JPH09315164A - 車両用推進装置 - Google Patents

車両用推進装置

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JPH09315164A
JPH09315164A JP14035796A JP14035796A JPH09315164A JP H09315164 A JPH09315164 A JP H09315164A JP 14035796 A JP14035796 A JP 14035796A JP 14035796 A JP14035796 A JP 14035796A JP H09315164 A JPH09315164 A JP H09315164A
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  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2輪駆動車を容易に4輪駆動化することがで
きる良好な車両用推進装置を提供する。 【解決手段】 車両用推進装置100 は、前輪3,4 を駆動
するエンジン1と、後輪8,9 の回転駆動に用いられる電
動モータ6と、電動モータ6によって回転駆動されるハ
ウジング12と、ハウジング12内に形成されてシリコンオ
イルが封入される作動室14,15 と、作動室内に配置され
てハウジング12と一体に回転するアウタープレート16
と、アウタープレート16に対して夫々交互に配設された
インナープレート19,20 と、インナープレート19と一体
に回転して後輪8を回転駆動する駆動軸17と、インナー
プレート20と一体に回転して後輪9を回転駆動する駆動
軸18と、駆動軸17及び18と後輪8及び9との間にそれぞ
れ介装されたクラッチ21,22 と、電動モータ6及びクラ
ッチ21,22 の作動を制御するコントローラ7とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用推進装置に関
し、より詳しくは、プロペラシャフトや差動歯車装置を
用いることなく従動輪を回転駆動できるようにして、発
進時若しくは加速時における走行性能を向上させる技術
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、積雪地や山間地等における車両の
発進性や登坂力を向上させるために、前輪駆動車をベー
スとした4輪駆動車が数多く開発されている。このよう
な4輪駆動車においては、前輪を駆動する変速機から駆
動力を取り出し、プロペラシャフト、差動歯車装置、駆
動軸を介して左右の後輪に伝達している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように構成された従来の4輪駆動車においては、プロペ
ラシャフトや差動歯車装置等の重量が嵩むばかりでな
く、駆動抵抗も増加するため、燃費の悪化を避けること
ができない。また、プロペラシャフトの回転アンバラン
スや差動歯車装置における歯車の噛み合い音等に起因し
て、NVH(ノイズ・バイブレーション・ハーシュネ
ス)の悪化も避けることができない。
【0004】また、特に前軸と後軸とを直結させた、い
わゆる直結形の4輪駆動車においては、前輪と後輪の回
転数が等しくなるため、タイトコーナブレーキング現象
の発生を避けることができないばかりでなく、ABS
(アンチロックブレーキシステム)装置の制御に支障を
きたすことがある。また、前輪を駆動する変速機から駆
動力を取り出すために、変速機の構造を変更しなければ
ならず、多額の設備投資やコストアップが避けられな
い。そこで、本発明の目的は上記課題を解消することに
係り、2輪駆動車を容易に4輪駆動化することができる
良好な車両用推進装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の車両用推進装置
は、前後いずれか一方の車軸の回転駆動に用いられる内
燃機関と、他方の車軸の回転駆動に用いられる駆動モー
タと、該駆動モータによって回転駆動される回転部材
と、該回転部材内に形成されて高粘性流体が封入される
作動室と、該作動室内に配置されて前記回転部材と一体
に回転する第1のプレート組と、前記作動室内において
前記第1のプレート組に対して交互に配設された第2の
プレート組と、前記作動室内において前記第1のプレー
ト組に対して交互に配設された第3のプレート組と、前
記第2のプレート組と一体に回転して左右いずれか一方
の車輪を回転駆動する第1の駆動軸と、前記第3のプレ
ート組と一体に回転して他方の車輪を回転駆動する第2
の駆動軸と、前記第1及び第2の駆動軸と前記左右一対
の車輪との間にそれぞれ介装されたクラッチと、前記駆
動モータ及び前記クラッチの作動を制御する制御手段と
を備える。
【0006】上記構成によれば、前後いずれか一方の車
軸を内燃機関によって回転駆動し、他方の車軸を駆動モ
ータによって回転駆動することにより、車両の発進時や
加速時等の必要な時にだけ駆動モータを作動させて4輪
駆動状態とし、走行性能を向上させることができる。ま
た、本発明の車両用推進装置は、前車軸と後車軸との間
で駆動力を伝達するプロペラシャフトを必要としないの
で、車体重量の増加を抑えることができるばかりでな
く、プロペラシャフトの回転アンバランスに起因するN
VHの悪化が生じることもない。加えて、タイトコーナ
ブレーキング現象も発生せず、さらにはABS装置の制
御に支障を来すこともない。
【0007】また、本発明の車両用推進装置は、左右一
対の第2及び第3のプレート組を有する所謂ビスカスカ
ップリングを介して、駆動モータの回転駆動力をそれぞ
れ左右の後輪に伝達するので、差動歯車装置を必要とせ
ず、車体重量の増加を抑えることができるばかりでな
く、ギヤの噛み合いに起因するNVHの悪化が生じるこ
ともない。また、ビスカスカップリングの作用によって
左右後輪への駆動力の伝達が滑らかに行われるから、車
両の操縦安定性が急激に変化するもない。
【0008】さらに、本発明の車両用推進装置において
は、左右一対の駆動軸と左右の車輪との間にそれぞれ介
装されたクラッチを駆動力遮断状態とすることにより、
2輪駆動走行時の非駆動輪の回転抵抗を最小限に抑える
ことができ、燃費を向上させることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
に係る車両用推進装置の一実施形態を詳細に説明する。
図1は本発明に係る車両用推進装置を備えた車両を模式
的に示した平面図、図2は図1の要部拡大図、図3は本
発明に係る他の実施形態の車両用推進装置を備えた車両
を模式的に示した平面図である。
【0010】先ず、図1を参照して、本実施形態の車両
用推進装置の全体構造を説明する。図1に示したよう
に、車両の前部に搭載された内燃機関としてのエンジン
1が発生する駆動力は、変速機2によって変速された後
に左右一対の前輪3,4に伝達され、これら前輪3,4
を回転駆動する。
【0011】一方、車両の前後方向中央部には、左右一
対のバッテリ5と、これらのバッテリ5から供給される
電力を制御することにより駆動モータである電動モータ
6の作動を制御する制御手段としてのコントローラ7が
搭載されている。そして、前記電動モータ6は、後述す
るビスカスカップリング10を介して左右一対の後輪
8,9を回転駆動する。
【0012】前記ビスカスカップリング10は、図2に
拡大して示したように、クラウンギヤ11が外周面に取
り付けられた回転部材である略円筒状のハウジング12
を備えている。そして、前記ハウジング12内部の空間
は、隔壁13によって左右一対の作動室14,15に2
分割されている。前記作動室14,15内には、鋼板を
円環状に打ち抜くことにより成形された複数枚のアウタ
プレート16が、前記ハウジング12と同軸に配設され
ている。そして、第1のプレート組としてのこれらアウ
タプレート16は、その外周縁部がハウジング12の内
周面と回転方向にスプライン係合し、ハウジング12と
一体に回転する。
【0013】また、左右一対の後輪8,9をそれぞれ回
転駆動する左右一対の駆動軸17,18の一端部は、そ
れぞれ前記作動室14,15内に挿入されている。そし
て、図示右側の作動室14内には、やはり鋼板を円環状
に打ち抜いて成形された複数枚のインナプレート19
が、前記アウタプレート16と交互に配設されている。
第2のプレート組としてのこれらインナプレート19
は、その内周縁部が第1の駆動軸である前記駆動軸17
と回転方向にスプライン係合し、該駆動軸17と一体に
回転する。同様に、図示左側の作動室15内には、やは
り鋼板を円環状に打ち抜いて成形された複数枚のインナ
プレート20が、前記アウタプレート16と交互に配設
されている。第3のプレート組としてのこれらのインナ
プレート20は、その内周縁部が第2の駆動軸である前
記駆動軸18と回転方向にスプライン係合し、駆動軸1
8と一体に回転する。
【0014】前記作動室14,15内には、高粘性流体
としてのシリコンオイルが封入されている。そして、こ
のシリコンオイルは、図示されないXリング等の封止部
材により、作動室14,15の外部に漏れ出さないよう
に密封されている。また、前記駆動軸17と右後輪8と
の間、および前記駆動軸18と左後輪9との間には、左
右の後輪8,9に伝達する駆動力を断続するクラッチ2
1,22がそれぞれ配設されている。そして、これらク
ラッチ21,22は、本実施形態においては、図示され
ない電磁ソレノイドによって断続動作するドグクラッチ
とされ、その作動は前記コントローラ7によって適宜制
御される。更に、前記コントローラ7には、アクセルペ
ダルの踏み込み量を検出するアクセルペダルセンサ23
と、ステアリングハンドルの回転角度から舵角を検出す
る舵角センサ24と、走行車速を検出する車速センサ2
5とが接続されている。
【0015】次に、上述のように構成された本実施形態
の車両用推進装置の作動について、図1を参照して説明
する。先ず、車両が定常走行する際には、前輪3,4の
みが、変速機2によって変速されたエンジン1の駆動力
により回転駆動され、前輪駆動車と同一の2輪駆動走行
状態となる。
【0016】これに対して、車両が発進したり登坂した
りする際には、電動モータ6の駆動力が左右一対の後輪
8,9に伝達され、4輪駆動状態となる。すなわち、電
動モータ6の駆動力は、まず、ビスカスカップリング1
0のクラウンギヤ11に伝達され、ハウジング12を回
転駆動する。これにより、左右一対の作動室14,15
内にそれぞれ配置されたアウタプレート16と、インナ
プレート19,20とが相対回転する。すると、アウタ
プレート16とインナプレート19,20との間には、
作動室14,15内に封入されたシリコンオイルの粘性
に起因する粘性抵抗がそれぞれ作用するので、この粘性
抵抗と同じ大きさの駆動力がアウタプレート16からイ
ンナプレート19,20、すなわちハウジング12から
左右一対の駆動軸17,18にそれぞれ伝達される。そ
して、前記クラッチ21,22を駆動力伝達状態とする
ことにより、駆動力が駆動軸17,18を介して左右一
対の後輪8,9に伝達される。
【0017】次に、前記コントローラ7の作動について
説明する。前記車速センサ25によって車速がゼロであ
ることが検出されると、コントローラ7は、左右一対の
クラッチ21,22をそれぞれ制御して駆動力伝達状態
とする。そして、アクセルペダルセンサ23によって車
両の運転者がアクセルペダルを踏み込んだことが検出さ
れると、コントローラ7は、アクセルペダルの踏み込み
量に応じた強さの電流を電動モータ6に通電する。これ
により、車両は、エンジン1の駆動力で前輪3,4を駆
動し、かつ電動モータ6の駆動力により後輪8,9をそ
れぞれ駆動する4輪駆動状態で発進するので、エンジン
1のみの駆動力によって発進する場合に比較して駆動力
が大幅に上昇し、加速性能の向上を図ることができる。
【0018】そして、車速センサ25によって車両の走
行速度が所定の車速V1に達したことが検出されると、
コントローラ7は、クラッチ21,22を駆動力遮断状
態に切り替えるとともに、電動モータ6への電力の供給
を停止する。これにより、前記車速V1以上の速度域に
おいては、車両はエンジン1の駆動力のみによって走行
するが、この場合には発進時ほど大きな駆動力を必要と
しないので、エンジン1の駆動力で十分な動力性能を得
ることができる。また、車両が徐々に減速して前記車速
V1より低い所定の車速V2にまで車速が低下すると、
コントローラ7はクラッチ21,22を再び駆動力伝達
状態に切り替え、アクセルペダルが再び踏み込まれた際
に、直ちに電動モータ6の駆動力によって車両の加速を
助勢できるように準備を整える。
【0019】また、前記舵角センサ24によって舵角が
所定の値以上となったことが検出されると、コントロー
ラ7は、クラッチ21,22を駆動力遮断状態に切り替
えるとともに、電動モータ6への電力の供給を停止す
る。これにより、車両の後部が後輪8,9によって旋回
方向外側へ押し出される現象が回避されるので、車両は
滑らかに旋回することができる。
【0020】すなわち、本実施形態の車両用推進装置1
00は、前輪3,4をエンジン1によって、後輪8,9
を電動モータ6によって回転駆動するので、車両の発進
時や加速時等、必要な時にだけ電動モータ6を作動させ
て4輪駆動状態とし、走行性能を向上させることができ
る。また、本実施形態の車両用推進装置100は、前車
軸側と後車軸側との間で駆動力を伝達するプロペラシャ
フトを必要としないので、車体重量の増加を抑えること
ができるばかりでなく、プロペラシャフトの回転アンバ
ランスに起因するNVHの悪化が生じることもない。加
えて、タイトコーナブレーキング現象も発生せず、さら
にはABS装置の制御に支障を来すこともない。
【0021】また、本実施形態の車両用推進装置100
は、電動モータ6による駆動力を、ビスカスカップリン
グ10を介して左右の後輪8,9に伝達するので、差動
歯車装置を必要とせず、車体重量の増加を抑えることが
できるばかりでなく、ギヤの噛み合いに起因するNVH
の悪化が生じることもない。また、ビスカスカップリン
グ10の作用によって後輪8,9への駆動力の伝達が滑
らかに行われるから、後輪8,9の駆動を開始する時に
車両の操縦安定性が急激に変化することもない。
【0022】さらに、本実施形態の車両用推進装置10
0は、駆動軸17,18と後輪8,9との間にそれぞれ
クラッチ21,22を備えるので、クラッチ21,22
を駆動力遮断状態とすることにより、エンジン1で前輪
3,4を駆動する前輪駆動状態の時に、後輪8,9の回
転抵抗を最小限に抑えることができ、燃費を向上させる
ことができる。
【0023】以上、本発明の一実施形態に係る車両用推
進装置100について詳しく説明したが、本発明は上述
した実施形態によって限定されるものではなく、種々の
変更が可能であることは言うまでもない。例えば、上述
した実施形態においては、駆動モータとして電動モータ
6を用いているが、図3に示した車両用推進装置200
のように、駆動モータとして油圧モータ31を用いるこ
ともできる。
【0024】すなわち、油圧モータ31には、エンジン
1によって回転駆動される油圧ポンプ32が発生する油
圧が供給される。そして、アクセルペダルセンサ23、
舵角センサ24、車速センサ25がそれぞれ接続された
制御手段であるコントローラ33が、流量絞り弁34の
開度を制御することにより、油圧モータ31に供給する
油圧を制御する。そして、油圧モータ31が発生する駆
動力を、前述したようにビスカスカップリング10およ
び駆動軸17,18を介して左右の後輪8,9に伝達す
る。これにより、駆動モータとして電動モータ6を用い
る場合のようにバッテリ5を搭載する必要がなく、車両
の重量を軽減することができる。
【0025】
【発明の効果】上述したように、本発明の車両用推進装
置によれば、前後いずれか一方の車軸を内燃機関によっ
て駆動するとともに、他方の車軸を駆動モータがビスカ
スカップリング、駆動軸及びクラッチを介して駆動する
構成としたので、車両の発進時や加速時等、必要な時に
だけ駆動モータを作動させて4輪駆動状態とし、走行性
能を向上させることができる。そして、本発明の車両用
推進装置は、前車軸と後車軸との間で駆動力を伝達する
プロペラシャフトと、左右一対の駆動軸に駆動力を分配
する差動歯車装置とを必要とせず、車体重量の増加を抑
えることができると共にNVHの悪化を防止できる。ま
た、ビスカスカップリングの作用によって、駆動力の伝
達が滑らかに行われるから、他方の車軸の駆動を開始す
る時に車両の操縦安定性が急激に変化することもない。
したがって、従来技術が有する問題点を生じさせること
なく、2輪駆動車を容易に4輪駆動化できる良好な車両
用推進装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用推進装置を備えた車両を模
式的に示した平面図である。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】本発明に係る他の実施形態の車両用推進装置を
備えた車両を模式的に示した平面図である。
【符号の説明】 1 エンジン(内燃機関) 2 変速機 3,4 前輪 5 バッテリ 6 電動モータ(駆動モータ) 7 コントローラ(制御手段) 8,9 後輪 10 ビスカスカップリング 11 クラウンギヤ 12 ハウジング(回転部材) 13 隔壁 14,15 作動室 16 アウタプレート(第1のプレート組) 17 駆動軸(第1の駆動軸) 18 駆動軸(第2の駆動軸) 19 インナプレート(第2のプレート組) 20 インナプレート(第3のプレート組) 21,22 クラッチ 23 アクセルペダルセンサ 24 舵角センサ 25 車速センサ 100 車両用推進装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02D 29/02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後いずれか一方の車軸の回転駆動に用
    いられる内燃機関と、他方の車軸の回転駆動に用いられ
    る駆動モータと、該駆動モータによって回転駆動される
    回転部材と、該回転部材内に形成されて高粘性流体が封
    入される作動室と、該作動室内に配置されて前記回転部
    材と一体に回転する第1のプレート組と、前記作動室内
    において前記第1のプレート組に対して交互に配設され
    た第2のプレート組と、前記作動室内において前記第1
    のプレート組に対して交互に配設された第3のプレート
    組と、前記第2のプレート組と一体に回転して左右いず
    れか一方の車輪を回転駆動する第1の駆動軸と、前記第
    3のプレート組と一体に回転して他方の車輪を回転駆動
    する第2の駆動軸と、前記第1及び第2の駆動軸と前記
    左右一対の車輪との間にそれぞれ介装されたクラッチ
    と、前記駆動モータ及び前記クラッチの作動を制御する
    制御手段とを備える車両用推進装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段が、車両の発進時および加
    速時には、前記駆動モータを作動させるとともに前記ク
    ラッチを駆動力伝達状態とするが、車両の車速が所定の
    値に達した時には、前記駆動モータの作動を停止させる
    とともに前記クラッチを駆動力遮断状態とすることを特
    徴とする請求項1に記載の車両用推進装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段が、舵角センサを備えると
    ともに、該舵角センサによって所定の値以上の舵角が検
    出された時には、前記駆動モータの作動を停止させると
    ともに前記クラッチを駆動力遮断状態とすることを特徴
    とする請求項1または2に記載の車両用推進装置。
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