JPH0931740A - 繊維の製造法 - Google Patents
繊維の製造法Info
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- JPH0931740A JPH0931740A JP8179713A JP17971396A JPH0931740A JP H0931740 A JPH0931740 A JP H0931740A JP 8179713 A JP8179713 A JP 8179713A JP 17971396 A JP17971396 A JP 17971396A JP H0931740 A JPH0931740 A JP H0931740A
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- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01F—CHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
- D01F8/00—Conjugated, i.e. bi- or multicomponent, artificial filaments or the like; Manufacture thereof
- D01F8/02—Conjugated, i.e. bi- or multicomponent, artificial filaments or the like; Manufacture thereof from cellulose, cellulose derivatives, or proteins
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- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01F—CHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
- D01F8/00—Conjugated, i.e. bi- or multicomponent, artificial filaments or the like; Manufacture thereof
- D01F8/04—Conjugated, i.e. bi- or multicomponent, artificial filaments or the like; Manufacture thereof from synthetic polymers
- D01F8/10—Conjugated, i.e. bi- or multicomponent, artificial filaments or the like; Manufacture thereof from synthetic polymers with at least one other macromolecular compound obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds as constituent
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01F—CHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
- D01F9/00—Artificial filaments or the like of other substances; Manufacture thereof; Apparatus specially adapted for the manufacture of carbon filaments
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- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】≡SiO−を含有する物質から同時に押出すこ
とによる繊維の製造法及びその繊維を提供することであ
る。 【解決手段】 押出可能で硬化性の≡SiO−を含有す
る材料と水性有機重合体溶液を強固浴中に同時に押出す
ことによって繊維が得られる弾性繊維の製造法が記載さ
れている。≡SiO−を含有する物質は凝固した有機重
合体に囲まれる。次にその≡SiO−を含有する材料は
形成される保護シース内で硬化され、しかる後にその有
機重合体シースを溶解させて、≡SiO−含有材料の連
続弾性繊維を露出さす。
とによる繊維の製造法及びその繊維を提供することであ
る。 【解決手段】 押出可能で硬化性の≡SiO−を含有す
る材料と水性有機重合体溶液を強固浴中に同時に押出す
ことによって繊維が得られる弾性繊維の製造法が記載さ
れている。≡SiO−を含有する物質は凝固した有機重
合体に囲まれる。次にその≡SiO−を含有する材料は
形成される保護シース内で硬化され、しかる後にその有
機重合体シースを溶解させて、≡SiO−含有材料の連
続弾性繊維を露出さす。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、押出可能で硬化性
の≡SiO−含有材料で形成された内シースの回りの外
シースとして除去自在の有機重合体を同時に押出すこと
によって≡SiO−含有材料から繊維を製造する方法お
よびその繊維に関する。
の≡SiO−含有材料で形成された内シースの回りの外
シースとして除去自在の有機重合体を同時に押出すこと
によって≡SiO−含有材料から繊維を製造する方法お
よびその繊維に関する。
【0002】
【従来の技術】破断時における高い伸び、低モジュラス
および変形からの高回復度と相まって室温以下のガラス
転移温度を特徴とした繊維を含む技術において多種類の
弾性繊維が知られている。最も重要な物理的性質の1つ
は、反復の伸張および収縮時に直面する力および残留す
るヒステリシス又は残留歪について定義される「弾性
能」である。シリコーンエラストマーはそれらの低モジ
ュラスおよび低引張強さのために一般に殆んどの有機エ
ラストマーより弱いけれども、シリコーンエラストマー
は低ヒステリシスおよび高弾性能を有するように配合す
ることができる。弾性繊維の製造に使用される主重合体
のいくつかは天然および合成ゴムおよび種々のポリウレ
タンを基剤とした高分子物質である。しかしながら、か
かる物質は多くの欠点を有する。主な欠点は延伸誘導再
結晶である。この問題は、主として天然ゴムを基剤とし
た繊維に見られるが、スパンデックス・ポリウレタンを
基剤とした繊維のような合成エラストマーにもある程度
見られる。この再結晶は、高い伸びにおいてゴムの連鎖
の十分な配向(延伸)が生じる際に発生して、後続の延
伸時に繊維の機械的性質が劇的に変化する。これらの変
化は破断時の低い伸びおよびモジュラスの増加を含み、
それらは繊維の加工に耐えかつ破断することなく使用に
耐えるために繊維にとって重要である。
および変形からの高回復度と相まって室温以下のガラス
転移温度を特徴とした繊維を含む技術において多種類の
弾性繊維が知られている。最も重要な物理的性質の1つ
は、反復の伸張および収縮時に直面する力および残留す
るヒステリシス又は残留歪について定義される「弾性
能」である。シリコーンエラストマーはそれらの低モジ
ュラスおよび低引張強さのために一般に殆んどの有機エ
ラストマーより弱いけれども、シリコーンエラストマー
は低ヒステリシスおよび高弾性能を有するように配合す
ることができる。弾性繊維の製造に使用される主重合体
のいくつかは天然および合成ゴムおよび種々のポリウレ
タンを基剤とした高分子物質である。しかしながら、か
かる物質は多くの欠点を有する。主な欠点は延伸誘導再
結晶である。この問題は、主として天然ゴムを基剤とし
た繊維に見られるが、スパンデックス・ポリウレタンを
基剤とした繊維のような合成エラストマーにもある程度
見られる。この再結晶は、高い伸びにおいてゴムの連鎖
の十分な配向(延伸)が生じる際に発生して、後続の延
伸時に繊維の機械的性質が劇的に変化する。これらの変
化は破断時の低い伸びおよびモジュラスの増加を含み、
それらは繊維の加工に耐えかつ破断することなく使用に
耐えるために繊維にとって重要である。
【0003】従来の繊維の別の問題点は、熱、光、大気
中のヒューム、化学薬剤又は紫外線に起因する酸化分解
である。かかる化学薬剤による繊維の酸化分解は重合体
の構造を変えて、その機械的性質に劇的影響を与える。
特に、塩素は遊離基連鎖反応機構によって重合体を分解
することが知られている。ポリエーテル軟質セグメント
をベースにしたスパンデックス繊維は特に酸化し易く、
保護しなければならない。ポリエステル軟質セグメント
をベースにしたスパンデックス繊維は酸化されにくい
が、低又は高pH値において加水分解する傾向にある。
繊維産業用エラストマー繊維の他の問題点は変色としみ
である。
中のヒューム、化学薬剤又は紫外線に起因する酸化分解
である。かかる化学薬剤による繊維の酸化分解は重合体
の構造を変えて、その機械的性質に劇的影響を与える。
特に、塩素は遊離基連鎖反応機構によって重合体を分解
することが知られている。ポリエーテル軟質セグメント
をベースにしたスパンデックス繊維は特に酸化し易く、
保護しなければならない。ポリエステル軟質セグメント
をベースにしたスパンデックス繊維は酸化されにくい
が、低又は高pH値において加水分解する傾向にある。
繊維産業用エラストマー繊維の他の問題点は変色としみ
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこれらの欠点
の解決を追求し、≡SiO−を含有する材料から作り、
製造中に繊維を支える保護用外シースを有する繊維を使
用する。1990年7月18日付けヨーロッパ特許出願
第0378194号は保護シースを紡糸した弾性繊維を
記載しているが、それはポリアミド・シースの中心部に
配置されたポリウレタン・コアに関するものであって、
複合フイラメント糸を生成している。しかしながら、本
発明と異なり、該特許のコアは≡SiO−を含有する材
料ではなく、その保護シースは除去されないで、むしろ
複合糸の一体構造部を形成している。
の解決を追求し、≡SiO−を含有する材料から作り、
製造中に繊維を支える保護用外シースを有する繊維を使
用する。1990年7月18日付けヨーロッパ特許出願
第0378194号は保護シースを紡糸した弾性繊維を
記載しているが、それはポリアミド・シースの中心部に
配置されたポリウレタン・コアに関するものであって、
複合フイラメント糸を生成している。しかしながら、本
発明と異なり、該特許のコアは≡SiO−を含有する材
料ではなく、その保護シースは除去されないで、むしろ
複合糸の一体構造部を形成している。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は弾性繊維の連続
製造法に関する。該弾性繊維は、≡SiO−を含有する
押出可能で硬化性の材料と水性有機重合体溶液を≡Si
O−含有材料が凝固した有機重合体によって囲まれるよ
うに凝固浴中に同時に押出すことによって得られる。そ
の≡SiO−を含有する材料は次に成形された保護シー
ス内で硬化され、その後でその有機重合体シースは溶解
されて連続弾性繊維を露出させる。この方法によって、
183mの連続的長さの均一なモノフイラメントを直径
7ミクロンに製造できることが実証された。それらの弾
性繊維は水着、靴下、下着および上着のような製品に使
用される。他の種類の弾性繊維に比べてこれら繊維の利
点は、それらが非黄変であり、塩素、カビおよびしみに
対して良好な耐性を有することである。
製造法に関する。該弾性繊維は、≡SiO−を含有する
押出可能で硬化性の材料と水性有機重合体溶液を≡Si
O−含有材料が凝固した有機重合体によって囲まれるよ
うに凝固浴中に同時に押出すことによって得られる。そ
の≡SiO−を含有する材料は次に成形された保護シー
ス内で硬化され、その後でその有機重合体シースは溶解
されて連続弾性繊維を露出させる。この方法によって、
183mの連続的長さの均一なモノフイラメントを直径
7ミクロンに製造できることが実証された。それらの弾
性繊維は水着、靴下、下着および上着のような製品に使
用される。他の種類の弾性繊維に比べてこれら繊維の利
点は、それらが非黄変であり、塩素、カビおよびしみに
対して良好な耐性を有することである。
【0006】また、本発明は、樹脂繊維の連続製造法に
関する。その樹脂繊維は、シランアクリレート・シリカ
ターポリマーである≡SiO−含有材料と水性有機重合
体溶液を凝固浴中に該ターポリマーが凝固した有機重合
体に囲まれるように同時に押出すことによって得られ
る。そのターポリマーは、UV放射線源を通過させるこ
とによって保護シース内で硬化される。その後、有機重
合体シースを溶解させて、実質的に均一で連続的な可と
う性繊維を露出させる。この種の繊維の利点は、他種の
繊維に比べて、軽量、優れた可染性、耐摩耗性および屈
折率;およびそれらの加工および硬化における可変性お
よび易制御性を含む。
関する。その樹脂繊維は、シランアクリレート・シリカ
ターポリマーである≡SiO−含有材料と水性有機重合
体溶液を凝固浴中に該ターポリマーが凝固した有機重合
体に囲まれるように同時に押出すことによって得られ
る。そのターポリマーは、UV放射線源を通過させるこ
とによって保護シース内で硬化される。その後、有機重
合体シースを溶解させて、実質的に均一で連続的な可と
う性繊維を露出させる。この種の繊維の利点は、他種の
繊維に比べて、軽量、優れた可染性、耐摩耗性および屈
折率;およびそれらの加工および硬化における可変性お
よび易制御性を含む。
【0007】
【発明の実施の形態】我々は、シランアクリレート・シ
リカターポリマーを含む≡SiO含有材料を有機重合体
の水溶液(例えば、ポリビニルアルコール)と同時に押
出して連続フイラメントを成形できることを実証した。
≡SiO−含有材料はフイラメントの内部成分として存
在し、周囲の連続保護シースとして作用する凝固有機重
合体によって完全に囲まれる。
リカターポリマーを含む≡SiO含有材料を有機重合体
の水溶液(例えば、ポリビニルアルコール)と同時に押
出して連続フイラメントを成形できることを実証した。
≡SiO−含有材料はフイラメントの内部成分として存
在し、周囲の連続保護シースとして作用する凝固有機重
合体によって完全に囲まれる。
【0008】我々の多成分繊維のコア−シエル(外殻)
配列は、低密度液体フイラメントを低粘度にもかかわら
ず連続フイラメントとしてその場所に不確定にとどまら
せることができる。さらに、多成分繊維は従来の方法に
おいて必要な直径に引落し、次にUV高源又は電子ビー
ム下に通して液体コアを樹脂に硬化させることができ
る。UV高源は重合体シースに影響を与えない、そして
それは架橋されないから、それを溶解する適当な溶媒に
繊維を単に通過さすことによって除去することができ
る。
配列は、低密度液体フイラメントを低粘度にもかかわら
ず連続フイラメントとしてその場所に不確定にとどまら
せることができる。さらに、多成分繊維は従来の方法に
おいて必要な直径に引落し、次にUV高源又は電子ビー
ム下に通して液体コアを樹脂に硬化させることができ
る。UV高源は重合体シースに影響を与えない、そして
それは架橋されないから、それを溶解する適当な溶媒に
繊維を単に通過さすことによって除去することができ
る。
【0009】≡SiO−を含有する材料と水性有機重合
体溶液は非混和性であるから、該2成分は混合せず分離
したままである。多成分フイラメント構造は、≡SiO
−を含有する材料と水性有機重合体溶液を紡糸口金を介
して凝固用浴中に同時に押出すことによって得られる。
その紡糸口金は、≡SiO−含有材料が水性有機重合体
溶液を押出す同心キヤビテイによって囲まれた中空マン
ドレルを通して押出される構造になっている。特定の同
心形状は多成分繊維の初期形状に対応し、それによって
≡SiO−含有材料は有機重合体の保護シース内に存在
できる。
体溶液は非混和性であるから、該2成分は混合せず分離
したままである。多成分フイラメント構造は、≡SiO
−を含有する材料と水性有機重合体溶液を紡糸口金を介
して凝固用浴中に同時に押出すことによって得られる。
その紡糸口金は、≡SiO−含有材料が水性有機重合体
溶液を押出す同心キヤビテイによって囲まれた中空マン
ドレルを通して押出される構造になっている。特定の同
心形状は多成分繊維の初期形状に対応し、それによって
≡SiO−含有材料は有機重合体の保護シース内に存在
できる。
【0010】多成分繊維は凝固浴において紡糸され、そ
の浴によって有機重合体溶液は凝固し≡SiO−含有材
料の回りに弾性固体を形成する。この弾性シースは流動
性の≡SiO−材料を含んで臨時型のような寸法安定性
を提供する。凝固浴の組成物は被押出有機重合体を連続
シースに沈殿させる溶媒にすることができる。ポリビニ
ルアルコール(PVA)を有機重合体として使用する場
合の凝固浴は冷却したアセトン又はメタノールからな
る。水性PVA溶液のゲル化は凝固浴の温度を室温以下
に保つと加速することが知られているから、冷却は重要
である。
の浴によって有機重合体溶液は凝固し≡SiO−含有材
料の回りに弾性固体を形成する。この弾性シースは流動
性の≡SiO−材料を含んで臨時型のような寸法安定性
を提供する。凝固浴の組成物は被押出有機重合体を連続
シースに沈殿させる溶媒にすることができる。ポリビニ
ルアルコール(PVA)を有機重合体として使用する場
合の凝固浴は冷却したアセトン又はメタノールからな
る。水性PVA溶液のゲル化は凝固浴の温度を室温以下
に保つと加速することが知られているから、冷却は重要
である。
【0011】多成分フイラメントは凝固浴を通して引落
される際にスプール又は他の巻取装置に集められる。フ
イラメントの初寸法はその集収(巻取)速度並びに水性
重合体に加えられる圧力および≡SiO−含有材料の粘
度に左右される。その圧力および集収速度は2成分の温
度および粘度にも関係する。微小直径のフイラメントを
得ることがしばしば必要であるから、≡SiO−含有材
料はPVAの添加速度に比べてゆっくり添加でき、比較
的速い集収速度を使用できる。PVAに関して≡SiO
−含有材料の遅い添加は、ピンホールの無い適切な厚さ
のシースを保証し、それは又≡SiO−含有材料の損失
を防ぐ。比較的高い集収速度は微小直径のマルチフイラ
メント繊維の製造を可能にする。
される際にスプール又は他の巻取装置に集められる。フ
イラメントの初寸法はその集収(巻取)速度並びに水性
重合体に加えられる圧力および≡SiO−含有材料の粘
度に左右される。その圧力および集収速度は2成分の温
度および粘度にも関係する。微小直径のフイラメントを
得ることがしばしば必要であるから、≡SiO−含有材
料はPVAの添加速度に比べてゆっくり添加でき、比較
的速い集収速度を使用できる。PVAに関して≡SiO
−含有材料の遅い添加は、ピンホールの無い適切な厚さ
のシースを保証し、それは又≡SiO−含有材料の損失
を防ぐ。比較的高い集収速度は微小直径のマルチフイラ
メント繊維の製造を可能にする。
【0012】≡SiO含有材料が保護有機シース内に入
った後、多成分繊維はさらに必要な寸法に引落すことが
できる。PVAを使用する場合の引落比は1:10が適
当であることがわかった。引落しは、繊維内部の≡Si
O−含有材料に悪影響を与えない、なぜならばそれは硬
化せずかつより細いフイブリル直径に流入できるからで
ある。多成分繊維の正確で予め決めた直径への引落し
は、巻出ロールより高速で回転する巻取ロールを使用す
ることによって容易にできる。引落プロセスは、有機シ
ースの少なくとも融点まで加熱することによってさらに
促進することができる。
った後、多成分繊維はさらに必要な寸法に引落すことが
できる。PVAを使用する場合の引落比は1:10が適
当であることがわかった。引落しは、繊維内部の≡Si
O−含有材料に悪影響を与えない、なぜならばそれは硬
化せずかつより細いフイブリル直径に流入できるからで
ある。多成分繊維の正確で予め決めた直径への引落し
は、巻出ロールより高速で回転する巻取ロールを使用す
ることによって容易にできる。引落プロセスは、有機シ
ースの少なくとも融点まで加熱することによってさらに
促進することができる。
【0013】適当な寸法に達したとき、≡SiO−含有
材料は普通の方法で硬化させる。その硬化は使用する≡
SiO−含有材料の種類に左右される。従って、過酸化
物を使用することにより架橋反応を開始させる場合に
は、多成分繊維は加熱ゾーンを通して引落して遊離基の
生成を開始させる。抑制剤の添加を含む別の種類の硬化
系を使用するときには類似の配置を用いる。そのような
場合に、開始剤を添加して紡糸、凝固および引落し工程
中の架橋反応を抑制するが、得られた繊維の加熱時に≡
SiO−含有材料の架橋が開始される。
材料は普通の方法で硬化させる。その硬化は使用する≡
SiO−含有材料の種類に左右される。従って、過酸化
物を使用することにより架橋反応を開始させる場合に
は、多成分繊維は加熱ゾーンを通して引落して遊離基の
生成を開始させる。抑制剤の添加を含む別の種類の硬化
系を使用するときには類似の配置を用いる。そのような
場合に、開始剤を添加して紡糸、凝固および引落し工程
中の架橋反応を抑制するが、得られた繊維の加熱時に≡
SiO−含有材料の架橋が開始される。
【0014】≡SiO−含有材料が高分子量のジオルガ
ノシロキサン、シラン、補強充てん剤および架橋用触媒
から成るシリコーンエマルションの場合、連続シリコー
ンエラストマー繊維は単に水の除去を含む硬化によって
得られる。この硬化は有機重合体シースから水の抽出又
は乾燥によって達成される。
ノシロキサン、シラン、補強充てん剤および架橋用触媒
から成るシリコーンエマルションの場合、連続シリコー
ンエラストマー繊維は単に水の除去を含む硬化によって
得られる。この硬化は有機重合体シースから水の抽出又
は乾燥によって達成される。
【0015】≡SiO−を含有する材料がシランアクリ
レート・シリカターポリマーの場合には、それはUV源
の下を単に通過させることによって硬化させる。架橋反
応機構(硬化)は紡糸、凝固および引落工程によって影
響されない。硬化は約1J/cm2 の放射線のUV源下
で短時間で開始されて、保護有機重合体シース内に封入
された連続樹脂フイラメントとなる。
レート・シリカターポリマーの場合には、それはUV源
の下を単に通過させることによって硬化させる。架橋反
応機構(硬化)は紡糸、凝固および引落工程によって影
響されない。硬化は約1J/cm2 の放射線のUV源下
で短時間で開始されて、保護有機重合体シース内に封入
された連続樹脂フイラメントとなる。
【0016】本発明の注目すべき要素は硬化した繊維の
周囲から有機重合体シースの除去である。外重合体シー
スは架橋されないから、それを適当な溶媒に溶解させる
だけで容易に除去できる。PVAを使用する場合、沸騰
水、熱ジメチルスルホキシド(DMSO)又はその混合
体のような溶媒が外重合体シースを溶解するのに十分で
ある。
周囲から有機重合体シースの除去である。外重合体シー
スは架橋されないから、それを適当な溶媒に溶解させる
だけで容易に除去できる。PVAを使用する場合、沸騰
水、熱ジメチルスルホキシド(DMSO)又はその混合
体のような溶媒が外重合体シースを溶解するのに十分で
ある。
【0017】繊維の紡糸、有機重合体シースの凝固、≡
SiO−含有材料の引落、硬化および保護シースの除去
という本発明の方法は連続法として行なわれる。この方
法を図1に模式的に示す。図1は本発明の概念を具体化
する方法を実施するために使用する機能的装置の略図で
ある。本法は、紡糸口金の構造を変えることによってマ
ルチフイラメント束の製造を改変することができる。
SiO−含有材料の引落、硬化および保護シースの除去
という本発明の方法は連続法として行なわれる。この方
法を図1に模式的に示す。図1は本発明の概念を具体化
する方法を実施するために使用する機能的装置の略図で
ある。本法は、紡糸口金の構造を変えることによってマ
ルチフイラメント束の製造を改変することができる。
【0018】本発明に従って使用される代表的な≡Si
O−含有材料は(a)硬化性シリコーンゴム、(b)硬
化性水性シリコーンエマルシヨン、および(c)硬化性
シランアクリレート・シリカターポリマーである。次の
実施例は、本発明に従って繊維の製造にこれらの代表的
な≡SiO−含有材料の各々を使用することを説明す
る。
O−含有材料は(a)硬化性シリコーンゴム、(b)硬
化性水性シリコーンエマルシヨン、および(c)硬化性
シランアクリレート・シリカターポリマーである。次の
実施例は、本発明に従って繊維の製造にこれらの代表的
な≡SiO−含有材料の各々を使用することを説明す
る。
【0019】
【実施例】実施例1:硬化性シリコーンゴム 数平均分子量が89,000そしてけん化度が99モル
%以上のポリビニルアルコールの12重量%溶液を水性
ジメチルスルホキシド(DMSO)溶液で調製する。そ
の溶液における水とDMSOの重量比は1:4であっ
た。
%以上のポリビニルアルコールの12重量%溶液を水性
ジメチルスルホキシド(DMSO)溶液で調製する。そ
の溶液における水とDMSOの重量比は1:4であっ
た。
【0020】これらの溶液の製造法はUS−A4663
358号(1987年5月5日付け)および48511
68号(1989年7月25日付け)に詳細に記載され
ている。前者の特許は水性溶液に関し、後者の特許は水
性および非水性溶液に関する。これらの特許に記載され
ているように、DMSOは水と共に使用する望ましい溶
媒であるが、他の有機溶媒、例えばアセトン、メチルア
ルコール、エチルアルコール、n−プロピルアルコー
ル、イソプロピルアルコール、アミノエチルアルコー
ル、フエノール、テトラヒドロフラン、ジメチルホルム
アミドグリセリン、エチレングリコール、プロピレング
リコールおよびトリエチレングリコールを使用すること
ができる。これらの溶液におけるPVAの濃度は2〜5
0重量%に及び、水と有機溶媒の比は90:10〜1
0:90の範囲内である。
358号(1987年5月5日付け)および48511
68号(1989年7月25日付け)に詳細に記載され
ている。前者の特許は水性溶液に関し、後者の特許は水
性および非水性溶液に関する。これらの特許に記載され
ているように、DMSOは水と共に使用する望ましい溶
媒であるが、他の有機溶媒、例えばアセトン、メチルア
ルコール、エチルアルコール、n−プロピルアルコー
ル、イソプロピルアルコール、アミノエチルアルコー
ル、フエノール、テトラヒドロフラン、ジメチルホルム
アミドグリセリン、エチレングリコール、プロピレング
リコールおよびトリエチレングリコールを使用すること
ができる。これらの溶液におけるPVAの濃度は2〜5
0重量%に及び、水と有機溶媒の比は90:10〜1
0:90の範囲内である。
【0021】その溶液は、PVAが完全に溶解するまで
不活性窒素雰囲気下で連続的にかくはんしながら110
℃に1時間加熱した。そのPVA溶液を容器「A」に注
入して80℃に保った。
不活性窒素雰囲気下で連続的にかくはんしながら110
℃に1時間加熱した。そのPVA溶液を容器「A」に注
入して80℃に保った。
【0022】ジメチルおよびメチルヘキセニルシロキサ
ン単位を有するジメチルヘキセニルシロキシを末端基と
するシロキサン重合体97.29g、25℃で30mm
2 /sの粘度を有し1重量%の≡SiHを含有するジメ
チルメチル水素ポリシロキサン架橋剤4.0g、ジメチ
ルビニルシロキシを末端基とするジメチルシロキサンに
白金の1,3−ジビニル−1,1,3,3−テトラメチ
ルビニルシロキサン錯体の1%溶液1.9gおよび抑制
剤のビス−(2−メトキシ−1−メチルエチル)マレエ
イト0.81gを含有する硬化性シリコーン組成物を調
製した。
ン単位を有するジメチルヘキセニルシロキシを末端基と
するシロキサン重合体97.29g、25℃で30mm
2 /sの粘度を有し1重量%の≡SiHを含有するジメ
チルメチル水素ポリシロキサン架橋剤4.0g、ジメチ
ルビニルシロキシを末端基とするジメチルシロキサンに
白金の1,3−ジビニル−1,1,3,3−テトラメチ
ルビニルシロキサン錯体の1%溶液1.9gおよび抑制
剤のビス−(2−メトキシ−1−メチルエチル)マレエ
イト0.81gを含有する硬化性シリコーン組成物を調
製した。
【0023】硬化性シリコーン組成物としてはいずれの
タイプの硬化性シリコーンゴムも使用できる。かかる組
成物はUS−A4783289号(1988年11月8
日付け)を含む種々の特許に詳述されている。一般に、
これらの組成物は典型的に液体の反応性基を含有するオ
ルガノポリシロキサン、架橋剤およびオルガノポリシロ
キサンの硬化用触媒を含む。それらは室温に放置又は加
熱することによってエラストマーに硬化する。硬化機構
は付加反応、遊離基反応および縮合反応を含む。その詳
細は上記米国特許に指摘そして説明されている。
タイプの硬化性シリコーンゴムも使用できる。かかる組
成物はUS−A4783289号(1988年11月8
日付け)を含む種々の特許に詳述されている。一般に、
これらの組成物は典型的に液体の反応性基を含有するオ
ルガノポリシロキサン、架橋剤およびオルガノポリシロ
キサンの硬化用触媒を含む。それらは室温に放置又は加
熱することによってエラストマーに硬化する。硬化機構
は付加反応、遊離基反応および縮合反応を含む。その詳
細は上記米国特許に指摘そして説明されている。
【0024】安定な液体の反応性基含有オルガノポリシ
ロキサンの例は、Siに結合した少なくとも2つのアル
ケニル基を含有するポリシロキサンである。適当な架橋
剤の例は少なくとも2つのSiを結合した水素原子を含
有するポリシロキサンである。適当な硬化用触媒はクロ
ロ白金酸、白金黒およびキヤリヤーに支持された白金で
ある。他の添加物、例えば、充てん剤、熱安定剤、難燃
剤および抑制剤も含有できる。
ロキサンの例は、Siに結合した少なくとも2つのアル
ケニル基を含有するポリシロキサンである。適当な架橋
剤の例は少なくとも2つのSiを結合した水素原子を含
有するポリシロキサンである。適当な硬化用触媒はクロ
ロ白金酸、白金黒およびキヤリヤーに支持された白金で
ある。他の添加物、例えば、充てん剤、熱安定剤、難燃
剤および抑制剤も含有できる。
【0025】硬化性シリコーン混合物は激しくかくはん
して完全に混合して容器「B」に注入する。容器「A」
からのPVA溶液と容器「B」からのシリコーン混合物
をダイ・アセンブリの環状通路を通して同時に押出す。
その環状通路は、シリコーン混合物を向ける直径が3.
7mmの円形内通路と、PVA溶液を向ける内径が5.
9mmそして外径が10mmの同軸環状通路から成るシ
リコーン混合物およびPVA溶液の流れの調節はこれら
の成分上への圧力を制御することによって行なった。上
記溶液の温度および粘度条件下で、PVA溶液は83k
Paで押出され、シリコーン混合物は69kPaで押出
された。紡糸口金の先端をドライアイスで冷却したアセ
トンから成る凝固浴の上2cmに鉛直にセットした。押
出された多成分フイラメントは浴内を合計距離244c
mを移動して、110RPM(1.2rad/s)で回
転する巻取機によって引張られた。これは、コアのシリ
コーン成分の回りのPVAの外シースを完全に凝固させ
るのに十分であった。押出された多成分フイラメントの
寸法に影響を与えるように巻取機の速度を制御した。巻
取られた多成分フイラメントは巻取工程後にアセトンに
浸漬し、それを供給スプールより高速で回転する別のス
プールに移すことによって室温で引落した。引落を2回
くり返して7ミクロンの最終フイラメント直径を得た。
第2の引落しは、延伸フイラメントが140℃の加熱ゾ
ーンを通ってシリコーン混合物における硬化反応を開始
させるように行なった。PVA保護シースに囲まれた硬
化エラストマーシリコーン・コアから成ったフイラメン
トの部分は沸騰水又は加熱DMSO溶液(90℃)に浸
漬してPVAを溶解除去しシリコーン弾性繊維を解放さ
せた。このプロセスの略図を図1に示す。
して完全に混合して容器「B」に注入する。容器「A」
からのPVA溶液と容器「B」からのシリコーン混合物
をダイ・アセンブリの環状通路を通して同時に押出す。
その環状通路は、シリコーン混合物を向ける直径が3.
7mmの円形内通路と、PVA溶液を向ける内径が5.
9mmそして外径が10mmの同軸環状通路から成るシ
リコーン混合物およびPVA溶液の流れの調節はこれら
の成分上への圧力を制御することによって行なった。上
記溶液の温度および粘度条件下で、PVA溶液は83k
Paで押出され、シリコーン混合物は69kPaで押出
された。紡糸口金の先端をドライアイスで冷却したアセ
トンから成る凝固浴の上2cmに鉛直にセットした。押
出された多成分フイラメントは浴内を合計距離244c
mを移動して、110RPM(1.2rad/s)で回
転する巻取機によって引張られた。これは、コアのシリ
コーン成分の回りのPVAの外シースを完全に凝固させ
るのに十分であった。押出された多成分フイラメントの
寸法に影響を与えるように巻取機の速度を制御した。巻
取られた多成分フイラメントは巻取工程後にアセトンに
浸漬し、それを供給スプールより高速で回転する別のス
プールに移すことによって室温で引落した。引落を2回
くり返して7ミクロンの最終フイラメント直径を得た。
第2の引落しは、延伸フイラメントが140℃の加熱ゾ
ーンを通ってシリコーン混合物における硬化反応を開始
させるように行なった。PVA保護シースに囲まれた硬
化エラストマーシリコーン・コアから成ったフイラメン
トの部分は沸騰水又は加熱DMSO溶液(90℃)に浸
漬してPVAを溶解除去しシリコーン弾性繊維を解放さ
せた。このプロセスの略図を図1に示す。
【0026】実施例2:硬化性水性シリコーンエマルシ
ヨン 白金硬化シリコーン混合物の代りに硬化性水性シリコー
ンエマルシヨンを使用したことを除いて実施例1の押出
プロセスを反復した。シリコーンエマルシヨンからの水
はPVAを介して蒸発させた、そしてPVAを実施例1
におけるように多成分繊維から溶解させた。
ヨン 白金硬化シリコーン混合物の代りに硬化性水性シリコー
ンエマルシヨンを使用したことを除いて実施例1の押出
プロセスを反復した。シリコーンエマルシヨンからの水
はPVAを介して蒸発させた、そしてPVAを実施例1
におけるように多成分繊維から溶解させた。
【0027】かかる硬化性の水性シリコーンエマルシヨ
ンはUS−A458431号(1986年4月22日付
け)に詳述されている、それをここに引用する。それら
は、ヒドロキシル末端封鎖ポリジオルガノシロキサンH
O(R2 SiO)xH、ドデシルベンゼンスルホン酸又
は水素ラウリル・スルフエートのような界面活性アニオ
ン触媒および水を均質化して水中油形エマルシヨンを生
成することによって作る。そのエマルシヨンにメチルト
リメトキシシランのようなアルコキシシランを添加し
て、そのエマルシヨンをpH5以下で15〜30℃に5
時間保つ。次にそのpHを7以上に上げて、そのエマル
シヨンにコロイドシリカゾル又はコロイドシルセスキオ
キサンのような補強剤を添加してラテックスを生成す
る。室温における蒸発又は加熱によってそのラテックス
から水を除去して前記US−A458431号に記載の
エラストマーを生成する。
ンはUS−A458431号(1986年4月22日付
け)に詳述されている、それをここに引用する。それら
は、ヒドロキシル末端封鎖ポリジオルガノシロキサンH
O(R2 SiO)xH、ドデシルベンゼンスルホン酸又
は水素ラウリル・スルフエートのような界面活性アニオ
ン触媒および水を均質化して水中油形エマルシヨンを生
成することによって作る。そのエマルシヨンにメチルト
リメトキシシランのようなアルコキシシランを添加し
て、そのエマルシヨンをpH5以下で15〜30℃に5
時間保つ。次にそのpHを7以上に上げて、そのエマル
シヨンにコロイドシリカゾル又はコロイドシルセスキオ
キサンのような補強剤を添加してラテックスを生成す
る。室温における蒸発又は加熱によってそのラテックス
から水を除去して前記US−A458431号に記載の
エラストマーを生成する。
【0028】実施例1および2に従って製造した弾性シ
リコーン繊維は種々の繊維用途、例えば、裸糸、被覆
糸、又はコア−スフ糸の調製に使用される。これらの糸
は広範囲の市場、例えば、医療用包帯、シートおよびマ
ットレスパッド;パラシュ−ト・コード;ゴルフボール
の巻芯;家具用フオーム層上の延伸布、等に使用され
る。 実施例3:硬化性シランアクリレート・シリカタ
ーポリマー この実施例ではUV光で硬化するシランアクリレート・
シリカターポリマー組成物を使用した。該組成物は19
94年11月29日付けUS−A5368941号にさ
らに詳しく記載されている。この組成物は(a)トリメ
トキシプロパン・トリアクリレートと1,6−ヘキサン
ジオールジアクリレートの混合体である多官能性アクリ
レート単量体、(b)3−アミノプロピルトリエトキシ
シランであるアミノ官能性シラン、(c)コロイドシリ
カおよび(d)ジエチレングリコールジアクリレートで
あるアクリレートを末端基とするポリアルキレンオキシ
ドを含有した。これは前記米国特許A5368941号
の表1にNo.1組成物として示されている、そして該
組成物は溶液AおよびBの調製のため該特許の仕様に従
って調製した。
リコーン繊維は種々の繊維用途、例えば、裸糸、被覆
糸、又はコア−スフ糸の調製に使用される。これらの糸
は広範囲の市場、例えば、医療用包帯、シートおよびマ
ットレスパッド;パラシュ−ト・コード;ゴルフボール
の巻芯;家具用フオーム層上の延伸布、等に使用され
る。 実施例3:硬化性シランアクリレート・シリカタ
ーポリマー この実施例ではUV光で硬化するシランアクリレート・
シリカターポリマー組成物を使用した。該組成物は19
94年11月29日付けUS−A5368941号にさ
らに詳しく記載されている。この組成物は(a)トリメ
トキシプロパン・トリアクリレートと1,6−ヘキサン
ジオールジアクリレートの混合体である多官能性アクリ
レート単量体、(b)3−アミノプロピルトリエトキシ
シランであるアミノ官能性シラン、(c)コロイドシリ
カおよび(d)ジエチレングリコールジアクリレートで
あるアクリレートを末端基とするポリアルキレンオキシ
ドを含有した。これは前記米国特許A5368941号
の表1にNo.1組成物として示されている、そして該
組成物は溶液AおよびBの調製のため該特許の仕様に従
って調製した。
【0029】その組成物は、4重量%の遊離基開始剤
(これはCiba‐Geigy社から入手のヒドロキシ
メチルフエニルプロパンで商品名はDAROCURE槇
1173)で触媒した。別の容器で、数平均分子量が8
9,000でけん化度が99以上のPVAの水性ジメチ
ルスルホキシド(DMSO)溶液に12重量%溶液を調
製した。その溶液における水とDMSOの重量比は1:
4であった。その溶液は、PVAが完全に溶解するまで
不活性雰囲気下で連続的にかくはんしながら110℃に
1時間加熱した。そのPVA溶液とUV硬化性≡SiO
−含有材料は、(a)直径が3.7mmでその中に≡S
iO−含有材料を向けた円形内通路と、(b)内径が
5.9mmで外径が10mmでその中にPVA溶液を向
けた同軸環状通路、から成るダイアセンブリの環状通路
を通して同時に押出した。≡SiO−含有物質およびP
VA溶液の流れの調節はこれら2成分上へ圧力を制御す
ることによって行った。これら溶液の温度および粘度下
で、PVA溶液を83kPa下で押出し、≡SiO−含
有物質は1.8mの高さから≡SiO−含有材料を重力
で供給した。紡糸口金の先端をドライアイスで冷却した
アセトンから成る凝固浴の上2cmに鉛直にセットし
た。押出された多成分フイラメントは浴内を合計距離2
44cmを移動して、110RPM(1.2rad/
s)で回転する巻取機によって引張られた。これは、コ
アの≡SiO−含有材料成分の回りのPVAの外シース
を完全に凝固させるのに十分であった。押出された多成
分フイラメントの寸法に影響を与えるように巻取機の速
度を制御した。巻取られた多成分フイラメントは巻取工
程後にアセトンに浸漬し、それを供給スプールより高速
で回転する別のスプールに移すことによって室温で引落
した。得られた繊維はUV源を通って同一速度で回転す
る2つのリール間を移動された。使用したUV源は、4
65,000ワット/m2 を使用し0.03m/秒の速
度の商品名HANOVIA6506A431型であっ
た。PVA保護シースに囲まれた被硬化≡SiO−含有
材料から成るフイラメントの部分は、水とDMSOを含
有し90℃に保持された加熱溶液に浸漬して、PVAを
溶解除去して可とう性繊維を解放させた。その繊維の顕
微鏡写真は円形横断面と共に直径が250μmの実質的
に均一な形状寸法を示した。
(これはCiba‐Geigy社から入手のヒドロキシ
メチルフエニルプロパンで商品名はDAROCURE槇
1173)で触媒した。別の容器で、数平均分子量が8
9,000でけん化度が99以上のPVAの水性ジメチ
ルスルホキシド(DMSO)溶液に12重量%溶液を調
製した。その溶液における水とDMSOの重量比は1:
4であった。その溶液は、PVAが完全に溶解するまで
不活性雰囲気下で連続的にかくはんしながら110℃に
1時間加熱した。そのPVA溶液とUV硬化性≡SiO
−含有材料は、(a)直径が3.7mmでその中に≡S
iO−含有材料を向けた円形内通路と、(b)内径が
5.9mmで外径が10mmでその中にPVA溶液を向
けた同軸環状通路、から成るダイアセンブリの環状通路
を通して同時に押出した。≡SiO−含有物質およびP
VA溶液の流れの調節はこれら2成分上へ圧力を制御す
ることによって行った。これら溶液の温度および粘度下
で、PVA溶液を83kPa下で押出し、≡SiO−含
有物質は1.8mの高さから≡SiO−含有材料を重力
で供給した。紡糸口金の先端をドライアイスで冷却した
アセトンから成る凝固浴の上2cmに鉛直にセットし
た。押出された多成分フイラメントは浴内を合計距離2
44cmを移動して、110RPM(1.2rad/
s)で回転する巻取機によって引張られた。これは、コ
アの≡SiO−含有材料成分の回りのPVAの外シース
を完全に凝固させるのに十分であった。押出された多成
分フイラメントの寸法に影響を与えるように巻取機の速
度を制御した。巻取られた多成分フイラメントは巻取工
程後にアセトンに浸漬し、それを供給スプールより高速
で回転する別のスプールに移すことによって室温で引落
した。得られた繊維はUV源を通って同一速度で回転す
る2つのリール間を移動された。使用したUV源は、4
65,000ワット/m2 を使用し0.03m/秒の速
度の商品名HANOVIA6506A431型であっ
た。PVA保護シースに囲まれた被硬化≡SiO−含有
材料から成るフイラメントの部分は、水とDMSOを含
有し90℃に保持された加熱溶液に浸漬して、PVAを
溶解除去して可とう性繊維を解放させた。その繊維の顕
微鏡写真は円形横断面と共に直径が250μmの実質的
に均一な形状寸法を示した。
【0030】実施例4 8重量%PVAの水性DMSO溶液を使用して保護シー
スを生成したことを除いて、実施例3を反復した。この
低粘度溶液は同一圧力で高押出量のPVAを生成し、引
落しが容易な低モジュラス保護シースが得られた。しか
しながら、≡SiO−含有材料成分に混合した高濃度の
DMSOは、硬化時の繊維の光学的透明性が低下するこ
とが観察された。
スを生成したことを除いて、実施例3を反復した。この
低粘度溶液は同一圧力で高押出量のPVAを生成し、引
落しが容易な低モジュラス保護シースが得られた。しか
しながら、≡SiO−含有材料成分に混合した高濃度の
DMSOは、硬化時の繊維の光学的透明性が低下するこ
とが観察された。
【0031】実施例3および4に従って作った繊維は低
伝達損失光学繊維、シリコーン組成物の優れた補強用構
造充てん材、繊維ガラス絶縁代替品又は織り布および不
織り布の製造に有用である。
伝達損失光学繊維、シリコーン組成物の優れた補強用構
造充てん材、繊維ガラス絶縁代替品又は織り布および不
織り布の製造に有用である。
【0032】実施例3および4における本発明の実施例
は特に重要であって、かかるシランアクリレート・シリ
カターポリマーからキヤストした薄フイルムが典型的に
脆いのに、実施例3および4の我々の紡糸繊維が可とう
性であったことを考えるときそれは全く予想外であっ
た。
は特に重要であって、かかるシランアクリレート・シリ
カターポリマーからキヤストした薄フイルムが典型的に
脆いのに、実施例3および4の我々の紡糸繊維が可とう
性であったことを考えるときそれは全く予想外であっ
た。
【0033】トリメチロールプロパントリアクリレート
および1,6−ヘキサンジオールアクリレート以外の多
数の多官能性アクリート単量体を使用して、1,4−ブ
タンジオールジアクリレート;エチレングリコールジア
クリレート;ジエチレングリコールジアクリレート;テ
トラエチレングリコールジアクリレート;トリプロピレ
ングリコールジアクリレート;ネオペンチルグリコール
ジアクリレート;1,4−ブタンジオールジメタクリレ
ート;ポリ(ブタンジオール)ジアクリレート;テトラ
エチレングリコールジメタクリレート;1,3−ブチレ
ングリコールジアクリレート;トリエチレングリコール
ジアクリレート;トリイソプロピレングリコールジアク
リレート;ポリエチレングリコールジアクリレート;ビ
スフエノールAジメタクリレート;トリメチロールプロ
パントリメタクリレート;ペンタエリトリトールモノヒ
ドロキシトリアクリレート;トリメチロールプロパント
リエトキシトリアクリレート;ペンタエリトリトールテ
トラアクリレート;ジトリメチロールプロパンテトラア
クリレート;ジペンタエリトリトール(モノヒドロキ
シ)ペンタアクリレート;およびそれらの混合体のよう
なシランアクリレート・シリカターポリマーを生成する
ことができる。
および1,6−ヘキサンジオールアクリレート以外の多
数の多官能性アクリート単量体を使用して、1,4−ブ
タンジオールジアクリレート;エチレングリコールジア
クリレート;ジエチレングリコールジアクリレート;テ
トラエチレングリコールジアクリレート;トリプロピレ
ングリコールジアクリレート;ネオペンチルグリコール
ジアクリレート;1,4−ブタンジオールジメタクリレ
ート;ポリ(ブタンジオール)ジアクリレート;テトラ
エチレングリコールジメタクリレート;1,3−ブチレ
ングリコールジアクリレート;トリエチレングリコール
ジアクリレート;トリイソプロピレングリコールジアク
リレート;ポリエチレングリコールジアクリレート;ビ
スフエノールAジメタクリレート;トリメチロールプロ
パントリメタクリレート;ペンタエリトリトールモノヒ
ドロキシトリアクリレート;トリメチロールプロパント
リエトキシトリアクリレート;ペンタエリトリトールテ
トラアクリレート;ジトリメチロールプロパンテトラア
クリレート;ジペンタエリトリトール(モノヒドロキ
シ)ペンタアクリレート;およびそれらの混合体のよう
なシランアクリレート・シリカターポリマーを生成する
ことができる。
【0034】3−アミノプロピルトリエトキシシランの
外に、3−アミノプロピルトリメトキシシランおよび3
−アミノプロピルメチルジメトキシシランも適当であ
る。さらに、ジエチレングリコールジアクリレート以外
のアクリレートを末端基とするポリアルキレンオキシド
はテトラエチレングリコールジアクリレート又はポリエ
チレングリコールジアクリレートのように使用すること
ができる。
外に、3−アミノプロピルトリメトキシシランおよび3
−アミノプロピルメチルジメトキシシランも適当であ
る。さらに、ジエチレングリコールジアクリレート以外
のアクリレートを末端基とするポリアルキレンオキシド
はテトラエチレングリコールジアクリレート又はポリエ
チレングリコールジアクリレートのように使用すること
ができる。
【0035】多くの水溶性重合体を水溶液から押出すこ
とができるけれども、ポリグリコール、ポリピロリド
ン、ポリアクリレート、ポリアクリルアミド、ポリイミ
ンおよび種々の天然ポリマーのような水溶性重合体は、
(a)それらが十分な機械的強度をもたない。(b)そ
れらが水中で後続の膨潤を余りにも受け易い、および/
または(c)それらが本法においてPVAのように効率
的に凝固又はゲル化しないので、本発明に従って使用す
るのに適当でない。
とができるけれども、ポリグリコール、ポリピロリド
ン、ポリアクリレート、ポリアクリルアミド、ポリイミ
ンおよび種々の天然ポリマーのような水溶性重合体は、
(a)それらが十分な機械的強度をもたない。(b)そ
れらが水中で後続の膨潤を余りにも受け易い、および/
または(c)それらが本法においてPVAのように効率
的に凝固又はゲル化しないので、本発明に従って使用す
るのに適当でない。
【0036】従って、かかる欠点を回避するためにPV
Aが最も適当である。さらに、PVAのゲル化は非共有
結合の架橋(例えば、再結晶および水素結合)によって
誘導され、それは熱水や他の適当な溶媒に単に溶解さす
ことによって被膜としての除去を可能にする。その上、
PVAは本発明に従って実施形態のあるものにおいて硬
化に用いるUV光線に透過性である。
Aが最も適当である。さらに、PVAのゲル化は非共有
結合の架橋(例えば、再結晶および水素結合)によって
誘導され、それは熱水や他の適当な溶媒に単に溶解さす
ことによって被膜としての除去を可能にする。その上、
PVAは本発明に従って実施形態のあるものにおいて硬
化に用いるUV光線に透過性である。
【0037】酢酸セルロース(CA)のようなセルロー
スの水溶性誘導体はPVAの適切な代用品である。しか
し、CAは微生物の攻撃を受け易いという欠点を有し、
かつPVAよりも温度耐性が低い。これらの欠点が要因
でない場合には、CAはPVAの許容される代用品にで
きる。他の適当なPVA代用品はカルボキシメチルセル
ロース(CMC)、ヒドロキシエチルセルロースおよび
ヒドロキシプロピルセルロースのようなセルロースの水
溶性誘導体である。
スの水溶性誘導体はPVAの適切な代用品である。しか
し、CAは微生物の攻撃を受け易いという欠点を有し、
かつPVAよりも温度耐性が低い。これらの欠点が要因
でない場合には、CAはPVAの許容される代用品にで
きる。他の適当なPVA代用品はカルボキシメチルセル
ロース(CMC)、ヒドロキシエチルセルロースおよび
ヒドロキシプロピルセルロースのようなセルロースの水
溶性誘導体である。
【図1】 本発明の方法を実施するのに使用する機能装
置の略図である。
置の略図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スチーブン エドワード クレイ イギリス国ウエールス サウス グラモル ゲン シュリー ドニフォード クローズ 10 (72)発明者 ジェニー リン ギルス アメリカ合衆国ミシガン州48706 ベイ シティ 2/1 イー ミッドランド ロ ード 2194 (72)発明者 ダニエル グレイバー アメリカ合衆国ミシガン州48640 ミッド ランド ペリン ロード 2355 (72)発明者 アーノルド ワド ロマス アメリカ合衆国ミシガン州48652 ローデ ス レベリー 4156 (72)発明者 ジェイムス マックビー アメリカ合衆国ミシガン州48640 ミッド ランド シャド ドライブ 6001
Claims (8)
- 【請求項1】押出可能で硬化性の≡SiO−を含有する
材料と水性有機重合体溶液を紡糸口金を通して有機重合
体の外シースによって囲まれた内シースとして形成され
る硬化性≡SiO−を含有する材料を有する連続フイラ
メントに同時に押出し、同時に押出されたフイラメント
を浴中に通して有機重合体を硬化性≡SiO−含有材料
の内シースの回りの固体弾性シースとして凝固させ、得
られたフイラメントを所定の直径まで延伸させ、≡Si
O−含有材料の内シースを硬化させ、有機重合体の外シ
ースを除去し、≡SiO−含有材料の硬化フイラメント
を巻取り、かつ集める工程から成ることを特徴とするフ
イラメントの製造法。 - 【請求項2】押出可能で硬化性の≡SiO−含有材料は
(a)硬化性シリコーンゴム、(b)硬化性水性シリコ
ーンエマルション、および(c)硬化性シランアクリレ
ート・シリカターポリマーから成る群から選ぶ請求項1
記載の方法。 - 【請求項3】有機重合体が、ポリビニルアルコール又は
セルロースの水溶性誘導体である請求項1記載の方法。 - 【請求項4】浴がアセトン又はメタノールを含有する請
求項3記載の方法。 - 【請求項5】≡SiO−含有材料の内シースは、加熱、
水の蒸発又は紫外線照射によって硬化される請求項2記
載の方法。 - 【請求項6】外シースは、該外シースを水、ジメチルス
ルホキシド又はそれらの混合体に溶解させることによっ
て除去される請求項3記載の方法。 - 【請求項7】押出可能で硬化性の≡SiO−を含有する
材料と水性有機重合体溶液を紡糸口金を通して有機重合
体の外シースによって囲まれた内シースとして形成され
る硬化性≡SiO−を含有する材料を有する連続フイラ
メントに同時に押出し、同時に押出されたフイラメント
を浴中に通して有機重合体を硬化性≡SiO−含有材料
の内シースの回りの固体弾性シースとして凝固させ、得
られたフイラメントを所定の直径まで延伸させ、≡Si
O−含有材料の内シースを硬化させ、有機重合体の外シ
ースを除去し、≡SiO−含有材料の硬化フイラメント
を巻取り、かつ集める工程から成る方法によって得られ
るフイラメント。 - 【請求項8】押出可能で硬化性の≡SiO−を含有する
材料と水性有機重合体溶液を紡糸口金を通して有機重合
体の外シースによって囲まれた内シースとして形成され
る硬化性≡SiO−を含有する材料を有する連続フイラ
メントに同時に押出し、同時に押出されたフイラメント
を浴中に通して有機重合体を硬化性≡SiO−含有材料
の内シースの回りの固体弾性シースとして凝固させ、得
られたフイラメントを所定の直径まで延伸させ、≡Si
O−含有材料の内シースを硬化させ、有機重合体の外シ
ースを除去し、≡SiO−含有材料の硬化フイラメント
を巻取り、かつ集める工程から成る方法によって得られ
る可とう性シランアクリレート・シリカターポリマー。
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---|---|---|---|
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US08/502040 | 1995-07-13 |
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---|---|
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