JPH09316350A - 硬化性組成物 - Google Patents

硬化性組成物

Info

Publication number
JPH09316350A
JPH09316350A JP14030496A JP14030496A JPH09316350A JP H09316350 A JPH09316350 A JP H09316350A JP 14030496 A JP14030496 A JP 14030496A JP 14030496 A JP14030496 A JP 14030496A JP H09316350 A JPH09316350 A JP H09316350A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
compound
meth
hydrolyzable silicon
curable composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP14030496A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3687192B2 (ja
Inventor
Tomoko Matsumoto
知子 松本
Takao Doi
孝夫 土居
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Glass Co Ltd filed Critical Asahi Glass Co Ltd
Priority to JP14030496A priority Critical patent/JP3687192B2/ja
Publication of JPH09316350A publication Critical patent/JPH09316350A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3687192B2 publication Critical patent/JP3687192B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Polyethers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】優れた接着強度を有する硬化性組成物の提供。 【解決手段】加水分解により架橋可能な加水分解性ケイ
素基を分子内に1個以上有する有機重合体(A)、加水
分解性ケイ素基を有するアミン化合物とオクチルアクリ
レートを反応させることによって得られるケイ素化合物
(B)、および、エポキシシラン(C)を含有する硬化
性組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は改質された硬化性組
成物に関し、特に著しく優れた機械物性を有する硬化性
組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】分子内に1個以上の加水分解性ケイ素基
を有する有機重合体は、硬化物がゴム弾性を有するとい
う特徴を生かし被覆組成物・密封組成物などの用途に用
いられているが、特に接着剤等のような用途には硬化物
の強度、特にせん断接着強度が不充分であり、実用上問
題がある。
【0003】これらの欠点を解決するために、加水分解
性ケイ素基含有有機重合体にアミノ基含有アルコキシシ
ランまたはこのシランをエポキシ基含有アルコキシシラ
ンやメタクリル基含有アルコキシシランと反応させて得
た変性体を添加してなる組成物が提案されている(特公
昭62−35421)。
【0004】しかしアミノ基含有アルコキシシランの添
加の場合、分子中の第1級アミノ基が硬化物の耐水性を
損なうという問題があり、変性体添加の場合は硬化体の
モジュラス変化が大きく硬化体が脆くなるなどの問題が
あった。
【0005】さらに、従来から接着が難しいとされるポ
リ塩化ビニルやフッ素鋼板などの被着体に対しては充分
な接着力を得られないという問題があった。
【0006】また、アミノ基含有アルコキシシランと
(メタ)アクリル酸エステルを同時に使用する方法(特
開平6−16921)、または両者を反応させて得られ
た付加物を使用する方法(特開平6−88017)によ
って接着性を改善する手法が知られているが、これらの
方法もまたポリ塩化ビニルやフッ素鋼板などの被着体に
対しては充分な接着力を得られないという問題があっ
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記欠点を
解決し、その硬化物が著しく優れた機械物性と接着強度
を発現し、特に優れた耐水性を示す硬化性組成物の提供
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、加水分解によ
り架橋可能な加水分解性ケイ素基を分子内に1個以上有
する有機重合体(A)、加水分解性ケイ素基を有するア
ミン化合物(B−1)と(メタ)アクリル酸エステル
(B−2)とを反応させることによって得られるケイ素
化合物(B)、および、加水分解性ケイ素基を有するエ
ポキシ化合物(C)、を含有することを特徴とする硬化
性組成物である。
【0009】本発明における加水分解により架橋可能な
加水分解性ケイ素基(以下単に加水分解性ケイ素基とも
いう)を分子内に1個以上有する有機重合体(A)とし
ては、ポリエーテル、ポリエステルおよびポリカーボネ
ートから選ばれる有機重合体から誘導される有機重合体
が挙げられる。また(メタ)アクリル酸エステル、ビニ
ルアルキルエーテル、イソブチレン、ブタジエン、クロ
ロプレン等のジエン類、クロロトリフルオロエチレン、
テトラフルオロエチレン、エチレンまたはプロピレン等
の重合性モノマーと加水分解性ケイ素基含有重合性モノ
マーを共重合して得られる加水分解性ケイ素基含有ビニ
ル系重合体等が挙げられる。
【0010】特にポリエーテル、ポリエステルおよびポ
リカーボネートから選ばれる有機重合体から誘導される
有機重合体であることが好ましく、なかでも特にポリエ
ーテルから誘導される加水分解性ケイ素基含有ポリエー
テルが好ましい。
【0011】ポリエーテルは、触媒の存在下、活性水素
を含有する開始剤にアルキレンオキシドを開環重合反応
させて得られる。アルキレンオキシドとしてはプロピレ
ンオキシド、エチレンオキシド、ブチレンオキシド、エ
ピクロロヒドリン、スチレンオキシド、アリルグリシジ
ルエーテル等がある。またオキセタン、テトラヒドロフ
ラン等も使用できる。
【0012】開始剤としては、多価アルコール、多価カ
ルボン酸、多価アミン等の多価活性水素化合物、末端不
飽和基含有モノオール、不飽和フェノール、不飽和カル
ボン酸等の不飽和基含有活性水素化合物が挙げられる。
【0013】触媒としてはナトリウム、カリウム、セシ
ウム等のアルカリ金属やそれらアルカリ金属の水酸化物
などのアルカリ金属化合物、複合金属シアン化物錯体、
金属ポルフィリン錯体を使用できる。
【0014】加水分解性ケイ素基含有ポリエーテルは、
水酸基含有ポリエーテルから誘導されることが特に好ま
しい。
【0015】本発明において、加水分解性ケイ素基と
は、シラノール基やアルコキシシリル基のように、湿分
や硬化触媒等により縮合反応を起こし有機重合体の架橋
によって高分子量化を促進しうるものであり、好ましく
は式2により表される。
【0016】
【化3】−SiXa1 3-a・・・式2
【0017】式2中、R1 は炭素数1〜20の置換また
は非置換の1価の炭化水素基、Xは水酸基または加水分
解性基、aは1〜3の整数である。
【0018】加水分解性ケイ素基含有ポリエーテルは、
水酸基含有ポリエーテルから誘導される場合、通常、有
機基を介して式2で表される加水分解性ケイ素基が導入
される。よって、本発明における有機重合体(A)は式
3で表される基を有することが好ましい。
【0019】
【化4】−R0 −SiXa1 3-a・・・式3
【0020】式3中、R0 は2価の有機基、R1 、X、
aは上記に同じ。
【0021】ここで、式3中のR0 は2価の有機基であ
り、炭素数8以下の炭化水素基が好ましい。式2、式3
中、R1 は炭素数1〜20の置換または非置換の1価の
炭化水素基であり、好ましくは炭素数8以下のアルキル
基、フェニル基またはフルオロアルキル基である。特に
好ましくはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル
基、ヘキシル基、シクロヘキシル基またはフェニル基で
ある。
【0022】式2、式3中のXは水酸基または加水分解
性基であり、加水分解性基としてはたとえばハロゲン原
子、アルコキシ基、アシルオキシ基、アミド基、アミノ
基、アミノオキシ基、ケトキシメート基またはヒドリド
基である。これらのうち炭素原子を有する加水分解性基
の炭素数は6以下、特には4以下が好ましい。好ましい
Xは炭素数4以下のアルコキシ基、特にはメトキシ基、
エトキシ基またはプロポキシ基である。式2、式3中の
aは2または3が好ましい。
【0023】本発明における有機重合体(A)の製造方
法としては、たとえば、下記の(イ)〜(ヘ)を例示す
るがこれらに限定されない。なお、(イ)〜(ニ)は、
加水分解性ケイ素基含有ポリエーテルの製造方法例であ
り、(ホ)〜(ヘ)は加水分解性ケイ素基含有ビニル系
重合体の製造方法例である。
【0024】(イ)イソシアネート基と加水分解性ケイ
素基を有する有機ケイ素化合物を水酸基含有ポリエーテ
ルと反応させる方法。
【0025】具体的な有機ケイ素化合物としては、化5
の化合物を示しうる。
【0026】
【化5】(C25 O)3 Si(CH23 NCO、
(CH3 O)3 Si(CH23 NCO、(CH3 O)
2 (CH3 )Si(CH23 NCO、(CH3 O)3
SiNCO、(CH3 O)2 Si(NCO)2
【0027】(ロ)式HSiXa1 3-a(式中R1
X、aは前記に同じ)で表される水素化ケイ素化合物
と、末端に不飽和基を導入したポリエーテルとを反応さ
せる方法。
【0028】ここで不飽和基を導入する方法としては、
水酸基含有ポリエーテルのOHをOM(Mはアルカリ金
属)とした後、塩化アリル等の不飽和基含有ハロゲン化
炭化水素と反応させる方法、または不飽和基および水酸
基と反応しうる官能基を有する化合物を水酸基含有ポリ
エーテルと反応させて、エステル結合、ウレタン結合、
カーボネート結合等を介して不飽和基を導入する方法が
ある。また末端水酸基含有ポリエーテルの製造において
アルキレンオキシドを重合する際に、アリルグリシジル
エーテル等の不飽和基含有アルキレンオキシドを共重合
させることにより側鎖に不飽和基を導入する方法や、開
始剤として末端不飽和基含有モノオールを用いて製造し
た水酸基含有ポリエーテルも使用することにより末端に
不飽和基を導入する方法もある。
【0029】(ハ)水酸基含有ポリエーテルの末端にト
リレンジイソシアネート等のポリイソシアネートを反応
させてイソシアネート基末端とした後、該イソシアネー
ト基に式4で表されるケイ素化合物のW基を反応させる
方法。
【0030】
【化6】W−R2 −SiXa1 3-a・・・式4
【0031】式4中、R1 、X、aは前記に同じであ
り、R2 は炭素数1〜20の2価の炭化水素基であり、
Wは水酸基、カルボキシル基、メルカプト基およびアミ
ノ基(第1級または第2級)から選ばれる活性水素含有
基である。
【0032】(ニ)末端に不飽和基を導入したポリエー
テルの不飽和基と、Wがメルカプト基である式4で表さ
れるケイ素化合物のメルカプト基を反応させる方法。
【0033】(ホ)加水分解性ケイ素基を有する重合性
モノマーまたはそのオリゴマーと他の重合性モノマーま
たはそのオリゴマーとを共重合させる方法。
【0034】重合性モノマーとは、たとえば式5で表さ
れる化合物の単独または2種以上の混合物である。
【0035】
【化7】CR3 2=CR45 ・・・式5
【0036】式5中、R3 は水素原子、ハロゲン原子ま
たは1価の炭化水素基であり、R4、R5 は1価の有機
基である。R3 は水素原子または1価の炭化水素基であ
ることが好ましく、R4 、R5 は水素原子、ハロゲン原
子、1価の炭化水素基、フェニル基、アルコキシ基、カ
ルボキシル基、アルコキシカルボニル基、グリシドキシ
カルボニル基、シアノ基、アルケニル基、アシルオキシ
基、アミド基およびピリジル基から選ばれる基であるこ
とが好ましい。
【0037】重合性モノマーの具体例としては、スチレ
ンやα−メチルスチレン等のスチレン系モノマー、(メ
タ)アクリル酸、それらのエステルまたは(メタ)アク
リルアミド等の(メタ)アクリル系モノマー、アクリロ
ニトリル、2,4−ジシアノブテン−1等のシアノ基含
有モノマー、酢酸ビニル等のビニルエステル系モノマ
ー、イソプレン、ブタジエン等のジエン系モノマー、イ
ソブチレン等のオレフィンおよびその他不飽和エステル
類、ハロゲン化オレフィン、ビニルエーテル等がある。
【0038】また加水分解性ケイ素基を有する重合性モ
ノマーとしては式6で表される化合物が用いられる。
【0039】
【化8】Y3-n −SiR6 n7 ・・・式6
【0040】式6中、R6 は炭素数1〜20の置換また
は非置換の1価の炭化水素基であり、Yは水酸基、また
はハロゲン原子、アルコキシ基、アシルオキシ基、アミ
ド基、アミノ基、アミノキシ基、ケトキシメート基等の
加水分解性基であり、R7 は重合性不飽和基を有する有
機残基であり、nは0〜2の整数である。
【0041】式6で表される化合物としては具体的には
化9の化合物等が例示される。
【0042】
【化9】CH2 =C(CH3 )COO(CH23 Si
(CH3 )(OCH32 、CH2 =C(CH3 )Si
(CH3 )(OCH32
【0043】(ヘ)加水分解性ケイ素基を含有する連鎖
移動剤の存在下で重合性モノマーを重合させる方法。
【0044】加水分解性ケイ素基を含有する連鎖移動剤
としては具体的には化10の化合物等が例示される。
【0045】
【化10】HS(CH23 Si(OCH33 、HS
(CH23 Si(CH3 )(OCH32
【0046】有機重合体(A)の分子量は1000以上
であることが好ましい。1000〜50000であるこ
とがより好ましく、特には5000〜30000、さら
には8000〜30000が好ましい。
【0047】本発明におけるアミン化合物(B−1)
は、式2で表される加水分解性ケイ素基を有することが
好ましく、特にアルコキシシリル基を有することが好ま
しい。アルコキシシリル基としてはトリアルコキシシリ
ル基、ジアルコキシシリル基、モノアルコキシシリル基
などがある。
【0048】アミン化合物(B−1)は加水分解性ケイ
素基を1分子中に1個有する化合物であることが好まし
い。アミン化合物(B−1)としては、アミノ基として
は第1級アミノ基および/または第2級アミノ基を有す
る化合物であることが好ましく、第1級アミノ基を有す
る化合物であることが特に好ましい。アミン化合物(B
−1)は分子量1000未満の化合物であることが好ま
しい。アミン化合物(B−1)は、式1で表される化合
物であることが特に好ましい。
【0049】
【化11】 X0 p2 3-pSi(CH2)3(NHCH2 CH2)q NHQ3 ・・・式1
【0050】式1中、X0 は水酸基または加水分解性
基、Q2 は炭素数1〜20の置換または非置換の1価の
炭化水素基、Q3 は水素原子、炭素数1〜6のアルキル
基またはフェニル基、pは1〜3の整数、qは0〜3の
整数である。
【0051】アミン化合物(B−1)としては具体的に
は3−アミノプロピルトリメトキシシラン、3−アミノ
プロピルトリエトキシシラン、3−アミノプロピルメチ
ルジメトキシシラン、3−アミノプロピルジメチルメト
キシシラン、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプ
ロピルトリメトキシシラン、N−(2−アミノエチル)
−3−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−(2−
アミノエチル)−3−アミノプロピルメチルジメトキシ
シラン、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピ
ルジメチルメトキシシラン、N−フェニル−3−アミノ
プロピルトリメトキシシランなどが挙げられる。
【0052】本発明における(メタ)アクリル酸エステ
ル(B−2)としては(1)モノ(メタ)アクリレー
ト、(2)ジ(メタ)アクリレート、(3)ポリ(メ
タ)アクリレートなどがある。
【0053】
【化12】 [CH2 =CQ1 −COO−Q0m T・・・式7
【0054】式7中、mは1〜6の整数、Q1 は水素原
子またはメチル基、Q0 は結合手または、炭素数1〜4
0の直鎖状または分岐鎖状の2価の置換または非置換の
炭化水素基、Tは有機基である。
【0055】式7中、mは1〜2であることが好まし
い。Q1 は水素原子であることが好ましい。Tは置換ま
たは非置換の炭素数1〜40の有機基であることが好ま
しい。テトラヒドロフルフリル基、フェノキシ基、水酸
基および環状アセタール結合から選ばれる1種以上の置
換基または結合部を含有する炭素数1〜40の有機基ま
たはフッ素原子で置換された炭素数1〜40の炭化水素
基であることが好ましい。テトラヒドロフルフリル基、
フェノキシ基および環状アセタール結合から選ばれる1
種以上の置換基または結合部を含有する炭素数1〜40
の有機基であることがもっとも好ましい。なお本発明に
おいて環状アセタール結合とは化13で表される構造を
いう。
【0056】
【化13】
【0057】化13において、Z1 〜Z8 は結合手、水
素原子、または炭素数1〜20の置換または非置換の1
価の炭化水素基を示す。Z1 〜Z8 はそれぞれ、異なっ
ていても同一でもよい。
【0058】(メタ)アクリル酸エステル(B−2)の
具体例を次に挙げる。 (1)モノ(メタ)アクリレートとしては、メチル(メ
タ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、n−
ブチル(メタ)アクリレート、i−ブチル(メタ)アク
リレート、t−ブチル(メタ)アクリレート、シクロヘ
キシル(メタ)アクリレート、オクチル(メタ)アクリ
レート、ドデシル(メタ)アクリレート、ペンタデシル
(メタ)アクリレート、ヘキサデシル(メタ)アクリレ
ート、オクタデシル(メタ)アクリレート、ベヘニル
(メタ)アクリレート等のアルキル(メタ)アクリレー
ト。
【0059】ポリオキシエチレングリコールモノメチル
エーテルモノ(メタ)アクリレート、ポリオキシエチレ
ンポリオキシプロピレングリコールモノオクチルエーテ
ルモノ(メタ)アクリレート等のポリオキシアルキレン
グリコールモノアルキルエーテルモノ(メタ)アクリレ
ート。
【0060】2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレー
ト、3−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート等の
ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート。日本油脂製
のブレンマーAE350(化14)等のポリオキシエチ
レングリコールモノ(メタ)アクリレート、ポリオキシ
プロピレングリコールモノ(メタ)アクリレート、ポリ
テトラメチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、
等のポリオキシアルキレングリコールモノ(メタ)アク
リレート。グリセロールモノフェニルエーテルモノ(メ
タ)アクリレート、グリセロールモノ(メタ)アクリレ
ート、グリセロールジ(メタ)アクリレート等の多価ア
ルコールモノ(メタ)アクリレート等の水酸基含有(メ
タ)アクリレート。
【0061】2,2,2−トリフルオロエチルアクリレ
ート、1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロイソプ
ロピルアクリレート、(パーフルオロオクチル)エチル
アクリレート、(パーフルオロノニル)エチルアクリレ
ート等の含フッ素(メタ)アクリレート。
【0062】日本化薬製のカヤラッドR−644(化1
5、nの平均値は1)等の環状アセタール結合含有(メ
タ)アクリレート。
【0063】日本化薬製のカヤラッドTC−110S
(化16、nの平均値は1)等のテトラヒドロフルフリ
ル基含有(メタ)アクリレート。
【0064】日本化薬製のカヤラッドR−564(化1
7、nの平均値は2.3)等のポリオキシアルキレング
リコールモノフェニルエーテルモノ(メタ)アクリレー
ト、グリセロールモノフェニルエーテルモノ(メタ)ア
クリレート(日本化薬製のカヤラッドR−128(化1
8))などのフェノキシ基含有(メタ)アクリレート。
【0065】(2)ジ(メタ)アクリレートとしては、
エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、プロピレ
ングリコールジ(メタ)アクリレート、1,4−ブタン
ジオール(メタ)アクリレート、ジエチレングリコール
ジ(メタ)アクリレート、グリセロールジ(メタ)アク
リレート等のアルキレングリコールジ(メタ)アクリレ
ート、ポリオキシエチレングリコールジ(メタ)アクリ
レート、ポリオキシプロピレングリコールジ(メタ)ア
クリレート等のポリオキシアルキレングリコールジ(メ
タ)アクリレート等、ポリエステルジオールジ(メタ)
アクリレート、日本化薬製のカヤラッドR−604(化
19)等の環状アセタール結合含有ジ(メタ)アクリル
エステル等が挙げられる。
【0066】(3)ポリ(メタ)アクリレートとして
は、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレー
ト、ジトリメチロールプロパンテトラ(メタ)アクリレ
ート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレー
ト等が挙げられる。
【0067】
【化14】
【0068】
【化15】
【0069】
【化16】
【0070】
【化17】
【0071】
【化18】
【0072】
【化19】
【0073】アミン化合物(B−1)と(メタ)アクリ
ル酸エステル(B−2)は混合することにより容易に反
応する。非水条件下でアミン化合物(B−1)を室温〜
180℃で撹拌しながら、(メタ)アクリル酸エステル
(B−2)を滴下することが特に好ましい。アミン化合
物(B−1)と(メタ)アクリル酸エステル(B−2)
は、各々2種以上反応に用いてもよい。
【0074】この反応は、(メタ)アクリル酸エステル
(B−2)中の(メタ)アクリロイルオキシ基の一部ま
たは全部にアミン化合物(B−1)のアミノ基がマイケ
ル付加反応を起こすことによる。
【0075】アミン化合物(B−1)と(メタ)アクリ
ル酸エステル(B−2)の使用量はモル比で100:1
〜1:100が好ましく、5:1〜1:5が特に好まし
い。
【0076】組成物の硬化体に伸びが必要とされる場合
には、ケイ素化合物(B)が加水分解性ケイ素基を1分
子中に1個有する化合物であることが好ましい。このよ
うな化合物を得るためには、アミン化合物(B−1)と
(メタ)アクリル酸エステル(B−2)がモル比1:1
〜1:2で反応することが好ましく、約1:1で反応す
ることが特に好ましい。(メタ)アクリル酸エステル
(B−2)は(メタ)アクリロイルオキシ基を1〜2個
有することが好ましい。ただし、組成物の硬化体に伸び
が特に必要とされない場合はこの限りでない。
【0077】有機重合体(A)に対するケイ素化合物
(B)の使用重量割合は、(A)/(B)=100/
0.1〜100/40の範囲が好ましい。
【0078】加水分解性ケイ素基を有するエポキシ化合
物(C)は、エポキシ基を1分子中に1個有する化合物
であることが好ましい。また、加水分解性ケイ素基を1
分子中に1個有することが好ましい。
【0079】本発明における化合物(C−1)は、式3
で表される加水分解性ケイ素基を有することが好まし
く、特にアルコキシシリル基を有することが好ましい。
アルコキシシリル基としてはトリアルコキシシリル基、
ジアルコキシシリル基、モノアルコキシシリル基などが
ある。加水分解性ケイ素化合物(C)は、分子量100
0未満の化合物であることが好ましい。
【0080】加水分解性ケイ素化合物(C)としては、
具体的には3−グリシジルオキシプロピルトリメトキシ
シラン、3−グリシジルオキシプロピルメチルジメトキ
シシラン、3−グリシジルオキシプロピルトリエトキシ
シラン、3−グリシジルオキシプロピルエチルジエトキ
シシランが挙げられる。
【0081】有機重合体(A)に対する加水分解性ケイ
素化合物(C)の使用重量割合は、(A)/(C)=1
00/0.1〜100/20の範囲が望ましい。
【0082】本発明の硬化性組成物には、さらに硬化触
媒、充填剤、可塑剤、その他の添加剤などが必要に応じ
て添加できる。
【0083】(硬化触媒)本発明における硬化性組成物
を硬化させるにあたっては加水分解性ケイ素基の硬化反
応を促進する硬化触媒を使用してもよい。具体例として
は下記の化合物が挙げられる。それらの1種または2種
以上が使用される。硬化触媒は有機重合体(A)100
重量部に対して0〜10重量部使用することが好まし
い。
【0084】アルキルチタン酸塩、有機ケイ素チタン酸
塩、ビスマストリス(2−エチルヘキソエート)等の金
属塩、リン酸、p−トルエンスルホン酸、フタル酸等の
酸性化合物、エチレンジアミン、ヘキサンジアミン等の
脂肪族ジアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレン
テトラミン、テトラエチレンペンタミン等の脂肪族ポリ
アミン類、ピペリジン、ピペラジン等の複素環式アミン
類、m−フェニレンジアミン等の芳香族アミン類、アル
カノールアミン類、ジブチルアミン−2−エチルヘキソ
エート等のようなアミン塩、エポキシ樹脂の硬化剤とし
て用いられる各種変性アミン等のアミン化合物。
【0085】スズジオクタノエート、ジブチルスズジラ
ウレート、ジオクチルスズジラウレートおよび化20の
カルボン酸型有機スズ化合物およびこれらのカルボン酸
型有機スズ化合物と上記のアミン類との混合物。
【0086】化21の含硫黄型有機スズ化合物。
【0087】(n-C4H9)2SnO、(n-C8H17)2SnO 等の有機ス
ズオキシド、およびこれらの有機スズオキシドと酢酸、
エチルシリケート、マレイン酸ジメチル、マレイン酸ジ
エチル、マレイン酸ジオクチル、フタル酸ジメチル、フ
タル酸ジエチル、フタル酸ジオクチル等のカルボン酸や
エステル化合物との反応生成物。
【0088】化22のキレートスズ化合物等およびこれ
らのスズ化合物とアルコキシシランとの反応生成物(た
だし、acacはアセチルアセトナト配位子)。
【0089】化23のスズ化合物。
【0090】
【化20】(n-C4H9)2Sn(OCOCH=CHCOOCH3)2、(n-C4H9)2S
n(OCOCH=CHCOOC4H9-n)2 、(n-C8H17)2Sn(OCOCH=CHCOOCH
3)2 、(n-C8H17)2Sn(OCOCH=CHCOOC4H9-n)2、(n-C8H17)2
Sn(OCOCH=CHCOOC8H17-iso)2
【0091】
【化21】(n-C4H9)2Sn(SCH2COO)、(n-C8H17)2Sn(SCH2C
OO) 、(n-C8H17)2Sn(SCH2CH2COO)、(n-C8H17)2Sn(SCH2C
OOCH2CH2OCOCH2S)、(n-C4H9)2Sn(SCH2COOC8H17-iso)2
(n-C8H17)2Sn(SCH2COOC8H17-iso)2 、(n-C8H17)2Sn(SCH
2COOC8H17-n)2 、(n-C4H9)2SnS。
【0092】
【化22】(n-C4H9)2Sn(acac)2、(n-C8H17)2Sn(acac)
2 、(n-C4H9)2 (C8H17O)Sn(acac)。
【0093】
【化23】(n-C4H9)2(CH3COO)SnOSn(OCOCH3)(n-C4H9)
2 、(n-C4H9)2(CH3O)SnOSn(OCH3)(n-C4H9)2
【0094】(充填剤)充填剤としては公知の充填剤が
使用できる。充填剤の使用量は有機重合体(A)100
重量部に対して0〜1000重量部、特に50〜250
重量部が好ましい。充填剤の具体例としては以下のもの
が挙げられる。これらの充填剤は単独で用いてもよく、
2種以上併用してもよい。
【0095】炭酸カルシウム、フュームシリカ、沈降性
シリカ、無水ケイ酸、含水ケイ酸およびカーボンブラッ
ク、炭酸マグネシウム、ケイソウ土、焼成クレー、クレ
ー、タルク、酸化チタン、ベントナイト、有機ベントナ
イト、酸化第二鉄、酸化亜鉛、活性亜鉛華、シラスバル
ーン、木粉、パルプ、木綿チップ、マイカ、くるみ穀
粉、もみ穀粉、グラファイト、アルミニウム微粉末、フ
リント粉末等の粉体状充填剤、石綿、ガラス繊維、ガラ
スフィラメント、炭素繊維、ケブラー繊維、ポリエチレ
ンファイバー等の繊維状充填剤。
【0096】(可塑剤)可塑剤としては、公知の可塑剤
が使用できる。可塑剤の使用量は有機重合体(A)10
0重量部に対して0〜100重量部が好ましい。可塑剤
の具体例としては以下のものが挙げられる。
【0097】フタル酸ジオクチル、フタル酸ジブチル、
フタル酸ブチルベンジル等のフタル酸エステル類。アジ
ピン酸ジオクチル、コハク酸ジイソデシル、セバシン酸
ジブチル、オレイン酸ブチル等の脂肪族カルボン酸エス
テル。ペンタエリスリトールエステルなどのアルコール
エステル類。リン酸トリオクチル、リン酸トリクレジル
等のリン酸エステル類。エポキシ化大豆油、4,5−エ
ポキシヘキサヒドロフタル酸ジオクチル、エポキシステ
アリン酸ベンジル等のエポキシ可塑剤。塩素化パラフィ
ン。2塩基酸と2価アルコールとのポリエステル類など
のポリエステル系可塑剤、ポリオキシプロピレングリコ
ールやその誘導体等のポリエーテル類、ポリ−α−メチ
ルスチレン、ポリスチレン等のポリスチレンのオリゴマ
ー類、ポリブタジエン、ブタジエン−アクリロニトリル
共重合体、ポリクロロプレン、ポリイソプレン、ポリブ
テン、水添ポリブテン、エポキシ化ポリブタジエン等の
オリゴマー類等の高分子可塑剤。
【0098】本発明の硬化性組成物は、室温で湿分存在
下で硬化し、特に弾性シーラント用、接着剤用として使
用できる。硬化性組成物は接着強度に優れ、特にフッ素
鋼板に対する接着性に優れる。よって、外壁材、サッシ
等フッ素系塗料またはフッ素系コーティング剤が塗布さ
れた建材用の接着剤やシーリング剤として適する。
【0099】
【実施例】以下比較例および実施例を挙げて本発明を説
明する。例1〜24中、例1〜4、7、10、13、1
6、19および22は比較例、その他は実施例である。
【0100】[製造例1]グリセリンを開始剤として亜
鉛ヘキサシアノコバルテート触媒にてプロピレンオキシ
ドの重合を行い、ポリオキシプロピレントリオールを得
た。ナトリウムメチラートのメタノール溶液を加えて、
メタノールを留去した後、塩化アリルを加えて末端の水
酸基をアリルオキシ基に変換した。ついで得られた末端
アリルオキシ基含有ポリオキシアルキレン化合物にメチ
ルジメトキシシランを白金触媒の存在下に反応させてア
リル基をメチルジメトキシシリルプロピル基に変換し、
平均分子量17000のポリエーテルA1を得た。
【0101】[製造例2]撹拌機、温度調節器、温度
計、コンデンサを備えた500mLフラスコに、N−
(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルトリメトキ
シシラン(111g、0.5mol)を加え、非水条件
下で水酸基含有モノアクリレート(ブレンマーAE−3
50、日本油脂製、化14参照、189.5g、0.5
mol)を室温で滴下し、さらに2時間反応させ化合物
B1を得た。
【0102】[製造例3]撹拌機、温度調節器、温度
計、コンデンサを備えた1000mLフラスコに、N−
(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルトリメトキ
シシラン(111g、0.5モル)を加え、非水条件で
テトラエチレングリコールジアクリレート(NKエステ
ルA−400、新中村化学製、254g、0.5モル)
を室温で滴下し、さらに4時間反応させケイ素化合物B
2を得た。
【0103】[製造例4]製造例2と同様のフラスコ
に、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルト
リメトキシシラン(111g、0.5mol)を加え、
非水条件下でテトラヒドロフルフリル基含有モノアクリ
レート(カヤラッドTC−110S、日本化薬製、化1
6参照、142g、0.5mol)を室温で滴下し、さ
らに4時間反応させ化合物B3を得た。
【0104】[製造例5]製造例2と同様のフラスコ
に、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルト
リメトキシシラン(111g、0.5mol)を加え、
非水条件下でフェノキシ基含有モノアクリレート(カヤ
ラッドR−564、日本化薬製、化17参照、124.
5g、0.5mol)を室温で滴下し、さらに3時間反
応させ化合物B4を得た。
【0105】[製造例6]製造例2と同様のフラスコ
に、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルト
リメトキシシラン(111g、0.5mol)を加え、
非水条件下で環状アセタール含有モノアクリレート(カ
ヤラッドR−644、日本化薬製、化15参照、185
g、0.5mol)を室温で滴下し、さらに4時間反応
させ化合物B5を得た。
【0106】[製造例7]製造例2と同様のフラスコ
に、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルト
リメトキシシラン(111g、0.5mol)を加え、
非水条件下で環状アセタール含有ジアクリレート(カヤ
ラッドR−604、日本化薬製、化19参照、166
g、0.5mol)を室温で滴下し、さらに5時間反応
させ化合物B6を得た。
【0107】[製造例8]製造例2と同様のフラスコ
に、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルト
リメトキシシラン(111g、0.5mol)を加え、
非水条件下でフェノキシ基および水酸基含有モノアクリ
レート(カヤラッドR−128H、日本化薬製、化18
参照、111g、0.5mol)を室温で滴下し、さら
に3時間反応させ化合物B7を得た。
【0108】[例1〜16]ポリエーテルA1の100
重量部(以下、部とする)に対し、炭酸カルシウム15
0部、チキソ性付与剤3部、化合物B1〜B7またはP
1のうち表に示す化合物を表に示す部、ビニルトリメト
キシシラン5部、エポキシシランを表に示す部、硬化触
媒としてジブチルスズオキシドとフタル酸ジオクチルの
反応物を2部加えよく混合した後、湿分下硬化養生さ
せ、JIS K6850に準拠してアルミニウム板対ア
ルミニウム板の引張せん断接着性を評価した。さらにこ
れを20℃で7日イオン交換水に浸けた後同様に試験を
行い耐水接着性を評価した。
【0109】これらの結果を表1〜4に示す。なお、化
合物P1はN−(2−アミノエチル)−3−アミノプロ
ピルトリメトキシシランである。またエポキシシランと
しては3−グリシジルオキシプロピルトリメトキシシラ
ンを使用した。
【0110】
【表1】
【0111】
【表2】
【0112】
【表3】
【0113】
【表4】
【0114】
【発明の効果】本発明の硬化性組成物は、著しく高い機
械強度を発現し、特に優れた接着強度を有する硬化性組
成物を与えるという効果を有する。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加水分解により架橋可能な加水分解性ケイ
    素基を分子内に1個以上有する有機重合体(A)、加水
    分解性ケイ素基を有するアミン化合物(B−1)と(メ
    タ)アクリル酸エステル(B−2)とを反応させること
    によって得られるケイ素化合物(B)、および、加水分
    解性ケイ素基を有するエポキシ化合物(C)、を含有す
    ることを特徴とする硬化性組成物。
  2. 【請求項2】アミン化合物(B−1)が、加水分解性ケ
    イ素基を1分子中に1個有する化合物である、請求項1
    の硬化性組成物。
  3. 【請求項3】アミン化合物(B−1)が、第1級アミノ
    基および/または第2級アミノ基を有する化合物であ
    る、請求項1の硬化性組成物。
  4. 【請求項4】アミン化合物(B−1)が、式1で表され
    る化合物である請求項1の硬化性組成物。 【化1】 X0 p2 3-pSi(CH2)3(NHCH2 CH2)q NHQ3 ・・・式1 式1中、X0 は水酸基または加水分解性基、Q2 は炭素
    数1〜20の置換または非置換の1価の炭化水素基、Q
    3 は水素原子、炭素数1〜6のアルキル基またはフェニ
    ル基、pは1〜3の整数、qは0〜3の整数である。
  5. 【請求項5】ケイ素化合物(B)が、(メタ)アクリル
    酸エステル(B−2)中の(メタ)アクリロイルオキシ
    基の一部または全部にアミン化合物(B−1)のアミノ
    基をマイケル付加させることによって得られる化合物で
    ある請求項1、2、3または4の硬化性組成物。
  6. 【請求項6】エポキシ化合物(C)がエポキシ基を1分
    子中に1個有する化合物である、請求項1、2、3、4
    または5の硬化性組成物。
  7. 【請求項7】エポキシ化合物(C)が加水分解性ケイ素
    基を1分子中に1個有する化合物である、請求項1、
    2、3、4または5の硬化性組成物。
  8. 【請求項8】加水分解性ケイ素基が式2で表される基で
    ある、請求項1、2、3、4、5、6または7の硬化性
    組成物。 【化2】−SiXa1 3-a・・・式2 式2中、R1 は炭素数1〜20の置換または非置換の1
    価の炭化水素基、Xは水酸基または加水分解性基、aは
    1〜3の整数である。
JP14030496A 1996-06-03 1996-06-03 硬化性組成物 Expired - Fee Related JP3687192B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14030496A JP3687192B2 (ja) 1996-06-03 1996-06-03 硬化性組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14030496A JP3687192B2 (ja) 1996-06-03 1996-06-03 硬化性組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09316350A true JPH09316350A (ja) 1997-12-09
JP3687192B2 JP3687192B2 (ja) 2005-08-24

Family

ID=15265681

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14030496A Expired - Fee Related JP3687192B2 (ja) 1996-06-03 1996-06-03 硬化性組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3687192B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1818368A1 (en) * 2004-11-11 2007-08-15 Kaneka Corporation Curable composition
WO2008053875A1 (fr) * 2006-11-01 2008-05-08 Kaneka Corporation Polymère organique durcissable, procédé de fabrication de celui-ci, et composition durcissable contenant le polymère
JP2012500311A (ja) * 2008-08-19 2012-01-05 ビック−ケミー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 硬化性ポリマー混合物

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1818368A1 (en) * 2004-11-11 2007-08-15 Kaneka Corporation Curable composition
EP1818368A4 (en) * 2004-11-11 2011-08-24 Kaneka Corp HARDENING COMPOSITION
WO2008053875A1 (fr) * 2006-11-01 2008-05-08 Kaneka Corporation Polymère organique durcissable, procédé de fabrication de celui-ci, et composition durcissable contenant le polymère
JP5495567B2 (ja) * 2006-11-01 2014-05-21 株式会社カネカ 硬化性有機重合体とその製造方法、および、これを含有する硬化性組成物
US9249262B2 (en) 2006-11-01 2016-02-02 Kaneka Corporation Curable organic polymer and method for production thereof, and curable composition containing the same
JP2012500311A (ja) * 2008-08-19 2012-01-05 ビック−ケミー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 硬化性ポリマー混合物
US9403719B2 (en) 2008-08-19 2016-08-02 Byk-Chemie Gmbh Curable polymer mixtures

Also Published As

Publication number Publication date
JP3687192B2 (ja) 2005-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6207766B1 (en) Room temperature-setting compositions
JP3175925B2 (ja) 硬化性組成物
JPH06172631A (ja) 硬化性組成物
JP2000109676A (ja) 硬化性組成物
JP2000129145A (ja) 室温硬化性の組成物
JP2000136313A (ja) 室温硬化性組成物
JPH0995619A (ja) 室温硬化性組成物およびその製造法
JP2004244492A (ja) 硬化性組成物及びシーリング材組成物
JP3687192B2 (ja) 硬化性組成物
JPH08127724A (ja) 硬化性組成物およびその用途
JPWO2004092270A1 (ja) 硬化性組成物
JP4654479B2 (ja) 硬化性組成物
JP3175886B2 (ja) 硬化性組成物の製造方法
JP3687176B2 (ja) 硬化性組成物
JP4127012B2 (ja) 硬化性組成物
JP3931358B2 (ja) 硬化性組成物
JPH08325465A (ja) 硬化性組成物
JP2001081331A (ja) 硬化性組成物
JP3903549B2 (ja) 室温硬化性組成物
JPH0565400A (ja) 硬化性組成物
JP3671513B2 (ja) 硬化性組成物
JPH09263703A (ja) 硬化性組成物
JPH09286923A (ja) 硬化性組成物
JPH08325466A (ja) 改良された硬化性組成物
JP5183126B2 (ja) Epdm防水シートの接着方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20041117

A521 Written amendment

Effective date: 20041117

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

A977 Report on retrieval

Effective date: 20050113

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050125

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050328

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050517

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050530

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 3

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080617

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 4

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090617

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090617

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 5

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100617

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100617

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110617

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 7

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120617

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 7

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120617

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120617

Year of fee payment: 7

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees