JP2001223809A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JP2001223809A
JP2001223809A JP2000033811A JP2000033811A JP2001223809A JP 2001223809 A JP2001223809 A JP 2001223809A JP 2000033811 A JP2000033811 A JP 2000033811A JP 2000033811 A JP2000033811 A JP 2000033811A JP 2001223809 A JP2001223809 A JP 2001223809A
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JP
Japan
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communication
line
level
communication terminal
measurement
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Application number
JP2000033811A
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English (en)
Inventor
Yoshifumi Sakakura
好文 坂倉
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クロストーク等が発生し、かつ、そのレベル
が高い場合でも各回線のSN比を向上させて良好な交信
が行えるようにした通信端末装置を提供すること。 【解決手段】 既にLINE(1)にて交信1が行われ
ている場合に(ステップS1)、まずレベル測定部によ
ってLINE(2)〜(n)の各パスのレベルを測定し
(ステップS2)。この測定結果はCPUによって相手
先電話番号、伝送速度等の交信情報と関連付けられてR
AMに蓄積される(ステップS3)。そして、他の交信
2が開始されると(ステップS4)、RAMに蓄積した
情報から最もクロストーク等のレベルが低い回線パスが
選択されと共に(ステップS5)、当該選択された回線
パスのゲイン設定が行なわれ(ステップS6)、交信2
を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数回線を収容す
る通信端末においてクロストーク等が発生した場合でも
良好な交信が行えるようにした通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の回線を収容する通信端末において
同時に交信が行われた場合には、回線レベルによってク
ロストーク等が発生して、例えばデータ落による良好な
交信を行うことが困難になる場合がある。
【0003】かかる不都合に対して、従来は各回線パス
を分離することなどにより通信エラー等を低減させる方
法が提案されている。
【0004】例えば、特開平5−14568号公報にお
いては、複数の網制御装置と回線を切替える回線切替回
路とを備えて、回線ごとの通信失敗の割合を演算し、こ
れにより各回線に優先度を設定して、当該優先度の高い
回線から使用するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た回線選択による方法では、クロストーク等の発生を抑
制することに主眼が置かれているために、クロストーク
等が発生した場合にはこれに対処することができず、S
N比の高い通信を行うことが困難である問題があった。
【0006】そこで、本発明は、クロストーク等が発生
し、かつ、そのレベルが高い場合でも各回線のSN比を
向上させて良好な交信が行えるようにした通信端末装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1にかかる発明は、複数の回線を収容して、
同時に複数の通信を行う通信端末装置において、通信に
用いる回線の回線のレベルを測定するレベル測定手段
と、該レベル測定手段により測定された結果に基づき最
適な回線を選択する回線選択手段と、該回線選択手段で
選択された回線のレベルを、レベル測定手段の測定結果
に基づき調整するレベル調整手段とを有して、クロスト
ーク等が発生し、かつ、そのレベルが高い場合でも各回
線のSN比を向上させて良好な交信が行えるようにした
ことを特徴とする。
【0008】請求項2にかかる発明は、レベル測定手段
が測定した回線レベルの測定結果を、交信情報と関連づ
けて記憶する記憶手段を設けて、必要時にその測定結果
が使えるようにしたことを特徴とする。
【0009】請求項3にかかる発明は、レベル測定手段
が、回線のレベル測定に要する時間が稼げない場合に
は、記憶手段から該当するデータを読出して回線のレベ
ルを調整するようにしたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図を参照し
て説明する。図1は本発明にかかる通信端末装置の概略
構成を示すブロック図である。
【0011】当該通信端末装置は、複数回線を収容し、
それらの網制御を行うNCU1、G3伝送時の変復調や
各種トーン制御を行う通信制御部2、複数回線の信号パ
スにおいて予め設定された周波数での信号レベルを測定
するレベル測定部3、該レベル測定部3で測定したレベ
ルの情報から通信制御部2に回線レベル設定及びパスの
選択などの制御を行い又システム全体を監視制御するC
PU4、送信原稿を読取り2値化する読取部5、受信文
書を記録紙に記録する記録部6、交信履歴やユーザの個
人情報等を蓄積するRAM7、制御ソフト等が格納され
るROM8、画像の各種加工を行う画像処理部9、各種
のオペレーションを行うための操作部10等を有して、
これらがバスにより接続されて構成されている。
【0012】このような構成において、クロストーク等
が発生した場合又は発生するような場合を想定した処理
を図2に示すフローチャートを参照して説明する。
【0013】図2は、既にLINE(1)にて交信1が
行われている場合を示しており(ステップS1)、まず
レベル測定部3によってLINE(2)〜(n)の各パ
スのレベルを測定する(ステップS2)。このレベル測
定は、音声帯域での予め設定された周波数について行わ
れる。
【0014】そして、この測定結果はCPU4によって
相手先電話番号、伝送速度等の交信情報と関連付けられ
てRAM7に蓄積される(ステップS3)。
【0015】当該処理は、交信1の最中に所定の時間間
隔で行われ、このような状況下で他の交信2が開始され
ると(ステップS4)、RAM7に蓄積した情報から最
もクロストーク等のレベルが低い回線パスが選択されと
共に(ステップS5)、当該選択された回線パスのゲイ
ン設定が行なわれる(ステップS6)。
【0016】このゲイン設定は、例えば送信ライン、受
信ラインの測定レベルがそれぞれX[dBm]、Y[d
Bm]であり、予め設定された有効SNレベルをa[d
B]、b[dB]であるとした場合、これから交信する
送信ラインのレベルをTx、受信ラインのレベルをRx
で表すと、Tx≧X+a Rx≧Y+b を満たすように設定する。
【0017】このようにゲイン調整することにより、例
えクロストーク等が発生する状況下であっても、SN比
を高くすることができるので良好な交信を行うことが可
能となる。
【0018】なお、上記説明では、交信1が開始されて
から他のラインのレベル測定を行う構成であるため、当
該交信1が開始されてから直ぐに他の交信が開始される
と、上記レベルを測定するのに十分な時間が稼げず、ゲ
イン調整が間に合わない場合が生じる。
【0019】このような場合には、図3に示すような処
理を行うようにすることが好ましい。
【0020】図3では、交信1が開始されると(ステッ
プS11)、他の交信2が開始されたか否かを判断する
(ステップS12)。
【0021】もし、交信2が開始されていない場合(交
信1から交信2までの時間が長い場合)には、ステップ
S13に進み、上述したようにレベル測定部3によって
LINE(2)〜(n)の各パスのレベルを測定し、こ
の測定結果をCPU4により相手先電話番号、伝送速度
等の交信情報と関連付けてRAM7に蓄積する(ステッ
プS14)。
【0022】一方、ステップS12で交信2が開始され
たと判断された場合(交信1から交信2までの時間が短
い場合)には、RAM7に既に蓄積された交信相手先情
報より交信履歴を検索して(ステップS15)、使用す
る回線を選択し、当該回線のゲイン調整を行って(ステ
ップS16)、交信2を行う(ステップS17)。
【0023】なお、交信相手先情報は、交信2が送信の
場合は相手先番号、受信の場合はNSS(非標準機能設
定信号)又はTSI(送信端末識別信号)に基づき収集
する。
【0024】これにより、複数の交信が短時間のうちに
前後して行われても、回線のゲイン調整が瞬時に行われ
るので、SN比の高い交信が行えるようになる。
【0025】また、上記説明では、回線のゲイン調整は
2回線目(交信2が行われる回線)から制御を行う場合
について説明したが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、図4に示すように最初の回線接続時から行うこ
とも可能である。
【0026】即ち、最初の回線接続は、装置側が予め設
定された手順に従い回線接続するが、このときの回線接
続は、必ずしも回線レベルを考慮したものではない。
【0027】従って、クロストークが発生していなくて
もデータ落等の不良な通信が開始されてしまう場合があ
る。
【0028】そこで、本発明では、上述したように最初
の回線接続時からゲイン調整が行えるようにしている。
【0029】図4では、交信1が開始されると(ステッ
プS21)、RAM7に既に蓄積されている交信相手先
情報より交信履歴を検索して(ステップS22)、使用
する回線を選択し、当該回線のゲイン調整を行って(ス
テップS23)、交信1を実行する。
【0030】そして、ステップS12で他の交信2が開
始されたか否かを判断し、交信2が開始されていない場
合(交信1から交信2までの時間が長い場合)には、ス
テップS25に進み、上述したようにレベル測定部3に
よってLINE(2)〜(n)の各パスのレベルを測定
し、この測定結果をCPU4により相手先電話番号、伝
送速度等の交信情報と関連付けてRAM7に蓄積する
(ステップS26)。
【0031】一方、ステップS12で交信2が開始され
たと判断された場合(交信1から交信2までの時間が短
い場合)には、RAM7に既に蓄積された交信相手先情
報より交信履歴を検索して(ステップS27)、使用す
る回線を選択し、当該回線のゲイン調整を行って(ステ
ップS28)、交信2を行う(ステップS29)。
【0032】従って、最初からSN比の高い交信が行え
るようになる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように請求項1にかかる発
明によれば、通信に用いる回線の回線のレベルを測定す
るレベル測定手段と、該レベル測定手段により測定され
た結果に基づき最適な回線を選択する回線選択手段と、
該回線選択手段で選択された回線のレベルを、レベル測
定手段の測定結果に基づき調整するレベル調整手段とを
設けたので、クロストーク等が発生し、かつ、そのレベ
ルが高い場合でも各回線のSN比を向上させて良好な交
信が行えるようになる。
【0034】請求項2にかかる発明によれば、レベル測
定手段が測定した回線レベルの測定結果を、交信情報と
関連づけて記憶する記憶手段を設けたので、必要時にそ
の測定結果が使えるようになり、クロストーク等が発生
し、かつ、そのレベルが高い場合でも各回線のSN比を
向上させて良好な交信が行えるようになる。
【0035】請求項3にかかる発明によれば、レベル測
定手段で回線のレベル測定に要する時間が稼げない場合
には、記憶手段から該当するデータを読出して回線のレ
ベルを調整するようにしたので、クロストーク等が発生
し、かつ、そのレベルが高い場合でも各回線のSN比を
向上させて良好な交信が行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の説明に適用される通信端
末装置のブロック図である。
【図2】交信1から交信2までの時間がレベル測定を行
う時間より十分に長い場合についてのゲイン調整等を説
明するフローチャートである。
【図3】交信1から交信2までの時間が、レベル測定を
行う時間より短い場合にも対応できるようにした場合の
ゲイン調整等を説明するフローチャートである。
【図4】交信1からゲイン調整等を行う場合のフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 NCU 2 通信制御部 3 レベル測定部 4 CPU 5 読取部 6 記録部 7 RAM 8 ROM 9 画像処理部 10 操作部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C062 AA02 AA30 AB41 AB43 AB44 AC22 AC40 AC55 AC58 AF00 5C075 AB08 CB01 CD07 CE15 5K034 AA06 DD01 EE07 HH01 HH04 HH14 HH17 HH26 JJ11 KK01 LL01 TT02 5K101 QQ11 VV01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の回線を収容して、同時に複数の通
    信を行う通信端末装置において、 通信に用いる回線の回線のレベルを測定するレベル測定
    手段と、 該レベル測定手段により測定された結果に基づき最適な
    回線を選択する回線選択手段と、 該回線選択手段で選択された回線のレベルを、前記レベ
    ル測定手段の測定結果に基づき調整するレベル調整手段
    とを有することを特徴とする通信端末装置。
  2. 【請求項2】 前記レベル測定手段が測定した回線レベ
    ルの測定結果を、交信情報と関連づけて記憶する記憶手
    段を設けたことを特徴とする請求項1記載の通信端末装
    置。
  3. 【請求項3】 前記レベル測定手段が、回線のレベル測
    定に要する時間が稼げない場合には、前記記憶手段から
    該当するデータを読出して回線のレベルを調整するよう
    にしたことを特徴とする請求項1又は2記載の通信端末
    装置。
JP2000033811A 2000-02-10 2000-02-10 通信端末装置 Pending JP2001223809A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11708125B2 (en) 2017-05-08 2023-07-25 Piaggio & C. S.P.A Shock absorber with bidirectional selective block, wheel group and motorcycle thereof

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11708125B2 (en) 2017-05-08 2023-07-25 Piaggio & C. S.P.A Shock absorber with bidirectional selective block, wheel group and motorcycle thereof

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