JPH09320166A - ディスク再生装置 - Google Patents
ディスク再生装置Info
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- JPH09320166A JPH09320166A JP15770796A JP15770796A JPH09320166A JP H09320166 A JPH09320166 A JP H09320166A JP 15770796 A JP15770796 A JP 15770796A JP 15770796 A JP15770796 A JP 15770796A JP H09320166 A JPH09320166 A JP H09320166A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disc
- disk
- reproducing
- moving means
- disks
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 部品点数が少なくコスト的に優れ、また小型
のディスク再生装置を提供することを目的とする。 【構成】 再生位置にあるディスクの一方のディスク面
側に配置されて複数枚のディスクを支持し、互いの相対
位置が変化することなく回転軸方向に移動させる第1の
ディスク支持移動手段と、再生位置にあるディスクの他
方のディスク面側に配置されて複数枚のディスクを支持
し、互いの相対位置が変化することなく回転軸方向に移
動させる第2のディスク支持移動手段と、第1及び第2
のディスク支持移動手段によって支持された複数のディ
スクの間に位置し、複数のディスクの中から一のディス
クを再生位置において再生する再生手段とからなる。
のディスク再生装置を提供することを目的とする。 【構成】 再生位置にあるディスクの一方のディスク面
側に配置されて複数枚のディスクを支持し、互いの相対
位置が変化することなく回転軸方向に移動させる第1の
ディスク支持移動手段と、再生位置にあるディスクの他
方のディスク面側に配置されて複数枚のディスクを支持
し、互いの相対位置が変化することなく回転軸方向に移
動させる第2のディスク支持移動手段と、第1及び第2
のディスク支持移動手段によって支持された複数のディ
スクの間に位置し、複数のディスクの中から一のディス
クを再生位置において再生する再生手段とからなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はチェンジャー型ディスク
再生装置において複数のディスクを収納位置において同
軸状に支持するディスク再生装置に関する。
再生装置において複数のディスクを収納位置において同
軸状に支持するディスク再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数枚のディスクをその回転軸が同軸と
なるよう収納可能なチェンジャー型ディスク再生装置に
おいて、ディスク収納位置に収納されている複数のディ
スクのうち、選択されたディスクを再生する際、光学ピ
ックアップやクランパ等の再生機構を選択されたディス
クとこれと隣接する他のディスクの間に移動させること
により、選択されたディスクを収納位置から引き出すこ
となく再生可能なディスク再生装置が例えば特開平3−
176852号、特公平8−10522号によって提案
されている。
なるよう収納可能なチェンジャー型ディスク再生装置に
おいて、ディスク収納位置に収納されている複数のディ
スクのうち、選択されたディスクを再生する際、光学ピ
ックアップやクランパ等の再生機構を選択されたディス
クとこれと隣接する他のディスクの間に移動させること
により、選択されたディスクを収納位置から引き出すこ
となく再生可能なディスク再生装置が例えば特開平3−
176852号、特公平8−10522号によって提案
されている。
【0003】ここで、ディスクの再生時には、再生しよ
うとするディスクと当該ディスクの記録面に対向する隣
接ディスクとの間に光学ピックアップやターンテーブル
を、また再生しようとするディスクと当該ディスクのレ
ーベル面に対向する隣接ディスクとの間にクランパを位
置させる必要があるため、ディスク収納位置にある複数
のディスクをその記録面に対しそれぞれ垂直方向に移動
させる必要がある。
うとするディスクと当該ディスクの記録面に対向する隣
接ディスクとの間に光学ピックアップやターンテーブル
を、また再生しようとするディスクと当該ディスクのレ
ーベル面に対向する隣接ディスクとの間にクランパを位
置させる必要があるため、ディスク収納位置にある複数
のディスクをその記録面に対しそれぞれ垂直方向に移動
させる必要がある。
【0004】このため、前述の特開平3−176852
号においては、ディスクを載置するトレイをそれぞれ設
け、この4枚のトレイそれぞれに対してモータを設け、
これによりディスクの垂直移動を制御している。また、
特公平8−10522号においても同様にトレイを設
け、5枚のトレイの移動をカムによって制御している。
何れにしても、再生しようとするディスクの両面にはス
ペースが設けられることにより、このスペース内に光学
ピックアップやクランパ等を移動可能とし、また再生さ
れないディスクは互いに密接状態とすることにより、デ
ィスクの記録面に対して垂直方向における装置の小型化
を達成する。
号においては、ディスクを載置するトレイをそれぞれ設
け、この4枚のトレイそれぞれに対してモータを設け、
これによりディスクの垂直移動を制御している。また、
特公平8−10522号においても同様にトレイを設
け、5枚のトレイの移動をカムによって制御している。
何れにしても、再生しようとするディスクの両面にはス
ペースが設けられることにより、このスペース内に光学
ピックアップやクランパ等を移動可能とし、また再生さ
れないディスクは互いに密接状態とすることにより、デ
ィスクの記録面に対して垂直方向における装置の小型化
を達成する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ディス
クを垂直移動させるためにディスクを載置するトレイそ
れぞれに対してモータを用意するのはコスト的に不利で
あり、またトレイの移動をカムによって行うものにおい
ても、カムによってトレイを移動させるトレイ保持アー
ムをそれぞれのトレイに対して用意する必要があり、部
品点数が多くなるという欠点を有する。
クを垂直移動させるためにディスクを載置するトレイそ
れぞれに対してモータを用意するのはコスト的に不利で
あり、またトレイの移動をカムによって行うものにおい
ても、カムによってトレイを移動させるトレイ保持アー
ムをそれぞれのトレイに対して用意する必要があり、部
品点数が多くなるという欠点を有する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するための手段として、複数枚のディスクを同軸的に
収納するディスク収納位置からディスクを取り出すこと
なく、ディスク収納位置内においてディスクを回転軸方
向に移動して所要のディスクを再生位置に持ち来たし、
再生を行うディスク再生装置であり、再生位置にあるデ
ィスクの一方のディスク面側に配置されて複数枚のディ
スクを支持し、互いの相対位置が変化することなくその
回転軸方向に移動させる第1のディスク支持移動手段
と、再生位置にあるディスクの他方のディスク面側に配
置されて複数枚のディスクを支持し、互いの相対位置が
変化することなくその回転軸方向に移動させる第2のデ
ィスク支持移動手段と、第1及び第2のディスク支持移
動手段によって支持された複数のディスクの間に位置
し、複数のディスクの中から一のディスクを再生位置に
おいて再生する再生手段とからなる。
決するための手段として、複数枚のディスクを同軸的に
収納するディスク収納位置からディスクを取り出すこと
なく、ディスク収納位置内においてディスクを回転軸方
向に移動して所要のディスクを再生位置に持ち来たし、
再生を行うディスク再生装置であり、再生位置にあるデ
ィスクの一方のディスク面側に配置されて複数枚のディ
スクを支持し、互いの相対位置が変化することなくその
回転軸方向に移動させる第1のディスク支持移動手段
と、再生位置にあるディスクの他方のディスク面側に配
置されて複数枚のディスクを支持し、互いの相対位置が
変化することなくその回転軸方向に移動させる第2のデ
ィスク支持移動手段と、第1及び第2のディスク支持移
動手段によって支持された複数のディスクの間に位置
し、複数のディスクの中から一のディスクを再生位置に
おいて再生する再生手段とからなる。
【0007】また本発明における第1、第2及び第3の
ディスク移動手段は、ディスク周縁が挿入される螺旋状
のカム溝を有する回転体とされる。
ディスク移動手段は、ディスク周縁が挿入される螺旋状
のカム溝を有する回転体とされる。
【0008】
【作用】第1及び第2のディスク支持移動手段によりデ
ィスクを移動させ、回転させることにより、カム溝に挿
入されたディスクをその回転軸方向に移動させる。
ィスクを移動させ、回転させることにより、カム溝に挿
入されたディスクをその回転軸方向に移動させる。
【0009】
【実施例】以下に本発明を5枚のディスクを収納可能な
チェンジャー型ディスク再生装置に適用した実施例をも
って説明する。
チェンジャー型ディスク再生装置に適用した実施例をも
って説明する。
【0010】図1はディスク再生装置1内に収納された
5枚のディスク2〜6のうち、1枚目のディスク2を再
生している状態における上面図、図2はその側面図であ
る。再生中のディスク2はその記録面側に配置されたタ
ーンテーブル7、これと対向するレーベル面側に配置さ
れるクランパ8とによってクランプされ、ターンテーブ
ル7を回転駆動するスピンドルモータ9によって回転さ
れる。
5枚のディスク2〜6のうち、1枚目のディスク2を再
生している状態における上面図、図2はその側面図であ
る。再生中のディスク2はその記録面側に配置されたタ
ーンテーブル7、これと対向するレーベル面側に配置さ
れるクランパ8とによってクランプされ、ターンテーブ
ル7を回転駆動するスピンドルモータ9によって回転さ
れる。
【0011】クランパ8はクランプアーム10の一端に
回転可能に支持されており、またその他端は軸11によ
って軸支されている。スピンドルモータ9が固定配置さ
れたピックアップアーム12上には、2本のガイドレー
ル13が配置され、このガイドレール13に沿って光学
ピックアップ14が移動可能に配置されている。ピック
アップアーム12もその他端が軸11によって軸支され
ている。
回転可能に支持されており、またその他端は軸11によ
って軸支されている。スピンドルモータ9が固定配置さ
れたピックアップアーム12上には、2本のガイドレー
ル13が配置され、このガイドレール13に沿って光学
ピックアップ14が移動可能に配置されている。ピック
アップアーム12もその他端が軸11によって軸支され
ている。
【0012】クランプアーム10及びピックアップアー
ム12を回動すべく、モータ等からなるアーム回転機構
15が設けられている。また、クランプアーム10及び
ピックアップアーム12を平行状態を保ったまま互いに
近接又は離間するよう駆動するアーム移動機構16が設
けられている。
ム12を回動すべく、モータ等からなるアーム回転機構
15が設けられている。また、クランプアーム10及び
ピックアップアーム12を平行状態を保ったまま互いに
近接又は離間するよう駆動するアーム移動機構16が設
けられている。
【0013】2〜5枚目のディスク3〜6の周縁はシャ
シ(図示せず)に対して傾斜配置され、第1のネジ棒群
を構成する3本のネジ棒21〜23の外周に形成された
ネジ谷によって支持されている。ここで、ネジ棒21〜
23はシャシに対して回転可能に軸支され、それぞれに
形成された斜歯ギア24〜26がシャシに軸支された駆
動ギア27に噛合している。この駆動ギア27はモータ
等からなる所要の回転駆動機構28によって正逆両方向
に回転駆動される。ここでネジ棒21〜23は本発明に
おけるカム部材として機能する。
シ(図示せず)に対して傾斜配置され、第1のネジ棒群
を構成する3本のネジ棒21〜23の外周に形成された
ネジ谷によって支持されている。ここで、ネジ棒21〜
23はシャシに対して回転可能に軸支され、それぞれに
形成された斜歯ギア24〜26がシャシに軸支された駆
動ギア27に噛合している。この駆動ギア27はモータ
等からなる所要の回転駆動機構28によって正逆両方向
に回転駆動される。ここでネジ棒21〜23は本発明に
おけるカム部材として機能する。
【0014】図3はネジ棒21の拡大図である。ネジ棒
21の回転軸Aはシャシに垂直な線Vに対し、ディスク
外周の接線方向において7度傾斜している。従って、デ
ィスク記録面における外周部を支持するためのネジ山3
1及びディスク周縁が挿入され、カム溝として機能する
ネジ谷32は、シャシに対して平行に支持されたディス
クに対してほぼ平行となるため、ディスクを安定に支持
することができる。なお、ネジ棒22、23もネジ棒2
1と同一構成であり、またその回転軸もディスク外周の
接線方向に対して同様に傾斜されているため、その詳細
な説明は省略する。またこの構成により、斜歯ギア24
〜26に駆動ギア27を噛合させることで、ネジ棒21
〜23を同期して回転駆動することができる。
21の回転軸Aはシャシに垂直な線Vに対し、ディスク
外周の接線方向において7度傾斜している。従って、デ
ィスク記録面における外周部を支持するためのネジ山3
1及びディスク周縁が挿入され、カム溝として機能する
ネジ谷32は、シャシに対して平行に支持されたディス
クに対してほぼ平行となるため、ディスクを安定に支持
することができる。なお、ネジ棒22、23もネジ棒2
1と同一構成であり、またその回転軸もディスク外周の
接線方向に対して同様に傾斜されているため、その詳細
な説明は省略する。またこの構成により、斜歯ギア24
〜26に駆動ギア27を噛合させることで、ネジ棒21
〜23を同期して回転駆動することができる。
【0015】上述のネジ棒21〜23、斜歯ギア24〜
26、駆動ギア27及び回転駆動機構29と同一構成の
第2のネジ棒群を構成するネジ棒41〜43、斜歯ギア
44〜46、駆動ギア47及び回転駆動機構48が再生
中のディスク2を挾んだ位置に配置されている。ネジ棒
41〜43においても上述の説明と同様、ディスク外周
の接線方向において7度傾斜した状態でシャシに回転可
能に軸支されることにより、ディスクに対向する部分の
ネジ山及びネジ谷はディスクに対してほぼ平行とされて
いる。
26、駆動ギア27及び回転駆動機構29と同一構成の
第2のネジ棒群を構成するネジ棒41〜43、斜歯ギア
44〜46、駆動ギア47及び回転駆動機構48が再生
中のディスク2を挾んだ位置に配置されている。ネジ棒
41〜43においても上述の説明と同様、ディスク外周
の接線方向において7度傾斜した状態でシャシに回転可
能に軸支されることにより、ディスクに対向する部分の
ネジ山及びネジ谷はディスクに対してほぼ平行とされて
いる。
【0016】ネジ棒21〜23によって支持されたディ
スクを図2に示す再生位置及びこの再生位置を通過して
ネジ棒41〜43によって支持される位置まで移動すべ
く、第3のネジ棒群を構成するネジ棒51〜53が設け
られている。このネジ棒51〜53もネジ棒21〜23
とほぼ同一構成であるが、これらネジ棒51〜53はシ
ャシに対して移動可能とされている。図1及び図2のデ
ィスク再生状態においては、ディスクに係合しない実線
で示す位置に持ち来されているが、ディスクの上下移動
時においては図1における破線で示す位置まで移動し、
ディスクに係合する。
スクを図2に示す再生位置及びこの再生位置を通過して
ネジ棒41〜43によって支持される位置まで移動すべ
く、第3のネジ棒群を構成するネジ棒51〜53が設け
られている。このネジ棒51〜53もネジ棒21〜23
とほぼ同一構成であるが、これらネジ棒51〜53はシ
ャシに対して移動可能とされている。図1及び図2のデ
ィスク再生状態においては、ディスクに係合しない実線
で示す位置に持ち来されているが、ディスクの上下移動
時においては図1における破線で示す位置まで移動し、
ディスクに係合する。
【0017】この破線の位置においては、ネジ棒51〜
53にそれぞれ設けられた斜歯ギア54〜56が、モー
タ等からなる回転駆動機構58により正逆両方向に回転
駆動される駆動ギア57に噛合することにより、ネジ棒
51〜53が回転駆動される。また上述と同様、ネジ棒
51〜53の回転軸も再生位置にあるディスク2の外周
の接線方向に7度傾斜されており、ディスクと対向する
部分のネジ山及びネジ谷はディスク2に対してほぼ平行
とされている。
53にそれぞれ設けられた斜歯ギア54〜56が、モー
タ等からなる回転駆動機構58により正逆両方向に回転
駆動される駆動ギア57に噛合することにより、ネジ棒
51〜53が回転駆動される。また上述と同様、ネジ棒
51〜53の回転軸も再生位置にあるディスク2の外周
の接線方向に7度傾斜されており、ディスクと対向する
部分のネジ山及びネジ谷はディスク2に対してほぼ平行
とされている。
【0018】再生位置にあるディスクを装置1に対して
ローディング/イジェクトするためのディスク移送機構
60は、ディスクの記録面及びこれと対向するレーベル
面における周縁部に接触するよう形成された上下一対の
ガイド板61、62と、このガイド板に挾持されるよう
配置された無端状の駆動ベルト63とからなる。このデ
ィスク移送機構60はモータ等からなる所要の移動機構
67により図の矢印A−B方向に平行移動可能とされて
いる。
ローディング/イジェクトするためのディスク移送機構
60は、ディスクの記録面及びこれと対向するレーベル
面における周縁部に接触するよう形成された上下一対の
ガイド板61、62と、このガイド板に挾持されるよう
配置された無端状の駆動ベルト63とからなる。このデ
ィスク移送機構60はモータ等からなる所要の移動機構
67により図の矢印A−B方向に平行移動可能とされて
いる。
【0019】駆動ベルト63は、駆動プーリ64、従動
プーリ65との間に掛け渡され、モータ等からなるプー
リ駆動機構66によって駆動プーリ64が回転駆動され
る。一方、ディスク移送機構60との間にディスクを挾
持すべく、ディスクガイド機構70が配置される。この
ディスクガイド70機構はディスクの記録面及びこれと
対向するレーベル面における周縁部に接触するよう形成
された上下一対のガイド板71、72と、このガイド板
に挾持されるよう配置され、ディスク周縁が当接される
ガイド壁73からなる。
プーリ65との間に掛け渡され、モータ等からなるプー
リ駆動機構66によって駆動プーリ64が回転駆動され
る。一方、ディスク移送機構60との間にディスクを挾
持すべく、ディスクガイド機構70が配置される。この
ディスクガイド70機構はディスクの記録面及びこれと
対向するレーベル面における周縁部に接触するよう形成
された上下一対のガイド板71、72と、このガイド板
に挾持されるよう配置され、ディスク周縁が当接される
ガイド壁73からなる。
【0020】このディスクガイド機構70はモータ等か
らなる所要の移動機構74により図1の矢印A−B方向
に移動可能とされている。この構成により、駆動ベルト
63とガイド壁73との間にディスクが挾持され、矢印
A−B方向と直交する矢印C−D方向にディスクを移送
させる。
らなる所要の移動機構74により図1の矢印A−B方向
に移動可能とされている。この構成により、駆動ベルト
63とガイド壁73との間にディスクが挾持され、矢印
A−B方向と直交する矢印C−D方向にディスクを移送
させる。
【0021】装置1のフロントパネル80にはディスク
を装脱するためのスリット状の開口81が形成されてお
り、このスリット81を介してディスクを装置1からイ
ジェクト及びローディングする。
を装脱するためのスリット状の開口81が形成されてお
り、このスリット81を介してディスクを装置1からイ
ジェクト及びローディングする。
【0022】以上の構成においてその動作を説明する。
ディスク2を再生している状態を示す上面図及び側面図
である図1及び図2に示すように、ディスク2はその記
録面側に位置するターンテーブル7及びレーベル面側に
位置するクランパ8によってクランプされ、ターンテー
ブル7を回転駆動するスピンドルモータ9によって所要
の回転数で回転される。光学ピックアップ14はピック
アップアーム12に設けられたガイドレール13に沿っ
てディスク2の半径方向に移動可能とされ、ディスク2
にレーザー光を照射してディスク2に記録された情報を
再生する。
ディスク2を再生している状態を示す上面図及び側面図
である図1及び図2に示すように、ディスク2はその記
録面側に位置するターンテーブル7及びレーベル面側に
位置するクランパ8によってクランプされ、ターンテー
ブル7を回転駆動するスピンドルモータ9によって所要
の回転数で回転される。光学ピックアップ14はピック
アップアーム12に設けられたガイドレール13に沿っ
てディスク2の半径方向に移動可能とされ、ディスク2
にレーザー光を照射してディスク2に記録された情報を
再生する。
【0023】ここで、ディスク2の再生状態において、
ディスク2は隣接するディスク3と平面的に完全にオー
バーラップしているが、図2に示すようにディスク3と
4との間隔に比べてディスク2と3との間隔は大きくさ
れているため、回転中のディスク2の面振れ等によるデ
ィスク2と3との接触が防止される。
ディスク2は隣接するディスク3と平面的に完全にオー
バーラップしているが、図2に示すようにディスク3と
4との間隔に比べてディスク2と3との間隔は大きくさ
れているため、回転中のディスク2の面振れ等によるデ
ィスク2と3との接触が防止される。
【0024】ディスク2をイジェクトする場合は、移動
機構67及び74によりディスク移送機構60が図1に
おける矢印A方向、ディスクガイド機構70が矢印B方
向に夫々平行移動され、ディスク2が駆動ベルト63と
ガイド壁73によって挾持される。その後、アーム駆動
機構16によりクランプアーム10とピックアップアー
ム12を互いに離間する方向に移動させてディスク2の
クランプを解除した後、アーム回転機構15によりクラ
ンプアーム10とピックアップアーム12を軸11を中
心として図1における反時計方向に回転させ、クランプ
アーム10及びピックアップアーム12をディスク2に
オーバーラップしない位置まで移動させる。
機構67及び74によりディスク移送機構60が図1に
おける矢印A方向、ディスクガイド機構70が矢印B方
向に夫々平行移動され、ディスク2が駆動ベルト63と
ガイド壁73によって挾持される。その後、アーム駆動
機構16によりクランプアーム10とピックアップアー
ム12を互いに離間する方向に移動させてディスク2の
クランプを解除した後、アーム回転機構15によりクラ
ンプアーム10とピックアップアーム12を軸11を中
心として図1における反時計方向に回転させ、クランプ
アーム10及びピックアップアーム12をディスク2に
オーバーラップしない位置まで移動させる。
【0025】引き続き、プーリ駆動機構66により駆動
プーリが図1における時計方向に回転し、駆動ベルト6
3によりディスク2を反時計方向に回転させながら図1
における矢印D方向に移送し、フロントパネル80に形
成されたスリット81からディスク2の約半分が露呈す
るイジェクト位置に持ち来し、ディスク2を取り出すこ
とが可能となる。このディスク2のイジェクト状態を示
す上面図を図4に示す。
プーリが図1における時計方向に回転し、駆動ベルト6
3によりディスク2を反時計方向に回転させながら図1
における矢印D方向に移送し、フロントパネル80に形
成されたスリット81からディスク2の約半分が露呈す
るイジェクト位置に持ち来し、ディスク2を取り出すこ
とが可能となる。このディスク2のイジェクト状態を示
す上面図を図4に示す。
【0026】なお、この移送時においてディスク2の周
縁はディスク移送機構60に設けられた上下のガイド板
61、62及びディスクガイド機構70に設けられた上
下のガイド板71、72によって支持され、移送中にお
けるディスク2の姿勢が不安定にならないようにされて
いる。
縁はディスク移送機構60に設けられた上下のガイド板
61、62及びディスクガイド機構70に設けられた上
下のガイド板71、72によって支持され、移送中にお
けるディスク2の姿勢が不安定にならないようにされて
いる。
【0027】また、再生状態のディスクをディスク2か
らディスク4に交換する場合は、ネジ棒51〜53を図
1における実線の位置から破線の位置まで移動させ、デ
ィスク2及び3の周縁をネジ棒2で支持した後、アーム
駆動機構16によりクランプアーム10とピックアップ
アーム12を互いに離間する方向に移動させてディスク
2のクランプを解除する。その後、アーム回転機構15
によりクランプアーム10とピックアップアーム12を
軸11を中心として図1における反時計方向に回転さ
せ、クランプアーム10及びピックアップアーム12を
ディスク2にオーバーラップしない位置まで移動させ
る。この状態を上面図及び側面図である図5及び図6に
示す。
らディスク4に交換する場合は、ネジ棒51〜53を図
1における実線の位置から破線の位置まで移動させ、デ
ィスク2及び3の周縁をネジ棒2で支持した後、アーム
駆動機構16によりクランプアーム10とピックアップ
アーム12を互いに離間する方向に移動させてディスク
2のクランプを解除する。その後、アーム回転機構15
によりクランプアーム10とピックアップアーム12を
軸11を中心として図1における反時計方向に回転さ
せ、クランプアーム10及びピックアップアーム12を
ディスク2にオーバーラップしない位置まで移動させ
る。この状態を上面図及び側面図である図5及び図6に
示す。
【0028】引き続き回転駆動機構58によって駆動ギ
ア57が反時計方向に回転され、ネジ棒51〜53の時
計方向の回転によりディスク2及び3を上方へ移動さ
せ、ディスク2がネジ棒51〜53と嵌合している状態
からネジ棒41〜43に嵌合する位置まで移動させる。
この状態においては、ディスク3は図6に示すディスク
2の位置、即ち再生位置に持ち来されている。
ア57が反時計方向に回転され、ネジ棒51〜53の時
計方向の回転によりディスク2及び3を上方へ移動さ
せ、ディスク2がネジ棒51〜53と嵌合している状態
からネジ棒41〜43に嵌合する位置まで移動させる。
この状態においては、ディスク3は図6に示すディスク
2の位置、即ち再生位置に持ち来されている。
【0029】引き続き回転駆動機構48による駆動ギア
47の反時計方向の回転に伴いネジ棒41〜43が時計
方向に回転し、ディスク2を更に上方へ移動するのと同
時に回転駆動機構58による駆動ギア57の反時計方向
の回転に伴いネジ棒51〜53が時計方向に回転し、デ
ィスク3をネジ棒51〜53と嵌合している状態からネ
ジ棒41〜43に嵌合する位置まで移動させる。更に、
回転駆動機構28による駆動ギア27の反時計方向の回
転に伴いネジ棒21〜23が時計方向に回転し、ディス
ク4をネジ棒21〜23と嵌合している状態からネジ棒
51〜53に嵌合する位置まで移動させる。
47の反時計方向の回転に伴いネジ棒41〜43が時計
方向に回転し、ディスク2を更に上方へ移動するのと同
時に回転駆動機構58による駆動ギア57の反時計方向
の回転に伴いネジ棒51〜53が時計方向に回転し、デ
ィスク3をネジ棒51〜53と嵌合している状態からネ
ジ棒41〜43に嵌合する位置まで移動させる。更に、
回転駆動機構28による駆動ギア27の反時計方向の回
転に伴いネジ棒21〜23が時計方向に回転し、ディス
ク4をネジ棒21〜23と嵌合している状態からネジ棒
51〜53に嵌合する位置まで移動させる。
【0030】更に回転駆動機構58による駆動ギア57
の反時計方向の回転に伴いネジ棒51〜53が時計方向
に回転し、ディスク4を再生位置に移動させる。このデ
ィスク4が再生位置に移動した状態を図7に示す。
の反時計方向の回転に伴いネジ棒51〜53が時計方向
に回転し、ディスク4を再生位置に移動させる。このデ
ィスク4が再生位置に移動した状態を図7に示す。
【0031】なお、ネジ棒41〜43に支持されたディ
スク2を再度再生する際には、上述と逆の動作によりデ
ィスク2を再生位置まで移動すれば良いものであり、こ
の場合、ネジ棒21〜23、41〜43及び51〜53
は回転駆動機構28、48、58により逆方向に回転駆
動される。
スク2を再度再生する際には、上述と逆の動作によりデ
ィスク2を再生位置まで移動すれば良いものであり、こ
の場合、ネジ棒21〜23、41〜43及び51〜53
は回転駆動機構28、48、58により逆方向に回転駆
動される。
【0032】上述の実施例におけるネジ棒21〜23、
41〜43及び51〜53はシャシに対して7度傾けて
配置されているが、この角度はネジ棒の太さ、ネジ山の
ピッチ等に応じて変化するものであり、ネジ棒の設計に
応じて適宜変更されるものである。また、ネジ棒21〜
23はその外周面に螺旋状のカム溝が形成されていれば
良いものであり、その形状は適宜変更可能である。
41〜43及び51〜53はシャシに対して7度傾けて
配置されているが、この角度はネジ棒の太さ、ネジ山の
ピッチ等に応じて変化するものであり、ネジ棒の設計に
応じて適宜変更されるものである。また、ネジ棒21〜
23はその外周面に螺旋状のカム溝が形成されていれば
良いものであり、その形状は適宜変更可能である。
【0033】また、上述の実施例においては再生位置か
らイジェクト位置までディスクが駆動ベルト63によっ
て移動したが、本発明はこれに限定されることなく、例
えばディスクの記録面及びレーベル面を挾持する一対の
ローラによって移送することも可能であり、種々の態様
を取り得る。
らイジェクト位置までディスクが駆動ベルト63によっ
て移動したが、本発明はこれに限定されることなく、例
えばディスクの記録面及びレーベル面を挾持する一対の
ローラによって移送することも可能であり、種々の態様
を取り得る。
【0034】更に上述の実施例においては、3個のネジ
棒を1組とし、これによりディスクをその回転軸方向に
移動させたが、ネジ棒に限らず例えばベルトによりディ
スクを上下移動することも可能であるなど、装置内でデ
ィスクをその回転軸方向に移動する機構は種々採用する
ことができる。
棒を1組とし、これによりディスクをその回転軸方向に
移動させたが、ネジ棒に限らず例えばベルトによりディ
スクを上下移動することも可能であるなど、装置内でデ
ィスクをその回転軸方向に移動する機構は種々採用する
ことができる。
【0035】
【発明の効果】以上のごとく、本発明によれば部品点数
が少なくコスト的に優れ、また小型のディスク再生装置
を提供することが可能となる。
が少なくコスト的に優れ、また小型のディスク再生装置
を提供することが可能となる。
【図1】ディスク2を再生している状態における上面
図。
図。
【図2】図1における側面図。
【図3】ネジ棒21の拡大図。
【図4】ディスク2のイジェクト状態を示す上面図。
【図5】ディスク2のクランプを解除し、クランプアー
ム10及びピックアップアーム12をディスク2にオー
バーラップしない位置まで移動させた状態における上面
図。
ム10及びピックアップアーム12をディスク2にオー
バーラップしない位置まで移動させた状態における上面
図。
【図6】図5の状態における側面図。
【図7】ディスク4を再生位置に持ち来した状態におけ
る側面図。
る側面図。
1 ディスク再生装置 2〜6 ディスク 7 ターンテーブル 8 クランパ 10 クランプアーム 12 ピックアップアーム 14 光学ピックアップ 21〜23 ネジ棒 41〜43 ネジ棒 51〜53 ネジ棒 60 ディスク移送機構 70 ディスクガイド機構
Claims (3)
- 【請求項1】複数枚のディスクを同軸的に収納するディ
スク収納位置からディスクを取り出すことなく、該ディ
スク収納位置内において前記ディスクをその回転軸方向
に移動して所要のディスクを再生位置に持ち来たし、再
生を行うディスク再生装置であり、 前記再生位置にあるディスクの一方のディスク面側に配
置されて複数枚のディスクを支持し、互いの相対位置が
変化することなく前記回転軸方向に移動させる第1のデ
ィスク支持移動手段と、 前記再生位置にあるディスクの他方のディスク面側に配
置されて複数枚のディスクを支持し、互いの相対位置が
変化することなく前記回転軸方向に移動させる第2のデ
ィスク支持移動手段と、 前記第1及び第2のディスク支持移動手段によって支持
された前記複数のディスクの間に位置し、前記複数のデ
ィスクの中から一のディスクを前記再生位置において再
生する再生手段とからなることを特徴とするディスク再
生装置。 - 【請求項2】前記第1及び第2のディスク支持移動手段
は、ディスク周縁が挿入される螺旋状のカム溝を有する
回転体であることを特徴とする請求項2に記載のディス
ク再生装置。 - 【請求項3】前記第1又は第2のディスク支持移動手段
によって支持された一のディスクをその回転軸方向に移
動し、前記再生位置に移動する第3のディスク支持移動
手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のディス
ク再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15770796A JPH09320166A (ja) | 1996-05-28 | 1996-05-28 | ディスク再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15770796A JPH09320166A (ja) | 1996-05-28 | 1996-05-28 | ディスク再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09320166A true JPH09320166A (ja) | 1997-12-12 |
Family
ID=15655622
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15770796A Pending JPH09320166A (ja) | 1996-05-28 | 1996-05-28 | ディスク再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09320166A (ja) |
-
1996
- 1996-05-28 JP JP15770796A patent/JPH09320166A/ja active Pending
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