JPH09325835A - 中央処理装置用電源供給装置及びコンピュータシステムの電源供給方法 - Google Patents

中央処理装置用電源供給装置及びコンピュータシステムの電源供給方法

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JPH09325835A
JPH09325835A JP8355240A JP35524096A JPH09325835A JP H09325835 A JPH09325835 A JP H09325835A JP 8355240 A JP8355240 A JP 8355240A JP 35524096 A JP35524096 A JP 35524096A JP H09325835 A JPH09325835 A JP H09325835A
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central processing
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 中央処理装置の動作電圧を自動的に検出して
供給することが可能な電源供給装置を提供する。 【解決手段】 この中央処理装置の型式に応じた動作電
圧を該中央処理装置に供給するための中央処理装置用電
源供給装置は,所定の動作電圧が供給されて動作する中
央処理装置(10)と,選択的に所定の動作電圧を出力
することが可能な電源供給装置(30)と,中央処理装
置の型式を検査して中央処理装置に所定の動作電圧を自
動的に供給するように電源供給装置に制御信号を出力す
る制御部(40)とから構成されているので,中央処理
装置の動作電圧を自動的に検出して供給することができ
る。なお,動作電圧に応じた信号を出力する電圧検出ピ
ンVOLDETを備えた中央処理装置の場合には,その
信号に応じて,中央処理装置の動作電圧を選択する選択
部(20)を設ける構成としても良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,中央処理装置用電
源供給装置及びその方法にかかり,特に,使用電圧が異
なる各種型式の中央処理装置の中から,ユーザが使用す
る中央処理装置の型式を抽出して,最適な動作電圧を自
動的に供給することが可能な中央処理装置用電源供給装
置及びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に,半導体の内部動作に支障が生じ
ない程度の同一の動作条件において,電源電圧と動作周
波数とを比較すると,高い電圧の方が低い電圧よりも電
圧レベルの差異により信号スイッチング時間が長くかか
ることが知られている。従って,中央処理装置を最適に
動作させるためには,使用電圧を最大限に低く押さえ
て,高い動作周波数を使用することが好ましい。
【0003】ところで,従来では,5Vの動作電圧を有
する中央処理装置が大部分を占めていたが,高い動作周
波数を利用するために,中央処理装置の種類に応じて使
用される動作電圧も多様になってきている。特に,3.
3V級の中央処理装置では,より高い動作周波数を用い
るために,3.135V〜3.465V間で正常動作す
るSTD級と,3.3V〜3.465V間で正常動作す
るVR級と,3.45V〜3.6V間で正常動作するV
RE級などが採用されるに至り,使用される動作電圧も
さらに多様になっている。
【0004】以下,添付図面に基づいて従来の中央処理
装置の電源供給装置について説明すると,図6は,従来
の中央処理装置の電圧検出ピンを用いて中央処理装置に
電源を供給する電源供給装置のブロック構成図であり,
図7は,従来の中央処理装置の電圧検出ピンを用いて中
央処理装置に電源を供給する電源供給装置の動作流れ図
であり,図8は,従来のジャンパ端子を用いて中央処理
装置に電源を供給する電源供給装置のブロック構成図で
ある。
【0005】まず最初に,図6及び図7を参照しなが
ら,中央処理装置の型式や種類に応じて,二つの動作電
圧,例えば5Vと3.45Vの動作電圧を有する486
級の中央処理装置に電源を供給する従来の電源供給装置
について説明する。
【0006】図6に示すように,二種類の動作電圧を有
する486級中央処理装置に電源を供給する従来の電源
供給装置の構成は,動作電圧に関する情報を含む信号を
出力する電圧検出ピンVOLDETを備えた中央処理装
置10と,その中央処理装置10から出力される電圧検
出ピンVOLDETの状態を感知して,その中央処理装
置10に該当動作電圧が入力されるようにする選択部2
0と,その中央処理装置10に該当電圧を入力する電源
を供給する電源供給装置30とから主に構成されてい
る。
【0007】図6に示すように,選択部20は,一側端
が電源VCCに連結された第1抵抗R1と,第1抵抗R1
の他側端とベース端子が連結され,コレクタ端子が電源
供給装置30に連結され,さらにエミッタ端子が中央処
理装置10に連結された第1トランジスタTR23と,
一側端が電源VCCに連結され他側端が第1トランジスタ
TR23のエミッタ端子に連結される第2抵抗R2と,
電源VDDに一側端が連結され第1トランジスタTR23
のコレクタ端子に他側端が連結された第3抵抗R3と,
第1トランジスタTR23のコレクタ端子にゲート端子
が連結され電源供給装置30にドレイン端子が連結され
中央処理装置10にソース端子が連結された電界効果ト
ランジスタFET25とから主に構成されている。
【0008】電源供給装置30は,入力や出力負荷の変
化にかかわらず,出力電圧を一定に保持する電圧レギュ
レータ31と,電圧レギュレータ31の出力電圧を分圧
して,例えば3.45Vの電圧を出力するよう調整する
電圧分割部32とから主に構成されている。
【0009】そして,電圧分割部32は,電圧レギュレ
ータ31の出力端子に一側端が連結され,他側端が電圧
レギュレータ31の調節端子ADJに連結された第4抵
抗R4と,その第4抵抗R4と一側端が連結され他側端
が接地された第5抵抗R5とから主に構成されている。
【0010】次に図7を参照しながら,上記のように構
成された二種類の動作電圧を有する486級中央処理装
置に電源を供給する従来の電源供給装置の動作について
説明する。なお本明細書において,実質的に同一の機能
構成を有する構成要素については,同一の参照番号を付
することにより,重複説明を省略することにする。
【0011】まず,コンピュータシステムの電源をオン
させる(S21)。すると,中央処理装置10の電圧検
出ピンVOLDETの状態がハイ状態であるかどうかが
判断される(S22)。そして,ハイ状態である場合に
は,選択部20の第1トランジスタTR23はオフにな
る。第1トランジスタTR23がオフになると,電界効
果トランジスタFET25のゲート端子がオンになり,
そのドレイン端子に印加された電源VCCがソース端子を
通じて中央処理装置10に所定の動作電圧,例えば,5
Vの動作電圧を供給することになる(S23)。
【0012】なお上記動作中に,入力端子INに電源V
CCが印加された電圧レギュレータ31の出力端子OUT
からは,例えば3.3Vの電圧が出力されるが,出力端
子OUTと連結された電界効果トランジスタFET25
からは,電圧レギュレータ31の出力端子OUTから出
力される電圧よりも高い電圧,すなわち,5Vの電圧が
出力されるので,結果的に,5Vの動作電圧が中央処理
装置10に供給されて,後続の動作を実行する(S2
5)。
【0013】これに対して,ステップS22において,
中央処理装置10の電圧検出ピンVOLDETの状態が
ロー状態であると判断された場合には,選択部20の第
1トランジスタTR23がオンにされる。第1トランジ
スタTR23がオンにされると,電源供給装置30の電
界効果トランジスタFET25のゲート端子がオフにさ
れるので,ドレイン端子に印加された電源VCCはソース
端子を通じて中央処理装置10に供給されない。その代
わりに,電源VCCが入力端子INに印加された電圧レギ
ュレータ31の出力端子OUTからは,例えば,3.4
5Vの動作電圧が中央処理装置10に供給される(S2
4)。そして,コンピュータシステムは後続の動作を実
行する(S25)。
【0014】なお,電源供給装置30の電圧レギュレー
タ31は,一般的に使用されている調節可能な電圧レギ
ュレータ31であって,所望する出力電圧VOUTは,
次式で求めることができる。
【0015】
【数1】
【0016】次に,図8を参照しながら,中央処理装置
の種類に対応して多様な3.3級動作電圧を有する中央
処理装置に電源を供給する従来の電源供給装置について
説明する。図8に示す電源供給装置は,ジャンパ431
を用いて中央処理装置に電源を供給するように構成され
ており,入力や出力負荷の変化にかかわらず出力電圧を
一定に保持する電圧レギュレータ40と,電圧レギュレ
ータ40に入力電圧を印加して電圧レギュレータ40の
出力電圧を中央処理装置に供給するための入/出力コネ
クタ41と,電圧レギュレータ40の入力電圧と出力電
圧を安定化するための平滑回路部42と,電圧レギュレ
ータ40の出力電圧を使用される中央処理装置の種類に
応じて適切に変換するための電圧分割部43とから主に
構成されている。
【0017】そして,平滑回路部42は,入/出力コネ
クタ41と電圧レギュレータ40の接続点に一側端が連
結され他側端が接地され電圧レギュレータ40の入力端
子INに安定化した入力電圧を供給するための平滑用第
1キャパシタC420と,電圧レギュレータ40の出力
端子OUTに一側端が連結され他側端が接地されて出力
電圧を安定化させる第2キャパシタC421とから主に
構成さている。
【0018】さらに,電圧分割部43は,第2キャパシ
タC421に一側端が連結され他側端が電圧レギュレー
タ40の調節端子ADJに連結された第1抵抗R1と,
第1端子D,第3端子E及び第5端子Fが第1抵抗R1
と連結されて出力電圧を分圧することができるジャンパ
431と,ジャンパ431の第2端子Aに一側端が連結
され他側端が入/出力コネクタ41の接地端子GNDに
連結された第2抵抗R2と,ジャンパ431の第4端子
Bに一側端が連結され他側端が入/出力コネクタ41の
接地端子GNDに連結された第3抵抗R3と,ジャンパ
431の第6端子Cに一側端が連結され他側端が入/出
力コネクタ41の接地端子GNDに連結されて電圧レギ
ュレータ40の出力電圧を中央処理装置の種類に適用す
るように調節する第4抵抗R4とから主に構成さてい
る。
【0019】次に,上記のように構成された,ジャンパ
を用いて中央処理装置に電源を供給する従来の電源供給
装置の動作について説明する。
【0020】まず,ユーザは,電圧分割部43の分割抵
抗対R2,R3,R4の中から,使用される中央処理装
置の種類に対応する電圧を出力する抵抗を,ジャンパ4
31により選択して第1抵抗R1と連結する。そして,
入/出力コネクタ41の入力端子INPUTを介して5
Vの電圧を入力すると,平滑用第1キャパシタC420
により平滑化され安定した電圧5Vが電圧レギュレータ
40の入力端子INに入力される。すると,ジャンパ4
31により第1抵抗R1と連結された分割抵抗により決
定された電圧が,電圧レギュレータ40の出力端子OU
Tに出力される。電圧レギュレータ40から出力される
電圧は,第2キャパシタC421により平滑化され,よ
り安定した直流出力電圧が入/出力コネクタ41の出力
端子OUTPUTに出力されて中央処理装置の電源入力
端子に入力される。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,図6〜
図8に関連して説明したような従来の電源供給装置は,
別途に構成された電圧レギュレータモジュールを用いて
いるので,製造コストが高くなり,また,図8に示す電
源供給装置では,ユーザが別途に構成されたジャンパを
切り替えて,中央処理装置の動作電圧を選択しなければ
ならないので,作業が非常に煩雑であるという問題点が
あった。また,動作電圧を誤選択した場合には,エラー
が発生することがあり,最悪の場合には,中央処理装置
がダメージを受けるおそれもあった。
【0022】本発明は,従来の電源供給装置が有する上
記のような問題点を解決するためになされたものであ
り,動作電圧が異なる中央処理装置の中から,使用され
る中央処理装置の種類を自動的に検査して,中央処理装
置に該当動作電圧を自動的に供給することが可能な,新
規かつ改良された,中央処理装置用電源供給装置を提供
することを目的としている。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に,本発明によれば,中央処理装置の型式に応じた動作
電圧を該中央処理装置に供給するための中央処理装置用
電源供給装置が提供される。そして,本発明の第1の観
点によれば,上記中央処理装置用電源供給装置は,請求
項1に記載のように,所定の動作電圧が供給されて動作
する中央処理装置と,選択的に所定の動作電圧を出力す
ることが可能な電源供給装置と;中央処理装置の型式を
検査して中央処理装置に所定の動作電圧を自動的に供給
するように電源供給装置に制御信号を出力する制御部と
から構成されることを特徴としている。
【0024】さらに,本発明の第2の観点によれば,上
記中央処理装置用電源供給装置は,請求項2に記載のよ
うに,所定の動作電圧が供給されて動作するとともに動
作電圧に応じた信号を出力する電圧検出ピンを含む中央
処理装置と,選択的に所定の動作電圧を出力することが
可能な電源供給装置と,中央処理装置の電圧検出ピンか
ら出力される信号に応じて中央処理装置において使用さ
れる所定の動作電圧を選択する選択部と,選択部におい
て選択された所定の動作電圧を中央処理装置に自動的に
供給するように電源供給装置に制御信号を出力する制御
部とから構成されることを特徴としている。
【0025】そして,上記中央処理装置用電源供給装置
の選択部は,請求項3によれば,中央処理装置の電圧検
出ピンから出力される信号に応じて動作状態が変化する
第1トランジスタ手段と,一側端が電源に連結され他側
端が第1トランジスタ手段に連結される第2抵抗と,第
1トランジスタの動作状態に応じて動作状態が変化して
電源供給装置の動作状態を制御する電界効果トランジス
タ手段とから構成されることを特徴としている。
【0026】さらに,上記中央処理装置用電源供給装置
の電源供給装置は,請求項4によれば,入力や出力負荷
の変化にかかわらず出力電圧を一定に保持する電圧レギ
ュレータ手段と,使用される中央処理装置の動作電圧に
適合するように電圧レギュレータ手段の出力電圧を分圧
する電圧分割部とから構成されることを特徴としてい
る。
【0027】さらにまた,上記中央処理装置用電源供給
装置の電圧分割部は,請求項5によれば,電圧レギュレ
ータ手段の出力端子に一側端が連結され他側端が電圧レ
ギュレータ手段の調節端子に連結された第4抵抗と,第
4抵抗に一側端が連結され他側端が接地された第5抵抗
と,電圧レギュレータ手段の出力端子に一側端が連結さ
れた第6抵抗と,第6抵抗の他側端と第1端子が連結さ
れ第2端子が制御部に連結され第3端子が第5抵抗と連
結された第1スイッチ手段と,第1スイッチ手段の第3
端子と一側端が連結された第7抵抗と,第7抵抗の他側
端と第1端子が連結され第2端子が制御部に連結され第
3端子が接地された第2スイッチ手段とから構成される
ことを特徴としている。なお,上記第1スイッチ手段及
び第2スイッチ手段としては,例えば,リレー,アナロ
グスイッチ,トランジスタなどから構成することが可能
である。
【0028】さらにまた,上記中央処理装置用電源供給
装置の制御部は,請求項6に記載のように,中央処理装
置の動作電圧を判別して,該当信号を電源供給装置に出
力し,中央処理装置に所定の動作電圧を自動的に供給す
るキーボード制御器とから構成することも可能である。
【0029】あるいはまた,上記中央処理装置用電源供
給装置の制御部は,請求項7に記載のように,中央処理
装置から出力されるデータに応じた信号を電源供給装置
に出力して電源供給装置の動作状態を変更するラッチ
と,中央処理装置から入力されるアドレス信号を復号し
てラッチを駆動するデコーダとから構成することも可能
である。
【0030】さらに,本発明の第3の観点によれば,所
定の動作電圧が供給されて動作するとともに動作電圧に
応じた信号を出力する電圧検出ピンを含む中央処理装置
と,選択的に所定の動作電圧を出力することが可能な電
源供給装置とを備えたコンピュータシステムの電源供給
方法が提供される。そして,このコンピュータシステム
の電源供給方法は,請求項8に記載のように,コンピュ
ータシステムの電源がオンになると電圧検出ピンの状態
を自動的に検査する段階と,電圧検出ピンの状態が第1
状態の場合には中央処理装置に第1電圧を供給する段階
と,電圧検出ピンの状態が第2状態の場合には電源供給
装置から第2電圧を出力するとともに中央処理装置の型
式を判断する段階と,中央処理装置の型式を判断した結
果に応じて中央処理装置に所定の動作電圧を供給する段
階とから成ることを特徴としている。
【0031】なお上記コンピュータシステムの電源供給
方法における中央処理装置の型式を判断した結果に応じ
て中央処理装置に所定の電圧を供給する段階は,請求項
9に記載のように,中央処理装置が第2電圧を動作電圧
として用いると判断された場合には電源供給装置から出
力された第2電圧を中央処理装置に供給する段階と,中
央処理装置が第1電圧及び第2電圧以外の電圧を動作電
圧として用いると判断された場合には電源供給装置の出
力された第2電圧を分割して得られる所定の動作電圧を
中央処理装置に供給する段階とから成るように構成する
ことが好ましい。
【0032】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照しながら,
本発明にかかる中央処理装置用電源供給装置及びコンピ
ュータシステムの電源供給方法の好適な実施形態につい
て詳細に説明する。なお,図1は,本発明にかかる中央
処理装置の型式に応じた動作電圧を自動的に供給する電
源供給装置の実施の一形態の概略的なブロック構成図で
あり,図2は,図1に示す電源供給装置の概略的な動作
を示す動作流れ図であり,図3は,本発明にかかる中央
処理装置の型式に応じた動作電圧を自動的に供給する電
源供給装置の他の実施形態の概略的なブロック構成図で
あり,図4は,本発明にかかる中央処理装置の型式に応
じた動作電圧を自動的に供給する電源供給装置の制御部
として他の装置構成を採用した実施形態の概略的なブロ
ック構成図であり,さらに,図5は本発明にかかる中央
処理装置の型式に応じた動作電圧を自動的に供給するコ
ンピュータシステムの電源供給方法の実施の一形態の概
略的な動作流れ図である。
【0033】図1に示すように,本発明の第1の実施形
態にかかる中央処理装置用電源供給装置は,計算などの
データ処理や入出力などのコンピュータシステムの全体
的な制御をする中央処理装置10と,中央処理装置10
に該当電圧を入力するため電源を供給する電源供給装置
30と,中央処理装置10の型式や種類を自動的に検査
して,使用される中央処理装置10に適切な動作電圧を
自動的に供給することができるよう電源供給装置30に
制御信号を出力する制御部40とから主に構成されてい
る。
【0034】中央処理装置10は,二つ以上の動作電
圧,例えば5Vと3.45Vの動作電圧を有する,例え
ば486級の中央処理装置10であり,その中央処理装
置10に所定の動作電圧を供給する電源供給装置30
は,図1に示すように,入力や出力負荷の変化にかかわ
らず出力電圧を一定に保持する電圧レギュレータ31
と,使用される中央処理装置10の動作電圧に適合する
ように電圧レギュレータ31の出力電圧を分圧して調整
する電圧分割部32とから主に構成されている。
【0035】また,電源供給装置30に制御信号を出力
する制御部40は,中央処理装置10に連結されて中央
処理装置10の動作電圧を判別して,該当信号を電源供
給装置30に出力するための二つのポートA,Bを備え
ているキーボード制御器KB41から主に構成されてい
る。なお図示の例では,制御部40をキーボード制御器
KB41として構成しているが,本発明はかかる例に限
定されず,各種制御器を使用することが可能であること
はいうまでもない。
【0036】さらに,電源供給装置30の電圧分割部3
2は,電圧レギュレータ31の出力端子OUTに一側端
が連結され,他側端が電圧レギュレータ31の調節端子
ADJに連結された第4抵抗R321と,その第4抵抗
R321に一側端が連結され,他側端が接地された第5
抵抗R322と,電圧レギュレータ31の出力端子OU
Tに一側端が連結された第6抵抗R323と,第6抵抗
R323の他側端とその第1端子Aが連結され,第2端
子Bがキーボード制御器KB41の出力ポートPORT
[A]に連結され,第3端子Cが第5抵抗R322と連
結された第1スイッチSW325と,第1スイッチSW
325の第3端子Cと一側端が連結された第7抵抗R3
24と,第7抵抗R324の他側端と第1端子Aが連結
され,第2端子Bがキーボード制御器KB41の出力ポ
ートPORT[B]に連結され,第3端子Cが接地され
た第2スイッチSW326とから主に構成されている。
なお,第1スイッチSW325及び第2スイッチSW3
26としては,リレー,アナログスイッチ,トランジス
タなどの各種スイッチング手段を採用することが可能で
ある。
【0037】次に,図2を参照しながら,図1に示す本
発明の第1実施形態にかかる中央処理装置用電源供給装
置の動作について概略的に説明する。
【0038】まず,電源がオンにされると(S11),
電源VCCから電圧レギュレータ31の入力端子INに所
定の電源が印加され,電圧レギュレータ31は,電圧分
割部32の第1,第2スイッチSW325,SW326
がオフにされた初期状態においては,第4,第5抵抗R
321,R322により設定される初期電圧を出力する
(S12)。
【0039】次いで,コンピュータシステムは,電源投
入の際の自己診断プログラムを実行しながら中央処理装
置10の型式や種類を自動的に検査する(S13)。そ
して,中央処理装置10の型式や種類を検査した結果,
中央処理装置10の動作電圧が,初期設定された出力電
圧と同一である場合には,続けて初期電圧(第1電圧)
を中央処理装置10に供給する(S14)。このように
して,最適な動作電圧が供給された中央処理装置10
は,後続の動作を実行する(S17)。
【0040】しかしながら,ステップS13において,
初期電圧と異なる動作電圧を有する中央処理装置10が
取付けられていると判断された場合には,中央処理装置
10の型式及び種類に関するデータが制御部40に入力
されて,制御部40のキーボード制御器KB41が動作
を開始する(S15)。すると,キーボード制御器KB
41は,中央処理装置10の型式及び種類に適合する動
作電圧を供給することができるように,該当出力ポート
を通じて電源供給装置30の電圧分割部32に制御信号
を出力する。すなわち,キーボード制御器KB41の該
当する出力ポートから,電圧分割部32の該当する第
1,第2スイッチSW325,SW326に対して制御
信号が送られ,該当する第1,第2スイッチSW32
5,SW326がオンにされる。
【0041】例えば,第1スイッチSW325がオンに
されると,第1端子Aに連結された第6抵抗R323が
第4抵抗R321と並列に連結される。また,第2スイ
ッチSW326がオンにされると,第1端子Aに連結さ
れた第7抵抗R324が第5抵抗R322と並列に連結
される。このようにして,該当する第1,第2スイッチ
SW325,326を切り替えることにより,電圧レギ
ュレータ31から出力される初期電圧(第1電圧)は第
2電圧に変換されて出力される。なお,中央処理装置1
0の型式及び種類に適合する第2電圧が出力されるよう
に,第6,第7抵抗R323,R324値が設定されて
いるので,中央処理装置10の型式及び種類に適合する
動作電圧(第2電圧)が電源供給装置30から供給され
る(S16)。このようにして,最適な動作電圧が供給
された中央処理装置10は,後続の動作を実行する(S
17)。
【0042】ここで,第1スイッチSW325のみがオ
ンである場合の出力電圧VOUTは,次式で求めること
ができる。
【0043】
【数2】
【0044】また,第2スイッチSW326のみがオン
である場合の出力電圧VOUTは,次式で求めることが
できる。
【0045】
【数3】
【0046】次に,図3を参照しながら,本発明の第2
の実施形態にかかる中央処理装置用電源供給装置の構成
について説明すると,この電源供給装置は,計算などの
データ処理や入出力などのコンピュータシステムの全体
的な制御を行うとともに,動作電圧に応じた信号を出力
する電圧検出ピンVOLDETを備えた中央処理装置1
0と,その中央処理装置10から出力される電圧検出ピ
ンVOLDETの状態を感知して,使用される中央処理
装置10に適合する動作電圧が入力されるように動作す
る選択部20と,中央処理装置10に適合する動作電圧
を供給する電源供給装置30と,中央処理装置10の型
式及び種類を検査して,使用される中央処理装置10に
適合する動作電圧を供給させるように所定の制御信号を
電源供給装置30に出力する制御部40とから主に構成
されている。
【0047】図1及び図3を比較すれば明らかなよう
に,この第2実施形態にかかる中央処理装置用電源供給
装置は,第1実施形態にかかる中央処理装置用電源供給
装置と構成を共通にする部分が多く,特に,電源供給装
置30と制御部40の構成については,実質的に同一な
ので重複説明を省略することにする。
【0048】図3に示す第2実施形態にかかる中央処理
装置用電源供給装置の特徴的な点を示せば,この中央処
理装置用電源供給装置は,中央処理装置に,その動作電
圧に応じた信号を選択部20に対して出力する電圧検出
ピンVOLDETが設けられており,その信号が入力さ
れる選択部20は,一側端が電源VCCに連結された第1
抵抗R21と,第1抵抗R21の他側端とベース端子が
連結され,コレクタ端子が電源供給装置30に連結さ
れ,エミッタ端子が中央処理装置10に連結された第1
トランジスタTR23と,一側端が電源VCCに連結さ
れ,他側端が第1トランジスタTR23のエミッタ端子
に連結された第2抵抗R22と,電源VDDに一側端が連
結され前記第1トランジスタTR23のコレクタ端子に
他側端が連結された第3抵抗R24と,第1トランジス
タTR23のコレクタ端子にゲート端子が連結され,電
源供給装置30にドレイン端子が連結され,中央処理装
置10にソース端子が連結された電界効果トランジスタ
FET25とから主に構成されている。
【0049】次に,図3に示すような中央処理装置用電
源供給装置の動作について,図5を参照しながら説明す
ると,電圧検出ピンVOLDETを備えた中央処理装置
10がコンピュータシステムに取付けられた状態で,電
源をオンにすると,電源供給装置30は,コンピュータ
システムへの電源供給を開始する(S71)。
【0050】次いで,中央処理装置10の電圧検出ピン
VOLDETの状態が判断される(S72)。電圧検出
ピンVOLDETがハイ状態である場合には,選択部2
0の第1トランジスタTR23はオフにされる。第1ト
ランジスタTR23がオフにされると,電界効果トラン
ジスタFET25のゲート端子が電源VDDによりオンに
され,ドレイン端子に印加された電源VCCがソース端子
を通じて中央処理装置10に,第1電圧の動作電圧を供
給する(S73)。そして,コンピュータシステムは後
続の動作を実行することになる(S7B)。
【0051】このとき,電源VCCが入力端子INに印加
される電圧レギュレータ31の出力端子OUTからも第
2電圧が出力されるが,電界効果トランジスタFET2
5から出力される第1電圧の方が第2電圧よりも高い電
圧であるため,意味をなさず,結果的に中央処理装置1
0には第1電圧が供給される。
【0052】これに対して,ステップS72において,
中央処理装置10の電圧検出ピンVOLDETの状態が
ロー状態であると判断された場合には,選択部20の第
1トランジスタTR23がオンにされる。第1トランジ
スタTR23がオンにされると,電界効果トランジスタ
FET25のゲート端子がオフにされるので,ドレイン
端子に印加された電源VCCがソース端子を通じて中央処
理装置10に供給されることはない。このとき,電源V
CCが入力端子INに印加された電圧レギュレータ31
は,電圧分割部の第1,第2スイッチSW325,SW
326がオフにされた初期状態において,第4,第5抵
抗R321,R322により設定された第2電圧を出力
する(S74)。
【0053】次いで,コンピュータシステムが電源の投
入時に自己診断過程を行ないながら中央処理装置10の
型式及び種類を検査する(S75)。中央処理装置10
の型式及び種類を検査した結果が,初期に設定された出
力電圧(第2電圧)と同一であると判断された場合に
は,続けて第2電圧を供給する(S79)。
【0054】これに対して,第1及び第2電圧とは異な
る動作電圧を有する中央処理装置10が装着されている
場合には,制御部40には,中央処理装置10の型式及
び種類に関する所定のデータが入力されて,制御部40
のキーボード制御器KB41が動作を開始する。キーボ
ード制御器KB41は,電源供給装置30から中央処理
装置10の型式及び種類に適合する動作電圧が中央処理
装置10に対して供給されるように,対応する出力ポー
トを通じて電源供給装置30の電圧分割部32に制御信
号を出力する(S76,S77)。
【0055】すなわち,キーボード制御器KB41の該
当する出力ポートから,電圧分割部32の該当する第
1,第2スイッチSW325,SW326に対して制御
信号が出力されて,該当する第1,第2スイッチSW3
25,SW326がオンにされる。例えば,第1スイッ
チSW325がオンされると,第1端子Aに連結された
第6抵抗R323が第4抵抗R321と並列に連結され
る。また,第2スイッチSW326がオンされると,第
1端子Aに連結された第7抵抗R324が第5抵抗R3
22と並列に連結される。その結果,電圧レギュレータ
31から出力される第2電圧は電圧分割部31において
変換され,第3電圧又は第4電圧として出力される(S
78,S7A)。
【0056】なお,電圧分割部31において変換された
出力電圧は,中央処理装置10の型式及び種類に適合す
るように,第6,第7抵抗R323,R324の抵抗値
が設定されているので,結果的に,電源供給装置30か
らの出力電圧は,中央処理装置10の型式及び種類に適
合する動作電圧に変換されて,中央処理装置10に供給
される(S78,S7A)。
【0057】次に,例えば,初期設定時に,中央処理装
置10に電圧検出ピンVOLDETの状態がロー状態
で,電圧レギュレータ31から出力される電圧が3.4
Vの第2電圧に設定されている状態で,装着された中央
処理装置10の動作電圧が3.3Vの第3電圧である場
合について説明する。
【0058】まず,コンピュータシステムの電源をオン
にさせる(S71)。ここで,中央処理装置10の電圧
検出ピンVOLDETの状態はローであるので,選択部
20の第1トランジスタTR23がオンされる(S7
2)。第1トランジスタTR23がオンにされると,電
界効果トランジスタFET25のゲート端子がオフにさ
れるので,ドレイン端子に印加された電源VCCがソース
端子を通じて中央処理装置10に供給されることはな
い。
【0059】このとき,電源VCCが入力端子INに印加
される電圧レギュレータ31からは,第1,第2スイッ
チSW325,SW326がオフされた初期状態におい
て,第4,第5抵抗R321,R322により設定され
た3.4Vの第2電圧が出力される(S74)。
【0060】その後,コンピュータシステムは,電源の
投入時に自己診断プログラムを実行しながら,中央処理
装置10の型式及び種類を検査する(S75)。中央処
理装置10の型式及び種類を検査すると,本実施形態の
場合には,初期設定された電圧レギュレータ31の出力
電圧と異なる3.3Vの第3電圧を動作電圧に有する中
央処理装置10が装着されていると判定されるので,中
央処理装置10の型式及び種類に関するデータが制御部
40に入力されて,制御部40のキーボード制御器KB
41が動作を開始する。
【0061】すると,キーボード制御器KB41は,中
央処理装置10の型式及び種類に適合する3.3Vの動
作電圧が電源供給装置30から供給されるように,出力
ポートPORT[B]を通じて電源供給装置30の電圧
分割部32に所定の制御信号を出力する(S76)。キ
ーボード制御器KB41の出力ポートPORT[B]か
ら出力される制御信号により第2スイッチSW326が
オンにされる。第2スイッチSW326がオンにされる
と,第1端子Aに連結された第7抵抗R324が接地に
連結されるので,電圧レギュレータ31から出力される
電圧は,中央処理装置10の動作電圧である3.3Vの
第3電圧に変換され,これによって中央処理装置10の
型式及び種類に適合する動作電圧が電源供給装置30か
ら中央処理装置10に供給される(S78)。
【0062】次に,図4を参照しながら,本発明の第3
実施形態にかかる中央処理装置用電源供給装置の構成に
ついて説明する。図3及び図4を比較すれば明らかなよ
うに,図4に示す第3実施形態にかかる中央処理装置用
電源供給装置の構成は,図3に示す第2実施形態にかか
る中央処理装置用電源供給装置の構成と,制御部40の
構成を除いてほぼ同一である。従って,重複する構成要
素については,同一の参照番号を付することにより重複
説明を省略し,特徴的な部分のみを説明すると,この第
3実施形態にかかる中央処理装置用電源供給装置の制御
部40は,中央処理装置10から出力されるデータに応
じた制御信号を電源供給装置30の電圧分割部32の第
1,第2スイッチSW325,326に出力して,電源
供給装置30の動作状態を変更するラッチL42と,中
央処理装置10から入力されるアドレス信号を復号して
ラッチL42を駆動するデコーダD43とから主に構成
されている。
【0063】次に,図4に示す本発明の第3実施形態に
かかる中央処理装置用電源供給装置の制御部の動作につ
いて図5を参照しながら説明する。
【0064】まず,電圧検出ピンVOLDETがハイ状
態である場合は,図3に示す本発明の第2実施形態にか
かる電源供給装置の動作状態と同一であるので重複説明
を省略し,ここでは,電圧検出ピンVOLDETがロー
状態である場合の動作状態について詳細に説明すること
にする。
【0065】中央処理装置10の電圧検出ピンVOLD
ETの状態がロー状態である場合には,選択部20の第
1トランジスタTR23がオンにされる(S72)。第
1トランジスタTR23がオンにされると,電界効果ト
ランジスタFET25のゲート端子がオフにされるの
で,ドレイン端子に印加された電源VCCがソース端子を
通じて中央処理装置10に供給されることはない。この
とき,電源VCCが入力端子INに印加された電圧レギュ
レータ31は,第1,第2スイッチSW325,SW3
26がオフされた初期状態において電圧分割部32の第
4,第5抵抗R321,R322により設定された,第
2電圧を出力する(S74)。
【0066】その後,コンピュータシステムは,電源の
投入時の自己診断プログラムを実行しながら中央処理装
置10の型式及び種類を検査する(S75)。中央処理
装置10の型式及び種類を検査した結果,中央処理装置
10の動作電圧が初期設定された出力電圧と同一である
場合には,続いて第2電圧を供給する(S79)。
【0067】しかしながら,第1電圧及び第2電圧と異
なる動作電圧を有する中央処理装置10が装着されてい
る場合には,中央処理装置10の型式及び種類に関する
所定のデータが出力されて,制御部40のラッチL42
に入力する。このとき,中央処理装置10は,ラッチL
42を駆動するためのアドレス信号ADD#をデコーダ
D43に出力する。デコーダD43は,入力されたアド
レス信号ADD#を復号してラッチ選択信号をラッチL
42に出力する。そして,ラッチL42はラッチ選択信
号により使用許可されて,中央処理装置10の型式及び
種類に応じた生後信号を電圧分割部32の該当する第
1,第2スイッチSW326,326に出力する(S7
6,S77)。
【0068】このようにして,ラッチL42から対応す
る制御信号を受けた第1,第2スイッチSW325,S
W326がオンにされる。例えば,第1スイッチSW3
25がオンにされると,第1端子Aに連結された第6抵
抗R323が,第4抵抗R321と並列に連結され,第
2スイッチSW326がオンされると,第1端子Aに連
結された第7抵抗R324が,第5抵抗R322と並列
に連結される。このようにして,ラッチL42により電
圧分割部32の第1,第2スイッチのオンオフを制御す
ることにより,電圧レギュレータ31から出力される第
2電圧が所定値に変換して出力される。
【0069】ここで,電圧分割部32の第6,第7抵抗
R323,R324の抵抗値は,変換された出力電圧
が,中央処理装置10の型式及び種類に適合するように
設定されているので,電源供給装置30は,中央処理装
置10の型式及び種類に適合する動作電圧を中央処理装
置10に供給することができる(S78,S7A)。こ
のようにして,最適な動作電圧が印加された中央処理装
置10は後続の動作を実行する(S7B)。
【0070】以上,添付図面を参照しながら,本発明に
かかる中央処理装置用電源供給システム及びコンピュー
タシステムの電源供給方法について説明したが,本発明
はかかる例に限定されない。当業者であれば,特許請求
の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の
変更例又は修正例に想到しうることは明らかであり,そ
れらについても当然に本発明の技術的範囲に属するもの
と了解される。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
別途の電圧レギュレータモジュールを用いずに中央処理
装置に最適な動作電圧を供給することができるので,製
造コストを節約することが可能である。さらに,従来の
装置のように,ユーザが別途のジャンパで中央処理装置
の動作電圧を選択しなければならないという煩雑な作業
をする必要もなく,また電源をオンにすると自動的に使
用される中央処理装置の最適な動作電圧が選択されるの
で,動作電圧を誤選択してエラーが発生したり,あるい
は中央処理装置を損傷してしまうような事態を未然に回
避することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる中央処理装置の型式に応じた動
作電圧を自動的に供給する電源供給装置の実施の一形態
の概略的なブロック構成図である。
【図2】図1に示す電源供給装置の概略的な動作を示す
動作流れ図である。
【図3】本発明にかかる中央処理装置の型式に応じた動
作電圧を自動的に供給する電源供給装置の他の実施形態
の概略的なブロック構成図である。
【図4】本発明にかかる中央処理装置の型式に応じた動
作電圧を自動的に供給する電源供給装置の制御部として
他の装置構成を採用した実施形態の概略的なブロック構
成図である。
【図5】本発明にかかる中央処理装置の型式に応じた動
作電圧を自動的に供給するコンピュータシステムの電源
供給方法の実施の一形態の概略的な動作流れ図である。
【図6】従来の中央処理装置の電圧検出ピンを用いて中
央処理装置に電源を供給する電源供給装置のブロック構
成図である。
【図7】従来の中央処理装置の電圧検出ピンを用いて中
央処理装置に電源を供給する電源供給装置の動作流れ図
である。
【図8】従来のジャンパ端子を用いて中央処理装置に電
源を供給する電源供給装置のブロック構成図である。
【符号の説明】
10 中央処理装置 20 選択部 30 電源供給装置 31 電圧レギュレータ 32 電圧分割部 40 制御部 ADD# アドレス信号 FET25 電界効果トランジスタ KB41 キーボード制御器 L42 ラッチ SW325 第1スイッチ SW326 第2スイッチ TR23 第1トランジスタ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央処理装置の型式に応じた動作電圧を
    該中央処理装置に供給するための中央処理装置用電源供
    給装置であって:所定の動作電圧が供給されて動作する
    中央処理装置と;選択的に前記所定の動作電圧を出力す
    ることが可能な電源供給装置と;前記中央処理装置の型
    式を検査して,前記中央処理装置に前記所定の動作電圧
    を自動的に供給するように,前記電源供給装置に制御信
    号を出力する制御部と;から成ることを特徴とする,中
    央処理装置用電源供給装置。
  2. 【請求項2】 中央処理装置の型式に応じた動作電圧を
    該中央処理装置に供給するための中央処理装置用電源供
    給装置であって:所定の動作電圧が供給されて動作する
    とともに,前記動作電圧に応じた信号を出力する電圧検
    出ピンを含む中央処理装置と;選択的に前記所定の動作
    電圧を出力することが可能な電源供給装置と;前記中央
    処理装置の電圧検出ピンから出力される信号に応じて,
    中央処理装置において使用される前記所定の動作電圧を
    選択する選択部と;前記選択部において選択された前記
    所定の動作電圧を前記中央処理装置に自動的に供給する
    ように,前記電源供給装置に制御信号を出力する制御部
    と;から成ることを特徴とする,中央処理装置用電源供
    給装置。
  3. 【請求項3】 前記選択部は:前記中央処理装置の電圧
    検出ピンから出力される信号に応じて動作状態が変化す
    る第1トランジスタ手段と;一側端が電源に連結され他
    側端が前記第1トランジスタ手段に連結される第2抵抗
    と;前記第1トランジスタの動作状態に応じて動作状態
    が変化して前記電源供給装置の動作状態を制御する電界
    効果トランジスタ手段と;から成ることを特徴とする,
    請求項2に記載の中央処理装置用電源供給装置。
  4. 【請求項4】 前記電源供給装置は:入力や出力負荷の
    変化にかかわらず,出力電圧を一定に保持する電圧レギ
    ュレータ手段と,使用される前記中央処理装置の動作電
    圧に適合するように,前記電圧レギュレータ手段の出力
    電圧を分圧する電圧分割部と;から成ることを特徴とす
    る,請求項1,2または3のいずれかに記載の中央処理
    装置用電源供給装置。
  5. 【請求項5】 前記電圧分割部は:電圧レギュレータ手
    段の出力端子に一側端が連結され,他側端が電圧レギュ
    レータ手段の調節端子に連結された第4抵抗と;前記第
    4抵抗に一側端が連結され他側端が接地された第5抵抗
    と;前記電圧レギュレータ手段の出力端子に一側端が連
    結された第6抵抗と;前記第6抵抗の他側端と第1端子
    が連結され,第2端子が制御部に連結され,第3端子が
    第5抵抗と連結された第1スイッチ手段と;前記第1ス
    イッチ手段の第3端子と一側端が連結された第7抵抗
    と;前記第7抵抗の他側端と第1端子が連結され,第2
    端子が制御部に連結され,第3端子が接地された第2ス
    イッチ手段と;から成ることを特徴とする,請求項4に
    記載の中央処理装置用電源供給装置。
  6. 【請求項6】 前記制御部は:前記中央処理装置の動作
    電圧を判別して,該当信号を前記電源供給装置に出力
    し,前記中央処理装置に前記所定の動作電圧を自動的に
    供給するキーボード制御器から成ることを特徴とする,
    請求項1,2,3,4または5のいずれかに記載の中央
    処理装置用電源供給装置。
  7. 【請求項7】 前記制御部は:前記中央処理装置から出
    力されるデータに応じた信号を前記電源供給装置に出力
    して,前記電源供給装置の動作状態を変更するラッチ
    と;前記中央処理装置から入力されるアドレス信号を復
    号して前記ラッチを駆動するデコーダと;から成ること
    を特徴とする,請求項1,2,3,4または5のいずれ
    かに記載の中央処理装置用電源供給装置。
  8. 【請求項8】 所定の動作電圧が供給されて動作すると
    ともに前記動作電圧に応じた信号を出力する電圧検出ピ
    ンを含む中央処理装置と,選択的に前記所定の動作電圧
    を出力することが可能な電源供給装置とを備えたコンピ
    ュータシステムの電源供給方法であって;コンピュータ
    システムの電源がオンになると,前記電圧検出ピンの状
    態を自動的に検査する段階と;前記電圧検出ピンの状態
    が第1状態の場合には,前記中央処理装置に第1電圧を
    供給する段階と;電圧検出ピンの状態が第2状態の場合
    には,前記電源供給装置から第2電圧を出力するととも
    に,前記中央処理装置の型式を判断する段階と;前記中
    央処理装置の型式を判断した結果に応じて,前記中央処
    理装置に前記所定の動作電圧を供給する段階と;から成
    ることを特徴とする,コンピュータシステムの電源供給
    方法。
  9. 【請求項9】 前記中央処理装置の型式を判断した結果
    に応じて,前記中央処理装置に前記所定の電圧を供給す
    る段階は:前記中央処理装置が前記第2電圧を動作電圧
    として用いると判断された場合には,前記電源供給装置
    から出力された前記第2電圧を前記中央処理装置に供給
    する段階と;前記中央処理装置が前記第1電圧及び第2
    電圧以外の電圧を動作電圧として用いると判断された場
    合には,前記電源供給装置の出力された前記第2電圧を
    分割して得られる前記所定の動作電圧を前記中央処理装
    置に供給する段階と;から成ることを特徴とする,請求
    項8に記載のコンピュータシステムの電源供給方法。
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