JP2000213839A - オ―ガ式製氷機 - Google Patents

オ―ガ式製氷機

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JP2000213839A
JP2000213839A JP11017371A JP1737199A JP2000213839A JP 2000213839 A JP2000213839 A JP 2000213839A JP 11017371 A JP11017371 A JP 11017371A JP 1737199 A JP1737199 A JP 1737199A JP 2000213839 A JP2000213839 A JP 2000213839A
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JP
Japan
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ice making
water
water level
valve
drain
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Application number
JP11017371A
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English (en)
Inventor
Shinichi Kaga
進一 加賀
Makoto Sasaki
誠 佐々木
Yukimasa Takeda
幸正 竹田
Nobuhiko Kato
暢彦 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoshizaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Hoshizaki Electric Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25CPRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
    • F25C2700/00Sensing or detecting of parameters; Sensors therefor
    • F25C2700/04Level of water

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  • Production, Working, Storing, Or Distribution Of Ice (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】オーガ式製氷機の排水モード時に起こりうる種
々な故障を的確に検出して報知すること。 【解決手段】排水モードにて、製氷水タンク内の水位が
上限水位に達するまで給水した後に、製氷水タンク内及
び製氷筒内の製氷水を排水するようにしたオーガ式製氷
機において、排水弁の開弁作動(ステップ308)を給
水弁の閉弁作動(ステップ304)より所定時間遅らせ
る遅延手段(ステップ305)と、同遅延手段によって
排水弁の開弁作動が遅らされた状態で水位検出手段が上
限水位を検出しているか否かを判定する第1判定手段
(ステップ306)とを設けるとともに、第1判定手段
によって上限水位を検出していないことが判定されると
警報を発する第1警報手段(ステップ307)を設け
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排水モードにて、
製氷水タンク内の水位が上限水位に達するまで給水した
後に、製氷水タンク内及び製氷筒内の製氷水を排水する
ようにしたオーガ式製氷機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の製氷機の一つとして、例えば特
開平4−143566号公報には、製氷水タンクへの給
水路に配設された給水弁と、前記製氷水タンクと同レベ
ルに配設されて同タンクに常時連通する製氷筒の排水路
に配設された排水弁と、前記製氷筒内に収容されたオー
ガを駆動する駆動手段と、前記製氷筒を冷却する冷却回
路と、これら給水弁と排水弁と駆動手段と冷却回路の作
動を制御する制御装置とを備えて、前記製氷水タンクの
内部に配設された水位検出手段の検出値に基づいて同タ
ンク内の水位が上限水位と下限水位間に維持されるよう
にしてなり、排水モードにて、前記冷却回路を停止する
とともに前記駆動手段を停止し、前記給水弁を開弁して
前記製氷水タンク内に給水し、前記製氷水タンク内の水
位が上限水位に達した後に前記給水弁を閉弁するととも
に前記排水弁を開弁して前記製氷水タンク内及び前記製
氷筒内の製氷水を排水するようにしたオーガ式製氷機が
示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した公
報に示されているオーガ式製氷機においては、排水モー
ドにおける排水弁の開弁・閉弁不良、排水経路からの漏
水、排水路の詰まり、水位検出手段の検出異常等の故障
を検出して報知することについては、考慮されていな
い。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した問題
に対処すべくなされたものであり、その目的は、オーガ
式製氷機の排水モード時に起こりうる種々な故障を的確
に検出して報知することにあり、製氷水タンクへの給水
路に配設された給水弁と、前記製氷水タンクと同レベル
に配設されて同タンクに常時連通する製氷筒の排水路に
配設された排水弁と、前記製氷筒内に収容されたオーガ
を駆動する駆動手段と、前記製氷筒を冷却する冷却回路
と、これら給水弁と排水弁と駆動手段と冷却回路の作動
を制御する制御装置とを備えて、前記製氷水タンクの内
部に配設された水位検出手段の検出値に基づいて同タン
ク内の水位が上限水位と下限水位間に維持されるように
してなり、排水モードにて、前記冷却回路を停止すると
ともに前記駆動手段を停止し、前記給水弁を開弁して前
記製氷水タンク内に給水し、前記製氷水タンク内の水位
が上限水位に達した後に前記給水弁を閉弁するとともに
前記排水弁を開弁して前記製氷水タンク内及び前記製氷
筒内の製氷水を排水するようにしたオーガ式製氷機にお
いて、前記排水弁の開弁作動を前記給水弁の閉弁作動よ
り所定時間遅らせる遅延手段と、同遅延手段によって前
記排水弁の開弁作動が遅らされた状態で前記水位検出手
段が上限水位を検出しているか否かを判定する第1判定
手段とを設けるとともに、前記第1判定手段によって上
限水位を検出していないことが判定されると警報を発す
る第1警報手段を設けたことに特徴がある(請求項1に
係る発明)。
【0005】また、本発明は、製氷水タンクへの給水路
に配設された給水弁と、前記製氷水タンクと同レベルに
配設されて同タンクに常時連通する製氷筒の排水路に配
設された排水弁と、前記製氷筒内に収容されたオーガを
駆動する駆動手段と、前記製氷筒を冷却する冷却回路
と、これら給水弁と排水弁と駆動手段と冷却回路の作動
を制御する制御装置とを備えて、前記製氷水タンクの内
部に配設された水位検出手段の検出値に基づいて同タン
ク内の水位が上限水位と下限水位間に維持されるように
してなり、排水モードにて、前記冷却回路を停止すると
ともに前記駆動手段を停止し、前記給水弁を開弁して前
記製氷水タンク内に給水し、前記製氷水タンク内の水位
が上限水位に達した後に前記給水弁を閉弁するとともに
前記排水弁を開弁して前記製氷水タンク内及び前記製氷
筒内の製氷水を排水するようにしたオーガ式製氷機にお
いて、前記排水弁の開弁作動から所定時間後に前記水位
検出手段が上限水位を検出しているか否かを判定する第
2判定手段を設けるとともに、前記第2判定手段によっ
て上限水位を検出していることが判定されると警報を発
する第2警報手段を設けたことに特徴がある(請求項2
に係る発明)。
【0006】また、本発明は、製氷水タンクへの給水路
に配設された給水弁と、前記製氷水タンクと同レベルに
配設されて同タンクに常時連通する製氷筒の排水路に配
設された排水弁と、前記製氷筒内に収容されたオーガを
駆動する駆動手段と、前記製氷筒を冷却する冷却回路
と、これら給水弁と排水弁と駆動手段と冷却回路の作動
を制御する制御装置とを備えて、前記製氷水タンクの内
部に配設された水位検出手段の検出値に基づいて同タン
ク内の水位が上限水位と下限水位間に維持されるように
してなり、排水モードにて、前記冷却回路を停止すると
ともに前記駆動手段を停止し、前記給水弁を開弁して前
記製氷水タンク内に給水し、前記製氷水タンク内の水位
が上限水位に達した後に前記給水弁を閉弁するとともに
前記排水弁を開弁して前記製氷水タンク内及び前記製氷
筒内の製氷水を排水するようにしたオーガ式製氷機にお
いて、前記排水弁の開弁作動から所定時間後に前記水位
検出手段が下限水位を検出しているか否かを判定する第
3判定手段を設けるとともに、前記第3判定手段によっ
て下限水位を検出していないことが判定されると警報を
発する第3警報手段を設けたことに特徴がある(請求項
3に係る発明)。
【0007】
【発明の作用・効果】本発明によるオーガ式製氷機(請
求項1に係る発明)においては、排水モードにて、排水
弁の開弁作動が遅延手段によって給水弁の閉弁作動から
所定時間遅らされて、給水弁と排水弁がともに閉弁した
状態で水位検出手段が上限水位を検出しているか否かを
第1判定手段が判定し、上限水位を検出していないこと
を判定すると第1警報手段が警報を発するものであるた
め、同警報手段による警報によって、製氷水タンクから
排水弁に至る水路からの漏水を容易に察知できて、素早
く修復作業を行うことができ、水の無駄な消費を防止す
ることができる。
【0008】また、本発明によるオーガ式製氷機(請求
項2に係る発明)においては、排水モードにて、排水弁
の開弁作動から所定時間後に水位検出手段が上限水位を
検出しているか否かを第2判定手段が判定し、上限水位
を検出していることを判定すると第2警報手段が警報を
発するものであるため、同警報手段による警報によっ
て、排水路の排水完全異常(例えば、排水弁が開弁せず
に、排水が全くされない異常状態)であるか又は水位検
出手段の上限水位検出部がオンしたまま保持されている
異常であることを容易に察知できて、素早く修復作業を
行うことができる。
【0009】また、本発明によるオーガ式製氷機(請求
項3に係る発明)においては、排水モードにて、排水弁
の開弁作動から所定時間後に水位検出手段が下限水位を
検出しているか否かを第3判定手段が判定し、下限水位
を検出していないことを判定すると第3警報手段が警報
を発するため、同警報手段による警報によって、排水路
の排水不完全異常(例えば、排水路の排水パイプが不完
全に詰まって、排水が不完全にしかされない異常状態)
であるか又は水位検出手段の下限水位検出部がオンした
まま保持されている異常であることを容易に察知でき
て、素早く修復作業を行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施形態を図
面に基づいて説明する。図1及び図2は本発明を実施し
たオーガ式製氷機を示していて、このオーガ式製氷機
は、貯氷庫11と、貯氷庫11上に設けられた製氷部1
2とを備えており、製氷部12内には、製氷機構20、
冷却回路30、給水機構40、排水機構50、シュート
60及び制御装置70等が配設されている。
【0011】製氷機構20は、ギヤードモータ21と、
ギヤードモータ21のケーシング上に立設した円筒形の
製氷筒22と、製氷筒22の上にねじ止め固定された押
圧頭23と、製氷筒21内に収容されたオーガ24等を
備えている。ギヤードモータ21は、オーガ24を回転
駆動するためのもので、その出力軸にオーガ24の下端
部が連結されている。なお、オーガ24の下端は、軸受
け(図示省略)によって支持されていて、この軸受けの
交換時期は、冷却回路30の圧縮機31の積算運転時間
が所定時間(予め実験によって求められている時間)と
なったときに交換時期表示ランプ(図示省略)が点灯す
ることにより表示されるようになっている。
【0012】製氷筒22は、円筒状の冷凍ケーシングで
あって、その外周面には冷却回路30の一部である冷却
パイプ(蒸発器)25が巻き付けられていて、断熱材
(図2においては省略)により覆われており、その上端
には、氷放出筒27の一端が取り付けられていて、同氷
放出筒27の他端はシュート60に接続されている。押
圧頭23は、筒状をしており、その外周面には、製氷筒
22とともに氷通路を形成する複数の溝23aが軸方向
に沿って形成されている。
【0013】オーガ24は、製氷筒22内に製氷筒22
と同軸的に収容されていて、その上部の小径部24aは
押圧頭23の内周面にて回転可能に軸承されるととも
に、その上端部24a1は押圧頭23から突出してい
て、同上端部24a1にはカッタ26が同軸的にねじ止
め固定されてオーガ24とともに回転するようになって
いる。また、オーガ24の外周面には、同外周面から螺
旋状に突出するスクリュー刃24bが設けられており、
このスクリュー刃24bは、製氷筒22とオーガ24の
間に形成された製氷室R内に位置し、その刃先が製氷筒
22の内周面に沿うように形成されている。
【0014】冷却回路30は、製氷筒22を冷却するた
めのものであり、圧縮機31、ファン32により冷却さ
れる凝縮器33、ドライヤ34、膨張弁35及び冷却パ
イプ25によって構成されていて、同冷却回路30は、
圧縮機31にて圧縮されて高温高圧となった冷媒ガスを
凝縮器33にて冷却ファン32の作用により冷却して液
化し、液化した冷媒をドライヤ34を介して膨張弁35
に送出し、同膨張弁35にて減圧した後に冷却パイプ2
5内にて蒸発させ、その後、圧縮機31に吸引するサイ
クルを繰り返すことにより製氷筒22の外周面を冷却す
るようになっている。
【0015】給水機構40は、製氷筒22へ製氷水を供
給するためのものであり、製氷水を貯水する製氷水タン
ク41と、水道管(図示省略)に接続されて製氷水タン
ク41に水道水を給水する給水パイプ42と、給水パイ
プ42に介装された電磁開閉式の給水弁43と、一端が
製氷水タンク41の下部に接続されるとともに他端が製
氷筒22の下部に接続された製氷水供給パイプ44等を
備えている。製氷水タンク41は、製氷筒22と同レベ
ルに配設されており、その内部には、フロートスイッチ
47が配設されている。フロートスイッチ47は、製氷
水タンク41内の水位が所定の下限水位以上となれば閉
じる(オンする)低水位スイッチ47aと、同水位が前
期下限水位よりも高い所定の上限水位以上となれば閉じ
る高水位スイッチ47bとを有している。
【0016】排水機構50は、製氷筒22及び製氷水タ
ンク41内の製氷水を排水するためのもので、製氷筒2
2の下部に接続された排水パイプ51と、同排水パイプ
51に介装された電磁開閉式の排水弁52によって構成
されている。
【0017】シュート60は、製氷機構20にて生成さ
れた氷を貯氷庫11に導くためのもので、その上部に
は、貯氷庫11が氷で充満し製氷機構20から送出され
る氷がシュート60内に詰まり、その内圧が上昇した際
に作動(オン)する貯氷検出スイッチ61が設けられて
いる。
【0018】制御装置70は、当該オーガ式製氷機の始
動・停止用のON−OFFスイッチ71と手動排水スイ
ッチ72を備えるとともにタイマ(図示省略)を備え、
また、図4〜図6に示したフローチャートに対応したプ
ログラムを実行するマイクロコンピュータ(図示省略)
を備えていて、低水位スイッチ47a、高水位スイッチ
47bからの信号及び貯氷検出スイッチ61からの信号
と、各スイッチ71,72の操作に基づいて、ギヤード
モータ21、圧縮機31、ファン32、給水弁43、排
水弁52の各作動を制御するとともに、第1警報ランプ
73,第2警報ランプ74,第3警報ランプ75の点灯
・消灯等を制御するようになっている。
【0019】上記のように構成した本実施形態のオーガ
式製氷機においては、ON−OFFスイッチ71をON
操作すると制御装置70内のマイクロコンピュータが図
4のステップ100にてプログラムの実行を開始し、そ
のイニシャライズにより初期状態(ギヤードモータ2
1、圧縮機31及びファン32が停止しているととも
に、給水弁43及び排水弁52が閉弁しており、また、
各警報ランプ73,74,75が消灯している状態)と
するとともにタイマをリセット・スタートした後、製氷
モードルーチン101を実行する。
【0020】製氷モードルーチン101においては、低
水位スイッチ47a、高水位スイッチ47bからの信号
に基づいて給水弁43が周知のように制御されて、製氷
水タンク41内の水位が上限水位と下限水位との間に維
持される。また、貯氷検出スイッチ61からの信号に基
づいて圧縮機31、ファン32等の冷却回路30、ギヤ
ードモータ21の各作動が周知のように制御されて、貯
氷検出スイッチ61がオフ状態では製氷機構20にて製
氷が行われ、製氷された氷が貯氷庫11内に順次貯えら
れ、貯氷検出スイッチ61がオン状態では貯氷検出スイ
ッチ61がオフ状態になるまで、上記した冷却回路3
0、ギヤードモータ21の作動が停止されて製氷が中断
する。
【0021】また、製氷モードルーチン101の実行時
には、マイクロコンピュータが図5の時間割込みルーチ
ン200を実行する。時間割込みルーチン200におい
ては、ステップ201にてタイマがリセット・スタート
してからの計時時間が6時間を経過したか否かが判定さ
れ、「YES」と判定されると製氷モード停止ルーチン
202が実行され、「NO」と判定されるとステップ2
03が実行される。ステップ203では手動排水スイッ
チ72が操作されたか否かが判定され、「YES」と判
定されると製氷モード停止ルーチン202が実行され、
「NO」と判定されると時間割込みルーチン200を一
旦終了する。
【0022】製氷モード停止ルーチン202において
は、以下の処理が実行された後に排水モードルーチン3
00が実行される。すなわち、ギヤードモータ21、圧
縮機31、ファン32に停止信号が出力されるととも
に、給水弁43、排水弁52に閉弁信号が出力されて、
ギヤードモータ21、圧縮機31、ファン32が停止す
るとともに、給水弁43、排水弁52が閉弁する(ギヤ
ードモータ21、圧縮機31、ファン32が停止してい
るのであれば、停止状態を維持し、給水弁43、排水弁
52が閉弁しているのであれば、閉弁状態を維持す
る)。
【0023】排水モードルーチン300においては、図
6に詳細に示したように、ステップ301にて高水位ス
イッチ47bがオンであるか否かが判定され、「NO」
と判定されるとステップ302,303が実行され、
「YES」と判定されるとステップ304,305が実
行される。ステップ302では給水弁43に開弁信号が
出力され、ステップ303では高水位スイッチ47bが
オンであるか否かが判定される。ステップ303にて
「YES」と判定されるとステップ304,305が実
行され、「NO」と判定されるとステップ302,30
3が繰り返し実行される。ステップ304では給水弁4
3に閉弁信号が出力される。
【0024】したがって、ステップ301〜ステップ3
04の実行により、高水位スイッチ47bがオンしてい
なければ、高水位スイッチ47bがオンするまで製氷水
タンク41に製氷水が給水された後に給水弁43が閉弁
し、高水位スイッチ47bがオンしていれば、給水弁4
3が閉弁状態に維持される。
【0025】ステップ305では給水弁43に閉弁信号
が出力されてから15秒が経過したか否かが判定され、
「YES」と判定されるとステップ308,309,3
10が実行され、「NO」と判定されるとステップ30
6が実行される。ステップ306では高水位スイッチ4
7bがオンであるか否かが判定され、「NO」と判定さ
れるとステップ307,308,309,310が実行
され、「YES」と判定されるとステップ305が繰り
返し実行される。ステップ307では第1警報ランプ7
3に点灯信号が出力され、ステップ308では排水弁5
2に開弁信号が出力され、ステップ309では排水弁5
2に開弁信号が出力されてから5分待機する。
【0026】したがって、ステップ305〜ステップ3
09の実行により、給水弁43が閉弁してから15秒経
過すると排水弁52が開弁し、排水弁52が開弁してか
ら5分待機する。また、給水弁43が閉弁してから15
秒以内に高水位スイッチ47bがオフしている(例え
ば、給水パイプ44や排水弁パイプ51から漏水してい
る異常状態を示している)と第1警報ランプ73が点灯
した後に排水弁52が開弁し、排水弁52が開弁してか
ら5分待機する。
【0027】なお、ステップ305〜ステップ307
は、図7に示したように構成して実施することも可能で
ある。この場合、ステップ305では高水位スイッチ4
7bがオンであるか否かが判定され、「YES」と判定
されるとステップ306が実行され、「NO」と判定さ
れるとステップ307,308,309,310が実行
される。ステップ306では給水弁43に閉弁信号が出
力されてから15秒が経過したか否かが判定され、「Y
ES」と判定されるとステップ308,309,310
が実行され、「NO」と判定されるとステップ305,
306が繰り返し実行される。ステップ307では第1
警報ランプ73に点灯信号が出力され、ステップ308
では排水弁52に開弁信号が出力され、ステップ309
では排水弁52に開弁信号が出力されてから5分待機す
る。
【0028】したがって、ステップ305〜ステップ3
09の実行により、給水弁43が閉弁してから15秒の
間に高水位スイッチ47bがオフすると、第1警報ラン
プ73が点灯した後に、排水弁52が閉弁し、その状態
で5分待機する。また、給水弁43が閉弁してから15
秒の間、高水位スイッチ47bがオンであれば、排水弁
52が閉弁し、その状態で5分待機する。
【0029】ステップ310では高水位スイッチ47b
がオンであるか否かが判定され、「NO」と判定される
とステップ312,313が実行され、「YES」と判
定されるとステップ311,312,313が実行され
る。ステップ311では第2警報ランプ74に点灯信号
が出力され、ステップ312ではステップ309の実行
終了時(すなわち、排水弁52が開弁してから5分待機
した時)から5分待機する。
【0030】したがって、ステップ310〜ステップ3
12の実行により、排水弁52が閉弁してから5分経過
後において高水位スイッチ47bがオフしていると、そ
の状態で5分待機する。また、排水弁52が閉弁してか
ら5分経過後において高水位スイッチ47bがオンして
いる(例えば、排水弁52が開弁せずに排水が全くされ
ない異常状態や、製氷水タンク41の水位が上限水位未
満であるにもかかわらず、高水位スイッチ47bがオン
している異常状態等を示している)と、第2警報ランプ
73が点灯し、その状態で5分待機する。
【0031】ステップ313では低水位スイッチ47a
がオンであるか否かが判定され、「NO」と判定される
とステップ315,316が実行され、「YES」と判
定されるとステップ314,315,316が実行され
る。ステップ314では第3警報ランプ75に点灯信号
が出力され、ステップ315では排水弁52に閉弁信号
が出力され、ステップ316では実質的な製氷時間(貯
氷が完了して製氷を停止している時間を含む)を計時す
るタイマがリセットされて排水モードルーチン300を
終了し、ステップ101に戻る。なお、上記したステッ
プ306,309,311での各時間は、それぞれタイ
マの計時値を拾うことによって計時される。
【0032】したがって、ステップ313〜ステップ3
16の実行により、ステップ312の実行終了時(すな
わち、排水弁52が開弁してから10分待機した時)
に、低水位スイッチ47aがオフしていると、排水弁5
2が閉弁し、タイマがリセット・スタートする。また、
ステップ312の実行終了時に、低水位スイッチ47a
がオンしている(例えば、排水パイプ51が不完全に詰
まって排水が不完全にしかされない異常状態や、製氷水
タンク41の水位が下限水位未満であるにもかかわら
ず、低水位スイッチ47aがオンしている異常状態等を
示している)と、第3警報ランプ75が点灯し、排水弁
52が閉弁し、タイマがリセット・スタートする。
【0033】以上の説明から明らかなように、本実施形
態のオーガ式製氷機においては、排水モードルーチン3
00にて、排水弁52の開弁作動が給水弁43の閉弁作
動から所定時間(15秒)遅らされ(ステップ305)
て、給水弁43と排水弁52がともに閉弁した状態で高
水位スイッチ47bがオンしているか否かを判定し(ス
テップ306)、高水位スイッチ47bがオンしていな
いこと(例えば、製氷水タンク41から排水弁52に至
る水路から漏水している異常状態)を判定すると第1警
報ランプ73が点灯する(ステップ307)ため、同警
報ランプ73の点灯によって、製氷水タンク41から排
水弁52に至る水路からの漏水を容易に察知できて、素
早く修復作業を行うことができ、水の無駄な消費を防止
することができる。
【0034】また、本実施形態のオーガ式製氷機におい
ては、排水モードルーチン300にて、排水弁52の開
弁作動(ステップ308)から5分経過後に高水位スイ
ッチ47bがオンしているか否かを判定し(ステップ3
10)、オンしていること(例えば、排水弁52が開弁
せずに、排水が全くされない異常状態であるとか、排水
パイプ51が完全に詰まって排水が全くされない異常状
態、あるいは、製氷水タンク41の水位が上限水位未満
であるにもかかわらず高水位スイッチ47bがオンして
いる異常状態)を判定すると第2警報ランプ74が点灯
する(ステップ311)ため、同警報ランプ74の点灯
によって、排水機構50の排水完全異常(例えば、排水
弁52が開弁せずに、排水が全くされない異常状態であ
るとか、排水パイプ51が完全に詰まって排水が全くさ
れない異常状態)であるか又は製氷水タンク41の水位
が上限水位未満であるにもかかわらず高水位スイッチ4
7bがオンしている異常であることを容易に察知でき
て、素早く修復作業を行うことができる。
【0035】また、本実施形態のオーガ式製氷機におい
ては、排水モードルーチン300にて、排水弁52の開
弁作動(ステップ308)から10分経過後に低水位ス
イッチ47aがオンしているか否かを判定し(ステップ
313)、オンしていること(例えば、排水弁52が不
完全にしか開弁せずに、排水が不完全にしかされない異
常状態であるとか、排水パイプ51が不完全に詰まっ
て、排水が不完全にしかされない異常状態、あるいは、
製氷水タンク41の水位が下限水位未満であるにもかか
わらず低水位スイッチ47aがオンしている異常状態)
を判定すると第3警報ランプ75が点灯する(ステップ
314)ため、同警報ランプ75の点灯によって、排水
機構50の排水不完全異常(例えば、排水弁52が不完
全にしか開弁せずに、排水が不完全にしかされない異常
状態であるとか、排水パイプ51が不完全に詰まって、
排水が不完全にしかされない異常状態)であるか又は製
氷水タンク41の水位が下限水位未満であるにもかかわ
らず低水位スイッチ47aがオンしている異常であるこ
とを容易に察知できて、素早く修復作業を行うことがで
きる。
【0036】上記実施形態においては、製氷モード停止
ルーチン202と製氷モードルーチン101の間に排水
モードルーチン300を実行することにより、製氷水タ
ンク41内、給水パイプ44内、製氷筒22内を洗浄す
ることができるが、同排水モードルーチン300を、製
氷モード停止ルーチン202と製氷モードルーチン10
1の間に複数回繰り返して実行するように実施すれば、
製氷水タンク41内、給水パイプ44内、製氷筒22内
等の洗浄効果をより一層高めることができる。
【0037】また、上記実施形態においては、タイマの
計時時間が6時間を経過したとき又は手動排水スイッチ
72が操作されたときに排水モードルーチン300が実
行されるように実施したが、貯氷が完了して貯氷庫11
内が満氷状態になって製氷が中断されたとき(貯氷検出
スイッチ61がオン状態となって、冷却回路30、ギヤ
ードモータ21の作動が停止しているとき)にも排水モ
ードルーチン300が実行されるように実施することも
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるオーガ式製氷機の一実施形態を
概略的に示す縦断正面図である。
【図2】 図1に示した製氷機構、冷却回路、給水機
構、排水機構等の関係を示す詳細構造図である。
【図3】 図1に示した制御装置の電気的結線図であ
る。
【図4】 図1に示した制御装置のマイクロコンピュー
タが実行するプログラムを示すフローチャートである。
【図5】 図1に示した制御装置のマイクロコンピュー
タが実行するプログラムを示すフローチャートである。
【図6】 図1に示した制御装置のマイクロコンピュー
タが実行するプログラムを示すフローチャートである。
【図7】 図6に示した排水モードルーチンの他の実施
形態を示すフローチャートである。
【符号の説明】
20…製氷機構、21…ギヤードモータ(駆動手段)、
22…製氷筒、24…オーガ、30…冷却回路、31…
圧縮機、32…ファン、40…給水機構、41…製氷水
タンク、42…給水弁、47…フロートスイッチ(水位
検出手段)、50…排水機構、52…排水弁、61…貯
氷検出スイッチ、70…制御装置、72…手動排水スイ
ッチ、73…第1警報ランプ、74…第2警報ランプ、
75…第3警報ランプ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹田 幸正 愛知県豊明市栄町南館3番の16 ホシザキ 電機株式会社内 (72)発明者 加藤 暢彦 愛知県豊明市栄町南館3番の16 ホシザキ 電機株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製氷水タンクへの給水路に配設された給
    水弁と、前記製氷水タンクと同レベルに配設されて同タ
    ンクに常時連通する製氷筒の排水路に配設された排水弁
    と、前記製氷筒内に収容されたオーガを駆動する駆動手
    段と、前記製氷筒を冷却する冷却回路と、これら給水弁
    と排水弁と駆動手段と冷却回路の作動を制御する制御装
    置とを備えて、前記製氷水タンクの内部に配設された水
    位検出手段の検出値に基づいて同タンク内の水位が上限
    水位と下限水位間に維持されるようにしてなり、排水モ
    ードにて、前記冷却回路を停止するとともに前記駆動手
    段を停止し、前記給水弁を開弁して前記製氷水タンク内
    に給水し、前記製氷水タンク内の水位が上限水位に達し
    た後に前記給水弁を閉弁するとともに前記排水弁を開弁
    して前記製氷水タンク内及び前記製氷筒内の製氷水を排
    水するようにしたオーガ式製氷機において、前記排水弁
    の開弁作動を前記給水弁の閉弁作動より所定時間遅らせ
    る遅延手段と、同遅延手段によって前記排水弁の開弁作
    動が遅らされた状態で前記水位検出手段が上限水位を検
    出しているか否かを判定する第1判定手段とを設けると
    ともに、前記第1判定手段によって上限水位を検出して
    いないことが判定されると警報を発する第1警報手段を
    設けたことを特徴とするオーガ式製氷機。
  2. 【請求項2】 製氷水タンクへの給水路に配設された給
    水弁と、前記製氷水タンクと同レベルに配設されて同タ
    ンクに常時連通する製氷筒の排水路に配設された排水弁
    と、前記製氷筒内に収容されたオーガを駆動する駆動手
    段と、前記製氷筒を冷却する冷却回路と、これら給水弁
    と排水弁と駆動手段と冷却回路の作動を制御する制御装
    置とを備えて、前記製氷水タンクの内部に配設された水
    位検出手段の検出値に基づいて同タンク内の水位が上限
    水位と下限水位間に維持されるようにしてなり、排水モ
    ードにて、前記冷却回路を停止するとともに前記駆動手
    段を停止し、前記給水弁を開弁して前記製氷水タンク内
    に給水し、前記製氷水タンク内の水位が上限水位に達し
    た後に前記給水弁を閉弁するとともに前記排水弁を開弁
    して前記製氷水タンク内及び前記製氷筒内の製氷水を排
    水するようにしたオーガ式製氷機において、前記排水弁
    の開弁作動から所定時間後に前記水位検出手段が上限水
    位を検出しているか否かを判定する第2判定手段を設け
    るとともに、前記第2判定手段によって上限水位を検出
    していることが判定されると警報を発する第2警報手段
    を設けたことを特徴とするオーガ式製氷機。
  3. 【請求項3】 製氷水タンクへの給水路に配設された給
    水弁と、前記製氷水タンクと同レベルに配設されて同タ
    ンクに常時連通する製氷筒の排水路に配設された排水弁
    と、前記製氷筒内に収容されたオーガを駆動する駆動手
    段と、前記製氷筒を冷却する冷却回路と、これら給水弁
    と排水弁と駆動手段と冷却回路の作動を制御する制御装
    置とを備えて、前記製氷水タンクの内部に配設された水
    位検出手段の検出値に基づいて同タンク内の水位が上限
    水位と下限水位間に維持されるようにしてなり、排水モ
    ードにて、前記冷却回路を停止するとともに前記駆動手
    段を停止し、前記給水弁を開弁して前記製氷水タンク内
    に給水し、前記製氷水タンク内の水位が上限水位に達し
    た後に前記給水弁を閉弁するとともに前記排水弁を開弁
    して前記製氷水タンク内及び前記製氷筒内の製氷水を排
    水するようにしたオーガ式製氷機において、前記排水弁
    の開弁作動から所定時間後に前記水位検出手段が下限水
    位を検出しているか否かを判定する第3判定手段を設け
    るとともに、前記第3判定手段によって下限水位を検出
    していないことが判定されると警報を発する第3警報手
    段を設けたことを特徴とするオーガ式製氷機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003021441A (ja) * 2001-07-09 2003-01-24 Sanyo Electric Co Ltd オーガ式製氷機およびその洗浄方法

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JP2003021441A (ja) * 2001-07-09 2003-01-24 Sanyo Electric Co Ltd オーガ式製氷機およびその洗浄方法

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