JPH09320187A - ディスク再生装置とその制御方法 - Google Patents

ディスク再生装置とその制御方法

Info

Publication number
JPH09320187A
JPH09320187A JP13918096A JP13918096A JPH09320187A JP H09320187 A JPH09320187 A JP H09320187A JP 13918096 A JP13918096 A JP 13918096A JP 13918096 A JP13918096 A JP 13918096A JP H09320187 A JPH09320187 A JP H09320187A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
value
gain
command
disc
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP13918096A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumi Sugiyama
一巳 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba AVE Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP13918096A priority Critical patent/JPH09320187A/ja
Publication of JPH09320187A publication Critical patent/JPH09320187A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rotational Drive Of Disk (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のディスク再生装置においては、N倍速
から1倍速への切り替え時、トルク指令のゲインが速度
切替コマンドの発生と同時にN倍速用の高いゲインから
1倍速用の低いゲインに下がるためにディスクモータに
働くブレーキ力もそれだけ弱くなり、1倍速からN倍速
への切り替え時に比べ目標回転数に到達(減速)するま
でに時間を要するという課題があった。 【解決手段】 本発明は、N倍速から1倍速への速度切
替コマンドが発生した場合に、該コマンド発生から遅延
回路43による所定の遅延時間を置いてトルク指令35
のゲインをN倍速用の高いゲイン(K1×K2)から1
倍速用の低いゲイン(K1)に切り替えるようにしたこ
とで、減速用のトルク指令35をN倍速用の高いゲイン
で増幅してディスクモータ36に与えることができ、N
倍速から1倍速への切り替え時のディスクモータ36の
減速時間を短縮することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD−ROMドラ
イブ等のディスク再生装置とその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータの周辺機器として用
いられるCD−ROMドライブは、オーディオデータを
標準速(1倍速)で再生し、ROMデータを4倍速、6
倍速、8倍速といった高倍速で再生することができる。
【0003】このようなCD−ROMドライブでは、特
に、高倍速時のディスクモータのCLV制御(ディスク
モータを目標トラック位置に対応した線速度一定の回転
数で回転させる制御)を高速化するために適切な大きさ
のトルクをディスクモータに発生させる必要がある。し
かし、この高倍速のCLV制御にとって適当なトルクは
標準速のCLV制御においては過大であるため、標準速
時はゲインを下げてディスクモータのトルクを絞ること
が行われる。以下にそのゲイン切替の制御方法を説明す
る。
【0004】図5にこのゲイン切替制御部の構成を示
す。また、図6に該ゲイン切替制御部の動作タイミング
を示す。
【0005】ここでトルク指令101とは、ディスクモ
ータの現在の回転数と目標回転数との誤差に応じた加速
用の信号や上記加速用信号とは正負極性の異なる減速用
の信号である。このトルク指令101は、ゲイン係数K
1(但しK1>1)の増幅器102によりK1のゲイン
で増幅され、若しくは、ゲイン係数K2(但しK2>
1)の増幅器103と上記増幅器102によりK1×K
2のゲインで増幅され、ディスクモータ104に供給さ
れる。
【0006】図6(a)に示す速度切替コマンドは再生
速度を標準速と高倍速との間で切り替えることを示す信
号であり、スイッチ部105に与えられる。スイッチ部
105は、高倍速から標準速への速度切替コマンドを入
力したときはトルク指令101に対するゲインをK1
に、標準速から高倍速への速度切替コマンドを入力した
ときはゲインをK1×K2に切替設定するように動作す
る。よって、入力されたトルク指令101は、図6
(b)に示すように、標準速時はK1のゲインで、高倍
速時はK1×K2のゲインで増幅されてディスクモータ
104に与えられる。図6(c)はディスクモータ10
4の回転数の変化を示している。但し、簡単化のためC
LV制御による回転数の変化は図において省略してい
る。このように、標準速から高倍速への切り替え時、ト
ルク指令101に対するゲインがK1からK1×K2に
高くなるのでディスクモータ104の回転数は目標回転
数に到達するまでの間急速に上昇する。しかしながら、
高倍速から標準速への切り替え時は、トルク指令のゲイ
ンが速度切替コマンドの発生と同時にK1×K2からK
1に下がるためにディスクモータ104に働くブレーキ
力もそれだけ弱くなり、標準速から高倍速への切り替え
時に比べ目標回転数に到達(減速)するまでに時間が掛
かってしまう。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のデ
ィスク再生装置においては、N倍速から1倍速への切り
替え時、トルク指令のゲインが速度切替コマンドの発生
と同時にN倍速用の高いゲインから1倍速用の低いゲイ
ンに下がるためにディスクモータに働くブレーキ力もそ
れだけ弱くなり、1倍速からN倍速への切り替え時に比
べ目標回転数に到達(減速)するまでに時間を要すると
いう課題があった。
【0008】本発明はこのような課題を解決するための
もので、N倍速から1倍速への切り替え時のディスクモ
ータの減速時間を短縮することのできるディスク再生装
置とその制御方法の提供を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明のディスク再生装置は、請求項1に記載
されるように、ディスクを1倍速及びN(但しNは2以
上の数)倍速で再生するディスク再生装置において、デ
ィスクを駆動するディスクモータと、ディスクモータに
与えるトルク指令のゲインを可変するゲイン可変手段
と、1倍速からN倍速への切替指令の発生と同時にトル
ク指令のゲインを第1の値から該第1の値より大きい第
2の値に切り替え、N倍速から1倍速への切替指令が発
生した場合は該切替指令発生から所定の遅延時間を置い
てトルク指令のゲインを第2の値から第1の値に切り替
えるようにゲイン可変手段を制御する制御手段とを具備
してなるものである。
【0010】また、トルク指令のゲインを第2の値から
第1の値に切り替える際の遅延時間は、N倍速から1倍
速への切替指令時からディスクモータの回転数が1倍速
のディスク再生に適合した回転数まで減速するに至るま
での時間内の範囲で設定されている。
【0011】本発明においては、N倍速から1倍速への
切替指令が発生した場合に、該切替指令発生から所定の
遅延時間を置いてトルク指令のゲインを第2の値(N倍
速用の高いゲイン)からこれよりも低い第1の値(1倍
速用の低いゲイン)に切り替えることで、減速用のトル
ク指令をN倍速用の高いゲインで増幅してディスクモー
タに与えることができ、これにより、N倍速から1倍速
への切り替え時のディスクモータの減速時間を短縮する
ことができる。
【0012】また、本発明のディスク再生装置の制御方
法は、請求項3に記載されるように、ディスクを1倍速
及びN(但しNは2以上の数)倍速で再生するディスク
再生装置の制御方法において、1倍速からN倍速への切
替指令の発生と同時にディスクモータに与えるトルク指
令のゲインを第1の値から該第1の値より大きい第2の
値に切り替え、N倍速から1倍速への切替指令が発生し
た場合は、該切替指令発生から所定の時間遅延させてト
ルク指令のゲインを第2の値から第1の値に切り替える
ように制御することを特徴とするものであり、これによ
り、高倍速から標準速への切り替え時のディスクモータ
の減速時間を短縮することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施する場合の形
態について図面に基づいて説明する。
【0014】図1は本発明の一実施形態であるCD−R
OMドライブの構成を示すブロック図である。
【0015】光学式ピックアップ1によってCD−RO
Mディスク2から読み出された信号はRFアンプ回路3
に供給される。RFアンプ回路3は光学式ピックアップ
1の出力からフォーカスエラー信号やトラッキングエラ
ー信号4を抽出しフォーカス・トラッキング制御回路5
に供給すると共にレベルスライス・PLL回路6へ増幅
したRF信号7を供給する。フォーカス・トラッキング
制御回路5はRFアンプ回路3より供給されるフォーカ
スエラー信号とトラッキングエラー信号4より光学式ピ
ックアップ1のレンズ制御信号を生成し光学式ピックア
ップ1に供給する。
【0016】送りモータ制御回路8はフォーカス・トラ
ッキング制御回路5より供給されるトラッキングエラー
成分、送りモータ9より検出される送りモータの回転に
応じて検出されたパルス信号10、およびシステムコン
トロール回路11より供給されるサーチ指示信号12か
ら送りモータ9の駆動信号13を生成し供給する。
【0017】レベルスライス・PLL回路6はRF信号
を2値化してEFM信号を得ると同時にこのEFM信号
を読み取るためにEFM信号に同期したPLLクロック
14を生成する。2値化したEFM信号15はCD信号
処理回路16に供給される。またPLLクロック14は
CD信号処理回路16およびセレクタ17に供給され
る。
【0018】CD信号処理回路16はPLLクロック1
4を用いてCDの同期信号を検出し、これを基にデータ
分離、EFM復調を行う。そしてCD信号処理回路16
は復調したデータよりサブコードデータ18のみを抜き
出しシステムコントロール回路11に供給すると共に他
のメインとなるデータについてはPLLクロック14に
従ってRAM19に書き込む。さらにCD信号処理回路
16は、セレクタ17を通じて供給されるクロックに従
ってRAM19よりデータを読み出し訂正処理を行う。
また検出されたCDのフレーム同期信号22はCLVモ
ータ制御回路23に供給される。一方、訂正処理された
データはセレクタ24を経由して補間回路25またはC
D−ROM信号処理回路26に供給される。
【0019】セレクタ17の切り換えはシステムコント
ロール回路11より出力されるオーディオ/ROM切り
換え指示信号27により行われる。セレクタ17は指示
信号27によってオーディオが指示されている時、クロ
ック発生器20より出力されるX´TAL系のクロック
21aを選択し、ROMが指示されている時はレベルス
ライス・PLL回路6より出力される再生系のPLLク
ロック14を選択してCD信号処理回路16に供給す
る。
【0020】セレクタ24の切り換えもシステムコント
ロール回路11より出力されるオーディオ/ROM切り
換え指示信号27により行われる。セレクタ24は指示
信号27によってオーディオが指示されている時、補間
回路25にデータを供給し、ROMが指示されている時
はCD−ROM信号処理回路26にデータを供給する。
補間回路25はデータにエラーフラグが付いている時
のみデータの補間を行い、その出力をDA変換器28に
供給する。DA変換器28はデータをディジタルからア
ナログに変換しLPF(ローパスフィルタ)28aを通
して再生オーディオ信号として出力する。
【0021】CD−ROM信号処理回路26は、CD−
ROMデータよりCD−ROMの同期信号の検出、CD
−ROMデータのスクランブル解除、CD−ROMデー
タの訂正処理、Bufferメモリ29へのデータの書
き込み/読み出し制御を行う。CD−ROMの同期信号
検出およびCD−ROMデータのスクランブル解除は、
セレクタ17より供給されるクロックに従って行われ、
データ訂正処理、Bufferメモリ29へのデータの
書き込み/読み出し制御はクロック発生器20より供給
されるクロック21bに従って行われる。Buffer
メモリ29から読み出されたデータはインターフェイス
制御回路30を通して外部デバイスであるホストコンピ
ュータに転送される。
【0022】インターフェイス制御回路30はホストコ
ンピュータとの動作命令の送受およびデータの送受等、
インターフェイスに関する交信制御を行う。動作命令は
インターフェイス制御回路30を介してシステムコント
ローラ11とホストコンピュータとの間で送受される。
【0023】システムコントロール回路11はサーチ、
各回路の動作ON/OFF制御等、CD−ROM全体の
動作制御を行う。またシステムコントロール回路11は
CD信号処理回路16で復調されたサブコードデータよ
りメインデータがオーディオデータかCD−ROMデー
タかを判断し、その結果に応じたオーディオ/ROM切
り換え指示信号27を各セレクタ17、24やCLVモ
ータ制御回路23に出力する。
【0024】CD信号処理回路16は、内部にマイコン
I/Fを持っており、システムコントロール回路11と
バスライン38で接続されている。システムコントロー
ル回路11よりバスライン38を通じて標準速/高倍速
の切替指令を受けると、CD信号処理回路16の内部動
作が標準速/高倍速に応じた処理速度に切り替わり、そ
れと同時に図3(a)に示すように、速度モードに一致
した速度表示信号37を発生する。
【0025】CLVモータ制御回路23は、CD信号処
理回路16より供給される速度モータ表示信号(以下、
速度切替コマンドと呼ぶ。)37、CD信号処理回路1
6より供給されるPLL系のフレーム同期信号22、ク
ロック発生器20より供給されるX´TAL系のシステ
ムクロック21cに基づいて、ディスクモータ36に加
減速用のトルクを発生させるためのトルク指令35を生
成する。また、CLVモータ制御回路23はディスクモ
ータ36に与えるトルク指令35に対するゲインを速度
切替コマンド37に基づいて切替制御する。
【0026】図2にこのトルク指令のゲイン切替制御部
の構成を示す。また、図3に該ゲイン切替制御部の動作
タイミングを示す。
【0027】ここでトルク指令35は、ディスクモータ
36の現在の回転数と目標回転数との誤差に応じた加速
用の信号、或いは、上記加速用信号とは正負極性の異な
る減速用の信号である。このトルク指令35は、ゲイン
係数K1の増幅器41によりK1のゲインで増幅され、
若しくは、ゲイン係数K2(但しK2>1)の増幅器4
2と上記増幅器41によりK1×K2のゲインで増幅さ
れ、ディスクモータ36に供給される。
【0028】図3(a)に示す速度切替コマンドは、再
生速度を標準速と高倍速との間で切り替えることを示す
信号である。これが高倍速から標準速への切り替えを示
すものである場合、該コマンドは遅延回路43にて所定
の遅延時間を置いてスイッチ部44に導入される。ここ
で、速度切替コマンドの遅延時間は、該速度切替コマン
ドの発生時からディスクモータ36の回転数が標準速の
ディスク再生に適合した回転数まで減速するに至るまで
の時間内の範囲であればよい。なお、速度切替コマンド
が標準速から高倍速への切り替えを示すものである場
合、該速度切替コマンドは遅延回路43にて遅延される
ことなく直接スイッチ部44に導入される。 スイッチ
部44は高倍速から標準速への速度切替コマンドを入力
したときはトルク指令35に対するゲインを標準速用の
K1に、標準速から高倍速への速度切替コマンドを入力
したときはゲインを高倍速用のK1×K2に切替設定す
るように動作する。
【0029】ここで、高倍速から標準速への速度切替コ
マンドは遅延回路43にて所定時間遅延してスイッチ部
44に導入されるので、高倍速から標準速への切り替え
時は、スイッチ部44は速度切替コマンドの発生時より
も所定時間遅れたタイミンクでゲインをK1×K2から
K1に切り替える。
【0030】なお、図4に示すように、以上の方法でス
イッチ部44を切替え制御するようにシステムコントロ
ーラ11よらゲイン切替信号39を発生させるように構
成してもよい。
【0031】一方、高倍速から標準速への速度切替コマ
ンドの発生と同時に、CLVモータ制御回路23は高倍
速から標準速への減速用のトルク指令35を発生する。
高倍速から標準速への速度切替コマンドが発生した時点
ではスイッチ部44はゲインを未だK1×K2からK1
に切り替えていないことから、図3(b)に示すよう
に、当該減速用のトルク指令35は高倍速用の高いゲイ
ンK1×K2で増幅されてディスクモータ36に与えら
れる。よって、ディスクモータ36に強いブレーキ力が
働く。
【0032】図3(c)はディスクモータ36の回転数
の変化を示している。但し、簡単化のためCLV制御に
よる回転数の変化は図において省略してある。このよう
に、標準速から高倍速への切り替え時、トルク指令35
に対するゲインがK1からK1×K2に高くなるのでデ
ィスクモータ36の回転数は目標回転数に到達するまで
の間急速に上昇する。一方、高倍速から標準速への切り
替え時もトルク指令35に対するゲインはK1×K2の
ままであるため、この高いゲインK1×K2で増幅され
た減速用のトルク指令35によってディスクモータ36
に強いブレーキ力が働き、ディスクモータ36の回転数
は目標回転数に到達するまで急速に低下する。
【0033】かくして本実施形態のディスク再生装置に
よれば、高倍速から標準速への速度切替コマンドが発生
した場合に、該コマンド発生から所定の遅延時間を置い
てトルク指令のゲインを高倍速用の高いゲインから標準
速用の低いゲインに切り替えるようにしたから、減速用
のトルク指令35を高倍速用の高いゲインで増幅してデ
ィスクモータ36に与えることができ、これにより、高
倍速から標準速への切り替え時のディスクモータ36の
減速時間を短縮することができる。
【0034】なお、本実施形態においては、高倍速から
標準速への速度切替コマンドを遅延回路43により遅延
させてスイッチ部44に導入するように構成したが、遅
延回路43を設けずに、システムコントロール回路11
において、高倍速から標準速への速度切替コマンドをC
LVモータ制御回路23に出力するタイミングをソフト
ウェア的に遅延させるように構成としてもよい。
【0035】以上の実施例では、速度モードを標準速と
高倍速とで切り替えられるディスク再生装置について説
明したが、2倍速と4倍速、4倍速と8倍速といったよ
うにディスクをM倍速とN(但しN>M)倍速で切り替
えて高速再生できるディスク再生装置においても本発明
は全く同様に応用することが可能である。これにより、
N倍速からM倍速への切り替え時のディスクモータの減
速時間を短縮することができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明のディスク再
生装置とその制御方法によれば、N倍速から1倍速への
切替指令が発生した場合に、該切替指令発生から所定の
遅延時間を置いてトルク指令のゲインをN倍速用の高い
ゲインから1倍速用の低いゲインに切り替えることで、
減速用のトルク指令をN倍速用の高いゲインで増幅して
ディスクモータに与えることができ、これにより、N倍
速から1倍速への切り替え時のディスクモータの減速時
間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるCD−ROMドライ
ブの構成を示すブロック図
【図2】図1のCLVモータ制御回路内のトルク指令ゲ
イン切替制御部の構成を示す図
【図3】図2のトルク指令ゲイン切替制御部の動作タイ
ミングを示す図
【図4】図1のCLVモータ制御回路内のトルク指令ゲ
イン切替制御部の別の構成例を示す図
【図5】従来のトルク指令ゲイン切替制御部の構成を示
す図
【図6】図2のトルク指令ゲイン切替制御部の動作タイ
ミングを示す図
【符号の説明】
2………CD−ROMディスク 23……CLVモータ制御回路 35……トルク指令 36……ディスクモータ 41……K1増幅器 42……K2増幅器 43……遅延回路 44……スイッチ部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクを1倍速及びN(但しNは2以
    上の数)倍速で再生するディスク再生装置において、 前記ディスクを駆動するディスクモータと、 前記ディスクモータに与えるトルク指令のゲインを可変
    するゲイン可変手段と、 前記1倍速から前記N倍速へ
    の切替指令の発生と同時に前記トルク指令のゲインを第
    1の値から該第1の値より大きい第2の値に切り替え、
    前記N倍速から前記1倍速への切替指令が発生した場合
    は該切替指令発生から所定の遅延時間を置いて前記トル
    ク指令のゲインを前記第2の値から前記第1の値に切り
    替えるように前記ゲイン可変手段を制御する制御手段と
    を具備することを特徴とするディスク再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のディスク再生装置におい
    て、 前記トルク指令のゲインを前記第2の値から前記第1の
    値に切り替える際の遅延時間が、前記N倍速から前記1
    倍速への切替指令時から前記ディスクモータの回転数が
    前記1倍速のディスク再生に適合した回転数まで減速す
    るに至るまでの時間内の範囲で設定されていることを特
    徴とするディスク再生装置。
  3. 【請求項3】 ディスクを1倍速及びN(但しNは2以
    上の数)倍速で再生するディスク再生装置の制御方法に
    おいて、 前記1倍速から前記N倍速への切替指令の発生と同時に
    前記ディスクモータに与えるトルク指令のゲインを第1
    の値から該第1の値より大きい第2の値に切り替え、前
    記N倍速から前記1倍速への切替指令が発生した場合
    は、該切替指令発生から所定の遅延時間を置いて前記ト
    ルク指令のゲインを前記第2の値から前記第1の値に切
    り替えるように制御することを特徴とするディスク再生
    装置の制御方法。
  4. 【請求項4】 ディスクを1倍速及びN(但しNは2以
    上の数)倍速で再生するディスク再生装置において、 前記ディスクを駆動するディスクモータと、 前記ディスクモータに与えるトルク指令のゲインを前記
    1倍速用の第1の値と前記N倍速用の第2の値(但し、
    第2の値>第1の値)との間で可変するゲイン可変手段
    と、 前記N倍速から前記1倍速への切替指令を所定の時間遅
    延して制御手段に出力する遅延回路と、 前記1倍速から前記N倍速への切替指令を入力した時前
    記トルク指令のゲインを前記第2の値に切り替え、前記
    N倍速から前記1倍速への切替指令を前記遅延回路を通
    じて入力した時前記トルク指令のゲインを前記第1の値
    に切り替える切替手段とを具備することを特徴とするデ
    ィスク再生装置。
  5. 【請求項5】 ディスクをM倍速及びN(但しN>M)
    倍速で再生するディスク再生装置において、 前記ディスクを駆動するディスクモータと、 前記ディスクモータに与えるトルク指令のゲインを可変
    するゲイン可変手段と、 前記M倍速から前記N倍速へ
    の切替指令の発生と同時に前記トルク指令のゲインを第
    1の値から該第1の値より大きい第2の値に切り替え、
    前記N倍速から前記M倍速への切替指令が発生した場合
    は該切替指令発生から所定の遅延時間を置いて前記トル
    ク指令のゲインを前記第2の値から前記第1の値に切り
    替えるように前記ゲイン可変手段を制御する制御手段と
    を具備することを特徴とするディスク再生装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のディスク再生装置におい
    て、 前記トルク指令のゲインを前記第2の値から前記第1の
    値に切り替える際の遅延時間が、前記N倍速から前記M
    倍速への切替指令時から前記ディスクモータの回転数が
    前記M倍速のディスク再生に適合した回転数まで減速す
    るに至るまでの時間内の範囲で設定されていることを特
    徴とするディスク再生装置。
  7. 【請求項7】 ディスクをM倍速及びN(但しN>M)
    倍速で再生するディスク再生装置の制御方法において、 前記M倍速から前記N倍速への切替指令の発生と同時に
    前記ディスクモータに与えるトルク指令のゲインを第1
    の値から該第1の値より大きい第2の値に切り替え、前
    記N倍速から前記M倍速への切替指令が発生した場合
    は、該切替指令発生から所定の遅延時間を置いて前記ト
    ルク指令のゲインを前記第2の値から前記第1の値に切
    り替えるように制御することを特徴とするディスク再生
    装置の制御方法。
  8. 【請求項8】 ディスクをM倍速及びN(但しN>M)
    倍速で再生するディスク再生装置において、 前記ディスクを駆動するディスクモータと、 前記ディスクモータに与えるトルク指令のゲインを前記
    M倍速用の第1の値と前記N倍速用の第2の値(但し、
    第2の値>第1の値)との間で可変するゲイン可変手段
    と、 前記N倍速から前記M倍速への切替指令を所定の時間遅
    延して制御手段に出力する遅延回路と、 前記M倍速から前記N倍速への切替指令を入力した時前
    記トルク指令のゲインを前記第2の値に切り替え、前記
    N倍速から前記M倍速への切替指令を前記遅延回路を通
    じて入力した時前記トルク指令のゲインを前記第1の値
    に切り替える切替手段とを具備することを特徴とするデ
    ィスク再生装置。
JP13918096A 1996-05-31 1996-05-31 ディスク再生装置とその制御方法 Withdrawn JPH09320187A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13918096A JPH09320187A (ja) 1996-05-31 1996-05-31 ディスク再生装置とその制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13918096A JPH09320187A (ja) 1996-05-31 1996-05-31 ディスク再生装置とその制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09320187A true JPH09320187A (ja) 1997-12-12

Family

ID=15239433

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13918096A Withdrawn JPH09320187A (ja) 1996-05-31 1996-05-31 ディスク再生装置とその制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09320187A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0845174A (ja) 光ディスク再生装置
JP3410330B2 (ja) 光ディスク装置及びその回転モータ制御装置
JPH09306092A (ja) ディスク再生方法とディスク再生装置
JPH0850758A (ja) 光ディスク再生装置
JPH09274771A (ja) ディスクプレーヤ
KR0162374B1 (ko) 디스크 재생시 모터 제어장치 및 방법
JPH08106638A (ja) 光学的情報記録再生装置
JPH09320187A (ja) ディスク再生装置とその制御方法
JPH07192391A (ja) レーザディスクプレーヤーの再生速度調節装置
JPH07312011A (ja) ディスク再生システム
JP2848306B2 (ja) 光ディスク再生方法及び光ディスクドライブ装置
KR100427528B1 (ko) 디스크 재생 시스템
JPH07312018A (ja) 光学的ディスク再生システム
JPH09320188A (ja) ディスク再生装置とその制御方法
JP2545809B2 (ja) 情報信号再生装置
JPH11273072A (ja) ディスク再生方法およびディスク再生装置
KR20010092257A (ko) 디스크 장치
JPH0621081Y2 (ja) スピンドルモータサーボ制御装置
JPH09330558A (ja) ディスク再生装置とその制御方法
KR100189952B1 (ko) 컴팩트 디스크 플레이어의 스핀들 모터 회전 제어방법 및 이에 적합한 장치
JPS63316682A (ja) スピンドルモ−タの停止制御装置
JPH1031863A (ja) 再生装置
JP3674544B2 (ja) 光ディスク再生装置
JPH0698297A (ja) ビデオディスク再生装置
JPH11306659A (ja) ディスク再生装置及びディスク再生方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030805