JPH0651875A - マイクロコンピュータと電源装置 - Google Patents
マイクロコンピュータと電源装置Info
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- JPH0651875A JPH0651875A JP4207791A JP20779192A JPH0651875A JP H0651875 A JPH0651875 A JP H0651875A JP 4207791 A JP4207791 A JP 4207791A JP 20779192 A JP20779192 A JP 20779192A JP H0651875 A JPH0651875 A JP H0651875A
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- power supply
- cpu
- test
- program
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電源電圧を自動的に設定する。
【構成】 制御ボード1をプログラムやデータを格納す
るメモリ6,7と、このプログラムに従って処理を行う
CPU5と、メモリ7への入出力を行う入出力ポート8
と、電源制御ポート9より構成し、電源装置2に出力電
圧を可変とする電圧設定部12を有し、制御ボード1より
電源制御ポート9を介して電圧設定部12を制御して制御
ボード1に供給する電圧を可変とする。
るメモリ6,7と、このプログラムに従って処理を行う
CPU5と、メモリ7への入出力を行う入出力ポート8
と、電源制御ポート9より構成し、電源装置2に出力電
圧を可変とする電圧設定部12を有し、制御ボード1より
電源制御ポート9を介して電圧設定部12を制御して制御
ボード1に供給する電圧を可変とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電源電圧を変更し、動
作試験を行うことが可能なマイクロコンピュータと電源
装置に関する。
作試験を行うことが可能なマイクロコンピュータと電源
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロコンピュータを工場で製作した
時、電源電圧が所定範囲で変化しても正常に動作するか
否かを確認するテストが行われる。このようなテストと
して電圧余裕度試験がある。この試験は、素子のバラツ
キ及び組み立て製造不良による初期不良の発見と、装置
の信頼性の向上を目的として、マイクロコンピュータの
DC電源電圧を意図的に動作限界値に近づけ、正常動作
余裕度を低下させて動作確認をするものである。
時、電源電圧が所定範囲で変化しても正常に動作するか
否かを確認するテストが行われる。このようなテストと
して電圧余裕度試験がある。この試験は、素子のバラツ
キ及び組み立て製造不良による初期不良の発見と、装置
の信頼性の向上を目的として、マイクロコンピュータの
DC電源電圧を意図的に動作限界値に近づけ、正常動作
余裕度を低下させて動作確認をするものである。
【0003】図4は電圧余裕度試験時の信号波形を示
す。マイクロコンピュータ内には、制御部の他、各種フ
ァイル格納装置、増設ボード等があり、これらの動作に
より、線路のインピーダンスのために電圧降下が生じ
る。このため、試験時に予め電源電圧を低めに設定し
て、電圧降下による誤動作を早期発見する。図に示すよ
うに正常波形の立ち上がり、立ち下がり時に、段付きや
アンダーシュートが発生する場合があり、これらは誤動
作の原因となる。これらの現象は電源電圧が高くなる
程、破線で示すように大きくなる。そこで試験時に電源
電圧を高く設定して誤動作を発見する。
す。マイクロコンピュータ内には、制御部の他、各種フ
ァイル格納装置、増設ボード等があり、これらの動作に
より、線路のインピーダンスのために電圧降下が生じ
る。このため、試験時に予め電源電圧を低めに設定し
て、電圧降下による誤動作を早期発見する。図に示すよ
うに正常波形の立ち上がり、立ち下がり時に、段付きや
アンダーシュートが発生する場合があり、これらは誤動
作の原因となる。これらの現象は電源電圧が高くなる
程、破線で示すように大きくなる。そこで試験時に電源
電圧を高く設定して誤動作を発見する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、電圧余裕度試験
などのように電源電圧を所定の値に設定して行う試験の
場合、テストオペレータが電圧計を見ながら手作業で、
マイクロコンピュータの電源ユニットの電圧設定ボリュ
ームを調整して、電圧を設定していた。または、電源ユ
ニットの電圧設定ボリュームに代わるものとして、設定
電圧に合った抵抗をコネクタを介して外部より接続し、
所望の電圧に設定していた。このように人手による電圧
設定は、試験対象が多くなるとかなりの時間と作業を要
していた。
などのように電源電圧を所定の値に設定して行う試験の
場合、テストオペレータが電圧計を見ながら手作業で、
マイクロコンピュータの電源ユニットの電圧設定ボリュ
ームを調整して、電圧を設定していた。または、電源ユ
ニットの電圧設定ボリュームに代わるものとして、設定
電圧に合った抵抗をコネクタを介して外部より接続し、
所望の電圧に設定していた。このように人手による電圧
設定は、試験対象が多くなるとかなりの時間と作業を要
していた。
【0005】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
もので、電源電圧の設定を自動的に行うことのできるマ
イクロコンピュータと電源装置を提供することを目的と
する。
もので、電源電圧の設定を自動的に行うことのできるマ
イクロコンピュータと電源装置を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、プログラムやデータを格納するメモリ6,7とこの
プログラムに従って処理を行うCPU5と前記メモリ7
への入出力を行う入出力ポート8と前記CPU5からの
電圧設定指示を出力する電源制御ポート9を有する制御
ボード1であって、この制御ボード1への供給電圧を前
記電源制御ポート9より指示するようにしたものであ
る。
め、プログラムやデータを格納するメモリ6,7とこの
プログラムに従って処理を行うCPU5と前記メモリ7
への入出力を行う入出力ポート8と前記CPU5からの
電圧設定指示を出力する電源制御ポート9を有する制御
ボード1であって、この制御ボード1への供給電圧を前
記電源制御ポート9より指示するようにしたものであ
る。
【0007】また、プログラムやデータを格納するメモ
リ6,7とこのプログラムに従って処理を行うCPU5
と前記メモリ7への入出力を行う入出力ポート8と前記
CPU5からの電圧設定指示を出力する電源制御ポート
9を有する制御ボード1と、前記電源制御ポート9より
の電圧設定指示により前記制御ボード1に供給する電圧
を設定する電圧設定部12を有する電源装置2とを備えた
ものである。
リ6,7とこのプログラムに従って処理を行うCPU5
と前記メモリ7への入出力を行う入出力ポート8と前記
CPU5からの電圧設定指示を出力する電源制御ポート
9を有する制御ボード1と、前記電源制御ポート9より
の電圧設定指示により前記制御ボード1に供給する電圧
を設定する電圧設定部12を有する電源装置2とを備えた
ものである。
【0008】
【作用】プログラムに設定すべき電源電圧を指定してお
くと、CPU5はこのプログラムに従い電源制御ポート
9より設定すべき電源電圧を指示する。指示は制御ボー
ド1に電源を供給する電源装置2に対して行われ、制御
ボード1はこの指示した電源電圧を供給される。
くと、CPU5はこのプログラムに従い電源制御ポート
9より設定すべき電源電圧を指示する。指示は制御ボー
ド1に電源を供給する電源装置2に対して行われ、制御
ボード1はこの指示した電源電圧を供給される。
【0009】プログラムに設定すべき電源電圧を指定し
ておき、CPU5はこのプログラムに従い電源制御ポー
ト9より設定すべき電源電圧を指示する。電源装置2の
電圧設定部12はこの電源電圧指示を受けるとこの指示電
圧となるよう電源装置2の出力電圧を設定して制御ボー
ド1に供給する。
ておき、CPU5はこのプログラムに従い電源制御ポー
ト9より設定すべき電源電圧を指示する。電源装置2の
電圧設定部12はこの電源電圧指示を受けるとこの指示電
圧となるよう電源装置2の出力電圧を設定して制御ボー
ド1に供給する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は実施例の構成を示すブロック図である。マ
イクロコンピュータは制御ボード1上に搭載され、電源
装置2が接続されている。画像表示装置3とキーボード
4および外部記憶装置21が制御ボード1に接続されてい
る。制御ボード1は、CPU5と、CPU5が実施する
プログラムや使用するデータを格納するROM6、CP
U5の作業エリアとなり、入出力データを格納するRA
M7、入出力インタフェースを行う各種のI/Oポート
8、および電源装置2に電源制御線13を介して電圧切換
信号を出力する電源制御ポート9より構成される。電源
装置2は、交流電源を直流に変換し、電圧を所定値とす
る電圧変換部11と、直流に変換された所定値の電圧を、
抵抗をスイッチング素子で切換えて、設定値に調整する
電圧設定部12から構成される。
する。図1は実施例の構成を示すブロック図である。マ
イクロコンピュータは制御ボード1上に搭載され、電源
装置2が接続されている。画像表示装置3とキーボード
4および外部記憶装置21が制御ボード1に接続されてい
る。制御ボード1は、CPU5と、CPU5が実施する
プログラムや使用するデータを格納するROM6、CP
U5の作業エリアとなり、入出力データを格納するRA
M7、入出力インタフェースを行う各種のI/Oポート
8、および電源装置2に電源制御線13を介して電圧切換
信号を出力する電源制御ポート9より構成される。電源
装置2は、交流電源を直流に変換し、電圧を所定値とす
る電圧変換部11と、直流に変換された所定値の電圧を、
抵抗をスイッチング素子で切換えて、設定値に調整する
電圧設定部12から構成される。
【0011】図2は電源装置2の構成図である。電圧変
換部11は、AC100 Vを整流し、この整流値をスイッチ
ングIC14で断続し、持続時間に比例した電圧を電圧設
定部12へ発生させる。電圧設定部12では固定抵抗15, 1
7, 18と可変抵抗16により標準値電圧, 上限電圧, 下限
電圧を設定する。例えば、標準電圧を5Vとし、上限電
圧5.5 V,下限電圧4.5 Vとすると、スイッチ19をノル
マルオフ、スイッチ20をノルマルオフとしておき、抵抗
15と可変抵抗16で標準電圧5Vとなるように可変抵抗16
を調整して設定する。上限電圧5.5 Vを設定するにはス
イッチ19をオフ、スイッチ20をオンにし、可変抵抗16と
抵抗18を並列に、抵抗15を直列にする。これによりスイ
ッチングIC14が動作し5.5 Vに設定する。下限電圧4.
5 Vを設定するにはスイッチ19をオン、スイッチ20をオ
フとし、抵抗15と17を並列、可変抵抗16を直列にする。
これによりスイッチングIC14が動作し、4.5 Vに設定
する。スイッチ19、20のオン、オフは電源制御ポート9
より設定する。
換部11は、AC100 Vを整流し、この整流値をスイッチ
ングIC14で断続し、持続時間に比例した電圧を電圧設
定部12へ発生させる。電圧設定部12では固定抵抗15, 1
7, 18と可変抵抗16により標準値電圧, 上限電圧, 下限
電圧を設定する。例えば、標準電圧を5Vとし、上限電
圧5.5 V,下限電圧4.5 Vとすると、スイッチ19をノル
マルオフ、スイッチ20をノルマルオフとしておき、抵抗
15と可変抵抗16で標準電圧5Vとなるように可変抵抗16
を調整して設定する。上限電圧5.5 Vを設定するにはス
イッチ19をオフ、スイッチ20をオンにし、可変抵抗16と
抵抗18を並列に、抵抗15を直列にする。これによりスイ
ッチングIC14が動作し5.5 Vに設定する。下限電圧4.
5 Vを設定するにはスイッチ19をオン、スイッチ20をオ
フとし、抵抗15と17を並列、可変抵抗16を直列にする。
これによりスイッチングIC14が動作し、4.5 Vに設定
する。スイッチ19、20のオン、オフは電源制御ポート9
より設定する。
【0012】図3は電圧余裕度試験を実施するフロー図
である。本試験はテストプログラムに従い実施される。
オペレータが電源を投入すると、電圧設定部12は初期値
である標準電圧を設定する (ステップ30) と共にROM
6より初期プログラムロード(IPL)がされ、これに
より外部記憶装置21であるフロッピーディスクやハード
ディスク等からOSが読み出され、RAM7に展開され
てマイクロコンピュータの初期状態となる。
である。本試験はテストプログラムに従い実施される。
オペレータが電源を投入すると、電圧設定部12は初期値
である標準電圧を設定する (ステップ30) と共にROM
6より初期プログラムロード(IPL)がされ、これに
より外部記憶装置21であるフロッピーディスクやハード
ディスク等からOSが読み出され、RAM7に展開され
てマイクロコンピュータの初期状態となる。
【0013】次にテストプログラムがフロッピーディス
クなどから読み出され (ステップ31) 、RAM7に展開
され、電圧余裕度試験が開始される。このプログラムに
よりCPU5は電圧設定部12に上限電圧の設定をさせる
( ステップ32) 。そしてこの電圧状態で各種試験(試験
1,2,3,……)(ステップ33, 34, 35, …, 38)が
行われる。例えば、試験1ではメモリのリード/ライト
によるメモリパリティチェック、試験2ではフロッピー
ディスクのリード/ライトによるコンペアチェック、試
験3ではハードディスクのリード/ライトによるコンペ
アチェック等であり、その他CG(Character Generato
r)−ROMのデータチェック、RASボードの機能チェ
ック、RS−232C,SCSI(Small Computer Sys
tem Interface)等を使用した外部機器との通信のチェッ
ク等である。
クなどから読み出され (ステップ31) 、RAM7に展開
され、電圧余裕度試験が開始される。このプログラムに
よりCPU5は電圧設定部12に上限電圧の設定をさせる
( ステップ32) 。そしてこの電圧状態で各種試験(試験
1,2,3,……)(ステップ33, 34, 35, …, 38)が
行われる。例えば、試験1ではメモリのリード/ライト
によるメモリパリティチェック、試験2ではフロッピー
ディスクのリード/ライトによるコンペアチェック、試
験3ではハードディスクのリード/ライトによるコンペ
アチェック等であり、その他CG(Character Generato
r)−ROMのデータチェック、RASボードの機能チェ
ック、RS−232C,SCSI(Small Computer Sys
tem Interface)等を使用した外部機器との通信のチェッ
ク等である。
【0014】ここでメモリパリティチェックはパリティ
ビットと呼ばれる冗長なビットをデータに付けて、この
中に含まれる1の数を常に偶数または奇数にしておき、
これをチェックして誤りを検出する方法であり、コンペ
アチェックはデータ1つ1つを比較して一致しているか
否かを調べるテストである。またRAS(Reliability,
Availability and Serviceability)ボードは信頼性、使
用可能性、保守容易性をチェックする機能を持ったボー
ドで、例えば、ファンの回転数のチェック、停電検出な
どを行う機能を有する。
ビットと呼ばれる冗長なビットをデータに付けて、この
中に含まれる1の数を常に偶数または奇数にしておき、
これをチェックして誤りを検出する方法であり、コンペ
アチェックはデータ1つ1つを比較して一致しているか
否かを調べるテストである。またRAS(Reliability,
Availability and Serviceability)ボードは信頼性、使
用可能性、保守容易性をチェックする機能を持ったボー
ドで、例えば、ファンの回転数のチェック、停電検出な
どを行う機能を有する。
【0015】そして各試験で、予めテストプログラムに
記載してある結果と異なる場合は異常とし、マイクロコ
ンピュータがハングアップしてなければ次の試験が続行
可能なので(ステップ36) 、エラー内容をフロッピーデ
ィスク等に記録し(ステップ37) 試験を進める。しか
し、マイクロコンピュータがハングアップして試験が続
行不可能な場合はウォッチドックタイマ等によりタイム
アップして警報を出しオペレータへ通知する(ステップ
40) 。
記載してある結果と異なる場合は異常とし、マイクロコ
ンピュータがハングアップしてなければ次の試験が続行
可能なので(ステップ36) 、エラー内容をフロッピーデ
ィスク等に記録し(ステップ37) 試験を進める。しか
し、マイクロコンピュータがハングアップして試験が続
行不可能な場合はウォッチドックタイマ等によりタイム
アップして警報を出しオペレータへ通知する(ステップ
40) 。
【0016】ここで、ハングアップとは、マイクロコン
ピュータがプログラム通り動作しなくなり、予想外の動
作や無限ループへ入り込んだりCPUの動作が停止して
しまい、キーボード等の入力を受け付けない状態を言
う。このようになるとハードウェア的に強制リセットを
かけたり、電源を切断しないと復帰しない。またウォッ
チドッグタイマとは、プログラムの実行途中で、あるレ
ジスタにデータを定期的に書き込みに行き、指定時間内
に書き込みが行われないとハングアップしたと見なされ
警報を出す装置である。
ピュータがプログラム通り動作しなくなり、予想外の動
作や無限ループへ入り込んだりCPUの動作が停止して
しまい、キーボード等の入力を受け付けない状態を言
う。このようになるとハードウェア的に強制リセットを
かけたり、電源を切断しないと復帰しない。またウォッ
チドッグタイマとは、プログラムの実行途中で、あるレ
ジスタにデータを定期的に書き込みに行き、指定時間内
に書き込みが行われないとハングアップしたと見なされ
警報を出す装置である。
【0017】続いて上限電圧による試験が終了したら同
様に下限電圧を設定し(ステップ39) 、上記の試験を再
度行う(ステップ33〜38) 。全ての試験が終了し、試験
の途中でハングアップが起きなければエラーの有無(ス
テップ41) によりエラーが無ければ試験完了とし(ステ
ップ44) 、エラーが有ればエラー内容をディスプレイ3
やプリンタへ出力し(ステップ42) 、ステップ40からの
場合も含めてテストオペレータの判断により異常発生の
解析を行う (ステップ43) 。そしてその結果に基づきオ
ペレータによるプリント板や各種ユニットの交換等の障
害処理を行うことになる (ステップ45) 。
様に下限電圧を設定し(ステップ39) 、上記の試験を再
度行う(ステップ33〜38) 。全ての試験が終了し、試験
の途中でハングアップが起きなければエラーの有無(ス
テップ41) によりエラーが無ければ試験完了とし(ステ
ップ44) 、エラーが有ればエラー内容をディスプレイ3
やプリンタへ出力し(ステップ42) 、ステップ40からの
場合も含めてテストオペレータの判断により異常発生の
解析を行う (ステップ43) 。そしてその結果に基づきオ
ペレータによるプリント板や各種ユニットの交換等の障
害処理を行うことになる (ステップ45) 。
【0018】上述のように電圧設定を自動的に行えるの
で、本機能をマイクロコンピュータの自己診断機能とす
ることにより、使用者は自己診断プログラムの実行でマ
イクロコンピュータの動作状況を把握できる。
で、本機能をマイクロコンピュータの自己診断機能とす
ることにより、使用者は自己診断プログラムの実行でマ
イクロコンピュータの動作状況を把握できる。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
により電源電圧を自動設定ができるようになったので、
電圧余裕度試験などで人手による電圧設定が不要とな
り、試験工数の削減が可能となる。また試験内容によっ
ては、電圧設定を頻繁に行う必要のあるものがあり、こ
のようなテストには特に有効である。さらに、保守点検
時や障害発生時において、マイクロコンピュータ本体に
直接手を加えることなく、端末からの指示で電圧余裕度
試験を行うことができ、装置の設置場所からの移動分
解、組み立て、工具、電圧計等の用意が不要となり、調
整作業の効率が向上する。特に、複数台のシステム連用
をしている場合には、ソフトウェアにより全ての装置が
同時設定可能であり、作業効率が向上する。
により電源電圧を自動設定ができるようになったので、
電圧余裕度試験などで人手による電圧設定が不要とな
り、試験工数の削減が可能となる。また試験内容によっ
ては、電圧設定を頻繁に行う必要のあるものがあり、こ
のようなテストには特に有効である。さらに、保守点検
時や障害発生時において、マイクロコンピュータ本体に
直接手を加えることなく、端末からの指示で電圧余裕度
試験を行うことができ、装置の設置場所からの移動分
解、組み立て、工具、電圧計等の用意が不要となり、調
整作業の効率が向上する。特に、複数台のシステム連用
をしている場合には、ソフトウェアにより全ての装置が
同時設定可能であり、作業効率が向上する。
【図1】本発明の実施例の構成図である。
【図2】電源装置の構成を示す図である。
【図3】本実施例の動作フロー図である。
【図4】信号波形への電圧の影響を説明する図である。
1 制御ボード 2 電源装置 9 電源制御ポート 11 電圧変換部 12 電圧設定部
Claims (2)
- 【請求項1】 プログラムやデータを格納するメモリ
(6,7)とこのプログラムに従って処理を行うCPU
(5)と前記メモリへ(7)の入出力を行う入出力ポー
ト(8)と前記CPU(5)からの電圧設定指示を出力
する電源制御ポート(9)を有する制御ボード(1)で
あって、この制御ボード(1)への供給電圧を前記電源
制御ポート(9)より指示するようにしたことを特徴と
するマイクロコンピュータ。 - 【請求項2】 プログラムやデータを格納するメモリ
(6,7)とこのプログラムに従って処理を行うCPU
(5)と前記メモリ(7)への入出力を行う入出力ポー
ト(8)と前記CPU(5)からの電圧設定指示を出力
する電源制御ポート(9)を有する制御ボード(1)
と、前記電源制御ポート(9)よりの電圧設定指示によ
り前記制御ボード(1)に供給する電圧を設定する電圧
設定部(12) を有する電源装置(2)とを備えたことを
特徴とするマイクロコンピュータと電源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4207791A JPH0651875A (ja) | 1992-08-04 | 1992-08-04 | マイクロコンピュータと電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4207791A JPH0651875A (ja) | 1992-08-04 | 1992-08-04 | マイクロコンピュータと電源装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0651875A true JPH0651875A (ja) | 1994-02-25 |
Family
ID=16545560
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4207791A Pending JPH0651875A (ja) | 1992-08-04 | 1992-08-04 | マイクロコンピュータと電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0651875A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5440613B2 (ja) * | 2009-12-28 | 2014-03-12 | 富士通株式会社 | 電源制御装置および電源制御方法 |
-
1992
- 1992-08-04 JP JP4207791A patent/JPH0651875A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5440613B2 (ja) * | 2009-12-28 | 2014-03-12 | 富士通株式会社 | 電源制御装置および電源制御方法 |
US8674676B2 (en) | 2009-12-28 | 2014-03-18 | Fujitsu Limited | Power-supply control apparatus and power-supply control method |
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