JP3557492B2 - 携帯情報機器及びコンピュータシステム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯情報機器に関し、特に、コンピュータと無線通信が可能である携帯情報機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ノート型パーソナルコンピュータ(以下、ノートPCという)の普及がめざましく、出張等の外出時にノートPCを携行し、外出先でそれを使用して各種の処理を行うビジネスマンも多くなっている。ところが、このようなノートPCを例えば電車の中で使用する場合、狭い座席にて操作するので操作性が悪く、また、他人の迷惑になることも考えられる。更に、電車の中で立ったまままノートPCを開いて使用することはほとんど不可能に近い。
【0003】
このような状況にあって、行動予定等を外出先で管理する際には、電子手帳を利用するユーザが多い。しかし、ノートPCで稼働するアプリケーションは取扱い易いので、社内と外出先とでノートPCと電子手帳とを使い分け、管理情報をそれぞれの機器に格納しておき、両者間で管理情報をシンクロナイズさせるユーザも多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述のようにシンクロナイズさせるためには、専用の機器が必要であり、また、その処理に時間と手間とがかかるという問題がある。なお、電子手帳と同等サイズのノートPCも開発されているが、それを外出先の事務所内で使用する場合には、ハードディスクの容量,画面の大きさ等の点でユーザに不満が残る。このような状況により、ノートPCを携行した外出先において、ノートPCを直接操作することなくそれに格納された情報を簡便に取り出せ、また、ノートPCに対して種々の遠隔操作を容易に行える携帯情報機器の開発が望まれている。
【0005】
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、無線によりコンピュータのレジューム/サスペンドを自身に対する操作に同期して制御することにより、コンピュータの不要な電力の消費を無意識のうちに防止できてコンピュータが長く作動し、コンピュータからの長時間にわたる情報の受信が可能となる携帯情報機器、及び、この携帯情報機器とこれに連携するコンピュータとを備えるコンピュータシステムを提供することを目的とする。
【0006】
本発明の他の目的は、コンピュータに格納された情報を無線受信して使用することにより、従来のようなシンクロナイズする処理が不要であって、ユーザの利便性が高い携帯情報機器、及び、この携帯情報機器とこれに連携するコンピュータとを備えるコンピュータシステムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る携帯情報機器は、省電力機能を有するコンピュータとの無線通信が可能な携帯情報機器において、前記コンピュータの省電力機能の実行・非実行を無線で制御する制御手段を備えており、該制御手段は、自身に対する電源投入/切断、または、レジューム/サスペンドの操作に応じて前記コンピュータのレジューム/サスペンドを制御する手段を有することを特徴とする。
【0009】
この携帯情報機器では、無線による情報の取得先であるコンピュータの省電力機能の実行・非実行を制御することとし、自身の電源投入/切断、または、レジューム/サスペンドの操作に応じてコンピュータのレジューム/サスペンドを制御する。よって、コンピュータへの直接操作を行うことなく、コンピュータの動作を特に意識せずに、コンピュータの省電力化を図れる。
【0012】
請求項に係る携帯情報機器は、請求項において、前記コンピュータに格納されている画像データ及び/または音声データを無線にて受信する手段と、受信した画像データ及び/または音声データに応じた画像及び/または音声を再生する手段とを備えることを特徴とする。
【0013】
この携帯情報機器では、コンピュータに格納された情報を受信して利用する。よって、シンクロナイズする手間がいらず、利便性は高く、また、CPUの消費電力が少なくて済み、小型・軽量化を図れる。
【0016】
請求項に係る携帯情報機器は、請求項において、動画像を表示する表示手段と、該表示手段に表示された動画像を停止する停止手段とを備えることを特徴とする。
【0017】
この携帯情報機器では、画面上の表示画像を任意に停止させる。よって、コンピュータでの表示画像と組み合わせてマルチ画面を構成できる。また、コンピュータから離れた場所で、コンピュータからの情報を視認できる。
【0018】
請求項に係る携帯情報機器は、請求項において、前記停止手段が作動中は、前記コンピュータの省電力機能を実行させるように構成したことを特徴とする。
【0019】
この携帯情報機器では、画面上の表示画像を停止させた際に、コンピュータの省電力機能をより高く制御し、サスペンドとする。よって、コンピュータの更なる省電力化を図れる。
【0020】
請求項に係る携帯情報機器は、請求項において、前記コンピュータから画像データの送信がなされているか否かを判断する手段と、画像データの送信がなされていると判断した場合に、前記コンピュータの画面解像度を自身の画面解像度に応じて設定する手段とを備えることを特徴とする。
【0021】
この携帯情報機器では、自身の画面解像度に応じてコンピュータの画面解像度を自動設定する。よって、携帯情報機器と連携して使用している場合と単独で使用している場合とで、コンピュータで最適な画面解像度を実現でき、ユーザの利便性が向上する。
【0022】
請求項に係るコンピュータシステムは、省電力機能を有するコンピュータと、該コンピュータとの無線通信が可能である携帯情報機器とを備えるコンピュータシステムにおいて、前記携帯情報機器は、前記コンピュータの省電力機能の実行・非実行を無線で制御する制御手段を有しており、該制御手段が、自身に対する電源投入/切断、または、レジューム/サスペンドの操作に応じて前記コンピュータのレジューム/サスペンドを制御するようにしてあることを特徴とする。
【0023】
このコンピュータシステムでは、携帯情報機器からの無線通信によりコンピュータの省電力機能を実行することとし、携帯情報機器の電源投入/切断、または、レジューム/サスペンドの操作に応じてコンピュータのレジューム/サスペンドを制御する。よって、携帯情報機器が立ち上がっている場合にのみコンピュータは電力を消費するため、コンピュータの長時間使用を可能とする。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をその実施の形態を示す図面を参照して具体的に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態における携帯情報機器の構成図である。図1において、1,2は後述するハードウェア間のデータ伝送を行うPCI(Peripheral Component Interconnect)バス、ISA(Industry Standard Architecture)バスである。また、3は後述するノートPCとの間で電波を送受信するアンテナである。
【0027】
PCIバス1には、第1ブリッジ回路4を介して、CPU5及び数MB容量のメモリ6が接続され、また、アンテナ3での送受信処理を制御する無線ユニット7、レジューム/サスペンドを切り換えて省電力を制御する省電力制御ユニット8、ノートPCからの画像データを格納するフレームメモリ9、第2ブリッジ回路10もPCIバス1に接続されている。フレームメモリ9には、LCD(LiquidCrystal Display)ドライバ11を介して、LCDを有する表示ユニット12が接続されている。表示ユニット12のLCDは、VGA(Video Graphics Array)の解像度を有する。
【0028】
また、ISAバス2には、前記第2ブリッジ回路10、ノートPCからのディジタルの音声データをアナログデータに変換するD/A変換器13、携帯情報機器の動作に必要なソフトウェアのプログラムを予め格納しているROM14が接続されている。第2ブリッジ回路10には、ユーザが外部入力操作を行うユーザ操作部15が接続され、ユーザ操作部15は、データ入力用のペン15a 、電源の投入・切断を決定するON/OFFボタン15b 、レジューム・サスペンドを決定するSus/Res ボタン15c 、表示ユニット12の画面の画像停止を行うフリーズボタン15d 等を有する。D/A変換器13には、アナログの音声データを再生するスピーカ16が接続されている。
【0029】
図2は、ノートPCの構成図である。図2において、21,22は後述するハードウェア間のデータ伝送を行うPCIバス、ISAバスである。また、23は携帯情報機器との間で電波を送受信するアンテナである。
【0030】
PCIバス21には、第1ブリッジ回路24を介して、CPU25及び数十MB容量のメモリ26が接続され、また、アンテナ23での送受信処理を制御する無線ユニット27、レジューム/サスペンドを切り換えて省電力を制御する省電力制御ユニット28、圧縮画像データを復号する画像デコーダ29、画像描画を制御するグラフィックスアクセラレータ30、第2ブリッジ回路31もPCIバス21に接続されている。グラフィックスアクセラレータ30は、画像データまたは画像描画情報を格納するフレームメモリ32を有し、グラフィックスアクセラレータ30には、LCDドライバ33を介してLCDを有する表示ユニット34が接続されている。表示ユニット34のLCDは、XGA(Extended Graphics Array)の解像度を有し、XGA,PGAの何れの解像度での画面表示が可能である。
【0031】
また、ISAバス22には、前記第2ブリッジ回路31、指定された音源の種類に応じた音波形データを供給する音源ユニット35、ディジタルの音声データをアナログデータに変換するD/A変換器36、ノートPCの動作に必要なソフトウェアのプログラムを予め格納しているROM37が接続されている。第2ブリッジ回路31には、ユーザが外部入力操作を行うユーザ操作部38が接続され、ユーザ操作部38は、データ入力用のキーボード, マウス、電源の投入・切断を決定するON/OFFボタン、レジューム・サスペンドを決定するSus/Res ボタン等を有する。D/A変換器36には、アナログの音声データを再生するスピーカ39が接続されている。
【0032】
図3は、このような構成を有する携帯情報機器とノートPCとを連携させたユーザ使用状態を示す図である。ユーザは、例えば通勤電車の中で、携帯情報機器41を両手に持ち、ノートPC42を収納したショルダーバッグ43を肩にかけて立っている。このような状況にあって、ユーザはユーザ操作部15(ペン15a,ON/OFFボタン15b,Sus/Res ボタン15c,フリーズボタン15d 等)を操作しながら、ノートPC42との無線通信を利用して各種の処理を行う。
【0033】
この場合、ユーザが携帯情報機器41のSus/Res ボタン15c によりレジュームを選択すると、その選択情報を表す電波がアンテナ3から発信されてノートPC42のアンテナ23で受信され、ノートPC42がレジュームの状態となる。また、ユーザがSus/Res ボタン15c によりサスペンドを選択すると、同様の電波送受信によってノートPC42がサスペンドの状態となる。
【0034】
このように、携帯情報機器41側のレジューム・サスペンド選択に応じてノートPC42側のレジューム・サスペンドが決定されるので、ユーザはノートPC42の状態を意識することなく、ノートPC42の省電力モードを変更できる。よって、携帯情報機器41が立ち上がっている場合にのみノートPC42は電力を消費し、また、常時バックライト等の電力を節約できるので、ノートPC42の長時間の使用が可能となる。
【0035】
携帯情報機器41は、ノートPC42のハードディスク(HD)内のデータ等をノートPC42から無線通信によって受け取り、そのデータを再生する。即ち、ノートPC42からビットマップの画像データを受け取った携帯情報機器41は、その画像データをフレームメモリ9に一旦格納した後、その画像データに応じた画像を表示ユニット12に表示する。ノートPC42から音声の波形データを受け取った携帯情報機器41は、その波形データをD/A変換器13にてアナログデータに変換し、スピーカ16で音声に再生する。
【0036】
このように、携帯情報機器41での処理に必要なデータはノートPC42から送信供給されるので、携帯情報機器41及びノートPC42をシンクロナイズさせる必要がなく、ユーザの手間が省けて利便性が高い。また、メモリ6の容量が小さくても十分な量のデータを入手できるので、携帯情報機器41の小型軽量化を図れて、ユーザの使い勝手が良い。
【0037】
以上のように、無線通信の利用により、ノートPC42を開くことなくノートPC42を扱えるので、狭い場所であってもノートPC42の格納データにアクセスできることになる。なお、図3に示したような利用状況だけでなく、ユーザが電車に乗っている際に、ノートPC42を収納したバッグを車内の棚に載せ、座席に座ったユーザが携帯情報機器41を操作するような利用状況も可能である。
【0038】
次に、ノートPC42も開けて、携帯情報機器41とノートPC42とを併用する場合の例について説明する。携帯情報機器41のフリーズボタン15d を押すことにより、表示ユニット12の表示画面を停止させることができる。この場合、ノートPC42の表示ユニット34の表示画面は停止されない。よって、携帯情報機器41側で画像を停止させておくことにより、2つの表示ユニット12,34によるマルチディスプレイを実現できる。この結果、携帯情報機器41の表示ユニット12での表示画像を参照しながら、ノートPC42の表示ユニット34の画面を使用した処理が可能である。また、電波が届かないような場所に携帯情報機器41を持っていったような場合でも、その表示ユニット12での表示画像を確認できる。
【0039】
なお、ユーザがフリーズボタン15d を押す状況は、携帯情報機器41での処理を中断する場合であることが多いと考えられる。よって、このような場合に対応できるように、フリーズボタン15d が押されたときに、ノートPC42の省電力度を強める、つまり、携帯情報機器41からノートPC42をサスペンドの状態に無線で制御する。この結果、ノートPC42での無駄な電力消費を抑制できる。
【0040】
携帯情報機器41に対してノートPC42から画像データが送信されているか否かを判断し、送信されている場合には、ノートPC42の画面解像度を携帯情報機器41の画面解像度に合わせる。具体的には、表示ユニット34でのXGAによる画面表示を携帯情報機器41と同じPGAによる画面表示に切り換える。このようにすることにより、携帯情報機器41で使用している場合とノートPC42を単独で使用している場合とで、それぞれに最適な画面解像度を設定することができ、ユーザの利便性が向上する。
【0041】
また、携帯情報機器41によるユーザ操作入力を無線でノートPC42へ伝送し、ノートPC42に対する遠隔操作を可能とする。例えば、ペン15a の入力情報を伝送し、ノートPC42のマウス操作を制御する。
【0042】
また、本発明の携帯情報機器41では、ノートPC42と連携して処理を行うか、または、単独で処理を行うかを自動的に判断できるようになっている。図4は、この判断の動作手順を示すフローチャートである。
【0043】
携帯情報機器41からノートPC42へ起動信号を電波で伝送する(ステップS1)。そして、ノートPC42から連携可能を示すOK信号を受信できたか否かを判断する(ステップS2)。OK信号を受信した場合には(S2:YES)、相互の無線通信を利用してノートPC42と連携した上述したような携帯情報機器41の処理を行う(ステップS3)。OK信号を受信できない場合には(S2:NO)、所定時間が経過したか否かを判断し(ステップS4)、所定時間が経過してもOK信号を受信できない場合には(S4:NO)、携帯情報機器41単独での処理を行う(ステップS5)。
【0044】
このように連携処理か単独処理かを自動的に認識できるので、電波の有効範囲内にノートPC42が存在するのか、ノートPC42のアンテナ23の電源がオンであるのか等を、ユーザが考慮する必要がなく、使い勝手が良い。
【0045】
(第2の実施の形態)
ところで、このような携帯情報機器41,ノートPC42間の無線通信の帯域は一般的に狭い。よって、第1の実施の形態のように、生のデータ(ビットマップの画像データ,音声の波形データ)を伝送する構成では、単位時間に送信可能な情報量が少ないと考えられる。以下に説明する第2の実施の形態では、この帯域の狭さを克服して単位時間あたりに送信する情報量を増大できるようにしている。
【0046】
図5は6本発明の第2の実施の形態における携帯情報機器の構成図である。図5において、図1と同一部分には同一番号を付してそれらの説明を省略する。なお、この第2の実施の形態の携帯情報機器と連携するノートPCの構成は図2に示すものと同じである。
【0047】
PCIバス1には、第1ブリッジ回路4,無線ユニット7,省電力制御ユニット8及び第2ブリッジ回路10に加えて、圧縮画像データを復号する画像デコーダ17、画像描画を制御するグラフィックスアクセラレータ18が接続されている。そして、グラフィックスアクセラレータ18に、LCDドライバ11を介して表示ユニット12が接続されている。また、ISAバス2には、第2ブリッジ回路10,D/A変換器13及びROM14に加えて、指定された音源の種類に応じた音波形データを供給する音源ユニット19が接続されている。
【0048】
携帯情報機器に設けられているこれらの画像デコーダ17,グラフィックスアクセラレータ18及び音源ユニット19は、連携するノートPCに設けられている画像デコーダ29,グラフィックスアクセラレータ30及び音源ユニット35と、それぞれ同一の設計仕様をなしており、同一の入力データに応じて同じ処理動作を行う。
【0049】
このような携帯情報機器の構成であれば、生のデータ(ビットマップの画像データ,音声の波形データ)ではなく、より簡略化したデータをノートPCから受信して、画像表示または音声再生を実現できる。具体的には、例えばMPEG(Moving Picture Expert Group)基準に沿って圧縮された圧縮画像データをノートPCから伝送された携帯情報機器は、その圧縮画像データを画像デコーダ17にて元の画像データに復号し、その画像データに応じた画像を表示ユニット12に表示する。または、ノートPCから携帯情報機器へ描画の命令情報(例えば円を表示する場合にはその中心及び半径情報)が伝送された場合、その命令情報に基づくグラフィックスアクセラレータ18の処理により、所望の画像が表示ユニット12に表示される。また音声の場合には、音源を特定する命令情報(例えばピアノ,フルート等を指定する情報)がノートPCから携帯情報機器へ伝送された場合、その命令情報に基づく音源ユニット19の処理により、所望の音声がスピーカ16で再生される。
【0050】
このように生の画像データ,音声データではなく、圧縮画像データ,命令情報を伝送するようにしたのでの、同じ画像表示,音声再生を行う場合に、第1の実施の形態と比べて、伝送するデータ量を大幅に低減できる。この結果、狭い伝送帯域であっても十分な情報をノートPCから携帯情報機器へ伝送することが可能である。
【0051】
なお、この第2の実施の形態における他の動作処理(ノートPCに対するレジューム・サスペンドの遠隔制御, 表示画面に対するフリーズ処理,フリーズ処理に連動したノートPCのサスペンド処理,ノートPCに対する画面解像度の自動設定等)、及び、効果(レジューム・サスペンドの遠隔制御によるノートPCの省電力化,ノートPCからのデータ伝送に伴う携帯情報機器の小型軽量化,フリーズ処理によるマルチディスプレイの実現,画面解像度の自動設定による利便性向上等)は、前述した第1の実施の形態と同様であるので説明を省略する。
【0052】
なお、上述した例では、携帯情報機器のレジューム・サスペンド設定(Sus/Res ボタン15c の選択)に応じてノートPCのレジューム・サスペンドを決定するようにしたが、携帯情報機器の電源投入・切断設定(ON/OFFボタン15b の選択)に応じてノートPCのレジューム・サスペンドを決定するようにしても良い。
【0053】
また、上述した例では、携帯情報機器と連携するコンピュータとしてノートPCを用いる場合について説明したが、携帯情報機器にPHSまたは携帯電話の機能を付設するようにした構成では、遠く離れたコンピュータとの無線通信も可能であり、このような場合、連携するコンピュータとして、例えば事務所内にあるデスクトップ型コンピュータ、社内のサーバコンピュータ等も使用でき、これらのコンピュータへの本発明の携帯情報機器の適用を同様に行える。
【0054】
【発明の効果】
以上のように本発明の携帯情報機器では、無線により連携するコンピュータのレジューム/サスペンドを自身に対する操作に同期して制御するようにしたので、コンピュータの不要な電力の消費を無意識のうちに防止でき、コンピュータが長く作動し、コンピュータからの長時間にわたる情報の受信が可能となる。
【0055】
また、連携するコンピュータに格納された情報を無線受信して使用するので、従来のようなシンクロナイズする処理が不要であって、ユーザの利便性が高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の携帯情報機器(第1の実施の形態)の構成図である。
【図2】本発明の携帯情報機器と連携するノートPCの構成図である。
【図3】本発明の携帯情報機器のユーザ使用状態を示す図である。
【図4】本発明の携帯情報機器の動作手順を示すフローチャートである。
【図5】本発明の携帯情報機器(第2の実施の形態)の構成図である。
【符号の説明】
3 アンテナ
5 CPU
7 無線ユニット
12,34 表示ユニット
14 ROM
15 ユーザ操作部
15b ON/OFFボタン
15c Sus/Res ボタン
15d フリーズボタン
17,29 画像デコーダ
18,30 グラフィックスアクセラレータ
19,35 音源ユニット
41 携帯情報機器
42 ノートPC(ノート型パーソナルコンピュータ)

Claims (6)

  1. 省電力機能を有するコンピュータとの無線通信が可能な携帯情報機器において、前記コンピュータの省電力機能の実行・非実行を無線で制御する制御手段を備えており、該制御手段は、自身に対する電源投入/切断、または、レジューム/サスペンドの操作に応じて前記コンピュータのレジューム/サスペンドを制御する手段を有することを特徴とする携帯情報機器。
  2. 前記コンピュータに格納されている画像データ及び/または音声データを無線にて受信する手段と、受信した画像データ及び/または音声データに応じた画像及び/または音声を再生する手段とを備える請求項1記載の携帯情報機器。
  3. 動画像を表示する表示手段と、該表示手段に表示された動画像を停止する停止手段とを備える請求項2記載の携帯情報機器。
  4. 前記停止手段が作動中は、前記コンピュータの省電力機能を実行させるように構成した請求項3記載の携帯情報機器。
  5. 前記コンピュータから画像データの送信がなされているか否かを判断する手段と、画像データの送信がなされていると判断した場合に、前記コンピュータの画面解像度を自身の画面解像度に応じて設定する手段とを備える請求項2記載の携帯情報機器。
  6. 省電力機能を有するコンピュータと、該コンピュータとの無線通信が可能である携帯情報機器とを備えるコンピュータシステムにおいて、前記携帯情報機器は、前記コンピュータの省電力機能の実行・非実行を無線で制御する制御手段を有しており、該制御手段が、自身に対する電源投入/切断、または、レジューム/サスペンドの操作に応じて前記コンピュータのレジューム/サスペンドを制御するようにしてあることを特徴とするコンピュータシステム。
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