JPH09327007A - 携帯型テレビ電話 - Google Patents

携帯型テレビ電話

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JPH09327007A
JPH09327007A JP8143843A JP14384396A JPH09327007A JP H09327007 A JPH09327007 A JP H09327007A JP 8143843 A JP8143843 A JP 8143843A JP 14384396 A JP14384396 A JP 14384396A JP H09327007 A JPH09327007 A JP H09327007A
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portable videophone
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Koichi Asada
晃一 浅田
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/14Systems for two-way working
    • H04N7/141Systems for two-way working between two video terminals, e.g. videophone
    • H04N7/142Constructional details of the terminal equipment, e.g. arrangements of the camera and the display
    • H04N2007/145Handheld terminals

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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易に画像を見ながら通話でき、且つ使い勝
手の良い携帯型テレビ電話を提供する。 【解決手段】 画像及び音声信号を送受信可能な携帯型
テレビ電話において、装置本体22に対して、画像撮像
用カメラ5を有するカメラユニット23を分離可能に設
け、該装置本体22とカメラユニット23との間で画像
データを送受信するための光通信手段24,25,2
7,28を設けるとともに、上記装置本体22に、画像
を投影するための画像投射手段26と、該画像投射手段
26により画像を投射する方向を可変するための投射方
向可変手段とを一体的に設けてなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像及び音声デー
タを送受信可能な携帯型テレビ電話に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビ電話装置においては、LS
I技術の進歩により、画像処理系の回路が大幅に集積さ
れ、小型・低消費電力化が可能になるとともに、コード
レス化,携帯化が進み、本体に小型の液晶ディスプレイ
(以下、LCDと称す)と超小型CCDカメラとを一体
化した構造の携帯型テレビ電話が開発されている。
【0003】従来のこの種の携帯型テレビ電話につい
て、図5及び図6を参照して説明する。図5は従来の携
帯型テレビ電話を示す外観説明図であり、図5におい
て、1は無線電波の送受信をするアンテナ、2は電話番
号等を入力するキー操作部、3は音声を入力するマイ
ク、4はキー操作部3より入力された電話番号等或いは
相手側から送られてくる文字,画像情報を映す表示部で
あるLCD、5は装置本体側の使用者の画像情報を相手
側に送るための撮像部であるCCDカメラ、6はスピー
カーホンとして受話音を出力するスピーカーである。
【0004】図6は従来の携帯型テレビ電話の概略構成
を示すブロック図であり、図6において、7は回線の電
波を送受するRF部、8は音声と画像とのデータを多重
・分解する音声・画像多重/分解部、9は音声データの
圧縮・伸張を行う音声コーデック、10はマイク3及び
スピーカー6に対して音声の入出力を行う音声I/O部
である。
【0005】11は画像データの圧縮・伸張を行う画像
コーデック、12は表示用のフレームメモリ、13はC
CDカメラ5からの画像データを一時的に蓄えておくバ
ッファ、14はキー操作部3からの入力に基づいてシス
テム全体の制御を行うシステム制御部である。
【0006】上記のように構成してなる携帯型テレビ電
話においては、まずアンテナ1を介して回線より受信し
た電波をRF部7で復調し、音声・画像多重/分解部8
で音声データと画像データとに分解する。画像データは
画像コーデック11で伸張された後、フレームメモリ1
2に書き込まれ、LCD4に表示される。一方、音声デ
ータは音声コーデック9により伸張された後、音声I/
O部10で音声信号に変換されて、スピーカー6より出
力される。
【0007】また、CCDカメラ5より随時取り込まれ
る画像データはバッファ13から読み出されて、画像コ
ーデック11で圧縮されるとともに、マイク3より入力
された音声信号は音声I/O部10で音声データに変換
され、音声コーデック9で圧縮される。これらは、音声
・画像多重/分解部8で多重化処理された後、RF部7
で変調されてアンテナ1を介して回線に電波が出力され
る。
【0008】すなわち、装置本体に内蔵されたLCD4
に受信した相手側の映像が映し出され、装置本体側の使
用者の映像は内蔵CCDカメラ5によって撮像されて相
手に送信されるため、装置本体を顔に近接した状態で通
話しなければならない。従って、音声の通話はハンズフ
リー機能、またはイヤホン・マイク等により行う必要が
ある。
【0009】また、通話中に画像を見ることができない
という問題を解決するために、表示部と通話部とを分離
可能にした無線テレビ電話が、特開平7−46556号
公報にて提案されている。これは、図7に示すように、
音声通話部15と画像映像部16とを光変調信号で結合
して、信号の非接触化を図り、物理的に分離できるよう
にするとともに、画像映像部16の画面サイズを大きく
するために、外部に設けた投影用スクリーン17に投影
できる機能を設けてなるものである。
【0010】さらに、携帯型ではないが、映像信号変調
部と映像信号復調部とを備えた装置本体に対して、映像
入力部と送画ボタンとを有する映像ユニットとを有線で
分離可能とした電話端末装置が、特開平1−14966
4号公報にて、コードレスTV電話機本体に対して、小
型液晶TV受信機及び会話用ハンドセットを着脱可能と
し、相互間を無線でつないだコードレステレビ電話機
が、特開平6−46413号公報にてそれぞれ提案され
ている。
【0011】これらは、装置本体と離れたところにある
被写体の画像を相手に送信したり、装置本体とは離れた
ところで相手側の画像を見ながら通話することを可能と
するものである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5及
び図6とともに上述した従来の携帯型テレビ電話におい
ては、装置本体と撮像部5及び表示部4が一体に構成さ
れているので、テレビ電話として使用することはできる
が、装置本体を顔の前に持ってきて通話しなければなら
ず、従って本体に内蔵されたマイク3から使用者の音声
を入力し、スピーカー6から相手側の音声を出力する所
謂ハンズフリー機能によって行う必要がある。
【0013】このハンズフリー機能の実現は容易である
が、実際の使用環境を考えた場合、周囲の雑音が多い屋
外等では、使用者の声が内蔵マイク3で充分に拾えな
い、スピーカー6からの相手側の声が聞き取りにくいな
どの障害が発生するばかりでなく、スピーカー6からの
音声が第3者に聞かれたり、表示部4に映った画像が第
3者に見られる可能性が高く、機密性が損なわれるとい
う問題がある。
【0014】尚、ハンズフリー機能を用いずに通常の電
話機のようにハンドセットを耳元、口元に近づけた場
合、表示部4が顔の側部に近接した状態となり、テレビ
電話としては使用できない。
【0015】一方、装置本体にイヤホン・マイクを接続
することにより、ハンズフリー機能を用いることによる
障害をなくすことは可能であるが、テレビ電話のために
わざわざイヤホンを耳につけるか、或いは付け放しにし
ておかなければならず、使い勝手が非常に悪いという問
題があった。
【0016】また、特開平7−46556号公報に記載
のものは、音声通話部15から切り離された画像映像部
16を机上などに置いてスクリーン17に投影するもの
であるが、屋外での携帯時などで画像映像部16の置き
場所がない場合は、音声通話部15を持っていない方の
手で画像映像部16を持つ必要がある。即ち、受信した
画像を見るだけで、装置本体側の画像は撮像しないよう
な用途では、音声通話部15と画像映像部16とを一体
型で使用した方が便利であるが、この場合、通話中に画
像を投影して見ることは困難であり、通話部15と画像
映像部16とを分離したことがかえって使い勝手を悪く
するという問題がある。
【0017】さらに、特開平1−149664号公報の
もの(卓上型であり携帯型ではない)の場合、装置本体
と映像ユニットとがケーブルで接続されているため、使
い勝手の面で問題がある。
【0018】そしてまた、特開平6−46413号公報
のもの(卓上型であり携帯型ではない)の場合、コード
レスTV電話機本体と小型液晶TV受信機との間を電波
を使って無線化しているため、画像データの伝送のため
には広い帯域を必要とし、このためのハードウエア規模
が大きくなり、コストの増大を招来するとともに、携帯
型機器に必要な小型化、低消費電力化の大きな妨げにな
ってしまうという問題がある。
【0019】さらに、電波を外部より盗聴され易いた
め、コードレスTV電話機本体と小型液晶TV受信機と
の間の伝送路で画像データの機密性が失われ易いという
問題の他、電波を用いる上での他機器への影響、法規上
での規制など様々な問題があり、実用的ではない。
【0020】本発明は、上述したような点に鑑みてなさ
れたものであり、容易に画像を見ながら通話でき、且つ
使い勝手の良い携帯型テレビ電話を提供することを目的
とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】本願請求項1に記載の発
明に係る携帯型テレビ電話においては、装置本体に対し
て、画像撮像用カメラを有するカメラユニットを分離可
能に設け、該装置本体とカメラユニットとの間で画像デ
ータを送受信するための光通信手段を設けるとともに、
上記装置本体に、画像を投影するための画像投射手段
と、該画像投射手段により画像を投射する方向を可変す
るための投射方向可変手段とを一体的に設けてなるもの
である。
【0022】すなわち、通話部を有する装置本体に、投
射方向を任意に可変できる画像投射手段を一体的に設け
ているので、装置本体を顔に近接した状態で通話しなが
ら身近な周辺の平面、例えば壁、メモ帳やノートなどに
画像を投影することにより、画像を見ることができる。
また、コードレスなカメラユニットを周辺のどこかに固
定するか、装置本体を持っていない方の手で持つことに
より、好きな位置から装置本体側の画像を撮像して、光
通信手段により装置本体に送信することが可能である。
【0023】本願請求項2に記載の発明に係る携帯型テ
レビ電話においては、装置本体に対して、画像撮像用カ
メラ及び画像表示部を有する撮像・表示ユニットを分離
可能に設け、該装置本体と撮像・表示ユニットとの間で
画像データを送受信するための光通信手段を設けるとと
もに、上記画像撮像用カメラの光軸を装置本体のある方
向に一致させるカメラ方向調整手段と、上記画像表示部
の視野角の中心を装置本体のある方向に一致させる視野
角調整手段とを設けてなるものである。
【0024】これによって、画像撮像用カメラの光軸及
び画像表示部の視野角の中心を装置本体のある通話者の
顔の方向へ自動的に向けることが可能であるので、装置
本体と撮像・表示ユニットとの相対的な位置関係の制約
を緩和することができ、より使い勝手を向上させること
ができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の携帯型テレビ電話
の第1の実施形態について、図1及び図2とともに説明
するが、上記従来例と同一部分には同一符号を付し、そ
の説明は省略する。ここで、図1は本実施形態の携帯型
テレビ電話を示す外観説明図、図2は本実施形態の携帯
型テレビ電話の概略構成を示すブロック図である。
【0026】本実施形態の携帯型テレビ電話は、図1に
示すように、アンテナ1、マイク3、スピーカー6、キ
ー操作/表示部21を有する通信機本体22と、CCD
カメラ5を有するカメラユニット23とを着脱可能に設
けるとともに、通信機本体22に光信号の受光部24
を、カメラユニット23に光信号の発光部25をそれぞ
れ設けることにより、通信機本体22とカメラユニット
23との間を光通信可能に構成している。
【0027】また、通信機本体22には画像を投射する
ための画像投影レンズ26を設けており、図示しない投
射方向可変機構により投影レンズ26を可動させて、画
像を投射する方向を任意に可変した上で、周辺の適当な
平面に画像を投影して視認することができる。
【0028】さらに、本実施形態の携帯型テレビ電話
は、図2に示すように、受光部24で受信した光信号を
光電変換して音声・画像多重/分解部8に出力する光通
信I/F27と、画像圧縮コーデック11bで圧縮され
た撮像画像データを光信号に変換して発光部25に出力
する光通信I/F28と、画像伸張コーデック11aで
伸張された画像データを投影レンズ26より投射するた
めの投射制御部29とを設けている。
【0029】上記のように構成してなる携帯型テレビ電
話において、テレビ電話として使用する場合には、通信
機本体22を通常の携帯電話機と同様に一方の手で持ち
通話を行うとともに、カメラユニット23を他方の手で
持つか或いは何かの台上に置くなどして、通信機本体2
2に内蔵された受光部24とカメラユニット23に内蔵
された発光部25との間で通信が可能な位置に固定す
る。
【0030】送信処理において、送信画像はカメラユニ
ット23に内蔵されたCCDカメラ5により撮像され、
一時的にメモリ13に記憶された後、画像圧縮コーデッ
ク11bで圧縮符号化され、光通信I/F28にて光通
信のフォーマットに変換、変調されて、光信号の発光部
25より発信される。
【0031】発光部25より発信された光信号は、通信
機本体22の受光部24で受信され、光通信I/F27
にて復調、エラー訂正等の処理が施された後、音声・画
像多重/分解部8でマイク3から入力され音声コーデッ
ク9で圧縮符号化された音声データと多重化され、RF
部7で変調されてアンテナ1を介して回線に送信され
る。
【0032】一方、受信処理は上記送信処理と並行して
次のように行われる。アンテナ1を介して受信された受
信データは、RF部7で復調された後、音声・画像多重
/分解部8で音声データと画像データとに分離される。
音声データは音声コーデック9で伸張された後、音声I
/O部10にて音声信号に変換されて、スピーカー6か
ら出力され、また画像データは画像伸張コーデック11
aで元の画像データに伸張されて一時的にメモリ12に
蓄えられた後、投射制御部29により投影するための処
理が施され、投影レンズ26によって外部の平面に拡大
投影される。
【0033】ところで、通常の通話状態では、通信機本
体22は通話者の耳元に位置しているので、投影される
画像は通話者から見て斜め下方に見える。しかし、通信
機本体22の持ち方によっては、顔の真下に投影される
こともあるため、投影レンズ26を投影方向の中心に対
して上下左右方向に可動させる投射方向可変機構(図示
せず)を設けている。これによって、通信機本体22の
持ち方に拘わらず、常に通話者にとって最適な位置に画
像を投影することができる。
【0034】以上がテレビ電話として使用する際の動作
であるが、通信機本体22は画像の送受信のない通常の
音声のみの携帯電話としても使えることは言うまでもな
く明らかである。
【0035】次に、本発明の携帯型テレビ電話の第2の
実施形態について、図3及び図4とともに説明するが、
上記従来例と同一部分には同一符号を付し、その説明は
省略する。ここで、図3は本実施形態の携帯型テレビ電
話を示す外観説明図、図4は本実施形態の携帯型テレビ
電話の概略構成を示すブロック図である。
【0036】本実施形態の携帯型テレビ電話は、図3に
示すように、アンテナ1、マイク3、スピーカー6、キ
ー操作/表示部21を有する通信機本体32と、LCD
4、CCDカメラ5、使用者の手首に装着可能な装着部
36を有する撮像・表示ユニット33とを着脱可能に設
けるとともに、通信機本体32に光信号の送受光部34
を、撮像・表示ユニット33に光信号の送受光部35を
それぞれ設けることにより、通信機本体32と撮像・表
示ユニット33との間を光通信可能に構成している。
【0037】また、本実施形態の携帯型テレビ電話は、
図4に示すように、送受光部34で受信した光信号を光
電変換して音声・画像多重/分解部8に出力するととも
に、音声・画像多重/分解部8からの画像データを光信
号に変換する光通信I/F37と、画像圧縮コーデック
11bで圧縮された撮像画像データを光信号に変換して
送受光部35に出力するとともに、送受光部35で受信
した光信号を復調して画像伸張コーデック11aに出力
する光通信I/F38とを設けている。
【0038】さらに、送受光部38で受信した光信号よ
り通信機本体32のある方向を検出する方向検出部39
と、該方向検出部39で検出された通信機本体32のあ
る方向に基づいて、CCDカメラ5の光軸の向きを制御
するカメラ方向制御部40と、通信機本体32のある方
向に基づいて、LCD4の視野角の中心の向きを制御す
る液晶視野角制御部41とを設けている。
【0039】上記のように構成してなる携帯型テレビ電
話において、テレビ電話として使用する場合には、通話
者は腕時計のように撮像・表示ユニット33の装着部3
6を手首に装着するとともに、もう一方の手で通信機本
体32を通常の携帯電話機と同様に耳元に保持する。
【0040】送信処理において、送信画像は撮像・表示
ユニット33に内蔵されたCCDカメラ5により撮像さ
れ、一時的にメモリ13に記憶された後、画像圧縮コー
デック11bで圧縮符号化され、光通信I/F28にて
光通信のフォーマットに変換、変調されて、光信号の送
受光部35より発信される。
【0041】送受光部35より発信された光信号は、通
信機本体32の送受光部34で受信され、光通信I/F
37にて復調、エラー訂正等の処理が施された後、音声
・画像多重/分解部8でマイク3から入力され音声コー
デック9で圧縮符号化された音声データと多重化され、
RF部7で変調されてアンテナ1を介して回線に送信さ
れる。
【0042】一方、受信処理は上記送信処理と並行して
次のように行われる。アンテナ1を介して受信された受
信データは、RF部7で復調された後、音声・画像多重
/分解部8で音声データと画像データとに分離される。
音声データは音声コーデック9で伸張された後、音声I
/O部10にて音声信号に変換されて、スピーカー6か
ら出力される。
【0043】また、画像データは光通信I/F37で光
通信のフォーマットに変換、変調されて、送受光部34
から発信される。送受光部34からの光信号は撮像・表
示ユニット33の送受光部35で受信され、光通信I/
F38で復調、エラー訂正等の処理を施されて、画像伸
張コーデック11aで元の画像データに伸張されて一時
的にメモリ12に蓄えられた後、LCD4にて表示され
る。
【0044】すなわち、受信した相手側の画像は手首に
装着した撮像・表示ユニット33のLCD4に映し出さ
れ、通信機本体32側の使用者の画像は撮像・表示ユニ
ット33のCCDカメラ5により撮像され送信される。
どちらの画像データも圧縮された状態で光信号によっ
て、通信機本体32と撮像・表示ユニット33との間を
通信される。
【0045】ところで、腕に固定した撮像・表示ユニッ
ト33と耳元に持っている通信機本体32との相対的な
位置関係によっては、LCD4の表示画像が視野角の関
係で見ずらかったり、CCDカメラ5により撮像された
画像に使用者の顔が入らなかったりする不具合が想定さ
れる。この状態では通信機本体32は通話者の耳元にあ
るので、撮像・表示ユニット33から見て通信機本体3
2のある方向に通話者の顔、目が位置することとなる。
【0046】従って、撮像・表示ユニット33の方向検
出部39で送受光部35で受信する光信号が一番強くな
る方向を検出し、この情報に基づいて、カメラ方向制御
部39によりCCDカメラ5の光軸が通信機本体32の
ある方向に一致するように自動調整するとともに、液晶
視野角制御部40によりLCD4の視野角の中心が通信
機本体32のある方向に一致するように自動調整する。
これによって、常に通話者にとって最適な状態で画像の
撮像及び視認をすることができる。
【0047】以上がテレビ電話として使用する際の動作
であるが、通信機本体32は画像の送受信のない通常の
音声のみの携帯電話としても使え、撮像・表示ユニット
33は画像の送受信を行わないときはディジタル腕時計
として機能させることができる。また、この実施形態に
おいては、撮像・表示ユニット33を腕時計のように手
首に装着するようにしているので、撮像・表示ユニット
33の持ち運びや設置の手間がかからず、携帯電話で通
話しながら腕時計を見ているような自然な姿勢で使用す
ることが可能であり、より使い勝手を向上させることが
できる。
【0048】尚、上記本発明の実施形態においては、画
像データの圧縮・伸張を行う画像コーデック11を設け
た構成としているが、これを備えず非圧縮データで通信
を行うようにしても良いことは言うまでもない。また、
画像データとしては動画、静止画を問わず、テレビ電話
の画像として利用され得る如何なる画像データであって
も良いことは明らかである。
【0049】
【発明の効果】本願請求項1の発明に係る携帯型テレビ
電話は、装置本体に対して分離可能なカメラユニットを
周辺のどこかに固定するか、装置本体を持っていない方
の手で持つことにより、好きな位置から装置本体側の画
像を撮像して、光通信手段により装置本体に送信するこ
とが可能である。これにより、使用者の顔のみならず、
様々な映像を撮像して相手に送信することができる。
【0050】また、装置本体に投射方向を任意に可変で
きる画像投射手段を一体的に設けているので、装置本体
を顔に近接した状態で通話しながら身近な周辺の平面、
例えば壁、メモ帳やノートなどに画像を投影することに
より、画像を見ることができる。これにより、ハンズフ
リー機能やイヤホン・マイクを用いることなく、通話し
ながら容易に画像を視認することができる。
【0051】さらに、投射方向を任意に可変できる画像
投射手段は装置本体に一体的に設けられているので、屋
外での使用時などに表示部の固定場所で困ることなく、
片手で装置本体を持ち通話しながら投影画像を最適に視
認することが可能である。
【0052】本願請求項2の発明に係る携帯型テレビ電
話においては、通話時にも装置本体と撮像・表示ユニッ
トとの相対的な位置関係を保つことができ、障害物等に
よる光無線通信の画像データのエラーも少なくすること
ができるので、使い勝手を向上させることが可能であ
る。
【0053】本願請求項3の発明に係る携帯型テレビ電
話においては、撮像・表示ユニットを身体の一部に装着
して、通常の携帯電話の使用状態と同様に自然な姿勢で
テレビ電話を使うことが可能であるばかりでなく、撮像
・表示ユニットの持ち運びや置き場所の配慮の必要がな
く、使い勝手を大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の携帯型テレビ電話の第1の実施形態を
示す外観説明図である。
【図2】本発明の携帯型テレビ電話の第1の実施形態に
おける概略構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の携帯型テレビ電話の第2の実施形態を
示す外観説明図である。
【図4】本発明の携帯型テレビ電話の第2の実施形態に
おける概略構成を示すブロック図である。
【図5】従来の携帯型テレビ電話を示す外観説明図であ
る。
【図6】従来の携帯型テレビ電話における概略構成を示
すブロック図である。
【図7】従来の他の携帯型テレビ電話を示す外観説明図
である。
【符号の説明】
1 アンテナ 3 マイク 4 LCD 5 CCDカメラ 6 スピーカー 7 RF部 8 音声・画像多重/分解部 9 音声コーデック 10 音声I/O部 11a 画像伸張コーデック 11b 画像圧縮コーデック 12 メモリ 13 メモリ 21 キー操作/表示部 22 通信機本体 23 カメラユニット 24 受光部 25 発光部 26 投影レンズ 27 光通信I/F 28 光通信I/F 29 投射制御部 32 通信機本体 33 撮像・表示ユニット 34 送受光部 35 送受光部 36 装着部 37 光通信I/F 38 光通信I/F 39 方向検出部 40 カメラ方向制御部 41 液晶視野角制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像及び音声信号を送受信可能な携帯型
    テレビ電話において、 装置本体に対して、画像撮像用カメラを有するカメラユ
    ニットを分離可能に設け、 該装置本体とカメラユニットとの間で画像データを送受
    信するための光通信手段を設けるとともに、 上記装置本体に、画像を投影するための画像投射手段
    と、 該画像投射手段により画像を投射する方向を可変するた
    めの投射方向可変手段とを一体的に設けたことを特徴と
    する携帯型テレビ電話。
  2. 【請求項2】 画像及び音声信号を送受信可能な携帯型
    テレビ電話において、 装置本体に対して、画像撮像用カメラ及び画像表示部を
    有する撮像・表示ユニットを分離可能に設け、 該装置本体と撮像・表示ユニットとの間で画像データを
    送受信するための光通信手段を設けるとともに、 上記画像撮像用カメラの光軸を装置本体のある方向に一
    致させるカメラ方向調整手段と、 上記画像表示部の視野角の中心を装置本体のある方向に
    一致させる視野角調整手段とを設けたことを特徴とする
    携帯型テレビ電話。
  3. 【請求項3】 上記請求項2に記載の携帯型テレビ電話
    において、 上記撮像・表示ユニットは、使用者の身体の一部に装着
    可能とされたことを特徴とする携帯型テレビ電話。
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