JPH09313347A - 炊飯釜の連続洗浄方法および炊飯釜の連続洗浄装置 - Google Patents
炊飯釜の連続洗浄方法および炊飯釜の連続洗浄装置Info
- Publication number
- JPH09313347A JPH09313347A JP13229296A JP13229296A JPH09313347A JP H09313347 A JPH09313347 A JP H09313347A JP 13229296 A JP13229296 A JP 13229296A JP 13229296 A JP13229296 A JP 13229296A JP H09313347 A JPH09313347 A JP H09313347A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rice cooker
- reversing
- washing
- cleaning
- kettle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Commercial Cooking Devices (AREA)
Abstract
る炊飯釜の連続洗浄装置を提供する。 【解決手段】 炊飯後の炊飯釜Kを第1釜反転工程6に
よって反転し、主洗浄工程7では、水圧調整装置22に
よって炊飯釜Kの洗浄を行う時は、主洗浄ノズル20か
ら噴出される洗浄水を高圧水にし、炊飯釜Kが主洗浄工
程7にない時には主洗浄ノズル20から噴出される洗浄
水を低圧水に変化して洗浄水の水圧を調整する。また、
主洗浄工程7で洗浄される炊飯釜Kは第1釜反転工程6
の第1反転アーム13と係合し、洗浄水の水圧による移
動を防いで洗浄したのち仕上げ洗浄工程8で仕上げ洗浄
を行ない、第2釜反転工程9によって炊飯釜Kを再び反
転して排出する。
Description
飯釜を一方から順次導入し、洗浄ノズルから噴射する洗
浄水によって炊飯釜を連続して洗浄し、他方から順次導
出する炊飯釜の連続洗浄方法および炊飯釜の連続洗浄装
置に関するものである。
例えば実公昭60−26828号公報には、連続に回動
している無端状のコンベヤの搬送面に炊飯釜を伏せた状
態で載置し、洗浄室内を通過するコンベヤの上方および
下方に配置された洗浄ノズルから噴射する洗浄水によっ
て連続に洗浄する手段が開示されている。
8号公報に記載された洗浄装置の場合、連続して移動し
ている炊飯釜に洗浄水を洗浄ノズルから噴射して洗浄す
るものであり、炊飯釜に付着した汚れを落とすのに要す
る時間洗浄室内を移動させるもので移動に要する距離を
有する装置を設けることになり装置全体が膨大となると
いう課題を有している。
によってなされ、作業性が悪く連続的に炊飯釜を載置す
ることができない場合がある。洗浄室内に炊飯釜が移送
されていない時でも洗浄ノズルから噴射される洗浄水
は、常に一定量の噴射および排水が行なわれ、ムダに洗
浄水を噴射し使用しないまま排水するとともに、ポンプ
の運転も洗浄時と同様に常になされることから水の使用
量および電力消費量が多く稼働効率が悪いという課題を
有している。
移送されてきた炊飯釜と次に送られてくる炊飯釜との間
に間隔があり、炊飯釜が通過する時だけポンプを運転
し、炊飯釜が通過しない時にはポンプを停止するように
した場合には、ポンプの起動時の電力使用量が大きく連
続運転の場合よりも電力消費量が多くなるという課題を
有している。
が入っている時、炊飯釜から飯を排出した後、また移送
時および炊飯の仕度を行なう時には、必然的に釜の内側
を上方に向け、洗浄時には、釜の内側を下方に向ける必
要があり、洗浄装置のコンベヤ上に炊飯釜を載置する場
合、作業者が内側を下方に向けて載置するとともに洗浄
後の炊飯釜を、再度内側を上方に向けて次工程に送ると
いう作業を要し、作業性ならびに重労働であって安全性
において課題を有している。
る洗浄装置本体の長さを短縮し、洗浄水の使用量電力消
費量、および作業者の労力を軽減させて炊飯釜を連続的
に洗浄する炊飯釜の洗浄方法および洗浄装置を提供する
ものである。
浄方法は、導入部に設けられた検知機構で炊飯釜の導入
を検知するとともに、該炊飯釜を第1釜受取り部まで移
動させ、第1釜反転工程で待機させた第1反転アームと
炊飯釜の取手または/および渕とを係合させ、引き続い
て第1反転アームを略180°回転させて炊飯釜を下向
きにし、前記第1反転アームと炊飯釜との係合を維持し
た状態で、主洗浄工程における主洗浄ノズルから高圧水
を噴出して主洗浄を施こし、前記主洗浄ノズルから噴出
する高圧水を減圧して低圧水とするとともに、炊飯釜を
第1反転アームとの係合を解除し、次いで第1反転アー
ムを第1釜受取り部まで略180°回転させて待機させ
るとともに、主洗浄を施こされた炊飯釜を仕上げ洗浄工
程に移動させ、該仕上げ洗浄工程における仕上げ洗浄ノ
ズルから、仕上げ洗浄水を噴出して仕上げ洗浄を施こ
し、次いで第2釜受取り部まで炊飯釜を移動させるとと
もに、該第2釜受取り部に待機させた第2反転アームと
炊飯釜の取手または/および渕とを係合させ、引き続い
て第2反転アームを略180°回転させて炊飯釜を上向
きにし、前記第2反転アームと炊飯釜との係合を解除し
て、第2反転アームを第2釜受取り部まで略180°回
転させて待機させるとともに、仕上げ洗浄が施こされた
炊飯釜を導出部に移送し導出することを特徴とするもの
である。
は、導入部、第1釜反転工程、主洗浄工程、仕上げ洗浄
工程、第2釜反転工程、および導出部が順次設けられ、
前記導入部から導出部の間には炊飯釜を載置して順次搬
送するコンベヤが設けられ、前記導入部には検知機構が
設けられ、前記第1釜反転工程には、第1釜受取り部、
第1釜反転機構、釜反転停止部が設けられ、前記第1釜
反転機構には、第1釜受取り部に導入された炊飯釜と係
合し、釜反転停止部で炊飯釜との係合を解除する第1反
転アームが設けられ、前記主洗浄工程は、第1釜反転工
程の少なくとも釜反転停止部の一部に位置し、該主洗浄
工程に送られた釜が停止した状態の該釜の上方および下
方に、洗浄水を噴射する主洗浄ノズルおよび該主洗浄ノ
ズルに洗浄水を供給する洗浄水供給機構が設けられると
ともに、該洗浄水供給機構には水圧調整装置が設けられ
ており、前記仕上げ洗浄工程には、送られた釜が停止し
た状態の該釜の上方および下方に洗浄水を噴射する仕上
げ洗浄ノズルが設けられ、前記第2釜反転工程には第2
釜受取り部、第2釜反転機構、釜反転排出部が設けら
れ、前記第2釜反転機構には、第2釜受取り部に導入さ
れた炊飯釜と係合し、釜反転排出部で炊飯釜との係合を
解除する第2反転アームが設けられていることを特徴と
するものである。
り除かれ、空となった炊飯釜を連続して洗浄するにあた
り、連続洗浄装置の導入部に設けたコンベヤ上へ内側を
上方に向けたままの状態で移送されて来た炊飯釜は、第
1釜反転工程に移送され、第1反転アームを用いて内側
が下方に向くように反転させながら主洗浄工程のコンベ
ヤ上に載置される。
洗浄水は、低圧噴射から高圧噴射に切かえて設定時間、
高圧水洗浄が行なわれた後、低圧噴射に戻る。次に、主
洗浄を終えた炊飯釜は仕上げ洗浄工程へと移送された
後、該仕上げ洗浄工程で設定時間、浄水による仕上げ洗
浄が行なわれる。仕上げ洗浄された炊飯釜は、第2釜反
転工程へと移送され、第2反転アームを用いて再び内側
が上方へ向くように反転させて、コンベヤ上に載置す
る。
によって洗浄された汚れが落とされた炊飯釜は、次の炊
飯準備工程に内側を上方に向けた状態となって、連続洗
浄装置の導出部から導出される。以下、図面を用いて本
発明を詳記する。図1は本発明に係る炊飯釜の連続洗浄
装置の部分縦断面概略図であり、実施態様の例を示すも
のである。
態様を示すものである。図3は図1に示す装置におけ
る、さらに他の実施態様を示すものである。1はフレー
ムであり、洗浄室2はフレーム1で支持されている。洗
浄室2には、略水平な搬送面3となるように左右一対
で、無端状のチェンコンベヤ4が配設されており、該コ
ンベヤ4は上方に搬送面3が形成されている。
行方向に従って始端側から、導入部5、第1釜反転工程
6、主洗浄工程7、仕上げ洗浄工程8、第2釜反転工程
9および導出部10が順次設けられている。炊飯が終了
し、内部の飯が除かれた後の炊飯釜Kは内側を上方に向
けるとともに移送方向の左右に取手Tまたは/および渕
が位置した状態でチェンコンベヤ4に載置されて導入部
5に至る。導入部5には、炊飯釜Kの導入を検知する検
知機構Sが設けられている。
1釜反転工程6の第1釜受取り部11に至り、取手Tま
たは/および渕と第1反転アーム13とを係合させる。
この係合は、F字形をした第1反転アーム13のコ字形
部分の開放側を導入部5側に向けさせて停止させてお
き、炊飯釜の移動によって自動的に前記取手Tまたは/
および渕がコ字形部分の開放側から挿入され係合する。
2として、第1反転アーム13が設けられている。第1
反転アーム13は、F字形の形状をなし釜の取手または
/および渕と係合する幅をあけて搬送面3の左右に設け
られている。第1反転アーム13のF字形の最下端部は
回転軸16に固着され、該最下端部を支点として、F字
形の第1反転アーム13が炊飯釜の進行方向および進行
方向とは逆の方向に略180度正逆回転する。回転軸1
6は、フレーム1に設けられている駆動モータ14と伝
達機構15を介して回転する。
反転アーム13の係合は、第1反転アーム13のF字形
の状態でコ字部分の開放側が導入部5側に向くとともに
F字形のコ字部分の平行部分が略水平となって停止する
ように伝達機構15に設けた第1の近接スイッチ17に
よってなされる。炊飯釜Kと係合した第1反転アーム1
3を回転させると逆F字形の状態となり、コ字形部分の
開放側が導出部10側に向き、2つの平行部分が略水平
となって釜反転停止部18に停止する。この停止は前記
伝達機構15に設けた第2の近接スイッチ19によって
なされる。炊飯釜Kは釜反転停止部18で停止した状態
で、該停止部18の上下に設けられた主洗浄工程7の主
洗浄ノズル20から噴出する主洗浄水によって洗浄され
る。主洗浄に用いる水は、洗浄水供給機構21に設けら
れた水圧調整装置22によって高圧にされ、洗浄水供給
管23を介して供給される。主洗浄に用いる水は、一旦
タンク24内に溜められ、必要に応じてタンク24内に
蒸気パイプ25(図示せず)等を配設して温湯とする。
て洗浄された炊飯釜Kは、チェンコンベヤ4に載置され
た状態で仕上げ洗浄工程8へと移送される。仕上げ洗浄
工程8への移送に伴ない炊飯釜Kの取手Tまたは/およ
び渕は自動的にコ字部分の開放側から脱出し第1反転ア
ーム13との係合が解かれ、次いで仕上げ洗浄工程8に
至り停止する。この停止はチェンコンベヤ4の停止によ
ってなされる。
/および渕と第1反転アーム13のコ字部分との係合が
解かれた第1反転アーム13は、コ字部分の開放側が導
入部5側に向くように回転する。そして、第1反転アー
ム13のF字形のコ字部分の平行部分が略水平となって
停止し、前記導入部5で検知された炊飯釜が第1釜受取
り部11に移送されてくるのを待機する。前記の係合が
解かれた炊飯釜Kは仕上げ洗浄工程8に停止した状態で
仕上げ洗浄される。
下方に、それぞれ仕上げ洗浄ノズルが設けられており、
主洗浄を終えた炊飯釜Kは、該仕上げ洗浄ノズル26か
ら噴出される仕上げ水によって仕上げ洗浄される。仕上
げ水は、必要に応じて水圧調整機構27を経て送水され
るが、主洗浄水の圧力よりは低圧とする。仕上げ洗浄が
施こされた炊飯釜Kは引続き第2釜反転工程9の第2釜
受取り部28に至り、取手Tまたは/および渕と第2反
転アーム29とを係合させる。この係合は逆F字形の状
態をした第2反転アーム29のコ字形部分の開放側を導
入部5側に向けさせて停止させておき、炊飯釜Kの移動
によって自動的に前記取手Tまたは/および渕がコ字形
部分の開放側から挿入され係合する。
0が設けられ、具体的装置として第2反転アーム29が
設けられている。該第2反転アーム29はF字形の形状
をなし、搬送面3の左右に設けられている。第2反転ア
ーム29のF字形の最下端部は回転軸31に固着され、
該最下端部を支点として、F字形の第2反転アーム29
が炊飯釜Kの進行方向および進行方向とは逆の方向に略
180度正逆回転する。前記回転軸31はフレーム1に
設けられている駆動モータ32と伝達機構33を介して
回転する。
反転アーム29の係合は、第2反転アーム29のF字形
が逆F字形の状態でコ字部分の開放側が導入部5側に向
くとともにF字形のコ字部分の平行部分が略水平となっ
て停止するように伝達機構33に設けた第3の近接スイ
ッチ34によってなされる。炊飯釜Kと係合した第2反
転アーム29を回転させるとF字形の正体となり、コ字
形部分の開放側が導出部10側に向き、2つの平行部分
が略水平となって釜反転排出部36に停止する。この停
止は前記伝達機構33に設けた第4の近接スイッチ35
によってなされる。釜反転排出部36に向けて反転され
た炊飯釜Kと、チェンコンベヤ4の搬送面3に載置され
た後、導出部10側へ移送される。
記第2反転アーム29のコ字部分との係合が解かれた第
2反転アーム29は、コ字部分の開放側が導入部5側に
向くように回転する。そして、第2反転アーム29のF
字形のコ字部分の平行部分が略水平となって停止し、前
記仕上げ洗浄が終了した炊飯釜Kが、第2釜受取り部2
8に移送されてくるのを待機する。
の作用を説明すると、導入部5に移送されてきた炊飯釜
Kを導入部5にある検知機構10が検知し、第1釜反転
工程6にある第1反転アーム13のF字形のコ字部分の
開放側が導入部5側に向くようにある第1反転アーム1
3が第1釜受取り部11の方向に回転させ、第1反転ア
ーム13のコ字部分の平行部分が略水平となった状態で
第1反転アーム13を停止し、検知機構Sで検知された
炊飯釜Kが第1釜受取り部11に搬送されてくるのを待
機させる。
移送されるとともに、炊飯釜Kの左右の取手Tまたは/
および渕が待機していた第1反転アーム13のコ字部分
の開放側から挿入され係合する。そして、図1の矢印A
に示すように炊飯釜Kと係合した第1反転アーム13を
略180度回転させることによって、第1釜受取り部1
1では内側が上方に向いていた炊飯釜Kは釜反転停止部
18では内側が下方に向いた状態に反転し、釜反転停止
部18に反転された炊飯釜Kは第1反転アーム13のコ
字部分と炊飯釜Kの取手Tまたは/および渕とが係合し
たままで停止する。
の最下端部を支点とし回転自在とし、第1反転アーム1
3を炊飯釜Kの取手Tまたは/および渕と第1反転アー
ム13のF字形のコ字部分とを係合させて反転させるこ
とで、炊飯釜Kの内側が上に向いた状態と内側が下に向
いた状態ともに第1反転アーム13を反転させるだけの
構造で搬送面3に載置することができる。
し、第1反転アーム13によって反転された炊飯釜Kは
主洗浄工程7で停止するとともに主洗浄ノズル20から
は一定時間、水圧調整装置22によって高圧水を噴出し
て、洗浄が行なわれる。したがって、炊飯釜Kの取手T
または/および渕が第1反転アーム13のコ字部分と係
合している状態で炊飯釜Kを主洗浄することで主洗浄ノ
ズル20から噴出する高圧水となった洗浄水によって炊
飯釜Kが水圧によって振動して移動することを防ぐこと
ができる。
によっで主洗浄ノズル20から噴出していた洗浄水を高
圧水から低圧水に変化させる。従って、水圧調整装置2
2によって炊飯釜Kを洗浄する時にのみ主洗浄ノズル2
0から噴出する洗浄水を高圧水に変化させることで、炊
飯釜Kの洗浄能率がアップされ、また、炊飯釜Kを洗浄
しない時には、主洗浄ノズル20から噴出する洗浄水を
低圧水に変化させることで、主洗浄ノズル20から噴出
される洗浄水の量がおさえられるとともに、洗浄水が洗
浄室2の外へ飛び散るのを防ぐこともできる。
された炊飯釜Kは、該炊飯釜Kの取手Tまたは/および
渕と第1反転アーム13のコ字部分との係合を解除し
て、仕上げ洗浄工程8へと移送される。次に主洗浄が施
こされた炊飯釜Kが、図1の矢印Dに示すように仕上げ
洗浄工程8へと移送され停止するとともに、水圧調整機
構27によって仕上げ洗浄ノズル26から噴出する仕上
げ水によって仕上げ洗浄が行なわれ、水圧調整機構27
により、仕上げ洗浄ノズル26から噴出する仕上げ水の
量を調整することで、仕上げ洗浄以外にムダに仕上げ水
の噴出を防ぐことができる。
炊飯釜Kが仕上げ洗浄を行なわれた後、該炊飯釜Kは、
第2釜反転工程9の第2釜受取り部28へ搬送され、炊
飯釜Kの取手Tまたは/および渕は第2釜受取り部28
で待機していた第2反転アーム29のコ字部分の開放側
から挿入され係合する。そして、図1の矢印Hに示すよ
うに、炊飯釜Kと係合した第2反転アーム29を略18
0度回転させることによって、第2釜受取り部28では
内側が下方に向いていた炊飯釜Kは釜反転排出部36で
は内側が上方に向いた状態で反転し、釜反転排出部36
に反転された炊飯釜Kは第2反転アーム29のコ字部分
と炊飯釜Kの取手Tまたは/および渕とが解除され、導
出部10へと移送される。
の最下端部を支点とし回転自在とし、第2反転アーム2
9を炊飯釜Kの取手Tまたは/および渕と第2反転アー
ム29のF字形のコ字部分とを係合させて反転させるこ
とで、炊飯釜Kの内側が上に向いた状態と内側が下に向
いた状態ともに第2反転アーム29を反転させるだけの
構造で搬送面3に載置することができる。
Kを洗浄する時、停止状態で洗浄することで、搬送距離
を短かくすることで、洗浄装置全体がコンパクトとな
り、設置面積を少なくすることができる。主洗浄におい
て、炊飯釜Kの有無により洗浄水の噴射水圧を変更する
ことで、炊飯釜Kへの洗浄能力は低下せずに、洗浄水の
使用量および消費電力を少なくし、効率よく洗浄を行な
うことができる。主洗浄において、洗浄が行なわれる
時、炊飯釜Kは、第1反転アーム13と係合させている
ことで、噴射ノズルから噴射される洗浄水を高水圧とし
ても、炊飯釜Kが水圧による移動を防止することができ
る。第1反転アームで支持していることを炊飯釜をうつ
伏せ状態にすることによって噴射する洗浄水をより高圧
とし短時間で洗浄することができる。仕上げ洗浄におい
て、水圧調整機構27により、炊飯釜Kの仕上げ洗浄の
時以外は仕上げ洗浄ノズル26から噴出する仕上げ水を
調整し、ムダな仕上げ水の噴出を防ぐことができる。
ことで、反転アームと係合した炊飯釜Kは反転アームを
回転するだけで、炊飯釜Kの内側が上方に向いた状態と
内側が下方に向いた状態ともに略同じ高さの搬送面3に
載置させることができる。
た状態、炊飯釜のコンベヤによる移送状態および第2反
転アームと炊飯釜と係合した状態を示す炊飯釜の連続洗
浄装置の概略部分縦断面図である。
洗浄工程に停止した状態を示す炊飯釜の連続洗浄装置の
概略部分縦断面図である。
た状態および第2反転アームと炊飯釜と係合した状態を
示す炊飯釜の連続洗浄装置の概略部分縦断面図である。
工程 7 主洗浄工程 8 仕上げ洗浄
工程 9 第2釜反転工程 10 導出部 11 第1釜受取り部 12 第1釜反
転機構 13 第1反転アーム 14 駆動モー
タ 15 伝達機構 16 回転軸 17 第1近接スイッチ 18 釜反転停
止部 19 第2近接スイッチ 20 主洗浄ノ
ズル 21 洗浄水供給機構 22 水圧調整
装置 23 洗浄水供給管 24 タンク 25 蒸気パイプ 26 仕上げ洗
浄ノズル 27 水圧調整機構 28 第2釜受
取り部 29 第2反転アーム 30 第2釜反
転機構 31 回転軸 32 駆動モー
タ 33 伝達機構 34 第3近接
スイッチ 35 第4近接スイッチ 36 釜反転排
出部 K 炊飯釜 T 取手 S 検知機構
Claims (2)
- 【請求項1】 導入部に設けられた検知機構で炊飯釜の
導入を検知するとともに、該炊飯釜を第1釜受取り部ま
で移動させ、第1釜反転工程で待機させた第1反転アー
ムと炊飯釜の取手または/および渕とを係合させ、引き
続いて第1反転アームを略180°回転させて炊飯釜を
下向きにし、前記第1反転アームと炊飯釜との係合を維
持した状態で、主洗浄工程における主洗浄ノズルから高
圧水を噴出して主洗浄を施こし、前記主洗浄ノズルから
噴出する高圧水を減圧して低圧水とするとともに、炊飯
釜を第1反転アームとの係合を解除し、次いで第1反転
アームを第1釜受取り部まで略180°回転させて待機
させるとともに、主洗浄を施こされた炊飯釜を仕上げ洗
浄工程に移動させ、該仕上げ洗浄工程における仕上げ洗
浄ノズルから、仕上げ洗浄水を噴出して仕上げ洗浄を施
こし、次いで第2釜受取り部まで炊飯釜を移動させると
ともに、該第2釜受取り部に待機させた第2反転アーム
と炊飯釜の取手または/および渕とを係合させ、引き続
いて第2反転アームを略180°回転させて炊飯釜を上
向きにし、前記第2反転アームと炊飯釜との係合を解除
して、第2反転アームを第2釜受取り部まで略180°
回転させて待機させるとともに、仕上げ洗浄が施こされ
た炊飯釜を導出部に移送し導出することを特徴とする炊
飯釜の連続洗浄方法。 - 【請求項2】 導入部、第1釜反転工程、主洗浄工程、
仕上げ洗浄工程、第2釜反転工程、および導出部が順次
設けられ、前記導入部から導出部の間には炊飯釜を載置
して順次搬送するコンベヤが設けられ、前記導入部には
検知機構が設けられ、前記第1釜反転工程には、第1釜
受取り部、第1釜反転機構、釜反転停止部が設けられ、
前記第1釜反転機構には、第1釜受取り部に導入された
炊飯釜と係合し、釜反転停止部で炊飯釜との係合を解除
する第1反転アームが設けられ、前記主洗浄工程は、第
1釜反転工程の少なくとも釜反転停止部の一部に位置
し、該主洗浄工程に送られた釜が停止した状態の該釜の
上方および下方に、洗浄水を噴射する主洗浄ノズルおよ
び該主洗浄ノズルに洗浄水を供給する洗浄水供給機構が
設けられるとともに、該洗浄水供給機構には水圧調整装
置が設けられており、前記仕上げ洗浄工程には、送られ
た釜が停止した状態の該釜の上方および下方に洗浄水を
噴射する仕上げ洗浄ノズルが設けられ、前記第2釜反転
工程には第2釜受取り部、第2釜反転機構、釜反転排出
部が設けられ、前記第2釜反転機構には、第2釜受取り
部に導入された炊飯釜と係合し、釜反転排出部で炊飯釜
との係合を解除する第2反転アームが設けられているこ
とを特徴とする炊飯釜の連続洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13229296A JP3744596B2 (ja) | 1996-05-27 | 1996-05-27 | 炊飯釜の連続洗浄方法および炊飯釜の連続洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13229296A JP3744596B2 (ja) | 1996-05-27 | 1996-05-27 | 炊飯釜の連続洗浄方法および炊飯釜の連続洗浄装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09313347A true JPH09313347A (ja) | 1997-12-09 |
JP3744596B2 JP3744596B2 (ja) | 2006-02-15 |
Family
ID=15077884
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13229296A Expired - Fee Related JP3744596B2 (ja) | 1996-05-27 | 1996-05-27 | 炊飯釜の連続洗浄方法および炊飯釜の連続洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3744596B2 (ja) |
-
1996
- 1996-05-27 JP JP13229296A patent/JP3744596B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3744596B2 (ja) | 2006-02-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN1972624B (zh) | 传送带式餐具清洗机及其运行方法 | |
CN100563545C (zh) | 传送带式餐具清洗机及其运行方法 | |
CN1972623A (zh) | 传送带式餐具清洗机及其运行方法 | |
CN106938227A (zh) | 一种瓷砖表面打蜡处理生产线 | |
JPH07502924A (ja) | 食器洗浄機 | |
JP7328521B2 (ja) | 容器洗浄装置 | |
JPH0771664B2 (ja) | 円筒形物体の外表面の洗浄方法及び装置 | |
JP3092876B2 (ja) | 食器の洗浄方法及びこれに使用する食器かご | |
JPH0856884A (ja) | 自動食器洗浄装置 | |
CN1972620B (zh) | 传送带式餐具清洗机及其运行方法 | |
JP4113182B2 (ja) | ステアリングホイールの表面に柄を自動転写する方法及び装置 | |
CN211386018U (zh) | 清洁设备 | |
JPH09313347A (ja) | 炊飯釜の連続洗浄方法および炊飯釜の連続洗浄装置 | |
CN209810745U (zh) | 一种金属零件清洗系统 | |
JP3030314B2 (ja) | 連続超音波洗浄装置 | |
KR19980056137U (ko) | 식판으로부터의 식기 및 잔반 자동 분리 장치 | |
JPH1156735A (ja) | 食器洗浄装置 | |
JP2864233B2 (ja) | 容器洗浄装置 | |
JP3081963B1 (ja) | 食器類洗浄装置 | |
JP2000037669A (ja) | 洗浄装置及び洗浄方法 | |
US2794195A (en) | Combination outside stripper and buffer for metal drums | |
CN212955694U (zh) | 一种被套生产加工用传送清洗装置 | |
JP2004180825A (ja) | 食器皿の予備洗浄装置 | |
JPH09165913A (ja) | 建築用パネル洗浄機 | |
CN209792100U (zh) | 一种机械零部件生产加工除尘装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050419 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050524 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050620 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20051101 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20051115 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111202 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111202 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141202 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |