JP2009533951A - 人間工学的画像映写システムを備える携帯電話 - Google Patents

人間工学的画像映写システムを備える携帯電話 Download PDF

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Abstract

ハンドセット(12)と、双方向通話の期間中にユーザー(14)が見ることが可能な表示面(48)上に、待機時の発信者番号データなどのデータの視覚画像(46)を形成するように構成された画像映写システム(44)と、を含む携帯電話。ハンドセット(12)はまた、スピーカー(26)、マイクロフォン(28)、従来の電話回路(38)およびキーボード(32)も含む。画像映写システム(44)は、電話回路(38)から信号を受信し、そのデータを表すパターン(46’’)を生成し、そのパターン(46’’)を視覚画像(46)の鏡像(461)へと処理し、その鏡像(461)をハンドセット(12)の下端面(20)から映写するように構成される。画像映写システム(44)は、パターンを生成するための電気光学的システム(45)と、鏡像(46’)を表示面(48)上へと映写するための光学システム(66)とを含む。

Description

本発明は、概して携帯通信デバイスに係り、より詳細にはコードレス電話およびセル方式電話などの携帯電話に係る。
携帯電話は、ユーザー間の情報通信および情報伝送のために広く利用されている。携帯電話は、基地局からの比較的短い距離を介する、ユーザーによって制御された信号(典型的には900MHz,2.4Ghzもしくは5.8GHzの周波数)を受信するコードレス電話を含む。携帯電話は、また、より長い距離用のセル方式電話も含み、典型的には、様々なプラットフォーム(アナログ,CDMA,TDMA,およびGSMなど)を使用する電気通信網からの信号を受信する。携帯電話は、また、「GLOBAL STAR」システムおよび「IRIDIUM」システムなどの衛星電話を含み、これらの携帯電話は、地球の軌道を周回する通信衛星と直接的に双方向伝送する。
ある種の携帯電話は、片手で保持してユーザーの頭部に当てて配置するように構成されたハンドセットを使用する。携帯電話に用いられる従来のハンドセットは、口付近に配置されるように構成されたマイクロフォンと、耳付近に配置されるように構成されたスピーカーとを含む。
ハンドセットは、また、キーパッドを有する面と、データの視覚画像を英数字形式もしくは映像形式で表示するように構成された直視型ディスプレーと、を含み得る。この直視型ディスプレー上に視覚的に表示され得るある種のデータは、「待機時の発信者番号(caller waiting ID)」データである。さらに、ユーザーが、ハンドセットを頭部に当てて保持して双方向通話を行っている時でさえ、このデータは表示され得る。例えば、双方向通信の期間中、このデータには電話着信の発信元の電話番号が含まれ得る。
従来のハンドセットにおける1つの制限は、ハンドセットを頭部に当てて保持した状態では、ユーザーが直視型ディスプレーを見ることが出来ない事である。双方向通信の期間中にデータを見るためには、ユーザーは、ハンドセットを耳から離した状態にし、直視型ディスプレーを眼の前の少なくとも数インチのところに置かなければならない。通話の期間中に待機時の発信者番号データなどの第3者からのデータを読むために、こうするには、双方向通信を中断する必要がある。この問題はスピーカーフォンを用いて避けることが出来るが、このやり方では、機密性、音のフィデリティの低下、および環境ノイズの伝送の増加という点で制限がある。
本発明は、ユーザーのごく近くの、ユーザーが容易に見る事が可能な表示面上に、データの視覚映像を生成し映写するように構成されたデータ映写システムを有する携帯電話を対象とする。これは、ハンドセットを頭部に当てて保持した状態でさえ、ユーザーが視覚画像を人間工学的に見ることを可能にする。それ故、中断すること無く、また、スピーカーフォンの制限を受けずに双方向電話通話を行うことができる。
本発明に従って、携帯電話および携帯電話においてデータを表示するための方法が提供される。
本携帯電話は、双方向通話の期間中にユーザーの手に保持して、頭部に当てて配置する
ように構成されたハンドセットを含む。ハンドセットは、スピーカー、マイクロフォン、キーパッド、および、その前表面に直視型ディスプレー、を含む。さらに、ハンドセットは、バッテリー、および、その下端面にバッテリーのための一対の充電の接点、を含む。さらに、ハンドセットは、データの第1の視覚画像を生成して直視型ディスプレー上に表示するように構成された従来の電話回路を含む。
このハンドセットはまた、電話通話の期間中に、ハンドセットを頭部に当てて保持した状態で容易に見ることが可能な表示面(ユーザーの身体の一部分など)上に、第2の視覚映像を形成するように構成された画像映写システムも含む。さらに、この画像映写システムは、ハンドセットを操作することによって、および、表示面を選択しそれを操作することによって、第2の視覚映像がフォーカス、拡大、圧縮、移動、もしくは、別の表示面へと移動されるように動作され得る。
画像映写システムは、第2の視覚画像に相当するパターンを生成するように構成された電気光学システムを含む。画像映写システムは、また、このパターンを鏡像へと処理し、その鏡像を表示面上へと映写するように構成された光学システムを含み、鏡像はそれから、ユーザーに反射されることで、第2の視覚画像を形成する。画像映写システムは、ハンドセットの固定された一体型構成要素であり、これは、更なる機械構成要素を必要とする事無く、手や他の身体の部分のわずかで直感的なユーザー操作を利用して、第2の視覚画像を容易に位置づけることを可能にする。この際、画像映写システムは、ユーザーの頭部周辺でハンドセットを操作することにより制御されるベクトルに沿って映写するように光学的に構成され、スピーカーが耳付近にありマイクロフォンが口付近にある状態で、第2の視覚画像がユーザーの視野内に映写され得るようになっている。別の言い方をすれば、ハンドセットと表示面は、ユーザーのごく近くにフォーカスされた読み取り可能な第2の視覚画像を提供するように操作され得る。しかしながら、ハンドセットはまた、必要に応じてプライバシーを提供するように、もしくは読み取り不可能な第2の視覚画像を提供するように、または、ユーザー以外の人が第2の視覚画像を見ることを可能にするように、操作され得る。
第1の実施形態において、電気光学システムは、第1の光学セットおよびライトバルブと光を伝達する、パターンを生成するように構成された、液晶ディスプレー(LCD)などの光源を含む。第2の実施形態では、電気光学システムは、パターンを生成するように構成された、アドレス可能パターンLEDディスプレー、電子発光ディスプレー、ブラウン管、もしくは、電界放出ディスプレーなどの放射ディスプレーを含む。この光学システムは、第2の光学セットを含み、この第2の光学セットは、電気光学システムからのパターンを第2の画像の鏡像へと処理し、その鏡像を表示面上へと映写するように構成された、単一の光学素子(例えば、正凸レンズ、正フレネルレンズ)、もしくは、複数の光学素子を含むことができる。
画像映写システムは、また、ハンドセットが左耳に当てて保持されるか、または、右耳に当てて保持されるかに関わらず、第2の視覚画像をユーザーが左から右へ読むことができるように方向付けるよう構成され得る。そのような場合には、画像映写システムは、ハンドセットの方向を検知し、ハンドセットの方向に応じて第2の視覚画像を方向付けるように構成された検知デバイスを含み得る。例えば、ハンドセットがユーザーの左耳に当てて左手に保持される場合(すなわち、左手の方向)、第2の視覚画像は、ユーザーの右手、右手首、もしくは右前腕上で左から右へ読むために、方向付けされ得る。同様に、ハンドセットがユーザーの右耳に当てて右手に保持される場合(すなわち、右手の方向)、第2の視覚画像は、ユーザーの左手、左手首、もしくは左前腕上で左から右へ読むために、方向付けされ得る。
画像映写システムは、また、第2の視覚画像を明画像から低画像に、もしくは画像を消すようパルスするように構成されたパルス発生回路を含み得る。パルス発生回路は、画像映写システムによる電力消費と発熱を低減する。また一方で、人の眼が光を感知し処理する方法により、高から低へのパルスを知覚することは、ユーザーがパルスを平均した実際の明るさよりもより高い明るさ感知することとなる。
データを表示するための方法は、画像映写システムを有するハンドセットを提供するステップと、ハンドセットをユーザーの頭部に当てて保持するステップと、ハンドセットを頭部に当てて保持した状態でハンドセットを使用して双方向通話を行うステップと、双方向通話の期間中にデータを画像映写システムへ伝送するステップと、画像映写システムを使用してデータを表すパターンを形成するステップと、そのパターンを画像映写システムを使用して第2の視覚画像の鏡像へと処理するステップと、それから、その鏡像をハンドセットから画像映写システムを使用して表示面上へと映写するステップと、を含む。
この方法はまた、通話の期間中に、第2の視覚画像を表示面上、もしくは、別の選択された表示面に位置づけるように、頭部の周辺でハンドセットを動かすステップを含み得る。さらにまた、この方法は、検知システムを有するハンドセットを提供するステップと、この検知システムを使用してハンドセットの方向を検知するステップと、それから、ハンドセットの検知された方向に応じた方向で、第2の視覚画像を表示面上へと映写するステップと、を含み得る。この検知システムの代わりとして、ユーザーは、第2の視覚画像に対する左手の方向もしくは右手の方向を手動で選択することもできる。
図1Aから図1C、図2Aから図2C、および、図3Aから図3Fを参照すると、本発明に従って構成された携帯電話10が図解される。以下の記述において、参照用の図面の数字が、しばしば参照数字を伴い丸括弧内に示される。しかしながら、それぞれの参照数字は図面を通して幾度か現れ、丸括弧に入れられた図のみで説明されるわけではない。
携帯電話10(図1A)は、コードレス電話もしくはセル方式電話の形式であり得る。例示的な実施形態において、携帯電話10は、日本の東京のユニデン社製のコードレス電話UnidenモデルEXI−976 900mhzを含み、これは、画像映写システム44を含むように変形されている(図1B)。しかしながら、本発明は、Unidenコードレス電話に限定されず、本明細書のコンセプトは、どんな種類のコードレス電話もしくはセル方式電話の構成にも適用することができる。また、例示的な実施形態において、携帯電話10は、単一の構成を有する。しかしながら、本発明のコンセプトは、ヒンジ式もしくは連結式の構成を有する携帯電話に適用可能である。
携帯電話10(図1A)は、成型プラスチックなどの剛体材料から形成されたハンドセット12(図1A)を含む。ハンドセット12は、携帯電話10(図1A)の様々な構成要素を含むように構成された中空の支持構造を含み、ユーザー14(図4A)が保持するのに適したサイズと形状を有する。さらに、ハンドセット12は、前表面16(図1A)、後表面18(図1B)、下端面20(図1C)、および、縦軸54(図4B)、を含む。ハンドセット12は、また、取り外し可能なカバー24(図1B)を有する内部区画22(図1B)を含む。内部区画22は、ハンドセット12の下端面20(図1C)付近にあり、また、カバー24(図1B)はハンドセット12の後表面18(図1B)の一部を形成する。ハンドセット12(図1C)は、示されるようにほぼ単一の組立部品を含み得るが、もしくは代わりに、1つ以上の分離可能な、ヒンジ部品、もしくは、連結部品を含み得る。
携帯電話10は、また、スピーカー26(図1A)と、ハンドセット12の前表面16
(図1A)上にアクセス用の開口部を有するマイクロフォン28(図1A)とを含む。そのほかに、携帯電話10は、信号を送受信するように構成されたアンテナ30(図1A)を含む。さらに、携帯電話10は、ハンドセット12(図1A)の前表面16(図1A)上に、データを入力するために、および、携帯電話10の様々な機能を行うためにユーザー14(図4A)が操作するように構成された、キーパッド32(図1A)を含む。
携帯電話10は、また、ハンドセット12内に待機時の発信者番号データなどのデータを生成するように構成された電話回路38(図1B)を含み、ならびに、ハンドセット12の前表面16上にそのデータの第1の視覚画像35(図1A)を表示するように構成された直視型ディスプレー34(図1A)を含む。電話回路38は、当該技術分野で周知の方法を使用して構成されおよび動作する、従来のコードレスもしくはセル方式の電話回路を含み得る。一例として、米国特許第6,418,209号,第6,125,277号および第5,987,330号は、代表的な電話回路を開示しており、これらは参照により本明細書に組み込まれる。
携帯電話10はまた、電話回路38(図1B)と信号通信し、携帯電話10の様々な構成要素に電力を供給するように構成された、バッテリー42(図1B)を含む。ハンドセット12の下端面20(図1C)上の1対の外部接点36(図1C)は、バッテリー42(図1B)を充電するために、ハンドセット・レセプタクル(図示せず)との電気的係合を合わせるように構成される。バッテリー42(図1B)は、選択された期間に選択された量の電力を供給するように構成された、ニッケルカドミウム電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池、もしくは、燃料電池などの従来の充電式電源を含み得る。例示的な実施形態では、バッテリー42(図1B)は、3.4ボルトから4.0ボルト、および、600mAhから900mAhを供給するように構成される。
携帯電話10は、また、内部区画22(図1B)に画像映写システム44(図1B)を含み、ならびに、画像映写システム44(図1B)のオンとオフを切り替えるように構成されたオン/オフボタン40(図1A)を含む。画像映写システム44(図1B)は、待機時の発信者番号データなどのデータを表す第2の視覚画像46(図3B)を生成し、表示面48(図3B)上へと映写するように構成される。例示的な実施形態では、画像映写システム44(図1B)は、ハンドセット12の下端面20(図2B)から発する光軸52(図3A)に沿って第2の視覚画像46(図3B)を映写するように構成される。その他の構成が使用され得るが、例示的な構成は、携帯電話10がユーザー14(図4A)の頭部80(図4A)に当てて保持された際に、第2の視覚画像46(図3B)の移動とフォーカスを容易にする。使用において、第2の視覚画像46(図4C)をユーザー14(図4A)の片眼もしくは両眼102,104の前で都合が良いように位置付け、フォーカスできるように、携帯電話10はユーザー14(図4A)の耳92(図4A)もしくは耳94(図5A)の周囲で回転することができる。
図3Dに示されるように、例示的な実施形態において、画像映写システム44(図1B)は、ハンドセットから離れて、ハンドセット12の前表面16および後表面18に対しておおよそ垂直なもしくは直角の方向で、第2の視覚画像46の鏡像46’を映写するように構成される。この場合、画像映写システム44(図1B)は、また、ハンドセット10の方向(すなわち、左手もしくは右手)を検知し、第2の視覚画像46がどちらの場合であっても表示面48(図3B)上で左から右へと読むように、第2の視覚画像46の鏡像46’を方向A(図3D)もしくは方向B(図3D)のどちらかで方向付けるように構成された、方向検知デバイス106(図3E)を含む。
図1Bに示されるように、画像映写システム44(図1B)は、ハンドセット12の内部区画22(図1B)内にこのシステムの様々な構成要素を取り付けるように構成された
、基盤56(図1B)を含む。基盤56(図1B)は、所要のサイズおよび形状を有する、プラスチックなどの電気絶縁材料を含み得る。さらに、ネジ、プラスチック溶接点、留め金(snap)、もしくは、ピンなどの複数の留め具62(図1B)が、基盤56(図1B)をハンドセット12に取り付けるために使用されうる。
また図1Bに示されるように、画像映写システムは、電話回路38(図1B)からの信号に応じて、第2の視覚画像46(図3B)を表すパターン46’’(図3F)を生成するように構成された電気光学システム45を含む。電気光学システム45(図1B)は光源58(図1B)を含み、この光源は、400nmから800nmの波長を有する多色光源もしくは単色光源であり得る。
例示的な実施形態において、光源58(図1B)は、基盤56(図2B)に取り付けられた密閉筺体78(図2B)から突き出ている発光ダイオード(LED)を含む。図3Fに示されるように、光源58は、また、基板136と、軟質ゲル140で取り囲まれたLEDチップ138と、画像映写システム44で更に処理しおよび利用するために光を前方へと方向付けるレンズ142と、ならびに、レンズ142を取り付けるためのレンズマウンティングブロック144と、を含む。基板136は、光源58のための組立プラットフォームと、LEDチップ138への給電とをもたらすように構成される。さらに、基板136は、直接LEDチップ138からの、また同様に、LEDチップ138からゲル140を通って基板136への、LEDチップ138のためのヒートシンクを提供する。
ゲル140は、LEDチップ138によって放出された熱をマウンティングブロック144および基板136へと伝え、そこで、この熱は消散する。さらに、ゲル140は、LEDチップ138にひびを入れるCTE(熱膨張)不整合に対するクッションと、LEDチップ138からの光出力を光学系列へと効率的に結合するために光学係数が適合する媒体とを提供する。使用においては、ゲル140、マウンティングブロック144、および、基板136は、光源58の性能を向上させる。これは、画像映写システム44が、薄暗いもしくは明るい設定で第2の視覚画像(図3B)を形成すること、また、不規則な外形および低反射率を有する表示面 48(図3B)で第2の視覚画像を形成することを可能にする。性能の向上に関しては、基板136は、LEDチップ138の後表面と直接、物理的/温度的な接触を有し、その後表面上に金属層(図示せず)を含んでおり、この金属層はLEDチップ138のためのヒートシンクとして機能する。
マウンティングブロック144は、反射コーティング処理された固体銅で作られている。基板136と同様に、マウンティングブロック144もまた、LEDチップ138のためのヒートシンクとして機能する。ヒートシンクとして、および、レンズ142を取り付けるための構造として機能することに加えて、マウンティングブロック144は、また、ゲル140のための空洞と、レンズ142から離れてゲル140へと戻る軌道上にある光を伝えるための反射構造と、を提供する。例示的な実施形態ではまた、冷却をさらに高めるために、柔軟性のある熱伝導性マット(図示せず)が光源58に接して配置される。適した熱伝導性マットは、米国でICS International Circus Sales社を通して販売代理権を有する、アリゾナ州フェニックスのFisher Electronik GmBH製の製品「WSF 16」および「WSF 32」である。
1つの適した光源58は、高光度のゲル改良型LED光源を含む。例示的な実施形態において、光源58は複数のヒートシンク(基板136およびマウンティングブロック144)を含み、基板136はLEDチップ138と密接に接触し、マウンティングブロック144は半透明ゲル140を介してLEDチップ138と熱伝達する。さらに、LEDチップ138は、LEDチップ138と第1の光学セット60との間に配置された半透明ゲル140と密接に接触する。一例として、光源58は、少なくとも約4ルーメンスの光を
生成しなければならず、約6ルーメンス以上が好ましく、FSTN LCDライトバルブを用いる場合は約10ルーメンス以上である。さらに、光源58は、LEDチップ138の表面積の平方mmあたり少なくとも18ルーメンスの光密度を有する必要がある。
1つの適した光源58は、サウスカロライナ州ダーラムのCree社製のXランプ(部品番号XL 7090−L100−RED、Bin #R2H)を含む。しかしながら、この製造業者と部品番号は、以下に続く他のものと同様に、単なる例示であって、他の同等の構成要素が代用され得ることを理解されたい。この光源58では、LEDチップ138は、赤色光を生成するように構成された、1mm x 1mm x 0.16 mmの容積を有するInGaAlP系LEDダイを含む。
上記の要件に加えて、光源58は、好ましくは1ワットあたり約24ルーメンスよりも大きい光生成効率を有する。上記のXL7090−L100−RED、Bin #R2Hの光源58は、ランバート分布パターンと約100度の角度の光の放射円錐とを有する光出力を生成し、約330ミリアンペアの電流を引き込み25℃の環境で動作する期間中に、約20.8 +/−2.7ルーメンスの光を生成する。例示的な実施形態では、光源58は約500ミリアンペアの電流で駆動されている。
光源58(図1B)の駆動に関してはいくつかのオプションが存在する。第1のオプションは、受け入れ可能なレベルまで電流を制限するために、光源58(図1B)と直列に抵抗器を使用することである。この場合、光源58(図1B)は、光源58(図1B)がオンである間、100%のデューティーサイクルを有する。
第2のオプションは、制限されたデューティーサイクルで光源58(図1B)をパルスすることである。パルスモードにおいて、人間の眼は、生成される明るさを、生成される平均値よりも高いものとして認識する。これは、定電流における動作と比較して、感知される画質の向上と、電力消費の低減と、発熱の減少とをもたらし得る。この場合、光源58(図1B)は、第2の視覚画像46(図3B)をユーザー14(図4A)により明るいように見えるようにするために、短期間の間に、より高い電流でパルスされ得る。さらに、光源58が一連の周期の間のパルスの最大電流よりは低いがパルスの低点よりは高い電流で動作する構成においてよりも、第2の視覚画像46(図3B)は明るいように見える。さらに説明されるように、図17は、第2のオプションを実装するための例示的なパルシング回路108を図解する。
第3のオプションは、光源58(図1B)のための駆動チップを使用することである。さらに、光源58(図1B)を駆動するための機構は、第2の視覚画像46の明るさと、光源58の電力消費とを変更するためのユーザーが制御する調節器を含み得る。さらに、光源58を駆動するための機構は、製造業者によるプリセット時間、もしくは、ユーザー14によって設定される調節可能な時間を含むことができ、その時間は、発信待機信号が活性化された際に、光源58がどれくらいの期間オンの状態でいるかを決定する。例えば、例示的な時間間隔は約15秒であり得る。
図3Aに示されるように、光源58(図3A)は、インターフェースボード74(図3A)上に含まれる制御回路76(図3A)と信号通信する。さらに、制御回路76(図3A)は、電話回路38(図3A)と信号通信する。さらに説明されるように、制御回路76(図3A)は、電話回路38(図3A)からの信号に応じて画像映写システム44の構成要素を制御するように構成される。
電気光学システム45(図1B)は、また、第2の視覚画像46(図3B)の明るさ、コントラスト、もしくは、画質を向上させるために、光源58(図1B)からの光を集め
て処理するように構成された、第1の光学セット60(図1B)を含む。さらに、第1の光学セット60(図1B)は、光の視準の程度を向上させるために、光源58(図1B)からの光を処理するように構成され得、また、光のサイズ、形状、もしくは形状因子を操作するように構成され得る。第1の光学セット60(図1B)は、単一の光学素子もしくは複数の光学素子を含み得、また、光源58(図1B)の中に組み込まれた素子を含み得る。第1の光学セット60の光学素子は、屈折光学素子、反射光学素子、回折光学素子、光パイプ素子、もしくは、それらの組み合わせを含み得る。光源58(図1B)と、第1の光学セット60(図1B)との間の例示的な間隔は約8mmであり得る。光源58(図1B)は、また、光パイプ素子、光チャネル素子、屈折素子、反射素子もしくは回折素子を介して処理され得る。ある場合には、これらの素子は、物理的な遮断フレームを有する距離を離れて置いた光源に対して優れた結果をもたらし得る。
例示的な実施形態において、第1の光学セット60(図1B)は、基盤56へ取り付けられたフレーム61(図2B)上に含まれるフレネルレンズ型の屈折光学素子を含む。1つの適したフレネルレンズは、部品番号Y43−022としてニュージャージー州バーリントンのEdmund Optics社から利用可能であり、0.5インチのレンズ直径、0.4インチの焦点距離、0.06インチの全レンズ厚、1インチあたり250個の溝で形成されるフレネルパターンを有する。このレンズは、1.49の屈折率を有する成形アクリルレンズである。このレンズは、レンズの平らな面側を光源58に向けて、成形された無限共役側をライトバルブ64に向けて配置される。
この電子光学システム45(図1B)は、また、LCD(液晶ディスプレー)、または、透明なもしくは半透明な画素を有する他のディスプレーなどのライトバルブ64(図1B)も含む。ライトバルブ64(図1B)は、光源58(図1B)および第1の光学セット60(図1B)からの光を受け取って、電子信号に応じて第2の視覚画像46(図3B)を形成し得るパターン46’’(図3F)を生成するように構成される。例示的な実施形態において、パターン46’’は電子信号に応じて変化する。しかしながら、ライトバルブ64(図1B)は、固定パターンもしくは可変要素と固定要素の両方を有するパターンを生成するようにも構成され得る。図3Aに示されるように、ライトバルブ64(図3A)は、インターフェースボード74(図3A)上に含まれる制御回路76(図3A)と信号通信する。さらに、ライトバルブ64(図1B)と第1の光学セット60(図1B)との間の典型的な距離は、約5.5mmであり得る。第1の光学セット60を出る光が高度に視準されている場合、第2の視覚画像46に重大な影響を生むこと無く、ライトバルブ64と第1の光学セット60との間の間隔距離を有意に変えることができる。さらに、組立てにおける不整合は、高度に視準された光に伴いより容易に解決され得る。
例示的な実施形態において、ライトバルブ64(図1B)は、所望のサイズ、所望の間隔、および、所望の形状を有する英数字キャラクターとして第2の視覚画像46(図3B)を生成するように構成された、チップ・オン・グラス(COG)ネガ表示/補償フィルム超ねじれネマチック(FSTN)液晶ディスプレー(LCD)を含む。英数字キャラクターよりはむしろ代わりに、ライトバルブ64(図1B)は、絵、キャラクター、図画、記号、写真もしくは映像情報として第2の視覚画像46(図3B)を生成するように構成されてもよい。さらに、第2の視覚画像46は、音楽、株式、スポーツ、天気、交通、ニュース、および、見出しのデータなどを限定されること無しに含む、任意の種類のデータを表すものであってもよい。さらに、データは、キーパッド32(図1A)上のボタンを使用して、もしくは、ティッカー・テープ機の形式で自動的に流れて、位置へスクロールされる可視の部分断片で表示されてもよい。
図6Aから図6Cを参照すると、ライトバルブ64が単独で示されている。例示的な実施形態において、ライトバルブ64は、チップ・オン・グラス液晶ディスプレー(LCD
)を含む。ライトバルブ64は、基板120(図6A)上の配線(図示せず)と電気的に通信するリード端子122(図6A)を有する透明基板120(図6A)を含む。このリード端子122(図6A)は、ライトバルブ64を、画像映写システム44(図1B)のための制御回路76(図8)に電気的に接続する。ライトバルブ64は、また、リード端子122(図6A)と電気的に通信する駆動チップ124(図6A)を含む。1つの適切な駆動チップ124(図6A)は、適切な駆動回路を含むように構成されたNovatek NT7605を含む。あるいは、駆動チップ124(図6A)の代わりに、駆動回路は、基板120(図6A)に組み込まれた非晶質シリコンもしくは多結晶シリコンの薄膜トランジスタ、または、単結晶トランジスタから製造された回路を含み得る。
ライトバルブ64は、また、キャラクターブロック128(図6A)のアレイを含む有効領域126(図6A)を含む。有効領域126は、選択された幅と高さ(例えば、2.07ミリメーターx6.87ミリメーター)を有することができる。さらに、偏光子132,134(図6B)は、有効領域126の対向する両側面上に位置付けられる。
例示的な実施形態において、有効領域126(図6A)は、各ブロックが5X7の矩形画素ドット130(図6C)のアレイから構成される12個のキャラクターブロックキャラクター128(図6A)を2行含む。この配置で、有効領域126は約840画素を有する。電話番号を表すためには、エリアコードと、識別番号(prefix)と、電話番号との間のスペースもしくはダッシュと、および、実際の10個の数字とを含む、12桁が必要とされる。例示的な実施形態において、キャラクターブロック128は、画素ドットもしくは画素セグメントを含み、これらは数字か文字のいずれかを生成するために使用される。電話機10の左手の方向(図5Aから図5C)の状態での第2の視覚画像46(図3B)の上の行は、右手の方向(図4Aから図4C)の状態では下の行になってしまうので、この数字か文字のいずれかを生成する機能性は必要とされる。たとえ16セグメント・キャラクターブロックのより低い美的オプションが使用される場合であっても、この2行の12キャラクターの表示は、少なくとも384画素から構成される。例示的な実施形態で使用されるもののような、この数のアドレス可能な画素を備える小さなライトバルブは、直接的なパーターニングもしくはチップ・オン・グラス(COG)技術を介してライトバルブ基板内に組み込まれる回路を必要とする。
1つの適切なライトバルブ64はLCD(部品番号C10695 Rev 1:電話機10のためにカルフォルニア州ダイアモンドバーのPacific Display Devicesによって特注で製造された)である。特注製LCDは、2.07ミリメータx6.87ミリメータの有効領域、13mmx15mmの総基板120(図6A)サイズを有するネガ表示COG FSTN LCDを含む。C10695 LCDの有効領域内の矩形画素は、幅が0.09mm、高さが0.13mmで、キャラクターブロック内で0.01mmの画素間隔を有する。C10695 LCDの有効領域内のキャラクターブロックは、垂直方向に0.15mmのキャラクターブロック間隔を有し、行内で水平方向に0.09mmのキャラクターブロック間隔を有する。
図2Cに示されるように、代わりの実施形態の放射電気光学システム44Aは、アドレス可能パターンLEDディスプレー、有機発光ダイオード(OLED)、電子発光ディスプレー、ブラウン管(CRT)ディスプレー、真空蛍光ディスプレー(VFD)、電界放出ディスプレー(FED)、もしくは、発光画素を有する他のディスプレーなどのアドレス可能放射型ディスプレー64Aを含む。この場合、光源58(図2B)および第1の光学セット60(図2B)は取り除かれ得る。
別の代替案として、アドレス可能放射型ディスプレー64Aは、反射型液晶ディスプレー、デジタルミラーディスプレー(DMD)、反射型LCOSディスプレー、反射型エレ
クトロクロミックディスプレー、または、画素の反射の量もしくは方向が可変の反射型画素を有する他のディスプレーなどの反射型ディスプレーに置き換えられてもよい。反射型ディスプレーを使用する実施形態において、光源58(図2A)および第1の光学セット60(図2A)は、出てくる光と同じ側の反射型ディスプレー側面上へと光が伝えられるように配置される。
画像映写システム44(図2A)はまた、ライトバルブ64(図2A)によって形成されているパターン46’’(図3F)を受け取って、パターン46’’(図3F)を第2の視覚画像46(図3B)の鏡像46’(図3D)へと処理し、鏡像46’(図3D)を表示面48(図3B)へ向けて映写するように構成された第2の光学セット66(図2A)の形式で光学システムを含む。それから、鏡像46’は第2の視覚画像46(図3B)として、表示面48からユーザー14(図4B)へと反射される。
例示的な実施形態において、第2の光学セット66(図2B)は、ライトバルブ64(図2B)に装着する取り付けフランジ70(図2B)と、基盤56(図2B)に装着する取り付けフランジ72(図2B)とを有する段のあるチューブ(stepped tube)68(図2B)に含まれる。さらに、ハンドセット12(図2B)の下端面20(図2B)は、第2の光学システム66(図2B)のための開口部114(図2B)を含む。さらに、図2Bに示されるように、第2の光学セット66は、下端面20の開口部114が第2の光学セット66を保護するへり69を有するように、ハンドセット12に埋め込まれ得る。従って、第2の光学セット66は、使用および保管の期間中に、ハンドセット12の移動によって傷ついたりもしくは破損したりする可能性が低い。
第2の光学セット66(図2A)は、鏡像46’(図3D)を表示面48(図3B)へ向けて映写するように構成された正凸レンズなどの単一の光学素子、もしくは、複数の光学素子を含み得る。第2の光学セット66のための光学素子には、屈折光学素子、反射光学素子、回折光学素子、光パイプ素子、もしくは、これらの組み合わせが含まれ得る。さらに、第2の光学セット66(図2A)は、第2の光学セット66(図3A)が表示面48(図3A)から距離D(図3A)にある時に、ユーザーの眼102,104(図4B)の少なくとも片方に対して読みやすくフォーカスするように、手動で第2の視覚画像46(図3B)をフォーカスするように構成された焦点調整機構(図示せず)を含んでもよい。これにより、ユーザー14は、ユーザーの特有の視力および嗜好に合ったオフセットを設定することができる。さらに、第2の光学セット66は、フランスのリヨンのVarioptic製の調節可能なレンズPAM−1000などの、電気的に調節可能な焦点距離を有するレンズを含み得る。
例示的な実施形態において、第2の光学セット66(図3A)は正の光学レンズを含む。第2の光学セット66を構成するための1つの適したレンズは、ニュージャージー州バーリントンのEdmund Industrial Opticsから利用可能なアクロマートレンズ(部品番号がY45−092で、9mmの直径、27mmの有効焦点距離、および、24.22mmの後側焦点距離を有する)である。このレンズは、画像映写システム44内で、光軸52(図3A)に沿って映写するように構成され、表示面まで約8インチから16インチの距離D(図3A)に配置される。
第2の視覚画像46(図3B)上の個々のキャラクターの表示高さH1(図3B)は、3.5mmから21.5mmであり得、9mmが典型的である。第2の視覚画像46(図3B)の表示幅W(図3B)は、距離Dと、有効領域126(図6A)のサイズと、第2の光学セット66(図3A)の構成とに応じて25mmから152mmであり得、64mmが典型的である。第2の視覚画像46(図3B)の表示高さH2は7.6mmから46.2mmであり得、19.3mmが典型的である。表示高さを1としたときに、表示幅は
1.5よりも大きい比率であり得、例示的な実施形態の表示幅の比率は3.3である。
図3Cは、曲線に沿って形成された、代わりの実施形態の第2の視覚画像46Aを図解する。この配置は、第2の視覚画像46Aの幅W2が第2の視覚画像46(図3B)の幅Wよりも小さくなるように第2の視覚画像46Aを圧縮する。
例示的な実施形態において、第2の視覚画像46(図3B)は、左から右に読む。さらに、携帯電話10は、「左手」もしくは「右手」としてユーザー14(図4A)に対する携帯電話10の方向を検知し、携帯電話10が左手の方向で使用されるか、右手の方向で使用されるかに関わらず、第2の視覚画像46を左から右に読む形式で方向付けるように構成された方向検知デバイス106(図3E)を含み得る。例えば、携帯電話10は、図4Aから図4Cに示されるように左手82に保持され得るし(左手の方向)、もしくは、図5Aから図5Cに示されるように右手84に保持され得る(右手の方向)。いずれの場合でも、方向検知デバイス106(図3E)は、ユーザー14が左から右へ見るために、第2の視覚画像46を方向付ける。言い換えれば、方向検知デバイス106(図3E)は、左手方向(図4Aから図4C)の第2の視覚画像46を、右手の方向(図5Aから図5C)の第2の視覚画像46と相対的に180度回転するように構成される。
図1Bに示されるように、方向検知デバイス106は、ハンドセット12(図1B)内に取り付けられた回路ボード112上に含まれる。さらに、方向検知デバイス106は、画像映写システム44のための制御回路76(図8)のマイクロコントローラU2(図8)と電気的に通信する。図3Eに示されるように、方向検知デバイス106は、出力ピンP1およびP2を含む。出力ピンP1およびP2からの出力は、検知デバイス106の方向に応じて変わる。図3Eにおいて、方向検知デバイス106は、ハンドセット12の縦軸54に対して異なる5つの配置で示され、また、出力ピンP1およびP2からの対応する出力が図解される。
図3Eに図解されるように、ピンPT1/PT2の出力は、方向検知デバイス106の方向に依存して、高く、もしくは、低くなる。ピンPT1/PT2からの入力に基づいて、制御回路76(図8)のマイクロコントローラU2(図8)は、第2の視覚画像46(図3D)の鏡像46’を配置A(図3D)もしくは配置B(図3D)に回転するようにライトバルブ64(図1B)を制御する。1つの適した方向検知デバイス106は、ワシントン州カマスのSharp Electronics of the Americasから利用可能であり、傾斜方向を検知するためのフォトインタラプタ、部品番号GP1S36で識別される。代わりに、手動スイッチ、音声コマンドスイッチ、ソフトキー、もしくは、一連のキーが、第2の視覚画像46(図3B)の方向を変更するために使用され得る。
図3Fを参照すると、画像映写システム44の動作が説明される。光源58と、第1の光学セット60と、ライトバルブ64とを含み、制御回路76(図8)からの制御信号に応じてパターン46’’を生成するように構成された電子光学システム45を、画像映写システム44は含む。さらに、画像映写システム44は、パターン46’’を第2の視覚画像46の鏡像46’へと処理し、その鏡像46’(図3D)を表示面48上へと映写するように構成された第2の光学セット66を含む。
図3Fにおいて、第2の光学セット66と、表示面48上の第2の視覚画像46との間には破断線146がある。破断線146は、第2の光学セット66と、表示面48との間の距離Dの実際の長さを示すこと無しに、相対的比率を示すために必要である。さらに、第2の視覚画像46は側面図で現れるものとして描かれ、また、そのサイズは距離Dに応じて変化し得るので矢印として図解される。ライトバルブ64によって生成されたパター
ン46’’もまた、矢印として描かれる。この矢印は、第2の視覚画像46に対する、ライトバルブ64によって生成されたパターン46’’の方向の比較を提供する。さらに、この矢印は、第2の視覚画像46のサイズが、ライトバルブ64によって生成されたパターン46’’よりも大きいことを示す。本発明に従って、人間工学的で読みやすい第2の視覚画像46の表示を提供するために、ハンドセット12および表示面48は、距離Dを変更するようにユーザー14(図4A)によって操作され得る。
図3Fに示されるように、光源58は、比較的大きな角度を有する円錐形の放射光線148を生成する。図3Fにおいて、光源によって放出された光線148は、光線がライトバルブ64に入射する点に矢印の先を有する実線として示される。光の軌跡の点線152(図3F)および154(図3F)は、パターン46’’の端から第2の光学セット66(図3F)に向かって収束して示され、光学セット66で線は交差し、その後、第2の光学セット66(図3F)から表示面48(図3F)へ向かって発散するように示される。
光源58からの光線148の一部は示されるように分散し、収集される光線148は、第1の光学セット60によって視準され、ライトバルブ64の有効領域126へと方向付けられ、パターン46’’を生成するために使用される。第1の光学セット60を通った後で視準される狭い角度の光線148は、光源58からの広い角度の光よりも効率的にライトバルブ64を通過し、その結果、向上した明るさ、向上したコントラスト、もしくは、向上した画質を有する第2の視覚46を与え、これはライトバルブ64がLCDで構成される場合に特にそうである。さらに、光線148を視準し、拡散する光を低減することは、光の浪費を減らす。これは、より多くの光がライトバルブ64(図3F)の有効領域126に当たり、より少ない光が有効領域126の外側へ当たるためである。第1の光学セット66からライトバルブ64へと移動する視準された光線148の光束の断面積を、有効領域126のサイズと形に一致するようにすればするほど、第2の視覚画像46はより明るくなる。
先に説明されたように、第2の視覚画像46の鏡像46’(図3F)は、身体の一部分(例えば、手82,84)、または、他の使い易いもしくは人間工学的に良い表面であり得る表示面48から、ユーザー14の眼102,104(図4A)に反射され得る。この構成は、効果的であるが、均一でも平らでも平面的でもない身体の一部分の比較的低い反射率と表面の凹凸のために、光学性能を代償とする。表示面48が理想的ではないことによる光学性能の代償のために、第1の光学セット60は、第2の視覚画像46の明るさを増加する重要な機能を果たす。制御回路76(図8)は、また、光源58および第2の視覚画像46の明るさを増加もしくは減少するように構成された、ハンドセット12の回路素子および外部制御器を含み得る。制御回路76(図8)は、また、周囲の明るさを検知するように構成された回路素子および外部センサーを含むこともでき、その上、光源58および第2の視覚画像46の明るさを周囲の明るさに応じて増加もしくは減少することができる。
ライトバルブ64(図3F)の有効領域126(図3F)がその高さよりも大きな幅を有する場合、第1の光学セット60(図3F)は、光源58(図3F)からの光線148(図3F)を、ある軸の光線を別の軸よりも拡張して、もしくは、代わりにある軸の光線を別の軸よりも縮小して、非対称的に処理するように構成されてもよい。屈折光学素子、回折光学素子、反射光学素子、および、光パイプ光学素子を用いるさまざまな方法が使用され得る。そのような方法の中の1つでは、ライトバルブ64の幅軸および高さ軸に沿って異なる焦点距離を有する屈折光学素子もしくは屈折光学面を第1の光学セット60に使用する。別のそのような方法では、第1の光学セット60に、円形‐矩形テーパ状光ファイバー束を使用する。例示的な円形‐矩形テーパ状光ファイバー束は、マサチューセッツ州サウスブリッジのSchott North America社を介して利用可能であ
り、結合型光ファイバーテーパと称される。さらなる例としては、コネティカット州ポンフレットのFiber Optics Technology社から利用可能である。
制御回路76(図8)からの制御信号を使用するライトバルブ64(図3F)は、光線148をパターン46’’(図3F)へと変換し、パターン46’’は第2の光学セット66(図3F)によって処理された後、第2の視覚画像46の鏡像46’(図3D)に成る。鏡像46’(図3D)は、第2の光学セット66(図3F)によって表示面48上に映写され、そして、表示面48から反射され、第2の視覚画像46に成る。先に述べたように、表示面48と、第2の光学セット66との間の距離Dは、ユーザー14に人間工学的に見ることが可能な第2の画像46を提供するように選択され得る。
ライトバルブ64(図3F)と、第2の光学セット66(図3F)の最後の構成要素との間の距離を短くすることは、携帯電話10の他の構成要素およびシステムに、ハンドセット12内部の利用可能なより多くの空間を提供するために利用することができる。これは、典型的には最も小さい携帯電話であるセル方式電話において特に有益である。第2の光学セット66(図3F)の光学素子は、単一の正レンズの距離と比較して、ライトバルブ64(図3F)と、第2の光学セット66(図3F)の最後の光学素子との間のより短い距離を達成するように構成され得る。さらに、第2の光学セット66(図3F)は、ほぼ同じ距離Dにおいて、第2の視覚画像46を同じサイズに維持するように構成され得る。そのような方法は、第2の光学セット66のコストと複雑さを増大させ得るが、空間を節約する総合的な利益がもたらされ得る。
1つのそのような方法は、図3Fに示される発散する画像とは対照的に、第2の光学セット66から離れて収束する画像を映写することである。収束する画像は、第2の光学セット66と、表示面48との間の交差点に届き、そこで画像は反転し拡大し始める。ライトバルブ64から第2の光学セット66までの距離を短縮するための別の方法では、より短い焦点距離を有する単一の正の屈折レンズと、より小さな有効領域を有するライトバルブ64とを使用することである。ライトバルブ64によって形成されるパターン46’’がその高さよりも左右に幅広く、単一の正レンズが第2の光学セット66に使用されている場合、矩形もしくは楕円形に成形されたレンズ外周を使用することができ、その結果、実質的に第2の視覚画像46の質を損なうことなく、固定直径を有するレンズと比較してサイズの低減がもたらされる。
図4Aから図4Cを参照すると、携帯電話10が、電話でのやり取りの期間中の、ユーザー14による左手の方向での使用状態で図解される。図4Aから図4Cにおいて、方向検知デバイス106(図4A)は、ハンドセット12の左手の方向を検知し、第2の光学セット66(図3D)から映写する第2の視覚画像46(図4C)の鏡像46’(図3D)を、方向A(図3D)に回転する。この場合、鏡像46’(図3D)は、ハンドセット12(図3D)の後表面18(図3D)から前表面16(図3D)に向かって延びる方向に読む英数字キャラクターを有して、表面16,18(図3D)に対して約90度回転されて第2の光学セット66(図3D)から映写される。
また図4Aから図4Cにおいて、ユーザー14は、スピーカー26が左耳92に接する、もしくは、その付近にある状態で、ハンドセット12を左手82に保持する。さらに、鏡像46’(図3D)は、右手84(図4C)の開いた手のひら86(図4C)を含む表示面48(図4C)上に映写される。鏡像46’(図3D)は、ハンドセット12の前表面16(図3D)に対して直角に、ハンドセット12のスピーカー26(図1A)からマイクロフォン28(図1A)へ向かう方向に延びたベクトル156(図4Aおよび図4B)に沿って、映写される。言い換えれば、ベクトル156は、ハンドセット12の底部から離れて進む方向を有する。ベクトル156の方向は、ユーザー14が頭部80および耳
94の周囲でハンドセット12を動かすことによって制御され得る。同時に、ユーザー14は、鏡像46’’(図3D)の映写が表示面に48に交差するように、表示面48を動かすことができる。ハンドセット12における画像映写システム44の独特の構成は、第2の視覚画像46の位置、サイズ、および焦点の制御における大きな柔軟性を許す。これは、画像映写システム44(図1B)がハンドセット12に固定して取り付けられており、ハンドセット12内で固定した方向を有することで、ベクトル156の方向を制御するための追加の機械装置の必要性が取り除かれるためである。画像映写システム44は、実質的にハンドセット12の一部であり、ハンドセット12の動きによって制御される。
ユーザー14は、例えば、ハンドセット12(図4B)を左耳92(図4B)の周囲で回転することによって、および、ハンドセット12(図4B)の縦軸54(図4B)を頭部80(図4B)に対して傾けることによってなどというようにハンドセット12(図4B)を操作することによって、第2の視覚画像46(図4C)の位置、サイズおよび焦点を制御することができる。ハンドセット12(図4B)はまた、X,Y,およびZ方向にわずかな量で動かされ得るし、また同様に縦軸54(図4B)の周りをわずかに回転され得る。さらに、ユーザー14の右手84(図4C)は、第2の視覚画像46(図4C)が、眼102,104(図4B)の前の位置で、且つ、第2の視覚画像46(図4A)を鮮明に見ることが可能な第2の光学システム66(図4A)からの距離D(図4A)に配置され、フォーカスされるように、X,Y,およびZ方向に同じ様に移動および回転され得る。ハンドセット12、およびハンドセット12における画像映写システム44の構成は、鏡像46’’(図3D)を表示面48に向けて合わせ、映写するための機構を提供する。
一例として、画像映写システム44(図3A)の光軸52(図4B)は、ハンドセット12(図4B)の縦軸54(図4B)に対して0°から45°の角度X(図4B)で構成され得、約0°が好ましい。さらに、画像映写システム44(図3A)は、第2の視覚画像46の角度Y(図4A)が、5°から75°であり得るように構成され得、11°から28°が好ましい。
代わりに、鏡像46’(図3D)は、例えば、手首88(図4C)もしくは前腕90(図4C)などの身体の別の部位上に映写することもできる。身体の一部というよりはむしろ、鏡像46’(図3D)は、例えば、衣類や、例えば飛行機の座席の後部、もしくは座席に取り付けられたヒンジ付きの食事テーブルのような家具などの別の表面上に映写することもできる。その際、表示面48(図3A)は、電話でのやり取りの期間中に携帯電話10を使用した状態でユーザーの眼102,104(図4B)およびハンドセット12(図4B)のごく近くにあるあらゆる表面を含み得る。さらに、表示面48(図3A)は、スピーカー26(図1A)がユーザーの耳92(図4B)の付近にある状態で、ユーザーの眼102,104(図4B)の直接視線内にあることが好ましい。
さらに、ハンドセット12(図4B)と画像映写システム44(図3A)は、ユーザー14(図4B)が座りながら、立ちながら、横たわりながら、もしくは、移動しながら使用することができる。電話でのやり取りの期間中にユーザー(図4B)が人間工学的に見ることを提供することに加えて、表示面48(図4C)は、その背景光およびグレアが低減もしくはほぼ取り除かれるように配置され得る。また、ハンドセット12(図4B)は手の制御下にあり、第2の視覚画像46(図4C)をフォーカスし、読めるようにするために、ユーザー14(図4B)によってすばやく移動および操作され得る。ハンドセット12(図4B)は、ハンドセット12内の画像映写システム44(図3A)の配置および機能により、ユーザー14の新たな付属物となる。
さらにまた、表示面48(図4C)は、他の人が第2の視覚画像46(図4C)を見る
ことが出来ないようにしながら、ユーザー14(図4B)が第2の視覚画像46(図4C)を容易に見ることができるように配置され得る。これは、とりわけ例えばボイスボックスなどのシステム上である程度のプライバシーを提供する。さらに、ユーザー14(図4B)が、表示面48(図4C)と、第2の視覚画像46(図4C)の焦点とを制御することができるために、プライバシーはもたらされ得る。従って、ユーザー14(図4B)が、他の人が視覚画像46(図46)を見ることを望む場合、電話でのやり取りを妨げること無しにデータが共有されるように、表示面48は移動され得、もしくは別の表示面48が選択され得る。
図5Aから図5Cを参照すると、携帯電話10が、電話でのやり取りの期間中の、ユーザー14による右手の方向での使用状態で図解される。右手の方向において、ユーザー14は、スピーカー26(図1A)が右耳94(図5B)に接する、もしくは、その付近にある状態で、ハンドセット12(図5B)を右手84(図5B)に保持する。さらに、実質的には先に述べたように、ユーザー14は、画像46(図5C)がベクトル156の方向に位置し、フォーカスされるように、左手82(図5B)を動かす。左手の方向(図4Aから図4C)と同様に、第2の視覚画像46は左から右に読む。これは、方向感知デバイス106(図5A)が、方向 A(図3D)から方向 B(図3D)に鏡像46’(図3D)を180°回転することを必要とする。さらに、第2の視覚画像46(図3D)の鏡像46’は、表面16,18(図3D)に対して約90°回転された第2の光学システム66(図3D)から、ハンドセット12(図3D)の前表面16(図3D)から後表面18(図3D)へ向かって延びる方向に読める英数字キャラクターの行で映写する。
図7Aを参照すると、ブロック図は、従来の電話回路38を有する制御回路76のインターフェースを図解する。例示的な実施形態において、従来の電話回路38は、電話器の直視型ディスプレー34(図1A)のための視覚データを生成するように構成された、直視型LCDおよびマイクロコントローラを含む。
制御回路76は、携帯電話10内に取り付けられたインターフェースボード74上に含まれる。さらに、説明されるように、制御回路76は、プログラム可能なマイクロコントローラU2(図8)を含む。制御回路76は、従来の電話回路38と電気的に通信し、直視型ディスプレー34(図1A)に対する視覚データを生成するのに使用されるのと同じ信号を、画像映写システム44(図1B)のライトバルブ64(図1B)を駆動するのに適切な形式へと変換する。
例示的な実施形態において、制御回路76は、従来の電話回路38からの信号が画像映写システム44(図3A)のライトバルブ64(図1B)を直接駆動できないために、必要とされる。例示的な実施形態において、先に特定されたUnidenコードレス電話の従来の電話回路38は、4線式シリアル構成を使用し、これは、制御回路76によって、ライトバルブ64(図1B)を駆動するのに適切な4ビットパラレルインターフェースへと変換される。しかしながら、制御回路76は、2,3もしくは4線式シリアル構成を含む任意の従来の電話回路からの信号を変換するように構成され得る。
図7Bを参照すると、ブロック図は、従来の電話回路38からの信号が、画像映写システム44(図1B)のライトバルブ64(図1B)を直接駆動するように使用される代わりのインターフェースを図解する。この場合、直視型ディスプレー34(図1A)とライトバルブ64(図1B)は、同じインターフェースを使用する。別の代替案として、直視型ディスプレー34(図1A)が、ライトバルブ64(図1B)と異なるインターフェースを使用する場合、プログラム可能なマイクロコントローラU2は、ライトバルブ64(図1B)を駆動するのに必要な信号を変換するようにプログラムされ得る。
図8を参照すると、インターフェースボード74と制御回路76が図解される。制御回路76は、画像映写システム44の動作の期間中に様々な機能を行う。制御回路76の第1の機能は、ライトバルブ64(図1B)を初期化すること、および、起動時に正しいレジスタ設定を読み込む(ロードする)ことである。その際、ライトバルブ64(図6A)の駆動チップ124(図6A)は、第2の画像46(図3B)を表示するためのさまざまなオプションを有し、また、制御回路76は、起動時にこれらのオプションを選択して、読み込むために使用される。
制御回路76の第2の機能は、電話回路38(図1B)からシリアルデータを取り出すことと、このデータをライトバルブ64(図1B)によって必要とされるシリアルフォーマットへと変換することである。
制御回路76の第3の機能は、光源58(図1B)の起動を制御することである。必要に応じて、光源58(図1B)は、待機時の発信者番号信号の最初の受信の後にある一定期間(例えば、数秒もしくはそれ以上)をおいてから、起動され得る。
制御回路76は、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)マイクロコントローラU2と、サポート構成要素とを含む。EPROM U1は、マイクロコントローラU2のための再プログラム可能な構成のPROMを含む。ソフトウェアは、起動の期間中にEPROM U1内へ読み込まれ、そして、マイクロコントローラU2内へ読み込まれる。オシレーターX1は、マイクロコントローラU2に対する連続クロック信号と、システムクロックとを供給するオシレーターである。オシレーターX1は既知のクロック信号を供給するが、電話回路38(図1B)からのクロック信号が代わりに使用されてもよい。
制御回路76はまた、マイクロコントローラU2に電力を供給する2.5ボルトの線形レギュレーターU4を含む。例示的な実施形態では、構成要素U3は使われない。また、インターフェースボード74上には6つのピンがあり、これらはEPROM U1へ接続される。これらのピンは、コンピュータ(図示せず)に接続されたケーブル(図示せず)を介して新しいソフトウェアをダウンロードすることを可能にし、これは、ソフトウェアを更新することを可能にする。インターフェースボード74はまた、電話回路38(図1B)と電気的に通信する入力パッドを含む。インターフェースボード74はまた、ライトバルブ64(図1B)および光源58(図1B)と電気的に通信する出力パッドを含む。
以下の表Iはインターフェースボード74上の構成要素を特定する。さらに、図8にあるドット回路配線は、インターフェースボード74上の構成要素の相互接続を図解する。表Iにおいて、供給業者の「Digi−Key」は、ミネソタ州シーフリバーフォールのDigi−Key社である。
Figure 2009533951
図9において、マイクロコントローラU2が個別に図解される。例示的な実施形態において、マイクロコントローラU2は、カルフォルニア州サンノゼのXilinx社製のXilinx Spartan IIを含む。マイクロコントローラU2は、電話回路38を備える所望のインターフェースがもたらされ得るように、フィールド・プログラマブルである。
図9Aから図9Cにおいて、ピン出力およびピン入力の構成を図解するマイクロコントローラU2の拡大図が図解される。
図10において、マイクロコントローラEPROM U1の電気回路図が個別に図解される。
図11において、マイクロコントローラ・ケーブルJ3の電気回路図が個別に図解され
る。
図12において、OSC X1(オシレーター)の電気回路図が個別に図解される。
図13において、電位差計VR1の電気回路図が個別に図解される。
図14において、デカップリングキャパシタC10の電気回路図が図解される。
図15において、デカップリングキャパシタC6の電気回路図が図解される。
図16において、マイクロコントローラU2のための2.5ボルトの線形レギュレーターU4の電気回路図が図解される。
図17を参照して、光源58をパルスするためのパルス発生回路108が図解される。パルス発生回路108は、高電流の後に続けて低電流を流すもしくは電流を流さないように、光源58へ駆動電流をパルスするように構成される。これは、第2の視覚画像46(図3B)を、第1の強度(すなわち、明るい)から第2の強度(すなわち、暗い)までパルスする。これは、定電流と比較して、電力消費と発熱を抑える。パルス発生回路108は、制御信号に応じて光源58へサイクル電流を流すように構成されたトランジスタQ1を含む。例示的な実施形態において、トランジスタQ1は、Digi−Keyから入手可能な部品番号IRLL−2705CT−NDのLED制御のためのNチャネルMOSFETを含む。
このようにして、本発明は、改良された携帯電話と、携帯電話においてデータを表示するための改良された方法とを提供する。本発明は、特定の好ましい実施形態に関して記載されてきたが、添付の請求項によって規定される本発明の範囲を逸脱すること無く、ある種の変化および変形が成され得ることが当業者には明らかだろう。
画像映写システムを有する本発明によって構成された携帯電話の正面図である。 本携帯電話の後表面図である。 本携帯電話の下端部の図である。 カバーが取り除かれた状態の携帯電話の内部区画と、その区画の中の画像映写システムとを図解する、図1Bの線2Aに沿った携帯電話の後表面の拡大図である。 画像映写システムの構成要素を図解する透視拡大図である。 代わりの実施形態の画像映写システムを図解する図2Aと同等の後表面の拡大図である。 視覚画像の表示面上への映写を示す画像映写システムの概略図であり、この図は例示を目的で、通常の観察位置から90°回転されている手を含む。 表示面上の視覚画像を図解する、図3Aの線3B−3Bに沿った、90°回転した図である。 湾曲した英数字キャラクターを有する、代わりの実施形態の視覚画像の、図3Bと同等な図である。 携帯電話を出た後の視覚画像の鏡像の第1および第2の方向を図解する、図1Cと同等な下端部の図である。 画像映写システムの方向検知システムの電気回路図である。 画像映写システムの動作を図解する概略図である。 携帯電話を左手で頭部に当てて保持した状態で電話によるやり取りをしているユーザー、および、右手上もしくは代わりに右前腕上に映写された視覚画像の平面図である。 図4Aの側面図である。 ユーザーの右手もしくは代わりに右前腕上の視覚画像を図解する、図4Aの線4C−4Cに沿った拡大図である。 携帯電話を右手で頭部に当てて保持した状態で電話によるやり取りをしているユーザー、および、左手上もしくは代わりに左前腕上に映写された視覚画像の平面図である。 図5Aの側面図である。 ユーザーの左手もしくは代わりに左前腕上の視覚画像を図解する、図5Aの線5C−5Cに沿った拡大図である。 画像映写システムのライトバルブ構成要素の正面図である。 図6Aの側面図である。 キャラクターブロックを図解するライトバルブ構成要素の拡大図である。 画像映写システムおよびその従来の電話回路とのインターフェースのための制御回路の電気的なブロック図である。 画像映写システムのための代わりの実施形態の制御回路の電気的なブロック図である。 画像映写システムのための制御回路を含むインターフェースボードの平面図である。 制御回路のプログラム可能なマイクロコントローラの略平面図である。 図9Aから図9Dは、図9の線9A,線9B,線9Cおよび線9Dのそれぞれに沿ってマイクロコントローラの一部分を拡大したものである。 図9Aから図9Dは、図9の線9A,線9B,線9Cおよび線9Dのそれぞれに沿ってマイクロコントローラの一部分を拡大したものである。 図9Aから図9Dは、図9の線9A,線9B,線9Cおよび線9Dのそれぞれに沿ってマイクロコントローラの一部分を拡大したものである。 図9Aから図9Dは、図9の線9A,線9B,線9Cおよび線9Dのそれぞれに沿ってマイクロコントローラの一部分を拡大したものである。 制御回路のマイクロコントローラ設定EPROMの電気回路図である。 制御回路のマイクロコントローラ・ケーブルの電気回路図である。 制御回路のオシレーター(OSC)の電気回路図である。 制御回路の電位差計の電気回路図である。 制御回路のデカップリングキャパシタの電気回路図である。 制御回路のデカップリングキャパシタの電気回路図である。 制御回路のマイクロコントローラのための2.5ボルトの線形レギュレーターの電気回路図である。 画像映写システムのためのパルス発生回路の電気回路図である。

Claims (106)

  1. ユーザーの頭部付近に保持するように構成された、双方向通話を行うためのハンドセットと、
    前記ハンドセットが前記頭部付近に保持された状態で、前記通話を妨げること無く、前記ユーザーが見ることが可能な表示面上に、データの視覚画像を形成するように構成された、前記ハンドセットに載った映写システムと、
    を含む携帯電話。
  2. 前記映写システムが、前記ハンドセットに対して固定して取り付けられ、且つ、前記視覚画像を前記表示面上に位置づけるように、前記ハンドセットと供に動くように構成された光学セットを含む、請求項1の携帯電話。
  3. 前記映写システムが、光源と光を伝達する液晶ディスプレーを含む、請求項1の携帯電話。
  4. 前記映写システムが、前記視覚画像を表すパターンを生成するように構成されたライトバルブと、前記パターンを前記視覚画像の鏡像へと処理し、前記鏡像を前記表示面上へと映写するように構成された少なくとも1つの光学セットと、を含む請求項1の携帯電話。
  5. 前記ハンドセットの方向を検知し、前記方向に応じて前記視覚画像を方向付けるように構成された、前記ハンドセットに載ったセンサーをさらに含む、請求項1の携帯電話。
  6. 前記表示面が、身体の一部分、衣類、もしくは家具を含む、請求項1の携帯電話。
  7. 前記ハンドセットが、スピーカー、マイクロフォン、およびキーパッド表面を含み、前記映写システムが、おおよそ前記スピーカーから前記マイクロフォンへ向かって延びる方向に、且つ、おおよそ前記キーパッド表面に対して直角に前記視覚画像を映写するように構成される、請求項1の携帯電話。
  8. 前記視覚画像の明るさをパルスするように構成されたパルス発生回路をさらに含む、請求項1の携帯電話。
  9. 前記表示面が、前記ハンドセットから約8インチから約16インチにあり、ここで、前記映写システムが、約25mmから約152mmの幅で、且つ、約7.6mmから約46.2mmの高さで、前記視覚画像を形成するように構成された、請求項1の携帯電話。
  10. ユーザーの頭部付近に保持されるように構成されたハンドセットと、
    前記ハンドセットが前記頭部付近に保持された状態で、前記ユーザーが見ることが可能な表示面上に選択されたデータを表す視覚画像を形成するように構成される、前記ハンドセットに載った映写システムと、
    を含む携帯電話であって、
    前記映写システムが、光源と、前記データを表すパターンを生成するように構成され、前記光源と光を伝達するライトバルブと、前記パターンを視覚画像の鏡像へと処理し、前記鏡像を前記表示面上へと映写するように構成された光学セットと、
    を含む、
    携帯電話。
  11. 前記ライトバルブが、少なくとも840画素の有効領域を有する液晶ディスプレー(LCD)を含む、請求項10の携帯電話。
  12. 前記ライトバルブが、複数のキャラクターブロックを有する、チップ・オン・グラス(COG)液晶ディスプレー(LCD)を含む、請求項10の携帯電話。
  13. 前記光源が、少なくとも10ルーメンの光を生成するように構成された、請求項10の携帯電話。
  14. 前記光源が、LEDチップと、前記LEDチップと直接的に熱を伝達する少なくとも1つのヒートシンクと、を含む、請求項10の携帯電話。
  15. 前記光源の明るさが調節可能な、請求項10の携帯電話。
  16. 前記頭部にある前記ハンドセットの右手の方向もしくは左手の方向を検知し、前記右手の方向もしくは左手の方向のどちらであっても、前記視覚画像を左から右へ読むことができるように前記視覚画像を方向付けるように構成された、前記ハンドセット載ったセンサーをさらに含む、請求項10の携帯電話。
  17. 前記ライトバルブが有効領域を含み、前記映写システムが、前記光源から前記有効領域上への光線の光束のサイズもしくは形状を操作するように構成された別の光学セットを含む、請求項10の携帯電話。
  18. 前記光学セットが、実質的なもしくは楕円形の外周を有する光学素子を含む、請求項10の携帯電話。
  19. ユーザーが保持するように構成されたハンドセットと、
    データの第1の画像を表示するように構成された、前記ハンドセットに載った直視型視覚ディスプレーと、
    前記直視型視覚ディスプレー上に前記第1の画像を表示するための信号を生成するように構成された、前記ハンドセットに載った回路と、
    ライトバルブと、前記ハンドセットに固定して取り付けられ、前記信号に応じて前記ユーザーが見ることが可能な表示面上に、前記データの第2の画像を形成するように構成された少なくとも1つの光学セットとを含む、前記ハンドセットに載った映写システムと、を含む携帯電話。
  20. 前記ライトバルブが、光線を放出するように構成された光源と光を伝達する有効領域を有する液晶ディスプレーと、前記光線を視準し、前記光線を前記有効領域上へと方向付けるように構成された第1の光学セットとを含む、請求項19の携帯電話。
  21. 前記光源が、少なくとも10ルーメンスの光を放出するように構成された発光ダイオード(LED)を含む、請求項19の携帯電話。
  22. 各ブロックが7つの画素の行を含み、各行が5つの画素を含む、画素の複数の矩形ブロックを前記有効領域が含む、請求項19の携帯電話。
  23. 前記液晶ディスプレーが、数字もしくは文字のいずれかを形成するように構成された複数のキャラクターブロックを含む、請求項19の携帯電話。
  24. 前記第1の画像と前記第2の画像がほぼ同じサイズを有する、請求項19の携帯電話。
  25. 前記映写システムが、ユーザーによる前記ハンドセットの操作によって制御されるベク
    トルに沿って、前記第2の画像の鏡像を映写するように構成される、請求項19の携帯電話。
  26. 前記映写システムが、アドレス可能パターンLEDディスプレーと、電子発光ブラウン管と、もしくは電界放出ディスプレーとを含む、請求項19の携帯電話。
  27. 前記第2の光学セットが、電気的に調節可能な焦点距離を有するレンズを含む、請求項19の携帯電話。
  28. 前記映写システムが、前記直視型ディスプレーを含む前記ハンドセットの表面に対しておおよそ直角に、且つ、前記ハンドセットのスピーカーからマイクロフォンへ向かって延びる方向を有するベクトルに沿って、前記第2の画像の鏡像を映写するように構成される、請求項19の携帯電話。
  29. 前記映写システムが、マイクロプロセッサを含む制御回路を含む、請求項19の携帯電話。
  30. 前記第2の画像が、その高さよりも大きい幅を有する、請求項19の携帯電話。
  31. 前記第2の画像が、高さを1としたときに、長さが1よりも大きい比率を有する、請求項19の携帯電話。
  32. 前記第2の画像が、高さを1としたときに、幅が1.5よりも大きい比率を有する、請求項19の携帯電話。
  33. 前記表示面が、前記ユーザーの身体の一部分上に、もしくは、前記ユーザーのごく近くにある家具の一部分上に位置する、請求項19の携帯電話。
  34. 前記データが、待機時の発信者番号データを含む、請求項19の携帯電話。
  35. 前表面、スピーカー、およびマイクロフォンを有するハンドセットと、
    データを表す信号を生成するように構成された、前記ハンドセットに載った回路と、
    前記信号に応じて前記データの画像を形成し、前記前表面に対しておおよそ直角に、且つ、前記スピーカーから前記マイクロフォンに向かう方向に前記ハンドセットから延びるベクトルに沿って、前記画像を前記表示面上へと映写するように構成された、前記ハンドセットに固定して取り付けられた映写システムと、
    を含む、携帯電話。
  36. 前記ハンドセットの方向を検知し、それに応じて前記画像を方向付けるように構成された、前記ハンドセットに載った方向センサーをさらに含む、請求項35の携帯電話。
  37. 前記映写システムが、光源、ライトバルブ、および、少なくとも1つの光学セットを含む、請求項35の携帯電話。
  38. 前記映写システムが、アドレス可能パターンLEDディスプレー、電子発光ディスプレー、ブラウン管、および、電界放出ディスプレーから成るグループから選択された構成要素を含む、請求項35の携帯電話。
  39. 前記画像が、高さを1としたときに、幅が1.5よりも大きい比率を有する、請求項35の携帯電話。
  40. 前記ハンドセットが、コードレス電話もしくはセル方式電話を含む、請求項35の携帯電話。
  41. 前記ハンドセットが、その下端面上に開口部を含み、前記映写システムが前記開口部に対して埋め込まれる、請求項35の携帯電話。
  42. 前記回路がマイクロコントローラを含む、請求項35の携帯電話。
  43. 前記映写システムが光源を含み、前記回路が前記光源への電流をパルスするように構成されたパルス発生回路を含む、請求項35の携帯電話。
  44. 前記映写システムが光源を含み、前記回路が前記光源の明るさを調節するように構成される、請求項35の携帯電話。
  45. 前記データが待機時の発信者番号データを含む、請求項35の携帯電話。
  46. 前記画像が、英数字のキャラクターを含む、請求項35の携帯電話。
  47. 前記画像が、絵、キャラクター、図画、記号、写真、もしくは、映像情報を含む、請求項35の携帯電話。
  48. 前記画像が可変画像を含む、請求項35の携帯電話。
  49. 前記画像が固定画像を含む、請求項35の携帯電話。
  50. スピーカーとマイクロフォンを有するハンドセットと、
    前記ハンドセットの一部分に、前記一部分に対して固定した方向で取り付けられた映写システムであって、おおよそ前記スピーカーから前記マイクロフォンへの方向を有するベクトルに沿って画像を映写するように構成された、映写システムと、
    を含む携帯電話。
  51. 前記映写システムが、前記ハンドセットの前表面に対してほぼ直角に方向付けられた英数字データを映写するように構成される、請求項50の携帯電話。
  52. 前記映写システムが、前記ハンドセットが左手モードであっても右手モードであっても、ユーザーが英数字データを左から右へ見ることができるように構成された、請求項50の携帯電話。
  53. 前記映写システムが、軟質ゲルで覆われたLEDチップを含む光源を含む、請求項50の携帯電話。
  54. 前記映写システムが、光源と、前記光源からの光の角度的な放出を低減するように構成された、光源と分離する屈折光学素子と、を含む、請求項50の携帯電話。
  55. 前記映写システムが、200mmから400mmの間の距離に、38mmから100mmの間の幅で前記画像を映写するように構成される、請求項50の携帯電話。
  56. ユーザーの頭部付近に保持されるように構成されたハンドセットと、
    データを表す信号を処理するように構成されたマイクロコントローラを含む、前記ハン
    ドセットに載った制御回路と、
    前記信号に応じてパターンを形成するように構成された複数のキャラクターブロックを有し、前記制御回路と信号通信する、前記ハンドセットに載った液晶ディスプレーと、
    前記パターンを鏡像へと処理し、前記頭部周辺での前記ハンドセットの動きによって制御されるベクトルに沿って、表示面上へ前記鏡像を映写するように構成され、前記液晶ディスプレーと光を伝達する、前記ハンドセットに載った光学セットと、
    を含む、携帯電話。
  57. 前記映写システムが、少なくとも10ルーメンスの光を生成するように構成された光源と、前記光を視準し、前記キャラクターブロック上へと方向付けるように構成された少なくとも1つの光学素子と、を含む、請求項56の携帯電話。
  58. それぞれのキャラクターブロックが、文字と数字の両方を形成するように構成された、請求項56の携帯電話。
  59. 前記キャラクターブロックが、少なくとも840画素の前記液晶ディスプレー上の有効領域を形成する、請求項56の携帯電話。
  60. 前記液晶ディスプレーが、ヒートシンクとして構成された基板と、軟質ゲルによって覆われた前記基板チップ上のLEDと、および、前記ゲルと物理的に接触するレンズと、を含む、請求項56の携帯電話。
  61. 前記液晶ディスプレーが、チップ・オン・グラス ディスプレーを含む、請求項56の携帯電話。
  62. 前記液晶ディスプレーと光を伝達する光源をさらに含み、ここで、前記制御回路が、前記光源をパルスするように構成されたパルス発生回路を含む、請求項56の携帯電話。
  63. 前記表示面が、前記ハンドセットから約8インチから約16インチにあり、前記ユーザーの身体の一部分を含む、請求項56の携帯電話。
  64. 携帯電話において、データを表示するための方法であって、
    双方向通話を行うために、ユーザーの頭部付近に保持するように構成されたハンドセットを提供するステップと、
    前記ハンドセットが前記頭部付近に保持された状態で、前記通話を中断すること無く、前記ユーザーが見ることが可能な表示面上に、前記データの視覚画像を形成するように構成された、前記ハンドセットに載った映写システムを提供するステップと、
    前記双方向通話の期間中に、前記映写システムを使用して、前記表示面上に前記視覚画像を形成するステップと、
    を含む、方法。
  65. 前記映写システムが、前記視覚画像を表すパターンを生成するように構成されたライトバルブと、前記パターンを前記視覚画像の鏡像へと処理し、前記鏡像を前記表示面上へ映写するように構成された少なくとも1つの光学セットと、を含む、請求項64の方法。
  66. 前記ハンドセットが、前表面、マイクロフォン、および、スピーカーを含み、前記視覚画像が、前記形成するステップの期間中に、前記前表面に対しておおよそ直角に、且つ、前記スピーカーから前記マイクロフォンに向かって延びる方向に映写される、請求項64の方法。
  67. 前記ハンドセットが開口部を含み、前記形成するステップが、前記開口部を介して前記視覚画像を映写する、請求項64の方法。
  68. 前記ハンドセットの方向を検知し、前記方向に応じて前記視覚画像を方向付けるように構成された、前記ハンドセットに載ったセンサーを提供するステップと、
    前記映写するステップの期間中に、前記センサーを使用して前記視覚画像を方向付けるステップと、
    をさらに含む、請求項64の方法。
  69. 前記表示面が、身体の一部分、衣類、もしくは、家具を含む、請求項64の方法。
  70. 携帯電話において、データを表示するための方法であって、
    前記データを表す画像を形成するように構成された、データ映写システムを備える前記携帯電話を提供するステップと、
    前記携帯電話をユーザーの頭部付近に保持するステップと、
    前記保持するステップの期間中に、双方向通話を行うステップと、
    前記保持するステップと前記双方向通話を行うステップを実行する期間中に、前記頭部周辺での前記携帯電話の動きによって制御されるベクトルに沿って、前記ユーザーが見ることが可能な表示面上へ前記画像を映写するステップと、
    を含む、方法。
  71. 前記保持するステップの期間中に、前記頭部にある前記携帯電話の第1の方向を検知するステップと、
    前記検知するステップに応じて、前記画像を前記携帯電話から第2の方向で映写するステップと、
    をさらに含む、請求項70の方法。
  72. 前記表示面が、前記ユーザーの身体の一部分を含み、前記映写するステップの期間中に、前記身体の一部分上に前記画像をフォーカスおよび位置付けるために、前記身体の一部分を動かすステップをさらに含む、請求項70の方法。
  73. 前記表示面が前記携帯電話から約8インチから約16インチにあり、前記画像が約25mmから約152mmの幅と、約7.6mmから約46.2mmの高さを有する、請求項70の方法。
  74. 前記画像が湾曲した線に沿って方向付けられる、請求項70の方法。
  75. 前記映写するステップの期間中に、前記画像の明るさをパルスするステップをさらに含む、請求項70の方法。
  76. 前記携帯電話がスピーカーとマイクロフォンとを含み、前記ベクトルが、前記スピーカーから前記マイクロフォンへ向かって延びる方向を有する、請求項70の方法。
  77. 前記データ映写システムが、光源、ライトバルブ、および、少なくとも1つの光学システムを含む、請求項70の方法。
  78. 前記データ映写システムが、前記画像を映写するように構成された少なくとも1つの光学素子を含む、請求項70の方法。
  79. 携帯電話において、データを表示するための方法であって、
    表面、スピーカー、およびマイクロフォンを有するハンドセットを備える携帯電話を提供するステップと、
    前記データの画像を映写するように構成された、前記ハンドセットに載った映写システムを提供するステップと、
    前記ハンドセットを、前記携帯電話のユーザーの頭部付近に保持するステップと、
    前記ハンドセットからの前記画像を、前記表面に対しておおよそ直角に、前記スピーカーから前記マイクロフォンへ向かって延びるベクトルに沿って、映写するステップと、
    前記保持するステップの期間中に前記ユーザーが見ることが可能な選択された表示面に前記ベクトルを向けて、前記表示面上に見ることが可能な画像を形成するように、前記映写するステップの期間中に前記頭部の周辺で前記ハンドセットを動かすステップと、
    を含む、方法。
  80. 前記保持するステップの期間中に、前記ハンドセットの方向を検知するステップと、前記検知するステップに応じて前記画像を方向付けるステップと、をさらに含む、請求項79の方法。
  81. 前記動かすステップが、前記頭部周辺で前記ハンドセットを回転するステップを含む、請求項79の方法。
  82. 前記映写システムが、前記映写するステップの期間中にパルスされる光源を含む、請求項79の方法。
  83. 前記映写システムが、調節可能な明るさを有する光源を含む、請求項79の方法。
  84. 前記データが、待機時の発信者番号データを含む、請求項79の方法。
  85. 前記画像が英数字キャラクターを含む、請求項79の方法。
  86. 前記画像が、絵、キャラクター、図画、記号、写真、もしくは、映像情報を含む、請求項79の方法。
  87. 前記画像が可変画像もしくは固定画像を含む、請求項79の方法。
  88. 携帯電話において、データを表示するための方法であって、
    ハンドセットを提供するステップであり、前記ハンドセットが、視覚ディスプレーと、前記視覚ディスプレー上に前記データの第1の画像を表示するための信号を生成するように構成された回路と、前記信号に応じて前記データの第2の画像を形成するように構成された前記ハンドセット内の映写システムと、を含む、ステップと、
    前記信号を使用して、前記映写システムを操作し前記第2の画像を生成するステップと、
    前記携帯電話を使用する通話の期間中に、前記映写システムを使用して、前記ハンドセットからの前記第2の画像を、ユーザーが見ることが可能な表示面上へ映写するステップと、
    を含む、方法。
  89. 前記ハンドセットが開口部を有する下端面を含み、前記映写するステップの期間中に、前記開口部から前記第2の画像が映写される、請求項88の方法。
  90. 前記映写システムが、光源と、前記信号に応じて前記第2の画像を表すパターンを生成するように前記光源からの光を使用するように構成されたライトバルブと、を含む、請求
    項88の方法。
  91. 前記映写システムが、前記信号に応じて前記第2の画像を表すパターンを生成するように構成された放射型のライトバルブを含む、請求項88の方法。
  92. 前記映写システムが反射型ディスプレーを含む、請求項88の方法。
  93. 前記第2の画像を前記映写するステップが、前記ハンドセットのキーパッド表面に対しておおよそ直角である英数字キャラクターを含む鏡像を、前記ハンドセットの端部面から映写するステップを含む、請求項88の方法。
  94. 前記表示面が、前記ハンドセットから約8インチから約16インチにあり、前記第2の画像が、約25mmから約152mmの幅で、約7.6mmから約46.2mmの高さを有する、請求項88の方法。
  95. 前記データが待機時の発信者番号データを含む、請求項88の方法。
  96. 前記第2の画像が英数字キャラクターを含む、請求項88の方法。
  97. 前記第2の画像が、絵、キャラクター、図画、記号、写真、もしくは、映像情報を含む、請求項88の方法。
  98. 前記第2の画像が固定画像を含む、請求項88の方法。
  99. 携帯電話において、データを表示するための方法であって、
    画像映写システムを有するハンドセットを備える前記携帯電話を提供するステップと、
    ユーザーの頭部に当てて前記ハンドセットを保持するステップと、
    前記ハンドセットを前記頭部に当てて保持した状態で、前記ハンドセットを使用する双方向通話を行うステップと、
    前記双方向通話の期間中に、前記画像映写システムにデータを伝送するステップと、
    前記双方向通話を行うステップの期間中に、前記ハンドセットを前記頭部に当てて保持した状態で前記ユーザーが見ることが可能な表示面上へ、前記映写システムを使用して前記ハンドセットからの前記データを表す視覚画像を映写するステップと、を含む、方法。
  100. 検知システムを備える前記ハンドセットを提供するステップと、前記検知システムを使用して前記ハンドセットの方向を検知するステップと、その後に、前記ハンドセットの検知された前記方向に応じた方向で、前記視覚画像を前記表示面上へ映写するステップと、をさらに含む、請求項99の方法。
  101. 前記伝送するステップの後にある一定期間の間、前記映写するステップを遅延するステップをさらに含む、請求項99の方法。
  102. 前記表示面が前記ユーザーの身体の一部分を含む、請求項99の方法。
  103. 前記表示面が家具を含む、請求項99の方法。
  104. 前記表示面が衣類を含む、請求項99の方法。
  105. 前記ハンドセットが前表面と後表面とを含み、前記映写するステップが、前記前表面から前記後表面へ向かって延びる方向に読む英数字キャラクターの行として、前記視覚画像を映写する、請求項99の方法。
  106. 前記ハンドセットがスピーカーとマイクロフォンとを含み、前記映写するステップが、前記スピーカーから前記マイクロフォンに向かって延びる方向に、前記視覚画像を映写する、請求項99の方法。
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