JPH09323898A - リーチ式フォークリフトにおける荷役装置の保護装置 - Google Patents
リーチ式フォークリフトにおける荷役装置の保護装置Info
- Publication number
- JPH09323898A JPH09323898A JP22730796A JP22730796A JPH09323898A JP H09323898 A JPH09323898 A JP H09323898A JP 22730796 A JP22730796 A JP 22730796A JP 22730796 A JP22730796 A JP 22730796A JP H09323898 A JPH09323898 A JP H09323898A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cargo handling
- handling device
- fixed
- rod
- fork
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 フォークの下降時、障害物と干渉しても荷役
装置のオイルモータ、パイピング等付属装置を破損をさ
せないことを目的としている。 【構成】 リーチ型フォークリフトの車体前方にマスト
を立設し、該マストにリフトブラケットを上下動可能に
装着して、該リフトブラケットに荷役装置を前・後傾可
能に装着するとともにティルトシリンダを固定し、該テ
ィルトシリンダのロッドの先端側が大口径となし、大口
径側を挟持する当接部材を荷役装置の背面側に固定する
構造として、上述の課題を解決したものである。
装置のオイルモータ、パイピング等付属装置を破損をさ
せないことを目的としている。 【構成】 リーチ型フォークリフトの車体前方にマスト
を立設し、該マストにリフトブラケットを上下動可能に
装着して、該リフトブラケットに荷役装置を前・後傾可
能に装着するとともにティルトシリンダを固定し、該テ
ィルトシリンダのロッドの先端側が大口径となし、大口
径側を挟持する当接部材を荷役装置の背面側に固定する
構造として、上述の課題を解決したものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フォークの下降時、そ
の道程に障害物があって、その障害物と干渉しても荷役
装置のオイルモータ、パイピング等付属装置を破損をさ
せないことを目的とするリーチ式フォークリフトにおけ
る荷役装置の保護装置に関するものである。
の道程に障害物があって、その障害物と干渉しても荷役
装置のオイルモータ、パイピング等付属装置を破損をさ
せないことを目的とするリーチ式フォークリフトにおけ
る荷役装置の保護装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、リーチ式フォークリフトの前方に
立設せるマストに沿って上下動するリフトブラケットに
荷役装置がピンにて前・後傾可能に装着され、該リフト
ブラケットにティルトシリンダを固定し、該ティルトシ
リンダのロッド先端が上記荷役装置下部に螺着したボル
ト頭に接し、上記ロッドの伸縮動により荷役装置を前・
後傾動させる構造としていた。
立設せるマストに沿って上下動するリフトブラケットに
荷役装置がピンにて前・後傾可能に装着され、該リフト
ブラケットにティルトシリンダを固定し、該ティルトシ
リンダのロッド先端が上記荷役装置下部に螺着したボル
ト頭に接し、上記ロッドの伸縮動により荷役装置を前・
後傾動させる構造としていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来は、上述のよう
に、ティルトシリンダのロッド先端が上記荷役装置下部
に螺着したボルト頭に接し、上記ロッドの伸縮動により
荷役装置が前・後傾動する構造となっているので、フォ
ークの下降時、その道程に障害物があって、その障害物
と干渉して、フォークが荷役装置ともども後傾する。こ
の後傾動作には制限するものがなく、荷役装置のオイル
モータ・パイピングがマストに接触して始めて停止する
ようなものであり、従って、オイルモータ・パイピング
が破損するという課題があった。
に、ティルトシリンダのロッド先端が上記荷役装置下部
に螺着したボルト頭に接し、上記ロッドの伸縮動により
荷役装置が前・後傾動する構造となっているので、フォ
ークの下降時、その道程に障害物があって、その障害物
と干渉して、フォークが荷役装置ともども後傾する。こ
の後傾動作には制限するものがなく、荷役装置のオイル
モータ・パイピングがマストに接触して始めて停止する
ようなものであり、従って、オイルモータ・パイピング
が破損するという課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、リーチ型フォ
ークリフトの車体前方にマストを立設し、該マストにリ
フトブラケットを上下動可能に装着して、該リフトブラ
ケットに荷役装置を前・後傾可能に装着するとともにテ
ィルトシリンダを固定し、該ティルトシリンダのロッド
の先端側が大口径となし、大口径側を挟持する当接部材
を荷役装置の背面側に固定する構造として、上述の課題
を解決したものである。
ークリフトの車体前方にマストを立設し、該マストにリ
フトブラケットを上下動可能に装着して、該リフトブラ
ケットに荷役装置を前・後傾可能に装着するとともにテ
ィルトシリンダを固定し、該ティルトシリンダのロッド
の先端側が大口径となし、大口径側を挟持する当接部材
を荷役装置の背面側に固定する構造として、上述の課題
を解決したものである。
【0005】荷役装置の背面側に固定した挟持手段でロ
ッドの大口径側を挟持し、荷役装置の後・前傾する角度
が制限され、荷役装置を駆動させるオイルモータ、該オ
イルモータに圧油を供給するパイピングがマストと接触
による破損を防止することができる。
ッドの大口径側を挟持し、荷役装置の後・前傾する角度
が制限され、荷役装置を駆動させるオイルモータ、該オ
イルモータに圧油を供給するパイピングがマストと接触
による破損を防止することができる。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図1から図5までの図面に
基づき説明すると、図1は本発明装置を装着したリーチ
式フォークリフトの側面図で、リーチ式フォークリフト
1は車体2および車体2下部前方に突出せるストラドル
アーム3、該ストラドルアーム3の前方に前輪9を、車
体2の下部に後輪8を配置し、上記車体2の前方で、か
つ、ストラドルアーム3に沿って前後方向に水平移動す
るマスト4、該マスト4に沿って上下動するフォーク7
からなり、本実施例においては、特にマスト4沿って上
下動するリフトブラケット5およびフォーク7の間に荷
役装置6を介在せしめた構造となっている。また後輪8
は駆動兼操舵輪で車体2の上部に設けたステアリングハ
ンドルホィール10にて操舵され、荷役用操作レバー1
1の傾動操作によりフォーク7が上昇・下降したり、走
行用操作レバー12にてリーチ式フォークリフト1の走
行速度が加減速される。
基づき説明すると、図1は本発明装置を装着したリーチ
式フォークリフトの側面図で、リーチ式フォークリフト
1は車体2および車体2下部前方に突出せるストラドル
アーム3、該ストラドルアーム3の前方に前輪9を、車
体2の下部に後輪8を配置し、上記車体2の前方で、か
つ、ストラドルアーム3に沿って前後方向に水平移動す
るマスト4、該マスト4に沿って上下動するフォーク7
からなり、本実施例においては、特にマスト4沿って上
下動するリフトブラケット5およびフォーク7の間に荷
役装置6を介在せしめた構造となっている。また後輪8
は駆動兼操舵輪で車体2の上部に設けたステアリングハ
ンドルホィール10にて操舵され、荷役用操作レバー1
1の傾動操作によりフォーク7が上昇・下降したり、走
行用操作レバー12にてリーチ式フォークリフト1の走
行速度が加減速される。
【0007】図2は本発明に実施している荷役装置の拡
大側面図、図3は本発明に実施している荷役装置の拡大
正面図で、荷役装置6は、本実施例ではローテーティン
グフオークを例にとり説明する。上記リフトブラケット
5の前面かつ上部でベースプレート13が傾動可能に装
着され、該ベースプレート13の背面でかつ上部にオイ
ルモータ17およびオイルモータ17に結合した減速機
18が装着され、該減速機18から前方に突出した回転
軸(図示せず)に第一ギャー19が固定されている。
大側面図、図3は本発明に実施している荷役装置の拡大
正面図で、荷役装置6は、本実施例ではローテーティン
グフオークを例にとり説明する。上記リフトブラケット
5の前面かつ上部でベースプレート13が傾動可能に装
着され、該ベースプレート13の背面でかつ上部にオイ
ルモータ17およびオイルモータ17に結合した減速機
18が装着され、該減速機18から前方に突出した回転
軸(図示せず)に第一ギャー19が固定されている。
【0008】図3に図示されているように、上記ベース
プレート13にはインナレース14が固定され、該イン
ナレース14に回転自在に装着されたアウタレース16
の外周に上記第一ギャー19と噛み合う第二ギャー19
Aが固定され、該アウタレース16にはローテーティン
グプレート15が固定され、上記オイルモータ17が回
転駆動すると、該回転駆動力は減速機13を介して第一
ギャー19、第二ギャー19Aと伝達され、ローテーテ
ィングプレート15は左右いずれの方向にも回転運動す
る。
プレート13にはインナレース14が固定され、該イン
ナレース14に回転自在に装着されたアウタレース16
の外周に上記第一ギャー19と噛み合う第二ギャー19
Aが固定され、該アウタレース16にはローテーティン
グプレート15が固定され、上記オイルモータ17が回
転駆動すると、該回転駆動力は減速機13を介して第一
ギャー19、第二ギャー19Aと伝達され、ローテーテ
ィングプレート15は左右いずれの方向にも回転運動す
る。
【0009】図4に図示されているように、上記ローテ
ーティングプレート15の前面上下にはフィンガバー2
0がそれぞれ固定され、該フィンガバー20には左右に
フオーク7が係止されている。
ーティングプレート15の前面上下にはフィンガバー2
0がそれぞれ固定され、該フィンガバー20には左右に
フオーク7が係止されている。
【0010】上記ベースプレート13の背面には当接部
材23が固定され、上記リフトブラケット5の下部に固
定されたティルトシリンダ21の先太りしたロッド22
が当接部材23の空間部に挿入され、当接部材23の片
面に半割部材27を固定し、先太りしたロッド22が半
割部材27の内壁に接触してフオーク7の傾きを制限し
ている。
材23が固定され、上記リフトブラケット5の下部に固
定されたティルトシリンダ21の先太りしたロッド22
が当接部材23の空間部に挿入され、当接部材23の片
面に半割部材27を固定し、先太りしたロッド22が半
割部材27の内壁に接触してフオーク7の傾きを制限し
ている。
【0011】
【発明の効果】本発明は、上述のように、ベースプレー
ト13の背面には当接部材23が固定され、上記リフト
ブラケット5の下部に固定されたティルトシリンダ21
の先太りしたロッド22が当接部材23の空間部に挿入
され、当接部材23の片面に半割部材27を固定し、先
太りしたロッド22が半割部材27の内壁に接触してフ
オーク7の傾きを制限する構造であるため、後傾動作に
よって生じうる荷役装置のオイルモータ、パイピング等
付属装置をマストへの衝突によって生ずる破損から防止
できるという効果を奏する。
ト13の背面には当接部材23が固定され、上記リフト
ブラケット5の下部に固定されたティルトシリンダ21
の先太りしたロッド22が当接部材23の空間部に挿入
され、当接部材23の片面に半割部材27を固定し、先
太りしたロッド22が半割部材27の内壁に接触してフ
オーク7の傾きを制限する構造であるため、後傾動作に
よって生じうる荷役装置のオイルモータ、パイピング等
付属装置をマストへの衝突によって生ずる破損から防止
できるという効果を奏する。
【図1】本発明装置を装着したリーチ式フォークリフト
の側面図を示す。
の側面図を示す。
【図2】本発明に実施している荷役装置の側面図を示
す。
す。
【図3】本発明に実施している荷役装置の正面図を示
す。
す。
【図4】図2のA−A部拡大図を示す。
【図5】図2のB−B部拡大図を示す。
【図6】本発明に使用している半割部材の正面図を示
す。
す。
1 リーチ式フォークリフト 2 車体 3 ストラドルアーム 4 マスト 5 リフトブラケット 6 荷役装置 7 フォーク 8 後輪 9 前輪 10 ステアリングハンドルホィール 11 荷役用操作レバー 12 走行用操作レバー 13 ベースプレート 14 インナレース 15 ローテーティングプレート 16 アウタレース 17 オイルモータ 18 減速機 19 第一ギャー 19A 第二ギャー 20 フィンガバー 21 ティルトシリンダ 22 ロッド 23 当接部材 24 半割部材
Claims (1)
- 【請求項1】 リーチ式フォークリフトの車体前方にマ
ストを立設し、該マストにリフトブラケットを上下動可
能に装着して、該リフトブラケットに荷役装置を前・後
傾可能に装着するとともにティルトシリンダを固定し、
該ティルトシリンダのロッドの先端側が大口径となし、
大口径側を挟持する当接部材を荷役装置の背面側に固定
してなるリーチ式フォークリフトにおける荷役装置の保
護装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22730796A JPH09323898A (ja) | 1996-06-07 | 1996-06-07 | リーチ式フォークリフトにおける荷役装置の保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22730796A JPH09323898A (ja) | 1996-06-07 | 1996-06-07 | リーチ式フォークリフトにおける荷役装置の保護装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09323898A true JPH09323898A (ja) | 1997-12-16 |
Family
ID=16858764
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22730796A Pending JPH09323898A (ja) | 1996-06-07 | 1996-06-07 | リーチ式フォークリフトにおける荷役装置の保護装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09323898A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105800515A (zh) * | 2016-04-21 | 2016-07-27 | 龙合智能装备制造有限公司 | 举桶器 |
CN111792574A (zh) * | 2020-07-30 | 2020-10-20 | 江苏国富氢能技术装备有限公司 | 一种用于铝内胆生产线中的agv叉车 |
CN114506797A (zh) * | 2022-02-23 | 2022-05-17 | 深圳市海川五金制品有限公司 | 一种带有防碰撞及预警功能的货物搬运叉车 |
-
1996
- 1996-06-07 JP JP22730796A patent/JPH09323898A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105800515A (zh) * | 2016-04-21 | 2016-07-27 | 龙合智能装备制造有限公司 | 举桶器 |
CN111792574A (zh) * | 2020-07-30 | 2020-10-20 | 江苏国富氢能技术装备有限公司 | 一种用于铝内胆生产线中的agv叉车 |
CN111792574B (zh) * | 2020-07-30 | 2023-09-08 | 江苏国富氢能技术装备股份有限公司 | 一种用于铝内胆生产线中的agv叉车 |
CN114506797A (zh) * | 2022-02-23 | 2022-05-17 | 深圳市海川五金制品有限公司 | 一种带有防碰撞及预警功能的货物搬运叉车 |
CN114506797B (zh) * | 2022-02-23 | 2023-11-24 | 山东威肯科技有限公司 | 一种带有防碰撞及预警功能的货物搬运叉车 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20021217 |