JPH0731793U - フォークリフト - Google Patents

フォークリフト

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Publication number
JPH0731793U
JPH0731793U JP6332793U JP6332793U JPH0731793U JP H0731793 U JPH0731793 U JP H0731793U JP 6332793 U JP6332793 U JP 6332793U JP 6332793 U JP6332793 U JP 6332793U JP H0731793 U JPH0731793 U JP H0731793U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cab
load
worker
forklift
vehicle body
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6332793U
Other languages
English (en)
Inventor
直人 池谷
茂三 山本
淳 塩澤
Original Assignee
東洋運搬機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東洋運搬機株式会社 filed Critical 東洋運搬機株式会社
Priority to JP6332793U priority Critical patent/JPH0731793U/ja
Publication of JPH0731793U publication Critical patent/JPH0731793U/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 フォークリフト1の車両本体2の上方に、リ
ンク機構7を介して上下傾斜動自在な運転室5を設け、
この運転室5を上下に傾斜させるシリンダ装置18を設け
た。 【効果】 荷22を取扱う高さに応じて、シリンダ装置18
を作動させ運転室5を上下に傾斜させることができるた
め、荷役作業における作業者20の疲労を軽減することが
でき、常に良好な視野を容易に確保することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、作業者が運転室内からフォークを操作して荷役作業を行うフォーク リフトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のフォークリフトとしては図4に示されるものがある。これによ ると、車両本体41の前部に、マスト42が立設され、このマスト42に、昇降自在な フォーク43が設けられている。また、車両本体41の上部かつ上記マスト42の後側 には、運転室44が設置されている。運転室44の内部には、ステアリングや操作レ バーなどが設けられている。
【0003】 作業者45は、運転室44の内部に乗り込み、荷役作業における種々の運転操作を 行う。例えば、車両本体41を前進走行させる場合、点線(イ)に示すように作業 者45は視野を正面に向けており、低位置で荷46を取扱う場合、点線(ロ)に示す ように作業者45は顔を下げて視野を斜め下方に移動させており、高位置で荷46を 取扱う場合、点線(ハ)に示すように作業者45は顔を上げて視野を斜め上方に移 動させていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記の従来形式では、荷役作業時、作業者45は荷46を取扱う位置に応 じて顔を上下させ視野を斜め上方および斜め下方に移動しなければならないため 、疲労が増大した。また、低位置で荷46を取扱う場合あるいは高位置で荷46を取 扱う場合、良好な視野を確保することが困難であり、作業者45は上半身を前方に 乗り出したり後方に反ったりして無理な姿勢をとらなければならなかった。
【0005】 本考案は上記問題を解決するもので、荷役作業時、作業者の疲労を軽減でき、 常に良好な視野を容易に確保することができるフォークリフトを提供することを 目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案におけるフォークリフトは、車両本体に、上下傾斜動自在な運転室を設 け、この運転室を上下に傾斜させる傾斜装置を設けたものである。
【0007】
【作用】
上記構成によると、低位置で荷を取扱う場合、傾斜装置を作動させて運転室を 下向きに傾斜させ、高位置で荷を取扱う場合、傾斜装置を逆に作動させて運転室 を上向きに傾斜させる。これにより、作業者はその都度顔を上げて視野を斜め上 方に移動させたり顔を下げて視野を斜め下方に移動させる必要はなくなる。また 、車両本体を前進走行させる場合は、傾斜装置を作動させて、運転室を水平位置 に戻せばよい。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1〜図3に基づいて説明する。 フォークリフト1の車両本体2の前部には、マスト3が立設され、このマスト 3に、昇降自在なフォーク4が設けられている。また、上記マスト3の後側には 、上下傾斜動自在な運転室5が設けられている。運転室5の内部には、作業者が 座る座席6やステアリング、操作レバーなどが設けられている。
【0009】 上記運転室5は、左右一対のリンク機構7により車両本体2の上方に支持され ている。これらリンク機構7はそれぞれ、交差した第1リンク棒8と第2リンク 棒9とから構成されている。第1リンク棒8の前端は、運転室5の前端部下面に 設けられたブラケット10にピン11を介して回動自在に連結され、第1リンク棒8 の後端は、運転室5の後端部下方に位置しかつ車両本体2の上面に取付けられた ブラケット12にピン13を介して回動自在に連結されている。また、第2リンク棒 9の前端は、運転室5の前端部下方に位置しかつ車両本体2の上面に取付けられ たブラケット14にピン15を介して回動自在に連結され、第2リンク棒9の後端は 、運転室5の後端部下面に設けられたブラケット16にピン17を介して回動自在に 連結されている。
【0010】 また、運転室5の後面下部中央と車両本体2の上面との間には、運転室5を傾 斜させる傾斜装置の一例であるシリンダ装置18が設けられている。 以下、上記構成における作用を説明する。
【0011】 作業者20は運転室5内に乗り込み座席6に座る。そして、荷役作業時、図1に 示すように、車両本体2を前進走行させる場合は運転室5を水平位置にしておく 。これにより、作業者20は正面を向いた状態で運転することができる。
【0012】 また、図2に示すように、例えば床21に載置された荷22をフォーク4ですくう といったような低位置で荷22を取扱う場合、シリンダ装置18のピストンロッド18 aを伸長させることにより、運転室5の後部が車両本体2の上方へ持ち上げられ 、運転室5はリンク機構7を介して下向きに傾斜する。これにより、作業者20は 顔を正面に向けたまま斜め下方を十分に目視することができる。
【0013】 さらに、図3に示すように、例えば荷22をフォーク4で持ち上げるといったよ うな高位置で荷22を取扱う場合、シリンダ装置18のピストンロッド18aを短縮さ せることにより、運転室5の後部が下方に移動し、運転室5はリンク機構7を介 して上向きに傾斜する。これにより、作業者20は顔を正面に向けたまま斜め上方 を十分に目視することができる。
【0014】 このように、作業者20が荷22の取扱位置に応じて顔を上下させ視野を斜め上方 および斜め下方に移動させるといったことは不要になるため、荷役作業における 作業者20の疲労を軽減することができる。また、低位置で荷を取扱う場合や高位 置で荷を取扱う場合あるいは走行する場合のそれぞれにおいて、良好な視野を容 易に確保することができるため、作業者20が上半身を前方に乗り出したり後方に 反ったりして無理な姿勢をとる必要はない。
【0015】 また、上記実施例では、リンク機構7を設けたことにより、シリンダ装置18の ストロークに対して、運転室5の傾斜角度を大きくすることができる。尚、シリ ンダ装置18にアキュムレータを設けて、車両本体2から運転室5に伝わる振動を 低減してもよい。
【0016】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、低位置で荷を取扱う場合、傾斜装置を作動させ て運転室を下向きに傾斜させ、高位置で荷を取扱う場合、傾斜装置を逆に作動さ せて運転室を上向きに傾斜させる。これにより、作業者がその都度顔を上げて視 野を斜め上方に移動させたり顔を下げて視野を斜め下方に移動させる必要はなく なる。また、車両本体を前進走行させる場合は、傾斜装置を作動させて、運転室 を水平位置に戻せばよい。
【0017】 したがって、荷役作業における作業者の疲労を軽減することができ、低位置で 荷を取扱う場合や高位置で荷を取扱う場合あるいは走行する場合のそれぞれにお いて、作業者は、無理な姿勢をとることなく、良好な視野を容易に確保すること ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例におけるフォークリフトの側
面図である。
【図2】運転室を下向きに傾斜させた場合のフォークリ
フトの一部切欠き側面図である。
【図3】運転室を上向きに傾斜させた場合のフォークリ
フトの一部切欠き側面図である。
【図4】従来例におけるフォークリフトの側面図であ
る。
【符号の説明】
1 フォークリフト 2 車両本体 5 運転室 18 シリンダ装置(傾斜装置)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両本体に、上下傾斜動自在な運転室を
    設け、この運転室を上下に傾斜させる傾斜装置を設けた
    ことを特徴とするフォークリフト。
JP6332793U 1993-11-26 1993-11-26 フォークリフト Withdrawn JPH0731793U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6332793U JPH0731793U (ja) 1993-11-26 1993-11-26 フォークリフト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6332793U JPH0731793U (ja) 1993-11-26 1993-11-26 フォークリフト

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0731793U true JPH0731793U (ja) 1995-06-16

Family

ID=13226055

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6332793U Withdrawn JPH0731793U (ja) 1993-11-26 1993-11-26 フォークリフト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0731793U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016160012A (ja) * 2015-02-27 2016-09-05 株式会社タダノ 作業車
CN108725605A (zh) * 2018-07-20 2018-11-02 河南垣发专用车辆集团有限公司 一种叉装机用可翻转驾驶室

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JP2016160012A (ja) * 2015-02-27 2016-09-05 株式会社タダノ 作業車
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980305