JPH11345040A - ドッキングユニット - Google Patents

ドッキングユニット

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JPH11345040A
JPH11345040A JP10151100A JP15110098A JPH11345040A JP H11345040 A JPH11345040 A JP H11345040A JP 10151100 A JP10151100 A JP 10151100A JP 15110098 A JP15110098 A JP 15110098A JP H11345040 A JPH11345040 A JP H11345040A
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JP
Japan
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portable information
unit
input
docking unit
information device
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JP10151100A
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English (en)
Inventor
Tomoaki Yano
友章 矢野
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯型情報機器を取り外した状態、すなわ
ち、ドッキングユニットを単体で使用できない。 【解決手段】 ドッキングユニットに、データ入力装置
(拡張入力装置19)と、入力されたデータを保存する
拡張外部記憶装置20、および、これらの動作を制御す
る制御部15と拡張記憶装置17、さらに、拡張入力装
置19や拡張外部記憶装置20の制御元を、携帯型情報
機器24の装着時には携帯型情報機器24側に、携帯型
情報機器24の取外し時にはドッキングユニットの制御
部15側に切り替える切り換え部16を設け、携帯型情
報機器が取り外された状態でも、ドッキングユニット単
体で、拡張入力装置19からデータを入力し、保存し、
ドッキングユニット単体を有効利用する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パームトップ型計
算機等の携帯型情報機器を着脱自在に装着でき、装着し
た携帯型情報機器への機能を拡張するドッキングユニッ
トに係わり、特に、単体使用での利便性の向上を図った
ドッキングユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】いわゆる手のひらサイズのパームトップ
コンピュータ等の携帯型の情報機器は、小型化が要求さ
れる。そのため、一般的に、情報機器としての機能の
内、一部の機能、例えば、公衆電話回線やISDN回線
等を利用してシステムセンターとの間で情報の授受を行
う機能等、限定された機能のみを有する構成となってい
る。従って、携帯型の情報機器のみを用いて一つの情報
機器として機能させるには限界がある。
【0003】そこで、情報機器の電子回路部分をべース
としたドッキングユニットを用意し、このドッキングユ
ニットに携帯型情報機器を装着することにより、ドッキ
ングユニットに装備されている機能を携帯型情報機器で
利用できるようにしている。このように、携帯型情報機
器をドッキングユニットに装着して使用することによ
り、オフイスなどでの通常時には、デスクトップあるい
はノート型のコンピュータ(情報機器)としての使用が
可能である。
【0004】このように、携帯型情報機器は、外出先な
どの移動時には、携帯型端末として利用でき、また、オ
フィス等においては、ドッキングユニットに装着するこ
とにより、デスクトップやノート型のコンピュータとし
て使用することができる。しかし、ドッキングユニット
に関しては、携帯型情報機器を取り外した状態、すなわ
ち、ドッキングユニット単体では情報機器としての機能
を動作させることはできない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の技術では、携帯型情報機器を取り外した状
態では、ドッキングユニットを使用できない点である。
本発明の目的は、これら従来技術の課題を解決し、単体
での有効利用を可能とし、利便性の向上が図られたドッ
キングユニットを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のドッキングユニットは、携帯型情報機器の
装着/未装着を検知し、携帯型情報機器を装着した状態
では、具備した入力装置からの入力データを携帯型情報
機器側に転送し、携帯型情報機器の未装着状態では、入
力装置からの入力データを具備した外部記憶装置に転送
する構成であり、単体での入力装置からのデータの入力
および外部記憶装置への保存を行うことができる。ま
た、具備した入力装置から入力したデータを、携帯型情
報機器の未装着状態では、具備した表示手段に転送して
表示する構成とすることにより、単体での入力装置から
の入力データの表示を行うことができる。また、携帯型
情報機器を装着した状態で、具備した入力装置からの入
力データの携帯型情報機器の表示装置での表示中、表示
しきれない場合には、その入力データを具備した表示手
段に転送して表示する構成とし、携帯型情報機器を装着
した状態での表示情報を増やすことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を、図面に
より詳細に説明する。図1は、本発明のドッキングユニ
ットの本発明に係る構成の一実施例を示すブロック図で
あり、図2は、図1におけるドッキングユニットと携帯
型情報機器の外観構成例を示す斜視実体図である。
【0008】図2において、24は携帯型情報機器、2
5はドッキングユニットであり、携帯型情報機器24に
は、LCD(Liquid Crystal Display)からなる表示装
置9とキーボードからなる入力装置11が設けられ、ま
た、ドッキングユニット25には、それぞれ入力装置と
してのキーボード19a、マウス19b、タブレット1
9cと、LCDからなる補助表示装置22が設けられて
いる。
【0009】このように、携帯型情報機器24をドッキ
ングユニット25に装着することにより、ユーザは、ド
ッキングユニット25のキーボード19aやマウス19
b、タブレット19cを利用して、データ等の入力操作
を行なうことができる。携帯型情報機器24に装備され
ている入力装置11(キーボード)はサイズが小さく、
操作性が悪いが、ドッキングユニット25のキーボード
19aは、通常のフルキーサイズのキーボードであり、
このキーボード19aを用いることにより、ユーザは、
効率的な入力操作が可能となる。
【0010】また、このように携帯型情報機器24をド
ッキングユニット25に装着した状態では、キーボード
19aやマウス19b、タブレット19cからの入力結
果は、ドッキングユニット25の補助表示装置22では
なく、サイズの大きい携帯型情報機器24の表示装置9
に出力する。尚、ドッキングユニット25にはCRT等
のデイスプレイも接続可能な構成とすとにより、携帯型
情報機器24をドッキングユニット25に装着した状態
では、通常のデスクトップ型の情報機器として使用する
ことができる。
【0011】このように携帯型情報機器24をドッキン
グユニット25に装着した状態では、ユーザは、ドッキ
ングユニット25のキーボード19aやマウス19b、
タブレット19cからの入力結果を、携帯型情報機器2
4の表示装置9で確認する操作を行なうが、ドッキング
ユニット27から取り外すことが可能である。この携帯
型情報機器24をドッキングユニット25から取り外し
た状態での説明を、次の図3を用いて説明する。
【0012】図3は、図2におけるドッキングユニット
と携帯型情報機器の分離状態での構成を示す斜視実体図
である。図3において、26はドッキングユニット25
側のコネクタである。図示していない、このコネクタ2
6に対応したコネクタが携帯型情報機器24側にも設け
られており、このコネクタ26により、携帯型情報機器
24をドッキングユニット25に着脱自在に装着できる
と共に、装着時において携帯型情報機器24とドッキン
グユニット25間での電気信号が伝達される。
【0013】このように、携帯型情報機器24をドッキ
ングユニット25から取り外した状態では、ドッキング
ユニット25のキーボード19aやマウス19b、タブ
レット19cからの信号は、携帯型情報機器24に伝達
されないので、ユーザは、携帯型情報機器24に装備さ
れている入力装置11を用いてデータ等の入力操作を行
なう。その入力結果は、表示装置9に出力される。
【0014】また、携帯型情報機器24が取り外された
状態のドッキングユニット25は、図1に示す構成で、
CPU(Central Processing Unit)やメモリ等からな
る一般的なコンピュータ処理機能を有しており、キーボ
ード19aやマウス19b、タブレット19cからの入
力信号を処理して、その結果を補助表示装置22に表示
する。尚、ドッキングユニット25から取り外された状
態の携帯型情報機器24は、内臓された電池等によって
動作される。
【0015】以下、このような処理および操作を可能と
するための携帯型情報機器24およびドッキングユニッ
ト25の内部構成を図1に基づき説明する。図1におい
て、破線の上部が携帯型情報機器側、破線の下部がドッ
キングユニット側であり、携帯型情報機器側において、
1はCPUからなる中央処理部、2は各部の動作をコン
トロールして携帯型情報機器全体としての動作制御を行
なう主制御部、3は装置の基本動作手順等が記述された
プログラムを記憶するROM等からなるシステムプログ
ラム記憶部、4はRAM(Random Access Memory)等か
らなりシステムプログラム記憶部3のプログラム等がロ
ードされる主記憶部、5はレジスタ等からなり携帯型情
報機器とドッキングユニットとの装着状態を記憶する設
定情報記憶部、6は通信装置やフレキシブルディスク
(FD)装置等の接続制御を行う周辺制御部、7はFD
装置やハードディスク装置等の外部記憶装置、8はLC
Dの駆動制御を行なう表示制御部、9はLCDからなる
表示装置、10は表示装置9に表示するデータを格納す
る表示バッファ、11はキーボードからなる入力装置、
12は入力装置11からの入力信号を取り込む入力制御
部である。
【0016】また、ドッキングユニット側において、1
3は携帯型情報機器の装着を検知する装着検出部、14
は携帯型情報機器との信号の接続制御を行なうインタフ
ェース制御部、15はCPUを具備してドッキングユニ
ットの全体動作制御を行なう制御部、16はドッキング
ユニット側の各部の接続先を制御する切り替え部、17
はRAM等からなりドッキングユニット側のメインメモ
リとしての拡張記憶装置、18はキーボードやマウス等
からの入力信号を取り込む拡張入力制御部、19はキー
ボードやマウスあるいはタブレット等の拡張入力装置、
20はFD装置やハードディスク装置等の拡張外部記憶
装置、21はレジスタ等からなりユーザが設定したキー
の割付けを記憶しておくキー設定プログラム記憶部、2
2はLCDからなる補助表示装置、23は放送電波を受
信するデジタル放送チューナ部である。
【0017】このような構成の携帯型情報機器とドッキ
ングユニットとは、インタフェース制御部14の部分
で、着脱自在に結合される。尚、本図1では、電源部に
ついては特に図示していないが、ドッキングユニット側
には、商用周波数の100Vなどが供給される主電源部
が設けられ、また、携帯型情報機器側には電池等の電源
が格納される。
【0018】携帯型情報機器は、携帯時には、ドッキン
グユニットから取り出すことによって、ドッキングユニ
ットに装着された状態と同等の機能が分離され、独立の
情報機器として使用できるようになっている。
【0019】携帯型情報機器において、主制御2および
周辺制御部6は、ドッキングユニットも含むシステム全
体の制御および接続された外部装置の制御を行う機能を
有している。この周辺制御部6は、携帯式無線通信装
置、例えばPHS等や、プリンタなど、システムに接続
された周辺機器の制御を行ない、この場合のインタフェ
ース(I/F信号)は共通とし、システムバス(データ
線路、クロック信号、アドレス信号、制御信号)、識別
信号、電源供給回路等を使用する。
【0020】インタフェース制御部14は、携帯型情報
機器側のコネクタとドッキングユニット側のコネクタで
構成され、携帯型情報機器がドッキングユニットにセッ
トされているか否かを検出し、検出信号を出力する。こ
の信号によって、携帯型情報機器側の設定情報部5に設
定情報が保持される。
【0021】携帯型情報機器がドッキングユニットから
取り外されている状態では、周辺制御部6によって外部
記憶部7を制御しているが、携帯型情報機器がドッキン
グユニットに装着された状態では、ドッキングユニット
に付設された拡張入力装置19が使用できる。すなわ
ち、携帯型情報機器がドッキングユニットにセットされ
た状態では、ドッキングユニット側の切り替え部16に
より、主制御部2に対して、拡張入力装置19側を接続
し、取り外された状態では、入力装置11側を接続す
る。この拡張入力装置19は、フルキーのキーボードや
マウス、タブレット、スキヤナ等からなり、種々のデー
タの入力操作を効率的に行うことができる。
【0022】以下、図4〜図6を用いて、携帯型情報機
器およびドッキングユニットの動作説明を行う。図4
は、ドッキングユニット単体での動作に係わる各部の構
成例を示すブロック図である。本図4の例では、ドッキ
ングユニット側に付設された拡張入力装置19からデー
タが入力されると、拡張入力制御部18でデータ変換し
た後、切り替え部16を介して入力バッファ27に格納
し、その後、表示制御部22aにより補助表示装置22
に表示する。
【0023】また、拡張入力装置19から拡張外部記憶
装置20へのデータの保存キーが押された場合は、その
指示が拡張入力制御部18から外部記憶装置制御部20
aに与えられ、拡張外部記憶装置20にデータを保存す
る。その時、表示制御部22aにより、入力バッファ2
7の内容を補助表示装置22に表示する。
【0024】図5は、ドッキングユニットに携帯型情報
機器が装着された状態での第1の動作例に係わる各部の
構成を示すブロック図である。図5の例は、拡張入力装
置19を携帯型情報機器の入力装置として利用する場合
を示し、図中の破線は、携帯型情報機器側とドッキング
ユニットとの切り口を示す。
【0025】拡張入力装置19から入力されたデータ
は、拡張入力制御部18でデータ変換された後、切り替
え部16による切り替え先に送られる。ここで、切り替
え部16の切り替え先が、携帯型情報機器側の設定指令
部29からの要求により、携帯型情報機器側に切り替え
られていると、拡張入力制御部18でデータ変換された
入力データは、切り替え部16を介して、携帯型情報機
器側の入力バッファ28に格納され、携帯型情報機器側
で処理される。この時、携帯型情報機器側の入力装置1
1からの入力も同時に可能である。
【0026】さらに、設定指令部29からの指示で、携
帯型情報機器側の表示制御部8が、表示バッファ10内
のデータの一部をドッキングユニット側の表示制御部2
2aに送信すると、表示制御部22aは、ドッキングユ
ニット側の補助表示装置22にその内容を表示する。こ
れにより、携帯型情報機器側の表示装置(9)に表示し
きれないデータを、ドッキングユニット側の補助表示装
置22を利用して表示することができる。
【0027】図6は、ドッキングユニットに携帯型情報
機器が装着された状態での第2の動作例に係わる各部の
構成を示すブロック図である。図6の例は、拡張入力装
置19を携帯型情報機器の入力装置11とは独立して利
用する場合を示し、図中の破線は、携帯型情報機器側と
ドッキングユニットとの切り口を示す。
【0028】拡張入力装置19から入力されたデータ
は、拡張入力制御部18でデータ変換された後、切り替
え部16による切り替え先に送られるが、本例では、携
帯型情報機器側の設定指令部29からの要求により、切
り替え部16の切り替え先が、携帯型情報機器側の設定
指令部29からの要求により、ドッキングユニット側に
切り替えらている。
【0029】そのため、拡張入力制御部18でデータ変
換された入力データは、切り替え部16を介して、ドッ
キングユニット側の入力バッファ27に格納され、ドッ
キングユニット側で処理される。この場合、携帯型情報
機器側の入力装置11からの入力とは、別に、独立した
入力が可能となる。また、外部記憶装置制御部20aに
より、入力データを外部記憶装置20に保存できるの
で、そのデータを携帯型情報機器から読み込み、編集す
ることも可能である。
【0030】次に、図7を用いて、図1におけるキー設
定ブロックグラム記憶部21に関して説明する。図7
は、図1におけるキー設定ブロックグラム記憶部に基づ
くドッキングユニットの動作例を示す説明図である。
【0031】ドッキングユニット側の入力装置であるキ
ーボード19aの各キーに、図1のデジタル放送チュー
ナ部23など、ドッキングユニットに装備された各ユニ
ットを操作するための操作キーの割付けを、図1におけ
るキー設定ブロックグラム記憶部21に記憶させてお
く。このことにより、携帯型情報機器が装着されていな
い状態でも、キーボード19aの各キーの操作により、
ドッキングユニットに装備された各ユニットを動作させ
ることができる。
【0032】本例では、キーボード19aのファンクシ
ョンキー「F1〜F5」にDVD(Digital Video Dis
k)やCD(Compact Disk)の再生や停止等の操作が割
り付けられ、ファンクションキー「F6〜F8」に、電
話のフッキングや留守番電話メッセージの録音、再生等
の操作が、また、ファンクションキー「F9」に、デジ
タル放送で送られてくるHTML等のデータの自動受信
操作が、そして、ファンクションキー「F10」に、入
力データのハードディスク装置への保存操作が割り付け
られている。
【0033】尚、各ファンクションキー「F1〜F1
0」による各ユニットの操作状態は、次の図8(c)で
も示すように、ドッキングユニットに装備した図1にお
ける補助表示装置22で表示することができる。また、
このようなキーの割付けの変更や追加は、図1における
キー設定ブロックグラム記憶部21の記憶内容を更新す
ることで容易にできる。
【0034】図8は、ドッキングユニットに装備した補
助表示装置における表示例を示す説明図である。図8
(a)では、補助表示装置22の画面上に、ドッキング
ユニットに装備された拡張入力装置の内の図2における
キーボード19aからの文字入力結果を表示していると
ころを示し、図8(b)では、マウス19bやタブレッ
ト19cから入力されたグラフイックデータを表示して
いるところを示す。
【0035】図8(c)では、図7におけるキーボード
19aのファンクションキー「F1」による、CDドラ
イブでの音楽CDの再生時の状態表示を示している。図
8(d)では、図7におけるキーボード19aのファン
クションキー「F9」による、図1のデジタル放送チュ
ーナ部23でのデジタルデータの受信状態を示してい
る。
【0036】図9は、本発明のドッキングユニットの本
発明に係わる処理動作例を示すフローチャートである。
キーボード19aのキー操作が有ると(ステップ90
1)、携帯型情報機器24の装着/未装着を判別する
(ステップ902)。未装着であれば、操作対象のキー
がファンクションキー(「F1〜F10」)かデータ入
力キーかを判別する。
【0037】データ入力キーであれば、入力されたデー
タを、補助表示装置22に表示し(ステップ904)、
拡張外部記憶装置20に保存する(ステップ905)。
ファンクションキー(「F1〜F10」)の操作であれ
ば、各キーに対応する拡張ユニットを起動制御し(ステ
ップ906)、その動作状況を、補助表示装置22に表
示する(ステップ907)。
【0038】また、ステップ902において、携帯型情
報機器24が装着された状態であれば、設定指令部29
による切り替え部16の自動切替制御が設定されている
か否かを判別する(ステップ908)。設定されていな
ければ、キー操作されて入力されたデータを、携帯型情
報機器24の表示装置9とドッキングユニット25の補
助表示装置22の両方を利用して表示し(ステップ90
9)、携帯型情報機器24の外部記憶装置7に保存する
(ステップ910)。すなわち、携帯型情報機器24の
表示装置9に表示しきれないデータを、ドッキングユニ
ット25の補助表示装置22で表示する。
【0039】ステップ908において、設定指令部29
による切り替え部16の自動切替制御が設定されていれ
ば、キー操作が、携帯型情報機器24の入力装置11で
行われたのか、ドッキングユニット25の拡張入力装置
19で行われたのかを判別し(ステップ911)、携帯
型情報機器24の入力装置11であればステップ903
以降の処理を行い、また、ドッキングユニット25の拡
張入力装置19であればステップ909以降の処理を行
う。
【0040】以上、図1〜図9を用いて説明したよう
に、本実施例のドッキングユニットでは、ドッキングユ
ニット側に装備されているデータ入力装置(拡張入力装
置19)と、入力されたデータを保存する拡張外部記憶
装置20、および、これらの動作を制御する制御部15
と拡張記憶装置17、さらに、拡張入力装置19や拡張
外部記憶装置20の制御元を、携帯型情報機器24の装
着時には携帯型情報機器24側に、携帯型情報機器24
の取外し時には制御部15側に切り替える切り換え部1
6を有しているので、携帯型情報機器が取り外された状
態でも、ドッキングユニット単体で、拡張入力装置19
からデータを入力し、保存することができ、ドッキング
ユニット単体を有効利用することができる。
【0041】さらに、ドッキングユニットに携帯情報機
器を装着した時点で、ドッキングユニットに保存してい
た入力データを携帯情報機器側に取り込み、携帯情報機
器側で編集することができる。これにより、従来、携帯
型情報機器を取り外した状態では、ドッキングユニット
は単体では使用することはできず、使い道がなかったと
いった問題に対処することができる。
【0042】また、従来、ドッキングユニットには表示
装置が設けられていないため、携帯型情報機器が取り外
されている状態でドッキングユニットにデータ入力装置
からデータ入力しても、入力データの確認が困難であっ
たが、本例のドッキングユニットには、ドッキングユニ
ット側のキーボード等の入力装置からの入力データを表
示する表示装置(補助表示装置22)を装備しているの
で、携帯型情報機器がドッキングユニットから取り外さ
れている状態でも、ドッキングユニット単体で、データ
入力装置からの入力データを確認しながらデータ入力す
ることができる。
【0043】また、この補助表示装置22は、ドッキン
グユニットに携帯型情報機器が装着されている状態で
は、入力データ確認としては不要となり、使い道がない
が、本例では、切り換え部16により、ドッキングユニ
ット側の表示制御部22aを携帯型情報機器側の表示制
御部8に切り替えることができ、ドッキングユニットに
携帯型情報機器が装着された状態でも、補助表示装置2
2を携帯型情報機器の表示装置の一つとして利用でき、
表示情報を増やすことができる。
【0044】また、従来、ドッキングユニットに装備さ
れた個々の拡張ユニット類である拡張記憶部(RAMや
フラッシュROM)や、外部記憶装置(ハードディスク
ドライブやDVDドライブ)、デジタル放送用チュー
ナ、および、電話機等を、携帯型情報機器が取り外され
た状態で動作させようとした場合、それらの動作を制御
する操作部がなかったが、本例のドッキングユニットで
は、拡張入力装置19のキーボード19aの各ファンク
ションキー(「F1〜F10」)に、個々のユニットを
操作するためのプログラムを割り付けて設定することが
でき、携帯型情報機器がドッキングユニットから取り外
されている状態でも、ドッキングユニット単体で、個々
のユニットを操作する事ができ、また、新規ユニットが
追加された場合でも新たに操作キーを割り付けることに
より容易に対処できる。さらに、各ユニットの動作状態
も、補助表示装置22で表示することができ、携帯型情
報機器がドッキングユニットから取り外されていても、
ドッキングユニット単体で各ユニットの動作の状態表示
を確認することができる。
【0045】また、従来、携帯型情報機器をドッキング
ユニットに装着した場合、ドッキングユニットに装備さ
れた拡張入力装置19を使い、携帯型情報機器に装備さ
れている入力装置11は使わないので無駄になっていた
が、本来のドッキングユニットでは、図6で説明したよ
うに、設定指令部29からの要求に基づく切り替え部1
6の切り替え動作により、携帯型情報機器をドッキング
ユニットに装着した状態でも入力装置11と拡張入力装
置19を個別に制御することができ、それぞれ、携帯型
情報機器とドッキングユニットで個別の入力操作が可能
である。
【0046】尚、本発明は、図1〜図9を用いて説明し
た実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲において種々変更可能である。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、携帯型情報機器を取り
外した状態、すなわち、ドッキングユニット単体でも情
報機器として有効利用でき、ドッキングユニットの利便
性の向上を図ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のドッキングユニットの本発明に係る構
成の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1におけるドッキングユニットと携帯型情報
機器の外観構成例を示す斜視実体図である。
【図3】図2におけるドッキングユニットと携帯型情報
機器の分離状態での構成を示す斜視実体図である。
【図4】ドッキングユニット単体での動作に係わる各部
の構成例を示すブロック図である。
【図5】ドッキングユニットに携帯型情報機器が装着さ
れた状態での第1の動作例に係わる各部の構成を示すブ
ロック図である。
【図6】ドッキングユニットに携帯型情報機器が装着さ
れた状態での第2の動作例に係わる各部の構成を示すブ
ロック図である。
【図7】図1におけるキー設定ブロックグラム記憶部に
基づくドッキングユニットの動作例を示す説明図であ
る。
【図8】ドッキングユニットに装備した補助表示装置に
おける表示例を示す説明図である。
【図9】本発明のドッキングユニットの本発明に係わる
処理動作例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1:中央処理部、2:主制御部、3:システムプログラ
ム記憶部、4:主記憶部、5:設定情報記憶部、6:周
辺制御部、7:外部記憶装置、8:表示制御部、9:表
示装置、10:表示バッファ、11:入力装置、12:
入力制御部、13:装着検出部、14:インタフェース
制御部、15:制御部、16:切り替え部、17:拡張
記憶装置、18:拡張入力制御部、19:拡張入力装
置、19a:キーボード、19b:マウス、19c:タ
ブレット、20:拡張外部記憶装置、20a:外部記憶
装置制御部、21:キー設定プログラム記憶部、22:
補助表示装置、22a:表示制御部、23:デジタル放
送チューナ部、24:携帯型情報機器、25:ドッキン
グユニット、26:コネクタ、27,28:入力バッフ
ァ、29:設定指令部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力装置および外部記憶装置が接続さ
    れ、着脱自在な携帯型情報機器を装着した状態で、該携
    帯型情報機器に上記入力装置と上記外部記憶装置とを接
    続し、上記携帯型情報機器で上記入力装置と上記外部記
    憶装置を利用させることにより上記携帯型情報機器の機
    能を拡張するドッキングユニットにおいて、上記携帯型
    情報機器の装着・未装着を検知する手段と、上記携帯型
    情報機器を装着した状態では、上記入力装置からの入力
    データを上記携帯型情報機器に転送し、上記携帯型情報
    機器の未装着状態では、上記入力装置からの入力データ
    を上記外部記憶装置に転送する手段とを設け、単体での
    上記入力装置からのデータの入力および上記外部記憶装
    置への保存を行うことを特徴とするドッキングユニッ
    ト。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のドッキングユニットに
    おいて、上記入力装置から入力したデータを表示する表
    示手段と、上記携帯型情報機器の未装着状態では、上記
    入力装置からの入力データを上記表示手段に転送する手
    段とを設け、単体での上記入力装置からの入力データの
    表示を行うことを特徴とするドッキングユニット。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のドッキングユニットに
    おいて、上記携帯型情報機器を装着した状態では、上記
    入力装置からの入力データを上記携帯型情報機器の表示
    装置に転送し、上記携帯型情報機器の表示装置に表示し
    きれない入力データを上記表示手段に転送する手段を設
    け、上記携帯型情報機器を装着した状態での表示情報を
    増やすことを特徴とするドッキングユニット。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014063219A (ja) * 2012-09-19 2014-04-10 Nakayo Telecommun Inc 情報入力装置および携帯端末
JP2017054278A (ja) * 2015-09-09 2017-03-16 富士通株式会社 情報処理装置

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