機能拡
張を容易に行うことができる。
【0004】また、最近では、プラグアンドプレイな
ど、システムのハードウェア環境の再構成を自動的に行
うための機能を備えたオペレーティングシステムが開発
されている。この種のオペレーティングシステムを利用
した場合には、携帯型コンピュータが拡張ユニットに装
着された時にそのことをオペレーティングシステムに通
知するだけで、そのシステム環境を拡張ユニットを使用
できる環境に自動変更する事ができる。
【0005】特開平11−89086号公報には、携帯
型コンピュータと拡張ユニットとを組み合わせたシステ
ム構成が開示されている。このシステムにおいては、拡
張ユニットと携帯型コンピュータとを接続するコネクタ
を介して、拡張ユニット側から携帯型コンピュータに対
して電源を供給する構成が示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の構成に
おいては、拡張ユニットのDC電源インレットにACア
ダプタが接続された場合に、拡張ユニットから携帯型コ
ンピュータ用の電源が出力されるので、携帯型コンピュ
ータが装着されている場合はよいが、携帯型コンピュー
タの非装着時には剥き出しのコネクタに電圧が発生して
しまうという危険があった。
【0007】また、拡張ユニット側から携帯型コンピュ
ータへの電源供給系統は1系統のみであり、機能拡張の
ためのコネクタを通じてしか電源供給を行うことができ
ない。
【0008】これは、従来では、拡張ユニットに携帯型
コンピュータを装着した状態で携帯型コンピュータを操
作することを前提としたドッキング構造を用いていたた
めである。最近では、拡張ユニットは機能拡張用途のみ
ならず、携帯型コンピュータの非使用時にそのバッテリ
を充電するというクレードル的な用途で使用されるケー
スも増えており、コネクタおよび電源供給に関する構造
改善が望まれている。
【0009】本発明は上述の事情を考慮してなされたも
のであり、拡張ユニット側からそれに装着可能な携帯型
コンピュータなどの情報処理装置へ電源を供給するため
の構成を改良し、安全で且つ利便性の高い電源供給や機
能拡張を実現できる拡張ユニット装置および情報処理シ
ステムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明は、情報処理装置が装着可能に構成された拡
張ユニット装置であって、前記情報処理装置との間の接
続のために個別に使用可能な複数のコネクタと、前記複
数のコネクタにそれぞれ接続された複数の電源供給系統
を有し、それら複数の電源供給系統を介して、前記複数
のコネクタそれぞれから前記情報処理装置に対する電源
を出力する手段と、前記複数のコネクタそれぞれについ
て前記情報処理装置との間の接続の有無を判別し、前記
情報処理装置が接続されていないコネクタに対応する電
源供給系統を遮断する遮断手段とを具備することを特徴
とする。
【0011】この拡張ユニット装置においては、複数の
コネクタと、それら複数のコネクタそれぞれに対応する
複数の電源供給系統が用意されており、複数のコネクタ
それぞれから情報処理装置に対して電源を供給すること
が出来る。よって、情報処理装置を拡張ユニット装置の
どのコネクタに接続しても動作電源あるいはバッテリ充
電用などの必要な電源を拡張ユニット装置側から受ける
ことが出来るので、拡張ユニット装置の利用目的に応じ
た自由な接続形態を実現することが可能となる。また、
この場合、複数のコネクタそれぞれについて情報処理装
置との間の接続の有無が判別され、情報処理装置が接続
されていないコネクタに対応する電源供給系統について
は自動的に遮断されるので、剥き出しのコネクタに電圧
が発生することによる危険を回避することが出来る。
【0012】また、拡張ユニット装置には、情報処理装
置を装着するための装着部上に設けられ、情報処理装置
が拡張ユニットに装着された場合に情報処理装置に接続
される第1コネクタと、情報処理装置にケーブルを介し
て接続可能な第2コネクタとを設けることが好ましい。
これにより、情報処理装置を必ずしも拡張ユニット装置
に装着せずともケーブル接続によって必要な電源供給を
拡張ユニット装置から受けることが可能となる。この場
合、第1コネクタは主に情報処理装置のバッテリ充電な
どの用途に使用し、第2コネクタについては機能拡張と
動作電源供給の用途の双方に使用することで、情報処理
装置の非使用時にはそれをクレードルとしての拡張ユニ
ット装置に装着するだけでバッテリ充電を行うことが出
来、また情報処理装置の使用時にはそれを拡張ユニット
装置に装着せずとも必要な電源供給と機能拡張の為の資
源提供を拡張ユニット装置から得ることが可能となる。
【0013】また、サウンド信号線についてはその特性
上、電源線と同様に簡単な接続形態で利用でき、且つそ
の信号線数も少ないので、第1コネクタおよび第2コネ
クタの双方にスピーカを接続しておき、第1コネクタお
よび第2コネクタのどちらが使用された場合でも情報処
理装置から供給されるサウンド信号をスピーカから再生
できるようにすることが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0015】図1には本発明の一実施形態に係る情報処
理システムの構成が示されている。この情報処理システ
ムは、バッテリ駆動可能なノートブックタイプのパーソ
ナルコンピュータ(PC)100と、クレードル型の拡
張ユニット200とから構成されている。コンピュータ
100の本体は、拡張ユニット200に着脱自在に装着
できるよう構成されている。コンピュータ100が拡張
ユニット200に装着された状態においてはコンピュー
タ100および拡張ユニット200の両者は、それぞれ
に設けられたドッキングコネクタ101a,201aに
よって接続される。また、コンピュータ100が拡張ユ
ニット200に装着された状態および非装着のどちらに
おいても、コンピュータ100および拡張ユニット20
0それぞれのケーブルコネクタ101b,201b同士
をケーブルにて接続することができる。
【0016】コンピュータ100本体内には、図示のよ
うに、CPU11、ノースブリッジ12、主メモリ1
3、グラフィクスコントローラ14、サウスブリッジ1
5、ハードディスクドライブ(HDD)16、CD−R
OMドライブ17、BIOS−ROM18、サウンドコ
ントローラ19、シリアルバスブリッジ20、DC/D
Cコンバータ21などが設けられている。
【0017】CPU11は主メモリ13のプログラムを
実行することによって本システム全体の動作制御および
各種データ処理を実行する。ノースブリッジ12および
サウスブリッジ15は本システムの主要チップセットで
あり、ノースブリッジ12およびサウスブリッジ15は
ハブリンクと称される専用のバスを介して接続されてい
る。ノースブリッジ12には主メモリ13を制御するメ
モリコントロールロジックや、グラフィクスコントロー
ラ14に接続されるビデオバス(AGP)とのインタフ
ェース機能などが内蔵されている。また、サウスブリッ
ジ15には、IDEコントローラ、PCIバスインター
フェースなどの機能が設けられている。
【0018】主メモリ13には、オペレーティングシス
テムおよび実行対象の各種アプリケーションプログラム
がHDD16からロードされる。グラフィクスコントロ
ーラ14は本システムのディスプレイモニタを制御する
ためのものであり、本コンピュータ100本体に開閉自
在に取り付けられたディスプレイ(LCD)パネルへの
画面表示や、外部CRTへの画面表示などを行う。
【0019】サウンドコントローラ19はサウンド信号
を生成するためのものであり、このサウンドコントロー
ラ19からのサウンド信号は図示のようにドッキングコ
ネクタ101a、ケーブルコネクタ101bをそれぞれ
介した2つの経路で拡張ユニット200に供給される。
【0020】シリアルバスブリッジ20は、拡張ユニッ
ト200内のシリアルバスブリッジ36と共同して、コ
ンピュータ100および拡張ユニット200それぞれの
PCIバス間でバストランザクションを相互に伝達す
る。シリアルバスブリッジ23とシリアルバスブリッジ
31との間の信号線はシリアル伝送路から構成されてい
る。例えば、コンピュータ100から拡張ユニット20
0にPCIバストランザクションを伝達する場合には、
シリアルバスブリッジ23によってそのバストランザク
ションがパラレル/シリアル変換された後にケーブルコ
ネクタ101b,201b間のケーブル接続を介して拡
張ユニット200内のシリアルバスブリッジ36に送ら
れ、シリアルバスブリッジ36にてシリアルからパラレ
ルに再変換される。拡張ユニット200からコンピュー
タ100へのPCIバストランザクションの伝達の際に
は、上記と逆の動作が行われる。これらシリアルバスブ
リッジ23およびシリアルバスブリッジ31の働きによ
りケーブルの信号線数を削減することが出来、細くて取
り回しの容易なケーブル接続を実現できる。
【0021】DC/DCコンバータ21はコンピュータ
100の動作電源を生成するものであり、ACアダプタ
を介して入力される外部電源または内蔵バッテリからの
入力電源を所定の動作電源電圧に変換して、コンピュー
タ100内の各部に供給する。さらに、DC/DCコン
バータ21は拡張ユニット200からの電源供給も受け
られるようにドッキングコネクタ101a、ケーブルコ
ネクタ101bにもそれぞれ接続されている。ドッキン
グコネクタ101a、またはケーブルコネクタ101b
を介して拡張ユニット200から入力される電源は内蔵
バッテリの充電にも使用される。
【0022】拡張ユニット200には、上述のシリアル
バスブリッジ36の他、図示のように、DC電源装置3
1、DC/DCコンバータ32、第1及び第2の2つの
FET33,34、スピーカ35、TVチューナ37、
ビデオキャプチャ33、ビデオ出力インタフェース39
などが設けられている。
【0023】DC電源装置31はAC−INに入力され
るAC電源をDC電源に変換して出力するための内蔵A
Cアダプタであり、このDC電源装置31からのDC電
源は拡張ユニット200内の各部へ動作電源を供給する
ためのDC/DCコンバータ32に送られると共に、さ
らに2系統に分割されて、コンピュータ100側に供給
される。すなわち、2系統のうち、一方は第1のFET
33を介してドッキングコネクタ201aに接続されて
おり、他方は第2のFET34を介してケーブルコネク
タ201bに接続されている。
【0024】第1のFET33はドッキングコネクタ2
01aにコンピュータ100が接続された時のみONす
るスイッチ回路であり、非接続時はドッキングコネクタ
201aへの電源出力経路を遮断する。ドッキングコネ
クタ201aに対するコンピュータ100の接続の有無
は、接続時にコンピュータ100内でグランド接続され
るドッキング識別信号線によって判別される、すなわ
ち、ドッキングコネクタ201aにコンピュータ100
が接続された場合にはドッキング識別信号線がLレベル
となり、これによって第1のFET33がONする。一
方、ドッキングコネクタ201aにコンピュータ100
が接続されていない場合には、ドッキング識別信号線は
不定または拡張ユニット200内のプルアップ抵抗を介
してHレベルとなり、これによって第1のFET33は
OFFする。
【0025】第2のFET34はケーブルコネクタ20
1bにコンピュータ100が接続された時のみONする
スイッチ回路であり、非接続時はケーブルコネクタ20
1bへの電源出力経路を遮断する。ケーブルコネクタ2
01bに対するコンピュータ100の接続の有無は、上
記の場合と同様に、コンピュータ100内でグランド接
続されるドッキング識別信号線によって判別される、す
なわち、ケーブルコネクタ201bにコンピュータ10
0がケーブルを介して接続された場合にはドッキング識
別信号線がLレベルとなり、これによって第2のFET
34がONする。一方、ケーブルコネクタ201bにコ
ンピュータ100が接続されていない場合には、ドッキ
ング識別信号線は不定または拡張ユニット200内のプ
ルアップ抵抗を介してHレベルとなり、これによって第
2のFET34はOFFする。
【0026】スピーカ35はサウンド信号線を介してド
ッキングコネクタ201aおよびケーブルコネクタ20
1bにそれぞれ接続されており、ドッキングコネクタ2
01aおよびケーブルコネクタ201bのどちらからサ
ウンド信号が入力された場合でもそのサウンド信号を再
生出力することが出来る。拡張ユニット200内ではサ
ウンド信号線はOR接続されており、ドッキングコネク
タ201aおよびケーブルコネクタ201bの双方から
サウンド信号が入力された場合でもそれを再生すること
が出来る。もちろん、ドッキングコネクタ201aおよ
びケーブルコネクタ201bがどちらもコンピュータ1
00に接続されている場合には、いずれか一方のサウン
ド信号入力をスイッチ回路によって遮断するように構成
しても良い。
【0027】TVチューナ37、ビデオキャプチャ3
3、ビデオ出力インタフェース39はそれぞれコンピュ
ータ100の機能拡張用の周辺装置として動作するPC
Iデバイスであり、TVチューナ37はRF端子を介し
てTVアンテナから入力されるTV放送信号を受信する
ために用いられ、またビデオキャプチャ38はS端子や
コンポジット端子を介して入力されるビデオ信号に対し
てA/D変換処理を施した後にそれをYUVまたはRG
Bなどの形式のデジタルビデオデータとして取り込むた
めに用いられる。さらに、ビデオ出力インタフェース3
4はデジタルビデオデータを例えばNTSC形式などの
アナログビデオデータに変換した後にS端子やコンポジ
ット端子を通じて外部のTVまたはビデオ機器に出力す
るために用いられる。
【0028】次に、図2および図3を参照して、コンピ
ュータ100と拡張ユニット200の構造について説明
する。
【0029】コンピュータ100は、上述したようにノ
ートブックタイプのコンピュータであり、図2に示すよ
うに、上面にキーボードが配置された薄い箱上のコンピ
ュータ本体110と、コンピュータ本体110に開閉開
閉自在に設けられたディスプレイパネル120とから構
成されている。コンピュータ本体110の底面部には前
述のドッキングコネクタ101aが設けられており、ま
たコンピュータ本体110の側面には前述のケーブルコ
ネクタ101bが設けられている。
【0030】拡張ユニット200へのコンピュータ10
0の装着は、通常は、図3に示すようにディスプレイパ
ネル120を閉じた状態で行われる。拡張ユニット20
0は図示のように台座部から上方に向けて背面側に傾斜
した載置面を有しており、そこにコンピュータ本体11
0が立て掛けられるような状態で収容される。載置面上
にはドッキングコネクタ201aのピンが突出して設け
られており、コンピュータ本体110の底面部に設けら
れている凹状のドッキングコネクタ101aと勘合す
る。このようなドッキングは、主に、コンピュータ10
0の未使用時に拡張ユニット200からの電源供給によ
ってコンピュータ100のバッテリを充電する目的で行
われる。もちろん、このようなドッキング状態において
もディスプレイパネル120を開いてコンピュータ10
0を操作することも出来る。
【0031】拡張ユニット200のケーブルコネクタ2
01bは台座部近傍に設けられており、コンピュータ1
00を机上においたままでもコンピュータ100のケー
ブルコネクタ101bとケーブルコネクタ201bとを
容易にケーブル接続することが出来る。コンピュータ1
00を操作しながら、その機能拡張用として拡張ユニッ
ト200の資源を利用する場合には、ドッキングせず
に、両者をケーブルで接続することが好適である。この
場合でも、拡張ユニット200から電源が供給されるの
で、コンピュータ100をAC電源に接続する必要はな
い。
【0032】なお、ドッキング状態においても図示のよ
うにコンピュータ100のケーブルコネクタ101bと
拡張ユニット200のケーブルコネクタ201bとの間
をケーブル接続することができる。
【0033】次に、図4を参照して、ドッキング接続/
ケーブル接続それぞれの場合における電源供給動作と拡
張ユニット200内の利用可能資源について説明する。
【0034】1) 拡張ユニット200のドッキングコ
ネクタ201aおよびケーブルコネクタ201bのどち
らもコンピュータ100が接続されていないアンドック
状態の場合には、第1および第2のFET33,34は
ともにOFFしている。よって、ドッキングコネクタ2
01aおよびケーブルコネクタ201bのどちらからも
電源が出力されることはない。スピーカ35およびPC
Iデバイスはどちらも使用できない。
【0035】2) 拡張ユニット200のドッキングコ
ネクタ201aはコンピュータ100が接続されていな
いアンドック状態で、拡張ユニット200のケーブルコ
ネクタ201bがコンピュータ100にケーブルで接続
されたドック状態の場合には、第1のFET33はOF
Fで、第2のFET34はONとなる。スピーカ35お
よびPCIデバイスはどちらも使用することができる。
【0036】3) 拡張ユニット200のドッキングコ
ネクタ201aはコンピュータ100が接続されたドッ
ク状態で、拡張ユニット200のケーブルコネクタ20
1bはコンピュータ100に接続されてないアンドック
状態の場合には、第1のFET33はONで、第2のF
ET34はOFFとなる。スピーカ35は使用できる
が、PCIデバイスは使用することができない。
【0037】4) 拡張ユニット200のドッキングコ
ネクタ201aおよびケーブルコネクタ201bのどち
らもコンピュータ100が接続されているドック状態の
場合には、第1および第2のFET33,34はともに
ONする。スピーカ35およびPCIデバイスはどちら
も使用できる。
【0038】以上のように、本実施形態の拡張ユニット
200によれば、ドッキング接続/ケーブル接続それぞ
れに対応する複数のコネクタ201a,201bを用意
すると共に、それらコネクタ201a,201bそれぞ
れに対応する複数の電源供給系統を設けているので、各
コネクタそれぞれからコンピュータ100に電源を供給
することが出来る。よって、コンピュータ100を拡張
ユニット200のどのコネクタに接続しても動作電源あ
るいはバッテリ充電用などの必要な電源を拡張ユニット
200側から受けることが出来るので、拡張ユニット2
00の利用目的に応じた自由な接続形態を実現すること
が可能となる。特に、FET33,34によって、コン
ピュータ100が接続されていないコネクタに対応する
電源供給系統については自動的に遮断されるので、剥き
出しのコネクタに電圧が発生することによる危険を回避
することが出来る。
【0039】なお、本実施形態ではパーソナルコンピュ
ータを例示して説明したが、本発明は、PDA、携帯電
話、その他の様々な携帯型情報処理装置に対しても適用
することが出来る。
【0040】また、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範
囲で種々に変形することが可能である。例えば、コンピ
ュータへの電源供給を行わず機能拡張のみの目的で拡張
ユニットをコンピュータに接続する場合には、その接続
は無線インタフェースによって実現することも可能であ
る。また、コンピュータと拡張ユニットとを近接配置し
なければ成らないという制約が加わるが、電磁結合によ
る非接触充電を行う構成を採用し、これと上述の無線イ
ンタフェースとを組み合わせて用いることも出来る。
【0041】また更に、上記実施形態には種々の段階の
発明が含まれており、開示される複数の構成要件におけ
る適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。
例えば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構
成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の
欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられ
ている効果が得られる場合には、この構成要件が削除さ
れた構成が発明として抽出され得る。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
拡張ユニット側からそれに装着可能な携帯型コンピュー
タなどの情報処理装置へ電源を供給するための構成を改
良することにより、安全で且つ利便性の高い電源供給や
機能拡張を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る情報処理システムの
構成を示すブロック図。
【図2】同実施形態で用いられるコンピュータの構造を
説明するための図。
【図3】同実施形態で用いられるコンピュータと拡張ユ
ニットのドッキング構造を説明するための図。
【図4】同実施形態におけるドッキング接続/ケーブル
接続それぞれの場合における電源供給動作と拡張ユニッ
ト内の利用可能資源を説明するための図。
【符号の説明】
11…CPU 19…サウンドコントローラ 21…DC/DCコンバータ 31…DC電源装置 32…DC/DCコンバータ 33,34…FET 35…スピーカ 100…コンピュータ 200…拡張ユニット 101a,201a…ドッキングコネクタ 101b,201b…ケーブルコネクタ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理装置が装着可能に構成された拡
    張ユニット装置であって、 前記情報処理装置との間の接続のために個別に使用可能
    な複数のコネクタと、 前記複数のコネクタにそれぞれ接続された複数の電源供
    給系統を有し、それら複数の電源供給系統を介して、前
    記複数のコネクタそれぞれから前記情報処理装置に対す
    る電源を出力する手段と、 前記複数のコネクタそれぞれについて前記情報処理装置
    との間の接続の有無を判別し、前記情報処理装置が接続
    されていないコネクタに対応する電源供給系統を遮断す
    る遮断手段とを具備することを特徴とする拡張ユニット
    装置。
  2. 【請求項2】 前記遮断手段は、前記複数のコネクタと
    前記複数の電源供給系統との間にそれぞれ設けられた複
    数のスイッチ回路を含み、 各スイッチ回路はそれに対応するコネクタを介して入力
    される前記情報処理装置からの信号の有無によってオン
    /オフ制御されることを特徴とする請求項1記載の拡張
    ユニット装置。
  3. 【請求項3】 前記複数のコネクタは、 前記情報処理装置を装着するために前記拡張ユニットに
    設けられている装着部上に設けられ、前記情報処理装置
    が前記拡張ユニットに装着された場合に前記情報処理装
    置に設けられているコネクタに接続される第1コネクタ
    と、 前記情報処理装置に設けられているコネクタにケーブル
    を介して接続可能な第2コネクタとを含むことを特徴と
    する請求項1記載の拡張ユニット装置。
  4. 【請求項4】 前記情報処理装置は、上面にキーボード
    が配置された装置本体と、その装置本体に開閉自在に設
    けられた表示パネルとを含み、 前記装着部には、表示パネルが閉じられた状態の前記情
    報処理装置が立て掛けられた状態で装着されることを特
    徴とする請求項3記載の拡張ユニット装置。
  5. 【請求項5】 前記情報処理装置との接続時に前記情報
    処理装置の周辺装置として機能する機能拡張デバイスを
    さらに具備し、前記機能拡張デバイスは前記第2コネク
    タを介して前記情報処理装置に接続されていることを特
    徴とする請求項3記載の拡張ユニット装置。
  6. 【請求項6】 前記複数のコネクタにそれぞれ複数のサ
    ウンド信号線を介して接続されたスピーカをさらに具備
    し、前記複数のコネクタのいずれかを介して前記情報処
    理装置から供給されるサウンド信号を前記スピーカから
    再生することを特徴とする請求項1記載の拡張ユニット
    装置。
  7. 【請求項7】 情報処理装置が装着可能に構成された拡
    張ユニット装置において、 前記情報処理装置が装着される装着部に設けられ、前記
    情報処理装置の装着時に前記情報処理装置に接続される
    第1コネクタと、 前記情報処理装置にケーブルを介して接続可能な第2コ
    ネクタと、 前記第2コネクタに接続され、前記第2コネクタおよび
    ケーブルを介して前記情報処理装置が前記拡張ユニット
    装置に接続された場合に前記情報処理装置の周辺装置と
    して機能する機能拡張デバイスと、 前記第1および第2のコネクタにそれぞれ接続された第
    1および第2の電源供給系統を有し、それら第1および
    第2の電源供給系統を介して、前記第1および第2コネ
    クタそれぞれから前記情報処理装置に対する電源を出力
    する手段と、 前記第1および第2コネクタそれぞれについて前記情報
    処理装置との間の接続の有無を判別し、前記情報処理装
    置が接続されていないコネクタに対応する電源供給系統
    を遮断する遮断手段とを具備することを特徴とする拡張
    ユニット装置。
  8. 【請求項8】 情報処理装置とこの情報処理装置が装着
    可能に構成された拡張ユニット装置とを含む情報処理シ
    ステムであって、 前記情報処理装置は、前記拡張ユニット装置への装着時
    に前記拡張ユニット装置に接続される第1コネクタと、
    前記拡張ユニット装置にケーブルを介して接続可能な第
    2コネクタとを具備し、 前記拡張ユニット装置は、 前記情報処理装置の装着時に前記情報処理装置の前記第
    1コネクタに接続される第3コネクタと、前記情報処理
    装置の前記第2コネクタにケーブルを介して接続可能な
    第4コネクタと、前記第3および第4のコネクタにそれ
    ぞれ接続された2つの電源供給系統を有し、それら電源
    供給系統を介して、前記第3および第4のコネクタそれ
    ぞれから前記情報処理装置に対する電源を出力する手段
    と、前記第3および第4のコネクタそれぞれについて前
    記情報処理装置との間の接続の有無を判別し、前記情報
    処理装置が接続されていないコネクタに対応する電源供
    給系統を遮断する遮断手段とを具備することを特徴とす
    る情報処理システム。
  9. 【請求項9】 前記拡張ユニット装置は、前記情報処理
    装置との接続時に前記情報処理装置の周辺装置として機
    能する機能拡張デバイスをさらに具備し、前記機能拡張
    デバイスは前記第4コネクタを介して前記情報処理装置
    に接続されることを特徴とする請求項8記載の情報処理
    システム。
  10. 【請求項10】 前記情報処理装置は、前記第1および
    第2のコネクタを介してサウンド信号を前記拡張ユニッ
    ト装置に出力する手段をさらに具備し、 前記拡張ユニット装置は、前記第3および第4のコネク
    タにそれぞれ接続され、前記第3および第4のいずれか
    のコネクタを介して前記情報処理装置から供給されるサ
    ウンド信号を再生するスピーカをさらに具備することを
    特徴とする請求項8記載の情報処理システム。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2015080377A (ja) * 2013-10-18 2015-04-23 株式会社村田製作所 コンピュータ機器、コンピュータシステム
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