JPH09319899A - 自動改札機 - Google Patents
自動改札機Info
- Publication number
- JPH09319899A JPH09319899A JP8159084A JP15908496A JPH09319899A JP H09319899 A JPH09319899 A JP H09319899A JP 8159084 A JP8159084 A JP 8159084A JP 15908496 A JP15908496 A JP 15908496A JP H09319899 A JPH09319899 A JP H09319899A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ticket
- commuter
- commuter pass
- automatic ticket
- punch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 定期券のディッドコピーを防止できるように
する。 【解決手段】 本体の挿入口と排出口との間に搬送路を
設け、その挿入口から挿入された定期券類がその排出口
へ搬送される間に、定期券に記録されているデータを基
に演算処理して改札処理を行う自動改札機において、前
記搬送路の途中に前記定期券にパンチ孔をあけるパンチ
ング機構を設ける。
する。 【解決手段】 本体の挿入口と排出口との間に搬送路を
設け、その挿入口から挿入された定期券類がその排出口
へ搬送される間に、定期券に記録されているデータを基
に演算処理して改札処理を行う自動改札機において、前
記搬送路の途中に前記定期券にパンチ孔をあけるパンチ
ング機構を設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、定期券のセキュリ
ティを高めるとともに、定期券の正しい使用を促すこと
のできる自動改札機に関する。
ティを高めるとともに、定期券の正しい使用を促すこと
のできる自動改札機に関する。
【０００２】従来、この種の自動改札機は、自動改札機
本体（以下、本体という）に設けられている挿入口から
挿入された定期券や普通乗車券等の乗車券類（以下、乗
車券類というときは、定期券を含めた乗車券をいう。）
が排出口まで搬送路で搬送される途中、その搬送路に設
けられている読取ヘッドにより定期券等に記録されてい
るデータが読取られ、その読取られたデータを基にして
演算処理が行われる。
本体（以下、本体という）に設けられている挿入口から
挿入された定期券や普通乗車券等の乗車券類（以下、乗
車券類というときは、定期券を含めた乗車券をいう。）
が排出口まで搬送路で搬送される途中、その搬送路に設
けられている読取ヘッドにより定期券等に記録されてい
るデータが読取られ、その読取られたデータを基にして
演算処理が行われる。
【０００３】演算処理の結果、入出場を許可できる場合
は、乗車券類に入出場のデータが書込ヘッドで書込ま
れ、さらにベリファイヘッドで読取られてチェックされ
た後、利用者へ返却する必要のある乗車券類は排出口へ
排出されて返却され、返却の必要のない乗車券類は本体
内に回収される。もちろん、入出場を許可できないとき
は、乗車券類は返却されてドアが閉じられるように構成
されている。
は、乗車券類に入出場のデータが書込ヘッドで書込ま
れ、さらにベリファイヘッドで読取られてチェックされ
た後、利用者へ返却する必要のある乗車券類は排出口へ
排出されて返却され、返却の必要のない乗車券類は本体
内に回収される。もちろん、入出場を許可できないとき
は、乗車券類は返却されてドアが閉じられるように構成
されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、新幹
線用定期券、あるいは長距離で、かつ６箇月定期券のよ
うな場合は高額となり、このような高額の定期券が不正
にコピーされたときは、損害額が大きくなるという欠点
があった。
線用定期券、あるいは長距離で、かつ６箇月定期券のよ
うな場合は高額となり、このような高額の定期券が不正
にコピーされたときは、損害額が大きくなるという欠点
があった。
【０００５】また、従来の自動改札機は、定期券に入場
駅データがなくとも、改札口の処理能力を高めるために
出場条件を満たせば出場を許可するようにしているた
め、定期券の不正使用を許す結果となっていた。
駅データがなくとも、改札口の処理能力を高めるために
出場条件を満たせば出場を許可するようにしているた
め、定期券の不正使用を許す結果となっていた。
【０００６】そこで、本発明は、上記欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、定期券のコピ
ーを不能にするとともに、定期券の正常使用を促すこと
のできる自動改札機を提供することにある。
めになされたものであって、その目的は、定期券のコピ
ーを不能にするとともに、定期券の正常使用を促すこと
のできる自動改札機を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明に係る自動改札機
は、上記目的を達成するために、本体の挿入口と排出口
との間に搬送路を設け、その挿入口から挿入された定期
券がその排出口へ搬送される間に、定期券に記録されて
いるデータを基に演算処理して改札処理を行う自動改札
機において、前記搬送路の途中に前記定期券にパンチ孔
をあけるパンチング機構を設けたことを特徴としてい
る。また、前記パンチ孔は、前記定期券の有効期間を複
数に区分し、その区分に対応させて、又は、その定期券
による改札処理に異常が発生したときにあけられるもの
であることを特徴としている。さらに、本発明に係る自
動改札機は、上記目的を達成するために、本体の挿入口
と排出口との間に搬送路を設け、その挿入口から挿入さ
れた定期券がその排出口へ搬送される間に、定期券に記
録されているデータを基に演算処理して改札処理を行う
自動改札機において、前記本体の挿入口に挿入された定
期券にあけられているパンチ孔を検出する検出手段を設
けるとともに、その検出手段の検出信号を基にその定期
券の正当性の判定を行う判定手段を設けたことを特徴と
している。
は、上記目的を達成するために、本体の挿入口と排出口
との間に搬送路を設け、その挿入口から挿入された定期
券がその排出口へ搬送される間に、定期券に記録されて
いるデータを基に演算処理して改札処理を行う自動改札
機において、前記搬送路の途中に前記定期券にパンチ孔
をあけるパンチング機構を設けたことを特徴としてい
る。また、前記パンチ孔は、前記定期券の有効期間を複
数に区分し、その区分に対応させて、又は、その定期券
による改札処理に異常が発生したときにあけられるもの
であることを特徴としている。さらに、本発明に係る自
動改札機は、上記目的を達成するために、本体の挿入口
と排出口との間に搬送路を設け、その挿入口から挿入さ
れた定期券がその排出口へ搬送される間に、定期券に記
録されているデータを基に演算処理して改札処理を行う
自動改札機において、前記本体の挿入口に挿入された定
期券にあけられているパンチ孔を検出する検出手段を設
けるとともに、その検出手段の検出信号を基にその定期
券の正当性の判定を行う判定手段を設けたことを特徴と
している。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図１は、本体ａのカードハンドラ
Ａ部分の概略構成図である。
に基づいて説明する。図１は、本体ａのカードハンドラ
Ａ部分の概略構成図である。
【０００９】乗車券類（図示せず）を挿入する挿入口１
及び利用者へ乗車券類を返却する排出口２間には、モー
タＭにより駆動される乗車券類の搬送路Ｌが設けられて
いる。
及び利用者へ乗車券類を返却する排出口２間には、モー
タＭにより駆動される乗車券類の搬送路Ｌが設けられて
いる。
【００１０】搬送路Ｌには、挿入口１から排出口２にか
けて、挿入された乗車券類の姿勢を整える整列部３、乗
車券類に記録されているデータを読取るための読取ヘッ
ドＨ1 ，Ｈ1 ′、演算処理によって得られた新たなデー
タを書込むための書込ヘッドＨ2 ，Ｈ2 ′、その書込ま
れたデータをチェックするためのベリファイヘッドＨ3
，Ｈ3 ′、本発明のパンチング機構に当る定期券にパ
ンチ孔をあけるとともに、普通乗車券等の乗車券に使用
状態のパンチ孔をあけ、さらにその乗車券に入場駅名な
どの所定の内容を印字する印字機構からなるパンチ・印
字部４が設けられている。また、このパンチ・印字部４
には、定期券にあけられているパンチ孔を検出する機構
が組込まれている。なお、上記各ヘッドＨ1 ′，Ｈ2
′，Ｈ3 ′は、乗車券類が裏面を上に挿入された場合
に対応するためのものである。
けて、挿入された乗車券類の姿勢を整える整列部３、乗
車券類に記録されているデータを読取るための読取ヘッ
ドＨ1 ，Ｈ1 ′、演算処理によって得られた新たなデー
タを書込むための書込ヘッドＨ2 ，Ｈ2 ′、その書込ま
れたデータをチェックするためのベリファイヘッドＨ3
，Ｈ3 ′、本発明のパンチング機構に当る定期券にパ
ンチ孔をあけるとともに、普通乗車券等の乗車券に使用
状態のパンチ孔をあけ、さらにその乗車券に入場駅名な
どの所定の内容を印字する印字機構からなるパンチ・印
字部４が設けられている。また、このパンチ・印字部４
には、定期券にあけられているパンチ孔を検出する機構
が組込まれている。なお、上記各ヘッドＨ1 ′，Ｈ2
′，Ｈ3 ′は、乗車券類が裏面を上に挿入された場合
に対応するためのものである。
【００１１】上記構成の自動改札機において、例えば、
図２に示されるような６箇月の定期券イが挿入口１に挿
入されたとする。挿入された定期券イは、読取ヘッドＨ
1 （又はＨ1 ′。以下、定期券イは表面（印字面）を上
に挿入されたものとして説明する。）を介してデータが
読取られ、その読取られたデータを基に制御器Ｃで改札
処理の演算が行われる。
図２に示されるような６箇月の定期券イが挿入口１に挿
入されたとする。挿入された定期券イは、読取ヘッドＨ
1 （又はＨ1 ′。以下、定期券イは表面（印字面）を上
に挿入されたものとして説明する。）を介してデータが
読取られ、その読取られたデータを基に制御器Ｃで改札
処理の演算が行われる。
【００１２】演算処理の結果、入出場を許可できないと
きは、ドア（図示せず）は閉じられて入出場は拒否され
るが、その演算処理の結果が入出場を許可できるとき
は、書込ヘッドＨ2 を介して入出場データが定期券イに
書込まれ、その書込まれたデータがベリファイヘッドＨ
3 を介してチェックされた後、排出口２に排出されて利
用者へ返却される。
きは、ドア（図示せず）は閉じられて入出場は拒否され
るが、その演算処理の結果が入出場を許可できるとき
は、書込ヘッドＨ2 を介して入出場データが定期券イに
書込まれ、その書込まれたデータがベリファイヘッドＨ
3 を介してチェックされた後、排出口２に排出されて利
用者へ返却される。
【００１３】上述の挿入口１に挿入された定期券イが使
用開始されると、つまり、定期券イで入場する際にパン
チ・印字部４を介してパンチ孔Ｐがあけられる。そし
て、その後、その定期券イの期間データを基にした演算
結果が１箇月経過する毎に、図２の鎖線で示される位置
にパンチ・印字部４を介してパンチ孔Ｐがあけられる。
このパンチ孔Ｐは、印字箇所と重ならないように決めら
れているとともに、図示しない期間データ部の所定のデ
ータを破壊できる位置に決められている。このパンチ孔
Ｐは、定期券イの有効期間の１箇月経過毎に図２の鎖線
で示される位置にあけられる。
用開始されると、つまり、定期券イで入場する際にパン
チ・印字部４を介してパンチ孔Ｐがあけられる。そし
て、その後、その定期券イの期間データを基にした演算
結果が１箇月経過する毎に、図２の鎖線で示される位置
にパンチ・印字部４を介してパンチ孔Ｐがあけられる。
このパンチ孔Ｐは、印字箇所と重ならないように決めら
れているとともに、図示しない期間データ部の所定のデ
ータを破壊できる位置に決められている。このパンチ孔
Ｐは、定期券イの有効期間の１箇月経過毎に図２の鎖線
で示される位置にあけられる。
【００１４】上述のように、定期券イにパンチ孔Ｐがあ
けられると、その定期券イを基にしたコピーは不可能と
なり、定期券イのセキュリティを高めることができる。
けられると、その定期券イを基にしたコピーは不可能と
なり、定期券イのセキュリティを高めることができる。
【００１５】図２中、ｐはパンチ・印字部４を介して開
けられたパンチ孔であって、上述の期間経過に伴ってあ
けられるパンチ孔Ｐの位置と区別される位置にあけられ
る。
けられたパンチ孔であって、上述の期間経過に伴ってあ
けられるパンチ孔Ｐの位置と区別される位置にあけられ
る。
【００１６】このパンチ孔ｐは、定期券イが正常に使用
されないときにあけられる。例えば、入場データがない
状態で出場された場合である。
されないときにあけられる。例えば、入場データがない
状態で出場された場合である。
【００１７】パンチ孔ｐは、定期券イが正常に使用され
ない毎にあけるようにしてもよいが、例えば、上述の入
場データなしの出場の場合、連続して複数回、例えば、
３回入場データなしが続いた場合にあけられるようにし
てもよい。
ない毎にあけるようにしてもよいが、例えば、上述の入
場データなしの出場の場合、連続して複数回、例えば、
３回入場データなしが続いた場合にあけられるようにし
てもよい。
【００１８】このように、正常に定期券イが使用されな
いときに、パンチ孔ｐがあけられると、利用者は、定期
券イを正常に使用しようと努めることとなり、結果的に
定期券の正常使用が促進される。
いときに、パンチ孔ｐがあけられると、利用者は、定期
券イを正常に使用しようと努めることとなり、結果的に
定期券の正常使用が促進される。
【００１９】また、定期券イが正常に使用されないとき
のパンチ孔ｐは、パンチ・印字部４で検出されるように
構成されている。そして、そのパンチ孔ｐが検出された
ときに、本体ａの図示しない監視盤又は本体ａの図示し
ない表示ランプ等を介して、正常に使用されない傾向の
定期券が本体ａに挿入されたことを係員に報知できるよ
うに構成されている。
のパンチ孔ｐは、パンチ・印字部４で検出されるように
構成されている。そして、そのパンチ孔ｐが検出された
ときに、本体ａの図示しない監視盤又は本体ａの図示し
ない表示ランプ等を介して、正常に使用されない傾向の
定期券が本体ａに挿入されたことを係員に報知できるよ
うに構成されている。
【００２０】なお、上述の例では、本体ａは定期券イを
用いての改札処理を示したが、普通乗車券等の乗車券を
用いても改札処理を行うことができることは当然であ
る。
用いての改札処理を示したが、普通乗車券等の乗車券を
用いても改札処理を行うことができることは当然であ
る。
【００２１】
【発明の効果】本発明に係る自動改札機は、搬送路の途
中に定期券にパンチ孔をあけるパンチング機構を設けた
ので、定期券のコピーを不可能にして定期券のセキュリ
ティを高めることができる。
中に定期券にパンチ孔をあけるパンチング機構を設けた
ので、定期券のコピーを不可能にして定期券のセキュリ
ティを高めることができる。
【００２２】また、パンチ孔を定期券の有効期間を複数
に区分し、その区分に対応させて、又は、その定期券に
よる改札処理に異常が発生したときにあけられるように
したときは、定期券の正常使用を促進させることができ
る。さらに、本体の挿入口に挿入された定期券にあけら
れているパンチ孔を検出する検出手段を設けるととも
に、その検出手段の検出信号を基にその定期券の正当性
の判定を行う判定手段を設けたので、正常に使用されな
い定期券を係員に報知することができる。
に区分し、その区分に対応させて、又は、その定期券に
よる改札処理に異常が発生したときにあけられるように
したときは、定期券の正常使用を促進させることができ
る。さらに、本体の挿入口に挿入された定期券にあけら
れているパンチ孔を検出する検出手段を設けるととも
に、その検出手段の検出信号を基にその定期券の正当性
の判定を行う判定手段を設けたので、正常に使用されな
い定期券を係員に報知することができる。
【図１】本発明の一実施の形態に係る自動改札機のカー
ドハンドラ部分の概略構成図である。
ドハンドラ部分の概略構成図である。
【図２】定期券の正面図である。
１ 挿入口 ２ 排出口 ３ 整列部 ４ バンチ・印字部 Ｈ1 ，Ｈ1 ′ 読取ヘッド Ｈ2 ，Ｈ2 ′ 書込ヘッド Ｈ3 ，Ｈ3 ′ ベリファイヘッド Ｈ0 磁気ヘッド Ｗ ウイング Ｌ 搬送路 Ｃ 制御器 Ｍ モータ ａ 自動改札機本体（本体） Ａ カードハンドラ
Claims (3)
- 【請求項１】 自動改札機本体の挿入口と排出口との間
に搬送路を設け、その挿入口から挿入された定期券がそ
の排出口へ搬送される間に、定期券に記録されているデ
ータを基に演算処理して改札処理を行う自動改札機にお
いて、 前記搬送路の途中に前記定期券にパンチ孔をあけるパン
チング機構を設けたことを特徴とする自動改札機。 - 【請求項２】 前記パンチ孔は、前記定期券の有効期間
を複数に区分し、その区分に対応させて、又は、その定
期券による改札処理に異常が発生したときにあけられる
ものであることを特徴とする請求項１記載の自動改札
機。 - 【請求項３】 自動改札機本体の挿入口と排出口との間
に搬送路を設け、その挿入口から挿入された定期券がそ
の排出口へ搬送される間に、定期券に記録されているデ
ータを基に演算処理して改札処理を行う自動改札機にお
いて、 前記自動改札機本体の挿入口に挿入された定期券にあけ
られているパンチ孔を検出する検出手段を設けるととも
に、その検出手段の検出信号を基にその定期券の正当性
の判定を行う判定手段を設けたことを特徴とする自動改
札機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8159084A JPH09319899A (ja) | 1996-05-30 | 1996-05-30 | 自動改札機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8159084A JPH09319899A (ja) | 1996-05-30 | 1996-05-30 | 自動改札機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09319899A true JPH09319899A (ja) | 1997-12-12 |
Family
ID=15685887
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8159084A Pending JPH09319899A (ja) | 1996-05-30 | 1996-05-30 | 自動改札機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09319899A (ja) |
-
1996
- 1996-05-30 JP JP8159084A patent/JPH09319899A/ja active Pending
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