JPH0110681Y2 - - Google Patents

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JPH0110681Y2
JPH0110681Y2 JP11328184U JP11328184U JPH0110681Y2 JP H0110681 Y2 JPH0110681 Y2 JP H0110681Y2 JP 11328184 U JP11328184 U JP 11328184U JP 11328184 U JP11328184 U JP 11328184U JP H0110681 Y2 JPH0110681 Y2 JP H0110681Y2
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【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、硬貨入出金機等に適用されて硬貨集
積筒内の硬貨をその下端から一枚ずつ投出する装
置に係り、特に硬貨の投出を円滑に行えるように
した硬貨投出装置に関するものである。
「従来の技術」 第17図は、従来の硬貨投出装置の一例を示す
もので、硬貨Cを水平状態に重積収容する硬貨集
積筒41に、その下端を閉塞する底板42が設け
られるとともに、この底板42に硬貨集積筒41
の径方向に沿うスリツト43が設けられ、このス
リツト43から硬貨集積筒41内にその一部を突
出させた押出部材44をスリツト43に沿つて前
後方向(第17図左右方向)に往復動させること
により、前進時の押出部材44に硬貨Cの縁部を
係合させて、硬貨集積筒41の前側(第17図右
側)下端に設けられた投出口45から硬貨Cを一
枚ずつ投出する(押し出す)ようになつている。
また、上記硬貨投出装置と同種の装置としては
「硬貨投出機における硬貨投出装置」(実公昭58−
16041号公報)が公知である。該装置は、重積筒
内に硬貨を整列状態に重積収納し、硬貨投出時に
は硬貨投出部材を作動させることにより、重積筒
内の最下端の硬貨から1枚ずつ投出するようにな
つている。
「考案が解決しようとする問題点」 ところで、上述したような従来の硬貨投出装置
にあつては次のような問題があつた。
第17図に示した硬貨投出装置においては、複
数枚の硬貨Cを投出すべく投出指令がなされる
と、押出部材44が繰り返し往復動させられて連
続的に硬貨が押し出される。このとき、硬貨集積
筒1内では、最下端の硬貨Cが押し出されるたび
に、押し出された硬貨の上に集積されていた硬貨
Cが順次底板2上に落下して押出部材44に係合
するが、硬貨集積筒1内の硬貨Cが残り少なくな
ると(例えば2〜3枚になると)、落下時の衝撃
等によつて硬貨Cが飛び跳ねて押し出し部材44
と係合しにくくなることがある。そして、このよ
うな不具合が生ずると硬貨の投出を円滑に行うこ
とができないという問題があつた。
本考案は上記問題点を解決するもので、硬貨集
積筒内の硬貨残存枚数が少数となつた場合は、投
出動作を中断し空振り動作を行つた後に投出動作
を再開することにより、硬貨の投出を円滑に行う
ことを可能とした硬貨投出装置の提供を目的とす
る。
「問題点を解決するための手段」 上記目的を達成するため、本考案は、硬貨を重
積収容する硬貨集積筒の下端から該硬貨集積筒の
径方向に硬貨を1枚ずつ投出するように構成した
硬貨投出装置において、前記硬貨集積筒の下端で
前記径方向へ沿つて往復動可能に且つ前記下端で
上下動可能に設けられ、前記径方向への往復動に
より硬貨を前記径方向へ押出す投出動作を連続的
に繰返す連続投出動作または投出動作および硬貨
を投出しない空振り動作の両者から成る間歇投出
動作を行う押出部材と、該押出部材を前記径方向
へ往復動させる水平駆動機構と、前記押出部材を
投出動作位置と該投出動作位置より下方の空振り
位置との間で上下動させる垂直駆動機構と、前記
硬貨集積筒内の硬貨の残存枚数を検出すると共に
該検出枚数が所定枚数以下の時は切替信号を出力
する検出手段と、該検出手段から切替信号が出力
された時は前記押出部材による連続投出動作を中
断し、前記押出部材を前記投出動作位置から前記
空振り位置へ移動させ空振り動作をさせた後に、
前記押出部材を前記空振り位置から前記投出動作
位置へ移動させ投出動作を再開させる間歇投出動
作に切替える制御手段とを具備することを特徴と
する。
「作用」 本考案によれば、硬貨集積筒内の硬貨残存枚数
が所定枚数以下となつた時は、連続投出動作から
間歇投出動作に切替えられる。これにより、残存
硬貨の枚数が少なくなつた硬貨集積筒内で硬貨が
飛び跳ねるという不具合が生じた場合において
も、硬貨を静止させるのに十分な空振り動作を行
つた後に投出動作を再開するため、硬貨の投出を
円滑に行なうことができる。
「実施例」 以下、本考案の硬貨投出装置の一実施例を第1
図〜第16図に基づいて説明すると、硬貨集積筒
1の下端を閉塞して底面を形成する底板2に、第
2図の示す如く硬貨集積筒1の径方向に沿うスリ
ツト3が形成されると共に、硬貨集積筒1の下方
に、前記スリツト3に移動自在に係合する板状の
押出部材4が配設され、この押出部材4に、これ
をスリツト3に沿つて前後方向(第1図左右方
向)に移動させる水平駆動機構5と、押出部材4
を上下方向(第1図上下方向)に移動させる垂直
駆動機構6が連設されている。また、硬貨集積筒
1の前後には、硬貨集積筒1内の硬貨Cの残存枚
数を検知するフオトセンサ等の切替センサ7が配
設され、さらに、前記底板2の前方端(第1図右
方端)には、底板2から下方に伸びて押出部材4
の前方を閉塞する前板8が設けられている。
これらについて詳述すれば、前記硬貨集積筒1
は、その内部に収容すべき硬貨Cの金種に応じ
て、その内径D1が硬貨Cの外径D2よりわずかに
大きめに設定されたもので(第5図参照)、例え
ば硬貨入出金機等の機枠9に取付フランジ10を
介して固定されている。そして、硬貨集積筒1の
前側下端には、その周方向に伸びて硬貨Cが一枚
通過し得る幅を有する投出口11と、この投出口
11と交差して上方に伸びる補助排出口12とが
形成され(第3図参照)、且つ後側下端には前記
スリツト3と同じ幅の切欠孔13が形成されてい
る。また、前記補助排出口12の上方位置には、
硬貨集積筒1を前後方向に貫通して、前記切替セ
ンサ7の照射光を透過させる透孔14が形成され
ている。
前記底板2は、取付フランジ10の下端に固定
されるもので、その上面におけるスリツト3の両
側の縁部には、第3図および第12図に示す如く
スリツト3の内方に向かつて下方へ傾斜するテー
パ面15が形成されている。このテーパ面15の
幅T1は、例えば硬貨Cの厚さT2の1/2より大きい
寸法に設定されている。
前記押出部材4は、その前部上端に上方に突出
する突出部16を有すると共に、その下端に下方
に伸びるアーム17を有するもので、底板2の下
側に配設された保持具18に前後方向に移動自在
に取り付けられている。前記保持具18は、第3
図および第4図に示すように押出部材4を挟んで
対向させられる一対の側板部19と、これら側板
部19の下端を相互に連結する連結部20と、側
板部19に前後方向に沿つて穿設された長孔21
とを有するもので、機枠9に固設される取付板2
2等に上下動自在に支持されており、この保持具
18と押出部材4との連結は、押出部材4の側面
に突設された突起23を前記長孔21に摺動自在
に係合させることによつてなされている。そし
て、押出部材4はその待機状態において、第6図
鎖線で示す如く、突出部16がスリツト3の後方
端で底板2の上面より下がつた状態となる位置
(待機位置)に配される。
前記水平駆動機構5は、保持具18の下方でモ
ータ等により第1図矢印イの方向に回転駆動され
る駆動軸24と、この駆動軸24に固定される円
板25と、この円板25の周縁部に突設されて前
記アーム17に係合離脱するピン26と、前記押
出部材4を後方に付勢するばね27とからなるも
のである。そして、この水平駆動機構5は、制御
装置(図示略)または操作者からの指令によつて
作動するようになつており、硬貨集積筒1から硬
貨Cを投出する際には、駆動軸24を回転させな
がらピン26を第1図実線から鎖線の範囲でアー
ム17に係合させることにより、押出部材4を前
記待機位置か前進端位置へ押しやり、しかる後に
ばね27により待機位置に引き戻すとともに、空
になつた硬貨集積筒1に硬貨Cを補給する際に
は、ピン26とアーム17との係合中に駆動軸2
4の回転を停止させて、押出部材4の突出部16
を硬貨集積筒1の中央位置に保持するようになつ
ている。また、硬貨Cの補給直後には、後述する
硬貨排出動作として、押出部材4を少なくとも一
回、待機位置と前進端位置との間で往復させるよ
うになつている。
前記垂直駆動機構6は、保持具18の上端に取
り付けられるロツド28と、このロツド28を上
方に引き上げるソレノイド29と、前記保持具1
8を下方に付勢するばね30とからなるもので、
前記保持具18は、ソレノイド29がOFFのと
き(励磁されないとき)に、ばね30によつて突
出部16を底板2の上面より下がつた状態とする
位置に保持され、かつ、ソレノイド29がONの
ときに、突出部16を硬貨集積筒1内へ硬貨Cの
厚さT2程度突出させる位置まで上昇させられる。
そして、この垂直駆動機構6は、例えばタイミン
グセンサ等によつて前記水平駆動機構5の動作に
連動するようになつており、硬貨Cを投出する際
には、前記切替センサ7から信号が出力された場
合をのぞいて、前記ピン26が第1図実線の位置
に到達したときにソレノイド29を励磁し、ピン
26が第1図鎖線の位置に到達したときに励磁を
解除するとともに、硬貨Cを補給する際には、ソ
レノイド29を繰り返しON,OFFさせるように
なつている。また、硬貨Cの補給直後に水平駆動
機構5が硬貨排出動作を行なう際には、ソレノイ
ド29をOFF状態に保持するようになつている。
前記切替センサ7は、硬貨投出中に硬貨集積筒
1内の硬貨Cが所定枚数(例えば2〜3枚)以下
に減少した場合に、前記垂直駆動機構6の動作を
制御するための信号を前記制御装置(制御手段)
へ出力するものである。即ち、切替センサ7から
信号が出力された場合、前記制御装置は前記信号
に基づき垂直駆動機構6へ動作制御信号を出力す
る結果、垂直駆動機構6は、前記駆動軸24が一
回転する(ピン26が一回転する)度にソレノイ
ド29を一回励磁することをやめて、例えば一回
転おきにソレノイド29を励磁する(一回転おき
にソレノイド29の励磁を休む)ようになつてい
る。
前記前板8は、例えば投出口11の下方に設け
られる搬送路31の側壁となるもので、搬送路3
1の内側の空間と硬貨集積筒1の下側の空間とを
仕切つている。また、前板8には前記スリツト3
および補助排出口12と連通して下方に伸びる長
孔状の排出口32が形成されている。この排出口
32は硬貨Cの厚さT2より大きい幅を有すると
共に、その下端から補助排出口12の上端までの
寸法が硬貨Cの外径D2より大きくなるようにそ
の長さが設定されている。そして、前記搬送路3
1は、第1図においては紙面と直交する方向に移
動する搬送ベルト33を具備し、投出口11から
投出される硬貨Cを受け取つて、硬貨入出金機の
払い出し口等に搬送するようになつている。
尚、図中符号34は投出口11の前方に支点A
を中心として揺動自在に支持された計数片、符号
35は計数片34の揺動によつてON,OFFする
計数センサを示している。
このように構成された硬貨投出装置において、
硬貨集積筒1の投出口11から硬貨Cを投出動作
について説明すると、水平駆動機構5の駆動軸2
4が回転して、タイミングセンサが垂直駆動機構
6のソレノイド29を励磁し、押出部材4がその
待機位置から第5図実線の如く突出部16を硬貨
集積筒1内に突出させる位置まで上昇する。続い
て、押出部材4がその突出部16に硬貨Cの縁部
を係合させながら第5図鎖線の如く前方に移動
し、投出口11から硬貨Cを押し出す。押し出さ
れた硬貨Cは投出口11を通過する際に、前記計
数片34を揺動させるので、計数センサ35によ
つて硬貨投出の確認、及び硬貨の計数がなされ
る。しかる後に、ソレノイド29の励磁が解除さ
れて第6図実線の如く押出部材4がばね30によ
つて引き下げられ、さらに駆動軸24が回転して
ピン26とアーム17との係合が外れ、押出部材
4がばね27によつて後方に引かれて前記待機位
置に戻る。以上のような投出動作を連続的に繰り
返すこと(連続投出動作)により所定枚数の硬貨
Cを投出するものである。
また、前記連続投出動作中等に硬貨集積筒1内
の硬貨Cが、所定枚数以下に減少して飛び跳ね易
くなると、切替センサ7から信号が出力されて硬
貨投出装置の動作が投出動作を間歇的に行なう間
歇投出動作に切り替えられる。即ち、第7図のよ
うに投出動作を一回行なつてからピン26が再び
第1図実線の位置に到達した時、ソレノイド29
は励磁されず、従つて押出部材4は第8図に示す
ように、その突出部16を底板2より下方に保持
した状態で前後に一回往復動し(空振り動作)、
しかる後にピン26が第1図実線の位置に到達し
た時、ソレノイド29が励磁されて第9図のよう
に再び投出動作を行なうものである。つまり、第
7図の投出動作時に硬貨集積筒1内で飛び跳ねた
硬貨Cはこの投出動作に続く第8図の空振り動作
中に静止するので、この空振り動作に続く投出動
作時には押出部材4と確実に係合し、第9図のよ
うに投出口11から押し出されることになる。
次いで、空の状態の硬貨集積筒1に硬貨Cを補
給する場合の動作について説明すると、水平駆動
機構5によつて押出部材4が前方に移動し、第1
0図の如く突出部16が硬貨集積筒1の中央位置
にきたときに駆動軸24の回転が停止し、且つタ
イミングセンサが働いて垂直駆動機構6のソレノ
イド29を繰り返しON,OFFさせる。即ち、押
出部材4がその突出部16を底板2の上面から出
没させるように上下動し、第11図のようにスリ
ツト3やテーパ面15に引つ掛かつた状態の硬貨
Cに衝突してこれを転倒させる。また、第12図
のようにスリツト3の縁部に起立しようとする硬
貨Cは、テーパ面15によつて第11図のように
スリツト3に向かつて倒れかかり、上下動中の押
出部材4に接触することによつて、あるいは、後
から次々に投入される硬貨Cの重みによつて第1
3図のように転倒し水平状態となる。更に、後か
ら投入される硬貨Cは押出部材4が引き起こす振
動によつて転倒させられる。従つて、硬貨集積筒
1内に投入される硬貨Cは順次整列状態に重積さ
れるものである。
一方、硬貨の補給が終了した直後には、押出部
材4が前後動してスリツト3に入り込んだ硬貨C
を前方に排出する。即ち、第14図に示す如く、
前記硬貨補給時に押出部材4の真上に位置して最
後まで転倒しない硬貨Cは、補給終了時に押出部
材4が待機位置に戻ることによつて、第15図に
示すようにスリツト3に入り込む。そして、前記
保持具18の側板部19の間で連結部20と押出
部材4とに支持された状態となる。この時、押出
部材4がその突出部16を底板2より下方に保持
した状態で前方に移動するので、スリツト3内の
硬貨Cは押出部材4によつて前方に押しやられ、
第16図に示す如く排出口32および補助排出口
12を通過して搬送路31上に排出される。そし
て、排出された硬貨Cは、搬送路31によつて例
えば硬貨集積筒1に戻される。ちなみに、この硬
貨排出動作によつて硬貨が排出された場合には、
計数片34が揺動させられるので、排出時の搬送
路31の駆動は計数片34の揺動を条件として行
なうようにればよい。
尚、前記実施例における間歇投出動作は、投出
動作と投出動作との間に空振り動作を一回行なう
こととしたが、これに限るものではなく、硬貨C
が飛び跳ねてから静止するまでに要する時間、及
び押出部材4が一往復する時間等を考慮して、空
振り動作の回数を設定するのが好ましく、例えば
空振り動作後の投出動作で硬貨が投出されない場
合には、次の空振り動作を一回多く行なうように
制御してもよい。また、空振り動作を行なう代わ
りに水平駆動機構5の動作をとめるようにしても
よい。更に、計数センサ35等を切替センサとし
て用い、硬貨Cの投出枚数から硬貨集積筒1内の
残存枚数を逆算するようにしてもよい。
「考案の効果」 以上説明したように本考案によれば、硬貨集積
筒の下端で該硬貨集積筒の径方向へ沿つて往復動
可能に且つ前記下端で上下動可能に設けられ、前
記径方向への往復動により硬貨を前記径方向へ押
出す投出動作を連続的に繰返す連続投出動作また
は投出動作および硬貨を投出しない空振り動作の
両者から成る間歇投出動作を行う押出部材と、該
押出部材を前記径方向へ往復動させる水平駆動機
構と、前記押出部材を投出動作位置と該投出動作
位置より下方の空振り位置との間で上下動させる
垂直駆動機構と、前記硬貨集積筒内の硬貨の残存
枚数を検出すると共に該検出枚数が所定枚数以下
の時は切替信号を出力する検出手段と、該検出手
段から切替信号が出力された時は前記押出部材に
よる連続投出動作を中断し、前記押出部材を前記
投出動作位置から前記空振り位置へ移動させて空
振り動作をさせた後に、前記押出部材を前記空振
り位置から前記投出動作位置へ移動させ投出動作
を再開させる間歇投出動作に切替える制御手段と
を具備する構成としたので、以下の効果を奏す
る。
残存硬貨の枚数が少なくなつた硬貨集積筒内で
落下時の衝撃等により硬貨が飛び跳ねるという不
具合が生じた場合においても、硬貨が静止するの
に十分な空振り動作を行つた後に投出動作を再開
するため、硬貨の投出を円滑に行なうことができ
る。これにより硬貨処理能率の向上を達成するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第16図は本考案の一実施例を示すも
ので、第1図は縦断面図、第2図は第1図の−
線矢視図、第3図は一部を省略した正面図、第
4図は保持具の一部を断面にした側面図、第5図
および第6図は投出動作を説明する一部を省略し
た縦断面図、第7図〜第9図は間歇投出動作を説
明する一部を省略した縦断面図、第10図は硬貨
補給時の動作を説明する一部を省略した縦断面
図、第11図は第10図のXI−XI線矢視図、第1
2図および第13図は第11図と同様の矢視図、
第14図〜第16図は硬貨排出動作を説明する一
部を省略した縦断面図、第17図は従来の硬貨投
出装置を示す要部の縦断面図である。 1……硬貨集積筒、2……底板、3……スリツ
ト、4……押出部材、5……水平駆動機構、6…
…垂直駆動待機、7……切替センサ(検出手段)、
11……投出口、16……突出部、26……ピ
ン、29……ソレノイド、C……硬貨。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 硬貨を重積収容する硬貨集積筒の下端から該硬
    貨集積筒の径方向に硬貨を1枚ずつ投出するよう
    に構成した硬貨投出装置において、 前記硬貨集積筒の下端で前記径方向へ沿つて往
    復動可能に且つ前記下端で上下動可能に設けら
    れ、前記径方向への往復動により硬貨を前記径方
    向へ押出す投出動作を連続的に繰返す連続投出動
    作または投出動作および硬貨を投出しない空振り
    動作の両者から成る間歇投出動作を行う押出部材
    と、 該押出部材を前記径方向へ往復動させる水平駆
    動機構と、 前記押出部材を投出動作位置と該投出動作位置
    より下方の空振り位置との間で上下動させる垂直
    駆動機構と、 前記硬貨集積筒内の硬貨の残存枚数を検出する
    と共に該検出枚数が所定枚数以下の時は切替信号
    を出力する検出手段と、 該検出手段から切替信号が出力された時は前記
    押出部材による連続投出動作を中断し、前記押出
    部材を前記投出動作位置から前記空振り位置へ移
    動させ空振り動作をさせた後に、前記押出部材を
    前記空振り位置から前記投出動作位置へ移動させ
    投出動作を再開させる間歇投出動作に切替える制
    御手段と を具備してなる硬貨投出装置。
JP11328184U 1984-07-25 1984-07-25 硬貨投出装置 Granted JPS6130163U (ja)

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JPH082758Y2 (ja) * 1987-10-02 1996-01-29 ローレルバンクマシン株式会社 双方向硬貨払い出し機

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