JPH09326891A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH09326891A
JPH09326891A JP8166912A JP16691296A JPH09326891A JP H09326891 A JPH09326891 A JP H09326891A JP 8166912 A JP8166912 A JP 8166912A JP 16691296 A JP16691296 A JP 16691296A JP H09326891 A JPH09326891 A JP H09326891A
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JP
Japan
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bit rate
transmission speed
determined
state
signal
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Pending
Application number
JP8166912A
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English (en)
Inventor
Takehiro Yoshida
武弘 吉田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 V.34通信可能なファクシミリ装置におい
て、装置の状態に応じて伝送スピードを適正に決定し
て、安定した通信を確保する。 【解決手段】 伝送スピードに関する情報を判定した場
合に、その時のファクシミリ装置の状態を検出し、この
ファクシミリ装置の状態に基づいて伝送スピードを決定
することにより、V.34のファクシミリ通信が開始さ
れた後、読取動作あるいは記録動作が行われて、通信エ
ラーが発生することをなくし、安定した通信の確保す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、V.34通信可能
なファクシミリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のV.34通信を行うファクシミリ
装置においては、ラインプロービング信号の受信によ
り、ボーレートの決定し、また、ロングトレーニング信
号の受信により、ビットレートを決定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、V.3
4通信においては、伝送レート33.6kb/sの通信
を実行する場合、S/Nを30dB以上確保しなければ
ならない。ここで、−40dBmの受信レベルである
と、受信機側のファクシミリ装置内のノイズは−70d
Bm以下に抑える必要がある。
【0004】また、ファクシミリ装置が記録動作あるい
は読取動作をしていると、ファクシミリ装置内のノイズ
レベルが変わるにもかかわらず、この影響を考慮しない
で、伝送スピードに関する情報の決定をしており、通信
の信頼性が低下するという欠点があった。
【0005】本発明は、装置の状態に応じて伝送スピー
ドを適正に決定できるファクシミリ装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本出願の第1の発明は、
V.34通信可能なファクシミリ装置において、伝送ス
ピードに関する情報を判定した場合に、その時のファク
シミリ装置の状態を検出する検出手段を有し、このファ
クシミリ装置の状態に基づいて伝送スピードを決定する
ことにより、V.34のファクシミリ通信が開始された
後、読取動作あるいは記録動作が行われて、通信エラー
が発生することはなく、安定した通信の確保が可能にな
る。
【0007】本出願の第2の発明は、前記第1の発明に
おいて、伝送スピードに関するボーレート情報を判定し
た場合には、ファクシミリ装置の状態とは無関係にボー
レートを決定し、伝送スピードに関するビットレート情
報を判定した場合には、ファクシミリ装置の状態に基づ
いて伝送スピードのビットレートを決定することによ
り、ボーレートは回線の通過帯域幅の影響が大きく、ビ
ットレートはS/N比の影響が大きいので、これらを考
慮したV.34のファクシミリ通信における安定した通
信の確保が可能になる。
【0008】本出願の第3の発明は、前記第1、第2の
発明において、ファクシミリ装置が読取動作と記録動作
とをともに実行している場合に、伝送スピードに関する
ビットレートを判定した場合には、そのビットレートと
し、ファクシミリ装置が読取動作あるいは記録動作のど
ちらか一方を実行している場合に、伝送スピードに関す
るビットレートを判定した場合には、判定したビットレ
ートより1つ低いビットレートとし、ファクシミリ装置
が読取動作と記録動作とをともに実行していない場合
に、伝送スピードに関するビットレートを判定した場合
には、判定したビットレートより2つ低いビットレート
とすることにより、V.34ファクシミリ通信が行われ
て、ファクシミリ装置の状態に基づいて判定したビット
レートから実際にビットレートを決定する具体的プロセ
スを提供できる。
【0009】
【発明の実施の形態および実施例】図1は、本発明の一
実施例によるファクシミリ装置の構成を示すブロック図
である。
【0010】NCU(網制御装置)2は、電話網をデー
タ通信等に使用するために、その回線の端末に接続し、
電話交換網の接続制御を行なったり、データ通信路への
切換えを行なったり、ループの保持を行なうものであ
る。また、NCU2は、制御回路20からの信号レベル
(信号線20a)が「0」であれば、電話回線2aを電
話機4側に接続し、信号レベルが「1」であれば、電話
回線2aをファクシミリ装置側に接続するものである。
なお、通常状態では、電話回線2aは、電話機4側に接
続されている。
【0011】ハイブリッド回路6は、送信系の信号と受
信系の信号とを分離し、加算回路12からの送信信号を
NCU2経由で、電話回線2aに送出し、相手側からの
信号をNCU2経由で受取り、信号線6a経由で、変復
調器8に送るものである。
【0012】変復調器8は、ITU−T勧告V.8、
V.21、V.27ter、V.29、V.17、V.
34に基づいた変調、および復調を行なうものであり、
信号線20cにより、各伝送モードが指定される。この
変復調器8は、信号線20bに出力されている信号を入
力し、変調データを信号線8aに出力し、信号線6aに
出力されている受信信号を入力し、復調データを信号線
8bに出力する。
【0013】変復調器8は、ラインプロービング信号を
受信した時には、ボーレートの情報を信号線8cに出力
し、ロングトレーニング信号を受信した時には、ビット
レートの情報を信号線8cに出力する。
【0014】ANSam送出回路10は、ANSam信
号を送出する回路であり、信号線20dに信号レベル
「1」の信号が出力されている時には、信号線10aに
ANSam信号を送出し、信号線20dに信号レベル
「0」の信号が出力されている時には、信号線10aに
何も信号を出力しない。
【0015】加算回路12は、信号線8aの情報と信号
線10aの情報とを入力し、加算した結果を信号線12
aに出力するものである。読取回路14は、原稿の画像
を読取り、この読取り画像データを信号線14aに出力
するものである。記録回路16は、信号線20eに出力
されている情報を順次1ライン毎に記録するものであ
る。
【0016】メモリ回路18は、読取りデータの生情
報、あるいは、符号化した情報を格納したり、また、受
信情報、あるいは、復号化した情報等を格納するために
使用する。
【0017】制御回路20は、特に本実施例において、
V.34通信時に伝送スピードに関する情報を判定した
場合に、ファクシミリ装置の状態に基づいて伝送スピー
ドを決定する制御を行う。
【0018】ここで、伝送スピードに関するボーレート
情報を判定した場合は、ファクシミリ装置の状態に無関
係にボーレートを決定し、伝送スピードに関するビット
レート情報を判定した場合は、ファクシミリ装置の状態
に基づいて、伝送スピードのビットレートを決定する。
具体的には、ビットレートの決定に際し、ファクシミリ
装置が読取動作と記録動作をともに実行している場合
に、伝送スピードに関するビットレートを判定したとき
には、そのビットレートと決定し、ファクシミリ装置が
読取動作あるいは記録動作のどちらか一方を実行してい
る場合に、伝送スピードに関するビットレートを判定し
たときには、判定したビットレートより1つ低いビット
レートと決定し、ファクシミリ装置が、読取動作と記録
動作をともに実行していない場合に、伝送スピードに関
するビットレートを判定したときには、判定したビット
レートより2つ低いビットレートと決定する。
【0019】図2〜図5は、このような制御回路20の
制御の流れを示すフローチャートであり、図2、図3が
メインルーチンを示し、図4、図5がメモリ受信ルーチ
ンを示している。
【0020】まず、図2において、S0で動作を開始
し、S2では、信号線20aに信号レベル「0」の信号
を出力してCMLをオフする。また、S4では、信号線
20dに信号レベル「0」の信号を出力してANSam
信号を送出しない。
【0021】次に、S6では、読取情報のメモリ格納を
実行中であることを表すメモリ格納JOBに0をセット
する。また、S8では、メモリ送信を実行中であること
を表すメモリ送信JOBに0をセットする。
【0022】次に、S10では、メモリ受信を実行中で
あることを表すメモリ受信JOBに0をセットする。ま
た、S12では、メモリ受信情報の記録を実行中である
ことを表す記録JOBに0をセットする。
【0023】次に、S14では、読取情報のメモリ格納
が選択、あるいは、実行中であるか否かを判断し、肯定
応答であるとS16に進み、メモリ格納JOBに1をセ
ットし、S18で、所定時間(例えば300μS)、読
取情報のメモリ格納を実行する。また、S14で、否定
応答であるとS20に進み、メモリ格納JOBに0をセ
ットする。
【0024】この後、S22に進み、メモリ送信が選
択、あるいは、実行中であるか否かを判断し、肯定応答
であるとS24に進み、メモリ送信JOBに1をセット
し、S26で、所定時間(例えば300μS)、メモリ
送信を実行する。また、S22で、否定応答であるとS
28に進み、メモリ送信JOBに0をセットする。
【0025】この後、S30に進み、記録が選択、ある
いは、実行中であるか否かを判断し、肯定応答であると
S32に進み、記録JOBに1をセットし、S34で、
所定時間(例えば300μS)、記録動作を実行する。
また、S30で、否定応答であるとS36に進み、記録
JOBに0をセットする。
【0026】この後、S38に進み、メモリ受信が選
択、あるいは、実行中であるか否かを判断し、肯定応答
であるとS40に進み、メモリ受信JOBに1をセット
し、S42で、所定時間(例えば300μS)、メモリ
受信を実行する。具体的には、図4、図5のサブルーチ
ンを所定時間、実行する。
【0027】また、S38で、否定応答であるとS44
に進み、メモリ受信JOBに0をセットする。
【0028】この後、S46に進み、その他の処理を行
う。そして、この処理の後、S14に戻る。
【0029】次に、図4において、S50は、図3のS
42からコールされるルーチンであり、メモリ受信の実
行を表している。このルーチンが起動すると、まず、S
52では、信号線20aに信号レベル「1」の信号を出
力してCMLをオンする。
【0030】次に、S54では、信号線20dを介して
V.8のANSam信号の送信を行い、S56では、
V.8のCM信号の受信を行う。次に、S58では、
V.8のJM信号の送信を行い、S60では、V.8の
CJ信号の受信を行う。
【0031】次に、S62では、ラインプロービング信
号の受信を行う。ここで、判定したボーレートでの受信
を行う。なお、ボーレートとしては、2400、274
3、2800、3000、3200、3429の6種類
があるものとする。
【0032】次に、S64は、ロングトレーニング信号
の受信を表している。ここで、判定したビットレートを
記憶しておく。なお、ビットレートとしては、240
0、4800、……、28800、31200、336
00(すなわち、2400から2400毎に33600
まで)があるものとする。
【0033】次に、S66、S68では、現在のファク
シミリ装置の状態がメモリ格納JOB、記録JOBによ
り判定され、メモリ格納JOB、記録JOBとともに1
である、すなわち、メモリ格納のための読取動作を実行
し、かつ、記録動作も実行しているとS70に進み、ま
た、メモリ格納JOB、あるいは、記録JOBのどちら
か一方が1である、すなわち、メモリ格納のための読取
動作、あるいは、記録動作のどちらか1つの動作を実行
しているとS80に進み、また、メモリ格納JOB、記
録JOBともに0である、すなわち、メモリ格納のため
の読取動作、記録動作をともにしていないとS82に進
む。
【0034】次に、S70では、S64にて判定したビ
ットレートで受信を開始する。この後、S72でパラメ
ータ交換を行い、S74でV.34手順およびV.34
画信号の受信を行う。
【0035】次に、S76では、信号線20aに信号レ
ベル「0」の信号を出力してCMLをオフし、S78で
戻る。
【0036】また、S80では、S64にて判定したビ
ットレートより1つ低いビットレート、具体的には、判
定したビットレート2400b/s低いビットレートで
受信を開始する。ここで、判定したビットレートが24
00b/sであれば、2400b/sのビットレートで
受信を開始する。この後、S72に進む。
【0037】また、S82では、S64にて判定したビ
ットレートより2つ低いビットレート、具体的には、判
定したビットレートより4800b/s低いビットレー
トで受信を開始する。なお、ここで判定したビットレー
トが2400b/s、あるいは4800b/sであれ
ば、2400b/sのビットレートで受信を開始する。
この後、S72に進む。
【0038】以上のようにして、装置の状態に応じて適
正な伝送スピードを選択して受信を行い、安定した通信
を確保できる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本出願の第1の発
明によれば、V.34のファクシミリ通信が開始された
後、読取動作あるいは記録動作が行われて、通信エラー
が発生することはなく、安定した通信の確保が可能にな
る効果がある。
【0040】また、本出願の第2の発明によれば、ボー
レートは回線の通過帯域幅の影響が大きく、ビットレー
トはS/N比の影響が大きいので、これらを考慮するこ
とで、V.34のファクシミリ通信における安定した通
信の確保が可能になる効果がある。
【0041】また、本出願の第3の発明によれば、V.
34ファクシミリ通信が行われて、ファクシミリ装置の
状態に基づいて判定したビットレートから実際にビット
レートを決定する場合の適正な具体的プロセスを提供で
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図3】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図4】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図5】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
2…NCU、 4…電話機、 6…ハイブリッド回路、 8…変復調器、 10…ANSam送出回路、 12…加算回路、 14…読取回路、 16…記録回路、 18…メモリ回路、 20…制御回路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 V.34通信可能なファクシミリ装置に
    おいて、 伝送スピードに関する情報を判定した場合に、その時の
    ファクシミリ装置の状態を検出する検出手段を有し、こ
    のファクシミリ装置の状態に基づいて伝送スピードを決
    定することを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 伝送スピードに関するボーレート情報を判定した場合に
    は、ファクシミリ装置の状態とは無関係にボーレートを
    決定し、伝送スピードに関するビットレート情報を判定
    した場合には、ファクシミリ装置の状態に基づいて伝送
    スピードのビットレートを決定することを特徴とするフ
    ァクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 ファクシミリ装置が読取動作と記録動作とをともに実行
    している場合に、伝送スピードに関するビットレートを
    判定した場合には、そのビットレートとし、ファクシミ
    リ装置が読取動作あるいは記録動作のどちらか一方を実
    行している場合に、伝送スピードに関するビットレート
    を判定した場合には、判定したビットレートより1つ低
    いビットレートとし、ファクシミリ装置が読取動作と記
    録動作とをともに実行していない場合に、伝送スピード
    に関するビットレートを判定した場合には、判定したビ
    ットレートより2つ低いビットレートとすることを特徴
    とするファクシミリ装置。
JP8166912A 1996-06-06 1996-06-06 ファクシミリ装置 Pending JPH09326891A (ja)

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