JPH09324147A - 塗料用樹脂の製造方法 - Google Patents

塗料用樹脂の製造方法

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JPH09324147A
JPH09324147A JP8145825A JP14582596A JPH09324147A JP H09324147 A JPH09324147 A JP H09324147A JP 8145825 A JP8145825 A JP 8145825A JP 14582596 A JP14582596 A JP 14582596A JP H09324147 A JPH09324147 A JP H09324147A
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JP
Japan
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vinyl
resin
fluoroolefin
meth
acrylic
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Pending
Application number
JP8145825A
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English (en)
Inventor
Yutaka Maruyama
裕 丸山
Yoshihiko Takeda
吉彦 武田
Makoto Koide
誠 小出
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Central Glass Co Ltd
Original Assignee
Central Glass Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フルオロオレフィン、カルボン酸ビニルエス
テルを主成分とする含フッ素共重合体と、アクリル酸ま
たはメタクリル酸のエステルを主成分とするアクリル系
共重合体とから成る耐候性、光沢、密着性に優れた塗料
用樹脂の製造方法を提供する。 【解決手段】 アクリル酸またはメタクリル酸のエステ
ルと任意にその他の共重合可能な単量体を共重合したア
クリル系共重合体の存在下に、有機溶剤中でフルオロオ
レフィン、カルボン酸ビニルエステルを必須成分とする
単量体混合物を重合させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は耐候性、光沢、密着性に
優れた塗料用樹脂の製造方法に関する。
【0002】
【従来技術】従来、汎用の塗料用樹脂として、アクリル
メラミン樹脂、アクリルウレタン樹脂、アルキド樹脂等
の樹脂からなる組成物が使用されて来たが、これらは耐
候性、耐酸性等の性能が充分とは言えない。これに対
し、耐候性、耐酸性に優れた樹脂として、近年含フッ素
共重合体が注目されている。しかしながら、含フッ素共
重合体を単独で用いた塗料は、光沢が低く、また密着性
が充分でないという問題を抱えている。これらの問題点
を改良するために該含フッ素共重合体にアクリル系樹脂
を混合することが提案されている。例えば、特開昭55
−25417号公報では、フルオロオレフィン/シクロ
ヘキシルビニルエーテル系共重合体とアクリル系樹脂と
の混合物が、また特開昭59−197471号公報、特
開平5−255633号公報においてもフルオロオレフ
ィン共重合体とアクリル系共重合体から成る塗料用樹脂
組成物が開示されている。
【0003】しかしながら、前記に開示された塗料用組
成物においては、その構成に種々の制限がありかならず
しも充分であるとは言えない。例えば、特開昭59−1
97471号公報では、構成成分であるアクリル酸また
はメタクリル酸のアルキルエステルについてアルキル基
の炭素数が10〜18であることが必要であるとされて
いる。また、特開平5−255633号公報では、アク
リル酸またはメタクリル酸のアルキルエステルのアルキ
ル基の炭素数が2〜4であること、更に、アクリル系共
重合体の水酸基価が5〜150mgKOH/gであるこ
とが必要とされている。これらの制限は主に該塗料用組
成物の構成成分である含フッ素共重合体とアクリル樹脂
との相溶性を確保する目的によるものである。即ち、こ
れらの制限条件を満たさなければ充分相溶性の良好な塗
料用組成物が得られず、従って、目的とする性能が得ら
れない。
【0004】また、前記に開示された塗料用組成物に使
用されている含フッ素共重合体はフルオロオレフィンと
シクロヘキシルビニルエーテルを主成分とするものであ
るが、これとは構成の異なるフルオロオレフィンとカル
ボン酸ビニルエステルを主成分とする含フッ素共重合体
を使用した場合もアクリル系共重合体との相溶性が悪い
ため改良が望まれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては、フ
ルオロオレフィン、カルボン酸ビニルエステルを主成分
とする含フッ素共重合体と、アクリル酸またはメタクリ
ル酸のエステルを主成分とするアクリル系共重合体とか
ら成る耐候性、光沢、密着性に優れた塗料用樹脂の製造
方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らはアクリル系
共重合体とフッ素系共重合体の相溶性について鋭意検討
したところ、有機溶剤中でフルオロオレフィン、カルボ
ン酸ビニルエステルを必須成分とする単量体混合物を重
合せしめてフッ素系共重合体を製造する際に、アクリル
酸またはメタクリル酸のエステルとその他の共重合可能
な単量体を共重合させて得られたアクリル系共重合体を
有機溶剤中に存在させておくことで、耐候性、光沢、密
着性に優れたフッ素系塗料用樹脂が得られることを見出
し、本発明を完成するに至った。
【0007】すなわち、本発明はアクリル酸またはメタ
クリル酸のエステルと任意にその他の共重合可能な単量
体を共重合したアクリル系共重合体の存在下に、有機溶
剤中でフルオロオレフィン、カルボン酸ビニルエステル
を主成分とする単量体混合物を重合せしめることを特徴
とする塗料用樹脂の製造方法である。
【0008】以下、本発明について更に詳しく説明す
る。本発明にかかるアクリル系共重合体はアクリル酸ま
たはメタクリル酸のエステルとその他の共重合可能な単
量体とを共重合させて得られるものである。このアクリ
ル系共重合体は、本発明の方法における重合溶剤に溶解
できるものであればよく、その組成については特に限定
されないが、塗料の分野で塗料用アクリル樹脂として使
用されるものであって、アクリル系共重合体はヒドロキ
シ基などの硬化部位を有しても有していなくてもよい。
【0009】本発明の方法にかかるアクリル系共重合体
に使用されるアクリル酸またはメタクリル酸のエステル
は、一般式、 CH2=C(−R1)−COO−R2 (式中、R1は水素またはメチル基、R2は炭素数1〜2
2の分岐を有することもあるアルキル基、ヒドロキシア
ルキル基または−(CH2m−R3−(CH2n−R
4(R3は置換基を有することもあるシクロアルキレン基
または2価の芳香族基を表し、R4は水素またはヒドロ
キシ基を表し、m、nは0〜12の整数を表す。)を表
す。)で表される(メタ)アクリル酸エステル(「アク
リル酸エステルまたはメタクリル酸エステル」をいい、
以下同様の表示を行う。)であり、具体的には(メタ)
アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メ
タ)アクリル酸プロピル、(メタ)アクリル酸−n−ブ
チル、(メタ)アクリル酸イソブチル、(メタ)アクリ
ル酸−tert−ブチル、(メタ)アクリル酸シクロヘ
キシル、(メタ)アクリル酸−2−エチルヘキシル、
(メタ)アクリル酸−n−オクチル、(メタ)アクリル
酸イソオクチル、(メタ)アクリル酸ノニル、(メタ)
アクリル酸トリデシル、(メタ)アクリル酸ラウリル、
(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシエチル、(メタ)ア
クリル酸2−ヒドロキシプロピル、(メタ)アクリル酸
4−ヒドロキシブチル、(メタ)アクリル酸ベンジルな
どが挙げられる。
【0010】また、本発明にかかるアクリル系共重合体
に共重合させることのできる単量体は多岐にわたること
が当技術分野において知られており特に限定されない
が、例えばアクリル酸、メタクリル酸、(メタ)アクリ
ル酸ジメチルアミノエチル、(メタ)アクリル酸ジエチ
ルアミノエチル、スチレン、α−メチルスチレン、ビニ
ルピリジン等が挙げられる。
【0011】本発明において使用されるアクリル系共重
合体は、所定割合の単量体混合物を重合溶剤中で重合触
媒を作用せしめ、公知の方法により共重合反応を行わせ
ることで得ることができる。
【0012】本発明の塗料用樹脂の製造方法は、上記の
アクリル系共重合体の存在下にフルオロオレフィン、カ
ルボン酸ビニルエステルを必須成分とする単量体混合物
を重合させることからなっている。
【0013】本発明の方法においては、アクリル系共重
合体0.1〜80重量部と、フルオロオレフィン、カル
ボン酸ビニルエステルを主成分とする単量体混合物9
9.9〜20重量部を溶剤に溶解して重合反応を行う。
【0014】アクリル系共重合体が0.1重量部未満で
は得られる塗料から形成された塗膜の基板への密着性に
欠け、逆に80重量部を超えるとフッ素樹脂が本来有す
る耐候性等の優れた性能が損なわれるので好ましくな
い。
【0015】本発明に使用されるフルオロオレフィン
は、エチレン、プロピレン、1−ブテン、イソブテンの
少なくとも一個の水素がフッ素に置換し、他の水素が任
意の個数だけハロゲン(塩素、臭素、フッ素)により置
換された重合性を有する化合物であり、例えばテトラフ
ルオロエチレン、クロロトリフルオロエチレン、1,1
−ジフルオロエチレン、ヘキサフルオロプロピレン、ヘ
キサフルオロイソブテン等が挙げられる。これらのフル
オロオレフィンは単独または複数でも使用することがで
きる。
【0016】本発明に使用されるカルボン酸ビニルエス
テル類は、一般式、 CH2=CH−OC(=O)−R5 (式中、R5は炭素数1〜22の分岐を有することもあ
るアルキル基または−(CH2m−R3−(CH2n
H(R3は置換基を有することもあるシクロアルキレン
基または2価の芳香族基を表し、m、nは0〜12の整
数を表す。)を表す。)で表される重合性の化合物であ
り、例えば酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、酪酸ビニ
ル、イソ酪酸ビニル、カプロン酸ビニル、イソカプロン
酸ビニル、ピバリン酸ビニル、カプリル酸ビニル、カプ
ロイル酸ビニル、ステアリン酸ビニル、ベオバ9(シェ
ル化学(株)製)、ベオバ10(シェル化学(株)製)、シク
ロヘキサン酸ビニル、安息香酸ビニル、p-トルイル酸ビ
ニル、p-tert-ブチル安息香酸ビニル等を挙げることが
できる。
【0017】また本発明の方法においてフルオロオレフ
ィンおよびカルボン酸ビニルエステルと共重合させるこ
との可能な重合性単量体は、各種の改良または機能性の
付与を目的として、本発明の目的・効果を逸脱しない限
り特に制限せず広範囲に選択することができ、例えば以
下の化合物を挙げることができる。
【0018】(イ)アルキルビニルエーテル類またはアリ
ールビニルエーテル類、(ロ)カルボン酸イソプロペニル
エステル類、(ハ)(メタ)アクリル酸エステル類、(ニ)
アルキルアリルエーテル類またはアリールアリルエーテ
ル類、(ホ)α−オレフィン類、(ヘ)不飽和カルボン酸類
およびそのエステル類、(ト)ヒドロキシアルキルアリ
ルエーテル類、(チ)ヒドロキシアルキルビニルエーテ
ル類、(リ)ヒドロキシカルボン酸ビニルエステル類、
(ヌ)ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート類、
(ル)加水分解可能な基を持つ有機珪素基含有ビニル化
合物類、(ヲ)その他の重合性化合物。
【0019】(イ)のアルキルビニルエーテル類またはア
リールビニルエーテル類は、一般式、 CH2=CH−O−R5 (式中、R5は炭素数1〜22の分岐を有することもあ
るアルキル基または−(CH2m−R3−(CH2n
H(R3は置換基を有することもあるシクロアルキレン
基または2価の芳香族基を表し、m、nは0〜12の整
数を表す。)を表す。)で表される化合物であり、例え
ばエチルビニルエーテル、プロピルビニルエーテル、イ
ソプロピルビニルエーテル、ブチルビニルエーテル、te
rt−ブチルビニルエーテル、ペンチルビニルエーテル、
ヘキシルビニルエーテル、イソヘキシルビニルエーテ
ル、オクチルビニルエーテル、4-メチル-1- ペンチルビ
ニルエーテル等の鎖状アルキルビニルエーテル類、シク
ロペンチルビニルエーテル、シクロヘキシルビニルエー
テル等のシクロアルキルビニルエーテル類、フェニルビ
ニルエーテル、トルイルビニルエーテル等のアリールビ
ニルエーテル類を挙げることができる。
【0020】(ロ)のカルボン酸イソプロペニルエステル
類は、一般式、 CH2=C(−CH3)−O−C(=O)−R5 (式中、R5は炭素数1〜22の分岐を有することもあ
るアルキル基または−(CH2m−R3−(CH2n
H(R3は置換基を有することもあるシクロアルキレン
基または2価の芳香族基を表し、m、nは0〜12の整
数を表す。)を表す。)で表される化合物であり、例え
ば酢酸イソプロペニル、プロピオン酸イソプロペニル等
が挙げられる。
【0021】(ハ)の(メタ)アクリル酸エステル類は、
一般式、 CH2=C(−R1)−COO−R5 (式中、R1は水素またはメチル基、R5は炭素数1〜2
2の分岐を有することもあるアルキル基または−(CH
2m−R3−(CH2n−H(R3は置換基を有すること
もあるシクロアルキレン基または2価の芳香族基を表
し、m、nは0〜12の整数を表す。)を表す。)で表
される化合物であり、例えば(メタ)アクリル酸メチ
ル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プ
ロピル、(メタ)アクリル酸−n−ブチル、(メタ)ア
クリル酸イソブチル、(メタ)アクリル酸−tert−
ブチル、(メタ)アクリル酸シクロヘキシル、(メタ)
アクリル酸−2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸
−n−オクチル、(メタ)アクリル酸イソオクチル、
(メタ)アクリル酸ノニル、(メタ)アクリル酸トリデ
シル、(メタ)アクリル酸ラウリル、(メタ)アクリル
酸ベンジル等が挙げられる。また類似の化合物としてア
リルアクリレート、アリルメタクリレートなどの不飽和
アルキル基を有する(メタ)アクリル酸エステルも使用
できる。
【0022】(ニ)のアルキルアリルエーテル類またはア
リールアリルエーテル類は、一般式、 CH2=CHCH2−O−R5 (式中、R5は炭素数1〜22の分岐を有することもあ
るアルキル基または−(CH2m−R3−(CH2n
H(R3は置換基を有することもあるシクロアルキレン
基または2価の芳香族基を表し、m、nは0〜12の整
数を表す。)を表す。)で表される化合物であり、例え
ばエチルアリルエーテル、ブチルアリルエーテル、シク
ロヘキシルアリルエーテル等が挙げられる。
【0023】(ホ)のα−オレフィン類は、一般式、 CH2=CH−R2 (式中、R2は炭素数1〜22の分岐を有することもあ
るアルキル基、ヒドロキシアルキル基または−(C
2m−R3−(CH2n−R4(R3は置換基を有する
こともあるシクロアルキレン基または2価の芳香族基を
表し、R4は水素またはヒドロキシ基を表し、m、nは
0〜12の整数を表す。)を表す。)で表される化合物
であり、例えばエチレン、プロピレン、イソブチレン、
1-ブテン、1-ペンテン、1-ヘキセン、1-ヘプテン、1-オ
クテン、1-ノネン、1-デセン、3-メチル-1- ブテン、ス
チレン、3-ブテン-1- オール等が挙げられる。
【0024】(ヘ)の不飽和カルボン酸およびそのエステ
ル類は、一般式、 CH(−R1)=CH−(CH2r−COO−R6 (式中、R1は水素またはメチル基、R6は水素、炭素数
1〜22の分岐を有することもあるアルキル基、ヒドロ
キシアルキル基、または−(CH2m−R3−(CH2
n−R4(R3は置換基を有することもあるシクロアルキ
レン基または2価の芳香族基を表し、R4は水素または
ヒドロキシ基を表し、r、m、nは0〜12の整数を表
す。)を表す。)で表される化合物であり、例えばビニ
ル酢酸、クロトン酸、ウンデシレン酸、ビニル酢酸エチ
ル、ビニル酢酸プロピル、ビニル酢酸ブチル、ビニル酢
酸-tert-ブチル、クロトン酸エチル、クロトン酸プロピ
ル、クロトン酸ブチル、クロトン酸-tert-ブチル、クロ
トン酸-2- ヒドロキシエチル、クロトン酸-3- ヒドロキ
シプロピル、クロトン酸-4- ヒドロキシブチル、クロト
ン酸-5- ヒドロキシペンチル等を挙げることができる。
【0025】(ト)のヒドロキシアルキルアリルエーテ
ル類は、一般式、
【0026】
【化1】
【0027】(式中、R7は互いに同じか異なり、水素
または炭素数1〜3のアルキル基を表し、l、p、q、
s、tは0または1、r、m、n は0〜12の整数を表
す。)で表される化合物であり、例えば2-アリロキシ-1
- エタノール、3-アリロキシ-1- プロパノール、4-アリ
ロキシ-1- ブタノール、5-アリロキシ-1- ペンタノー
ル、6-アリロキシ-1- ヘキサノール、7-アリロキシ-1-
ペンタノール、8-アリロキシ-1- オクタノール、4-ヒド
ロキシシクロヘキシルアリルエーテル、1,4-シクロヘキ
サンジメタノールアリルエーテル、2,2-ジメチル-3- ヒ
ドロキシプロピルアリルエーテル等が挙げられる。ま
た、アリルアルコール、2,3-ジヒドロキシプロピルアリ
ルエーテルも同様に使用できる。
【0028】(チ)のヒドロキシアルキルビニルエーテ
ル類は、一般式、
【0029】
【化2】
【0030】(式中、R7は互いに同じか異なり、水素
または炭素数1〜3のアルキル基を表し、l、p 、q、
s、tは0または1、r、m、n は0〜12の整数を表
す。)で表される化合物であり、例えばヒドロキシメチ
ルビニルエーテル、ヒドロキシエチルビニルエーテル、
3−ヒドロキシプロピルビニルエーテル、4−ヒドロキ
シブチルビニルエーテル、5−ヒドロキシペンチルビニ
ルエーテル、6−ヒドロキシヘキシルビニルエーテル、
1,4−シクロヘキサンジメタノールビニルエーテル等
が例示できる。
【0031】(リ)のヒドロキシカルボン酸ビニルエス
テル類は、一般式、
【0032】
【化3】
【0033】(式中、R7は互いに同じか異なり、水素
または炭素数1〜3のアルキル基を表し、l、p 、q、
s、tは0または1、r、m、n は0〜12の整数を表
す。)で表される化合物であり、例えばヒドロキシプロ
ピオン酸ビニルエステル、ヒドロキシ酪酸ビニルエステ
ル、ヒドロキシペンタン酸ビニルエステル、カプロラク
トン変性ヒドロキシプロピオン酸ビニルエステル等が例
示できる。
【0034】(ヌ)のヒドロキシアルキル(メタ)アクリ
レート類は、一般式、
【0035】
【化4】
【0036】(式中、R1は水素またはメチル基、R7
互いに同じか異なり、水素または炭素数1〜3のアルキ
ル基を表し、l、p 、q、s、tは0または1、r、m、n
は0〜12の整数を表す。)で表される化合物であ
り、例えばヒドロキシメチル(メタ)アクリレート、ヒド
ロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル
(メタ)アクリレート、ヒドロキシブチル(メタ)アクリ
レートおよびこれらをカプロラクトンの開環付加させて
得られる化合物等が例示できる。
【0037】(ル)の加水分解可能な基を持つ有機珪素
基含有重合性化合物類としては、一般式、 CH2=CH−Si(R83 (式中、R8は炭素数1〜22の分岐を有することもあ
るアルキル基、アルコキシ基、置換基を有することもあ
るシクロアルキル基または芳香族基であって、少なくと
も1つはアルコキシ基である。)で表されるビニル化合
物または他の重合性基を有する化合物が例示できる。加
水分解可能な基としては、具体的には、メトキシ、エト
キシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、メトキ
シエトキシなどのアルコキシ基またはアルコキシアルコ
キシ基、ホルミロキシ、アセトキシ、プロピオノキシな
どのアシロキシ基、ハロゲン(フッ素、塩素、臭素また
は沃素)などが例示できる。この様な有機珪素化合物と
しては、例えばメタクリロキシメチルトリメトキシシラ
ン、3−メタクリロキシプロピルメチルジメトキシシラ
ン、3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、
ビニルメチルジエトキシシラン、ビニルトリメトキシシ
ラン、ビニルメチルトリス(2−メトキシエトキシ)シ
ラン、ビニルトリアセトキシシラン、ビニルトリメチル
シラン、ビニルメチルジクロロシラン、ビニルトリクロ
ロシランなどが挙げられる。さらにアルコキシシリル基
を有する(メタ)アクリル酸エステル系化合物も使用で
きる。
【0038】また、(ヲ)としてこれらの他にオキシラ
ン基含有ビニル単量体、例えばアリルグリシジルエーテ
ル、ビニルグリシジルエーテル、3,4-エポキシシクロヘ
キシルメチルビニルエーテル、3,4-エポキシシクロヘキ
シル(メタ)アクリレート等やアミノ基含有ビニル単量
体、例えばアクリルアミド等を共重合成分として用いる
ことにより、本発明の塗料用樹脂を所望の物性に調整す
ることも好ましい。
【0039】以上例示した共重合可能な単量体は、単独
でも、または2種類以上を組合わせて使用してもよい。
本発明にかかるフルオロオレフィン、カルボン酸ビニル
エステルを主成分とする単量体混合物はフルオロオレフ
ィン(a)、カルボン酸ビニルエステル(b)、および
その他の共重合可能な単量体(c)からなり、それぞれ
の単量体の割合は(a)が20〜80モル%、(b)が
3〜80モル%、(c)が0〜75モル%であることが
好ましい。フルオロオレフィンが20モル%未満では、
フッ素樹脂の特徴である耐候性、化学的安定性などが十
分に発現せず、80モル%を超えると重合が困難となる
ので好ましくない。また、カルボン酸ビニルエステルが
3モル%未満では重合が困難であり、80モル%を超え
るとフッ素樹脂の特徴である耐候性、化学的安定性など
が十分に発現しないので好ましくない。その他の共重合
可能な単量体の添加は任意であるが、75モル%を超え
るとフッ素樹脂の特徴である耐候性、化学的安定性など
が十分に発現しないので好ましくない。
【0040】本発明にかかるフルオロオレフィン、カル
ボン酸ビニルエステルを必須成分とする単量体混合物は
その他の共重合可能な単量体としてヒドロキシアルキル
アリルエーテルを所定量使用することは好ましい実施態
様である。すなわち、該単量体混合物はフルオロオレフ
ィン(a)、カルボン酸ビニルエステル(b)、ヒドロ
キシアルキルアリルエーテル(c)、およびヒドロキシ
アルキルアリルエーテルを除く他の共重合可能な単量体
(d)からなり、それぞれの単量体の割合は(a)が2
0〜80%、(b)が3〜75%、(c)が2〜70
%、(d)が0〜75%である。
【0041】本発明の方法を実施するにあたって、上記
のアクリル系共重合体の存在下に、有機溶剤中でフルオ
ロオレフィン、カルボン酸ビニルエステルを必須成分と
する単量体混合物を重合せしめる方法としては、アクリ
ル系共重合体を有機溶剤と予め反応容器に仕込んでお
き、次いで通常のラジカル重合開始剤の存在下、有機溶
剤中で該単量体混合物を共重合させて得る方法が例示で
きる。
【0042】重合反応における重合温度は重合開始剤の
種類に依存するが−30〜100℃であり、好ましくは
0〜90℃が適当である。ラジカル重合開始剤として代
表的なものを例示すると以下のようなものが挙げられ
る。例えば、アセチルパーオキサイド、ベンゾイルパー
オキサイドなどのアシルパーオキサイド類、メチルエチ
ルケトンパーオキサイド、シクロヘキサノンパーオキサ
イドなどのケトンパーオキサイド類、過酸化水素、tert
- ブチルハイドロパーオキサイド、クメンハイドロパー
オキサイドなどのハイドロパーオキサイド類、ジ-tert-
ブチルパーオキサイドなどのジアルキルパーオキサイド
類、tert- ブチルパーオキシアセテート、tert- ブチル
パーオキシピバレートのようなアルキルパーオキシエス
テル類、アゾビスイソブチロニトリル、アゾビスイソバ
レロニトリルなどのアゾ系化合物、過硫酸アンモニウ
ム、過硫酸カリウムなどの過硫酸塩類等がある。また、
必要に応じて、有機アミン類、ピロ亜硫酸ソーダなどの
還元剤を併用することもできる。
【0043】重合反応に用いる有機溶剤としては例え
ば、トルエン、キシレン、ソルベッソ(エクソン化学
(株)製)、ミネラルスピリットなどの非水系溶剤、メタノ
ール、エタノール、ブタノールなどのアルコール系溶
剤、ジメチルエーテル、ジエチルエーテル、テトラヒド
ロフランなどのエーテル系溶剤、アセトン、メチルエチ
ルケトン、メチルイソブチルケトンなどのケトン系溶
剤、エチルアセテート、ブチルアセテートなどのエステ
ル系溶剤、エチルセロソルブ、ブチルセロソルブ、セロ
ソルブアセテートのようなアルキレングリコール系溶
剤、N-メチル-2- ピロリドン、ジメチルホルムアミド、
ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホオキシムのよう
な非プロトン系溶剤を使用することができる。
【0044】以上のようにして得られた本発明の塗料用
樹脂は、硬化剤を用いずに、または硬化剤と混合して塗
料とすることができる。このとき、硬化剤としては、ヘ
キサメチレンジイソシアネート、トリレンジイソシアネ
ート、ジフェニルメタンジイソシアネートなどのイソシ
アネート類やアルキル化メラミン、メチロールメラミ
ン、イミノメラミンなどのメラミン樹脂、尿素樹脂など
のアミノ化合物が適宜選択使用できる。
【0045】硬化反応は通常、室温〜300℃の範囲の
任意の温度で行うことができるが、公知の触媒を加える
ことで促進させることも可能である。本発明にかかる塗
料用樹脂を用いた塗料用組成物に使用される溶剤として
は、前記の重合用溶剤として挙げたものを適宜選択して
使用することができる。
【0046】また本発明にかかる塗料用樹脂のワニスに
は、通常塗料の分野で使用される添加剤、例えば、顔
料、金属粉、粉体鉱物、紫外線吸収剤、光安定剤、分散
安定剤、平滑剤、増粘剤等の各種添加剤を添加すること
もでき、いずれも良好な相溶性、分散性を示すことがで
きる。
【0047】本発明にかかる塗料用樹脂から調製される
ワニスを用いる塗料の形態としては、通常の塗料が使わ
れる種々の用法をとることができる。即ち、下塗り塗
料、中塗り塗料、顔料や金属、鉱物を含有させた上塗り
塗料、トップクリヤー塗料として用いることができる。
また、このような重ね塗りばかりでなく、単独で基材に
塗装し保護膜もしくは塗装膜として用いることができ
る。
【0048】本発明にかかる塗料用樹脂から調製される
ワニスは、浸漬塗装、シャワーコート、ハケ塗り、スプ
レー塗装、ロール塗装等いずれの方法でも塗装すること
が可能であり、鉄、非鉄金属等の表面に塗装し、優れた
性能を付与することができる。
【0049】また本発明にかかる塗料用樹脂は、電着塗
料用樹脂としても非常に有効である。電着用塗料として
は、例えばその他の共重合成分として不飽和カルボン酸
類を用い、酸価を10〜70mgKOH/g程度とするのが
好ましい。これを、イソプロパノール等の水溶性有機溶
剤と水との混合溶剤に溶解させた後、アミン化合物で酸
を中和し、しかる後に硬化剤として、前述のアミノ樹脂
類などを加えて塗料組成物とする。
【0050】
【実施例】以下本発明を実施例に基づいて更に詳しく説
明するが、本発明はこれ等実施例に限定されるものでは
ない。実施例において、別途注釈のない限り「部」は
「重量部」を表すものとする。
【0051】〔製造例1〕(アクリル系共重合体の製造
1) アクリル酸エチル;18部、メタクリル酸イソブチル;
15部、メタクリル酸-2-エチルヘキシル;15部、メ
タクリル酸ヒドロキシエチル;17部、スチレン;35
部からなる単量体混合物に重合開始剤としてアゾビスイ
ソブチロニトリル;2部およびキシレンと酢酸ブチルの
1:1(容量比)混合溶剤;60部を加え、80℃にて
8時間重合し、不揮発分63重量%、数平均分子量60
00のアクリル系共重合体の溶液を得た。
【0052】〔製造例2〜3〕(アクリル系共重合体の
製造2〜3) (アクリル系共重合体の製造1)と同様にして表1に示
す単量体混合物を重合して、製造例1および製造例2の
アクリル系共重合体溶液を得た。
【0053】
【表1】
【0054】〔実施例1〕電磁撹拌機付きのステンレス
製オートクレーブに製造例1で得られたアクリル系共重
合体溶液を700g、次いで、ピバリン酸ビニル(Vp
v)173.4g、4−アリロキシ−1−ブタノール
(HBAE)104g、クロトン酸(CA)3.5g、
キシレン290g、炭酸ナトリウム2.2g、t−ブチ
ルパーオキシピバレート(t−BPV)5.5gを仕込
み、窒素ガスでオートクレーブ内を3回置換した。次に
液体窒素でオートクレーブを冷却して内部を脱気し、ク
ロロトリフルオロエチレン(CTFE)265.3gを
導入した。その後油浴で徐々に昇温し、55℃で20時
間重合を行った。次いで、未反応のCTFEを除去しオ
ートクレーブを開放した後、無機塩を濾過して固形分濃
度60重量%の無色透明な樹脂溶液を得た。
【0055】〔実施例2〜3〕実施例1と同様の方法
で、原料の仕込み割合を表2に示すように変えて重合反
応を行い、それぞれ約60重量%の無職透明の樹脂溶液
を得た。
【0056】
【表2】
【0057】〔比較例1〜2〕アクリル系共重合体を添
加せず、実施例1と同様の方法で単量体混合物のみの重
合を行い、それぞれ表2に示す樹脂溶液を得た。
【0058】〔応用例1〜3〕実施例1〜3で得られた
変成共重合体樹脂100部(固形分基準)を含んだ樹脂
溶液に、サイメル303(三井サイアナミド(株)製メラ
ミン樹脂) 25部を混合し、硬化触媒として1.5部の
ドデシルベンゼンスルホン酸を添加した後、ソルベッソ
100(エクソン化学(株)製)を加えて濃度を調整し塗料
とした。この塗料をスプレー法によりアルミニウム板上
に塗装し、140〜160℃で30分間かけて焼き付け
硬化させ30μmの塗膜を形成した(硬化膜a1〜a
3)。
【0059】次いで、製造例2で調製したアクリル系共
重合体100部(固形分基準)を含んだ樹脂溶液に、ユ
ーバン20SE−60(三井東圧(株)製メラミン樹脂)3
0部を混合しソルベッソ100を加えて濃度調整した塗
料を、硬化膜a1〜a3の上にスプレー塗装して140
〜160℃で30分間焼き付け約30μmの膜を作った
(硬化膜a’1〜a’3)。
【0060】〔比較応用例1〜2〕比較例1〜2で製造
した共重合体樹脂を、前記の応用例と同様の方法でアル
ミニウム板上に塗装して硬化膜b1〜b2を作成した。
【0061】次いで、前記の応用例と同様の方法で製造
例2で作成したアクリル系共重合体の塗膜を硬化膜b1
〜b2の上に作成した(硬化膜b’1〜b’2)。 〔比較応用例3〜4〕製造例1で作成したアクリル系共
重合体溶液100部に比較例1〜2で作成したフッ素樹
脂共重合体溶液100部を混合し、また、製造例2で作
成したアクリル系共重合体溶液100部に比較例1〜2
で作成したフッ素樹脂共重合体溶液100部を混合した
ところ、いずれも濁りを生じてしまいクリアーな樹脂溶
液が得られなかった。
【0062】〔性能試験〕 付着性試験 応用例1〜3の硬化膜a’1〜a’3および比較応用例
1〜2の硬化膜b’1〜b’2についてJIS K 54
00に従い碁盤目テープ法により評価した。結果を表3
に示す。
【0063】
【表3】
【0064】
【発明の効果】本発明の方法により製造された塗料用樹
脂は、フッ素樹脂の有する耐候性、化学的安定性に加え
て、実施例に示すように基材並びにアクリル樹脂塗料と
の密着性に優れるという顕著な効果を奏する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09D 4/00 PDV C09D 4/00 PDV 133/04 PFY 133/04 PFY

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクリル酸またはメタクリル酸のエステ
    ルと任意にその他の共重合可能な単量体を共重合したア
    クリル系共重合体の存在下に、有機溶剤中でフルオロオ
    レフィン、カルボン酸ビニルエステルを主成分とする単
    量体混合物を重合せしめることを特徴とする塗料用樹脂
    の製造方法。
  2. 【請求項2】 アクリル系共重合体を0.1〜80重量
    部、フルオロオレフィン、カルボン酸ビニルエステルを
    主成分とする単量体混合物を99.9〜20重量部とす
    ることを特徴とする請求項1記載の塗料用樹脂の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 フルオロオレフィン、カルボン酸ビニル
    エステルを主成分とする単量体混合物がフルオロオレフ
    ィン(a)、カルボン酸ビニルエステル(b)、ヒドロ
    キシアルキルアリルエーテル(c)およびその他の共重
    合可能な単量体(d)からなることを特徴とする請求項
    1〜2記載の塗料用樹脂の製造方法。
  4. 【請求項4】 フルオロオレフィン、カルボン酸ビニル
    エステルを主成分とする単量体混合物がフルオロオレフ
    ィン(a)、カルボン酸ビニルエステル(b)、ヒドロ
    キシアルキルアリルエーテル(c)、およびその他の共
    重合可能な単量体(d)からなり、それぞれの単量体の
    割合が(a)20〜80モル%、(b)3〜75モル
    %、c)2〜70モル%、(d)0〜75モル%である
    ことを特徴とする請求項3記載の塗料用樹脂の製造方
    法。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02191653A (ja) * 1989-01-20 1990-07-27 Asahi Glass Co Ltd 含フッ素共重合体非水分散液、その製造方法およびその用途
JPH0372551A (ja) * 1989-08-11 1991-03-27 Central Glass Co Ltd 高撥水性塗料用樹脂組成物
JPH04279612A (ja) * 1990-06-29 1992-10-05 Daikin Ind Ltd 含フッ素共重合体およびそれを用いた塗料用組成物

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