JPH08254469A - 温度検出部駆動回路 - Google Patents

温度検出部駆動回路

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JPH08254469A
JPH08254469A JP7095786A JP9578695A JPH08254469A JP H08254469 A JPH08254469 A JP H08254469A JP 7095786 A JP7095786 A JP 7095786A JP 9578695 A JP9578695 A JP 9578695A JP H08254469 A JPH08254469 A JP H08254469A
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JP
Japan
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capacitor
resistor
thermistor
temperature
temperature detection
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JP7095786A
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English (en)
Inventor
Kunitoshi Hisaoka
邦年 久岡
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 温度検出用の電圧を早く安定させること。 【構成】 温度の非検出時では第1コンデンサCは電
源電圧Vccまで充電されている。制御部1の出力ポー
トOutはLレベルにすると第2コンデンサCはグラ
ンドレベルまで落ちる。第1コンデンサCの放電と第
2コンデンサCの充電とにより第1コンデンサC
電位は温度検出電圧Vp近くまで急峻に立ち下がる。し
たがって温度検出電圧Vpを早期に安定させることがで
きる。よって短時間でノイズ等の影響を受けにくい温度
検出が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば空気調和機の
室内機に設置されて室内温度を所定時間毎に検出して温
度データを取り組む温度検出部駆動回路に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】室内の温度を所定時間毎に検出して、そ
の検出した温度データを取り組むようにしたこの種の従
来例としては、例えば特開昭59−95328号公報が
挙げられる。かかる従来例の温度検出回路としては、周
囲温度に応じて抵抗値が変化するサーミスタと抵抗との
直列回路に電流を流し、サーミスタの両端電圧を検出信
号(室内温度)としてマイクロコンピュータからなる制
御部の入力ポートに送るようになっている。ところが上
記従来例の温度検出回路では、抵抗とサーミスタとの接
続点と制御部の入力ポートとの間を直接的に接続してい
るために、そのラインにノイズが重畳して正確な温度デ
ータ(アナログ)が得られないという問題がある。
【0003】そこで、上記ノイズを除去するために制御
部の入力ポート側にローパスフィルタを介装したのが図
4に示す回路である。図4において制御部1がマイクロ
コンピュータ等で構成され、周囲温度(室内温度)を検
出するため温度に応じて抵抗値が変化するサーミスタR
を用いている。このサーミスタRと抵抗Rとの直
列回路を電源Vccとグランドとの間に接続し、サーミ
スタRの両端に現れる電圧である温度データ(アナロ
グ)を入力する制御部1の入力ポートInとの間に、抵
抗RとコンデンサCからなるローパスフィルタ2を
介装したものである。このローパスフィルタ2により抵
抗RとサーミスタRとの接続点と制御部1の入力ポ
ートInとの間のラインに重畳するノイズを除去するも
のである。
【0004】ここでサーミスタRには電流i{=Vc
c/(R+R)}が流れ、この電流iによりその時
の周囲温度に応じてサーミスタRの両端に生じる電圧
値が異なる。このアナログ値である電圧植を温度データ
としてローパスフィルタ2を介して制御部1の入力ポー
トInに常時入力している。制御部1側では入力ポート
Inに入力されたアナログ値の温度データをデジタルに
変換(A/D変換)し、所定の処理を行なうようになっ
ている。ところがこの回路においては、サーミスタR
に電流を常時流して温度を検出しているため、電力消費
が増大するという問題がある。
【0005】そこで電力消費を抑えるために必要なとき
だけサーミスタRに電流iを流すようにしたのを図5
に示す。これは、図4の場合では接地していたサーミス
タRの一端を制御部1の出力ポートOutに接続し、
温度を検出しない時には制御部1の出力ポートOutを
HレベルとしてサーミスタRに電流を流さないように
したものである。つまり、温度を検出する時だけ出力ポ
ートOutをLレベルにしてサーミスタRに電流iを
流すものである。図6にこの場合の波形図を示す。但し
図6は理想の波形である。図6(a)は出力ポートOu
tの電位Vcを示し、同図(b)はサーミスタRに流
れる電流iを、(c)は入力ポートInの電位Vpをそ
れぞれ示している。時刻tで制御部1の出力ポートO
utをLレベルに落とすと(図6(a)参照)、サーミ
スタRに電流iが抵抗Rを介して流れる(図6
(b)参照)。電流iが流れると周囲温度に応じた抵抗
値により所定の電圧がサーミスタRの両端に発生し、
この電圧がローパスフィルタ2を介して入力ポートIn
に入力されることになる(図6(c)参照)。ここで出
力ポートOutをLレベルにしている期間を時刻t
でとし、この時刻t〜時刻tまでの期間を温度検出
期間Tする。そして、温度を検出する時期を定期的に
実行するようにしたものであり、所定の時間T毎に温度
を検出するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで図6(c)に
示す波形は上述のように理想の波形であり、実際は入力
ポートInの電位Vpは急峻には立ち下がらず応答速度
が悪いという問題がある。すなわち、ローパスフィルタ
2を構成しているコンデンサCにより充分にノイズ除
去ができるように構成すると、出力ポートOutがHレ
ベルの時にコンデンサCは電源電圧Vcc(Vcc>
Vp)まで充電されており、温度検出時での検出電圧V
pまでコンデンサCの電荷を放電するのに時間がかか
ってしまう。そのため、図7(b)に示すように電圧V
pの応答速度が悪くなるのであり、入力ポートInの電
圧Vpの波形は図6(c)のようにはならず、実際には
図7(b)のようになる。その結果、温度検出は入力ポ
ートInの電位Vpが落ちつくまで待たなければなら
ず、長い温度検出期間Tが必要になる。また温度検出
期間Tを短縮して電力消費を抑える場合、ノイズ除去
用のローパスフィルタ2の時定数に大きく影響されてし
まう。つまり、温度検出期間Tを短縮するため、抵抗
とコンデンサCとで構成されるローパスフィルタ
2の時定数を小さくすると、ノイズ除去効果が減少し、
温度検出精度が低下するという問題が生じる。
【0007】この発明は上記従来の欠点を解決するため
になされたものであって、その目的は、温度検出用の電
圧を早期に安定させることが可能な温度検出部駆動回路
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで請求項1の温度検
出部駆動回路は、周囲温度に応じて抵抗値が変化するサ
ーミスタRに通電し、該サーミスタRの両端電圧を
温度検出信号Vpとして制御部1の入力ポートInに入
力するようにした温度検出回路において、第1抵抗R
とサーミスタRとの直列回路を設け、この直列回路の
上記第1抵抗Rの一端を電源に接続すると共に、サー
ミスタRの一端を温度検出時にLレベルとなる上記制
御部1の出力ポートOutに接続し、上記第1抵抗R
とサーミスタRとの接続点と上記制御部1の入力ポー
トInとの間に第2抵抗Rを介装し、この第2抵抗R
とでローパスフィルタ2を構成する第1コンデンサC
を上記入力ポートInより接地し、上記サーミスタR
と並列に第2コンデンサCを接続していることを特
徴としている。
【0009】また請求項2の温度検出部駆動回路は、上
記第1コンデンサCと第2コンデンサCとを略同容
量にしていることを特徴としている。
【0010】さらに請求項3の温度検出部駆動回路は、
制御部1の出力ポートOutをLレベルとしたサーミス
タRへの通電期間を温度検出期間Tとし、上記第1
抵抗Rの値をRとし、第2抵抗Rの値をR
し、第1コンデンサCの容量をCとし、第2コンデ
ンサCの容量をCとした場合に、第2抵抗Rの値
の選択条件として、 R・C=R・C≪T としていることを特徴としている。
【0011】請求項4の温度検出部駆動回路は、周囲温
度に応じて抵抗値が変化するサーミスタRに通電し、
該サーミスタRの両端電圧を温度検出信号Vpとして
制御部1の入力ポートInに入力するようにした温度検
出回路において、第1抵抗RとサーミスタRとの直
列回路を設け、この直列回路の上記第1抵抗Rの一端
を電源に接続すると共に、サーミスタRの一端を温度
検出時にLレベルとなる上記制御部1の出力ポートOu
tに接続し、上記第1抵抗RとサーミスタRとの接
続点と上記制御部1の入力ポートInとの間に第2抵抗
を介装し、この第2抵抗Rとでローパスフィルタ
2を構成するコンデンサCと入力ポートIn側の第2
抵抗Rの一端との間に上記出力ポートOutがLレベ
ルになるのに応じてオン動作するスイッチング素子Q
を介装していることを特徴としている。
【0012】
【作用】上記請求項1記載の温度検出部駆動回路によれ
ば、温度非検出時に電源電圧Vccまで充電されている
第1コンデンサCの電荷を、温度検出時に出力ポート
OutをLレベルにした時に第2コンデンサCの電圧
を大幅に下げることで、第1コンデンサCの充電電荷
を急速に放電し、入力ポートInの電位を検出電圧Vp
まで近づける。これにより検出電圧Vpを早く安定させ
ることができる。
【0013】請求項2記載の温度検出部駆動回路によれ
ば、第1コンデンサCと第2コンデンサCとを略同
容量にしているので、温度検出時での第1コンデンサC
の放電特性と第2コンデンサCの充電特性とが相殺
されて、電圧検出時での期間のレベルを一定にできて、
検出電圧を安定して検出できる。
【0014】請求項3記載の温度検出部駆動回路によれ
ば、第2抵抗Rと、第1、第2コンデンサC、C
との時定数を温度検出期間Tより小さくしているの
で、コンデンサC、Cの充放電を速やかに行なわせ
ることができて、温度検出電圧を精度よく検出すること
ができる。
【0015】請求項4記載の温度検出部駆動回路によれ
ば、スイッチング素子Qがオフ状態の時はコンデンサ
には前回の温度検出電圧Vpが充電された状態で電
荷が保持され、出力ポートOutがLレベルとなって温
度を検出する時にはスイッチング素子Qがオンとな
り、入力ポートIn側にはコンデンサCにより温度検
出電圧Vpに近い電圧が現れることになるため、温度検
出電圧Vpを早期に安定させることができる。
【0016】次にこの発明の温度検出部駆動回路の具体
的な実施例について、図面を参照しつつ詳細に説明す
る。図1に本発明の具体回路図を示す。図示するように
図5に示す回路構成に第2コンデンサCを付加したも
のであり、具体的には第2コンデンサCをサーミスタ
に並列に接続したものである。そしてこの第2コン
デンサCの容量Cは、ローパスフィルタ2を構成し
ている第1コンデンサCの容量Cと同じ(C=C
)あるいは略同じとしている。この第2コンデンサC
に蓄積されたエネルギーを使って制御部1の入力ポー
トInの電圧Vpの応答速度の改善を図るようにしたも
のである。すなわち図のように、第1抵抗Rとサーミ
スタRとの直列回路の第1抵抗R例の端部を電源V
ccに、サーミスタR例の端部を制御部1の出力ポー
トOutにそれぞれ接続する一方、第1抵抗Rとサー
ミスタRとの接続点を、第2抵抗Rと第1コンデン
サCとから成るローパスフィルタ2を介して制御部の
入力ポートInに接続したものであり、この回路におい
て上記サーミスタRに第2コンデンサCを並列接続
しているのである。
【0017】次に図2を用いて動作を説明するが、図2
(a)は出力ポートOutの電位Vcを示し、(b)は
第2コンデンサCが接続されていない図5の従来例の
場合を、(c)は第2コンデンサCが接続され、第1
コンデンサCがない場合を、(d)は本実施例のコン
デンサC、Cがともに存在する図1の場合をそれぞ
れ示している。図2(a)に示すように時刻tで出力
ポートOutがLレベルとなると、第2コンデンサC
が接続されていない場合には従来例と同じで第1コンデ
ンサCは、図2(b)に示すように電源電圧Vccま
で充電されているので、入力ポートInの電位Vp
落ち着くまで(放電されるまで)時間がかかり応答速度
が悪く、温度検出期間Tまでに完全に落ちつかない。
ここで第1コンデンサCがなく、第2コンデンサC
がサーミスタRに接続されている場合には出力ポート
OutがLレベルになると、入力ポートInの電位Vp
は第2コンデンサCには電荷がないので図2(c)
に示すようにグランドレベルまで急峻に大きく立ち下が
り、それから充電されていく。したがって第1コンデン
サCと第2コンデンサCとの両方を設けることで、
第1コンデンサCの放電と第2コンデンサCの充電
とが同時に行なわれて、第1コンデンサCの電位が温
度検出電圧Vp近くまで急峻に立ち下がることになる。
つまり、図2(b)と(c)とを加算することで図2
(d)に示すように時刻tにおける出力ポートOut
がLレベルになった時に入力ポートInの電位Vpは理
想波形と同様に実際の検出電圧Vpに近い値まで急峻に
立ち下がる。これにより検出電圧が早く安定する。
【0018】なお第2抵抗Rの選択条件としては、 R・C=R・C≪T としている。但し、Rは第2抵抗Rの抵抗値、C
は第1コンデンサCの容量、Cは第2コンデンサC
の容量、Tは温度検出期間である。これら第2抵抗
と第1及び第2コンデンサC、Cの時定数を温
度検出期間Tより小さくしていることで、第1及び第
2コンデンサC、Cの電荷の充放電特性を早めて、
検出電圧Vpの応答速度を早めている。
【0019】また、温度検出は図6に示すように所定の
期間毎に行なっている場合には、常時温度検出を行なっ
ている場合と比べて電力消費を抑えることができる。特
に電源が電池の場合には電池の寿命を長くすることがで
きる。しかも、所定の期間毎に温度検出を行なっても、
第1及び第2コンデンサC、Cの充放電の時定数を
温度検出期間Tより可なり小さく設定しているので入
力ポートInに入力される検出電圧Vpの応答速度を早
くできて短時間で温度検出を精度良く行なうことができ
る。しかもローパスフィルタ2を介しているので、ノイ
ズ対策も十分である。したがってマイコン制御等によっ
て一定時間毎に温度検出が実行される場合、短時間で歪
みのないVp電圧(検出電圧)を発生でき、ノイズ対策
の第1コンデンサCを適当な値に選択することができ
る。よって電力消費を抑えて短時間でノイズ等の影響を
受けにくい温度検出が可能となる。
【0020】(実施例2)実施例2を図3に示す。この
実施例は、第1抵抗RとサーミスタRとの直列回路
の第1抵抗R例の端部を電源Vccに、サーミスタR
例の端部を制御部1の出力ポートOutにそれぞれ接
続する一方、第1抵抗RとサーミスタRとの接続点
を、第2抵抗RとコンデンサCとから成るローパス
フィルタ2を介して制御部の入力ポートInに接続した
ものであり、この回路においてローパスフィルタ2を構
成している上記コンデンサCと第2抵抗Rとの間
に、PNP型のトランジスタQを介設し、該トランジ
スタQのベースを出力ポートOutに接続しているも
のである。まず温度検出期間Tでは出力ポートOut
の電位VcがLレベルとなるので、トランジスタQ
オンとなり、コンデンサCが入力ポートIn側のライ
ンに接続され、出力ポートOutがHレベルとなるとト
ランジスタQはオフとなり、コンデンサCは入力ポ
ートIn側のラインとは切り離される。ここで温度検出
が定常状態に移行してからは、トランジスタQのオフ
時、コンデンサCの電荷は放電されず、温度検出時で
の出力ポートOutの電位Vpを保持している。このコ
ンデンサCが保持している電圧は電源電圧Vccでは
なく、この電圧Vccより低い電圧(≒Vp)である。
そして温度検出時において出力ポートOutがLレベル
になってトランジスタQがオンした場合、従来のよう
にコンデンサCには電源電圧Vccまで充電されてお
らず、前回の検出温度電圧Vpとほとんど変化がないの
で(放電されないため)、一定期間T経過後での検出温
度電圧Vpに即座に追随することができる。したがって
一定期間毎に温度検出を行なう場合には、温度検出期間
だけ電流iを流すので、電力消費を抑えて短時間で
ノイズ等の影響を受けにくい温度検出が可能となる。ま
た、電源を電池としている場合には、電池の寿命を長く
することができる。
【0021】
【発明の効果】上記請求項1記載の温度検出部駆動回路
によれば、温度の非検出時に電源電圧まで充電されてい
る第1コンデンサの電荷を、温度検出時に出力ポートを
Lレベルにした時に第2コンデンサの電圧をグランドレ
ベルまで下げることで、第1コンデンサの充電電荷を急
速に放電して入力ポートの電位を検出電圧まで近づけ
る。これにより検出電圧を早く安定させることができ
る。したがって短時間でノイズの影響を受けない検出電
圧を発生させることができる。
【0022】請求項2記載の温度検出部駆動回路によれ
ば、第1コンデンサと第2コンデンサとの容量を同じ値
にしているので、温度検出時での第1コンデンサの放電
特性と第2コンデンサの充電特性とが相殺されて、電圧
検出時での期間のレベルを一定にできて、検出電圧を安
定して検出できる。
【0023】請求項3記載の温度検出部駆動回路によれ
ば、第2抵抗と、第1、第2コンデンサとの時定数を温
度検出期間より小さくしているので、コンデンサの充放
電を速やかに行なわせることができて、温度検出電圧を
精度よく検出することができる。
【0024】請求項4記載の温度検出部駆動回路によれ
ば、スイッチング素子がオフ状態の時はコンデンサには
前回の温度検出電圧が充電された状態で電荷が保持さ
れ、出力ポートがLレベルとなって温度を検出する時に
はスイッチング素子がオンとなり、入力ポート側にはコ
ンデンサにより温度検出電圧に近い電圧が現れて、温度
検出電圧を早期に安定させることができる。したがって
短時間でノイズの影響を受けない検出電圧を発生させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の温度検出部駆動回路の実施例1のブ
ロック回路図である。
【図2】(a)〜(d)は上記実施例の動作波形図であ
る。
【図3】この発明の温度検出部駆動回路の実施例2のブ
ロック回路図である。
【図4】従来例の温度検出回路のブロック回路図であ
る。
【図5】低電力消費型の従来例の温度検出回路のブロッ
ク回路図である。
【図6】図5の従来例の動作波形図である。
【図7】従来例の問題点を示す説明図である。
【符号の説明】
1 制御部 2 ローパスフィルタ R サーミスタ R 第1抵抗 R 第2抵抗 C 第1コンデンサ C 第2コンデンサ T 温度検出期間 Q トランジスタ In 入力ポート Out 出力ポート

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周囲温度に応じて抵抗値が変化するサー
    ミスタ(R)に通電し、該サーミスタ(R)の両端
    電圧を温度検出信号(Vp)として制御部(1)の入力
    ポート(In)に入力するようにした温度検出回路にお
    いて、第1抵抗(R)とサーミスタ(R)との直列
    回路を設け、この直列回路の上記第1抵抗(R)の一
    端を電源に接続すると共に、サーミスタ(R)の一端
    を温度検出時にLレベルとなる上記制御部(1)の出力
    ポート(Out)に接続し、上記第1抵抗(R)とサ
    ーミスタ(R)との接続点と上記制御部(1)の入力
    ポート(In)との間に第2抵抗(R)を介装し、こ
    の第2抵抗(R)とでローパスフィルタ(2)を構成
    する第1コンデンサ(C)を上記入力ポート(In)
    より接地し、上記サーミスタ(R)と並列に第2コン
    デンサ(C)を接続していることを特徴とする温度検
    出部駆動回路。
  2. 【請求項2】 上記第1コンデンサ(C)と第2コン
    デンサ(C)とを略同容量にしていることを特徴とす
    る請求項1記載の温度検出部駆動回路。
  3. 【請求項3】 制御部(1)の出力ポート(Out)を
    Lレベルとしたサーミスタ(R)への通電期間を温度
    検出期間(T)とし、上記第1抵抗(R)の値をR
    とし、第2抵抗(R)の値をRとし、第1コンデ
    ンサ(C)の容量をCとし、第2コンデンサ
    (C)の容量をCとした場合に、第2抵抗(R
    の値の選択条件として、 R・C=R・C≪T としていることを特徴とする請求項1記載の温度検出部
    駆動回路。
  4. 【請求項4】 周囲温度に応じて抵抗値が変化するサー
    ミスタ(R)に通電し、該サーミスタ(R)の両端
    電圧を温度検出信号(Vp)として制御部(1)の入力
    ポート(In)に入力するようにした温度検出回路にお
    いて、第1抵抗(R)とサーミスタ(R)との直列
    回路を設け、この直列回路の上記第1抵抗(R)の一
    端を電源に接続すると共に、サーミスタ(R)の一端
    を温度検出時にLレベルとなる上記制御部(1)の出力
    ポート(Out)に接続し、上記第1抵抗(R)とサ
    ーミスタ(R)との接続点と上記制御部(1)の入力
    ポート(In)との間に第2抵抗(R)を介装し、こ
    の第2抵抗(R)とでローパスフィルタ(2)を構成
    するコンデンサ(C)と入力ポート(In)側の第2
    抵抗(R)の一端との間に上記出力ポート(Out)
    がLレベルになるのに応じてオン動作するスイッチング
    素子(Q)を介装していることを特徴とする温度検出
    部駆動回路。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010237148A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Terumo Corp 電子体温計
KR101225454B1 (ko) * 2011-06-16 2013-01-23 주식회사 코디에스 배터리 팩 온도 측정 장치
CN111156668A (zh) * 2020-01-03 2020-05-15 珠海格力电器股份有限公司 准确读取感温包温度的方法及装置、空调机
CN113237194A (zh) * 2021-04-22 2021-08-10 上海三菱电机·上菱空调机电器有限公司 一种空调温度检测回路及检测方法

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