JPH0932248A - 床化粧材およびその成形方法 - Google Patents

床化粧材およびその成形方法

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JPH0932248A
JPH0932248A JP18399395A JP18399395A JPH0932248A JP H0932248 A JPH0932248 A JP H0932248A JP 18399395 A JP18399395 A JP 18399395A JP 18399395 A JP18399395 A JP 18399395A JP H0932248 A JPH0932248 A JP H0932248A
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JP
Japan
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surface material
frame body
floor decorative
adhesive
decorative material
Prior art date
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Pending
Application number
JP18399395A
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English (en)
Inventor
Hiromi Shin
博己 進
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】接着剤を使用することなく簡単に、表面材と枠
体とを一体化することのできる床化粧材とその成形方法
を提供することを目的としている。 【解決手段】表面材2を配置する合成樹脂製の枠体3
と、この枠体3に配置される表面材2とを具備した床化
粧材1であって、枠体3の一部が、表面材2に形成した
溝部21に入り込むように成形されたものである。ま
た、この床化粧材1の成形方法であって、表面材2に溝
部21を形成するとともに、この表面材2を枠体3の成
形型に配置して枠体3を成形し、表面材2の溝部21に
樹脂を充填して表面材2と枠体3とを係合一体化させる
床化粧材1の成形方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、合成樹脂製の枠体
に表面材を配置してなる床化粧材と、その成形方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、バルコニーなどの床上に敷設す
るユニット式の床化粧材としては、樹脂マットに接着剤
を介して表面材を貼設したものが知られている。
【0003】従来より、この床化粧材は、接着剤によっ
て樹脂マットと表面材との双方を接着することができな
かった。そのため、図3に示すように、位置決め材aの
上に、裏面を上にして表面材bを配置し、その表面に樹
脂マットcを重ねた後、この樹脂マットcの裏側から接
着部dに接着剤eを流し込むといった接着方法を採って
いた。
【0004】そして、固化した接着剤eによって樹脂マ
ットcと接着剤eとを係合するとともに、この固化した
接着剤eと表面材bとを接着し、これによって樹脂マッ
トcと表面材bとを固定するようになされていた(例え
ば、実開平6−14344号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の床
化粧材の接着方法の場合、接着剤eを使用するため、接
着剤eのコストが嵩むといった不都合を生じる。
【0006】また、裏面側からの接着作業となるため、
位置決め材aを用いて表面材bの位置決めを行わなけれ
ばならず、接着作業が煩わしくなるといった不都合を生
じることとなる。
【0007】さらに、接着後に接着剤eを養生させなけ
ればならず、施工に手間がかかるといった不都合を生じ
ることとなる。
【0008】さらに、接着剤eを接着部dの隅の方にま
で行き渡らせるのが難しく、その結果、接着強度にばら
つきを生じやすくなる。
【0009】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであって、接着剤を使用することなく簡単に、表面材
と枠体とを一体化することのできる床化粧材とその成形
方法を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課課題を解決するた
めの本発明の床化粧材は、表面材を配置する合成樹脂製
の枠体と、この枠体に配置される表面材とを具備した床
化粧材であって、枠体の一部が、表面材に形成した係合
用空部に入り込むように係合一体に成形されたものであ
る。
【0011】また、上記課題を解決するための本発明の
床化粧材の成形方法は、表面材を配置する合成樹脂製の
枠体と、この枠体に配置される表面材とを具備した床化
粧材の成形方法であって、表面材に係合用空部を形成す
るとともに、この表面材を枠体の成形型に配置して枠体
を成形し、表面材の係合用空部に樹脂を充填して表面材
と枠体とを係合一体化させるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0013】図1は表面材2と、この表面材2を用いて
成形した床化粧材1とを示している。
【0014】すなわち、この床化粧材1は、表面材2を
射出成形金型(図示省略)に配置して枠体3とともに成
形することによって構成されている。
【0015】表面材2は、適宜の厚みを有する矩形状に
形成されており、外周部分には溝部21が周設されてい
る。この表面材2としては、磁器タイル、ゴムタイル、
木タイル、樹脂タイル、無機焼結タイルなど施工場所に
応じた所望のものが使用される。ただし、表面材2は、
枠体3の成形時に射出形成金型(図示省略)に配置され
るので、樹脂材料の射出圧や熱の影響を受けないように
考慮されたものでなければならない。
【0016】この表面材2は、枠体3を成形する射出成
形金型(図示省略)に配置される。そして、枠体3は、
表面材2の表面20を除く外周全体を樹脂材料で被覆し
た状態に成形される。この際、枠体3を成形する樹脂材
料が表面材2に周設した溝部21に入り込み、表面材2
と枠体3とが機械的に係合一体化した床化粧材1とな
る。
【0017】このようにして成形される床化粧材1の場
合、枠体3の成形工程で表面材2と枠体3とを一挙に係
合一体化することができるので、接着剤の塗布や養生な
どの工程を省いて簡単に床化粧材1を成形することがで
きるとともに、接着剤や、この接着剤の接着作業に要し
ていたコストの低減を図ることができる。
【0018】また、この床化粧材1は、枠体3を形成す
る樹脂材料が表面材2の溝部21に入り込むことによっ
て表面材2と枠体3とが直に機械的に係合一体化するの
で、安定した強度が得られるとともに、接着剤の劣化に
よる剥離などを生じることもなく優れた耐久性が得られ
る。
【0019】なお、本実施の形態では、表面材2の外周
部分に周設した溝部21に、枠体3を形成する樹脂材料
を入り込ませているが、図2(a) に示すように、表面材
2の周縁部に形成した段部22に樹脂材料を入り込ませ
ることで、表面材2と枠体3とを機械的に係合一体化す
るものであってもよい。また、図2(b) に示すように、
表面材2を貫通し、表面20側で拡径する貫通孔23を
形成し、この貫通孔23に樹脂材料を入り込ませること
で、表面材2と枠体3とを機械的に係合一体化するもの
であってもよい。さらに、図2(c) に示すように、表面
材2の裏面24に、奥部に向かうに従って拡径する凹部
25を形成し、この凹部25に樹脂材料を入り込ませる
ことで、表面材2と枠体3とを機械的に係合一体化する
ものであってもよい。
【0020】また、本実施の形態では、一枚の表面材2
を射出成形金型(図示省略)に配置して枠体3を成形す
るようになされているが、複数枚の表面材2を射出形成
金型(図示省略)に配置固定し、これら表面材2を一挙
に係合一体化するように枠体3を成形してもよい。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によると、係
止用空部を形成した表面材を枠体の成形型に配置して枠
体を成形することで、表面材の係合用空部に樹脂を充填
して表面材と枠体とを機械的に係合一体化させることが
できるので、接着剤の塗布や養生などの接着工程を省い
て簡単に床化粧材を成形することができる。
【0022】また、接着剤を使用せず、表面材と枠体と
が直に係合一体化するので、安定した強度が得られると
ともに、接着剤の劣化による剥離などを生じることもな
く優れた耐久性が得られる。
【0023】さらに、接着剤や、この接着剤の接着作業
に要していたコストの低減を図ることができ、床化粧材
を安価に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)および(b)は表面材とこの表面材によ
って成形された床化粧材とを示す斜視図および部分破断
斜視図である。
【図2】(a)ないし(c)はそれぞれ床化粧材の他の
実施の形態を示す断面図である。
【図3】従来の床化粧材の接着方法を説明する断面図で
ある。
【符号の説明】
1 床化粧材 2 表面材 21 溝部(係合用空部) 22 段部(係合用空部) 23 貫通孔(係合用空部) 25 凹部(係合用空部) 3 枠体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面材を配置する合成樹脂製の枠体と、
    この枠体に配置される表面材とを具備した床化粧材であ
    って、 枠体の一部が、表面材に形成した係合用空部に入り込む
    ように係合一体に成形されたことを特徴とする床化粧
    材。
  2. 【請求項2】 表面材を配置する合成樹脂製の枠体と、
    この枠体に配置される表面材とを具備した床化粧材の成
    形方法であって、 表面材に係合用空部を形成するとともに、この表面材を
    枠体の成形型に配置して枠体を成形し、表面材の係合用
    空部に樹脂を充填して表面材と枠体とを係合一体化させ
    ることを特徴とする床化粧材の成形方法。
JP18399395A 1995-07-20 1995-07-20 床化粧材およびその成形方法 Pending JPH0932248A (ja)

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JP18399395A JPH0932248A (ja) 1995-07-20 1995-07-20 床化粧材およびその成形方法

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JPH0932248A true JPH0932248A (ja) 1997-02-04

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A02 Decision of refusal

Effective date: 20040204

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