JPH09326876A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JPH09326876A
JPH09326876A JP8142639A JP14263996A JPH09326876A JP H09326876 A JPH09326876 A JP H09326876A JP 8142639 A JP8142639 A JP 8142639A JP 14263996 A JP14263996 A JP 14263996A JP H09326876 A JPH09326876 A JP H09326876A
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JP
Japan
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communication
ncu
modem
line
modulation
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Pending
Application number
JP8142639A
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English (en)
Inventor
Yukinori Murata
至規 村田
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信相手の通信速度に応じたモデムで通信
できる通信端末装置を提供すること。 【解決手段】 超高速モデム16aと高速モデム16b
とを備え、相手の通信速度に応じて、アナログスイッチ
15を用いて切換えを行い、使用するモデムを変更させ
る。また、高速モデム16bが使用中の場合は、超高速
モデム16aがその代行するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の回線を有す
るファクシミリ装置等の通信端末装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】複数の回線を有する通信端末装置では、
各回線を使用して複数の通信を同時に行うことができ
る。このような装置において、通信速度の異なる複数の
モデムを各回線に応じて設けると、超高速の通信相手と
は超高速のモデムで、高速の通信相手とは高速のモデム
を介して効率よく通信を行うことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来では、
各回線に対応するモデムが決まっている。例えば、回線
とモデムとがそれぞれ2つの場合、第1回線で通信を行
うのは第1モデム、例えば超高速モデム(33.6kbps,28.
8kbps,14.4kbps等)であり、第2回線で通信を行うのは
第2モデム、例えば、高速モデム(9.6kbps,4.8kbps
等)であり、それぞれ回線とモデムとは対をなし、これ
らの関係は固定されていた。このため、通信相手が高速
モデムである場合には、自装置側が超高速モデムであっ
ても通信相手の通信速度に応じて高速通信しかできず、
超高速モデムの機能が十分発揮されていなかった。
【0004】一方、通信相手が超高速モデムであって
も、自装置の高速モデムに接続されると、高速通信が行
われる。従って、通信相手装置と自装置とに使用される
モデムの通信速度によって、その通信速度が制限され
る。
【0005】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、その目的は、通信相手の通信速度に応じ
たモデムで通信できる通信端末装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明においては、複数の回線を
有する通信端末装置において、通信速度の異なる複数の
変復調部を備え、通信相手の通信速度に応じて変復調部
を選択する選択手段を備えた。
【0007】請求項2に記載の発明においては、請求項
1に記載の発明において、前記選択手段は、まず最速の
変復調部で通信相手の通信速度を確認し、その後、通信
相手の通信速度に応じて変復調部を選択する。
【0008】請求項3に記載の発明においては、請求項
2に記載の発明において、前記選択手段は、通信相手の
要求する通信速度に対応する変復調部が使用中の場合
は、その変復調部の通信速度に対して上位の通信速度を
有する変復調部により通信が行われるように選択動作を
行う。
【0009】従って、請求項1の発明によれば、回線に
対して変復調部が固定関係にないため、通信相手の通信
速度に応じて、自装置の変復調部を選択することが可能
である。
【0010】請求項2の発明によれば、請求項1に記載
の発明の作用に加えて、未使用の変復調部の内、まず最
速の変復調部で通信速度を確認するため、通信相手に自
装置の変復調部のうち、最速の変復調部を通信相手に宣
言することができる。
【0011】請求項3の発明によれば、請求項2に記載
の発明の作用に加えて、通信相手の要求する通信速度に
対応する変復調部が使用中の場合は、上位の変復調部が
通信を行う。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を2回線収容するフ
ァクシミリ装置に具体化した一実施形態を図1〜図3に
基づいて説明する。
【0013】図1に示すように、CPU11は、この装
置全体の動作制御を行う。ROM12には、前記CPU
11を含む装置全体を動作させるためのプログラム等が
書き込まれている。RAM13は、各種情報を一時的に
記憶するとともに、画像データも記憶する。第1回線L
1には第1NCU14aが接続され、第2回線L2には
第2NCU14bが接続されている。第1NCU14
a,第2NCU14bは、各回線L1,L2との接続を
制御するとともに、相手先のファクシミリ番号に対応し
たダイヤルパルスを送出する機能及び着信を検出する機
能等を備えている。
【0014】変復調部としての超高速モデム16aは、
例えばITU−T(国際電気通信連合−電気通信標準化
部門)の勧告V.34に準拠した通信手順を可能とする
ための機能を備えている。高速モデム16bは、例え
ば、ITU−Tの勧告T.30に準拠した通信手順を可
能とするための機能を備えている。読取部17は、原稿
上の画像データを読み取る。記録部18は、受信された
画データや前記読取部17で読み取られた画データ等に
基づいて記録紙上に印字を行う。操作部19は、電話番
号、ファクシミリ番号等を入力するためのテンキー、フ
ァクシミリ動作を開始させるためのスタートキー、短縮
番号の登録、短縮番号から発信するするための短縮キー
等の各種操作キーを備えている。表示部20は、各種情
報を表示するためのものである。
【0015】アナログスイッチ15は、前記第1NCU
14a,第2NCU14bと前記超高速モデム16a,
高速モデム16bとの間の配置され、プログラムにより
切換動作されて、これらの接続を制御する。すなわち、
アナログスイッチ15は、超高速モデム16aを第1N
CU14aまたは第2NCU14bに接続するととも
に、高速モデム16bを第1NCU14aまたは第2N
CU14bに接続するように、切り換えを行う。選択手
段は、CPU11、ROM12、RAM13、アナログ
スイッチ15から構成されている。
【0016】次に、このように構成されたファクシミリ
装置において、前記CPU11の制御に基づく通信動作
を図2及び図3に示すフローチャートを用いて説明す
る。ステップS1においては、送信側の発呼に基づく交
換機からの呼出信号がNCU14aまたは14bを介し
て検出され、受信であると判断されると、ステップS2
に移行される。ステップS1において、呼出信号が検出
されない場合は、ステップS10に移行される。このス
テップS10において、所定時間内にFAX番号が入力
されず、スタートキーも押下されなければ、送受信待機
状態と判断されてステップS1に戻る。
【0017】ステップS2では、超高速モデム16aを
使用可能かが判断される。つまり、超高速モデム16a
が、使用中であるか否かが判断される。そして、超高速
モデム16aを使用可能な場合は、ステップS3に移行
されて、前記アナログスイッチ15の動作により着呼回
線L1またはL2側のNCU14aまたは14bに超高
速モデム16aが接続され,超高速モデム16aに接続
された一方のNCUにより回線が閉結される。ここで、
着呼回線とは、呼出信号が到来した側の回線のことであ
る。また、超高速モデム16aが使用不可能な場合、つ
まり、使用中の場合は、ステップS4に移行されて、前
記アナログスイッチ15の動作により着呼回線L1また
はL2側のNCU14aまたは14bに高速モデム16
bが接続され,高速モデム16bに接続された一方のN
CUにより回線が閉結される。その後、ステップS9に
移行され、T.30通信手順により画像データの通信が
行われる。
【0018】ステップS5においては、V.8通信手順
が実行される。なお、このV.8通信手順とは、発呼側
と着呼側との間で自身が対応可能な変調方式を報告し合
うことにより、両者間における最適な変調方式、通信速
度等を自動的に決定する手順である。ステップS6にお
いては、超高速モデム16aが必要か否かが判断され
る。このとき、必要な場合とは、通信相手の通信速度に
高速モデム16aでは対応できない場合のことであり、
不必要な場合とは、通信相手の通信速度に高速モデム1
6bで対応できる場合のことである。このステップS6
において、超高速モデム16aが必要と判断された場合
は、ステップS9に移行され、超高速モデム16aで画
像データ通信が行われる。また、超高速モデム16aが
不必要と判断された場合は、ステップS7に移行され
る。
【0019】ステップS7においては、高速モデム16
bが現在通信のために使用中か否かが判断される。高速
モデム16bが使用中の場合は、ステップS9に移行さ
れて、超高速モデム16aにより高速で画像データ通信
が行われる。また、高速モデム16bが使用中でない場
合は、ステップS8に移行されて、前記アナログスイッ
チ15の切換えにより着呼回線L1またはL2に高速モ
デム16bが接続され、着呼回線L1またはL2側のN
CU14aまたは14bにより回線が閉結される。そし
て、ステップS9において、高速モデム16bで画像デ
ータ通信が行われる。
【0020】次に、ステップS10において、所定時間
内にFAX番号が入力され、スタートキーが押下される
と、送信であると判断され、ステップS11に移行され
る。ステップS11においては、超高速モデム16aが
使用可能かが判断される。そして、超高速モデム16a
が未使用時で使用可能な場合は、ステップS12に移行
され、前記アナログスイッチ15により超高速モデム1
6aがNCU14aまたは14bの一方に接続され、N
CU14aまたは14bにより回線が閉結される。ここ
では、各回線L1,L2のうち、通信に使用されていな
い側のNCU14aまたは14bが接続により動作され
て、そのNCU14aまたは14bに対応する回線L1
またはL2が発呼回線となる。なお、2回線とも使用さ
れていない場合は、第1回線L1が優先される。また、
超高速モデム16aが使用不可能な場合は、ステップS
13に移行され、アナログスイッチ15により高速モデ
ム16bがNCU14aまたは14bの一方に接続さ
れ、NCU14aまたは14bにより回線が閉結され
る。その後、ステップS18に移行され、T.30通信
手順により画像データ通信が行われる。
【0021】ステップS14においては、V.8通信手
段が実行される。ステップS14の結果、ステップS1
5において、超高速モデム16aが必要か否かが判断さ
れる。このステップS15において、通信相手が超高速
モデムであって、超高速モデム16aが必要と判断され
た場合は、ステップS18に移行され、超高速で画像デ
ータ通信が行われる。また、通信相手が高速モデムであ
って、超高速モデム16aが不必要と判断された場合
は、ステップS16に移行される。
【0022】ステップS16においては、自装置の高速
モデム16bが現在通信のために使用中か否かが判断さ
れる。高速モデム16bが使用中の場合は、ステップS
18に移行されて、超高速モデム16aで高速の画像デ
ータ通信が行われる。また、高速モデム16bが使用中
でない場合は、ステップS17に移行されて、前記アナ
ログスイッチ15の切換えにより高速モデム16bが、
NCU14aまたは14bの一方に接続され、NCU1
4aまたは14bにより回線が閉結される。そして、ス
テップS18において、高速モデム16bで画像データ
通信が行われる。
【0023】以上のように、本実施形態によれば、次の
ような作用、効果を有する。 (1)各回線L,L2に対してモデムが固定的に接続さ
れておらず、通信相手の通信速度に応じて超高速モデム
16a,高速モデム16bを選択するため、各モデム1
6a,16bの機能を有効に使用することができる。
【0024】(2)超高速モデム16aが通信で使用さ
れていない場合、まずこの超高速モデム16aが回線に
接続され、通信相手に通信速度をV.8通信手順を用い
て超高速であるとの宣言を行うので、通信相手が超高速
モデムである場合には、確実に超高速通信を行うことが
できる。
【0025】(3)高速モデム16bが選択されたと
き、すでにこの高速モデム16bが通信に使用中である
場合は、超高速モデム16aが画像データ通信の代替を
することができるので、回線の接続を維持できるととも
に、通信相手を送信待ち状態にさせることがない。
【0026】なお、本発明は前記実施形態以外に、以下
のように構成して具体化することも可能であり、その場
合でも前記実施形態と同様な作用、効果を得ることがで
きる。
【0027】(a)前記第2NCU14b、アナログス
イッチ15及び超高速モデム16aを付属装置としてユ
ニット化するとともに、1回線のファクシミリ装置にこ
の付属装置を接続することにより2回線対応とするこ
と。
【0028】(b)3回線以上のファクシミリ装置にこ
の発明を応用すること。この場合、超高速モデム及び高
速モデムの各個数は必要に応じて決定される。
【0029】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ため、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発明
によれば、通信相手の通信速度に応じて、自装置の変復
調部を選択して、各変復調部を有効に使用した通信を行
うことができる。
【0030】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、通信相手に自装置の変復
調部のうち、最速の変復調部を通信相手に宣言すること
ができ、超高速通信を確実に行うことができる。
【0031】請求項3に記載の発明によれば、請求項2
に記載の発明の効果に加えて、通信相手の要求する通信
速度に対応する変復調部が使用中の場合は、上位の変復
調部が通信を行うため、通信効率のよい通信を行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を示すファクシミリ装置
のブロック図。
【図2】 同じく、通信動作を示すフローチャート。
【図3】 同じく、通信動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
11…選択手段としてのCPU、12…選択手段として
のROM、13…選択手段としてのRAM、14a…第
1NCU、14b…第2NCU、15…選択手段として
のアナログスイッチ、16a…変復調部としての超高速
モデム、16b…変復調部としての高速モデム、17…
読取部、18…記録部、19…操作部、20…表示部、
L1…第1回線、L2…第2回線。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の回線を有する通信端末装置におい
    て、通信速度の異なる複数の変復調部を備え、通信相手
    の通信速度に応じて変復調部を選択する選択手段を備え
    た通信端末装置。
  2. 【請求項2】 前記選択手段は、まず最速の変復調部で
    通信相手の通信速度を確認し、その後、通信相手の通信
    速度に応じて変復調部を選択する請求項1に記載の通信
    端末装置。
  3. 【請求項3】 前記選択手段は、通信相手の要求する通
    信速度に対応する変復調部が使用中の場合は、その変復
    調部の通信速度に対して上位の通信速度を有する変復調
    部により通信が行われるように選択動作を行う請求項2
    に記載の通信端末装置。
JP8142639A 1996-06-05 1996-06-05 通信端末装置 Pending JPH09326876A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8142639A JPH09326876A (ja) 1996-06-05 1996-06-05 通信端末装置

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JP8142639A JPH09326876A (ja) 1996-06-05 1996-06-05 通信端末装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7079274B2 (en) 2001-04-09 2006-07-18 Murata Kikai Kabushiki Kaisha Communication terminal device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7079274B2 (en) 2001-04-09 2006-07-18 Murata Kikai Kabushiki Kaisha Communication terminal device

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