JPH09318214A - オーガ式製氷機 - Google Patents

オーガ式製氷機

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JPH09318214A
JPH09318214A JP15897096A JP15897096A JPH09318214A JP H09318214 A JPH09318214 A JP H09318214A JP 15897096 A JP15897096 A JP 15897096A JP 15897096 A JP15897096 A JP 15897096A JP H09318214 A JPH09318214 A JP H09318214A
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JP
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water
ice making
water level
cooling cylinder
auger
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JP15897096A
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Kazuhiro Takahashi
和弘 高橋
Hideyuki Katayanagi
英幸 片柳
Mitsuyoshi Nakamura
光良 中村
Minoru Tanaka
稔 田中
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25CPRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
    • F25C2600/00Control issues
    • F25C2600/02Timing
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25CPRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
    • F25C2700/00Sensing or detecting of parameters; Sensors therefor
    • F25C2700/04Level of water

Landscapes

  • Production, Working, Storing, Or Distribution Of Ice (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 排水系の異常やシール異常による漏水に迅速
対応し製氷用水浪費を最小限とするオーガ式製氷機。 【解決手段】 オーガ式製氷機IMは、外壁に冷却器2
を有する冷却円筒15と製氷用水貯水タンク9と、この
タンク9への給水を制御する給水弁WV2と、タンク9
から円筒15内に給水する給水管12と、円筒15内の
製氷用水排水管13と、排水制御の排水弁WV1と、円
筒15内に同心的に挿入されたオーガ16とを備え、円
筒15内壁に生成した氷をオーガ16により削取し、上
方に移送して圧縮することにより連続的に氷片を生成す
るもので、タンク9内の満水位と低水位検出のスイッチ
22、23の検知動作に基づき、低水位で給水弁WV2
を開くと共に、満水位で給水弁WV2を閉じる制御手段
と警報手段とを設け、タンク9内の満水位を検知してか
ら低水位を検知するまでの時間を積算し、所定値より短
い場合には、警報手段により所定の警報動作を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、氷片(チップアイ
ス)を連続的に製造するオーガ式製氷機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種オーガ式製氷機は、例え
ば特公平7−65834号公報(F25C1/14)に
開示される如く、冷却パイプ(冷却器)を外面に設けた
冷凍ケーシング(以下、冷却円筒と称す。)内にオーガ
を挿入し、冷却円筒内にはフロートタンク(以下、貯水
タンクと称す。)から給水ホース(以下、給水管と称
す。)を介して製氷用の水を供給すると共に、モータに
よってオーガを回転駆動して前記冷却円筒の内壁に生成
した氷を削取しつつ上方に移送し、圧縮することによっ
て連続的に氷片を生成するよう構成されている。
【0003】また、貯水タンクにはその満水位と低水位
を検知するフロート式の満水位スイッチと低水位スイッ
チが設けられ、低水位にて給水弁を開き、貯水タンクに
製氷用水(水道水)を供給すると共に、満水位にて給水
弁を閉じ、給水を停止することによって、常時貯水タン
ク内の水位を満水位と低水位間に維持するようにしてい
た。
【0004】一方、係る製氷用水(水道水)にはカルシ
ウムやマグネシウムなどの不純物が含まれており、製氷
運転の継続によりそれらが水垢となって徐々に冷却円筒
内壁に析出してくる。冷却円筒内壁にこのような水垢が
付着すると、オーガやモータ、軸受など(製氷部)に加
わる負荷が増大し、異常音が発生すると共に、最終的に
は故障に至る問題があった。
【0005】そこで、従来では前記冷却円筒内下部に排
水弁が介設された排水管を連通接続し、排水弁を定期的
に開放して冷却円筒内の水を排出すると共に、貯水タン
クから給水管を介して新たな製氷用水を冷却円筒内に供
給することによって、冷却円筒内の洗浄を行うように構
成していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、排水弁
の制御系や排水弁自体に故障が生じ、或いは、排水管の
外れや、製氷部のシール不良などにより、異常な排水或
いは水漏れが発生すると、前記貯水タンク内の水位が急
速に低下するため、貯水タンクには頻繁に或いは常時製
氷用水が供給されるようになる。
【0007】一方、冷却円筒への一定時間当たりの給水
量は、排水量よりも通常多く設定されているから、冷却
円筒内の製氷用水は一応確保される。従って、製氷は継
続されるものの、使用者は水道料金の請求が来る時点ま
で係る異常に気づくことができず、それまでの間無駄な
水の消費が継続されると云う問題が発生していた。
【0008】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、排水系の異常やシール異
常による漏水に迅速に対処し、不必要な製氷用水の消費
を最小限に抑えることができるオーガ式製氷機を提供す
るものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のオーガ式製氷機
は、外壁に冷却器が設けられた冷却円筒と、製氷用水が
貯留される貯水タンクと、この貯水タンクへの給水を制
御する給水弁と、貯水タンクから冷却円筒内に給水する
ための給水管と、冷却円筒内の製氷用水を排出する排水
管と、この排水管からの排水を制御する排水弁と、冷却
円筒内に同心的に挿入されたオーガとを備え、冷却円筒
の内壁に生成した氷をオーガにより削取し、上方に移送
して圧縮することにより、連続的に氷片を生成するもの
であって、貯水タンク内の満水位と低水位を検出する検
知手段と、この検知手段の検知動作に基づき、低水位に
て給水弁を開くと共に、満水位にて給水弁を閉じる制御
手段と、警報手段とを設け、制御手段は、貯水タンク内
の満水位を検知してから低水位を検知するまでの時間を
積算し、所定値よりも短い場合には、警報手段により所
定の警報動作を実行するものである。
【0010】本発明によれば、貯水タンク内の満水位と
低水位を検出する検知手段と、この検知手段の検知動作
に基づき、低水位にて貯水タンクに給水する給水弁を開
くと共に、満水位にて給水弁を閉じる制御手段と、警報
手段とを有し、この制御手段は、貯水タンク内の満水位
を検知してから低水位を検知するまでの時間を積算し、
所定値よりも短い場合には、警報手段により所定の警報
動作を実行するようにしているので、排水弁や排水管の
故障、或いは、他の部分のシール不良などにより、異常
排水或いは漏水が生じた場合には、当該異常を貯水タン
クの水位低下速度にて確実に把握し、警報手段による警
報することができるようになる。
【0011】従って、使用者に係る排水系の異常やシー
ル異常の発生を迅速に報知して対処することが可能とな
り、不必要な製氷用水の消費を最小限に抑えることがで
きるようになるものである。
【0012】請求項2の発明のオーガ式製氷機は、上記
において冷却円筒への一定時間当たりの給水量を、冷却
円筒からの一定時間当たりの排水量よりも多く設定する
と共に、制御手段は、警報動作を実行した場合にも、冷
却器とオーガによる製氷運転を継続するものである。
【0013】請求項2の発明によれば、上記に加えて冷
却円筒への一定時間当たりの給水量が、冷却円筒からの
一定時間当たりの排水量よりも多く設定されると共に、
制御手段は、前記警報動作を実行した場合にも、冷却器
とオーガによる製氷運転を継続するように構成したの
で、異常警告は発しつつ、氷は確実に製造することが可
能となる。
【0014】従って、営業に支障を生じる不都合を回避
することができるようになり、利便性に富んだ製氷機と
することができるものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づき詳述する。図1は本発明のオーガ式製氷機IMの
縦断側面図、図2は本発明のオーガ式製氷機IMの電気
回路図、図3はオーガ式製氷機IMの基本動作のタイミ
ングチャート、図4は本発明のオーガ製氷機IMのコン
トロール基板Kのマイクロコンピュータのプログラムを
示すフローチャートである。
【0016】オーガ式製氷機IMは、断熱箱体に構成さ
れた貯氷庫(図示せず)を備え、この貯氷庫内に製氷さ
れた氷を貯氷するもので、例えばレストランなどにおい
て単に製氷機として用いられる他、自動販売機等にも搭
載されるものである。
【0017】このオーガ式製氷機IMは、製氷用水から
氷を生成するための冷却器2を備えた製氷部1と、この
製氷部1の冷却器2と共に冷凍サイクルを構成する凝縮
器3、コンプレッサ4、及び、膨張弁5、デハイドレー
タ6とを冷媒配管にて順次接続して冷却装置を構成して
いる。尚、7は前記凝縮器3を空冷するためのコンデン
シングファンである。
【0018】また、前記製氷部1に製氷用水(水道水)
を供給するために、水道管8に給水弁WV2を介して接
続され、水道水を貯溜する貯水タンク(シスターン)9
が設けられており、この貯水タンク9には、オーバーフ
ロー管10が接続されている。更に、この貯水タンク9
内にはその満水位を検出するための検知手段としてのフ
ロートスイッチから成る満水位スイッチ22と低水位ス
イッチ23がそれぞれ設けられている。
【0019】また、貯水タンク9に貯溜された製氷用水
は、給水管12にて前記製氷部1に導入され、不要な水
は排水管13にて排水される。この排水管13は前記オ
ーバーフロー管10に排水弁WV1を介して接続されて
いる。
【0020】一方、前記製氷部1は、内壁を平滑な円筒
状内面とされたステンレス製の冷却円筒15内にオーガ
(回転刃)16を同心的且つ回転可能に挿入し、前記冷
却円筒15の外壁にはパイプ状の前記冷却器2を螺旋状
に密着巻付して構成されている。尚、これら冷却円筒1
5と冷却器2との隙間には両者の結合と熱伝達性能の向
上を目的としてハンダが注入される。
【0021】また、前記オーガ16は下部を下部軸受け
17にて、上部を氷圧縮経路を構成する上部軸受け18
にて軸支されている。また、この上部軸受け18にて圧
縮された氷は、その上部に設けられている氷導出部19
(シューター)から図示しない貯氷庫に導出される。
【0022】前記給水管12と排水管13は冷却円筒1
5の下部においてその内部にそれぞれ連通すると共に、
これらの下方における冷却円筒15の下部には、更にオ
ーガ16を回転駆動するためのオーガモータ45(後
述)を備える駆動装置20が減速装置21を介して接続
されている。
【0023】次に、図2を参照してオーガ式製氷機IM
の電気回路を説明する。図2において、Kはリミットセ
ンサ30、凝縮器3の温度を検知する凝縮器センサ3
1、冷却器2の温度を検知する冷却器センサ32、前記
貯氷庫内の貯氷量を検知する貯氷センサ33が接続され
たコントロール基板であり、汎用のマイクロコンピュー
タ(制御手段)から構成され、基板用トランス34から
電源を得ている。
【0024】また、前記コントロール基板Kには、各セ
ンサ30、31、32、33の他、操作基板35、表示
基板36、高圧スイッチ37、及び、前記満水位スイッ
チ22、低水位スイッチ23が接続されている。
【0025】38は運転操作スイッチで、オーガ式製氷
機IMの動作を開始するものである。そして、運転操作
スイッチ38には、前記コンプレッサ4のコンプレッサ
モータ39をON−OFFするコンプレッサ用リレー接
点40、始動コンデンサ41、及び、運転コンデンサ4
2、コンプレッサモータ始動リレー43、コンプレッサ
モータ用オーバーロードリレー44が直列に接続されて
いる。
【0026】更に、コンプレッサモータ始動リレー43
とコンプレッサモータ用オーバーロードリレー44との
間から前記コントロール基板Kに接続している。
【0027】また、前記コントロール基板Kには、前記
オーガモータ45及び運転コンデンサ46に接続された
リレーR4と、コンデンシングファンモータ56及びコ
ンプレッサ用リレーRLに接続されたリレーR3と、排
水弁WV1に接続されたリレーR2と、給水弁WV2に
接続されたリレーR1とを備えている。尚、コンプレッ
サ用リレーRLは、コンプレッサ用リレー接点40をO
N−OFFさせるもので、47は前記オーガモータ45
のオーバーロードリレーである。
【0028】また、前記操作基板35には、モード切換
スイッチ48、リセットスイッチ49、送りスイッチ5
0、排水スイッチ51、排水ランプ52がそれぞれ設け
られている。尚、コントロール基板Kのマイクロコンピ
ュータはその機能として後述する排水異常検出タイマを
備えている。
【0029】更に、表示基板36は、警報手段としての
点検ランプ53、停止ランプ54を備えると共に、7セ
グメントの表示構造となっている。尚、点検ランプ53
は他にブザー等で構成しても良い。
【0030】上述した構造において、次に、本発明のオ
ーガ式製氷機IMの基本動作を図3のタイミングチャー
トを参照しながら説明する。
【0031】最初の初回洗浄工程では、低水位スイッチ
23がONとなっており、コントロール基板Kのマイク
ロコンピュータは給水弁WV2及び排水弁WV1を開
き、冷却円筒15内に給水すると共に排水を行う。
【0032】尚、初回洗浄工程と製氷工程においては、
マイクロコンピュータは初期設定状態で排水弁WV1を
1時間毎に30秒間開く排水動作を実行する。それによ
って、冷却円筒15内の製氷水を廃棄し、冷却円筒15
内の洗浄を行う。従って、この初回洗浄工程においても
排水弁WV1を30秒開く。
【0033】また、給水弁WV2は排水弁WV1が閉じ
た後も開としており、この初回洗浄工程で満水位スイッ
チ22がONされるまで給水される。尚、この給水管1
2からの一定時間当たりの給水量は、排水管13による
一定時間当たりの排水量より水量が多くなるよう設定さ
れており、そのため、排水弁WV1が開であっても、給
水弁WV2を開いていると、所定時間経過後、低水位ス
イッチ23はOFFとなる。
【0034】係る初回洗浄工程開始と同時に、オーガモ
ータ45へ通電され、オーガ16が回転駆動される。
【0035】また、満水位スイッチ22がONすると、
続いて製氷工程に入り、給水弁WV2をOFFし、コン
プレッサ4(コンプレッサモータ39)及びファンモー
タ56をONして製氷を行う。
【0036】この製氷工程においては、オーガ16によ
り冷却円筒15の内壁に生成した氷を削取しつつ上方に
移送し、上部軸受け18の氷圧縮経路にて圧縮すること
によって、連続的に氷片を生成する。生成された氷片は
その上部に設けられている氷導出部19(シューター)
から図示しない貯氷庫に導出され、蓄えられる。
【0037】係る製氷工程で、貯水タンク9内の製氷用
水が無くなると、低水位スイッチ23がONし、コント
ロール基板Kのマイクロコンピュータにより給水弁WV
2が開放されて給水が開始され、満水位スイッチ22が
ONすると給水弁WV2が閉じられる。
【0038】この製氷、給水の動作を繰り返し、貯氷セ
ンサ33は満氷を検知すると、30秒間経過後、コント
ロール基板Kのマイクロコンピュータはコンプレッサ4
及びファンモータ56をOFFし、その90秒間経過
後、オーガモータ45をOFFし、製氷工程(製氷動
作)を停止する。
【0039】次いで貯氷工程に入り、貯氷センサ33が
満氷検知しなくなってから150秒後にコントロール基
板Kのマイクロコンピュータは製氷開始と判断し、オー
ガモータ45をON、排水弁WV1を開とする。ここで
は、一度排水しているため、低水位スイッチ23がON
となる。この低水位スイッチ23がONとなると同時
に、コントロール基板Kのマイクロコンピュータは給水
弁WV2を開とし、満水位スイッチ22が満水検知する
まで給水を継続する。
【0040】満水位スイッチ22がONすると、再び製
氷工程に移行し、コンプレッサ4(コンプレッサモータ
39)及びファンモータ56をONとして製氷を再開す
る。
【0041】次に、図4のフローチャートを参照しなが
ら、コントロール基板Kのマイクロコンピュータによる
排水関係異常検出動作を説明する。コントロール基板K
のマイクロコンピュータは、製氷工程が開始した後、低
水位スイッチ23がONしているか否か判断し(ステッ
プS1)、ONしていれば上述の如く給水弁WV2を開
いて貯水タンク9への給水を行う(ステップS3)。
【0042】また、低水位スイッチ23がOFFしてい
る場合には、今度は満水位スイッチ22がONしている
か否か判断し(ステップS2)、ONしている場合には
前述の如く給水弁WV2を閉じる(OFF。ステップS
4)。次に、コントロール基板Kのマイクロコンピュー
タは前述の排水異常検出タイマをクリアし(ステップS
5)、再び低水位スイッチ23がONしたか否か判断し
て(ステップS6)、OFFしている場合には前記排水
異常検出スイッチをカウント(+1)する(ステップS
7)。
【0043】満水位スイッチ22がONしてから低水位
スイッチ23がOFFしている間はステップS6とステ
ップS7を繰り返し、排水異常検出タイマをカウントす
る。そして、低水位スイッチ23がONすると、この時
点での排水異常検出タイマのカウント値と設定時間とを
比較する(ステップS8)。
【0044】この設定時間は、正常な製氷工程において
満水位スイッチ22がONしてから貯水タンク9内の水
位が低下して行って低水位スイッチ23がONするまで
の時間よりも短い値に設定されており、この設定時間よ
りも前記排水異常検出タイマのカウント値が大きい場合
には再びステップS1に戻る。
【0045】一方、リレーR2や排水弁WV1自体が故
障し(コイルの溶着や異物の噛み込みなど)て開いたま
まとなり、又は、排水管13などが外れた場合。或い
は、製氷部1におけるシール不良などが生じて排水管1
3などから冷却円筒15内の製氷用水が不必要に排水さ
れ、或いは、漏水すると、貯水タンク9内の水位が急速
に低下するため、上記排水異常検出タイマのカウント値
は前記設定時間以下となる。
【0046】係る場合、コントロール基板Kのマイクロ
コンピュータは表示基板36の点検ランプ53を点灯し
て警報し、或いは、それに加えて前述の7セグメントの
表示にて排水関係に異常が生じたことを表示させる(ス
テップS9)
【0047】これによって、使用者に係る排水関係の異
常発生を迅速に報知し、対処させることが可能となり、
不必要な製氷用水の消費を最小限に抑えることができる
ようになる。また、コントロール基板Kのマイクロコン
ピュータは係る警報を行った後にも、ステップS1に戻
って引き続き上記製氷運転を継続する。従って、営業に
支障を生じることも無くなる。
【0048】尚、前述の如く冷却円筒15への一定時間
当たりの給水量は、冷却円筒16からの一定時間当たり
の排水量よりも多く設定されているので、製氷用水は確
保されており、製氷運転に支障は生じない。また、点検
修理を行う場合には、運転操作スイッチ38にてオーガ
式製氷機IMを停止させれば良い。
【0049】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、貯水
タンク内の満水位と低水位を検出する検知手段と、この
検知手段の検知動作に基づき、低水位にて貯水タンクに
給水する給水弁を開くと共に、満水位にて給水弁を閉じ
る制御手段と、警報手段とを有し、この制御手段は、貯
水タンク内の満水位を検知してから低水位を検知するま
での時間を積算し、所定値よりも短い場合には、警報手
段により所定の警報動作を実行するようにしているの
で、排水弁や排水管の故障、或いは、他の部分のシール
不良などにより、異常排水或いは漏水が生じた場合に
は、当該異常を貯水タンクの水位低下速度にて確実に把
握し、警報手段による警報することができるようにな
る。
【0050】従って、使用者に係る排水系の異常やシー
ル異常の発生を迅速に報知して対処することが可能とな
り、不必要な製氷用水の消費を最小限に抑えることがで
きるようになるものである。
【0051】請求項2の発明によれば、上記に加えて冷
却円筒への一定時間当たりの給水量が、冷却円筒からの
一定時間当たりの排水量よりも多く設定されると共に、
制御手段は、前記警報動作を実行した場合にも、冷却器
とオーガによる製氷運転を継続するように構成したの
で、異常警告は発しつつ、氷は確実に製造することが可
能となる。
【0052】従って、営業に支障を生じる不都合を回避
することができるようになり、利便性に富んだ製氷機と
することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のオーガ式製氷機の縦断側面図である。
【図2】本発明のオーガ式製氷機の電気回路図である。
【図3】本発明のオーガ式製氷機の基本動作のタイミン
グチャートである。
【図4】本発明のオーガ式製氷機のコントロール基板の
マイクロコンピュータのプログラムを示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
IM オーガ式製氷機 K コントロール基板 WV1 排水弁 WV2 給水弁 1 製氷部 2 冷却器 9 貯水タンク 12 給水管 13 排水管 15 冷却円筒 16 オーガ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 稔 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外壁に冷却器が設けられた冷却円筒と、
    製氷用水が貯留される貯水タンクと、この貯水タンクへ
    の給水を制御する給水弁と、前記貯水タンクから前記冷
    却円筒内に給水するための給水管と、前記冷却円筒内の
    製氷用水を排出する排水管と、この排水管からの排水を
    制御する排水弁と、前記冷却円筒内に同心的に挿入され
    たオーガとを備え、前記冷却円筒の内壁に生成した氷を
    前記オーガにより削取し、上方に移送して圧縮すること
    により、連続的に氷片を生成するオーガ式製氷機におい
    て、 前記貯水タンク内の満水位と低水位を検出する検知手段
    と、この検知手段の検知動作に基づき、前記低水位にて
    前記給水弁を開くと共に、前記満水位にて前記給水弁を
    閉じる制御手段と、警報手段とを備え、前記制御手段
    は、前記貯水タンク内の満水位を検知してから低水位を
    検知するまでの時間を積算し、所定値よりも短い場合に
    は、前記警報手段により所定の警報動作を実行すること
    を特徴とするオーガ式製氷機。
  2. 【請求項2】 冷却円筒への一定時間当たりの給水量
    を、前記冷却円筒からの一定時間当たりの排水量よりも
    多く設定すると共に、制御手段は、警報動作を実行した
    場合にも、冷却器とオーガによる製氷運転を継続するこ
    とを特徴とする請求項1のオーガ式製氷機。
JP15897096A 1996-05-30 1996-05-30 オーガ式製氷機 Pending JPH09318214A (ja)

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