JPH09316491A - 液体漂白剤組成物 - Google Patents
液体漂白剤組成物Info
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Abstract
て優れた液体漂白剤組成物の提供。 【解決手段】 過酸化水素及び界面活性剤を含有し、組
成物中のハロゲンイオンの含有量が0.2 重量%以下であ
る液体漂白剤組成物。
Description
関するものであり、さらに詳しくは、高い漂白効果を有
し、しかも貯蔵安定性に優れた液体漂白剤組成物に関す
るものである。
は塩素系漂白剤と酸素系漂白剤に分けられるが、塩素系
漂白剤は使用できる繊維に制限があり、色、柄物には使
用できず、また特有の臭いを有していることから、これ
らの欠点のない酸素系漂白剤が最近著しく普及してい
る。この酸素系漂白剤のうち、過炭酸ナトリウム、過ほ
う酸ナトリウムが粉末漂白剤として使用されており、ま
た過酸化水素は液体酸素系漂白剤として使用されてお
り、液体酸素系漂白剤は衣類に直接塗布できるなどの使
いやすさから特に好まれている。
系漂白剤に比べて漂白力が低いことから、その改善が求
められており、過酸化水素を用いた液体酸素系漂白剤の
漂白効果を向上させるために、漂白活性化剤を利用する
研究がなされている。例えば特開昭61−230897号公報に
は過酸化水素を含む酸性水溶液中に固体状の漂白活性化
剤を分散させてなる貯蔵安定性に優れ、低温で活性を示
す組成物が開示されている。しかし、この組成物は漂白
活性化剤が分散状態であることから、貯蔵中に漂白活性
化剤が沈澱分離し、商品における外観を著しく損なうも
のであった。さらにこの組成物は、漂白活性化剤が水溶
液中で保存されることにより徐々に分解し、使用時に満
足な漂白力が得られないという問題があった。また、W
O9411475 号では2種の非イオン界面活性剤に漂白活性
化剤であるアセチルクエン酸トリエチルを可溶化させて
安定化した液体漂白剤組成物が開示されている。また、
特開平7−3293号公報では漂白活性化剤であるアルカノ
イルオキシベンゼンスルホン酸塩を非イオン界面活性剤
に可溶化させて安定化した液体漂白剤組成物が開示され
ている。しかしながら、これらは漂白活性化剤の貯蔵安
定性が満足できるものではなく、保存中に徐々に分解
し、使用時に満足できる漂白力が得られないという問題
があった。
に鋭意検討した結果、特開平6−207196号公報及び特開
平7−82592 号公報等に貯蔵安定性に優れ、しかも高い
漂白効果を有する液体漂白剤組成物を開示した。しかし
ながら、これらの液体漂白剤組成物の調製において、使
用する原料により過酸化水素の安定性が著しく低下する
ことが判り、このような課題を克服する必要が生じた。
は、高い漂白力を持ち、しかも貯蔵安定性に極めて優れ
た液体漂白剤組成物を提供することである。
を解決するため鋭意検討した結果、ハロゲンイオンの含
有量と過酸化水素の安定性に相関があることを見出し、
本発明を完成するに到った。すなわち本発明は、過酸化
水素及び界面活性剤を含有し、組成物中のハロゲンイオ
ンの含有量が0.2 重量%以下であることを特徴とする液
体漂白剤組成物を提供するものである。
に説明する。
及び界面活性剤を含有するが、特に下記の(a) 成分を
0.5〜20重量%、(b) 成分を 0.1〜30重量%、及び(c)
成分を0.05〜10重量%含有するものが好ましい。 (a) 成分:過酸化水素 (b) 成分:非イオン界面活性剤、カチオン界面活性剤あ
るいは両性界面活性剤から選ばれた少なくとも1種の界
面活性剤 (c) 成分:一般式(1) で表される漂白活性化剤
はエーテル基で中断していてもよい総炭素数5〜19のア
ルキル基又はアルケニル基を示し、 Yは式−SO3M又は−
COOMで表される基を示す。ここで Mは H、アルカリ金属
又はアルカリ土類金属を示す。〕 本発明の(b) 成分は非イオン界面活性剤、カチオン界面
活性剤あるいは両性界面活性剤から選ばれた少なくとも
1種の界面活性剤であるが、非イオン界面活性剤として
は、一般式(2) で表される化合物が好ましい。
ましくは8〜14の直鎖アルキル基又はアシル基であり、
Aはエチレン又は分岐していてもよいプロピレン基であ
り、好ましくはエチレン基である。また、nは2〜20、
好ましくは2〜15、より好ましくは3〜15の数を示し、
さらに Bは H又は炭素数1〜5のアルキル基を示し、好
ましくは Hあるいはメチル基である。〕 このような非イオン界面活性剤の好ましい具体例として
は以下の化合物が挙げられる。
ン界面活性剤としては、一般式(3)で表される化合物が
好ましい。
1種が炭素数8〜20、好ましくは8〜18、より好ましく
は10〜16のアルキル基もしくはアルケニル基を示し、残
りが炭素数1〜5、好ましくは1〜3のアルキル基ある
いはヒドロキシアルキル基を示す。また、R6は炭素数1
〜14、好ましくは1〜12のアルキル基を示すか、炭素数
1〜10、好ましくは1〜5のアルキル基で置換されてい
てもよいアリール基を示す。また、 T- は−OSO3 - 、−
COO- 又は−SO3 - を示し、好ましくは−OSO3 - であ
る。〕 一般式(3) で表される化合物の具体例としては以下の化
合物が挙げられる。
同一でも異なっていてもよい。〕
る。〕
同一でも異なっていてもよい。〕 本発明の(b) 成分として使用される両性界面活性剤とし
ては、一般式(4) で表される化合物が好ましい。
1種が炭素数8〜20、好ましくは8〜18、より好ましく
は10〜16のアルキル基もしくはアルケニル基を示し、残
りが炭素数1〜5、好ましくは1〜3のアルキル基ある
いはヒドロキシアルキル基を示す。また、 R10はヒドロ
キシル基を有していてもよい炭素数1〜5、好ましくは
1〜3のアルキレン基を示す。また、 Z- は−OSO3 - 、
−COO- 又は−SO3 - を示し、好ましくは−COO- 又は−S
O3 - である。〕 一般式(4) で表される化合物の具体例としては、以下の
化合物が挙げられる。
般式(1) で示される漂白活性化剤を含有することが好ま
しい。一般式(1) において、R はエステル基、アミド基
あるいはエーテル基で中断していてもよい総炭素数5〜
19のアルキル基又はアルケニル基を示すが、炭素数7〜
18のアルキル基又はアルケニル基が好ましく、炭素数7
〜14のアルキル基又はアルケニル基が更に好ましく、特
にアルキル基が好ましい。Y は式−SO3M又は−COOMで表
される基、M は H、アルカリ金属又はアルカリ土類金属
を示すが、Y が−SO3Mの場合は MはNa, K 等のアルカリ
金属、特にNaが好ましく、Y が−COOMの場合は MはH が
好ましい。
例としては、以下の化合物が挙げられる。
は8〜18の数を示す。〕 本発明では上記 (a)〜(c) 成分を含有する液体漂白剤組
成物が好ましいが、これらの中で (b)成分及び (c)成分
には製造上ハロゲンイオンが含まれる場合が多い。この
ようなハロゲンイオンが液体漂白剤組成物に混入すると
貯蔵中に過酸化水素の分解を促進させ、漂白効果を低下
させるばかりか、容器の膨れや破裂を引き起こす。この
ようなハロゲンイオンの過酸化水素分解は下記式で表さ
れるような反応で触媒的に進むことが推察される。
の含有量は 0.2重量%以下であることが必要であり、好
ましくは0.05重量%以下、更には実質的にハロゲンイオ
ンが存在しないことが好ましい。
ゲンイオン含有量を低減化させるために種々の公知の方
法が採用されるが、特に原料からハロゲンイオンを除去
することが好ましい。例えばカチオン界面活性剤は、通
常ハロゲン化アルキルにより4級化されるが、本発明に
おいて、 (b)成分としてはこのようなカチオン界面活性
剤は使用することができない。このため本発明に使用す
るカチオン界面活性剤は、ジアルキル硫酸やエチレンオ
キシドやプロピレンオキシドなどのエポキシ化合物によ
り4級化したものを用いる。また両性界面活性剤につい
てもハロゲン化アルキルスルホン酸塩、ハロゲン化アル
キルカルボン酸(塩)などを原料として使用するが、こ
のような両性界面活性剤にはハロゲン化ナトリウムなど
が混入する。そこで本発明で使用する両性界面活性剤で
は通常知られている公知の方法、例えば電気透析や再結
晶などの方法でハロゲン化合物を除去して使用する。
性化剤は通常脂肪酸クロリドとフェノールスルホン酸塩
やフェノールカルボン酸(塩)との反応で製造される
が、この場合もハロゲン化合物が混入する。このため本
発明で使用する (c)成分は再結晶などの公知の精製法で
ハロゲン化合物を除去して使用する必要がある。
有量は、ハロゲンイオンの含有量が0.2 重量%以下であ
ること以外は特に限定されないが、 (a)成分の過酸化水
素の含有量は十分な漂白効果を得るためには 0.5重量%
以上が好ましく、貯蔵安定性の面から20重量%以下が好
ましい。特に好ましくは 0.5〜10重量%、より好ましく
は1〜6重量%である。また、 (b)成分の界面活性剤の
含有量は、貯蔵安定性の面から 0.1重量%以上が好まし
く、粘度の上昇を抑えて取り扱いやすくするためには30
重量%以下が好ましい。特に好ましくは 0.1〜20重量
%、より好ましくは 0.3〜20重量%である。さらに、
(c)成分の漂白活性化剤の含有量は、十分な漂白性能を
得るために0.05重量%以上が好ましく、沈殿が形成せず
可溶化でき、商品としての外観を著しく損なわないため
には10重量%以下が好ましい。特に好ましくは0.1 〜5
重量%、より好ましくは 0.1〜3重量%である。
ことにより、貯蔵安定性に優れ、しかも高い漂白効果を
持つ液体漂白剤組成物を提供することができる。
(d) 成分として金属イオン封鎖剤を配合することができ
る。金属イオン封鎖剤としては、 (1) フィチン酸等のリン酸系化合物又はこれらのアルカ
リ金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩もしく
はアルカノールアミン塩 (2) エタン−1,1 −ジホスホン酸、エタン−1,1,2 −ト
リホスホン酸、エタン−1−ヒドロキシ−1,1 −ジホス
ホン酸、エタンヒドロキシ−1,1,2 −トリホスホン酸、
エタン−1,2 −ジカルボキシ−1,2 −ジホスホン酸、メ
タンヒドロキシホスホン酸等のホスホン酸又はこれらの
アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩
もしくはアルカノールアミン塩 (3) アクリル酸、マレイン酸、イタコン酸、アコニット
酸、メタクリル酸、フマル酸、2−ヒドロキシアクリル
酸、シトラコン酸等のホモポリマーあるいはこれらの2
種以上のコポリマーであり、平均分子量が 500〜100000
で、これらのカルボキシル基の一部又は全部がアルカリ
金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩又はアル
カノールアミン塩になっていてもよいポリカルボン酸類 (4) 2−ホスホノブタン−1,2 −ジカルボン酸、1−ホ
スホノブタン−2,3,4 −トリカルボン酸、α−メチルホ
スホノコハク酸等のホスホノカルボン酸又はこれらのア
ルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩も
しくはアルカノールアミン塩 (5) アスパラギン酸、グルタミン酸、グリシン等のアミ
ノ酸又はこれらのアルカリ金属塩、アルカリ土類金属
塩、アンモニウム塩もしくはアルカノールアミン塩 (6) ニトリロ三酢酸、イミノジ酢酸、エチレンジアミン
四酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸、グリコールエー
テルジアミン四酢酸、ヒドロキシエチルイミノジ酢酸、
トリエチレンテトラミン六酢酸、ジエンコル酸等のアミ
ノポリ酢酸又はこれらのアルカリ金属塩、アルカリ土類
金属塩、アンモニウム塩もしくはアルカノールアミン塩 (7) ジグリコール酸、オキシジコハク酸、カルボキシメ
チルオキシコハク酸、クエン酸、乳酸、酒石酸、シュウ
酸、リンゴ酸、オキシジコハク酸、グルコン酸、カルボ
キシメチルコハク酸、カルボキシメチル酒石酸などの有
機酸又はこれらのアルカリ金属塩、アルカリ土類金属
塩、アンモニウム塩もしくはアルカノールアミン塩 (8) ゼオライトAに代表されるアルミノケイ酸のアルカ
リ金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩もしく
はアルカノールアミン塩 等が挙げられる。これらの中で上記(2) 、(3) 、(6) 及
び(8) からなる群より選ばれる少なくとも1種が好まし
く、上記(2) からなる群より選ばれる少なくとも一種が
さらに好ましい。このような金属イオン封鎖剤の量は、
本発明の液体漂白剤組成物に対し、0.0005〜5.0 重量%
が好ましく、より好ましくは0.01〜1重量%である。
他に通常添加される公知の成分を添加することができ
る。例えば、ビルダーとして、硫酸塩、炭酸塩、重炭酸
塩、珪酸塩、燐酸塩などの水溶性無機ビルダー等を用い
ることができる。また、過酸化物あるいは過酸化水素付
加体の安定剤として公知の硫酸マグネシウム、珪酸マグ
ネシウム、ケイフッ化マグネシウム、酸化マグネシウ
ム、水酸化マグネシウムなどのマグネシウム塩及び珪酸
ソーダのような珪酸塩類を用いることができる。さらに
必要に応じてカルボキシメチルセルロース、ポリビニル
ピロリドン、ポリエチレングリコールのような再汚染防
止剤などを添加することができる。
過酸化水素及び界面活性剤、又は上記(a) 成分〜(c) 成
分、又は(a) 成分〜(d) 成分を、水中に溶解又は分散さ
せたものであるが、低温での液の安定化及び凍結復元性
を改善したり、高温での液分離を防止する目的でハイド
ロトロープ剤を配合しても差し支えない。このようなハ
イドロトロープ剤としては、一般的には、トルエンスル
ホン酸塩、キシレンスルホン酸塩などに代表される短鎖
アルキルベンゼンスルホン酸塩等が挙げられる。ハイド
ロトロープ剤は本発明の液体漂白剤組成物中0〜30重量
%程度配合することができる。
らに種々の化合物を含有させることができる。例えば、
過酸化水素の安定化剤として知られているリン酸、バル
ビツール酸、尿酸、アセトアニリド、オキシキノリンや
フェナセチンなどに代表されるアミノポリカルボン酸
類、及び、DL−α−トコフェロール、没食子酸誘導
体、ブチル化ヒドロキシアニソール(BHA)、2,6 −
ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノール(BHT)な
どを添加することができる。これらの安定化剤の添加量
は過酸化水素の濃度にもよるが、本発明の組成物中に通
常0〜5重量%程度、好ましくは0.01〜3重量%含有さ
せるのがよい。
褪色防止剤として公知の物質を含むことができる。この
ような物質としては、フェニルアラニン、ヒスチジン、
リジン、チロシン、メチオニン等のアミノ酸及びアミノ
酸塩類、及びヒドロキシイミノジ酢酸等のアミノ又はイ
ミド化合物、さらにはアクリロニトリルと第四級アンモ
ニウム基を有するアクリロニトリルと共重合可能なモノ
マーの一種又は二種以上とのコポリマー等である。な
お、アミノ酸には光学異性体が存在するが、本発明の効
果においては光学異性体は関与しない。従って、化学的
に合成したアミノ酸を使用することも可能である。ま
た、本発明の液体漂白剤組成物には、白物繊維に対する
漂白効果を増すために蛍光増白剤として、チノパール(T
inopal) CBS〔チバ・ガイギー(Ciba-Geigy)社製〕、
チノパールSWN〔チバ・ガイギー社製〕やカラー・イ
ンデックス蛍光増白剤28,40,61,71などのよ
うな蛍光増白剤を0〜5重量%添加しても良い。
成物の粘度を高め使い勝手を向上させる目的で増粘剤を
0〜20重量%添加することが可能である。増粘剤として
は、一般的には、カルボキシメチルセルロース誘導体、
メチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロースといっ
た合成高分子、キサンタンガム、グアーガム、ケルザン
といった天然高分子、モンモリロナイト、ビーガムとい
った水膨潤性粘土鉱物などが用いられる。
らに、染料や顔料のような着色剤、香料、シリコーン
類、殺菌剤、紫外線吸収剤、無機電解質(例えばNa2S
O4)等の種々の微量添加物を適量(各々0〜約2重量%
程度)配合することができる。なお、染料としては、酸
性溶液で耐過酸化水素性を有する酸性染料が特に好まし
い。また、本発明組成物において、漂白性能を向上させ
るため、従来公知の酵素(セルラーゼ、アミラーゼ、プ
ロテアーゼ、リパーゼ等)を必要に応じ、配合すること
ができる。
下、好ましくは 3.5以下とすることが望ましい。pHを
調整するためには、硫酸、リン酸のような無機酸や、ト
ルエンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸のような有機酸
を使用したり、前述の金属イオン封鎖剤を酸の形で添加
したり、必要に応じて水酸化ナトリウムや水酸化カリウ
ムのような苛性アルカリを用いて調整するのが良い。ま
た、本発明の液体漂白剤組成物は、従来公知の衣料用洗
剤と混合して使用することもできる。
し、しかも高い漂白効果を示す液体漂白剤を提供するこ
とができる。
するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。
(b-1) 〜(b-7)(これらはいずれも電気透析法によりCl含
量を有効分に対し0.2 重量%まで低減化させた)、(c)
成分として(c-1) 〜(c-4)(これらはいずれも精製してCl
含量を有効分に対し0.2 重量%まで低減化させた)、
(d) 成分として(d-1) を用い、更に比較成分として、
(b'-1)〜(b'-2)(これらは脱NaClを行っていないため有
効分に対し10重量%のClを含有)、及び(c'-1)〜(c'-2)
(これらはいずれも精製していないため有効分に対して
13重量%のClを含有)を用い、表1及び表2に示す配合
組成で液体漂白剤組成物を調製した。
ぞれの漂白性能、貯蔵安定性及びボトル外観を下記方法
で測定した。結果を表1及び表2に示す。なお、表1及
び表2に示す配合組成は 0.5N硫酸水溶液によりpHを表
1及び表2に示すpHに調整した。
す条件下で液体漂白剤組成物を貯蔵した後、試料組成物
中の有機過酸を生成する漂白活性化剤の量を測定し、次
式により有効漂白活性化剤残存率を算出した。
リー法により測定した。
ルカリ洗剤水溶液2リットルに表1及び表2に示す液体
漂白剤組成物を40ml添加し、下記のように調製した紅茶
汚染布を5枚ずつ15分間浸漬させた。十分水道水ですす
いだ後、乾燥させて次式によって漂白率を算出した。
P で460nm フィルターを使用して測定した。
交換水にて約15分間煮沸後、糊抜きしたさらし木綿でこ
し、この液に木綿金布#2003を浸し、約15分間煮沸し
た。そのまま火よりおろし、約2時間程度放置後自然乾
燥させ、洗液に色がつかなくなるまで水洗し、脱水、プ
レス後、10cm×10cmの試験片とし、実験に供した。
す液体漂白剤組成物を市販の液体漂白剤のボトル(花王
製ハイター 600mlボトルを内容物を抜き、中性洗剤で洗
浄後、イオン交換水で3回水洗し、乾燥させたもの)に
600ml入れ、表1及び表2に示す条件下で貯蔵後、ボト
ル外観を下記の基準で評価した。
Claims (4)
- 【請求項1】 過酸化水素及び界面活性剤を含有し、組
成物中のハロゲンイオンの含有量が0.2 重量%以下であ
ることを特徴とする液体漂白剤組成物。 - 【請求項2】 下記の(a) 成分を 0.5〜20重量%、(b)
成分を 0.1〜30重量%、及び(c) 成分を0.05〜10重量%
含有する請求項1記載の液体漂白剤組成物。 (a) 成分:過酸化水素 (b) 成分:非イオン界面活性剤、カチオン界面活性剤あ
るいは両性界面活性剤から選ばれた少なくとも1種の界
面活性剤 (c) 成分:一般式(1) で表される漂白活性化剤 【化1】 〔式中、 Rはエステル基、アミド基あるいはエーテル基
で中断していてもよい総炭素数5〜19のアルキル基又は
アルケニル基を示し、 Yは式−SO3M又は−COOMで表され
る基を示す。ここで Mは H、アルカリ金属又はアルカリ
土類金属を示す。〕 - 【請求項3】 ハロゲンイオンの含有量が0.05重量%以
下である請求項1又は2記載の液体漂白剤組成物。 - 【請求項4】 (d) 成分として金属封鎖剤を含有する請
求項1〜3のいずれか一項に記載の液体漂白剤組成物。
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Cited By (3)
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---|---|---|---|---|
WO2020050230A1 (ja) * | 2018-09-06 | 2020-03-12 | 小林製薬株式会社 | 洗浄剤組成物 |
WO2020050231A1 (ja) * | 2018-09-06 | 2020-03-12 | 小林製薬株式会社 | 洗浄剤組成物 |
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-
1996
- 1996-05-28 JP JP13320696A patent/JP3583547B2/ja not_active Expired - Lifetime
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WO2020050231A1 (ja) * | 2018-09-06 | 2020-03-12 | 小林製薬株式会社 | 洗浄剤組成物 |
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