JPS6315979Y2 - - Google Patents

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JPS6315979Y2
JPS6315979Y2 JP1983115086U JP11508683U JPS6315979Y2 JP S6315979 Y2 JPS6315979 Y2 JP S6315979Y2 JP 1983115086 U JP1983115086 U JP 1983115086U JP 11508683 U JP11508683 U JP 11508683U JP S6315979 Y2 JPS6315979 Y2 JP S6315979Y2
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product
shelf
vending machine
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plate
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JP1983115086U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動販売機の商品搬出装置に関し、特
に、ループ状にコンベアを設けた冷凍食品用自動
販売機の商品搬出装置に関する。
従来、この種の自動販売機においては、第1図
の断面図及び第2図の分解斜視図に示されるよう
に、ループ状にスプロケツト3a,3b及び3′
a,3′b(3′bは図示せず)に懸け渡された一
対のチエーンコンベア2aの複数箇所で、所定の
間隔を以て背壁110のある複数の商品載置棚1
がチエーンコンベア2aの固定ピン2bに載置棚
固定穴14でピン結合され、スプロケツト3a,
3bと同軸の回転軸円板11の周縁部に設けた細
穴13に、モータ7の回転軸8に固定したギヤ2
2と噛み合つたギヤ24と同時に回転するギヤ2
3を噛み合せて、チエーンコンベア2aを駆動
し、商品載置棚1を前面において順次下部より上
部に位置する商品搬出位置に移動させるようにな
つている。(例えば、特開昭55−53794号公報参
照) また、商品搬出装置は、第2図乃至第3図の平
面図に示すように、商品送り出し板5を枢軸18
で支持し、軸受板121を介して軸方向に摺動可
能に摺動棒17を設け、この摺動棒17を商品送
り出し板5の上端部に遊合させる。この結果、商
品送り出し板5は、摺動棒17の軸方向の摺動に
より枢軸18の周りに旋回動作する。ところで、
商品送り出し板5の端部52と枠体12との間に
スプリング15が掛けられ、このスプリング15
により商品送り出し板5が待機位置に戻るように
付勢されて、商品が送り出された商品載置棚1の
背壁110と衝突する。
ここで、前面側にある商品載置棚1の背面側に
は、第2図に示されるように、自動販売機に固定
されたガイド板4が配置されており、ガイド板4
は、前面側にある商品載置棚の各々を、その背壁
110でその背面側で摺動し、かつ所定の安定し
た状態に押えるためのガイド部41を有する。
また、摺動棒17にはその摺動方向と直向方向
に突部としてのピン19が挿入され、回転軸8に
もその軸方向と直向方向にピン20を挿通延在さ
せ、ピン20の先端部201を回転軸8から離間
させる。この結果、回転軸8の一回転の間に、回
転軸8のピン20は摺動棒17の突部19に一時
的に結合される。
次に、従来の商品搬出装置の動作を第4図を参
照して更に詳細に説明する。第4図aには待機時
の状態が示されている。この状態から、販売時は
モータ7の回転により、ギヤ22,24及び23
を介して回転円板11を回転させ、チエーンコン
ベア2aを駆動させる。そして、商品載置棚1が
第4図bに示す位置にくると、回転軸8に挿通さ
れたピン20が摺動棒17の突部19に係合さ
れ、摺動棒17がA方向に摺動を始め、従つて商
品送り出し板5の下部53側がB方向に動き出
す。そして商品30aが排出され、第4図cに示
すように、ピン20の先端201が摺動棒17の
突部19を離れると、スプリング15によつて商
品送り出し板5はC方向に付勢され、第4図cの
点線で示すように商品載置棚1の背壁110に衝
突する。そのときチエーンコンベア2aは駆動さ
れたままであり、第4図aの待機位置まで駆動さ
れると、モータ7の停止スイツチ(図示せず)に
よつてモータ7が停止されて販売動作が終了す
る。
しかしながら、上記のような構造では、商品排
出後、商品送り出し板5はスプリング15のみに
よつて急激に待機位置まで戻されるため、商品載
置棚1の背壁110と衝突したとき、商品送り出
し板5がバウンドしてしまう問題があつた(第4
図(c)のC′動作)。このバウンドは、スプリング1
5の強さを変えてもバウンドの減衰量が変化する
だけで最初のバウンド量にはほとんど変化が見ら
れない。ところが、このバウンドの時にも商品3
0aが排出された商品載置棚1aの次の商品載置
棚1bは上昇しているために、商品送り出し板5
の先端部53が次の商品30bに突きささつたり
引つ掛かつたりして、次の商品30bが搬出され
ない場合があつた。特に、容量効率(一定空間内
に収納できる商品数)を上げて収納商品数を上げ
ようとすると、商品間(商品載置棚1と商品30
の余裕)の隙間がなくなり、上記の問題が顕著に
現われた。
本考案の目的は、商品送り出し板のバウンドを
なくして容積効率を向上させることができる自動
販売機の商品搬出機構を提供することにある。
また、商品排出時にチエーンコンベア2aの駆
動のみを止めることにより、商品送り出し板5が
バウンドしても次の商品30bが上昇しないの
で、上記の問題をなくすこともできるが、このよ
うな商品搬出装置では、構造が複雑になつたり、
駆動モータを商品搬出用とコンベア駆動用に分け
る必要があるなどコスト高になつてしまう欠点が
あつた。
従つて、本発明の他の目的は、構造が簡単で構
成部品の少なく安価な自動販売機の商品搬出装置
を提供することにある。
すなわち、本考案者は、商品排出後に商品送り
出し板5がバウンドするのは、前面側にある全て
の商品載置棚1の背壁110の背面側がガイド板
4のガイド部41で押えられているために、衝突
の際の反作用がすべて商品送り出し板5に作用し
てしまうためであると考えた。そこで、本考案で
は、商品載置棚と商品送り出し板との衝突のエネ
ルギをすべて商品載置棚側に吸収させ、商品送り
出し板がバウンドしないようにガイド板の形状を
工夫している。
本考案によれば、ループ状に懸け渡された一対
のチエーンコンベアの複数箇所で、所定の間隔を
以て背壁のある複数の商品載置棚がピン結合さ
れ、前記チエーンコンベアを駆動して、該商品載
置棚を前面において順次下部より上部に位置する
商品排出位置に移動させるとともに、該商品排出
位置に商品送り出し板を配置し、該商品送り出し
板は、枢軸支持されて前記チエーンコンベアの駆
動と連動して該枢軸の回りに旋回動作することで
商品を前記商品載置棚より前方へ送り出す一方、
常に待機状態に戻るようにスプリング付勢され
て、商品が送り出された商品載置棚の前記背壁と
衝突し、前面側にある商品載置棚の背面側には、
自動販売機に固定されたガイド板が配置されてお
り、該ガイド板は、前面側にある商品載置棚の
各々を、その背壁でその背面側で摺動し、かつ所
定の安定した状態に押えるためのガイド部を有す
る自動販売機の商品搬出装置において、前記ガイ
ド部は、上端に切欠部を有し、前記商品送り出し
板が待機状態に戻つたとき衝突する商品載置棚と
衝突しないようにしたことを特徴とする自動販売
機の商品搬出装置が得られる。
このような構成によると、商品排出後、商品送
り出し板は、スプリングによつて待機状態に復帰
するために、商品を排出した商品載置棚の背壁と
衝突するが、その商品載置棚の背面側にはそれを
押えるためのガイド板のガイド部がなく、商品載
置棚はチエーンコンベアのみによつて支えられる
ので、商品送り出し板の衝突した商品載置棚は、
チエーンコンベアの撓みの分だけ後方に移動した
後、スプリングのばね定数、商品載置棚の質量及
びチエーンコンベアの制動係数によつて決定され
るある周波数で振動する。すなわち、チエーンコ
ンベアが緩衝部材として働き、商品送り出し板と
商品載置棚との衝突エネルギが商品載置棚の振動
エネルギに変換される。従つて、商品送り出し板
のバウンドをなくすことができる。
以下図面を参照して本考案の実施例について説
明する。
第5図を参照すると、従来のガイド板4の斜視
図が示されているが、商品送り出し板5が商品載
置棚1aの背壁110と衝突した(第4図c)と
き、商品載置棚1aの背面側がガイド板4のガイ
ド部41で押えられていなければ、衝突のエネル
ギは、上述したように、商品載置棚1aが振動す
ることによつて吸収される。しかし、商品載置棚
1を押えているガイド板4のガイド部41を全体
に渡つて取つてしまうと、商品載置棚1の先端が
下向きに垂れ下がつてしまい別の問題が起き、
又、ガイド部41の奥行きWを全体に渡つて低く
するとチエーンコンベア2aをガイドする部分が
なくなつて、チエーンコンベア2aを駆動するこ
とが困難になる。
第6図を参照すると、本考案の一実施例のガイ
ド板4′の斜視図が示されているが、ガイド板
4′のガイド部41は上端のみを切り欠かれた切
欠部41aを有する。又、第7図を参照すると、
本考案の他の一実施例のガイド板4″が示されて
おり、ガイド板4″のガイド部41は、上側部分
42の奥行きがガイド部4のそれより低くなつた
切欠部41aを有する。このようなガイド板4′
又は4″を用いると、商品載置棚1a(第4図)は
チエーンコンベア2aの固定ピン2b(第2図)
のみで保持されるので、上述したように、商品載
置棚1aは、商品送り出し板5と衝突したとき振
動する。従つて、商品送り出し板5のバウンドを
なくすことができる。
又、第6図及び第7図に示されたH寸法は、第
8図aに示されるように、待機時には商品載置棚
1aの背壁110の下部がガイド板4のガイド部
41で押えられて商品載置棚1aが下向きとなら
ないように、又第8図bに示されるように、販売
動作時には商品載置棚1aがフリーとなるような
寸法が好ましい。というのは、販売動作時(第8
図b)には商品払い出し前に商品30aが滑り落
ちても問題はないし、実際には商品載置棚1aが
その下の商品載置棚1bで押えられるので、商品
載置棚1aは余り下向きに垂れ下ることはない。
上記のように、従来のガイド板4(第5図)を
本考案のガイド板4′又は4″(第6図又は第7
図)に変更すると、第8図cに示されるように、
商品送り出し板5が商品載置棚1の背壁110と
衝突したとき、商品載置棚1aがD方向に振動す
るだけで、従来のような商品送り出し板5のC′方
向のバウンド(第4図c)をなくすことができ
る。
以上の説明で明らかなように、本考案によれ
ば、ループ状に懸け渡された一対のチエーンコン
ベアの複数箇所で、所定の間隔を以て背壁のある
複数の商品載置棚がピン結合され、前記チエーン
コンベアを駆動して、該商品載置棚を前面におい
て順次下部より上部に位置する商品排出位置に移
動させるとともに、該商品排出位置に商品送り出
し板を配置し、該商品送り出し板は、枢軸支持さ
れて前記チエーンコンベアの駆動と連動して該枢
軸の回りに旋回動作することで商品を前記商品載
置棚より前方へ送り出す一方、常に待機状態に戻
るようにスプリング付勢されて、商品が送り出さ
れた商品載置棚の前記背壁と衝突し、前面側にあ
る商品載置棚の背面側には、自動販売機に固定さ
れたガイド板が配置されており、該ガイド板は、
前面側にある商品載置棚の各々を、その背壁でそ
の背面側で摺動し、かつ所定の安定した状態に押
えるためのガイド部を有する自動販売機の商品搬
出装置において、前記ガイド部は、上端に切欠部
を有し、前記商品送り出し板が待機状態に戻つた
とき衝突する商品載置棚と衝突しないようにした
ので、商品販売時の商品送り出し板のバウンドを
抑えることができる構造が簡単で安価な商品搬出
装置を提供でき、又、商品送り出し板のバウンド
がなくなるので、商品間の隙間を小さくでき、容
積効率を向上させることができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の商品搬出装置を示す自動販売機
の断面図、第2図は従来の商品搬出装置の上部を
示す分解斜視図、第3図は商品搬出装置の平面
図、第4図は従来の商品搬出装置の動作を説明す
るための図、第5図は従来のガイド板の斜視図、
第6図は本考案の一実施例のガイド板の斜視図、
第7図は本考案の他の一実施例のガイド板の斜視
図、第8図は本考案の商品搬出装置の動作を説明
するための図である。 1……商品載置棚、2a……チエーンコンベ
ア、2b……固定ピン、3a,3b,3′a,
3′b……スプロケツト、4,4′,4″……ガイ
ド板、5……商品送り出し板、6……商品案内
壁、7……モータ、8……回転軸、9……駆動シ
ヤフト、10……チエーンガイド、11……回転
円板、12……細穴、14……載置棚固定穴、1
5……スプリング、17……摺動棒、18……枢
軸、19……突部、20……ピン、22,23,
24……ギヤ、41……ガイド部、41a……切
欠部、110……背壁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ループ状に懸け渡された一対のチエーンコンベ
    アの複数箇所で、所定の間隔を以て背壁のある複
    数の商品載置棚がピン結合され、前記チエーンコ
    ンベアを駆動して、該商品載置棚を前面において
    順次下部より上部に位置する商品排出位置に移動
    させるとともに、該商品排出位置に商品送り出し
    板を配置し、該商品送り出し板は、枢軸支持され
    て前記チエーンコンベアの駆動と連動して該枢軸
    の回りに旋回動作することで商品を前記商品載置
    棚より前方へ送り出す一方、常に待機状態に戻る
    ようにスプリング付勢されて、商品が送り出され
    た商品載置棚の前記背壁と衝突し、前面側にある
    商品載置棚の背面側には、自動販売機に固定され
    たガイド板が配置されており、該ガイド板は、前
    面側にある商品載置棚の各々を、その背壁でその
    背面側で摺動し、かつ所定の安定した状態に押え
    るためのガイド部を有する自動販売機の商品搬出
    装置において、前記ガイド部は、上端に切欠部を
    有し、前記商品送り出し板が待機状態に戻つたと
    き衝突する商品載置棚と衝突しないようにしたこ
    とを特徴とする自動販売機の商品搬出装置。
JP11508683U 1983-07-26 1983-07-26 自動販売機の商品搬出装置 Granted JPS6025071U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11508683U JPS6025071U (ja) 1983-07-26 1983-07-26 自動販売機の商品搬出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11508683U JPS6025071U (ja) 1983-07-26 1983-07-26 自動販売機の商品搬出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6025071U JPS6025071U (ja) 1985-02-20
JPS6315979Y2 true JPS6315979Y2 (ja) 1988-05-06

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ID=30265787

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11508683U Granted JPS6025071U (ja) 1983-07-26 1983-07-26 自動販売機の商品搬出装置

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JP (1) JPS6025071U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5553794A (en) * 1978-10-17 1980-04-19 Sankyo Denki Co Ltd Merchandise transfer*send out unit in vendor

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5553794A (en) * 1978-10-17 1980-04-19 Sankyo Denki Co Ltd Merchandise transfer*send out unit in vendor

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JPS6025071U (ja) 1985-02-20

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