JPH09328265A - エレベータ運行制御装置 - Google Patents
エレベータ運行制御装置Info
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- JPH09328265A JPH09328265A JP8149325A JP14932596A JPH09328265A JP H09328265 A JPH09328265 A JP H09328265A JP 8149325 A JP8149325 A JP 8149325A JP 14932596 A JP14932596 A JP 14932596A JP H09328265 A JPH09328265 A JP H09328265A
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Abstract
ことを予防し、他階からの利用者が長待ちすることな
く、エレベータを利用できるようにする。 【解決手段】 エレベータの運行を制御する装置におい
て、基準階等の特定階では、乗客数がエレベータのかご
の最大積載荷重に対して若干余裕をもった人数に達した
際に、当該エレベータのかごの搭乗可能な人数の上限を
越えたものとして定員を越えたことを乗客に知らせ、こ
の搭乗可能な人数の上限に対して若干余裕をもった乗客
数で、前記特定階を出発させるように制御するようにし
た。これにより、基準階等の特定階以外の階で、エレベ
ータを待っている乗客にその余裕分を割り当てることに
より、途中階からの利用者に対して、良好なサービスを
提供することができる。
Description
を制御する装置に係り、特に基準階等の特定階でエレベ
ータのかご内が満員にならないように、特定階乗客満員
不可運転方式を採用して、他階からの利用をスムーズに
行えるようにしたエレベータ運行制御装置に関する。
階にメインの出入口があるため、1階での人々の移動が
最も多く、エレベータを利用する人の数も、1階から乗
り込む人々の数が最も多い。また、地階に地下鉄や鉄道
の駅が設置されているターミナルビルでは、1階よりも
地階の方が人の動きが多く、地階からエレベータを利用
する人々の数が最も多いということもある。さらに、ビ
ルの上層階に映画館や劇場が設置されているような場合
は、映画や演劇の終了時には、その階からエレベータに
乗り込む人々の数が集中することがある。
客)が集中する階を、エレベータ運行管理上の基準とな
る階として、基準階と呼ぶものとすると、基準階はエレ
ベータを設置している、デパート、ターミナルビル、オ
フィスビルなどで異なり、1階であったり、地階であっ
たり、または20階であったりする。また例えば、通常
1階が基準階となっているデパートで、最上階に催事場
があり、多くの人が関心を寄せている催し事が開催され
ているような場合は、一時的に最上階でもエレベータの
利用者が集中することになるので、このような階を基準
階に準じる特定階と呼んでいる。
(以下基準階等の特定階と呼ぶ)では、エレベータの利
用者が集中するので、エレベータのかご内が基準階等の
特定階で満員になってしまうことが多い。そして例え
ば、上方階に飲食店や催事場等があり、基準階からそこ
へ向かう利用者が集中するような場合や、上方階に映画
館があり、映画の終了時にその上方階から1階へ向かう
利用者が集中するような場合には、基準階等の特定階で
定員一杯まで利用者をエレベータのかごに乗せ、その利
用者をできるだけ早く目的の階まで運んで、利用者の輸
送効率とエレベータの運転効率を上げるために、従来は
満員通過運転方式を採用していた。この満員通過運転方
式は、中間階から利用者が乗り場呼び登録を行っても、
エレベータのかごが満員状態の場合には、乗り場呼び登
録を無視して、その中間階を通過させるようにエレベー
タを運行制御するものである。
が集中することにより、エレベータのかご内が基準階等
の特定階ですでに満員になってしまうような場合、ま
た、特定階から上方あるいは下方の階へ向かう利用者が
集中するような場合には、基準階等の特定階からエレベ
ータに乗込んだ利用者は、途中の階で降りることが少な
く、中間階からの利用者にとっては、エレベータを利用
しにくくなるという現象を生ずることになる。
のかご内が満員になってしまうと、他階での利用者は、
いくら乗り場呼び登録を行っても、その階で降車する乗
客がいたり、その階よりも前の階で乗客が降車しない限
り、満員通過運転されてしまうため、いつまでもエレベ
ータに乗車することができず、延々と待たされることに
なるという問題があった。
し、基準階等の特定階で満員になる可能性の高いエレベ
ータにあっても、途中階での満員通過を極力防止するよ
うにして、途中階からの利用者に対して良好なサービス
を提供することのできる特定階乗客満員不可運転方式を
採用したエレベータ運行制御装置を提供することを目的
としてなされたものである。
の特定階では、乗客数がエレベータのかごの最大積載荷
重に対して若干余裕をもった人数に達した際に、当該エ
レベータのかごの搭乗可能な人数の上限を越えたものと
して、定員を越えたことを乗客に知らせ、この搭乗可能
な人数の上限に対して若干余裕をもった乗客数で、前記
基準階等の特定階を出発させるように制御する特定階乗
客満員不可運転方式を有することを特徴とするエレベー
タ運行制御装置である。
で、エレベータを待っている乗客にその余裕分を割り当
てることにより、途中階からの利用者に対して、良好な
サービスを提供することができるようになる。
等の特定階で満員になりそうなことを入力する入力手段
と、前記エレベータのかごが基準階等の特定階へ呼び戻
されている際に、エレベータのかごの運行方向とは逆方
向への乗り場呼び登録がされている階にエレベータのか
ごを着床させる着床手段と、当該階で乗り場呼び登録を
した乗客に対して、当該エレベータのかごは、一旦前記
基準階等の特定階へ呼び戻されてから所望方向への運転
になることを知らせる報知手段とを有することを特徴と
するエレベータ運行制御装置である。
の特定階で満員になりそうな場合には、基準階等の特定
階へ呼び戻されている際に、その方向とは逆方向への乗
り場呼び登録をした乗客を先に搭乗させるので、基準階
等の特定階以外の階で、エレベータを待っている利用者
に対して、良好なサービスを提供することができるよう
になる。
制御装置の実施の形態を、図1ないし図10を参照して
詳細に説明する。
の概略的な構成を示したブロック図であり、先ずエレベ
ータ運行制御装置の基本的な動作を説明する。
とするときは、各階の乗り場で行きたい方向の乗り場呼
び釦を押す。乗り場呼び釦が押されると、このことが乗
り場呼び登録装置1に登録され、何階でどの方向へ行く
乗客がいるかという情報が、運行制御装置2へ送られ
る。そして運行制御装置2は、乗り場呼び信号に基づい
て、乗り場呼びの発生した階までエレベータのかごを運
行し、着床させる。
と、運行制御装置2から扉制御装置3に対して、エレベ
ータのかごと乗り場側の扉を開くための戸開指令を出力
し、扉制御装置3が動作して戸開を行う。このとき、運
行制御装置2から乗り場呼び登録装置1に対して、呼び
消去の信号を出力し、乗り場呼び登録装置1は応答階の
呼びを消去する。
客は、行き先階をかご内に設けられている行き先階釦を
押して指定する。このことをかご呼び登録と呼んでお
り、行き先階釦が押されると、このことがかご呼び登録
装置4に登録され、乗り場呼び登録の場合と同様に、何
階で降りる乗客がいるかという情報が、運行制御装置2
に入力される。そして運行制御装置2は、かご呼び信号
に基づいて、かご呼びの発生した階までエレベータのか
ごを運行し、着床させる。
て指定された階に着床すると、運行制御装置2から扉制
御装置3に対し戸開指令を出力する。そして、戸開指令
を受けて扉制御装置3は戸開動作に移る。このとき、運
行制御装置2からかご呼び登録装置4に対して、呼び消
去の信号を出力し、かご呼び登録装置4にて応答階の呼
びを消去する。
かごの積載荷重が規定されており、そのため、かご内の
荷重が、荷重検出装置5で検出されるようになってい
る。従って、荷重検出装置5で検出されたかご内の荷重
も、運行制御装置2に入力され、乗り場で利用者が搭乗
している際に、荷重検出装置5で検出されたかご内の荷
重が、かご内の最大積載荷重(以後、定格荷重と称す
る)を越えると、運行制御装置2から報知装置6へ、ブ
ザー等の報知の指令を出力し、指令を受けた報知装置6
はブザーを鳴らしたり音声によって、かご内乗客に対し
て乗り過ぎであることを報知する。
者がエレベータのかごから降りて、かご内荷重が定格荷
重を下回るまで、運転制御装置2は戸開指令を扉制御装
置3へ出力し続け、かご内荷重が定格荷重を下回った後
扉制御装置3に対し、戸開指令を解除するとともに、報
知装置6への報知指令を解除する。そして扉制御装置3
はかごと乗り場側の扉が閉じたことを検出して運行制御
装置2へ知らせ、運行制御装置2は前述の乗り場呼びや
かご呼びに基づいて、エレベータのかごを運行させる。
や過荷重運転機能の付いているものがあり、満員通過運
転機能の付いているエレベータでは、例えば、かご内の
荷重が定格荷重の80%程度で、また、過荷重運転機能
の付いている場合は、例えば定格荷重の105%程度
で、エレベータを運行するように運行制御装置2が動作
する。これらの機能が付いていない場合は、かご内の荷
重が定格荷重を超えない範囲で運行が制御される。
等の特定階でエレベータのかごが満員になりそうな場合
に、他の階での利用者に迷惑をかけないようにとの配慮
から、基準階等の特定階での搭乗者数を制限して、エレ
ベータのかごが満員にならないようにしたものである。
ータのかご内の荷重が、例えばあと2、3人乗れば定格
荷重に達しそうになったときに、運行制御装置2から報
知装置6へ、ブザー等の報知の指令を出力し、指令を受
けた報知装置6はブザーを鳴らしたり音声によって、か
ご内の乗客に対して乗り過ぎであることを報知するよう
にした。そして、この報知装置6からの報知に従って、
利用者がかごから降りて、かご内荷重が定格荷重よりも
2、3人分下回った後、扉制御装置3に対して戸開指令
を解除するとともに、報知装置6への報知指令を解除す
る。
タのかご内の定格荷重すなわち、最大積載荷重に若干余
裕をもった人数(上記の2、3人に限らず、かごの定格
荷重に応じて適宜決めればよい)に達した際に、満員に
なったものとして乗客数を制限し、その基準階等の特定
階からエレベータのかごを出発させて、他の階での乗り
場呼び登録に応えられるようにしたものである。
ベータでは、例えば、かご内の荷重が定格荷重の80%
程度を、あと2、3人で超えそうになったとき、また、
過荷重運転機能の付いている場合は、例えば定格荷重の
105%程度を、あと2、3人で超えそうになったとき
を、満員になったものとすればよい。
々の実施の形態について、フローチャートを参照して説
明する。
たフローチャートである。ステップ1で、運行制御装置
2は、エレベータのかごに乗客を乗せている階が基準階
等の特定階かどうかを判定する。ここで基準階等の特定
階であった場合、ステップ3(ここではステップ2の動
作はない)へ進み、荷重検出装置5でかご内乗客の総重
量を検出する。次いで、ステップ4で荷重検出装置5か
ら入力されたかご内の総重量が、あと2、3人乗ると定
格荷重に達するか否かを、運転制御装置2で判断する。
する荷重とは、例えば、乗客1人当たりの体重を65k
gとした場合、10人乗りのエレベータでは、定格荷重
の約80%に当たる520kg程度であり、これを所望
の荷重と称するものとする。また、公知の満員通過運転
機能が付いたエレベータでは、あと2、3人乗ると満員
通過運転機能が作動する荷重とは、上記と同様に乗客1
人当たりの体重を65kgとし、10人乗りのエレベー
タでは、定格荷重の約60%の390kg程度となり、
これを所望の荷重と称するものとする。なお、本発明で
は、満員通過運転機能が付いているかどうかには関わり
がないので、以下両者の場合を含めて所望の荷重として
説明する。
定格荷重(所望の荷重)に達すると判断した場合には、
運行制御装置2は、ブザーやアナウンスなどの報知指令
を、報知装置6へ出力し、ステップ5で報知装置6はか
ご内の乗客に対して、例えば、ブザーを鳴らしたり、
「この階ではもうお乗りになれません」というようなメ
ッセージを流したりして、乗り過ぎであることを報知
し、後から乗った乗客に降りてもらうように警告する。
この時ステップ6として示すように、運行制御装置2は
扉制御装置3に対して戸開指令を出力し、扉制御装置3
は戸開指令を受けて戸開を継続し、ステップ4へ戻る。
内の総重量が、所望の荷重未満になったとき(または、
乗客数(重量)に余裕があると判断した場合)、ステッ
プ7へ進み、運行制御装置2は、報知装置6に対する報
知指令を解除して報知装置6からの報知を停止するとと
もに、運行制御装置2から扉制御装置3に対しても戸開
指令を解除するので、ステップ8で扉制御装置3は戸閉
動作を行ない、エレベータのかごは基準階等の特定階を
出発する。
によって入力された最初のかご呼び(行き先階)と、乗
り場呼び登録装置1によって入力された乗り場呼びとを
比較する。ここで最初のかご呼びよりも、エレベータの
かごの運行方向に沿う方向の先の階で、基準階等の特定
階に近い階に乗り場呼びがある場合は、ステップ10で
基準階等の特定階に最も近い乗り場呼びに応答させて、
その階にかごを着床させる。なお、最初のかご呼びの方
が乗り場呼びよりも、エレベータ運行方向上の基準階等
の特定階に近い場合は、ステップ10以下をパスし、か
ご呼びに応答させてその階にかごを着床させて、一連の
運行動作を終了させる。
最も近い乗り場呼びに応答して、その階にかごを着床さ
せた後、ステップ11として荷重検出装置5によってか
ご内の総重量が検出され、この重量がステップ12で所
望荷重未満と判断された場合には、ステップ8からステ
ップ12を繰り返し、所望荷重に達すると判断した場合
は、一連の運行動作を終了させるものである。
の特定階でエレベータのかごが満員となり、他の階で待
っている利用者が乗れなくなるのを防止するための制御
であり、これを特定階乗客満員不可運転方式と呼ぶこと
にする。しかし、このような制御は必ずしも常時実施す
る必要はなく、例えば時間帯を決めて自動的に、あるい
はスイッチ操作によって必要に応じて手動で実施するよ
うにすれば、過剰サービスを避けることができる。
たフローチャートである。この実施形態は、図2に示し
た第1の実施形態とステップ9までは同じなのでその部
分の説明は省略し、ステップ10以降について説明す
る。
呼びとを比較した結果、最初のかご呼びよりも、エレベ
ータ運行方向上の基準階等の特定階に近い階に乗り場呼
びがあると判断された場合、ステップ10で、複数の乗
り場呼びの中で最も早く発生した乗り場呼びに応答させ
て、その階にかごを着床させ、最初のかご呼びの方が乗
り場呼びよりもエレベータ運行方向上の特定階に近い場
合は、ステップ10以下をパスして、かご呼びに応答さ
せて、一連の運行動作を終了する。
同じなのでその部分の説明は省略するものとし、ステッ
プ12でかご内の総重量が所望荷重未満と判断された場
合には、ステップ13へ進み、ここで、エレベータ運行
方向上に、最初のかご呼びよりもステップ10で応答し
た階に近い階に乗り場呼びがあるかどうかを判断し、近
い階に乗り場呼びがあった場合には、ステップ14で前
記応答階に最も近い階に応答させて、その階にかごを着
床させる。しかし、最初のかご呼びが乗り場呼びよりも
基準階等の特定階に近い場合は、前記かご呼びに応答し
て一連の運行動作を終了する。
た後、ステップ15で検出されたかご内の総重量が、ス
テップ16で所望荷重未満と判断された場合には、ステ
ップ13からステップ16を繰り返し、所望荷重に達す
ると判断した場合は、一連の運行動作を終了させる。
たフローチャートである。この実施形態は、図2に示し
た第1の実施の形態とステップ10での応答が違うだけ
であり、その他は同じなので、ステップ10についての
み説明する。
びと乗り場呼びとを比較した結果、最初のかご呼びより
も、エレベータ運行方向上の基準階等の特定階に近い階
に乗り場呼びがあると判断された場合、ステップ10へ
進み、ここで、複数の乗り場呼びの中で、最も早く発生
した乗り場呼びに応答させて、その階にかごを着床させ
るものである。
第4、第5、第6の実施の形態について説明する。
2、第3の実施形態に対して、夫々ステップ2の動作を
追加したものであり、図5は図2に、図6は図3に、そ
して図7は図4に示した実施の形態に夫々対応してい
る。すなわち、ステップ1でエレベータのかごに乗客を
乗せている階が基準階等の特定階かどうかを判定した
後、ステップ2として、乗り場呼び登録装置1に、エレ
ベータ運行方向上の他の階で、乗り場呼び登録がされて
いるか否かを判定する。ここで、エレベータ運行方向上
の他の階に乗り場呼びが有るときは、ステップ3へ進
み、以下第1、第2、第3の実施形態と同様の運行制御
を行う。
場呼びが無いときは、基準階等の特定階でエレベータの
かごに、乗客を満員になるまで搭乗させてもよいので、
ステップ3以降をパスさせて、特定階乗客満員不可運転
方式による運行を禁止することとする。このようにする
ことにより、過剰サービスを防止するものである。
たフローチャートである。この実施形態は、既に説明し
た第1ないし第6の実施の形態における特定階乗客満員
不可運転方式とは異なり、基準階等の特定階でエレベー
タのかごが満員になりそうな場合には、基準階等の特定
階へ呼び戻運行中のエレベータのかごに、他の階で乗り
場呼びをしている利用者を先に乗せてしまおうとするも
のである。
で、運行制御装置2がエレベータのかごが基準階等の特
定階に呼び戻し運転中かどうかを判定し、呼び戻し運転
中であった場合、ステップ2で、乗り場呼び登録装置1
に呼び戻し運転方向とは逆方向への他階の乗り場呼びが
あるかどうかを判定する。そして、他階の乗り場呼びが
有る場合には、ステップ3へ進み、現在のエレベータか
ごの位置と基準階等の特定階の間の内、基準階等の特定
階に最も近い乗り場呼びに応答し、その階にかごを着床
させる。
乗り場呼びをした利用者をかごに搭乗させた後、ステッ
プ5で運行制御装置2から報知装置6へアナウンスなど
の報知指令を出力し、報知装置6は例えば、「このエレ
ベータは一度1階に戻ってから上に参ります」というよ
うなメッセージを、かご内の乗客に対して提供する。こ
のときステップ6として、かご呼び登録装置4に対し
て、運行制御装置2は反転キャンセル(公知の技術であ
り、エレベータ運行方向と逆の方向のかご呼びを着床時
に消去する機能)の禁止指令を出力する。その後エレベ
ータのかごは、基準階等の特定階に着床し、通常運転に
戻る。
て、かごが着床した際に、乗り場で待っている利用者に
対して、「このエレベータは一度1階に戻ってから上に
参ります」というようなメッセージを提供してから、利
用者をかごに搭乗させるようにしてもよい。
と判定した場合や、ステップ2で呼び戻し運転方向とは
逆方向への他階の乗り場呼びがないと判定した場合に
は、それ以降のステップはパスして、この運行制御を終
了させる。
たフローチャートである。この実施の形態は、図8に示
した第7の実施の形態とステップ3での応答が違うだけ
であり、その他は同じなので、以下ステップ3について
のみ説明する。
で、エレベータの呼び戻し運行方向とは逆方向への他の
階に乗り場呼びがあると判定された場合、ステップ3に
おいて、現在のエレベータかごの位置と基準階等の特定
階の間の内、乗り場呼びが最も早く発生した乗り場呼び
に応答させて、その階にかごを着床させるようにしたも
のである。
したフローチャートである。この実施の形態では、例え
ば基準階等の特定階が1階の場合を想定しており、ステ
ップ2で、エレベータの呼び戻し運行方向とは逆方向へ
の他階での乗り場呼びがあると判定された場合、ステッ
プ3で乗り場呼びが3階以下かどうかを判定する。判定
結果がイエス(YES)であれば、乗り場呼び登録され
た全ての階に応答させて、各階にかごを着床させ、以下
ステップ7まで第7、第8の実施の形態と同様の運行制
御を行う。そして、ステップ3での判定結果がノー(N
O)であれば、ステップ4以下はパスしてこの運行制御
を終了させるか、または、第7、第8の実施の形態での
ステップ3以降の運行制御を適用するようにする。
として説明した運行制御方式を単独に採用したり、また
はこれらを、前述の第1ないし第6の実施の形態のよう
な、特定階乗客満員不可運転方式と併用することによ
り、エレベータの利用者へのサービス性をより向上させ
ることができる。
用者が多くて基準階等の特定階でエレベータのかごが満
員になりそうな場合でも、その他の階からの乗り場利用
者がそのエレベータを利用することが可能となり、長待
ちすることもなくなる。従って、エレベータ利用者への
サービス性を極めて向上させることができる。
示したブロック図である。
実施の形態を示したすフローチャートである。
ートである。
ートである。
ートである。
ートである。
ートである。
実施の形態を示したフローチャートである。
ートである。
ャートである。
Claims (8)
- 【請求項1】 基準階等の特定階では、乗客数がエレベ
ータのかごの最大積載荷重に対して若干余裕をもった人
数に達した際に、当該エレベータのかごの搭乗可能な人
数の上限を越えたものとして定員を越えたことを乗客に
知らせ、この搭乗可能な人数の上限に対して若干余裕を
もった乗客数で、前記基準階等の特定階を出発させるよ
うに制御する特定階乗客満員不可運転方式を有すること
を特徴とするエレベータ運行制御装置。 - 【請求項2】 前記基準階等の特定階を除くエレベータ
のかごの運行方向に沿う方向の先の階で、同一方向への
乗り場呼び登録がされている場合に限り、前記特定階乗
客満員不可運転方式を実行することを特徴とする請求項
1に記載のエレベータ運行制御装置。 - 【請求項3】 前記基準階等の特定階を除くエレベータ
のかごの運行方向に沿う方向の先の階で、同一方向への
乗り場呼び登録がされ、この乗り場呼び登録が最初のか
ご呼び登録の階よりも特定階に近い階で登録されている
場合に限り、前記特定階乗客満員不可運転方式を実行す
ることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ運行制
御装置。 - 【請求項4】 前記特定階乗客満員不可運転方式を実行
するエレベータ運行制御装置において、エレベータのか
ごの運行方向に沿う方向の先の階のうち、同一方向への
乗り場呼び登録が複数の階でされている場合、前記基準
階等の特定階に最も近い階に、前記エレベータのかごを
最初に着床させることを特徴とする請求項1ないし請求
項3のいずれかの請求項に記載のエレベータ運行制御装
置。 - 【請求項5】 前記特定階乗客満員不可運転方式を実行
するエレベータ運行制御装置において、エレベータのか
ごの運行方向に沿う方向の先の階のうち、同一方向への
乗り場呼び登録が複数の階でされている場合、最も早く
乗り場呼び登録された階に、前記エレベータのかごを最
初に着床させることを特徴とする請求項1ないし請求項
3のいずれかの請求項に記載のエレベータ運行制御装
置。 - 【請求項6】 エレベータのかごが基準階等の特定階で
満員になりそうなことを入力する入力手段と、前記エレ
ベータのかごが基準階等の特定階へ呼び戻されている際
に、エレベータのかごの運行方向とは逆方向への乗り場
呼び登録がされている階にエレベータのかごを着床させ
る着床手段と、当該階で乗り場呼び登録をした乗客に対
して、当該エレベータのかごは、一旦前記基準階等の特
定階へ呼び戻されてから所望方向への運転になることを
知らせる報知手段とを有することを特徴とするエレベー
タ運行制御装置。 - 【請求項7】 前記エレベータのかごが基準階等の特定
階へ呼び戻されている際に、エレベータのかごの運行方
向とは逆方向への乗り場呼び登録が複数の階でされてい
る場合、前記基準階等の特定階に最も近い階にエレベー
タのかごを着床させることを特徴とする請求項6に記載
のエレベータ運行制御装置。 - 【請求項8】 前記エレベータのかごが基準階等の特定
階へ呼び戻されている際に、エレベータのかごの運行方
向とは逆方向への乗り場呼び登録が複数の階でされてい
る場合、最も早く乗り場呼び登録された階にエレベータ
のかごを着床させることを特徴とする請求項6に記載の
エレベータ運行制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14932596A JP3847841B2 (ja) | 1996-06-11 | 1996-06-11 | エレベータ運行制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14932596A JP3847841B2 (ja) | 1996-06-11 | 1996-06-11 | エレベータ運行制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH09328265A true JPH09328265A (ja) | 1997-12-22 |
JP3847841B2 JP3847841B2 (ja) | 2006-11-22 |
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ID=15472653
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP14932596A Expired - Fee Related JP3847841B2 (ja) | 1996-06-11 | 1996-06-11 | エレベータ運行制御装置 |
Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JP3847841B2 (ja) |
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JP2019006511A (ja) * | 2017-06-20 | 2019-01-17 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータシステム |
KR20210055500A (ko) * | 2019-11-07 | 2021-05-17 | 현대엘리베이터주식회사 | 선입선출 방식에 기초한 엘리베이터 제어 방법 |
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- 1996-06-11 JP JP14932596A patent/JP3847841B2/ja not_active Expired - Fee Related
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