JPH09327573A - 吸殻回収装置 - Google Patents

吸殻回収装置

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JPH09327573A
JPH09327573A JP16823896A JP16823896A JPH09327573A JP H09327573 A JPH09327573 A JP H09327573A JP 16823896 A JP16823896 A JP 16823896A JP 16823896 A JP16823896 A JP 16823896A JP H09327573 A JPH09327573 A JP H09327573A
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JP
Japan
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butts
receiving cylinder
butt
cigarette butt
shell
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Application number
JP16823896A
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English (en)
Inventor
Takatoshi Oya
高敏 大宅
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JETTER KOGYO KK
Original Assignee
JETTER KOGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1の課題は吸殻を容易に且つ確実に回収出
来、ランニングコストを下げ、又故障が少なく耐久性に
優れ、更に駆動部のシンプル化を計り、安価に製作出来
る吸殻回収装置を提供する。第2の課題は駆動力を小さ
くしてランニングコストを下げる。 【解決手段】 投入される吸殻を排出する吸殻落下口を
有する細長な吸殻受筒2をガイド11に沿って摺動自在
に設け、吸殻落下口4側に向けて高くなる傾斜面7を設
けて吸殻受筒2の内部に消火防煙用液体を貯水する貯水
部6を形成し、傾斜面7にかかる部分を柔軟にした底敷
体36を装置フレームに固定して吸殻受筒2と共に往復
運動しないよう吸殻受筒2の内底面に載置し、吸殻受筒
2の吸殻落下口4側への運動の加速度が吸殻34と吸殻
受筒2との摩擦力より小さく、且つ吸殻受筒2の吸殻落
下口4側と反対側への運動の加速度が吸殻34と吸殻受
筒2との摩擦力より大きくなるように吸殻受筒2を往復
運動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ店や食
堂、待合室、駅、バス停等喫煙者が多く集まる場所に設
置され、収容したタバコの吸殻を自動的に回収していく
タバコの吸殻回収装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ店や食堂・待合室・駅・
バス停等喫煙者が多く集まる場所に、灰皿の下方位置に
設置したり、そのまま上面を露出させて設置するタバコ
の吸殻回収装置は、内部に吸殻を収容する細長な収容空
間を有し且つ上面に吸殻投入口を設ける細長な吸殻受筒
の一端に吸殻の回収容器を設け、吸殻受筒の内底面に、
コンベアや収容空間内を移動するスクレーパーを設け、
これらの駆動により、吸殻受筒の収容空間内に収容した
吸殻を回収容器内へ移動させ回収していくものであっ
た。又、一端に回収容器を設けない受筒の端に吸引機の
接続口を設け、この接続口に吸引機を接続し、吸引機の
吸引力により吸殻を吸引・回収していくものがあった。
前者のコンベアやスクレーパー式の吸殻回収装置では、
駆動部分が吸殻受筒の収容空間内に広く位置し、吸殻と
接するため吸殻が故障の原因となり易く、又駆動部が複
雑化し製造コストが高かった。更に多数の吸殻を搬送す
るため大きな駆動力が必要でランニングコストが高かっ
た。後者の吸引機で吸殻を吸引・回収する吸殻回収装置
では、構造は簡単であるが、吸引機を作動して吸引・回
収する場合、上面の吸殻投入口から空気が流入するた
め、その分余計に吸引しなければならず、かなり強力な
吸引力が必要であり、ランニングコストが高かった。又
この強力な吸引力をもってしても吸殻受筒の内面に付着
した吸殻を完全に吸引・回収出来るものではなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する第1の課題は従来のこれらの問題点を解消し、吸殻
を容易に且つ確実に回収出来、ランニグコストを下げ、
又故障が少なく耐久性に優れ、更に駆動部のシンプル化
を計り、安価に製作出来る吸殻回収装置を提供すること
にある。第2の課題は、駆動力を小さくしてランニング
コストを下げることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本
発明の構成は、 1) 上面に吸殻投入口を設け、且つ内部に吸殻を収容
する細長な収容空間を形成する細長な吸殻受筒をガイド
に沿って長手方向に摺動自在に設け、前記吸殻受筒の内
底面の一端付近に吸殻落下口を設け、同吸殻落下口付近
の前記吸殻受筒の内底面に該吸殻落下口側に向けて高く
なる傾斜面を設けて前記吸殻受筒の内部に消火防煙用液
体を貯水する貯水部を形成し、前記傾斜面にかかる部分
を柔軟にした底敷体を装置フレームに固定して前記吸殻
受筒と共に往復運動しないよう前記吸殻受筒の内底面に
載置し、前記吸殻受筒を往復運動させる往復手段を設
け、同往復手段は前記吸殻受筒の吸殻落下口側への運動
の加速度が吸殻と前記吸殻受筒との摩擦力より小さく、
且つ前記吸殻受筒の吸殻落下口側と反対側への運動の加
速度が吸殻と前記吸殻受筒との摩擦力より大きくなるよ
うに前記吸殻受筒を往復運動させ、前記往復手段により
吸殻と吸殻受筒との摩擦力より大きな加速度で前記吸殻
受筒を一方向に加速させることで吸殻を残して前記吸殻
受筒だけを相対的に遠方へ移動させて吸殻の載置位置を
移動させ、吸殻を徐々に前記吸殻落下口まで移動させて
回収していくことを特徴とする吸殻回収装置 2) 往復手段として、コマの運動軌跡内の所定範囲内
で吸殻受筒の一部と接触して吸殻落下口側へ吸殻受筒を
動かしそれ以外では吸殻受筒の一部と離れるようにサイ
クリック運動するコマを設け、吸殻受筒の前記一部を前
記コマの運動軌跡範囲内の接触開始位置付近で止めるス
トッパーを設け、前記吸殻受筒の一部を前記ストッパー
方向へ強く常時付勢する構造とし、前記コマで吸殻受筒
を所定位置まで引き離して支持を解除することで吸殻受
筒を付勢力によりストッパー方向に吸殻と吸殻受筒との
摩擦力より大きな加速度で加速させるようにした前記
1)記載の吸殻回収装置 3) 底敷体の幅を吸殻受筒内の収容空間の幅よりやや
短くし、同底敷体が載置しない前記吸殻受筒の傾斜面位
置に吸殻の後戻りを防ぐ後戻り防止片を設けた前記1)
又は2)記載の吸殻回収装置 4) 底敷体の載置位置の吸殻受筒の内側面に段差面が
吸殻落下口に面するように段差を設け、同段差で吸殻の
後戻りを防ぐ前記1)〜3)いずれか記載の吸殻回収装
置 5) 吸殻落下口付近の吸殻受筒の内面を内側面間の距
離が長く且つ内底面が低くなるように整形して該吸殻受
筒の内側面及び内底面に段差を形成し、底敷体の載置位
置を前記整形した箇所の吸殻受筒の内底面とし、前記段
差で吸殻の後戻りを防ぐ前記1)〜4)いずれか記載の
吸殻回収装置 6) 吸殻受筒とストッパーとの衝突面を衝撃から守る
緩衝手段を設けた前記2)記載の吸殻回収装置 7) 緩衝手段として、ストッパーの後面を硬めのスプ
リングで支持して前記ストッパーをわずかに後退可能と
した前記6)記載の吸殻回収装置 8) 底敷体の柔軟な部分に吸殻の後戻りを防ぐ後戻り
防止溝を設けた前記1)〜7)いずれか記載の吸殻回収
装置にある。
【0005】
【作用】本発明によれば、吸殻受筒を往復手段により、
吸殻受筒を吸殻落下口と反対側への運動の加速度が吸殻
と吸殻受筒との摩擦力より大きくなるよう往復運動させ
ていく吸殻回収装置であり、吸殻受筒が往復手段により
吸殻落下口側へ運動するとき吸殻は吸殻受筒と共に同一
方向へ移動していくが、吸殻受筒が往復手段により吸殻
落下口と反対側へ早い速度で運動した際、その吸殻が吸
殻受筒の早い運動についていけずにその場付近に残り、
吸殻受筒だけが吸殻を残して相対的に遠方へ移動するも
のとなる。このため、吸殻は吸殻受筒だけが移動した分
の距離程吸殻受筒の内底面を移動したこととなり、吸殻
受筒内の収容空間に投入された吸殻は、吸殻受筒の往復
運動の度に吸殻落下口に向けて徐々に移動していく。
【0006】又、吸殻受筒内に設けた底敷体は吸殻受筒
の往復運動と共に往復運動しないので、吸殻落下口に向
けて徐々に移動してくる吸殻が底敷体に到達した場合、
吸殻受筒と共に同一方向へ移動していく他の吸殻の移動
により底敷体に到達した吸殻が、底敷体の上面に押し上
げられていく。底敷体の上面に押し上げられた吸殻は、
底敷体に到達して底敷体の上面に押し上げられていく後
方の他の吸殻の移動により、吸殻落下口側へ底敷体の上
面に沿って移動させられていく。
【0007】吸殻受筒の傾斜面に載置される部分の底敷
体は柔軟であり変形可能なため、底敷体が吸殻受筒の往
復運動の障害とならず、吸殻受筒の傾斜面は底敷体の柔
軟な部分の下に入り込むようにして往復運動していく。
底敷体の柔軟な部分の下に吸殻受筒の傾斜面が位置して
いる場合の底敷体の柔軟な部分は、吸殻受筒の傾斜面に
沿って上方へ持ち上げられた状態となり、底敷体の上面
を移動してきた吸殻はそのまま底敷体の上面を移動しな
がら吸殻受筒の傾斜面を登り続けていく。吸殻受筒の傾
斜面に載置される底敷体の部分は柔軟であり、この柔軟
な部分の変形により吸殻受筒が往復運動しても、底敷体
は設置状態を保ち続け、底敷体と吸殻受筒の内底面との
間に大きな間隙が形成されることはなく、底敷体と吸殻
受筒の内底面との間に吸殻が入り込むことはない。
【0008】吸殻落下口側と反対側への早い加速度で吸
殻受筒が運動すると、吸殻はこの早い運動についていけ
ずに吸殻受筒だけが遠方へ移動し、吸殻受筒の傾斜面に
位置する吸殻はその場付近にとり残されていくので、傾
斜面に位置する吸殻は傾斜面を通過した形となり傾斜面
の下方の吸殻落下口へ落下していく。この傾斜面に位置
する吸殻は、早い加速度で吸殻落下口と反対側へ吸殻受
筒が運動していく場合、吸殻受筒の傾斜面に位置する吸
殻は、底敷体の上に載置された他の吸殻によって吸殻受
筒の運動方向に移動出来ないので吸殻落下口へ吸殻は落
下していく。このようにして、全ての吸殻は徐々に吸殻
落下口に集められ、吸殻落下口の下方に予め配置させた
吸殻回収容器等に、その都度落下し回収されていく。吸
殻受筒内の貯水部には消火防煙用液体を貯水し、投入さ
れる吸殻の残り火を消火させ煙の発生を防ぎ、又吸殻や
その他投入されるガム等の異物の吸殻受筒への付着を防
いでいる。この消火防煙用液体により、吸殻受筒の内側
面および内底面等と吸殻との間の摩擦係数を下げて、吸
殻受筒が吸殻落下口側と反対側へ移動する際に、吸殻が
残りやすくしている。消火防煙用液体は吸殻と共に吸殻
落下口から排水されていくので、貯水量が減れば作業者
が吸殻受筒の投入口等から消火防煙用液体を給水してや
ればよい。
【0009】請求項3記載の発明では、吸殻受筒内の傾
斜面に底敷体が載置しない位置を形成していて、又この
底敷体が載置しない傾斜面位置に吸殻の後戻りを防ぐ後
戻り防止片を設けているので、吸殻受筒と共に移動する
後戻り防止片が底敷体の上に載った吸殻を引っかけて、
底敷体上の吸殻を底敷体の上面に沿って吸殻受筒と共に
移動させて底敷体上の吸殻の移動を促進し、又底敷体の
上に載った吸殻が底敷体と共に後退していくことを防
ぐ。このため、吸殻は吸殻受筒内の傾斜面をスムーズに
乗り越えていく。
【0010】請求項4記載の発明では、底敷体上の吸殻
が吸殻受筒の内側面に形成した段差に当りこの段差で底
敷体上の吸殻を引っかけて支持するので、底敷体上の吸
殻を底敷体の上面に沿って吸殻受筒と共に移動させて底
敷体上の吸殻の移動を促進し、又底敷体の上に載った吸
殻が底敷体と共に後退していくことを防ぎ、底敷体上の
吸殻をスムーズに吸殻落下口側へ移動させていくことが
出来る。
【0011】請求項5記載の発明では、吸殻受筒の内面
に形成した段差で底敷体に載る前の吸殻を強く支持して
おり、底敷体上に吸殻が山積みされていても、底敷体上
に載る前の吸殻を底敷体上へ強く押し出していくことが
出来、吸殻の後戻りを防止すると共に、吸殻をスムーズ
に吸殻落下口側へ移動させていくことが出来る。
【0012】
【発明の実施の形態】吸殻受筒の長さは吸殻回収装置の
設置状況よって異なるが、一例としてパチンコ台が15
台程並設された島のパチンコ店に設置する場合の吸殻受
筒の長さは10〜15mが一般的である。又この場合の
収容空間の断面積は約12cm2が一般的である。吸殻
の処理時間は吸殻受筒の往復運動によって異なるが、一
例としては吸殻受筒の1往復により吸殻落下口側へ移動
させる吸殻の距離を10〜15mm程とし、約1時間に
吸殻が移動する距離を10〜20m程としている。吸殻
投入口は、吸殻受筒の上面に長手方向へ連続して延びる
ように設ける場合と、吸殻受筒の上面に所定間隔あけて
複数設ける場合がある。収容空間となる吸殻受筒の内面
は、断面が略矩形が一般的であるが、断面が半円形であ
ったり、長円形であったりしてもよい。吸殻落下口は吸
殻受筒の一端の底壁を開口して形成する場合と、吸殻受
筒の一端の側壁を開口して形成する場合とがある。又吸
殻受筒が長い場合に、吸殻の回収時間を短縮するため吸
殻受筒の途中の内底面に吸殻落下口を複数形成してもよ
い。
【0013】吸殻受筒のガイドとしては、吸殻受筒を上
から嵌入する陥凹部を設けた細長な箱状のガイドの一端
の端面を開口したものや、ガイドの一端面を開口せず陥
凹部の長さを吸殻受筒の往復運動する長さ以上とし吸殻
落下口と対向するガイド本体の底面を開口したものや、
吸殻受筒の下面又は上面周縁の一部や全部を摺動自在に
把持する複数の把持具から成るものや、1つ又は1対の
レールから成るものや、吸殻受筒の下面に突出部を設
け、この突出部が嵌入する溝を上面に1つ又は複数設け
た板状のガイドから成るもの等がある。又、ガイドと吸
殻受筒との摩擦を小さくするため、互いの接触面間にリ
ニアベアリング・ローラー等を介在しておくことが望ま
しい。
【0014】吸殻受筒をストッパーに付勢するには、一
般的に安価で用意出来るスプリングがよく用いられる。
吸殻受筒の素材としては、一般的にアルミニウムが用い
られる。消火防煙用液体には水や洗浄水等がよく使用さ
れ、この洗浄水には水に消火剤・芳香剤・洗浄等を1つ
又は複数混ぜ合せてもよい。
【0015】本発明での往復手段としては、請求項2記
載の往復手段のように、コマをサイクリック運動させ、
サイクリック運動するコマで吸殻受筒の一部を支持しな
がらストッパーから所定位置まで引き離して所定位置で
コマの支持を解除し、付勢力で吸殻受筒を早い加速度の
運動をさせていくことを繰り返し行っていく場合や、回
転するカム板で吸殻受筒を支持しながらストッパーから
所定位置まで引き離して所定位置でカムの支持を解除
し、付勢力で吸殻受筒を早い加速度の運動をさせていく
ことを繰り返し行っていく場合、吸殻受筒の外表面にラ
ックを設け一部を欠歯した歯車をラックと噛合して構成
した歯車機構によって歯車の回転で吸殻受筒をストッパ
ーから引き離し、歯車の欠歯部分によってラックとの噛
合がなくなり吸殻受筒の支持を解除して吸殻受筒を付勢
力で早い加速度の運動をさせ、ストッパーと衝突させて
いく場合、一端を枢着した縦長なリンクの他端に第1長
孔を設けて、この第1長孔に吸殻受筒に設けるピンを遊
貫し、前記リンクの中間位置に第2長孔を開口して、こ
の第2長孔に円運動するピン状のコマを遊貫し、コマの
円運動により一方向が早い加速度となるリンクの往復運
動で、吸殻受筒を一方向が早い加速度となる往復運動を
させる場合等がある。前記のコマのサイクリック運動
は、軌跡が円形状のものが製作が簡単に行えるので望ま
しいが、コマの軌跡を楕円形状のものや三角形・四角形
等多角形状のものとしてもよい。
【0016】ストッパーと吸殻受筒との衝突面を衝撃か
ら守る緩衝手段としては、硬めのスプリングでストッパ
ーの後面を支持し、ストッパーをやや後退可能とする場
合や、ストッパーと接する吸殻受筒の部分を硬めのスプ
リングで支持してストッパーと接する吸殻受筒の部分を
後退可能とする場合等が安価で製作出来、望ましい。前
記のスプリングに代えてゴム・発泡樹脂等のクッション
材を用いてもよい。
【0017】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1〜11に示す本実施例は、回転盤の回転により
円形状の運動軌跡を描くサイクリック運動を行うコマと
スプリングの付勢力により、往復運動する吸殻受筒を吸
殻落下口と反対側へ移動する加速度を吸殻と吸殻受筒と
の摩擦力より大きくなる程の早い加速度とし、反対に吸
殻落下口側への移動の加速度を吸殻と吸殻受筒との摩擦
力より小さくなる程の加速度とした吸殻回収装置の例で
ある。
【0018】図1は本実施例の吸殻回収装置の設置状態
を示す説明図、図2は本実施例の吸殻回収装置の内部構
造を示す一部切欠いた斜視図、図3は本実施例で吸殻受
筒の往復運動により吸殻を回収していく工程を示す工程
図、図4は本実施例で吸殻受筒の往復運動により吸殻を
回収していく工程を示す工程図、図5は本実施例で吸殻
受筒の往復運動により吸殻を回収していく工程を示す工
程図、図6は本実施例で吸殻受筒の往復運動により吸殻
を回収していく工程を示す工程図、図7は本実施例で吸
殻を回収していく1サイクルの工程における吸殻受筒の
加速度を示すグラフ、図8は本実施例での駆動部分を示
す斜視図、図9は本実施例での底敷体を示す斜視図、図
10は本実施例での吸殻受筒・ガイド・摺動部材の分解
斜視図、図11は図1でのA−A断面図である。
【0019】;本実施例(図1〜11参照) 図1〜6中1は吸殻回収装置、2は上面を開放して吸殻
34の投入口5を形成した長さ10〜15m程で内部に
長手方向へ長く延び断面積が12cm2程の収容空間3
を設け且つ一端の側壁を開放したアルミニウム製の吸殻
受筒、3は吸殻受筒2の内部に形成される収容空間、4
は吸殻受筒2の側壁を開放した一端部分に形成される吸
殻落下口、5は吸殻34の投入口、6は吸殻受筒2の内
底面の側壁開口位置に高さが約2cmで開口端から内側
にかけて延びる15度の傾斜面を整形して吸殻受筒2内
に形成した貯水部、7は傾斜面、8は吸殻受筒2と摺動
部材15とを連結する連結プレート、9は吸殻受筒2の
傾斜面7に形成した底敷体36の両端から突出する1対
の爪、11は上面を開放し吸殻受筒2を収容する空間を
内部に備え且つ一端の側壁を開放した箱状のガイド、1
2はガイド11に取付けられ吸殻受筒2とガイド11と
の接触位置に介在されるリニアベアリング、15は間隔
あけて平行に固定した1対の固定板間に1対のガイド棒
19を設けてこのガイド棒19に沿って摺動する摺動部
材、16は同摺動部材15のアーム、17は同摺動部材
15の貫通孔、19は同貫通孔17に挿入され間隔あけ
て平行に固定した1対の固定板20間に取付けられる1
対のガイド棒、20は1対の固定板、21はガイド棒1
9に環装され摺動部材15を後退方向へ付勢する第1ス
プリング、22はガイド棒19に環装され付勢力で後退
してくる摺動部材15を受ける硬い第2スプリング、2
3は摺動部材15と当る第2スプリング22の一端に取
付けられ且つガイド棒19に環装された筒状のストッパ
ー、24は摺動部材15と当る第1スプリング21の一
端に取付けられ且つガイド棒19に環装された筒状の受
筒、25はアーム16を押して摺動部材15を進退させ
ていくサイクリック運動するコマ、26は同コマ25を
取付けた回転盤、27は回転盤26を回転させるモータ
ー、30は吸殻落下口4から落下する吸殻34を受ける
回収容器、31はパチンコ台、32は灰皿、33は灰皿
32に設ける吸殻落し口、34は吸殻、35は水、36
は吸殻受筒2の内底面に載置すると共にガイド11に固
定し吸殻受筒2の傾斜面7に載置される先端部分がポリ
ウレタン樹脂を素材とした柔軟性のある部分となり又他
端が吸殻34の流れの障害とならないように下方に丸め
ている全長が60cm程で柔軟性部分37以外の部分の
素材がステンレスである底敷体、37は同底敷体36の
柔軟性部分、38は底敷体36の丸み部分、38aは底
敷体36の柔軟性部分37の先端部に底敷体36の両端
で開放される切欠を複数設けて形成した後戻り防止溝、
38bは底敷体36の柔軟性部分37の上面に設ける段
差面が吸殻落下口4側に面する段差、39は吸殻受筒2
の内面に固着した断面略U字状の内筒、40は内筒39
と吸殻受筒2との境いに生じる段差、40aは内筒と連
続するようにして吸殻受筒の底面を隆起させると共に隆
起部分の上面を内筒の底面よりやや低くして形成した段
差、41は底敷体36付近での吸殻受筒2の内側面に設
けたプレート、43は同プレート41の表面にプレート
41をやや打ち出して形成した段差である。
【0020】図1〜11に示す本実施例の吸殻回収装置
1は、図2,8に示すようにモーター27で回転される
回転盤26によってコマ25が円形の運動軌跡を描くサ
イクリック運動を行う。このコマ25がサイクリック運
動する場合に、摺動部材15のアーム16と接触し(図
3参照)、そのまま押し進んで第1スプリング21を圧
迫させながら吸殻受筒2をガイド11に沿って前進させ
ていく(図4,5参照)。吸殻受筒2はリニアベアリン
グ12により摩擦なくガイド11に沿って進退する。更
にコマ25がサイクリック運動を行えば、コマ25がア
ーム16から離れ、圧迫された第1スプリング21の付
勢力によって摺動部材15がストッパー23と衝突する
まで後退方向へ加速する。(図6参照)。図6に示すよ
うに、後退した吸殻受筒2に加速は第2スプリング22
が圧迫されることで緩衝されるが、第2スプリング22
が復元した後のアーム16の位置は図3に示すアーム1
6の位置まで前進しており、コマ25のサイクリック運
動で吸殻受筒2は繰り返し往復運動していく。このよう
にして、吸殻受筒2はコマ25のサイクリック運動によ
り往復運動を行ない、吸殻受筒2の前進の加速度は吸殻
受筒2と吸殻34との摩擦力より小さい速度であり、吸
殻34は吸殻受筒2と共に前進していく。しかし、吸殻
受筒2の後退は第1スプリング21の付勢力により吸殻
受筒2と吸殻34との摩擦力より大きな加速度となり、
吸殻34は吸殻受筒2の早い運動についていけずにその
場付近に残り、吸殻受筒だけが吸殻34を残して相対的
に遠方へ移動するものとなる。このため、吸殻34は吸
殻受筒2だけが移動した分の距離程吸殻受筒2の内底面
を移動したこととなり、吸殻受筒2内の収容空間3に投
入された吸殻24は、吸殻受筒2の往復運動の度に吸殻
落下口4に向けて徐々に移動していく。
【0021】前進していく吸殻受筒2の加速度は、吸殻
受筒2と吸殻34との摩擦力より小さな加速度であるの
で、吸殻34は吸殻受筒2と共に前進していく。このた
め、ガイド11に固定されて吸殻受筒2の往復運動と同
期しない底敷体36に到達した吸殻34は、前進してく
る後方の他の吸殻34により底敷体36の上面に押し上
げられていく。吸殻34は底敷体36の他端に形成した
丸み部分38によりスムーズに底敷体36の上面へ移動
出来る。底敷体36の上面に押し上げられた吸殻34
は、前記同様にして前進してくる後方の他の吸殻34に
より底敷体36の上面に沿って前進していく。吸殻34
は吸殻受筒2内に形成される段差40,40a,43に
よって引っかかって吸殻受筒2と共に前方へ押し出され
ていくので、スリップすることなく前進させられて底敷
体36の上面へ押し出される。又吸殻は、吸殻受筒2の
傾斜面7に形成した爪9と、吸殻受筒2の内側面に設け
たプレート41の段差面43とに引っかかり、吸殻受筒
2と共に前方へ押し出されていくので、吸殻34がスリ
ップすることなく吸殻受筒2の傾斜面7へスムーズに登
っていくものとなる。又、底敷体36の柔軟性部分37
の先部に吸殻34の後戻り防止溝38aを設け、且つそ
の後方の柔軟性部分37に段差面が吸殻落下口4側へ面
する段差38bを設けていて、この後戻り防止溝38a
と段差38bとに吸殻34を引っかけて前方へ押し出し
ていくことで、吸殻34は吸殻受筒2の傾斜面7をスム
ーズに乗り越えていくことが出来る。後戻り防止溝38
aは吸殻受筒2が吸殻落下口4側と反対側へ速い速度で
移動する際には吸殻34と引っかからないように切欠し
ており、吸殻34が後退することはない。このため、吸
殻34が吸殻受筒2の傾斜面7付近で停滞しにくくなっ
ている。
【0022】底敷体36の一端まで移動した吸殻34
は、図4,5に示すように、吸殻受筒2の前進に伴い底
敷体36の上面に位置する吸殻34が押し出されて吸殻
受筒2の傾斜面7に位置する。その後は図6に示すよう
に、後退方向へ移動する吸殻受筒2の加速度が吸殻受筒
2と吸殻34との摩擦力より大きくなる程の加速度とな
り、吸殻受筒2の傾斜面7上に押し出されて位置してい
る吸殻34は、吸殻受筒2の早い移動についていけずそ
の場付近に残る。このため、その吸殻34は吸殻受筒2
の傾斜面7を乗り越え下方に現れる吸殻落下口4へ落下
し、回収容器30内へ回収されていく。底敷体36の上
面に載置する吸殻34は、吸殻受筒2の往復運動の影響
で後退することがないので、吸殻受筒2の傾斜面7に押
し出されている吸殻34が吸殻受筒2の後退の際に吸殻
受筒2と共に後退しようとしても後方での底敷体36の
上面に載置された多数の吸殻34によって後退が阻止さ
れており、吸殻受筒2の傾斜面7に押し出された吸殻3
4は全て吸殻落下口4へ落下していく。この場合、吸殻
受筒2内の貯水部6に貯水している水35も吸殻34と
共に少量ずつ吸殻落下口4から落下し下方の回収容器3
0内へ回収されていく。
【0023】回転盤26の回転でサイクリック運動する
コマ25と吸殻受筒2との移動距離及び加速度の関係は
図7に示すグラフに表している。角度が0度の場合のコ
マ25の位置は図3に示す位置で、角度が90度の場合
のコマ25の位置は図4に示す位置であり、同様に角度
が180度の場合は図5、角度が270度の場合は図6
に示している。このグラフに示すように、図3から図5
にかけての吸殻受筒2の前進の加速度は吸殻34と吸殻
受筒2との間の摩擦力より小さくしており、吸殻34は
吸殻受筒2と共に前進方向へ移動していく。図5を過ぎ
角度が180度を過ぎると、コマ25が吸殻受筒2から
離れるため、吸殻受筒2は後退方向へ加速しストッパー
23と衝突する。ストッパー23との衝突の際硬い第2
スプリング22のわずかな後退により、摺動部材15と
ストッパー23との衝突面を保護し、又衝突音や衝突に
よる振動を抑えている。アーム16は摺動部材15がス
トッパー23と接触した状態でコマ25の運動軌跡内に
位置しており、且つアーム16の下端を回転盤26で中
心点の高さ付近で止めているので、吸殻受筒2は回転盤
26の直径の長さ程の距離だけコマ25のサイクリック
運動に伴い繰り返し引き離れ且つストッパー23への衝
突を繰り返し行う。本実施例では吸殻受筒2のストッパ
ー23への衝突回数を1分間に約10〜15回程として
いて、吸殻受筒の一回の往復運動で移動する吸殻の距離
は10〜15mm程であり、1時間に移動する吸殻の距
離は10m前後となる。このため、吸殻落下口4から離
れた位置の吸殻34は吸殻受筒2の往復運動で徐々に吸
殻落下口4側へ移動し、全ての吸殻は吸殻落下口4へ自
動的に集められ、回収容器30内に回収されていく。
【0024】吸殻受筒2の内部には貯水部6が形成され
ており、予めこの貯水部6には消火防煙用液体として水
35を貯水しているので、灰皿32の吸殻落し口33か
ら吸殻受筒2内に投入される吸殻34の残り火を消火出
来、煙・悪臭の発生を防ぐ、又この水35により、吸殻
34をはじめガム等の異物が投入されても吸殻受筒2の
内面に付着することが防げるものとなり、何の障害もな
くスムーズに吸殻落下口4へ吸殻34を移動させていけ
る。又貯水した水35により吸殻34がほぐされるの
で、移動途中に吸殻受筒2内で吸殻34がひっかかる恐
れはない。吸殻34は貯水した水35により吸殻受筒2
との摩擦が小さくなり、吸殻受筒2と吸殻34との摩擦
力より大きな加速度となる吸殻受筒2の後退が少ない駆
動力で達成し易くなっている。吸殻受筒2の吸殻落下口
4付近に設ける傾斜面7は、貯水した水35の過剰な流
水を防いでいるが、吸殻の通過をさまたげない構造であ
る。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、吸殻受筒を吸殻落下口
と反対側へ早い加速度で運動させることにより、吸殻受
筒内に投入された吸殻を自動的に吸殻落下口側へ徐々に
移動させて集めていくことが出来、又吸殻受筒の傾斜面
位置に到達した吸殻は、底敷体によって傾斜面付近の吸
殻受筒内に停滞することなく確実に吸殻落下口から徐々
に落下して、回収されていくものとなり、吸殻のスムー
ズな回収が図れ吸殻の回収効率が大変優れたものとなっ
た。吸殻は吸殻落下口から徐々に落下させ回収していく
ので、投入口付近の吸殻受筒内に吸殻が山積みになるこ
とがなく、投入口が吸殻で閉鎖されることはなくなり、
作業者が吸殻の掃除を行う必要はない。又吸殻受筒の内
部の収容空間内には何ら駆動部がないので耐久性のある
ものとなった。吸殻受筒をガイドに沿って移動させてい
くだけの駆動部はシンプル化が図り易く安価な製作が出
来、又ガイドと吸殻受筒との摩擦を小さくすることで、
ランニングコストを大幅に下げることが出来、経済性に
優れるものとなる。
【0026】吸殻受筒の内部に貯水部を設けて消火防煙
用液体を貯めた場合は、投入される吸殻の残り火を迅速
且つ確実に消火出来、煙・悪臭の発生を防ぎ、周りの環
境を損うことがなくなった。又吸殻と吸殻受筒との摩擦
が小さくなり且つ消火防煙用液体によりガム等の異物や
吸殻の付着がなくなり、又消火防煙用液体により吸殻が
ほぐれ、吸殻の回収効率が大幅に向上するものとなっ
た。
【0027】更に、請求項3,4,5,8記載の発明で
は、吸殻受筒内の吸殻を吸殻落下口側へスムーズに且つ
確実に移動させていくものとなり、吸殻の停滞を防ぎ、
吸殻の回収効率を向上するものとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の吸殻回収装置の設置状態を示す説明
図である。
【図2】本実施例の吸殻回収装置の内部構造を示す一部
切欠いた斜視図である。
【図3】本実施例で吸殻受筒の往復運動により吸殻を回
収していく工程を示す工程図である。
【図4】本実施例で吸殻受筒の往復運動により吸殻を回
収していく工程を示す工程図である。
【図5】本実施例で吸殻受筒の往復運動により吸殻を回
収していく工程を示す工程図である。
【図6】本実施例で吸殻受筒の往復運動により吸殻を回
収していく工程を示す工程図である。
【図7】本実施例で吸殻を回収していく1サイクルの工
程における吸殻受筒の加速度を示すグラフである。
【図8】本実施例での駆動部分を示す斜視図である。
【図9】本実施例での底敷体を示す斜視図である。
【図10】本実施例での吸殻受筒・ガイド・摺動部材の
分解斜視図である。
【図11】図1でのA−A断面図である。
【符号の説明】
1 吸殻回収装置 2 吸殻受筒 3 収容空間 4 吸殻落下口 5 投入口 6 貯水部 7 傾斜面 8 連結プレート 9 爪 10 欠番 11 ガイド 12 リニアベアリング 13 欠番 14 欠番 15 摺動部材 16 アーム 17 貫通孔 18 欠番 19 ガイド棒 20 固定板 21 第1スプリング 22 第2スプリング 23 ストッパー 24 受筒 25 コマ 26 回転盤 27 モーター 28 欠番 29 欠番 30 回収容器 31 パチンコ台 32 灰皿 33 吸殻落し口 34 吸殻 35 水 36 底敷体 37 柔軟性部分 38 丸み部分 38a 後戻り防止溝 38b 段差 39 内筒 40 段差 40a 段差 41 プレート 42 欠番 43 段差

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に吸殻投入口を設け、且つ内部に吸
    殻を収容する細長な収容空間を形成する細長な吸殻受筒
    をガイドに沿って長手方向に摺動自在に設け、前記吸殻
    受筒の内底面の一端付近に吸殻落下口を設け、同吸殻落
    下口付近の前記吸殻受筒の内底面に該吸殻落下口側に向
    けて高くなる傾斜面を設けて前記吸殻受筒の内部に消火
    防煙用液体を貯水する貯水部を形成し、前記傾斜面にか
    かる部分を柔軟にした底敷体を装置フレームに固定して
    前記吸殻受筒と共に往復運動しないよう前記吸殻受筒の
    内底面に載置し、前記吸殻受筒を往復運動させる往復手
    段を設け、同往復手段は前記吸殻受筒の吸殻落下口側へ
    の運動の加速度が吸殻と前記吸殻受筒との摩擦力より小
    さく、且つ前記吸殻受筒の吸殻落下口側と反対側への運
    動の加速度が吸殻と前記吸殻受筒との摩擦力より大きく
    なるように前記吸殻受筒を往復運動させ、前記往復手段
    により吸殻と吸殻受筒との摩擦力より大きな加速度で前
    記吸殻受筒を一方向に加速させることで吸殻を残して前
    記吸殻受筒だけを相対的に遠方へ移動させて吸殻の載置
    位置を移動させ、吸殻を徐々に前記吸殻落下口まで移動
    させて回収していくことを特徴とする吸殻回収装置。
  2. 【請求項2】 往復手段として、コマの運動軌跡内の所
    定範囲内で吸殻受筒の一部と接触して吸殻落下口側へ吸
    殻受筒を動かしそれ以外では吸殻受筒の一部と離れるよ
    うにサイクリック運動するコマを設け、吸殻受筒の前記
    一部を前記コマの運動軌跡範囲内の接触開始位置付近で
    止めるストッパーを設け、前記吸殻受筒の一部を前記ス
    トッパー方向へ強く常時付勢する構造とし、前記コマで
    吸殻受筒を所定位置まで引き離して支持を解除すること
    で吸殻受筒を付勢力によりストッパー方向に吸殻と吸殻
    受筒との摩擦力より大きな加速度で加速させるようにし
    た請求項1記載の吸殻回収装置。
  3. 【請求項3】 底敷体の幅を吸殻受筒内の収容空間の幅
    よりやや短くし、同底敷体が載置しない前記吸殻受筒の
    傾斜面位置に吸殻の後戻りを防ぐ後戻り防止片を設けた
    請求項1又は2記載の吸殻回収装置。
  4. 【請求項4】 底敷体の載置位置の吸殻受筒の内側面に
    段差面が吸殻落下口に面するように段差を設け、同段差
    で吸殻の後戻りを防ぐ請求項1〜3いずれか記載の吸殻
    回収装置。
  5. 【請求項5】 吸殻落下口付近の吸殻受筒の内面を内側
    面間の距離が長く且つ内底面が低くなるように整形して
    該吸殻受筒の内側面及び内底面に段差を形成し、底敷体
    の載置位置を前記整形した箇所の吸殻受筒の内底面と
    し、前記段差で吸殻の後戻りを防ぐ請求項1〜4いずれ
    か記載の吸殻回収装置。
  6. 【請求項6】 吸殻受筒とストッパーとの衝突面を衝撃
    から守る緩衝手段を設けた請求項2記載の吸殻回収装
    置。
  7. 【請求項7】 緩衝手段として、ストッパーの後面を硬
    めのスプリングで支持して前記ストッパーをわずかに後
    退可能とした請求項6記載の吸殻回収装置。
  8. 【請求項8】 底敷体の柔軟な部分に吸殻の後戻りを防
    ぐ後戻り防止溝を設けた請求項1〜7いずれか記載の吸
    殻回収装置。
JP16823896A 1996-06-07 1996-06-07 吸殻回収装置 Pending JPH09327573A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003107035A (ja) * 2001-09-27 2003-04-09 Kyocera Corp 酸素センサ
CN110406911A (zh) * 2019-07-24 2019-11-05 安徽友邦矿业有限公司 一种振动给矿机

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