JPH09278143A - 吸殻回収装置 - Google Patents

吸殻回収装置

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JPH09278143A
JPH09278143A JP11029496A JP11029496A JPH09278143A JP H09278143 A JPH09278143 A JP H09278143A JP 11029496 A JP11029496 A JP 11029496A JP 11029496 A JP11029496 A JP 11029496A JP H09278143 A JPH09278143 A JP H09278143A
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JP
Japan
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butts
butt
stopper
butter
shell
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JP11029496A
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English (en)
Inventor
Takatoshi Oya
高敏 大宅
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JETTER KOGYO KK
Original Assignee
JETTER KOGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1の課題は吸殻を容易に且つ確実に回収出
来、ランニングコストを下げ、又故障が少なく耐久性に
優れ、更に駆動部のシンプル化を計り、安価に製作出来
る吸殻回収装置を提供する。第2の課題は、駆動力を小
さくしてランニングコストを下げる。 【解決手段】 投入される吸殻34を受ける細長な吸殻
受筒2をガイド11に沿って摺動自在に設け、吸殻受筒
2の摺動を止めるストッパー23を設け、繰り返し引き
離し手段として、1対の固定板20間に水平に設けたガ
イド棒19に沿って摺動する摺動部材15に吸殻受筒2
を取付け、ガイド棒19に第1・2スプリング21,2
2を環装して第1スプリング21で摺動部材13をスト
ッパー23側へ付勢し、サイクリック運動するコマ25
で摺動部材15から延びるアーム16を所定位置まで引
き離してそのまま支持を解除しストッパー23側へ吸殻
受筒2を付勢力で加速させていく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ店や食
堂、待合室、駅、バス停等喫煙者が多く集まる場所に設
置され、収容したタバコの吸殻を自動的に回収していく
タバコの吸殻回収装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ店や食堂・待合室・駅・
バス停等喫煙者が多く集まる場所に、灰皿の下方位置に
設置したり、そのまま上面を露出させて設置するタバコ
の吸殻回収装置は、内部に吸殻を収容する細長な収容空
間を有し且つ上面に吸殻投入口を設ける細長な吸殻受筒
の一端に吸殻の回収容器を設け、吸殻受筒の内底面に、
コンベアや収容空間内を移動するスクレーパーを設け、
これらの駆動により、吸殻受筒の収容空間内に収容した
吸殻を回収容器内へ移動させ回収していくものであっ
た。又、一端に回収容器を設けない受筒の端に吸引機の
接続口を設け、この接続口に吸引機を接続し、吸引機の
吸引力により吸殻を吸引・回収していくものがあった。
前者のコンベアやスクレーパー式の吸殻回収装置では、
駆動部分が吸殻受筒の収容空間内に広く位置し、吸殻と
接するため吸殻が故障の原因となり易く、又駆動部が複
雑化し製造コストが高かった。更に多数の吸殻を搬送す
るため大きな駆動力が必要でランニングコストが高かっ
た。後者の吸引機で吸殻を吸引・回収する吸殻回収装置
では、構造は簡単であるが、吸引機を作動して吸引・回
収する場合、上面の吸殻投入口から空気が流入するた
め、その分余計に吸引しなければならず、かなり強力な
吸引力が必要であり、ランニングコストが高かった。又
この強力な吸引力をもってしても吸殻受筒の内面に付着
した吸殻を完全に吸引・回収出来るものではなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する第1の課題は従来のこれらの問題点を解消し、吸殻
を容易に且つ確実に回収出来、ランニグコストを下げ、
又故障が少なく耐久性に優れ、更に駆動部のシンプル化
を計り、安価に製作出来る吸殻回収装置を提供すること
にある。第2の課題は、駆動力を小さくしてランニング
コストを下げることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本
発明の構成は、 1) 上面に吸殻の投入口を設け、且つ内部に吸殻を収
容する細長な収容空間を形成する細長な吸殻受筒をガイ
ドに沿って長手方向に摺動自在に設け、前記吸殻受筒の
内底面の一端付近に吸殻落下口を設け、前記吸殻受筒の
摺動を止めるストッパーを設け、前記吸殻受筒を前記ス
トッパー側へ付勢し、前記吸殻受筒を支持して前記スト
ッパーから引き離し且つ所定位置で前記吸殻受筒の支持
を解除することを所定周期で繰り返し行う繰り返し引き
離し手段を設け、この繰り返し引き離し手段で吸殻受筒
を所定位置まで引き離してそのまま支持を解除した後付
勢力でストッパー方向に加速させ、前記ストッパーと衝
突させ、その急停止時の慣性で吸殻を徐々に吸殻落下口
まで移動させて落下させていくことを特徴とする吸殻回
収装置 2) 上面に吸殻投入口を設け、且つ内部に吸殻を収容
する細長な収容空間を形成する細長な吸殻受筒をガイド
に沿って長手方向に摺動自在に設け、前記吸殻受筒の内
底面の一端付近に吸殻落下口を設け、前記吸殻受筒を往
復運動させる往復手段を設け、同往復手段を前記吸殻受
筒の吸殻落下口側への運動の加速度が吸殻と前記吸殻受
筒との摩擦力より小さく、且つ前記吸殻受筒の吸殻落下
口側と反対側への運動の加速度が吸殻と前記吸殻受筒と
の摩擦力より大きくなるものとし、この往復手段により
摩擦力より大きな加速度で前記吸殻受筒を一方向に加速
させ、吸殻を残して前記吸殻受筒だけを相対的に遠方へ
移動させて吸殻の載置位置を移動させ、吸殻を徐々に吸
殻落下口まで移動させて回収していくことを特徴とする
吸殻回収装置 3) 繰り返し引き離し手段として、コマの運動軌跡内
の所定範囲内で吸殻受筒の一部と接触して吸殻受筒を動
かしそれ以外では吸殻受筒の一部と離れるようにサイク
リック運動するコマを設け、ストッパーの位置を付勢さ
れて戻される吸殻受筒の前記一部が前記コマの運動軌跡
範囲内の接触開始位置付近で止まる位置とした前記1)
記載の吸殻回収装置 4) 往復手段として、一端を枢着したリンクの他端に
第1長孔を設け、同第1長孔に吸殻受筒に設けるピンを
遊貫し、前記リンクの中間位置に第2長孔を開口し、同
第2長孔に円運動するピン状のコマを遊貫した構成とし
た前記2)記載の吸殻回収装置 5) 吸殻受筒の吸殻落下口付近の内底面に前記吸殻落
下口側に向けて高くなる傾斜面を設けて消火防煙用液体
を貯水する貯水部を吸殻受筒の内部に形成した前記1)
又は3)記載の吸殻回収装置 6) 吸殻受筒の吸殻落下口付近の内底面に前記吸殻落
下口側に向けて高くなる傾斜面を設けて消火防煙用液体
を貯水する貯水部を吸殻受筒の内部に形成した前記2)
又は4)記載の吸殻回収装置 7) 吸殻受筒とストッパーとの衝突面を衝撃から守る
緩衝手段を設けた1),3),5)いずれか記載の吸殻
回収装置 8) 緩衝手段として、ストッパーの後面を硬めのスプ
リングで支持して前記ストッパーをわずかに後退可能と
した前記7)記載の吸殻回収装置 にある。本発明での繰り返し引き離し手段で引き離され
る吸殻受筒の加速度及び付勢力で戻される吸殻受筒の加
速度は、吸殻と吸殻受筒との間の摩擦より大きくならな
いものとする。但し、引き離される吸殻受筒の加速度に
限っては、吸殻と吸殻受筒との間の摩擦により大きくす
る場合もある。
【0005】
【作用】ストッパー側へ付勢された吸殻受筒を繰り返し
引き離し手段により、支持した状態でストッパーから所
定位置まで引き離し、その後支持を解除して引き離した
位置から付勢力で吸殻受筒をストッパーへ衝突させてい
く吸殻回収装置の発明によれば、吸殻受筒をストッパー
から所定位置まで繰り返し引き離していく繰り返し引き
離し手段によって、ストッパーから所定位置まで引き離
されていくときの吸殻受筒内の吸殻は、吸殻受筒と共に
同一方向へ移動した状態となっているが、支持が解除さ
れ吸殻受筒がストッパー側へ戻され、ストッパーと衝突
した際の急停止による慣性で吸殻が吸殻受筒の吸殻落下
口側へ向けて吸殻受筒の内底面上を移動する。この移動
した吸殻は、前記の繰り返し引き離し手段により再び吸
殻受筒がストッパーと衝突した際に前記と同じ要領で吸
殻受筒の内底面を移動していくので、吸殻受筒内の収容
空間に投入された吸殻は吸殻受筒の吸殻落下口に向けて
ストッパーとの衝突の都度徐々に移動し、全ての吸殻は
吸殻落下口に集められ、吸殻落下口の下方に予め配置さ
せた吸殻回収容器等にその都度落下し回収されていく。
【0006】吸殻受筒を往復手段により、吸殻受筒を吸
殻落下口と反対側への運動の加速度が吸殻と吸殻受筒と
の摩擦力より大きくなるよう往復運動させていく吸殻回
収装置の発明によれば、吸殻受筒が往復手段により吸殻
落下口側へ運動するとき吸殻は吸殻受筒と共に同一方向
へ移動していくが吸殻受筒が往復手段により吸殻落下口
と反対側へ早い速度で運動した際、その吸殻が吸殻受筒
の早い運動についていけずにその場付近に残り、吸殻受
筒だけが吸殻を残して相対的に遠方へ移動するものとな
る。このため、吸殻は吸殻受筒だけが移動した分の距離
程吸殻受筒の内底面を移動したこととなり、吸殻受筒内
の収容空間に投入された吸殻は、吸殻受筒の往復運動の
度に吸殻落下口に向けて徐々に移動し、全ての吸殻は吸
殻落下口に集められ、吸殻落下口の下方に予め配置させ
た吸殻回収容器等に、その都度落下し回収されていく。
【0007】吸殻受筒の吸殻落下口付近の内底面に吸殻
落下口側が高くなるような傾斜面を設けて吸殻受筒の内
部に貯水部を形成していれば、予めこの貯水部に消火防
煙用液体を貯水しておき、投入される吸殻の残り火を消
火させ煙の発生を防ぎ、又吸殻やその他投入されるガム
等の異物の吸殻受筒への付着を防ぎ、吸殻は前記の要領
で吸殻落下口へ集められ、吸殻受筒の内底面の傾斜面を
越えて吸殻落下口から回収されていく。吸殻受筒の貯水
部内の消火防煙用液体は吸殻と共に吸殻落下口から排水
されていくので、貯水量が減れば作業者が吸殻受筒の投
入口等から消火防煙用液体を給水してやればよい。
【0008】
【発明の実施の形態】吸殻受筒の長さは吸殻回収装置の
設置状況よって異なるが、一例としてパチンコ台が15
台程並設された島のパチンコ店に設置する場合の吸殻受
筒の長さは10〜15mが一般的である。又この場合の
収容空間の断面積は約12cm2が一般的である。投入
口は、吸殻受筒の上面に長手方向へ連続して延びるよう
に設ける場合と、吸殻受筒の上面に所定間隔あけて複数
設ける場合がある。収容空間となる吸殻受筒の内面は、
断面が略矩形が一般的であるが、断面が半円形であった
り、長円形であったりしてもよい。収容空間となる吸殻
受筒の内部には、消火防煙用液体を予め貯めておくこと
が望ましく吸殻受筒の内部には貯水部を設けることが望
ましいが、吸殻受筒の内部に貯水部を設けず、防火防煙
用液体を貯めない場合でもよい。吸殻落下口は吸殻受筒
の一端の底壁を開口して形成する場合と、吸殻受筒の一
端の側壁を開口して形成する場合とがある。又吸殻受筒
が長い場合に、吸殻の回収時間を短縮するため吸殻受筒
の途中の内底面に吸殻落下口を複数形成してもよい。
【0009】吸殻受筒のガイドとしては、吸殻受筒を上
から嵌入する陥凹部を設けた細長な箱状のガイドの一端
の端面を開口したものや、ガイドの一端面を開口せず陥
凹部の長さを吸殻受筒の往復運動する長さ以上とし吸殻
落下口と対向するガイド本体の底面を開口したものや、
吸殻受筒の下面又は上面周縁の一部や全部を摺動自在に
把持する複数の把持具から成るものや、1つ又は1対の
レールから成るものや、吸殻受筒の下面に突出部を設
け、この突出部が嵌入する溝を上面に1つ又は複数設け
た板状のガイドから成るもの等がある。又、ガイドと吸
殻受筒との摩擦を小さくするため、互いの接触面間にリ
ニアベアリング・ローラー等を介在しておくことが望ま
しい。
【0010】吸殻受筒をストッパーに付勢するには、一
般的に安価で用意出来るスプリングがよく用いられる。
吸殻受筒の素材としては、一般的にアルミニウムが用い
られる。吸殻受筒には内部に貯水部を設ける場合と、設
けない場合とがあるが、投入された吸殻の残り火を消火
して煙と悪臭の発生を防ぎ、且つ投入される吸殻又はガ
ム等の異物の付着を防止するために吸殻受筒の内部には
消火防煙用液体を貯水しておくことが望ましい。消火防
煙用液体には水や洗浄水等がよく使用され、この洗浄水
には水に消火剤・芳香剤・洗浄等を1つ又は複数混ぜ合
せてもよい。
【0011】請求項1記載の発明での繰り返し引き離し
手段としては、請求項3記載の繰り返し引き離し手段の
ように、コマをサイクリック運動させ、サイクリック運
動するコマで吸殻受筒の一部を支持しながらストッパー
から所定位置まで引き離して所定位置でコマの支持を解
除していくことを繰り返し行っていく場合や、回転する
カム板で吸殻受筒を支持しながらストッパーから所定位
置まで引き離して所定位置でコマの支持を解除していく
ことを繰り返し行っていく場合、吸殻受筒の外表面にラ
ックを設け一部を欠歯した歯車をラックと噛合して構成
した歯車機構によって歯車の回転で吸殻受筒をストッパ
ーから引き離し、歯車の欠歯部分によってラックとの噛
合がなくなり吸殻受筒の支持を解除して吸殻受筒を付勢
力でストッパーと衝突させていく場合等がある。前記の
コマのサイクリック運動は、軌跡が円形状のものが製作
が簡単に行えるので望ましいが、コマの軌跡を楕円形状
のものや三角形・四角形等多角形状のものとしてもよ
い。
【0012】ストッパーと吸殻受筒との衝突面を衝撃か
ら守る緩衝手段としては、硬めのスプリングでストッパ
ーの後面を支持し、ストッパーをやや後退可能とする場
合や、ストッパーと接する吸殻受筒の部分を硬めのスプ
リングで支持してストッパーと接する吸殻受筒の部分を
後退可能とする場合等が安価で製作出来、望ましい。ス
プリングに代えてゴム・発泡樹脂等のクッション材を用
いてもよい。請求項2記載の発明での往復運動手段とし
ては、請求項5記載の発明の往復手段が簡単で安価に製
作出来るのでよく用いられる。
【0013】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1〜6に示す実施例1、及び図7〜11に示す実
施例2は、回転盤の回転により円形状の運動軌跡を描く
サイクリック運動を行うコマとスプリングの付勢力によ
り吸殻受筒をストッパーへ衝突させてその慣性で吸殻を
吸殻落下口へ移動させて吸殻落下口から落下させ、全て
の吸殻を回収していく吸殻回収装置の例である。実施例
1では、ストッパーに緩衝作用のスプリングを備えてい
る。図12〜14に示す実施例3は、吸殻落下口と反対
側へ移動する加速度を吸殻と吸殻受筒との摩擦力より大
きくなる程の早い加速度とし、反対に吸殻落下口側への
移動の加速度を吸殻と吸殻受筒との摩擦力より小さくな
る程の加速度とした往復運動を行う吸殻受筒を備えた吸
殻回収装置の例である。図15,16に示すは、実施例
3での吸殻回収装置で吸殻受筒を往復動させる例の駆動
例である。
【0014】図1は実施例1の吸殻回収装置の設置状態
を示す説明図、図2は実施例1での駆動部分を示す斜視
図、図3は実施例1で吸殻受筒を引き離した後ストッパ
ーへ衝突させていく1サイクルの工程を示す説明図、図
4は実施例1で図3に示す吸殻受筒の1サイクルの工程
における吸殻受筒の加速度を示すグラフ、図5は実施例
1での吸殻受筒・ガイド・摺動部材・仕切板の分解斜視
図、図6は図2でのA−A断面図、図7は実施例2の吸
殻回収装置の設置状態を示す説明図、図8は実施例2で
の駆動部分を示す斜視図、図9は実施例2で吸殻受筒を
引き離した後ストッパーへ衝突させていく1サイクルの
工程を示す説明図、図10は実施例2での吸殻受筒・ガ
イドの分解斜視図、図11は実施例2でガイド内に吸殻
受筒を装着した状態で輪切りした断面図、図12は実施
例3での吸殻回収装置の駆動部分を示す斜視図、図13
は実施例3での吸殻受筒の1サイクルの往復運動を示す
工程図、図14は実施例3で図13に示す吸殻受筒の1
サイクルの工程における吸殻受筒の加速度及び吸殻の摩
擦力を示すグラフ、図15は他の駆動例を示す駆動部分
の斜視図、図16は他の駆動例の1サイクルの駆動状態
を示す工程図である。
【0015】;実施例1(図1〜6参照) 図1〜6中1は吸殻回収装置、2は上面を開放して吸殻
34の投入口5を形成した長さ10〜15m程で内部に
長手方向へ長く延び断面積が12cm2程の収容空間3
を設け且つ一端の側壁を開放したアルミニウム製の吸殻
受筒、3は吸殻受筒2の内部に形成される収容空間、4
は吸殻受筒2の側壁を開放した一端部分に形成される吸
殻落下口、5は吸殻34の投入口、6は吸殻受筒2の内
底面の側壁開口位置に高さが約2cmで開口端から内側
にかけて延びる15度の傾斜面を整形して吸殻受筒2内
に形成した貯水部、7は傾斜面、8は吸殻受筒2と摺動
部材15とを連結する連結プレート、9は同連結プレー
ト8の途中に固定させる仕切板、11は上面を開放し吸
殻受筒2を収容する空間を内部に備え且つ一端の側壁を
開放した箱状のガイド、12はガイド11に取付けられ
吸殻受筒2とガイド11との接触位置に介在されるリニ
アベアリング、15は間隔あけて平行に固定した1対の
固定板間に1対のガイド棒19を設けてこのガイド棒1
9に沿って摺動する摺動部材、16は同摺動部材15の
アーム、17は同摺動部材15の貫通孔、19は同貫通
孔17に挿入され間隔あけて平行に固定した1対の固定
板20間に取付けられる1対のガイド棒、20は1対の
固定板、21はガイド棒19に環装され摺動部材15を
前進方向へ付勢する第1スプリング、22はガイド棒1
9に環装され付勢される摺動部材15を受ける硬い第2
スプリング、23は摺動部材15と当る第2スプリング
22の一端に取付けられ且つガイド棒19に環装された
筒状のストッパー、24は摺動部材15と当る第1スプ
リング21の一端に取付けられ且つガイド棒19に環装
された筒状の受筒、25はアーム16を押して摺動部材
15を進退させていくサイクリック運動するコマ、26
は同コマ25を取付けた回転盤、27は回転盤26を回
転させるモーター、28はネジ孔、29はネジ、30は
吸殻落下口4から落下する吸殻34を受ける回収容器、
31はパチンコ台、32は灰皿、33は灰皿32に設け
る吸殻落し口、34は吸殻、35は水である。
【0016】;実施例1(図1〜6参照) 図1〜6に示す実施例1の吸殻回収装置1は、図2に示
すようにモーター27で回転される回転盤26によって
コマ25が円形の運動軌跡を描くサイクリック運動を行
う。このコマ25がサイクリック運動する場合に、摺動
部材15のアーム16と接触し(図3(a)参照)、そ
のまま押し進んで第1スプリング21を圧迫させながら
吸殻受筒2をガイド11に沿って後退させていく(図3
(b)(c)参照)。吸殻受筒2にはリニアベアリング
12により摩擦なくガイド11に沿って進退する。更に
コマ25がサイクリック運動を行えば、コマ25がアー
ム16から離れ、圧迫された第1スプリング21の付勢
力によって摺動部材15がストッパー23と衝突するま
で前進方向へ加速し、連結プレート8で連結される吸殻
受筒2も加速し、ストッパー23と衝突した際の急停止
による慣性で吸殻34は吸殻落下口4側へ向けて吸殻受
筒2の収容空間3内を短い距離移動し吸殻落下口4付近
の吸殻34は水と共に吸殻落下口4より傾斜面7を乗り
越え回収容器30内へ落下して回収されていく(図3
(d)参照)。
【0017】回転盤26の回転でサイクリック運動する
コマ25と吸殻受筒2との移動距離及び加速度の関係は
図4に示すグラフに表している。角度が0度の場合のコ
マ25の位置は図3(a)に示す位置で、角度が90度
の場合のコマ25の位置は図3(b)に示す位置であ
り、同様に角度が180度の場合は図3(c)、角度が
270度の場合は図3(d)に示している。このグラフ
に示すように、図3(a)から図3(c)にかけての吸
殻受筒2の加速度は吸殻34と吸殻受筒2との間の摩擦
力より小さくしており、吸殻34は吸殻受筒2と共に前
進方向へ移動していく。図3(c)を過ぎ角度が180
度を過ぎると、コマが吸殻受筒2から離れるため、吸殻
受筒2は後退方向へ加速しストッパー23と衝突して急
停止する。ストッパー23との衝突の際硬い第2スプリ
ング22のわずかな後退により、摺動部材15とストッ
パー23との衝突面を保護し、又衝突音や衝突による振
動を抑えている。アーム16摺動部材15がストッパー
23と接触した状態でコマ25の運動軌跡内に位置して
おり、且つアーム16の下端を回転盤26で中心点の高
さ付近で止めているので、吸殻受筒2は回転盤26の直
径の長さ程の距離だけコマ25のサイクリック運動に伴
い繰り返し引き離れ且つストッパー23への衝突を繰り
返し行う。このストッパー23への衝突回数は1分間に
約10〜15回程としているこのため、吸殻落下口4か
ら離れた位置の吸殻34は慣性で徐々に吸殻落下口4側
へ移動し、全ての吸殻は吸殻落下口4へ自動的に集めら
れ、回収容器30内に回収されていく。
【0018】吸殻受筒2の内底面には貯水部6が形成さ
れており、予めこの貯水部6には消火防煙用液体として
水35を貯水しているので、灰皿32の吸殻落し口33
から吸殻受筒2内に投入される吸殻34の残り火を消火
出来、煙・悪臭の発生を防ぐ、又この水35により、吸
殻34をはじめガム等の異物が投入されても吸殻受筒2
の内面に付着することが防げるものとなり、何の障害も
なくスムーズに吸殻落下口4へ吸殻34を移動させてい
ける。又貯水した水35により吸殻34がほぐされるの
で、移動途中に吸殻受筒2内で吸殻34がひっかかる恐
れはない。吸殻34は貯水した水35により吸殻受筒2
との摩擦が小さくなり、ストッパー23への一度の衝突
で移動する距離が長くなる。吸殻受筒2の吸殻落下口4
付近に設ける傾斜面7により貯水した水35の過剰な流
水を防いでいるが、吸殻の通過をさまたげない構造であ
る。
【0019】;実施例2(図7〜11参照) 図7〜11中40は上面を開放して吸殻34の投入口5
を形成した長さ10〜15m程で内部に長手方向へ長く
延び断面積が12cm2程の収容空間3を設け且つ一端
の内底面を開口して吸殻落下口49を形成したアルミニ
ウム製の吸殻受筒、41は吸殻落下口49側に位置する
吸殻受筒40の一端から延ばしたアーム、42は上面を
開放し且つ吸殻受筒40を進退自在に収容可能な長さの
空間を内部に備えしかも吸殻受筒40の吸殻落下口49
と対向する内底面に大きな開口部42aを設けた箱状の
ガイド、42aはガイド42の開口部、43は吸殻受筒
40のアーム41を設けた一端の側面と対向するガイド
42の内側面との間に引張したスプリング、45はガイ
ド42の内側面に設ける硬質の発泡樹脂製のストッパ
ー、46は同ストッパー45と当る吸殻受筒40の受
部、47は吸殻受筒40の内底面の吸殻落下口49位置
に高さが約2cmで吸殻落下口49から内側にかけて延
びる15度の傾斜面48を整形して吸殻受筒40内に形
成した貯水部、48は傾斜面、49は吸殻落下口であ
る。
【0020】図7〜11に示す実施例2の吸殻回収装置
は、ガイド42の内面に設けるストッパー45が硬質な
発泡樹脂製である。又、前記実施例1と同様にして吸殻
受筒40から延びるアーム41をコマ25の運動軌跡内
に位置させ、コマ25のサイクリック運動で、スプリン
グ43を引張させながらアーム41と共に吸殻受筒40
を前進させ、アーム41がコマ25から離れた際にスプ
リング43の収縮力による付勢力で吸殻受筒40をスト
ッパー45側へ加速させこのストッパー45に吸殻受筒
40の受部46を直接衝突させていく。この衝突により
生じる慣性で吸殻受筒40の収容空間3内の吸殻34を
吸殻落下口49へ徐々に移動させ、吸殻落下口49から
ガイド42の開口部42aを介して回収容器30に回収
していく例である。その他の符号・構成や作用・効果は
前記実施例1と同じである。
【0021】;実施例3(図12〜14参照) 図12〜14中53は吸殻受筒40のアーム41の下端
部分から水平に突出させた突出棒、54は一端を固定材
58に枢着し且つ他端に突出棒53を遊貫する第1長孔
56を開口し更に一端偏りの位置にコマ25を遊貫する
第2長孔57を開口したリンク、55は同リンク54の
枢着点、56は同リンク54の第1長孔、57は同リン
ク54の第2長孔、58はリンク54の一端を枢着する
固定材である。図12〜14に示す実施例3は、前記実
施例2での吸殻回収装置において、吸殻受筒40の進退
に必要であるスプリング43・ストッパー45及び吸殻
受筒40の受部46を除去し、更に吸殻受筒40から延
びるアーム41の下端は回転盤26の下端から上方へ離
れ且つ回転盤26の外周内に位置させておく。代って、
リンク54の一端を回転盤26の中心点の下方位置で且
つ回転盤26の外周付近の固定材58に枢着し、このリ
ンク54の第2長孔57のコマ25を遊貫し、更にアー
ム41に設けた突出棒53をリンク54の第1長孔56
に遊貫し、コマ25と吸殻受筒40とを連結させる。こ
のリンク54はコマ25の円形状の運動軌跡を描くサイ
クリック運動により、図13に示すような枢着点55を
中心とした往復運動を行う。リンク54が図13に示す
ように、図13(c)〜図13(e)にかけてリンク5
4が枢着点55を中心として吸殻落下口49と反対側へ
前進して移動する場合、コマ25の移動距離は、コマの
1サイクルの距離の約40%であり、リンクが図13
(a)〜図13(c)へと枢着点55を中心として吸殻
落下口49側へ後退して移動するコマの移動距離より短
いため、コマ25の到達時間が早く、リンク54は早い
加速度で移動し、コマ25のサイクリック運動で吸殻受
筒40が吸殻落下口49と反対側へ早い加速度で摺動さ
れる往復運動となる。
【0022】この吸殻受筒40が吸殻落下口49と反対
側へ前進して摺動する加速度は、図14に示したグラフ
に示すように、吸殻34と吸殻受筒40との摩擦力を小
さくする程の加速度としており、摩擦をなくした吸殻3
4は慣性により吸殻受筒40と共に移動せず、吸殻受筒
40だけが遠方へ吸殻34を残して相対的に移動し、吸
殻34の載置位置が吸殻落下口49付近に移動する。吸
殻受筒40が反対に吸殻落下口49側へ移動する場合、
リンク54の加速度が吸殻34と吸殻受筒40との摩擦
力より大きな加速度とならないので、吸殻34は吸殻受
筒40と共に載置位置をほぼかえずに移動していく。こ
のように、コマ25のサイクリック運動による吸殻受筒
40の往復運動で、吸殻34は全て吸殻落下口49へ自
動的に徐々に集められ、吸殻落下口49から回収容器3
0内へ回収されていく。
【0023】;実施例3における他の駆動例(図15,
16参照) 図15,16に示す他の駆動例では、吸殻受筒40から
アーム41を1対突出させ、このアーム41間に前記実
施例1での摺動部材15を取付け、同摺動部材15を前
記実施例1と同様に1対の固定板20間に水平に延ばし
た1対ガイド棒19に摺動自在に取付け、摺動部材15
と固定板20との間のガイド棒19には、第1スプリン
グ21と第2スプリング22とを前記実施例1と逆にし
て、図面15,16の図面上左側に第1スプリング2
1、右側に第2スプリング22としてそれぞれガイド棒
19に環装させている。又摺動部材15から延びるアー
ム16を支持して押し出していくコマ25も前記実施例
1と逆回転させる。これにより、吸殻受筒の前進速度
は、図16(a)(b)(c)に示すように吸殻34と
吸殻受筒40との摩擦力より小さい加速度であり、吸殻
受筒40の後退速度は図16(d)に示すように第1ス
プリング21の付勢力で吸殻34と吸殻受筒40との摩
擦力より大きい加速度となる。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、吸殻受筒をストッパー
に衝突させ、その急停止による慣性で、又は吸殻受筒を
吸殻落下口と反対側へ早く運動させる早い加速度によ
り、吸殻受筒内に投入された吸殻を自動的に吸殻落下口
へ徐々に移動させて集め、吸殻落下口から徐々に落下さ
せ回収していくので、投入口付近の吸殻受筒内に吸殻が
山積みとなり投入口が閉鎖されることはなくなり、且つ
作業者が吸殻の掃除を行う必要はない。又吸殻受筒の内
部の収容空間内には何ら駆動部がなく、吸殻の付着又は
まき込み等による故障の恐れがなくなり、耐久性のある
ものとなった。吸殻受筒をガイドに沿って移動させてい
くだけの駆動部はシンプル化が計り易く安価な製作が出
来、又ガイドと吸殻受筒との摩擦を小さくすることで、
ランニングコストを大幅に下げることが出来、経済性に
優れるものとなる。吸殻受筒の内部に貯水部を設けて消
火防煙用液体を貯めた場合は、投入される吸殻の残り火
を迅速且つ確実に消火出来、煙・悪臭の発生を防ぎ、周
りの環境を損うことがなくなった。又吸殻と吸殻受筒と
の摩擦が小さくなり且つ消火防煙用液体によりガム等の
異物や吸殻の付着がなくなり、又消火防煙用液体により
吸殻がほぐれ、吸殻の回収効率が大幅に向上するものと
なった。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の吸殻回収装置の設置状態を示す説明
図である。
【図2】実施例1での駆動部分を示す斜視図である。
【図3】実施例1で吸殻受筒を引き離した後ストッパー
へ衝突させていく1サイクルの工程を示す説明図であ
る。
【図4】実施例1で図3に示す吸殻受筒の1サイクルの
工程における吸殻受筒の加速度を示すグラフである。
【図5】実施例1での吸殻受筒・ガイド・摺動部材・仕
切板の分解斜視図である。
【図6】図2でのA−A断面図である。
【図7】実施例2の吸殻回収装置の設置状態を示す説明
図である。
【図8】実施例2での駆動部分を示す斜視図である。
【図9】実施例2で吸殻受筒を引き離した後ストッパー
へ衝突させていく1サイクルの工程を示す説明図であ
る。
【図10】実施例2での吸殻受筒・ガイドの分解斜視図
である。
【図11】実施例2でガイド内に吸殻受筒を装着した状
態で輪切りした断面図である。
【図12】実施例3での吸殻回収装置の駆動部分を示す
斜視図である。
【図13】実施例3での吸殻受筒の1サイクルの往復運
動を示す工程図である。
【図14】実施例3で図13に示す吸殻受筒の1サイク
ルの工程における吸殻受筒の加速度及び吸殻の摩擦力を
示すグラフである。
【図15】他の駆動例を示す駆動部分の斜視図である。
【図16】他の駆動例の1サイクルの駆動状態を示す工
程図である。
【符号の説明】
1 吸殻回収装置 2 吸殻受筒 3 収容空間 4 吸殻落下口 5 投入口 6 貯水部 7 傾斜面 8 連結プレート 9 仕切板 10 欠番 11 ガイド 12 リニアベアリング 13 欠番 14 欠番 15 摺動部材 16 アーム 17 貫通孔 18 欠番 19 ガイド棒 20 固定板 21 第1スプリング 22 第2スプリング 23 ストッパー 24 受筒 25 コマ 26 回転盤 27 モーター 28 ネジ孔 29 ネジ 30 回収容器 31 パチンコ台 32 灰皿 33 吸殻落し口 34 吸殻 35 水 36 欠番 37 欠番 38 欠番 39 欠番 40 吸殻受筒 41 アーム 42 ガイド 42a開口部 43 スプリング 44 欠番 45 ストッパー 46 受部 47 貯水部 48 傾斜面 49 吸殻落下口 50 欠番 51 欠番 52 欠番 53 突出棒 54 リンク 55 枢着点 56 第1長孔 57 第2長孔 58 固定材

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に吸殻の投入口を設け、且つ内部に
    吸殻を収容する細長な収容空間を形成する細長な吸殻受
    筒をガイドに沿って長手方向に摺動自在に設け、前記吸
    殻受筒の内底面の一端付近に吸殻落下口を設け、前記吸
    殻受筒の摺動を止めるストッパーを設け、前記吸殻受筒
    を前記ストッパー側へ付勢し、前記吸殻受筒を支持して
    前記ストッパーから引き離し且つ所定位置で前記吸殻受
    筒の支持を解除することを所定周期で繰り返し行う繰り
    返し引き離し手段を設け、この繰り返し引き離し手段で
    吸殻受筒を所定位置まで引き離してそのまま支持を解除
    した後付勢力でストッパー方向に加速させ、前記ストッ
    パーと衝突させ、その急停止時の慣性で吸殻を徐々に吸
    殻落下口まで移動させて落下させていくことを特徴とす
    る吸殻回収装置。
  2. 【請求項2】 上面に吸殻投入口を設け、且つ内部に吸
    殻を収容する細長な収容空間を形成する細長な吸殻受筒
    をガイドに沿って長手方向に摺動自在に設け、前記吸殻
    受筒の内底面の一端付近に吸殻落下口を設け、前記吸殻
    受筒を往復運動させる往復手段を設け、同往復手段を前
    記吸殻受筒の吸殻落下口側への運動の加速度が吸殻と前
    記吸殻受筒との摩擦力より小さく、且つ前記吸殻受筒の
    吸殻落下口側と反対側への運動の加速度が吸殻と前記吸
    殻受筒との摩擦力より大きくなるものとし、この往復手
    段により摩擦力より大きな加速度で前記吸殻受筒を一方
    向に加速させ、吸殻を残して前記吸殻受筒だけを相対的
    に遠方へ移動させて吸殻の載置位置を移動させ、吸殻を
    徐々に吸殻落下口まで移動させて回収していくことを特
    徴とする吸殻回収装置。
  3. 【請求項3】 繰り返し引き離し手段として、コマの運
    動軌跡内の所定範囲内で吸殻受筒の一部と接触して吸殻
    受筒を動かしそれ以外では吸殻受筒の一部と離れるよう
    にサイクリック運動するコマを設け、ストッパーの位置
    を付勢されて戻される吸殻受筒の前記一部が前記コマの
    運動軌跡範囲内の接触開始位置付近で止まる位置とした
    請求項1記載の吸殻回収装置。
  4. 【請求項4】 往復手段として、一端を枢着したリンク
    の他端に第1長孔を設け、同第1長孔に吸殻受筒に設け
    るピンを遊貫し、前記リンクの中間位置に第2長孔を開
    口し、同第2長孔に円運動するピン状のコマを遊貫した
    構成とした請求項2記載の吸殻回収装置。
  5. 【請求項5】 吸殻受筒の吸殻落下口付近の内底面に前
    記吸殻落下口側に向けて高くなる傾斜面を設けて消火防
    煙用液体を貯水する貯水部を吸殻受筒の内部に形成した
    請求項1又は3記載の吸殻回収装置。
  6. 【請求項6】 吸殻受筒の吸殻落下口付近の内底面に前
    記吸殻落下口側に向けて高くなる傾斜面を設けて消火防
    煙用液体を貯水する貯水部を吸殻受筒の内部に形成した
    請求項2又は4記載の吸殻回収装置。
  7. 【請求項7】 吸殻受筒とストッパーとの衝突面を衝撃
    から守る緩衝手段を設けた請求項1,3,5いずれか記
    載の吸殻回収装置。
  8. 【請求項8】 緩衝手段として、ストッパーの後面を硬
    めのスプリングで支持して前記ストッパーをわずかに後
    退可能とした請求項7記載の吸殻回収装置。
JP11029496A 1996-04-06 1996-04-06 吸殻回収装置 Pending JPH09278143A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009234714A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Sinfonia Technology Co Ltd 部品供給装置
JP2009274852A (ja) * 2008-05-16 2009-11-26 Maruyasu Kikai Kk 振動コンベヤ
CN110844484A (zh) * 2019-11-01 2020-02-28 苏州新长光热能科技有限公司 一种小轨距推料架的导向机构
CN111717606A (zh) * 2020-05-26 2020-09-29 蚌埠学院 一种自动循环往复式推料装置

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