JPH09320163A - カートリッジ判別機構を備えたオートチェンジャ - Google Patents

カートリッジ判別機構を備えたオートチェンジャ

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JPH09320163A
JPH09320163A JP8138890A JP13889096A JPH09320163A JP H09320163 A JPH09320163 A JP H09320163A JP 8138890 A JP8138890 A JP 8138890A JP 13889096 A JP13889096 A JP 13889096A JP H09320163 A JPH09320163 A JP H09320163A
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JP8138890A
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Mutsushi Tsuchiya
睦志 土屋
Hideshi Ichikawa
英志 市川
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Kodak Digital Product Center Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 適用対象であるカートリッジ及びその使用態
様の判別を行うことにより、確実な管理等を実現するこ
とができるカートリッジ判別機構を備えたオートチェン
ジャを提供する。 【解決手段】 ラック2側に対向しつつ昇降移動する可
動台30に、挿入されたカートリッジPCRを水平搬送
するための水平搬送部38が設けられている。水平搬送
部38の両側の所定位置には、カートリッジPCRの搬
送方向(x方向)に沿って複数個のフォトインタラプタ
PD1〜PD3が設けられている。規格化されたカート
リッジPCRに形成されている貫通孔8,10及びライ
トプロテクト機構のノッチ12,14の開閉の有無をフ
ォトインタラプタPD1〜PD3で検出し、各検出信号
の相互の変化パターンに基づいて、適用対象のカートリ
ッジPCRの判別及び書込み禁止又は書込み可能かの使
用の態様を判別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カートリッジ式の
記録媒体を複数個収納するオートチェンジャに関し、特
に、外部から新たに装着される記録媒体の種類や使用態
様等を自動的に判別するカートリッジ判別機構を有する
オートチェンジャに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、映像機器やオーディオ機器あいは
コンピュータ搭載機器等に用いられるカートリッジ式の
記録媒体(以下、カートリッジという)の実用化が進
み、映像情報や音楽情報あるいはコンピュータプログラ
ム等々の多種多様な情報をこれらの機器で扱うことが可
能になった。
【0003】しかし、1個のカートリッジでは記録又は
再生し得る情報量に限界があるため、多数のカートリッ
ジを収納し得るオートチェンジャーが開発され、前記種
々の機器にこのオートチェンジャを接続することによ
り、必要なカートリッジを自動的に検索したり保管する
等の機能を飛躍的に向上させ、膨大な情報量を自動的に
処理することが可能になった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記記録媒
体には、例えば、相変化型光ディスク(PCR)、フレ
キシブルディスク(FD)、光磁気ディスク(MO)
等、様々な種類(規格)のカートリッジが実用化されて
いる。
【0005】オートチェンジャにあっては、カートリッ
ジの検索及び保管あるいは記録再生等を確実に行うため
には、予め決められた適用対象となるカートリッジを判
別し、他種類の記録媒体は適用対象から除外する必要が
ある。
【0006】また、適用対象のカートリッジであって
も、ユーザーが書込み禁止や書込み可能等の使用態様を
設定することができる所謂ライトプロテクト機構がカー
トリッジケースの一端に設けられている。
【0007】このように、オートチェンジャにあって
は、適用対象のカートリッジを判別すると同時に、その
カートリッジの使用態様をも識別する必要がある。
【0008】本発明は、このような課題に鑑みてなされ
たものであり、適用対象であるカートリッジ及びその使
用態様の判別を行うことにより、確実な管理等を実現す
ることができるカートリッジ判別機構を備えたオートチ
ェンジャを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明のオートチェンジャにあっては、カー
トリッジを搬送する搬送機構と、前記カートリッジ搬送
機構による前記カートリッジの搬送方向に沿って設けら
れた複数個の光学検出素子と、前記光学検出素子から出
力され、前記カートリッジの搬送に伴う前記光学検出素
子の遮光の有無に応じて変化する検出信号に基づいて予
め決められた前記カートリッジの固有形状を識別する判
断手段とを具備する構成とした。
【0010】また、前記判断手段は、前記固有の形状を
識別することにより、前記カートリッジの使用態様を判
定する構成とした。
【0011】
【実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図面と共
に説明する。本実施の形態では、レーザー光による加熱
後の冷却速度の違いにより媒体の結晶の相変化に伴う反
射率の変化に基づいて情報の記録がなされる、所謂PC
Rディスク媒体(図示せず)を収容したカートリッジを
適用対象とするオートチェンジャを例にとって説明す
る。
【0012】図1は本実施の形態に係るオートチェンジ
ャの要部構造を部分的に示す斜視図、図2はオートチェ
ンジャの制御部の構成を示すブロック図、図3はカート
リッジ判別機構の構造及び作動を説明するための説明図
である。尚、図1及び図3において、説明の都合上、カ
ートリッジPCRの搬送方向をx方向、x方向に対して
直交する方向をy方向及びz方向とする直交座標を用い
ることとする。
【0013】図1において、このオートチェンジャは、
複数のカートリッジPCRを収納するラック2と、カー
トリッジPCR中に収容されているディスク媒体への情
報の書込み及び読取りを行う録再装置4とが匡体(図示
せず)内に設けられている。
【0014】本実施の形態のオートチェンジャに適用さ
れるカートリッジPCRは、矩形状のシェルを重ね合わ
せて成るカートリッジケース6内に上記PCRディスク
媒体(図示せず)が収容されている。
【0015】カートリッジケースの外観形状はディスク
媒体の種類によらず一見して同じである。しかし、カー
トリッジケースには、カートリッジケースを録再装置に
装着した際の位置決めを図るために録再装置側に設けた
位置決め用のピンに嵌合する位置決め用の孔などが形成
されているが、この孔などの形成位置や形状などは、デ
ィスク媒体の種類毎に規格化されて相違している。
【0016】本実施の形態では、PCRディスク媒体が
収容されたカートリッジに対応したオートチェンジャを
例にとって説明しているが、このカートリッジケース6
にあっては、第1図及び図3に示す如く、搬送方向xに
対応して直交するy方向の所定部所に一対の円形の貫通
孔8,10が位置決め用の貫通孔として穿設されてい
る。
【0017】また、貫通孔8,10から所定間隔をおい
て一対の矩形状の貫通穴(以下、ノッチという)12,
14が穿設されると共に、各ノッチ12,14には、x
方向に摺動可能なスイッチ片16,18が設けられてお
り、かかる構成によって所謂ライトプロテクト機構が実
現されている。
【0018】ここで、例えば、2DDと2HDのFD用
カートリッジの外観形状について図4と図5に基づいて
説明する。図4は2DDのFD用のカートリッジケース
を裏面側から見た図であり、位置決め用の有底穴aをカ
ートリッジケースの挿入方向前端側に、また、ノッチb
1とスイッチ片b2とから構成されるライトプロテクト
機構bを後端の右端に設けた外観形状となっている。他
方、図5は2HDのFD用のカートリッジケースを同じ
く裏面側から見た図であり、位置決め用の有底穴cとラ
イトプロテクト機構(ノッチb1’とスイッチ片b
2’)dとが設けられる位置は2DDと同じであるが、
貫通孔eをライトプロテクト機構d(と略対称の左側の
位置に形成して2DDのカートリッジケースと外観形状
を相違させている。
【0019】カートリッジケースの外観形状は、ディス
ク媒体によらず一見するだけでは同じであるが、上述し
たように細部で相違し、ディスク媒体の種類に対応した
固有の形状を有している。
【0020】再び本実施の形態の図1及び図3に戻っ
て、x方向に対して左側に設けられたノッチ12及びス
イッチ片16がディスク媒体のB面(図においては下
面)のライトプロテクト機構、ノッチ14及びスイッチ
片18がA面(図においては上面)のプロテクト機構で
ある。
【0021】図6及び図7に基づき、B面側のライトプ
ロテクト機構の動作を説明する。図6に示すように、ス
イッチ片16が後端側に偏位しているときは、ノッチ1
2は閉じられた状態でありB面が書込み可能に設定さ
れ、逆に図7に示すように、スイッチ片16が前端側に
偏位しているときは、ノッチ12の後端側が開かれた状
態でありB面が書込み禁止に設定される。
【0022】A面側のライトプロテクト機構においても
同様に、スイッチ片18によってノッチ14が閉じられ
た状態ではA面が書込み可能に設定され、逆にノッチ1
4が開かれた状態ではA面が書込み禁止に設定される。
【0023】かかるカートリッジPCRが録再装置4に
装着されると、カートリッジケース6に摺動可能に設け
られているスライド扉24が開かれて前記ディスク媒体
の一部を露出させることにより、記録又は再生が可能と
なる。
【0024】ラック2は、カートリッジPCRが挿入さ
れる側に向けて開口しており、カートリッジPCRを1
個ずつ独立に収納するための多数個のスロット26がz
方向に沿って多段形成されている。各スロットル26
は、図2に示す制御ユニット68によって番号付けがな
され、各スロットのカートリッジPCRの収納の有無や
スロットに収納されたカートリッジの使用態様等を自動
的に管理されるようになっている。
【0025】録再装置4は、前記ラック2の各スロット
26と同じ方向に向けられた挿入口28を介して1個の
カートリッジPCRを着脱するようになっている。
【0026】図1中には示さないが、前記匡体に設けら
れたフロントパネルには、当該オートチェンジャに新た
なカートリッジPCRを挿入したり、既に収納されてい
るカートリッジPCRを排出するための投入口が設けら
れている。
【0027】ラック2及び録再装置4と前記フロントパ
ネル背面との間の空間には、前記投入口を介して新たに
挿入されたカートリッジPCRを特定の空きスロット2
6へ搬送して収納させたり、既に特定スロット26に収
納されているカートリッジPCRを引き出して前記投入
口から排出させる搬送機構30が設けられている。
【0028】搬送機構30は、z方向に立設された2本
のシャフト32,34と、これらのシャフト32,34
にz方向に摺動可能に支承された略矩形状の可動台36
と、可動台36に揺動可能に支持された水平搬送部38
を備えている。
【0029】可動台36の一端には、昇降用モータ(図
示せず)によってz方向に移動するタイミングベルト4
0の一端が固定され、図2の制御ユニット68の指令に
従って前記昇降用モータが正転又は逆転するのに伴って
タイミングベルト40が上方又は下方へ移動することに
より、可動台36及び水平搬送部38をシャフト32,
34に支持しつつ昇降させる。この昇降動作により、水
平搬送部38を制御ユニット68で指定された番地のス
ロット26や録再装置4に対向させる。
【0030】水平搬送部38は、図中のxy平面と平行
で相互にz方向に所定間隔をおいて対向する一対の対向
平板42,44を有し、これらの対向平板42,44に
て画成された隙間内をカートリッジPCRがx方向に進
退移動するようになっている。
【0031】一方の対向平板42の一端には、y方向沿
って一対の貫通穴が形成され、フィードローラ46がこ
れらの貫通穴を介して他方の対向平板44に対向配置さ
れている。フィードローラ46は、対向平板42の一端
に固定されたフィード用モータ48にて正転又は逆転す
ることにより、対向平板42,44の隙間内に存在する
カートリッジPCRを、ラック2又は録再装置4側へ搬
送したり、前記フロントパネルの投入口側へ逆搬送す
る。
【0032】更に、対向平板42,44のラック2側の
左右側端には、ギヤ機構50aとアーム部材50b及び
ローディング用モータ(図示せず)、アーム部材50に
立設されたローラー50c,50d等から成るローディ
ング機構50が設けられている。尚、図1中には、左側
のローディング機構のみ示されている。
【0033】かかるローディング機構50は、新たに挿
入されたカートリッジPCRが前記対向平板42,44
間の隙間に挿入されフィードローラ46にてラック2又
は録再装置4側に水平搬送されると、前記ローディング
用モータの駆動力によりギヤ機構50aが作動すると共
にアーム部材50b及びローラー50c,50dが前記
隙間内へ揺動して、カートリッジPCRの後端を押圧す
ることにより、カートリッジPCRをスロット26又は
録再装置4に確実に装着させる。
【0034】一方、スロット26又は録再装置4に既に
収納されているカートリッジPCRを引き出すときは、
前記ローディング用モータの逆回転の駆動力によりギヤ
機構50aが作動すると共にアーム部材50b及びロー
ラー50c,50dが逆方向に揺動することによって、
カートリッジPCRの両側端を挟みながら対向平板4
2,44間の隙間内へ引き出し、逆回転しているフィー
ドローラ46との協働にて排出を行わせる。
【0035】更に、対向平板42の上端には、x方向に
沿って対向する支持部52,54が設けられ、これらの
支持部52,54を介して可動台36に揺動可能に支持
されている。
【0036】一方の支持部54の外側端には半月ギヤ5
6が成形されている。可動台36の一端には、半月ギヤ
56に噛合するギヤ機構58と、これらのギヤ機構58
を駆動する搬送部回転用モータ60が設けられている。
【0037】搬送部回転モータ60が所定方向に回転す
ると、半月ギヤ56とギヤ機構58との噛合によって、
支持部52,54の軸心を中心にして、可動台36の下
側に位置する水平搬送部38を揺動させて、可動台36
の上側に裏返った状態で配置させる。
【0038】また、上記の如く水平搬送部38が可動台
36の上側に裏返った状態に位置するときに、搬送部回
転用モータ60を逆回転させると、半月ギヤ56とギヤ
機構58との噛合によって、支持部52,54の軸心を
中心にして、水平搬送部38を上記とは逆方向に揺動さ
せて、図1に示す如く水平搬送部38を可動台36の下
側に配置させる。
【0039】対向平板42の左右両端には、支持部5
2,54の軸心から等距離の部分に一対の係止爪62,
64が突設され、可動台36の一端には、これらの係止
爪62,64が係止する係止穴66が形成されている。
【0040】図1に示す如く、水平搬送部38が可動台
36の下側に位置するときは、一方の係止爪64が下側
から係止穴66に係止することにより、水平搬送部38
を可動台36に固定して平衡状態を保持し、前述の如く
水平搬送部38が可動台36の上側に裏返る場合は、係
止爪62が上側から係止穴66に係止することによっ
て、水平搬送部38を可動台36に固定して平行状態を
保持するようになっている。
【0041】このように、水平搬送部38を揺動させる
ことで次の如き処理を可能にしている。例えば、ユーザ
ーがカートリッジPCRのA面を上向きにして挿入すべ
きところ、B面を上向きにして挿入した場合に、水平搬
送部38を可動台36の上側へ裏返すことにより、カー
トリッジPCRのA面を上側に向け、スロット26又は
録再装置4に対して常にA面を上側に向けて装着するこ
と等ができる。
【0042】ここで、水平搬送部38が、可動台36の
上側あるいは下側いずれの側に位置するのかを検出する
ための構成について説明する。可動台36の略中程に投
受光部をy方向に配置してなる第4,第5のフォトイン
タラプタPD4,PD5がx方向に並べて設けられてい
る。また、対向平板42の上側のy方向の左側に水平搬
送部38が可動台36の上側に位置するときにフォトイ
ンタラプタPD4を遮光するように遮光部材Q1を、更
に、y方向の右側端に水平搬送部38が可動台36の下
面側に位置するときにフォトインタラプタPD5を遮光
するように遮光部材(図示せず)が設けられている。し
たがって、水平搬送部38が可動台36の上下側のいず
れの側にあるかによりフォトインタラプタPD4,PD
5の作動状態が異なるため、この作動状態を検出するこ
とにより、水平搬送部38の可動台36に対する上下位
置を検出することができる。
【0043】対向平板42,44の右側端の所定の位置
には、カートリッジPCRの通過を光学的に検出する第
2のフォトインタラプタPD2が設けられている。ま
た、対向平板42,44の左側端の所定の位置には、x
方向に沿って第1のフォトインタラプイタPD1及び第
3のフォトインタラプタPD3が設けられている。
【0044】尚、図3に示す如く、第1〜第3のフォト
インタラプタPD1〜PD3は、カートリッジPCRに
設けられている貫通穴8,10及びノッチ12,14の
x方向の間隔に対応して、所定間隔及び配置にて設けら
れている。具体的には、第3のフォトインタラプタPD
3が、カートリッジPCRの挿入側に最も近い位置に設
けられ、次に第2のフォトインタラプタPD2、第1の
フォトインタラプタPD1の順で配置されている。
【0045】このような機械的構成を有するオートチェ
ンジャには、図2示す如きマイクロコンピュータシステ
ムから成る制御部が内蔵されている。
【0046】図2において、マイクロプロセサ(MP
U)にて所定のプログラム制御を行う制御ユニット68
は、第1〜第5のフォトインタラプタPD1〜PD5の
検出信号を入力し、これらの検出信号に基づいてカート
リッジPCRの挿入の有無やその種類、及び水平搬送部
38の可動台36に対する上下位置等を判定する。ま
た、制御ユニット68には、前記フィード用モータ48
を駆動制御するための駆動回路70と、前記ローディン
グ機構50のローディング用モータを駆動制御するため
の駆動回路72と、水平搬送部38を揺動させるための
搬送部回転用モータ60を駆動制御する駆動回路74、
タイミングベルト40を上下移動させるための昇降用モ
ータを駆動制御する駆動回路76、録再装置4が接続さ
れている。
【0047】また、制御ユニット68には、所謂パーソ
ナルコンピュータ等の外部機器と接続するインタフェー
ス回路72が接続されている。外部機器からインターフ
ェース回路72を介して制御ユニット68に供給される
制御命令に基づいて、新規に挿入されたカートリッジP
CRを空いたスロット26に収納したり、既に収納され
ているカートリッジPCRを引き出したり、外部機器か
ら転送されてくる書込みデータを録再装置4に装着され
ているカートリッジPCRに書き込んだり、録再装置4
に装着されているカートリッジから読取ったデータを外
部機器へ転送する等の処理を行う。
【0048】図3において、カートリッジPCRが挿入
されないときは、全てのフォトインタラプタPD1〜P
D3が遮光状態とならないので、これらから出力される
全ての検出信号の論理レベルは“H”となる。
【0049】一方、カートリッジPCRがフロントパネ
ルの投入口を介して水平搬送部38の対向平板42,4
4間に挿入されると、最初に第3のフォトインタラプタ
PD3がカートリッジPCRの先端にて遮光されること
により、その検出信号が論理“H”から“L”に反転
し、次に第2のフォトインタラプタPD2の検出信号、
その次に第1のフォトインタラプタPD1の検出信号の
順で論理“H”から“L”に反転する。更に、貫通孔
8,10とノッチ12,14の開口の有無によっても、
これらの検出信号の論理レベルが反転することとなる。
【0050】次に図4、図5及び図8に従ってフォトイ
ンタラプタPD1〜PD3の検出信号に基づいてカート
リッジケースの種類等の判定について説明する。
【0051】尚、図4及び図5は、説明の簡単化のため
に、第1図及び第3図に示すように、水平搬送部38が
可動台36の下側に位置する状態で、カートリッジをA
面側を上面にして装填する場合を例にとっている。
【0052】図8は、フォトインタラプタPD1〜PD
3の各検出信号の波形を示す。同図(a)は、ノッチ1
2及び14が共に閉じられた状態、即ち、AB面が共に
書込み可能状態に設定されたカートリッジPCRが挿入
されたときの各検出信号の波形を示す。同図(b)は、
ノッチ12が閉じられノッチ14が開かれた状態、即
ち、A面が書込み禁止、B面が書込み可能の状態に設定
されたカートリッジPCRが挿入されたときの各検出信
号の波形を示す。同図(c)は、ノッチ12が開かれノ
ッチ14が閉じられた状態、即ち、A面が書込み可能、
B面が書込み禁止の状態に設定されたカートリッジPC
Rが挿入されたときの各検出信号の波形を示す。同図
(d)は、ノッチ12,14が共に開かれた状態、即
ち、AB面が共に書込み禁止の状態に設定されたカート
リッジPCRが挿入されたときの各検出信号の波形を示
している。
【0053】これらの図(a)〜(d)において、時点
tinにおいてカートリッジPCRの先端にて第3のフォ
トインタラプタPD3が遮光された後、時点tsにおい
て第1のフォトインタラプタPD1が遮光されるとフィ
ードローラ46の回転が開始する。
【0054】しばらくの期間中(ts〜t1)は、カート
リッジPCRにより全てのフォトインタラプタPD1〜
PD3が遮光され、これらの検出信号の論理は“L”と
なる。
【0055】次に、第3のフォトインタラプタPD3を
貫通孔8が通過することにより、その検出信号が論理
“L”、“H”、“L”に変化し(期間t1〜t2)、再
び全ての検出信号が論理“L”となる(期間t2〜t
3)。
【0056】次に、第2のフォトインタラプタPD2を
貫通穴10が通過することにより、その検出信号が論理
“L”、“H”、“L”に変化する(期間t3〜t4)。
【0057】時点tsから時点t4までの各検出信号の変
化パターンを制御ユニット68が解析し、図示の変化パ
ターンを検出すると、適用対象のカートリッジPCRが
挿入されたと判断する。かかる変化パターン以外のパタ
ーンが検出された場合には、適用外の記録媒体が挿入さ
れたと判断して、フィードローラ46を逆回転すること
により、投入口を介して返送する。
【0058】次に、時点t4において、適用対象のカー
トリッジPCRと判定した後、同図(a)〜(d)の期
間t4〜teにおいて、ノッチ12,14の開閉の有無に
応じた各検出信号の変化パターンに基づいて、書込禁止
か書込可能かの判定が行われる。尚、時点teは、カー
トリッジPCRの後端が第3のフォトインタラプタPD
3を通過した時点である。
【0059】図8(a)に示す如く、ノッチ12,14
の閉じられたカートリッジPCRが挿入された場合に
は、期間t4〜t5においては、全てのフォトインタラプ
タPD1〜PD3の検出信号が論理“L”のままとな
り、期間t5〜teにおいては、貫通孔8の通過に伴って
第1のフォトインタラプタPD1の検出信号のみが論理
“H”に反転する。制御ユニット68は、期間t4〜te
におけるこれらの検出信号の相互の変化パターンを解析
することにより、AB面が共に書込可能に設定されてい
ると判断する。
【0060】図8(b)に示す如く、ノッチ12が閉じ
られノッチ14が開かれたカートリッジPCRが挿入さ
れた場合には、期間t4〜t5においては、全てのフォト
インタラプタPD1〜PD3の検出信号が論理“L”の
ままとなり、期間t5〜teにおいては、貫通孔8の通過
に伴って第1のフォトインタラプタPD1の検出信号が
論理“H”となり、次に、ノッチ14の通過に伴って第
2のフォトインタラプタPD2の検出信号が論理“H”
となる(時点t5')。制御ユニット68は、期間t4〜
teにおけるこれらの検出信号の相互の変化パターンを
解析することにより、A面が書込み禁止、B面が書込み
可能に設定されていると判断する。
【0061】図8(c)に示す如く、ノッチ12が開か
れノッチ14が閉じられたカートリッジPCRが挿入さ
れた場合には、期間t4〜t5においては、第1,第2の
フォトインタラプタPD1,PD2の検出信号が論理
“L”のままになるのに対し、第3のフォトインタラプ
タPD3の検出信号がノッチ12の通過に伴って論理
“H”となる。期間t5〜teにおいては、第2,第3の
フォトインタラプタPD2,PD3の検出信号が論理
“L”、第1のフォトインタラプタPD1の検出信号が
貫通孔8の通過に伴って論理“H”となる。制御ユニッ
ト68は、期間t4〜teにおけるこれらの検出信号の相
互の変化パターンを解析することにより、A面が書込み
可能、B面が書込み禁止に設定されていると判断する。
【0062】図8(d)に示す如く、ノッチ12及び1
4が共に開かれたカートリッジPCRが挿入された場合
には、期間t4〜t5においては、第1,第2のフォトイ
ンタラプタPD1,PD2の検出信号が論理“L”のま
まになるのに対し、第3のフォトインタラプタPD3の
検出信号がノッチ12の通過に伴って論理“H”とな
る。期間t5〜teにおいては、第1のフォトインタラプ
タPD1の検出信号が貫通孔8の通過に伴って論理
“H”となり、次に、第2のフォトインタラプタPD2
の検出信号がノッチ14の通過に伴って論理“H”とな
る(時点t5')。制御ユニット68は、期間t4〜teに
おけるこれらの検出信号の相互の変化パターンを解析す
ることにより、AB面が共に書込み禁止に設定されてい
ると判断する。
【0063】このように、制御ユニット68は、コンピ
ュータプログラムにて予め決められている所定アルゴリ
ズムに基づいて、第1〜第3のフォトインタラプタPD
1〜PD3の検出信号の変化パターンを解析することに
より、適用対象のカートリッジPCRの判別及び、AB
面の書込み禁止と書込可能の使用態様を判断する。そし
て、時点teにおいてフィードローラ46を一旦停止す
ることにより、カートリッジPCRの水平搬送を停止さ
せ、外部機器からインタフェース回路72を介して制御
ユニット68へ転送される所定の制御命令に基づいて、
可動台36を特定のスロット26又は録再装置4に対向
させるように昇降制御し、次に、再びフィードローラ4
6を回転させると共にローディング機構50によってカ
ートリッジPCRを上記スロット26又は録再装置4に
挿入させ、再びフィードローラ46を停止させて、新規
なカートリッジPCRの収納制御を完了する。
【0064】更に、図9のフローチャートに基づいて、
適用対象のカートリッジPCRと多種類の記録媒体との
判別処理の具体例を説明する。尚、主として、ステップ
S100〜S180及びS300,S310の処理によ
り適用外の記録媒体を判別し、ステップS190〜S2
90の処理により、カートリッジPCRの判別及び書込
み禁止と書込み可能の判別を行うようになっている。
【0065】図9において、ステップS100及びS1
10では、図8(a)〜(d)中の時点tinの判定処理
を行う。時点tin以前の状態では、未だカートリッジP
CR等が挿入されていないと判断し、ステップS100
の処理を繰り返すこととなる。
【0066】ステップS100において第1のフォトイ
ンタラプタPD1が遮光され、ステップS110におい
て第3のフォトインタラプタPD3の遮光状態が解除さ
れた場合には、例えばカートリッジPCRの後端から挿
入されたと判断する。そして、ステップS300でフィ
ードローラ46を一旦停止させた後、ステップS310
においてフィードローラ46を逆転させることにより、
カートリッジPCRを返却し、ステップS100からの
処理を繰り返すことにより待機状態を維持する。
【0067】時点tsにおいて、第1のフォトインタラ
プタPD1が遮光されると、ステップS120において
フィードローラ46の回転を開始する。
【0068】ステップS130及びS140において、
第2,第3のフォトインタラプタPD2,PD3が一旦
遮光された後、第2のフォトインタラプタPD2の遮光
が解除された場合には、ライトプロテクト機構により書
込み可能に設定されている所謂2HDタイプのフロッピ
ーディスクが挿入されたと判断する。そして、ステップ
S300でフィードローラ46を一旦停止させた後、ス
テップS310においてフィードローラ46を逆転させ
ることにより、適用外の記録媒体を返却し、ステップS
100からの処理を繰り返すことにより待機状態を維持
する。
【0069】ステップS150及びS160において、
第2のフォトインタラプタPD2が一旦遮光され、第3
のフォトインタラプタPD3の遮光状態が解除された
後、第2のフォトインタラプタPD2の遮光状態が解除
されると、ライトプロテクト機構により書込み可能に設
定されている所謂2DDタイプのフロッピーディスクが
挿入されたと判断する。そして、ステップS300でフ
ィードローラ46を一旦停止させた後、ステップS31
0においてフィードローラ46を逆転させることによ
り、適用外の記録媒体を返却し、ステップS100から
の処理を繰り返すことにより待機状態を維持する。
【0070】ステップS170及びS180において、
第3,第2のフォトインタラプタPD3,PD2が遮光
された後、第3のフォトインタラプタPD3の遮光状態
が解除された場合には、ライトプロテクト機構により書
込み禁止に設定されている所謂2DDタイプのフロッピ
ーディスクが挿入されたと判断する。そして、ステップ
S300でフィードローラ46を一旦停止させた後、ス
テップS310においてフィードローラ46を逆転させ
ることにより、適用外の記録媒体を返却し、ステップS
100からの処理を繰り返すことにより待機状態を維持
する。
【0071】ステップS110〜S180の処理におい
てた種類の記録媒体等が検出されなかった場合には、適
用対象のカートリッジPCRが挿入されたと判断し、ス
テップS190において、第2のフォトインタラプタP
D2がカートリッジPCRの更なる移動に伴って遮光さ
れるまで待機する。
【0072】したがって、ステップS110〜S190
では、図8(a)〜(d)中の期間tin〜t4に対応す
る処理が行われることとなる。
【0073】次に、ステップS200及びS210にお
いて、第3,第1のフォトインタラプタPD3,PD1
が遮光された後、第1のフォトインタラプタPD1の遮
光状態が解除された場合には、挿入されたカートリッジ
PCRのB面が書き込み可能な状態に設定されていると
判断する。即ち、ステップS200及びS210では、
図8(a)(b)の期間t4〜t5における各検出信号の
変化パターンが解析され、少なくともB面が書込み可能
状態に設定されていると判断する。
【0074】次に、ステップS220において、第3の
フォトインタラプタPD3の遮光状態が解除された時点
teを検出すると、ステップS230において、フィー
ドローラ46を一旦停止させる。
【0075】ステップS240では、第2のフォトイン
タラプタPD2の検出結果に基づき、A面が書込み禁止
か書込み可能のいずれの状態に設定されているか判断す
る。即ち、図8(a)(b)の期間t5〜te中に、第2
のフォトインタラプタPD2の検出信号が論理“L”の
ままであれば、図8(a)の場合に該当し、挿入された
カートリッジPCRはAB面が共に書込可能であると判
断する。一方、期間t5〜te中に、第2のフォトインタ
ラプタPD2の検出信号が論理“H”に反転した場合に
は、図8(b)の場合に該当し、挿入されたカートリッ
ジPCRはA面が書込み禁止、B面が書込み可能である
と判断する。
【0076】そして、ステップS250において、前述
した如きカートリッジPCRのスロット26への収納や
録再装置4への装着処理を行った後、再びステップ10
0からの処理を繰り返す。
【0077】前記ステップS200において、第3のフ
ォトインタラプタPD3が遮光状態から解除された場合
には、ステップS260において、挿入されたカートリ
ッジPCRのB面が書込み禁止状態に設定されていると
判断する。即ち、図8(c)(d)の期間t4〜t5中に
第3のフォトインタラプタPD3の検出信号が論理
“H”になったことを検出する。
【0078】次に、ステップS270及びS280にお
いて、第2のフォトインタラプタPD2が遮光され、第
3のフォトインタラプタPD3の遮光状態が解除された
後、第2のフォトインタラプタPD2の遮光状態が解除
された場合には、ライトプロテクト機構が書込み禁止に
設定されている所謂2HDフロッピーディスクが挿入さ
れていると判断する。そして、ステップS300及びS
310の処理によりこの記録媒体を返却し、再びステッ
プS100からの待機状態を維持する。
【0079】一方、ステップS270及びS280にお
いて、第2のフォトインタラプタPD2が遮光され、第
3のフォトインタラプタPD3の遮光状態が解除された
後、第3のフォトインタラプタPD3が遮光状態となっ
た場合には、適用対象のカートリッジPCRが挿入され
ていると判断する。次に、ステップS290において、
第3のフォトインタラプタPD3の遮光状態が解除され
た時点teを検出すると、ステップS230において、
フィードローラ46を一旦停止させる。
【0080】次に、ステップS240において、第2の
フォトインタラプタPD2の検出結果に基づき、A面が
書込み禁止か書込み可能のいずれの状態に設定されてい
るか判断する。即ち、図8(c)(d)の期間t5〜te
中に、第2のフォトインタラプタPD2の検出信号が論
理“L”のままであれば、図8(c)の場合に該当し、
挿入されたカートリッジPCRはA面が書込み可能で、
B面が書込み禁止と判断する。
【0081】一方、期間t5〜te中に、第2のフォトイ
ンタラプタPD2の検出信号が論理“H”に反転した場
合には、図8(d)の場合に該当し、挿入されたカート
リッジPCRはA面が書込み禁止、B面が書込み禁止で
あると判断する。
【0082】そして、ステップS250において、前述
した如きカートリッジPCRのスロット26への収納や
録再装置4への装着処理を行った後、再びステップ10
0からの処理を繰り返す。
【0083】ここで、以上の説明は、先述したように、
水平搬送部38が可動台36の下側に位置する状態で、
カートリッジPCRをA面側を上側にして装填する場合
及び2DD、2HDのカートリッジを表面を上側にして
装填する場合についてのものであるので、水平搬送部3
8が可動台36の上側に位置している場合や、これらの
カートリッジのA面側あるいは裏面側を下側にして装填
する場合について説明する。
【0084】先ず、水平搬送部38が図3で示される状
態、即ち可動台36の下側に位置している場合に、これ
らのカートリッジのA面側あるいは表面側を下側にして
装填する場合について説明する。
【0085】書込み禁止された2DDカートリッジを装
填した場合には、ステップS130でS300に移行す
る。また、書込み可能な2DDカートリッジを装填した
場合は、ステップS150でS300に移行する。ま
た、書込み禁止された2HDカートリッジを装填した場
合には、ステップS270でS300に移行する。更
に、書込み可能な2HDカートリッジを装填した場合に
は、ステップS170でS300に移行する。
【0086】カートリッジPCRについては次のような
判断が行われる。カートリッジの種類の判定について
は、貫通孔8,10は左右対称であるためAB面いずれ
が上下側になってもカートリッジの種類の判定には関係
しないが、ライトプロテクトの状態を判定する場合に
は、ステップS260で、A面が書込み禁止と判定さ
れ、また、ステップS240でB面の書込み禁止/書込
み可能が判断される。
【0087】次に、水平搬送部38が可動台36の上側
に位置している場合のカートリッジの種類、及び使用態
様の判定について説明する。この場合には、フォトイン
タラプタPD1〜PD3の左右の配置が逆になるため、
A面側あるいは表面側を上側にして装填した場合の判定
は、水平搬送部38が可動台36の下側にある状態で、
B面側を上にして装填した場合の判定と対応する。ま
た、A面側あるいは表面側を下側にして装填した場合の
判定は、水平搬送部38が可動台36の下側にある状態
でA面側を上にして装填した場合の判定と対応する。
【0088】尚、水平搬送部38の可動台36に対する
上下位置の判定は、フォトインタラプタPD4,PD5
の検出信号に基づいてなされる。
【0089】このように、この実施の形態によれば、水
平搬送部38の所定位置に、規格化されているカートリ
ッジPCRの形状に対応させて複数個のフォトインタラ
プタを設けたので、水平搬送時に検出される各フォトイ
ンタラプタの検出信号の変化パターンに基づいて、適用
対象のカートリッジPCRの判別及び使用態様の判別を
行うことができる。
【0090】そして、I/F回路を介して接続される外
部機器としてのホストコンピュータにより、装填された
カートリッジPCRの使用態様についての判定結果とこ
のカートリッジPCRが収納されているスロット26の
収納位置と対応させて記憶しておくことにより、カート
リッジの管理を行う。
【0091】尚、本実施の形態では、適用外の記録媒体
として所謂フロッピーディスクを判別する場合を説明し
たが、他の種類の記録媒体が挿入された場合でもこれら
を排除し、適用対象のカートリッジPCRのみを判別す
ることが可能である。
【0092】また、上記実施の形態では、位置決め用の
貫通孔8,10及びライトプロテクト機構によりディス
ク媒体の種類及びライトプロテクトの状態についての情
報を判定する場合を述べたが、これら以外の情報、例え
ばディスク媒体が読取り専用なのか、あるいは再書込み
可能なのか等についての情報をカートリッジの固有形状
で特定すると共にフォトインタラプタを係る固有形状に
対応して設ければ、更に多くの情報について判定するこ
とができる。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように本発明のオートチェ
ンジャにあっては、カートリッジを搬送する搬送機構に
複数個の検出素子を設け、各検出素子の検出出力に基づ
いて予め規格化されているカートリッジの固有形状を判
別するようにしたので、適用対象であるカートリッジの
判別及びその使用態様を判別して、確実な管理等を実現
するオートチェンジャを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施の形態に係るオートチェンジャの要部構
造を示す斜視図である。
【図2】図1のオートチェンジャに設けられた制御部の
構成を示すブロック図である。
【図3】カートリッジ判別機構の構造及び作動を説明す
るための説明図である。
【図4】2DDのFD用カートリッジケースの裏面側の
形状を説明するための説明図である。
【図5】2HDのFD用カートリッジケースの裏面側の
形状を説明するための説明図である。
【図6】ライトプロテクト機構の動作を説明するための
要部断面図である。
【図7】ライトプロテクト機構の動作を更に説明するた
めの要部断面図である。
【図8】カートリッジ判別機構の動作を説明するための
タイミングチャートである。
【図9】カートリッジ判別機構の動作を説明するための
フローチャートである。
【符号の説明】
2…ラック、4…録再装置、6…カートリッジケース、
8,10…貫通孔、12,14…ノッチ、16,18…
スイッチ片、20,22…切欠き部、24…スライド
扉、26…スロット、28…挿入口、30…搬送機構、
32,34…シャフト、36…可動台、38…水平搬送
部、40…タイミングベルト、42,44…対向版、4
6…フィードローラ、48…フィード用モータ、50…
ローディング機構、52,54…支持部、56…半月ギ
ヤ、58…ギヤ機構、60…搬送部回転モータ、62,
64…係止爪、66…係止穴、68…制御ユニット、7
0〜76…駆動回路、72…インタフェース回路、PD
1〜PD3…フォトインタラプタ、PCR…カートリッ
ジ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カートリッジを搬送する搬送機構と、 前記カートリッジ搬送機構による前記カートリッジの搬
    送方向に沿って設けられた複数個の光学検出素子と、 前記光学検出素子から出力され、前記カートリッジの搬
    送に伴う前記光学検出素子の遮光の有無に応じて変化す
    る検出信号に基づいて予め決められた前記カートリッジ
    の固有形状を識別する判断手段と、を具備することを特
    徴とするカートリッジ判別機構を備えたオートチェンジ
    ャ。
  2. 【請求項2】 前記判断手段は、前記固有の形状を識別
    することにより、前記カートリッジの使用態様を判定す
    ることを特徴とする請求項1に記載のカートリッジ判別
    機構を備えたオートチェンジャ。
JP8138890A 1996-05-31 1996-05-31 カートリッジ判別機構を備えたオートチェンジャ Pending JPH09320163A (ja)

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