JPH0932114A - 木造建築物の横架材接合構造とその用具 - Google Patents
木造建築物の横架材接合構造とその用具Info
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- JPH0932114A JPH0932114A JP20189595A JP20189595A JPH0932114A JP H0932114 A JPH0932114 A JP H0932114A JP 20189595 A JP20189595 A JP 20189595A JP 20189595 A JP20189595 A JP 20189595A JP H0932114 A JPH0932114 A JP H0932114A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来、接合金具主体の楔案内片と横架材の拡
幅縦溝を嵌合し、それらの間に打込み楔を挿入し緊締接
合していたため、これら楔案内片や拡幅縦溝を設ける手
間、両者を正確に嵌合する面倒な作業を要し、特に、横
架材の拡幅縦溝は欠損部分を大きくして強度を低下させ
る不利があった。 【解決手段】 接合金具主体21の底板22に長孔2
2′を、また、芯板23のが上端面に凹溝23′を、下
端面でかつ上記長孔22′に一致する位置に逆凹溝2
3″を備え、横架材が、その接合端部31に、上記接合
金具主体21とほぼ同形の嵌合空処32形成し、上記副
溝35,35′と凹溝23′に、その上方から板片状キ
ー38を、また、逆副溝36,36′と逆凹溝23″
に、上記長孔22′を通じてその下方から同じく板片状
キー39を打ち込んでいることを特徴とする木造建築物
の横架材接合構造。
幅縦溝を嵌合し、それらの間に打込み楔を挿入し緊締接
合していたため、これら楔案内片や拡幅縦溝を設ける手
間、両者を正確に嵌合する面倒な作業を要し、特に、横
架材の拡幅縦溝は欠損部分を大きくして強度を低下させ
る不利があった。 【解決手段】 接合金具主体21の底板22に長孔2
2′を、また、芯板23のが上端面に凹溝23′を、下
端面でかつ上記長孔22′に一致する位置に逆凹溝2
3″を備え、横架材が、その接合端部31に、上記接合
金具主体21とほぼ同形の嵌合空処32形成し、上記副
溝35,35′と凹溝23′に、その上方から板片状キ
ー38を、また、逆副溝36,36′と逆凹溝23″
に、上記長孔22′を通じてその下方から同じく板片状
キー39を打ち込んでいることを特徴とする木造建築物
の横架材接合構造。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は木造建築物における
横架材接合構造およびその用具の改良に関するものであ
る。換言すると、本発明は、一般木材を使用した木造建
築物あるいはまた構造用集積材を使用した大規模木造建
造物において使用する横架材(梁または桁)と柱の接続
構造とその用具、あるいは、横架材(梁または桁)同士
の接合構造とその用具の改良に関する。
横架材接合構造およびその用具の改良に関するものであ
る。換言すると、本発明は、一般木材を使用した木造建
築物あるいはまた構造用集積材を使用した大規模木造建
造物において使用する横架材(梁または桁)と柱の接続
構造とその用具、あるいは、横架材(梁または桁)同士
の接合構造とその用具の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】横架材(梁)と柱の接合構造として、た
とえば、本出願人の提案した実公平6−34971号公
報に掲載のものがある。
とえば、本出願人の提案した実公平6−34971号公
報に掲載のものがある。
【0003】それは、図13〜15により簡単に説明す
ると次のとおりのものである。底板1に設立した芯板2
の両側対称位置に、該芯板2と同じ高さの楔案内片3,
4を形成するとともに、両板1,2の長手方向の一側端
面に取付け板5を起立させてなる接合金具主体6が、そ
の取付け板5により、柱7に緊締ボルト8と同ナット9
によって取り付けられている。
ると次のとおりのものである。底板1に設立した芯板2
の両側対称位置に、該芯板2と同じ高さの楔案内片3,
4を形成するとともに、両板1,2の長手方向の一側端
面に取付け板5を起立させてなる接合金具主体6が、そ
の取付け板5により、柱7に緊締ボルト8と同ナット9
によって取り付けられている。
【0004】梁10が、その嵌合空処11を上記接合金
具主体6に嵌合し、少なくとも上記楔案内片3,4と同
じ長さの打込み楔12,13が、上記嵌合空処11の楔
案内片3,4を受入した拡幅縦溝14,15の余裕空間
14′,15′に該楔案内片3,4に沿って密に打設挿
入され、梁10の長手方向端面10′を柱7の側面に圧
接させている。梁10の上面には覆板16が乗載し、そ
れは接合金具主体6の芯板2の上端面の複数個の螺孔
2′に透孔17を通じ螺合した複数本のボルト18によ
って緊締固定されている。
具主体6に嵌合し、少なくとも上記楔案内片3,4と同
じ長さの打込み楔12,13が、上記嵌合空処11の楔
案内片3,4を受入した拡幅縦溝14,15の余裕空間
14′,15′に該楔案内片3,4に沿って密に打設挿
入され、梁10の長手方向端面10′を柱7の側面に圧
接させている。梁10の上面には覆板16が乗載し、そ
れは接合金具主体6の芯板2の上端面の複数個の螺孔
2′に透孔17を通じ螺合した複数本のボルト18によ
って緊締固定されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記接合構造は、打込
み楔12,13を、楔案内片3,4に沿って打設挿入す
ることにより、十分な緊締または接合強度を簡単に得ら
れ、また、その接合強度は、覆板16によって向上す
る。
み楔12,13を、楔案内片3,4に沿って打設挿入す
ることにより、十分な緊締または接合強度を簡単に得ら
れ、また、その接合強度は、覆板16によって向上す
る。
【0006】しかし、上記楔案内片3,4および打込み
楔12,13は、芯板2と同じ高さ(または長さ)を有
するから、梁等の横架材に設ける嵌合空処14は、当然
のことながらこれら楔案内片および打込み楔を受入する
のに必要な大きな空間となり、それだけ掘削加工に手間
がかかるとともに、その横架材の欠損部分を大きくして
強度を低下させる不利がある。
楔12,13は、芯板2と同じ高さ(または長さ)を有
するから、梁等の横架材に設ける嵌合空処14は、当然
のことながらこれら楔案内片および打込み楔を受入する
のに必要な大きな空間となり、それだけ掘削加工に手間
がかかるとともに、その横架材の欠損部分を大きくして
強度を低下させる不利がある。
【0007】また、覆板16を芯板2の上面に固定する
ために、その上面に予め螺孔2′を設けなければならな
い。ところが、この種の接合構造において必要とするボ
ルトの径との関係上、その螺孔の直径は少なくとも12
mm程度を必要とし、そのためには肉厚20mm程度の芯板
を使用しなければならない。しかも、その芯板はその性
質上通常は鉄製である。したがって、芯板自体さらには
接合金具主体全体を重量化してしまい、木造建築物の接
合構造としては芳しくないものとなる。
ために、その上面に予め螺孔2′を設けなければならな
い。ところが、この種の接合構造において必要とするボ
ルトの径との関係上、その螺孔の直径は少なくとも12
mm程度を必要とし、そのためには肉厚20mm程度の芯板
を使用しなければならない。しかも、その芯板はその性
質上通常は鉄製である。したがって、芯板自体さらには
接合金具主体全体を重量化してしまい、木造建築物の接
合構造としては芳しくないものとなる。
【0008】さらに、柱7に取り付けた接合金具主体6
に梁10を乗載設置するにあたっては、梁10を接合金
具主体6の上方に一旦持ち上げ、拡幅縦溝14,15を
上記楔案内片3,4に正確に一致させた状態で、嵌合空
処11を接合金具主体6に嵌合し、所定位置まで降下さ
せる必要があり、作業性がきわめて悪い。
に梁10を乗載設置するにあたっては、梁10を接合金
具主体6の上方に一旦持ち上げ、拡幅縦溝14,15を
上記楔案内片3,4に正確に一致させた状態で、嵌合空
処11を接合金具主体6に嵌合し、所定位置まで降下さ
せる必要があり、作業性がきわめて悪い。
【0009】本発明は、接合金具主体に長短を問わず如
何なる楔案内片も設けることなく、したがって、その楔
案内片に嵌合する空処を横架材に設ける必要をなくし、
これらを設ける手間をなくし、接合金具主体と横架材と
の緊結は、それらの上下端面から板片状キーを打ち込む
だけで足るようにし、これによって、上記のような不利
や欠点を解消することを目的に提案されたものである。
何なる楔案内片も設けることなく、したがって、その楔
案内片に嵌合する空処を横架材に設ける必要をなくし、
これらを設ける手間をなくし、接合金具主体と横架材と
の緊結は、それらの上下端面から板片状キーを打ち込む
だけで足るようにし、これによって、上記のような不利
や欠点を解消することを目的に提案されたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の木造建築物の横
架材接合構造の構成は次のとおりである。 接合金具主体21が、底板22の上面に芯板23を
設立し、これら底板22および芯板23の一側端面に取
付け板24を起立させ、底板22が長孔22′を備え、
芯板23が上端面に凹溝23′を、下端面でかつ上記長
孔22′に一致する位置に逆凹溝23″を備えている。
架材接合構造の構成は次のとおりである。 接合金具主体21が、底板22の上面に芯板23を
設立し、これら底板22および芯板23の一側端面に取
付け板24を起立させ、底板22が長孔22′を備え、
芯板23が上端面に凹溝23′を、下端面でかつ上記長
孔22′に一致する位置に逆凹溝23″を備えている。
【0011】 梁26等の横架材が、その接合端部3
1に、上記接合金具主体21とほぼ同形の嵌合空処3
2、すなわち、該接合端部31の底面に設けられかつ上
記底板22を受入する所要の大きさと形状にした扁平凹
処33、該接合端部31に設けられかつ芯板23を受入
する所要の大きさと形状にした縦溝34、その縦溝34
の上端開口部分であって前記凹溝23′に対応すること
になる位置に設けた所要の大きさと形状の副溝35,3
5′、扁平凹処33と上記縦溝34との間であって上記
長孔22′および逆凹溝23″に対応することになる位
置に設けた逆副溝36,36′を連続させてなる嵌合空
処32を形成している。
1に、上記接合金具主体21とほぼ同形の嵌合空処3
2、すなわち、該接合端部31の底面に設けられかつ上
記底板22を受入する所要の大きさと形状にした扁平凹
処33、該接合端部31に設けられかつ芯板23を受入
する所要の大きさと形状にした縦溝34、その縦溝34
の上端開口部分であって前記凹溝23′に対応すること
になる位置に設けた所要の大きさと形状の副溝35,3
5′、扁平凹処33と上記縦溝34との間であって上記
長孔22′および逆凹溝23″に対応することになる位
置に設けた逆副溝36,36′を連続させてなる嵌合空
処32を形成している。
【0012】 柱25の一側面に、上記接合金具主体
21が水平に取り付けられ、その接合金具主体21に上
記嵌合空処32を嵌合した状態で、梁26等の横架材が
該接合金具主体21に乗載している。
21が水平に取り付けられ、その接合金具主体21に上
記嵌合空処32を嵌合した状態で、梁26等の横架材が
該接合金具主体21に乗載している。
【0013】 上記副溝35,35′と凹溝23′
に、その上方から板片状キー38を、また、逆副溝3
6,36′と逆凹溝23″に、上記長孔22′を通じて
その下方から同じく板片状キー39を打ち込むことによ
って、梁26等の横架材の接合端部31の長手方向端面
37を柱25の側面に圧接させている。
に、その上方から板片状キー38を、また、逆副溝3
6,36′と逆凹溝23″に、上記長孔22′を通じて
その下方から同じく板片状キー39を打ち込むことによ
って、梁26等の横架材の接合端部31の長手方向端面
37を柱25の側面に圧接させている。
【0014】上記において、接合金具主体21が、その
底板22に長孔22′を設けることなく、また、芯板2
3の下端面の逆凹溝23″を上記底板22より外方位置
に設けることがあり、その場合は、梁26等の横架材の
接合端部31の嵌合空処32を形成する扁平凹処33を
上記逆凹溝23″が対応する位置まで拡張するととも
に、逆副溝36,36′を上記逆凹溝23″に対応する
ことになる位置に設けることになる。
底板22に長孔22′を設けることなく、また、芯板2
3の下端面の逆凹溝23″を上記底板22より外方位置
に設けることがあり、その場合は、梁26等の横架材の
接合端部31の嵌合空処32を形成する扁平凹処33を
上記逆凹溝23″が対応する位置まで拡張するととも
に、逆副溝36,36′を上記逆凹溝23″に対応する
ことになる位置に設けることになる。
【0015】また、接合金具主体21の芯板23の上端
面の凹溝23′と下端面の逆凹溝23″とを同一垂直線
上に配置させないとともに、梁26等の横架材の接合端
部31の嵌合空処32の副溝35,35′と逆副溝3
6,36′を同一垂直線上に配置させないで上記凹溝2
3′と逆凹溝23″とに対応配置すると、芯板23およ
び横架材の接合端部31の欠損部分が同一面に集合しな
いので、それらの強度の低下を少なくできるものであ
る。
面の凹溝23′と下端面の逆凹溝23″とを同一垂直線
上に配置させないとともに、梁26等の横架材の接合端
部31の嵌合空処32の副溝35,35′と逆副溝3
6,36′を同一垂直線上に配置させないで上記凹溝2
3′と逆凹溝23″とに対応配置すると、芯板23およ
び横架材の接合端部31の欠損部分が同一面に集合しな
いので、それらの強度の低下を少なくできるものであ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】図1〜7は、本発明を横架材
(梁)と柱の接合構造に適用した第1の実施形態を示
す。21は接合金具主体で、それは、長方形状の底板2
2と、その上面に中心線に沿ってかつ垂直に設立してい
る同じく長方形状の芯板23と、底板22および芯板2
3の長手方向一側端部に起立する取付け板24とからな
る。上記底板22は、その中央部に長手方向に直交する
方向に長い長孔22′を備え、上記芯板23は、上端面
に凹溝23′を備え、下端面でかつ上記長孔22′に一
致する位置に逆凹溝23″を備えている。
(梁)と柱の接合構造に適用した第1の実施形態を示
す。21は接合金具主体で、それは、長方形状の底板2
2と、その上面に中心線に沿ってかつ垂直に設立してい
る同じく長方形状の芯板23と、底板22および芯板2
3の長手方向一側端部に起立する取付け板24とからな
る。上記底板22は、その中央部に長手方向に直交する
方向に長い長孔22′を備え、上記芯板23は、上端面
に凹溝23′を備え、下端面でかつ上記長孔22′に一
致する位置に逆凹溝23″を備えている。
【0017】これらの凹溝23′と逆凹溝23″とは、
同じ垂直線上に位置しない所要の配置にし、これによ
り、凹溝による芯板23の強度低下を避けようとするも
のである。この実施の形態においては、凹溝23′が逆
凹溝23″より外側になるように配置してある。上記取
付け板24は、上記芯板23の両側に位置する部分の上
下に所要複数個のボルト挿通孔24′……を設けてい
る。
同じ垂直線上に位置しない所要の配置にし、これによ
り、凹溝による芯板23の強度低下を避けようとするも
のである。この実施の形態においては、凹溝23′が逆
凹溝23″より外側になるように配置してある。上記取
付け板24は、上記芯板23の両側に位置する部分の上
下に所要複数個のボルト挿通孔24′……を設けてい
る。
【0018】この接合金具主体21は、同じ肉厚で鉄板
製の底板22,芯板23,取付け板24を各別に用意
し、それらを溶接またはねじ止め等適宜の手段方法で組
み立てるとか、全体を一体成型するとかすることによっ
て、簡単に製作できる。
製の底板22,芯板23,取付け板24を各別に用意
し、それらを溶接またはねじ止め等適宜の手段方法で組
み立てるとか、全体を一体成型するとかすることによっ
て、簡単に製作できる。
【0019】25,26は互いに接合しようとする柱と
梁を示す。27は柱25の一側面の梁接合部位に形成し
た凹処であり、この凹処27は、接合金具主体21の上
記取付け板24と底板22の端部とを受入する所要の大
きさに形成されている。28……は取付け板24のボル
ト挿通孔24′……と一致する配置において柱25に穿
ったボルト挿通孔で、一側端を凹処27内に他側端を柱
25の反対側面に開口させている。
梁を示す。27は柱25の一側面の梁接合部位に形成し
た凹処であり、この凹処27は、接合金具主体21の上
記取付け板24と底板22の端部とを受入する所要の大
きさに形成されている。28……は取付け板24のボル
ト挿通孔24′……と一致する配置において柱25に穿
ったボルト挿通孔で、一側端を凹処27内に他側端を柱
25の反対側面に開口させている。
【0020】この柱25に上記構成の接合金具主体21
が次のようにして取り付けられている。すなわち、接合
金具主体21の取付け板24と底板22の端部とが凹処
27に嵌合し、反対側面からボルト挿通孔28……に挿
通した緊締ボルト29……の先端が取付け板24のボル
ト挿通孔24′………から突出し、その突出先端に緊締
ナット30……が螺合緊締し、これによって、接合金具
主体21が柱25に取り付けられているものである(図
4〜6)。
が次のようにして取り付けられている。すなわち、接合
金具主体21の取付け板24と底板22の端部とが凹処
27に嵌合し、反対側面からボルト挿通孔28……に挿
通した緊締ボルト29……の先端が取付け板24のボル
ト挿通孔24′………から突出し、その突出先端に緊締
ナット30……が螺合緊締し、これによって、接合金具
主体21が柱25に取り付けられているものである(図
4〜6)。
【0021】梁26は、その接合端部31に、接合金具
主体21の取付け板24を除く外形とほぼ同形の嵌合空
処32を形成している。
主体21の取付け板24を除く外形とほぼ同形の嵌合空
処32を形成している。
【0022】この嵌合空処32は、梁26の接合端部3
1の底面に設けられかつ上記底板22を受入する所要の
大きさと形状にした扁平凹処33、該接合端部31の中
心線に沿って設けられかつ芯板23を受入する所要の大
きさと形状にした縦溝34、その縦溝34の上端開口部
分であって前記凹溝23′に対応することになる位置に
設けた所要の大きさと形状の副溝35,35′、扁平凹
処33と上記縦溝34との間であって上記長孔22′お
よび逆凹溝23″に対応することになる位置に設けた逆
副溝36,36′をたがいに連続形成してなる。
1の底面に設けられかつ上記底板22を受入する所要の
大きさと形状にした扁平凹処33、該接合端部31の中
心線に沿って設けられかつ芯板23を受入する所要の大
きさと形状にした縦溝34、その縦溝34の上端開口部
分であって前記凹溝23′に対応することになる位置に
設けた所要の大きさと形状の副溝35,35′、扁平凹
処33と上記縦溝34との間であって上記長孔22′お
よび逆凹溝23″に対応することになる位置に設けた逆
副溝36,36′をたがいに連続形成してなる。
【0023】上記の扁平凹処33は接合端部31の底面
のほかその長手方向端面37に開口し、縦溝34は接合
端部31の上面と長手方向端面37とに開口し、副溝3
5,35′を同上面に開口している。
のほかその長手方向端面37に開口し、縦溝34は接合
端部31の上面と長手方向端面37とに開口し、副溝3
5,35′を同上面に開口している。
【0024】梁26の柱25への接合は次のようにして
行われる。柱25に前記のようにして取り付けられてい
る接合金具主体21(図4)の芯板23に、梁26の接
合端部31の嵌合空処32の縦溝34を嵌合させるとと
もに、扁平凹処33を底板22に、それぞれ嵌合一致さ
せる。この嵌合作業は、梁26の接合端部31を接合金
具主体21の上方に一旦持ち上げた後に降ろすことによ
って行ってもよい。しかし、上記接合端部31を水平方
向から接合金具主体21に接近させ、長手方向端面37
に開口している扁平凹処31を底板22に、また、縦溝
34を芯板23に一致させた状態で、そのまま柱25側
へ摺動することによっても行うことができるもので、こ
の場合には、上記のように、梁26の接合端部31を接
合金具主体21の上方に持ち上げる必要がなく、このこ
とは、本発明のメリットの一つということができる。
行われる。柱25に前記のようにして取り付けられてい
る接合金具主体21(図4)の芯板23に、梁26の接
合端部31の嵌合空処32の縦溝34を嵌合させるとと
もに、扁平凹処33を底板22に、それぞれ嵌合一致さ
せる。この嵌合作業は、梁26の接合端部31を接合金
具主体21の上方に一旦持ち上げた後に降ろすことによ
って行ってもよい。しかし、上記接合端部31を水平方
向から接合金具主体21に接近させ、長手方向端面37
に開口している扁平凹処31を底板22に、また、縦溝
34を芯板23に一致させた状態で、そのまま柱25側
へ摺動することによっても行うことができるもので、こ
の場合には、上記のように、梁26の接合端部31を接
合金具主体21の上方に持ち上げる必要がなく、このこ
とは、本発明のメリットの一つということができる。
【0025】これによって、図5から明らかなように、
梁26の接合端部31が接合金具主体21の底板22に
乗載し、副溝35,35′が凹溝23′に、また、逆副
溝36,36′が長孔22′および逆凹溝23″に、そ
れぞれほぼ対応一致し、このとき、梁26の接合端部3
1の上面が接合金具主体21の芯板23の上端面と面一
になるとともに、該接合端部31の下面が接合金具主体
21の底板22の下面と面一になる関係になっている。
梁26の接合端部31が接合金具主体21の底板22に
乗載し、副溝35,35′が凹溝23′に、また、逆副
溝36,36′が長孔22′および逆凹溝23″に、そ
れぞれほぼ対応一致し、このとき、梁26の接合端部3
1の上面が接合金具主体21の芯板23の上端面と面一
になるとともに、該接合端部31の下面が接合金具主体
21の底板22の下面と面一になる関係になっている。
【0026】次に、上記のようにほぼ対応一致した副溝
35,35′と凹溝23′に、その上方から板片状キー
38を、また、逆副溝36,36′と逆凹溝23″に、
長孔22′を通じてその下方から同じく板片状キー39
を打ち込む。これによって、梁26全体が柱25側に移
動し、その接合端部31の長手方向端面37が柱25の
側面に圧接するとともに、副溝35,35′と凹溝2
3′、逆副溝36,36′と逆凹溝23″をそれぞれ一
致させる(図6,7)。
35,35′と凹溝23′に、その上方から板片状キー
38を、また、逆副溝36,36′と逆凹溝23″に、
長孔22′を通じてその下方から同じく板片状キー39
を打ち込む。これによって、梁26全体が柱25側に移
動し、その接合端部31の長手方向端面37が柱25の
側面に圧接するとともに、副溝35,35′と凹溝2
3′、逆副溝36,36′と逆凹溝23″をそれぞれ一
致させる(図6,7)。
【0027】以上により、柱25と梁26との接合構造
が完成する(図6,7)。しかし、さらにその強度を高
めかつ体裁を良くする等のために、梁26の接合端部3
1の上面に覆板を乗載し芯板23の上端面に緊締しても
よい。また、接合金具主体21の芯板23を横断する緊
締ボルトを接合端部31の一側から他側に向け貫通し、
両者を緊締することも、本接合構造の強度を高めるのに
好適であると認められる。
が完成する(図6,7)。しかし、さらにその強度を高
めかつ体裁を良くする等のために、梁26の接合端部3
1の上面に覆板を乗載し芯板23の上端面に緊締しても
よい。また、接合金具主体21の芯板23を横断する緊
締ボルトを接合端部31の一側から他側に向け貫通し、
両者を緊締することも、本接合構造の強度を高めるのに
好適であると認められる。
【0028】図8〜11は、本発明を横架材(梁)と柱
の接合構造に適用した第2の実施形態を示す。この第2
の実施形態は、上記した第1の実施形態のものの接合金
具主体21の底板22が芯板23より短くなっているこ
と、芯板23の下端面の逆凹溝23″が底板22の外端
より外方にあること、底板22に長孔22′を設けてい
ないこと、しかも、その凹溝23′を逆凹溝23″より
内側になるように配置していること、それにともなっ
て、梁26の接合端部31の嵌合空処32の各部の形状
をそれらに適合するようにしていること等において相違
するだけで、そのほかの構成、作用等は第1の実施形態
の場合と同様である。そこで、重複の煩を回避するた
め、同じ部位に同じ符号を付し、説明を省略することと
する。
の接合構造に適用した第2の実施形態を示す。この第2
の実施形態は、上記した第1の実施形態のものの接合金
具主体21の底板22が芯板23より短くなっているこ
と、芯板23の下端面の逆凹溝23″が底板22の外端
より外方にあること、底板22に長孔22′を設けてい
ないこと、しかも、その凹溝23′を逆凹溝23″より
内側になるように配置していること、それにともなっ
て、梁26の接合端部31の嵌合空処32の各部の形状
をそれらに適合するようにしていること等において相違
するだけで、そのほかの構成、作用等は第1の実施形態
の場合と同様である。そこで、重複の煩を回避するた
め、同じ部位に同じ符号を付し、説明を省略することと
する。
【0029】図12は、上記第1の実施形態の接合金具
主体21の変形例ともいうべきもので、第1の実施形態
では1枚であった芯板23を2枚とし、その2枚の芯板
23,23を底板22上に所要の間隔をあけて並立設置
したものである。したがってまた、この図12の接合金
具主体21を使用する接合構造においは梁26の接合端
部31に設ける嵌合空処32の縦溝34を2本設ける等
の変更を要するが、そのほかの構成、作用等は第1の実
施形態の場合と同様である。そこで、重複の煩を回避す
るため、同じ部位に同じ符号を付し、説明を省略するこ
ととする。
主体21の変形例ともいうべきもので、第1の実施形態
では1枚であった芯板23を2枚とし、その2枚の芯板
23,23を底板22上に所要の間隔をあけて並立設置
したものである。したがってまた、この図12の接合金
具主体21を使用する接合構造においは梁26の接合端
部31に設ける嵌合空処32の縦溝34を2本設ける等
の変更を要するが、そのほかの構成、作用等は第1の実
施形態の場合と同様である。そこで、重複の煩を回避す
るため、同じ部位に同じ符号を付し、説明を省略するこ
ととする。
【0030】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなとおり、
本発明によれば、接合金具主体に長短を問わず如何なる
楔案内片も備えることなく、したがって、横架材に対
し、その楔案内片に嵌合する拡幅縦溝の必要をなくし、
接合金具主体と横架材との緊結は、それらの上下端面か
ら板片状キーを打ち込むだけで足る。
本発明によれば、接合金具主体に長短を問わず如何なる
楔案内片も備えることなく、したがって、横架材に対
し、その楔案内片に嵌合する拡幅縦溝の必要をなくし、
接合金具主体と横架材との緊結は、それらの上下端面か
ら板片状キーを打ち込むだけで足る。
【0031】すなわち、たとえば、請求項1の発明につ
いていうと、梁26等の横架材の接合端部31を、柱2
5に固定した接合金具主体21の底板22に乗載し、副
溝35,35′を凹溝23′に、また、逆副溝36,3
6′を長孔22′および逆凹溝23″に一致させ、それ
らの副溝35,35′と凹溝23′に、その上方から板
片状キー38を、また、逆副溝36,36′と逆凹溝2
3″に長孔22′を通じてその下方から同じく板片状キ
ー39を打ち込むことによって、梁26等の横架材26
と接合金具主体21とがしっかりと緊結することにな
る。
いていうと、梁26等の横架材の接合端部31を、柱2
5に固定した接合金具主体21の底板22に乗載し、副
溝35,35′を凹溝23′に、また、逆副溝36,3
6′を長孔22′および逆凹溝23″に一致させ、それ
らの副溝35,35′と凹溝23′に、その上方から板
片状キー38を、また、逆副溝36,36′と逆凹溝2
3″に長孔22′を通じてその下方から同じく板片状キ
ー39を打ち込むことによって、梁26等の横架材26
と接合金具主体21とがしっかりと緊結することにな
る。
【0032】換言すると、本発明においては、接合金具
主体の芯板23は上下端面に凹溝23′と逆副溝23″
を有するだけで、従来のような楔案内片を突設してな
い。したがってまた、梁26等の横架材の接合端部31
の嵌合空処32には、上記凹溝23′と逆副溝23″に
対応する副溝35,35′と逆副溝36,36′だけを
設け、従来のように上記楔案内片に嵌合する拡幅縦溝を
設ける必要がない。このため、従来のものにくらべ構成
が簡単で加工が容易であるとともに、欠損部分が少なく
それだけ、接合構造の強度を上げることができる。ま
た、上記楔案内片に溝空処を嵌合する面倒がないだけ、
柱25に固定してある接合金具主体21に横架材接合端
部31を嵌合する作業が容易になる。
主体の芯板23は上下端面に凹溝23′と逆副溝23″
を有するだけで、従来のような楔案内片を突設してな
い。したがってまた、梁26等の横架材の接合端部31
の嵌合空処32には、上記凹溝23′と逆副溝23″に
対応する副溝35,35′と逆副溝36,36′だけを
設け、従来のように上記楔案内片に嵌合する拡幅縦溝を
設ける必要がない。このため、従来のものにくらべ構成
が簡単で加工が容易であるとともに、欠損部分が少なく
それだけ、接合構造の強度を上げることができる。ま
た、上記楔案内片に溝空処を嵌合する面倒がないだけ、
柱25に固定してある接合金具主体21に横架材接合端
部31を嵌合する作業が容易になる。
【図1】本発明を横架材(梁)と柱の接合構造に適用し
た第1の実施形態の分解斜視図である。
た第1の実施形態の分解斜視図である。
【図2】図1のI−I線断面図である。
【図3】同じく図1のII−II線断面図である。
【図4】同上の柱に接合金具主体を取り付けた状態の側
面図である。
面図である。
【図5】同上の接合金具主体に梁を乗載した状態の縦断
面図である。
面図である。
【図6】同上の梁を、楔部材を打設してその接合端面を
柱に圧接させた状態の縦断面図である。
柱に圧接させた状態の縦断面図である。
【図7】同上の完成した状態の本考案横架材(梁)と柱
の接合構造の俯瞰図である。
の接合構造の俯瞰図である。
【図8】本発明を横架材(梁)と柱の接合構造に適用し
た第2の実施形態であって、柱に接合金具主体を取り付
けた状態の側面図である。
た第2の実施形態であって、柱に接合金具主体を取り付
けた状態の側面図である。
【図9】同上の接合金具主体に梁を乗載した状態の縦断
面図である。
面図である。
【図10】同上の梁を、楔部材を打設してその接合端面
を柱に圧接させた状態の縦断面図である。
を柱に圧接させた状態の縦断面図である。
【図11】同上の完成した状態の本考案横架材(梁)と
柱の接合構造の下方から見上げた状態の斜視図である。
柱の接合構造の下方から見上げた状態の斜視図である。
【図12】本発明を横架材(梁)と柱の接合構造に適用
する接合金具主体の変形例の斜視図である。
する接合金具主体の変形例の斜視図である。
【図13】横架材(梁)と柱の接合構造の公知例の斜視
図である。
図である。
【図14】同上の分解斜視図である。
【図15】同上の楔部材を打設する状態を示す斜視図で
ある。
ある。
21 接合金具主体 22 底板 22′ 長孔 23 芯板 23′ 凹溝 23″ 逆凹溝 24 取付け板 25 柱 26 梁 31 接合端部 32 嵌合空処 33 扁平凹処 34 縦溝 35 副溝 35′ 副溝 36 逆副溝 36′ 逆副溝 38 板片状キー 39 板片状キー
Claims (7)
- 【請求項1】接合金具主体21が、底板22の上面に芯
板23を設立し、これら底板22および芯板23の一側
端面に取付け板24を起立させ、上記底板22が長孔2
2′を備え、上記芯板23が上端面に凹溝23′を、下
端面でかつ上記長孔22′に一致する位置に逆凹溝2
3″を備えていること、 梁26等の横架材が、その接合端部31に、上記接合金
具主体21とほぼ同形の嵌合空処32、すなわち、該接
合端部31の底面に設けられかつ上記底板22を受入す
る所要の大きさと形状にした扁平凹処33、該接合端部
31に設けられかつ芯板23を受入する所要の大きさと
形状にした縦溝34、その縦溝34の上端開口部分であ
って前記凹溝23′に対応することになる位置に設けた
所要の大きさと形状の副溝35,35′、扁平凹処33
と上記縦溝34との間であって上記長孔22′および逆
凹溝23″に対応することになる位置に設けた逆副溝3
6,36′を連続させてなる嵌合空処32を形成してい
ること、 柱25の一側面に、上記接合金具主体21が水平に取り
付けられ、その接合金具主体21に上記嵌合空処32を
嵌合した状態で、梁26等の横架材が該接合金具主体2
1に乗載していること、 上記副溝35,35′と凹溝23′に、その上方から板
片状キー38を、また、逆副溝36,36′と逆凹溝2
3″に、上記長孔22′を通じてその下方から同じく板
片状キー39を打ち込むことによって、梁26等の横架
材の接合端部31の長手方向端面37を柱25の側面に
圧接させていることを特徴とする木造建築物の横架材接
合構造。 - 【請求項2】接合金具主体21が、底板22の上面に芯
板23を設立し、これら底板22および芯板23の一側
端面に取付け板24を起立させ、上記芯板23が上端面
に凹溝23′を、下端面であって上記底板22より外方
位置に逆凹溝23″を備えていること、 梁26等の横架材が、その接合端部31に、上記接合金
具主体21とほぼ同形の嵌合空処32、すなわち、該接
合端部31の底面に設けられかつ上記底板22を受入す
る所要の大きさと形状にした扁平凹処33、該接合端部
31に設けられかつ芯板23を受入する所要の大きさと
形状にした縦溝34、該縦溝34の上端開口部分であっ
て前記凹溝23′に対応することになる位置に設けた所
要の大きさと形状の副溝35,35′を連続させるとと
もに、上記扁平凹処33を上記逆凹溝23″が対応する
位置まで拡張し、さらに、上記逆凹溝23″に対応する
ことになる位置に設けた逆副溝36,36′を連続させ
てなる嵌合空処32を形成していること、 柱25の一側面に、上記接合金具主体21が水平に取り
付けられ、その接合金具主体21に上記嵌合空処32を
嵌合した状態で、梁26等の横架材が該接合金具主体2
1に乗載していること、 上記副溝35,35′と凹溝23′に、その上方から板
片状キー38を、また、逆副溝36,36′と逆凹溝2
3″に、上記扁平凹処33の上記拡張部分を通じてその
下方から同じく板片状キー39を打ち込むことによっ
て、梁26等の横架材の接合端部31の長手方向端面3
7を柱25の側面に圧接させていることを特徴とする木
造建築物の横架材接合構造。 - 【請求項3】接合金具主体21の芯板23の上端面の凹
溝23′と下端面の逆凹溝23″とが同一垂直線上に配
置されていないこと、梁26等の横架材の接合端部31
の嵌合空処32の副溝35,35′と逆副溝36,3
6′が同一垂直線上に配置されていないで上記凹溝2
3′と逆凹溝23″とに対応していることを特徴とする
請求項1または2記載の木造建築物の横架材接合構造。 - 【請求項4】接合金具主体21の底板22の上面に少な
くとも2枚以上の芯板23を設立してなることを特徴と
する請求項1,2または3記載の木造建築物の横架材接
合構造。 - 【請求項5】底板22の上面に芯板23を設立し、これ
ら底板22および芯板23の一側端面に取付け板24を
起立させ、上記底板22が長孔22′を備え、上記芯板
23が上端面に凹溝23′を、下端面でかつ上記長孔2
2′に一致する位置に逆凹溝23″を備えている接合金
具主体21と、上記凹溝23′および逆凹溝23″に打
ち込む板片状キー38および板片状キー39とからなる
ことを特徴とする木造建築物の横架材接合用具。 - 【請求項6】底板22の上面に芯板23を設立し、これ
ら底板22および芯板23の一側端面に取付け板24を
起立させ、上記芯板23が上端面に凹溝23′を、下端
面であって上記底板22より外方位置に逆凹溝23″を
備えている接合金具主体21と、上記凹溝23′および
逆凹溝23″に打ち込む板片状キー38および板片状キ
ー39とからなることを特徴とする木造建築物の横架材
接合用具。 - 【請求項7】接合金具主体21の底板22の上面に少な
くとも2枚以上の芯板23を設立してなることを特徴と
する請求項5または6記載の木造建築物の横架材接合用
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20189595A JP2725165B2 (ja) | 1995-07-17 | 1995-07-17 | 木造建築物の横架材接合構造とその用具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20189595A JP2725165B2 (ja) | 1995-07-17 | 1995-07-17 | 木造建築物の横架材接合構造とその用具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0932114A true JPH0932114A (ja) | 1997-02-04 |
JP2725165B2 JP2725165B2 (ja) | 1998-03-09 |
Family
ID=16448609
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20189595A Expired - Fee Related JP2725165B2 (ja) | 1995-07-17 | 1995-07-17 | 木造建築物の横架材接合構造とその用具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2725165B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105735664A (zh) * | 2016-03-13 | 2016-07-06 | 北京工业大学 | 一种古建筑木结构容许滑移的节点加固装置 |
CN105781138A (zh) * | 2016-03-13 | 2016-07-20 | 北京工业大学 | 一种古建筑木结构容许榫卯节点滑移的钢组合件加固装置 |
-
1995
- 1995-07-17 JP JP20189595A patent/JP2725165B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105735664A (zh) * | 2016-03-13 | 2016-07-06 | 北京工业大学 | 一种古建筑木结构容许滑移的节点加固装置 |
CN105781138A (zh) * | 2016-03-13 | 2016-07-20 | 北京工业大学 | 一种古建筑木结构容许榫卯节点滑移的钢组合件加固装置 |
CN105735664B (zh) * | 2016-03-13 | 2017-12-01 | 北京工业大学 | 一种古建筑木结构容许滑移的节点加固装置 |
CN105781138B (zh) * | 2016-03-13 | 2018-01-19 | 北京工业大学 | 一种古建筑木结构容许榫卯节点滑移的钢组合件加固装置 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2725165B2 (ja) | 1998-03-09 |
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---|---|---|---|
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