JPH0771664B2 - 円筒形物体の外表面の洗浄方法及び装置 - Google Patents

円筒形物体の外表面の洗浄方法及び装置

Info

Publication number
JPH0771664B2
JPH0771664B2 JP32942189A JP32942189A JPH0771664B2 JP H0771664 B2 JPH0771664 B2 JP H0771664B2 JP 32942189 A JP32942189 A JP 32942189A JP 32942189 A JP32942189 A JP 32942189A JP H0771664 B2 JPH0771664 B2 JP H0771664B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotary
drying
spraying
unit
brushing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP32942189A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH038485A (ja
Inventor
ラモー ローラーン
Original Assignee
ブータガ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ブータガ filed Critical ブータガ
Publication of JPH038485A publication Critical patent/JPH038485A/ja
Publication of JPH0771664B2 publication Critical patent/JPH0771664B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B08CLEANING
    • B08BCLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
    • B08B9/00Cleaning hollow articles by methods or apparatus specially adapted thereto 
    • B08B9/08Cleaning containers, e.g. tanks
    • B08B9/0804Cleaning containers having tubular shape, e.g. casks, barrels, drums
    • B08B9/0813Cleaning containers having tubular shape, e.g. casks, barrels, drums by the force of jets or sprays
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F17STORING OR DISTRIBUTING GASES OR LIQUIDS
    • F17CVESSELS FOR CONTAINING OR STORING COMPRESSED, LIQUEFIED OR SOLIDIFIED GASES; FIXED-CAPACITY GAS-HOLDERS; FILLING VESSELS WITH, OR DISCHARGING FROM VESSELS, COMPRESSED, LIQUEFIED, OR SOLIDIFIED GASES
    • F17C13/00Details of vessels or of the filling or discharging of vessels
    • F17C13/002Details of vessels or of the filling or discharging of vessels for vessels under pressure
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B3/00Spraying or sprinkling apparatus with moving outlet elements or moving deflecting elements
    • B05B3/02Spraying or sprinkling apparatus with moving outlet elements or moving deflecting elements with rotating elements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B08CLEANING
    • B08BCLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
    • B08B1/00Cleaning by methods involving the use of tools
    • B08B1/10Cleaning by methods involving the use of tools characterised by the type of cleaning tool
    • B08B1/12Brushes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B08CLEANING
    • B08BCLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
    • B08B1/00Cleaning by methods involving the use of tools
    • B08B1/20Cleaning of moving articles, e.g. of moving webs or of objects on a conveyor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B08CLEANING
    • B08BCLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
    • B08B1/00Cleaning by methods involving the use of tools
    • B08B1/30Cleaning by methods involving the use of tools by movement of cleaning members over a surface
    • B08B1/32Cleaning by methods involving the use of tools by movement of cleaning members over a surface using rotary cleaning members
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B08CLEANING
    • B08BCLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
    • B08B5/00Cleaning by methods involving the use of air flow or gas flow
    • B08B5/02Cleaning by the force of jets, e.g. blowing-out cavities
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B08CLEANING
    • B08BCLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
    • B08B9/00Cleaning hollow articles by methods or apparatus specially adapted thereto 
    • B08B9/08Cleaning containers, e.g. tanks
    • B08B9/0804Cleaning containers having tubular shape, e.g. casks, barrels, drums
    • B08B9/0808Cleaning containers having tubular shape, e.g. casks, barrels, drums by methods involving the use of tools, e.g. by brushes, scrapers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B08CLEANING
    • B08BCLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
    • B08B9/00Cleaning hollow articles by methods or apparatus specially adapted thereto 
    • B08B9/08Cleaning containers, e.g. tanks
    • B08B9/093Cleaning containers, e.g. tanks by the force of jets or sprays
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F17STORING OR DISTRIBUTING GASES OR LIQUIDS
    • F17CVESSELS FOR CONTAINING OR STORING COMPRESSED, LIQUEFIED OR SOLIDIFIED GASES; FIXED-CAPACITY GAS-HOLDERS; FILLING VESSELS WITH, OR DISCHARGING FROM VESSELS, COMPRESSED, LIQUEFIED, OR SOLIDIFIED GASES
    • F17C2201/00Vessel construction, in particular geometry, arrangement or size
    • F17C2201/01Shape
    • F17C2201/0104Shape cylindrical
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F17STORING OR DISTRIBUTING GASES OR LIQUIDS
    • F17CVESSELS FOR CONTAINING OR STORING COMPRESSED, LIQUEFIED OR SOLIDIFIED GASES; FIXED-CAPACITY GAS-HOLDERS; FILLING VESSELS WITH, OR DISCHARGING FROM VESSELS, COMPRESSED, LIQUEFIED, OR SOLIDIFIED GASES
    • F17C2270/00Applications
    • F17C2270/05Applications for industrial use
    • F17C2270/059Mass bottling, e.g. merry belts

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、円筒形物体の外部表面、特に液化石油ガスつ
まりLPGのボンベの外部表面(ただしこれに限られてい
るわけではない)の洗浄に関する。
<従来の技術及び発明が解決しようとする課題> 現在用いられている洗浄技術は、洗浄すべき物体が連続
した形でその中を進行する連続トンネルタイプの設計に
基づくものである。
この場合、このトンネルは一般に複数の連続した処理ゾ
ーンを有するが、これらのゾーンは全て、トンネルの単
一のハウジング内に配置されている。
こうして、洗剤溶液による洗浄用の上流ゾーンと温水に
よる水洗い用の下流ゾーンをもつトンネル内でLPGボン
ベの外部を洗浄することが提案された。この洗浄は、u
字形の横方向散布用傾斜路を用いて行なわれ、この傾斜
路の分岐の間でボンベが連続的に輸送される;散布され
た洗剤溶液はポンプにより閉回路内で吐き出されポンプ
送りの前に濾過される。なおトンネルの下部には回収槽
が備わっている。温水による水洗いも、散水用傾斜路を
用いて同様の要領で行なわれ、使用済の温水は循環され
るが浄化はされない。
このような原理には数多くの欠点がある。
まず最初に、設備の寸法が大きくなり、往々にしてその
据え付けは困難なものとなり、しかも、輸送中の物体へ
の連続的散水のためエネルギーコストはきわめて高い。
次に、このタイプの設備はトンネル内の物体の通過時間
の組織をきわめて困難にするため、物体の列の詰まりを
避けることを目的とする手段及び/又はスペーサーの使
用が必要となる。実際、効率の良い洗浄には規則的な通
過時間が要求されるということを充分理解しなくてはな
らない。物体が過度に長時間トンネルの1つのゾーン内
にとどまっていると、色落ちしたりさらには特に攻撃的
な洗剤溶液の場合劣化を受けたりする可能性がある。又
物体が充分な時間とどまっていないと、洗浄が不充分と
なる恐れがある。
決局、散布手段としての連続的傾斜路の形での設計では
物体に対して均等かつ規則的な射出を行なうことはでき
ない。つまり、洗浄すべき物体の円筒形の外表面からの
噴射の距離はであり、そのため、短かい噴射については
最大の作用そして長い噴射については最小ひいてはゼロ
の作用がもたらされることになる(進行中心軸にある母
線ゾーンは実祭には関与しない)ということは容易に理
解できる。このため、装置を大き目に寸法決定する必要
が生じ、さらにコストが高くなる。
同様に、同じ連続トンネルの原理に基づき同じく矩形枠
の形で作られた横方向散布用傾斜路を用いた、連続式洗
浄、乾燥機も提案された。
このような機械の過剰な寸法決定を避けるため、洗浄ゾ
ーンと水洗いゾーンを接近させようとした。その結果、
上述の欠点以外に、洗剤が水洗いゾーン内を通りそのた
め水洗い回路に混入する可能性があるという事実からく
る付加的な欠点が生じ、これは当然処理の質にとって有
害なものである。
さらにLPGボンベの洗浄の質を改善するためトンネルに
洗浄ブラシがけシステムを付加することも提案された。
この場合各々のボンベは、垂直軸を中心に自由に回転す
るリフトテーブル上を通過し、ブラシがけは、接線方向
に垂直カラムの形で組織されたブラシがけ要素によるボ
ンベの直接駆動により行なれた。この設計はまちがいな
くシステムの効率を改善したが、ブラシがけ要素の摩耗
はきわめて速く、洗浄用水の再循環の問題の解決はまた
微妙なところであった。
この技術状況については、フランス特許第1.565380号に
も例示されている。
さらに、円筒形の大型容器の洗浄のためにすでに提案さ
れてきたその他の技術についてもここで参考として言及
しておくのがよいと思われる。
こうして、水平駆動ローラー上に横にした位置で(水平
軸)配置された容器の洗浄トンネル内での輸送を組織す
ることが提案された。これらのローラーは容器をその軸
を中心として回転させ、こうして容器の軸の方に向けら
れたほぼ規則的な噴射を作り出す固定インゼクタを備え
つけることが可能となる。しかしながらこの技術は、汚
れを含んだ洗浄液がそそぎ込む駆動機構を保護する必要
があるという付加的な欠点をもつ。
容器の洗浄のためのその他の技術は、ドイツ特許第10.2
9.249号、ドイツ特許出願明細書第30.14.788号そして米
国特許第1.678.791号にも例示されている。
各容器上の散布の均等性を改善するもう1つの方法は、
直方体の4つの垂直稜を形成する固定垂直傾斜路のアセ
ンブリを備えつけることから成るものであった。この場
合、一連の噴射は各々の稜について容器の垂直軸の方に
向けられ、かかる容器は上から降ろされて傾斜路の間で
もち上げ用フックにより吊り下げられた状態で配置され
ることになり、こうして容器をそれが床上にない場合に
自転させることができる。
この技術は、容器の汚染除去処理については適している
かもしれないが、容器を1つずつその都度に付随する洗
浄システムを起動させながら洗浄しなくてはならないた
め、大量洗浄のためには使用できない。さらにこの技術
は、きわめて限定的なタイプの円筒形物体に制限されて
おり、LPGボンベの洗浄に転用することは特にむずかし
い。
参考として、例えば、英国特許出願明細書第2113662号
に例示されているように、槽の機械的ブラシがけをこと
ごとく避ける目的で高圧での液体噴射によるビール槽の
洗浄用に提案された技術についても言及しておくことが
できる。
本発明の目的は、円筒形物体特にLPGボンベ(当然のこ
とながら、例えば食品用金属製容器であってもよい)の
外部表面の効果的な洗浄を実施することを可能にする方
法及び装置にある(なおそのプロセスは完全に自動化す
ることができる)。
同様に、本発明は、物体の壁に対する均等かつ規則的な
液体の射出による洗浄プロセスの利用をその目的とす
る。
又本発明の目的は、寸法が小さくなっていることそして
場所をとる及び/又は大規模なエネルギー源を必要とす
る器具類がないことにより、容易に設置できる洗浄プロ
セスの利用にある。
さらに限定的に言うと、本発明の目的は、その軸が基本
的に垂直となるように物体が上に載せられている輸送手
段を介して連続進行状態で輸送される円筒形物体特に液
化石油が又つまりLPG用ボンベの外表面を洗浄する方法
において、 ・ 噴霧ステーションにおいて、回転式噴霧手段を起動
させることにより、単位物体に対して洗剤を噴霧する段
階(なおかかる物体はその垂直軸が前記噴霧手段の軸と
ほぼ一致するような位置に固定した状態で維持されてい
る); ・ 水洗いステーションまで輸送手段を介して単位物体
を自由空気にて移送する段階(なお、移送時間は、噴霧
された洗剤の化学作用時間以上である); ・ 回転式散水手段を起動させることにより高圧下での
散水によって水洗いステーションで単位物体を水洗いす
る段階(なおかかる物体は、その垂直軸がこの散水手段
の軸とほぼ一致するような位置に固定された状態で再び
維持されている) を連続的に含んでいることを特徴とする方法にある。
有利なことに備えられる1つの特徴に従うと、単位物体
は、回転式ブラシがけ手段が起動される水洗いステーシ
ョンの上流に備えつけられたブラシがけステーションま
で、噴霧ステーションの下流そして水洗いステーション
の上流で移送される(なおかかる物体は、その垂直軸が
前記ブラシがけ手段の軸とほぼ一致するような位置に固
定された状態で維持されており、ブラシがけステーショ
ンの上流及び下流での単位物体の移送は自由空気にて行
なわれる)。
もう一つの有利な特徴に従うと、単位物体は、圧縮空気
ブロー式乾燥ステーションまで、水洗いステーションの
下流で移送される(なお、かかる物体は、その壁上の残
留水をとり除くため側面方向に配置されたブロー手段の
前で固定状態に維持された軸を中心として回転駆動させ
られており、乾燥ステーションの上流及び下流での単位
物体の移送は自由空気で行なわれている)。
こうして、容易に自動化でき、しかも連続的に進行する
物体に対し加えられる機械的作用と洗浄性化学作用を完
璧に組合わせた特に効果的な単位(個別)洗浄プロセス
を実施することができる。
好ましくは、噴霧ステーションにある単位物体に対する
洗剤の噴霧は、回転式噴霧手段を一定の速度で回転させ
ること及び/又は回転式噴霧手段を完全に一回転させる
こと(なお回転方向は、次の単位物体については逆転す
る)により行なわれる; 噴霧は、有利なことに低圧特
に約3000HPaから4000HPaの圧力下で行なわれる。
同様に好ましいことに、ブラシがけステーションにある
単位物体のブラシがけは、この物体と接触状態にくるよ
う垂直に予じめ下降させられた回転式ブラシがけ手段を
一定の速度で回転させることにより行なわれる;このブ
ラシがけは、回転式ブラシがけ手段内の低圧での同時射
水と共に行なわれると有利である。
同様に好ましいことに、水洗いステーションにある単位
物体に対する高圧下の散水は、回転式散水手段を一定の
速度で回転させることによって行なわれる;この散水は
100000HPa以上好ましくは約130000HPaの圧力下で平坦な
噴射により行なわれることが有利である。
さらに好ましくは、乾燥ステーションにおける空気ブロ
ーによる単位物体の乾燥は、移送中のかかる物体の上部
の予備乾燥と、それに続くいわゆる乾燥(この間単位物
体はその軸を中心にして回転駆動させられる)という2
つの段階にて行なわれる。
この場合、有利なことに、単位物体は、いわゆる乾燥の
際に、駆動用回転テーブルと、この物体と接触状態にな
るため垂直方向に予じめ下降された同軸の上部センタリ
ングヘッドの間に維持されている;特に、上部センタリ
ングヘッドは、単位物体が回転式駆動テーブル上にくる
前にこの物体上に低下させられ、その後かかるヘッド及
びかかるテーブルは同期的に再上昇させられる。
同様に好ましくは、2つの単位物体が、乾燥ステーショ
ンに同時に存在できる。(つまり、上流側の物体は予備
乾燥のための移送待ち状態にあり、下流の物体はいわゆ
る乾燥を受けている)。特に空気ブローは、予備乾燥又
はいわゆる乾燥を行なうため常時起動させられているブ
ロー手段を用いて、いずれかの単位物体について交互に
行なわれる。
最終的に有利なことに、空気ブローは、いわゆる乾燥の
際に平坦な傾斜したエアブレードによって行なわれる。
本発明は又、問題の円筒形物体が上に配置される輸送手
段以外に次のものを含むことを特徴とする前述の洗浄方
法を利用するための装置にも関する; ・ 物体の進行ラインが構成するハウジングで構成さ
れ、中にはかかるハウジングの内部の単位物体に対し洗
剤を噴霧するため垂直軸を中心に回転することのできる
回転式噴霧手段、及びその軸が前記垂直軸とほぼ一致す
るような形で輸送中の単位物体を停止させることのでき
る停止手段が配置させているような噴霧用モジュール。
− 物体の信号ラインが構成するハウジングで構成さ
れ、中にはかかるハウジングの内部の単位物体に対し高
圧下で水を射出するため垂直軸を中心として回転するこ
とのできる回転式散水手段及びその軸が前記垂直軸とほ
ぼ一致するような形で輸送中の単位物体を停止させるこ
とのできる停止手段が配置されている、噴霧モジュール
からは独立しその下流に配置された水洗い用モジュー
ル。
有利にも備えられた1つの特徴に従うと、この装置には
さらに、噴霧モジュールと水洗いモジュールの間に、物
体の進行ラインが横断するハウジングで構成され中には
このハウジングの内側の単位物体をブラシがけするため
垂直軸を中心として回転できる回転式ブラシがけ手段な
らびにその軸が前記垂直軸とほぼ一致するような形で輸
送中の単位物体を停止させることのできる停止手段が配
置されているようなブラシがけ用の独立モジュールが含
まれている。
もう1つの有利な特徴に従うと、この装置にはさらに、
水洗いモジュールの下流に、物体の進行ラインが横断す
るハウジングで構成され、中には固定したブロー手段な
らびに残留水をその壁からとり除くため前記ブロー手段
の前で前記ハウジングの内部の単位物体を回転させるこ
とのできる回転駆動手段(なおかかる回転中前記物体の
垂直軸は固定状態のままにとどまっている)が配置され
ているような乾燥用独立モジュールが含まれている。こ
うして、そのモジュラー設計のおかげで、所要空間が少
なくきわめて効率の高い設備を実現することができる。
好ましくは、回転式噴霧手段は、主として回転駆動され
る水平サポート及びかかるサポートに片持ち式に吊り下
げられている少なくとも1つの噴霧用ガンで構成されて
いる。特に、この水平サポートは、回転ジャッキにより
駆動され、このジャッキのラックピストンはこのサポー
トと一体化された垂直シャフトに連結されている(な
お、このラックピストンのストロークは、水平サポート
の回転について全周一回に相当する)。有利なことに、
噴霧用ガンは、これらのガンについて垂直位置が異なっ
た状態で、水平サポートの各端部に吊り下げられてい
る。
同様に好ましくは、単数又は複数の噴霧用ガンの傾斜及
び位置は、問題の円筒形物体のタイプに適合すべく調整
可能であり、さらに有利なことに、単数又は複数の噴霧
用ガンは、噴霧モジュールのフレームの外側にあり洗剤
槽と送出しポンプを有する手段により補給されている。
特別な一実施態様によると、停止手段は主として、ジャ
ッキにより制御される入れ子式フィンが、好ましくは回
転噴霧手段の回転垂直軸の下流で水平方向にそしてこの
垂直軸とほぼ交わる方向に配置された2本のフィンガー
のアセンブリで構成されている。
又有利なことに、噴霧モジュールのフレームには、入口
トンネルと出口トンネルが含まれ、好ましくは入れ子式
フィンガータイプの停止手段がさらにこの入り口トンネ
ルのレベルに備わっている。
好ましくは、回転式ブラシがけ手段は、付随する原動機
により回転駆動させられている水平サポートそしてこの
サポートに片持ち式に吊り下げられた少なくとも1つの
ブラシ要素で主として構成されており、かかるサポート
はこのブラシ要素を問題の単位物体と接触させるため垂
直方向に可動である。
又好ましくは、水平サポートは、4つのブラシ要素を支
持する十字軸の形をしている;特にブラシ要素は、問題
の単位物体の上部の形状に適合された形態を有する扇形
ブラシの形をしている。
同様に好ましくは、水平サポートは、回転駆動原動機を
支持し位置ジャッキを介してブラシがけモジュールのフ
レームに接続されている1枚のプレートに吊り下げされ
ている;特に、このプレートは、同時に水を射出するた
めブラシ要素のうちの少なくとも1つ及び低圧水源に接
続されロータリージョイントを支持している。
特別な一実施態様によると、停止手段は主として、ジャ
ッキにより制御される入れ子式フィンガー好ましくは回
転ブラシがけ手段の回転垂直軸の上流で水平方向にこの
垂直軸とほぼ交わる方向に沿って配置された2本のフィ
ンガーのアセンブリにより構成されている;このとき有
利なことに、問題の単位物体を所定の位置に保持するた
め、好ましくは付随するジャッキにより各々制御される
相対する2つのパッドのアセンブリの形で、補足的な保
持手段がさらに備わっている。
好ましくは、回転式散水手段は主として、付随する原動
機により回転駆動される水平サポートならびにこのサポ
ートに片持ち式に吊り下げられている少なくとも1つの
散水ノズルで構成されている;特に少なくとも1本好ま
しくは2本の散水ノズルは、これらのノズルについて垂
直位置が異なっている状態で、水平サポートの各端部に
吊り下げられている。このとき有利なことに、単数又は
複数の散水ノズルの傾斜及び/又は位置は、問題の円筒
形物体のタイプに適合させるべく調整可能である;さら
に、単数又は複数の散水ノズルは、水洗、モジュールの
フレームの外側にあり高圧で水を送り出す加圧ポンプを
有する手段により補給されている。
同時に好ましくは、停止手段は主として、ジャッキによ
り制御される入れ子式フィンガー、好ましくは回転式散
水手段の回転垂直軸の下流で水平方向にそしてこの垂直
軸とほぼ交わる方向に従って配置されている2本のフィ
ンガーのアセンブリで構成されている。
さらに、散水モジュールのフレームには入口トンネルと
出口トンネルがついており、その上この入口トンネルレ
ベルに好ましくは入れ子式フィンガータイプの停止手段
も備わっている。
なお、好ましい一実施態様によると、固定したブロー手
段には、移送中の問題の物体の上部の予備乾燥を行なう
第1のブロー手段ならびに、そのとき自らの軸を中心と
して回転駆動させられている物体のいわゆる乾燥を行な
い前記第1の手段の下流にある第2のブロー手段が含ま
れている。
この場合有利なことに、第1のブロー手段は主として、
空気送出しケース(440)に接続された1本以上の予備
乾燥ノズルで構成されており、第2のブロー手段は、主
として、薄いエァーブレードを構成する出口オリフィス
を有する少なくとも1本の乾燥ノズルで構成されている
(なおこの乾燥ノズルは、空気送出しケースに接続され
ている)。特に、単数又は複数の乾燥ノズルは、好まし
くは主スリットが垂直に対して傾斜している状態で少な
くとも1つの出口スリットを有するケーソンの形で終結
している;単数又は複数の予備乾燥ノズル及び/又は乾
燥ノズルは、好ましくは付随するジャッキを用いて垂直
方向に調節可能である。
好ましくは、空気送出しケースは、乾燥モジュールのフ
レームの上部に配置された第1及び第2のブロー手段に
共通であり、このフレームの外側の送風機からくる空気
を予備乾燥ノズルの方或いは又乾燥ノズルの方に向ける
ことのできる閉塞機構を含んでいる。
同様に好ましくは、回転駆動手段は主として、付随する
原動機により駆動されている回転テーブルで構成されて
おり、(なおこのテーブルは付随するジャッキを用いて
垂直方向に移動可能である)、好ましくは入れ子式スト
ッパタイプの停止手段が、その軸がこの回転テーブルの
垂直軸とほぼ一致するような形で輸送中の単位物体を停
止させるべくさらに備わっている;特に、この装置には
さらに、回転テーブルに対し同軸のセンタリングヘッド
が含まれ、かかるセンタリングヘッドは、付随するジャ
ッキを用いて垂直方向に移動可能である。最初に、好ま
しくは、乾燥モジュールのフレームには、入口トンネル
と出口トンネルが含まれ、かかる入口トンネルのレベル
にはさらに好ましくは入れ子式フィンガータイプの停止
手段が備わっている。
本発明のその他の特徴及び利点は、図面を参考にした特
定一実施態様に関する以下の説明から、より明確になる
ものと思われる。
<実施例> 第1図は、モジュラー構造で利用されている本発明に基
づく個別洗浄プロセスをきわめて概略的に示している、
洗浄すべき外表面をもつ円筒形物体は1という番号で表
わされている輸送手段を介して連続進行状態で輸送され
ている。この輸送手段上でこれらの物体は、その軸が基
本的に垂直となるように配置されており、輸送は、矢印
(2)の方向に行なわれている。
本発明の主要な態様になると、回転式噴霧手段(以下第
2図から第4図に関連して詳述される)を起動させるこ
とにより、噴霧ステーションIにおいて単位物体に対し
洗剤が噴霧されている。なおこの物体は、その垂直軸が
前記回転式噴霧手段の軸とほぼ一致するような位置に固
定した状態に保たれている。次に、自由空気の下で輸送
手段(1)を介し、水洗いステーションIIIまで単位物
体を移送する。このとき輸送時間は少なくとも噴霧され
た洗剤の化学作用時間に等しい。最後に、前記水洗いス
テーションIIIにおいて、回転式散水手段(以下第8図
から第10図に関連して詳述されている)を起動させるこ
とにより、高圧下での散水により単位物体を水洗いす
る。なおここでこの物体は再び、その垂直軸が前記回転
式散水手段の軸とほぼ一致するような位置で固定した状
態に保持される。
第1図には、それぞれブラシがけステーションと乾燥ス
テーションに相当する他の2つの補足的ステーションI
I、IV示した。これら2つのステーションは、オプショ
ンのものではあるが、有利なことに、噴霧ステーション
I及び水洗いステーションIIIのライン内に統合され
る。この場合、噴霧ステーションIからくる単位物体の
自由空気での移送、つまり前述のようにその持続時間が
噴霧洗剤の化学作用時間以上でなくてはならないような
移送は、まずブラシがけステーションIIへ向かって行な
われ、このことは第1図において、より大きな間隔どり
により表わされている。
プロセスのこの有利な設計によると、単位物体は、噴霧
ステーションIの下流そして水洗いステーションIIIの
上流で、回転式ブラシがけ手段(以下第5図から第7図
までに関連して詳述される)が起動される前記水洗いス
テーションの上流に備えられたブラシがけステーション
IIへと移送される。なおこのときこの物体は、その垂直
軸が前記回転式ブラシがけ手段の軸とほぼ一致するよう
な位置に固定状態に保たれており、ブラシがけステーシ
ョンIIの上流及び下流での単位物体の移送は自由空気で
行なわれる。
同様に、ラインの終りで、単位物体は、水洗いステーシ
ョンIIIの下流で、圧縮空気のブローによる乾燥用のス
テーションIVまで移送される。なおこのとき物体は、そ
の壁上の残留水を除去するため側面方向に配置されたブ
ロー手段(以下、第11図から第16図までに関連して詳述
されている)の前で固定状態に保持された形で、その垂
直軸を中心にして回転駆動されており、乾燥ステーショ
ンIVの上流及び下流での単位物体の移送は自由空気で行
なわれている。
上述のステーションI、II、III、IVの各々に備えつけ
られている機能モジュールの詳細な説明に入る前に、本
発明に基づく洗浄プロセスのモジュール機構は、すで
に、その設置を容易に所要空間を小さくする上できわめ
て有利であると思われる。特に、輸送ラインは2つの連
続するステーションの間で必ずしも直線である必要はな
く、このため据えつけにきわめて柔軟性があるというこ
とがわかる。実際に、使用される装置及びエネルギー供
給源のサイズはより小さく、この設計は当然のことなが
ら傾瀉の後下水管網に捨てることのできる低い水消費量
を暗に意味している。従ってこのような個別洗浄プロセ
スは物体が中を通るトンネルを用いる従来の技術に比べ
て著しい進歩を表わすものである。このような設計によ
ると、脂肪分や塵埃をとり除きその外表面を清掃しその
体裁を改善しそして/又は必要とあらばメンテナンス用
塗料を塗布できるようにするため、特にLPGボンベの洗
浄用の効率の良い洗浄設備を簡単に利用するこよが可能
となる。
ここで、各々結びつけられた機能モジュールが中に備わ
っている連続した機能ステーションI、II、III、IVに
ついて詳述する。
噴霧ステーションIに備わっている噴霧モジュール(10
0)の構造及び機能は、第2図から第4図までに示され
ている。
従って、ここには、物体(10)の進行ラインが横断する
ハウジング(101)〔輸送ライン(1)は第2図上の連
続矢印及び第4図上の一点鎖線により表わされている〕
で構成されている噴霧モジュール(100)が見られる。
このハウジングの中には、その内部の単位物体(10)に
対し洗剤を噴霧するため垂直軸(103)を中心として回
転しうる回転式噴霧手段(102)ならびに、その軸が前
記垂直軸とほぼ一致するように輸送された単位物体(1
0)を停止させることのできる停止手段(104)が配置さ
れている。ここで、回転式噴霧手段(102)は、回転駆
動させられている水平サポート(105)及び、このサポ
ートに対し片持ち式に吊り下げられている少なくとも1
つの噴霧用がン(106)により主として構成されてい
る。サポート(105)は、それ自体噴霧モジュール(10
0)のフレーム(101)に固定された支持プレート(10
9)上にとりつけられている軸受保持器(108)の中を通
過するシャフト(107)に吊り下げられた横断材の形で
構成されている。回転式噴霧手段(102)は、付随する
原動機により連続回転駆動されうるが、ここでは、LPG
ボンベの洗浄についてすぐれた結果をもたらすやや異な
った配置を考えた。実際、水平サポート(105)は、ラ
ック(111)と連動する中央ケース(112)の内部のネジ
及びたわみ継手タイプの継手(113)(このような既知
の継手はVULKOLLANという名で市販されている材料のよ
うなポリウレタンエラストマでできたトルク伝達要素を
含んでいる)を介して前記サポートと一体化された垂直
シャフト(107)に連結されたラックピストン(111)
(第4図のみに見られる)をもつ回転式ジャッキ(11
0)により駆動されている。この場合、ラックピストン
(111)のストロークは、水平サポート(105)ひいては
回転式噴霧手段(102)の回転について完全な一周に相
当する。このような配置により、回転式噴霧手段(10
2)を一定の速度で回転させながら、しかも一周全体に
わたって回転させながら噴霧ステーションにある単位物
体(10)に対する洗剤の噴霧を実施することができる
(なお回転方向は、次の単位物体について逆転する)。
噴霧ガンについて以下に記す構成は、実際、ただ一回の
回転で単位物体上に洗剤を適切に噴霧することができる
ように、こうして上部で洗剤を集中補給する状態でロー
タリージョイントを備えつける必要はなくなる(後者の
場合、洗剤回路及び制御用空気回路の2つの回路が必要
であるため、さらに複雑になる)。第2図から第4図ま
でを見ればわかるように、噴霧用ガン(106)は、これ
らのガンについて垂直位置は異なっている状態で、水平
サポート(105)の各端部に吊り下げられている。当然
のことながら、噴霧ガン(106)の傾斜及び/又は位置
は、問題の円筒形物体のタイプに適合するように調節可
能になっている。そのため各々のガンは、水平サポート
(105)に固定されたネジ切りされたロッド(115)と一
体化された付随するサポート(114)の上に旋回可能な
形でとりつけられている。回転式噴霧用手段(102)の
回転軸(103)に対する垂直ロッド(115)の距離を調節
することができるように、細長いスリット(こでは図示
せず)を水平サポート(105)内に備えつけることもで
きる。従って、各々のガン(106)は、一方では単位物
体の上部(すなわち特にLPGボンベのドーム部及びキャ
ップ部)の方へ、又他方ではこの物体の下部の方へ噴射
を方向づけるような形で適宜位置づけすることができ
る。
この配置によると、噴霧用ガン(106)が、第2図を見
るとわかるように噴霧モジュール(100)のフレーム(1
01)の外の手段から補給を受けるようにすることができ
る。実際、噴霧用ガン(106)の各々に補給する配管(1
19)が出ている送出しポンプ(118)に1本の配管(11
7)によって接続されている、生分解性ある洗剤の加わ
った水から成る低温又は高温の溶液が入った洗剤槽(11
6)が見られる。例を挙げると、この洗剤は、約3〜400
0HPaの圧力下で噴霧される。
同様に、噴霧用ガンの各々について、空気式開閉制御装
置として役立つ空気を導く配管(図示せず)も備えつけ
られる。なおこの場合、接続は、各噴霧用ガン(106)
及び結びつけられたサポート(114)の間で行なわれる
ことが好ましい。又、噴霧モジュール(100)のフレー
ム(101)には、保護用の覆い、そしてここでも入口ト
ンネル(120)及び出口トンネル(121)、ならびに出入
り用サイドドア(122)がついている。
前述のように、噴霧用モジュール(100)には、その軸
が回転噴霧手段(102)の軸(103)と一致するように噴
霧ステーションで単位物体(10)を停止させることので
きる停止手段(104)がついている。これらの停止手段
(104)好ましくは各々付随のジャッキ(124)により制
御される入れ子式フィンガー(123)で主として構成さ
れている。
ここでは、回転式噴霧手段の回転垂直軸(103)の下流
で、この垂直軸とほぼ交わる方向に沿って、水平に配置
された2本のフインガーのアセンブリ(123)がみられ
る。又、噴霧ステーションの上流すなわち噴霧モジュー
ル(100)の入口トンネル(120)の下にて物体の予備セ
ンターリングを行なうため、先行のものの上流側に類似
した停止手段(125)を備えつけることが有利である。
第3図を見ると、当該プロセスは異なるタイプの円筒形
単位物体(10)に適用しうるということを喚起するた
め、噴霧ステーションのレベルに2つの異なるサイズの
LPGボンベが示されているのがわかる。同様に、この断
面図では、下部回収用ホッパー(126)ならびに手段
(1)を構成する輸送ラインの要素つまりここではこの
輸送ラインの上部ストランド(上部側)(127)と下部
ストランス(下部側)(128)も見うけられる。
有利なことに、一方では噴霧ステーションを通過する単
位物体にそして他方では噴霧モジュールのいくつかの機
構に結びつけられる一連のセンサー備えつけられてい
る。これらのセンサーは、自動化された設備全体の空気
圧論理(ロジック)の一部を成している。従って、入口
トンネル(120)の下それからいわゆる噴霧モジュール
(100)内の回転式噴霧手段(102)の軸の下そして最後
にこの噴霧モジュールの下流において物体の存在を確認
することのできるバーセンサー(129)(第4図の方が
よくわかる)が、単位物体の進行ラインのレベルに配置
されているのがわかる。ここで、類似のセンサー(13
0)が、水平サポート(105)の回転駆動手段レベルに備
えつけられている:このため、第4図には、回転シャフ
ト(107)と一体化され、情報センサー(130)と連動す
る突出したつめ(132)をもつデイスク(131)が見られ
る。センサー(133)のように、フレーム(101)の扉
(122)の開放に関する安全対策として、さらにもう1
つの類似のセンサーが備えつけられる。最後に、第4図
には、扉(122)が開放されると直ちに回転式噴霧手段
(102)の動きを停止させることのできる、回転式ジャ
ッキ(110)に結びつけられた安全用空気式ゲート弁(1
34及び135)が見られる。
一方機能サイクルはきわめて単純である: すなわち、このサイクルの三段階には、まず単位物体の
垂直軸の精確なセンタリングを伴う噴霧ステーションで
の単位物体(10)の受入れ、それから物体上への洗剤の
噴霧を伴う回転式噴霧手段の回転開始、おして最後に、
次のステーションに向けての物体の排出、が含まれてい
る。
ここで第5図から第7図までを参照しながら、ブラシが
けモジュール(200)の構造及び機能を説明する。
ブラシがけモジュール(200)は、物体の進行ラインが
横切るハウジング(201)から成る。このハウジングの
中には、このハウジングの内部の単位物体(10)をブラ
シがけするための垂直軸(203)を中心として回転する
ことができる。回転式ブラシがけ手段(202)、及び、
その軸が前記垂直軸とほぼ一致するように、輸送された
単位物体(10)を停止させることのできる停止手段(20
4)が配置されている。
さらに厳密に言うと、回転式ブラシがけ手段(202)
は、主として、付随する原動機(206)により回転駆動
させられる水平サポート(205)から成り、少なくとも
1つのブラシ要素(207)がこのサポートに対し片持ち
式に吊り下げられている。水平サポート(205)はさら
に、これらのブラシ手段を問題の単位物体(10)と接触
させるため、垂直方向に移動できる。
回転式ブラシがけ手段のとりつけは、例えば支持プレー
ト(208)を備えつける〔その上には空気駆動式原動機
(206)が配置されている〕ことにより行なわれる。な
おかかるプレートはそれ自体、支持プラテン(211)に
固定されている付随するボールソケット(210)の中を
通る2本の案内ロット(209)を介して支持プラテン(2
11)に吊り下げられている。本体が支持プラテン(21
1)にとりつけられているジャッキ(212)はこうして回
転式ブラシがけ手段(202)の垂直方向移動を確実に
し、単位物体(10)が停止手段(204)のおかげでブラ
シがけモジュールの中に適当にセンタリングされた場合
にこのブラシがけ手段をこの物体の上に降下させる。前
述のように、駆動用電気式原動機(206)のシャフトと
回転式ブラシがけ手段を支持するシャフトの間に介在さ
せられたたわみ継手を用いることもできる。
なお、同時に水を射出する目的で、低圧水源及び少なく
とも1つのブラシ要素(207)に接続されたロータリー
ジョイント(214)をプレート(208)が支持しているこ
とが有利である。
第5図をみるとここには、支持プレート(208)上に固
定された制御用ゲート弁(216)までの低圧導水配管(2
15)がみられる。こうして取入れられた水は、さまざま
なブラシ要素に導く可とう配管(217)を介してロータ
リージョイント(214)から再び出ていく。
ここでは水平サポート(205)は、ネジ切りロッド(21
9)を介して4つのブラシ要素(207)を支持する十字軸
の形をしている。ネジ切りロッドのとりつけは、当然の
ことながら、ブラシ要素(207)の垂直方向位置及び半
径方向位置を同時に調節することができるように考えら
れている(例えば、十字軸の端部に、図示されていない
細長いスリットを備えつける。)又、各々のブラシ要素
(207)は好ましくは扇形ブラシの形をしており、その
起動中の配列は、問題の単位物体(10)の上部の外部形
状に適合されている。さらに厳密に言うと、各々のブラ
シ要素(207)は、サスペンションロッド(219)の一体
化された主要本体(218)及び、例えばナイロンを植え
たポリエチレン製のいわゆる扇形ブラシ(220)で形成
されている。
ブラシがけステーションIIにある単位要素(10)のブラ
シがけはこうして、この物体と接触状態になるよう垂直
方向に予じめ降下された回転式ブラシ手段(202)を一
定の速度で回転させることによって容易に実施されう
る。
なお、このブラシがけは、回転式ブラシがけ手段内で低
圧にて、同時射水を伴って行なうことができる。
噴霧モジュール(100)について前述したように、その
軸が回転ブラシがけ手段(202)の軸(203)とほぼ一致
するように単位物体(10)を停止させるため停止(20
4)が備わっている。
この停止手段(204)は、前述の手段(104)と同じもの
であってよく、従って、回転式ブラシがけ手段(202)
の垂直回転軸(203)の下流側で水平に配置された2本
のフィンガーのアセンブリの形で、又、この垂直軸とほ
ぼ交わる方向に沿って、結びつけられたジャッキにより
制御される入れ子式フインガーで主として構成されてい
る。
しかしながら、回転ブラシがけ手段の有効な摩擦作用を
考慮すると、ブラシがけステーションには単位物体の維
持用の補足的手段を備えつけると有利である。このよう
な補足的手段はここでは、221という番号で、好ましく
は付随するジャッキ(223)により各々制御されている
2つの相対するパッド(222)のアセンブリの形で示さ
れており、こうしてブラシがけの間、問題の単位物体
(10)を完全に所定の位置に維持することができる。
噴霧モジュール(100)についてと同様に、ここでは好
ましくは前述のセンサー(129)の同じセンサー(224)
のアセンブリが物体(10)の進行ラインレベルに備えつ
けられている。又、ブラシがけモジュール(200)に到
着した時点で単位物体(10)の予備センタリングを行な
うことができるようにする前述の手段(125)と同じ入
れ子式フィンガーをもつ停止手段(228)を備えつける
こともできる。最後に、噴霧モジュールについて同様、
ブラシがけモジュールのフレーム(201)の扉(226)に
結びつけられていたセンサー(225)を備えつけること
ができる。
第7図は、さらに、機械的ブラシがけと同時に射水が行
なわれるように、配管(215)にやってくる低圧での給
水を制御するための、ピストン制御のゲート弁(227)
を示している。
ブラシがけモジュール(200)の機能サイクルは、次の
ような要領で展開される:まず、単位物体はブラシがけ
ステーションにとり入れられ、次に、停止手段と補足的
保持手段のおかげで回転式ブラシがけ手段の下で正しく
センタリングされ維持される。その後、回転式ブラシが
け手段が回転開始され、次に単位物体上に下降され、同
時に低圧給水ゲート弁の開放が始まる。いわゆるブラシ
がけが行なわれると、回転式ブラシがけ手段が再度とり
つけられ、低圧での射水を制御するゲート弁は再び閉じ
られ、最後に単位物体は、その停止手段及びその補足的
保持手段から解放されると直ちに次のステーションへと
排出されうることになる。
次に、第8図から第10図を参照しながらステーションII
Iに備えられている水洗いモジュール(300)について記
述する。
水洗いモジュール(300)は、物体の進行ラインが横断
するハウジング(301)で構成されており、このハウジ
ングの中には、その中の単位物体(10)に対し高圧下で
水を射出するため垂直軸(303)を中心にして回転する
ことのできる回転式散水手段(302)ならびに、その軸
がこの垂直軸とほぼ一致するような形で、輸送されてい
る単位物体(10)を停止させることができる停止手段
(304)が配置されている。さらに厳密に言うと、回転
式散水手段(302)は主として、付随する原動機(306)
により回転駆動される水平サポート(305)で構成され
ており、このサポートには少なくとも1本の散水ノズル
(307)が吊り下げられている。好ましくは、2本の散
水ノズル(307)は水平サポート(305)の各端部で吊り
下げられており、これらのノズルに対し垂直位置は異な
っている。散水ノズル(307)の傾斜及び/又は位置は
好ましくは、噴霧の場合と同じように、問題の円筒形物
体(10)のタイプに適合させるため、調節可能になって
いる。付随するサポート(309)のロッド上に直接とり
つけられた傾斜した下部散水ノズル(307)と、付随す
るネジ切りされたサスペンションロッド(309)の下部
に固定されたキャップ(308)上に旋回する形でとりつ
けられた上部散水ノズル(307)を備えつけることがで
きる。効果的に散水するためには、下部ノズルについて
は例えば60度の開先角度で平坦な噴射のノズルを備えつ
けるのが有利であり、一方上部ノズルについては、片側
で30度、もう片側で60度の開先角度の平坦な噴射を考え
ることができる。水洗いモジュール(300)のフレーム
(301)上への回転式散水手段(302)のとりつけは、前
述の回転式ブラシがけ手段のとりつけと同様である。従
って、フレーム(301)に固定された支持プラテン(31
3)及び空気式原動機(306)の下にはたわみ継手(31
2)ならびに散水ノズル(307)に結びつけられた各配管
(311)の方への高圧下の水の送出しを可能にする下部
ロータリージョイント(310)が示されている。
散水ノズル(307)はこのようにして、水洗いモジュー
ル(300)のフレーム(301)の外の手段により補給され
うる。これらの手段には、制御用ゲート弁(315)に到
達する導水配管(314)を介して高圧下で水を送り出す
加圧ポンプ(316)が含まれている。水洗いモジュール
(300)にある単位物体(10)に対する高圧下の散水
は、こうして、回転式散水手段(302)を一定の速度で
回転させることにより、容易に行なうことができる。こ
の散水は、100000HPa以上の圧力好ましくは約130000HPa
の圧力の下で平坦な噴射により行なわれる。
前述のもののように、物体の進行ラインレベルに配置さ
れた一連のセンサー(321)、ならびに噴霧及びブラシ
がけモジュールで使用されているものと同じ停止手段
(304)、そして入れ子式フィンガー(326)による同様
な予備センタリング手段が備えつけられる。さらに、水
洗いモジュールのフレーム(301)の扉(320)にはセン
サー(322)が結びつけられる。最後に、この場合には
回転式散水手段(302)について何周も行なうことがで
きるという点以外噴霧モジュールについて前述されたも
のと同様のやり方でディスク(324)と一体化されたつ
め(325)と連動する回転式散水手段(302)の回転に関
する情報のためのセンサー(323)が備えつけられる。
又このフレーム(301)には、入力トンネル(317)と出
力トンネル(318)が備わっていてもよい。このとき、
入れ子式フィンガータイプの停止手段(326)が、この
入口トンネルの下での単位物体の予備センタリングを行
なう。
最後に第9図には、前述のホッパー(216)と類似の回
収用ホッパー(319)が示されている。
水洗いステーションでの機能サイクルは以下のように行
なわれる:すなわち、単位物体が水洗いモジュール内に
とり入れられ、付随する停止手段により正しく位置づけ
される。
このとき回転式散水手段が回転させられ、単位物体を強
力に水洗いする。次に取水用空気式ゲート弁は閉じら
れ、散水手段の回転は、物体が次のステーションに移送
されうるような位置で停止される。
ここで、第11図から第16図までを参照しながら、ステー
ションIVに備えられた乾燥モジュールについて記述す
る。
乾燥モジュール(400)は、物体の進行ラインが横切る
ハウジング(401)で構成されている。
このハウジングの中には、固定ブロー手段(410、420)
及び、このブロー手段の前でこのハウジング内の単位物
体(10)の回転させその壁から残留水を除去することの
できる回転駆動手段(なお、この物体の垂直軸はこの回
転に際しつねに固定した状態にとどまっている)が配置
されている。
オプションのものでしかないが、空気ブローによる単位
物体(10)の乾燥はここでは、移送中の物体の上部の予
備乾燥と、それに続いて、結びつけられた手段(430)
により単位物体(10)がその軸を中心として回転駆動さ
せられるいわゆる乾燥という、2つの段階にて行なわれ
ている。当然のことながら、場合によって唯一の段階に
て個別乾燥を行なうようにしてもよいが、往々にして、
特にLPGボンベの場合には、予備乾燥を備えつけこれに
よりエアブレードシステムを用いて第2段階におけるい
わゆる乾燥をはるかに強力なものにするのが有利である
ことがわかる。2段階乾燥のもつもう1つの利点は、単
位物体が移送中である間におおざっぱな予備乾燥をし、
こうしていわゆる乾燥の段階にしか介入してこない回転
駆動手段上への除去された液体の噴射を一部避けること
ができる、という点にある。
従って第11図には、移送中に問題の物体(10)の上部の
予備乾燥を行なう第1のブロー手段(410)及び、その
とき自らの軸を中心として回転駆動させられている物体
(10)のいわゆる乾燥を行なう、第1の手段の下流側に
ある第2のブロー手段(420)が示されている。
第1のブロー手段(410)は主として、空気送出しケー
ス(440)に接続された少なくとも1本の予備乾燥ノズ
ル(ここでは2本のノズルが備えられている)で構成さ
れている。単数又は複数の予備乾燥ノズル(411)は、
移送中のすなわち前述の停止手段のようなジャッキによ
り起動される入れ子式フィンガーの形で有利にも作られ
ている付随する停止手段(413)から解放された状態で
の物体(10)の予備乾燥を行なうため、位置及び/又は
傾斜を調節することのできる下部ブロー用スリーブ(41
2)で終結している。予備乾燥はこうして、きわめて効
果的な作用をもつクリープスカベンジング(掃気)に従
って行なわれる。
一方第2のブロー手段(420)の方は、主として、少な
くとも1本の乾燥ノズル(421)〔ここでは2本の乾燥
用サイドノズル(421)が備わっている〕で構成されて
いる。その出口オリフィスは、薄いエアーグレードを構
成し、これらの乾燥ノズルは、上部ダクト(422)を介
して、前述の送出しケース(440)であれば有利である
送出しケースに接続されている。乾燥ノズル(421)は
好ましくは、少なくとも1本の出口スリットを呈するケ
ーソンの形で終結する。ここでは、好ましくは単位物体
の壁上の液体の反発効果を改善するため垂直に対し傾斜
している主スリット(425)を有するほぼ垂直なケーソ
ン(423)と、その上にスリット(426)を有するケーソ
ン(424)の上部が示され、こうして2本のエアーブレ
ードは直接単位物体の上部上に方向づけできることにな
る。第13図の詳細図により、これらのブロー手段の特定
の構造、特に乾燥ノズル(421)の主スリット(425)を
より良く識別することができる。ここでこのスリットは
それ自体、ここではLPGボンベである問題の単位物体の
特定の形状を考慮に入れるため、傾斜した2つの区間の
形で作られている。当然のことながら、複数の方向特に
垂直方向に第1および/又は第2のブロー手段(410、4
20)を位置づけするため、調節手段が備えられている。
このようにして第13図により、ジャッキ(415)を介し
て支持プラテン(427)に接続されている予備乾燥ノズ
ル(412)に結びつけられた支持用形鋼(414)が識別で
きる。従って、ジヤッキ(415)は高さ方向の位置の調
節を可能にするが、角度調節をも可能にするような予備
乾燥ノズル(412)のその支持用形鋼(414)に対すると
りつけも考えられる。同様に、第1のブロー手段のため
の案内及び調節手段も配置する。従って第13図には、プ
ラテン(427)上にとりつけられ、結びつけられた位置
調節用ジャッキ(ここでは見えない)に接続された案内
ロッド(429)を受け入れるようなボールソケット(42
8)が示されている。
第11図に戻ると、ここでは第1(410)及び第2(420)
のブロー手段に共通であり乾燥モジュール(400)のフ
レーム(401)の上方に配置されている空気送出しケー
ス(440)が、付随する配管(442)により乾燥モジュー
ルのフレーム(401)の外の送風機アセンブリ(441)に
接続されていることがわかる。ここでは空気送り出しケ
ース(440)にはさらに、第1のブロー手段に結びつけ
られているオリフィス(446)と連動して閉塞機構の役
目を果たす、付随するロッドアセンブリ(445)により
起動用ジャッキ(444)に接続された可動フラップ(44
3)がついている。送風機(441)からくる空気を予備乾
燥ノズル(412)の方又は乾燥ノズル(421)の方へ方向
づけることができるように、第2のブロー手段(420)
についても類似のシステムを備えつけることができる。
当然のことながらその他のシステムも備えつけることが
でき、第16図には、空気送り出し手段の一変形態様が示
されている。実際、4本のジャッキ(451、451、461、4
61)のアセンブリが示されている:2本のジャッキ(45
1)はそのロッドの端に、ジャッキの伸長位置におい
て、ダクト(411)と結びつけられたスリーブ(454)の
オリフィス(453)と連動しうる閉塞用機構(452)を有
している。同様にして、ジャッキ(461)のロッドに
は、伸長位置において、ダクト(422)ひいては第2の
ブロー手段に結びつけられたスリーブ(464)のオリフ
ィスと連動しうる閉塞用機構(462)がついている。当
然のことながら、制御は、予備乾燥ノズル(412)又は
乾燥用ケーソン(421)の方に、送り出された空気を分
配すうような形で、ジャッキ(451)及び(461)のロッ
ドの動きが逆転されるようなものである。
前述のように、単位物体は、いわゆる乾燥に際し回転駆
動されている。従ってこの物体は好ましくは、駆動用回
転テーブル(433)と、単位物体と接触状態になるため
垂直方向に予じめ下降されている同軸のセンタリング用
上部ヘッド(435)の間に維持されている。従って第11
図には、付随する原動機(434)により駆動される回転
テーブル(433)が示されている。このテーブルは、こ
のテーブル及び付随する原動機を支持するプラテン(43
1)に対し直接作用するロッドをもつ付随するジャッキ
(432)を用いて垂直方向に移動可能である、好ましく
は入れ子式ストッパタイプ(438)の停止手段(437)が
さらに備えつけられており、その軸が回転テーブル(43
3)の垂直軸とほぼ一致するような形で輸送中の単位物
体(10)を停止させる。同様に第11図には、回転テーブ
ル(433)に対し同軸の上部センタリングヘッド(435)
が示されている。かかるセンタリングヘッドは、そのロ
ッド(439)を介して結びつけられているジャッキ(43
6)を用いて、垂直方向に移動可能である。実際には、
単位物体が駆動用回転テーブル(433)上にこないうち
にこの単位物体(10)の上に上部センタリングヘッド
(435)を下降させることから始め、その後かかるヘッ
ドとかかるテーブルは、第2のブロー手段(420)との
関係において単位物体が正しく位置づけされるまで同期
的に再度上昇させられる。このときこの第2のブロー手
段は、単位物体を完全に乾燥させるため最適な方法で作
用する平坦なそして傾斜したエアーブレードを方向づけ
ることができる。
第12図、第14図、第15図の断面図は、その他の構造的機
構を示しているが、これらの機構は乾燥モジュール(40
0)の二次的な装置を構成するものにすぎないため、手
短かに記述することにする。
第12図によると、第2のブロー手段(420)に結びつけ
られた回転駆動、洗浄手段の構造をより良く識別するこ
とができる。従ってここには、乾燥モジュールの下部フ
レーム(500)に一体化され、回転テーブル(433)及び
その付随的空気式駆動用原動機(434)を支持する可動
支持プラテン(487)と一体化されたロッド(486)を受
け入れるボール式案内ソケット(485)を有している固
定プラテン(484)が示されている。可動テーブル(43
3)をもち上げさせる起動用ジャッキ(432)の本体は固
定プラテン(484)上にとりつけられ、一方そのロッド
は、可動プラテン(487)と一体化されている。可動テ
ーブル(433)の上部には要素(488)が存在しているの
がわかる。これらの要素は好ましくは、単位物体の安定
した維持を確実にする磁化された植込みボルトである。
床と平行な要素(489及び490)は、それぞれ下部ストラ
ンド(128)と上部ストランド(127)を案内するための
レールである、輸送ラインのためのガイドとして役立つ
レールに対応している。一方第12図の上部には、上に配
管(442)が接続されている中央コーン(480)を介して
のブロー供給源への送出しケース(440)の接続が示さ
れている。又、前述のモジュールの場合と同様に、乾燥
モジュール(400)のフレーム(401)に備わった入口ネ
ンネル(482)及び出口トンネル(483)が見られる。付
随する第14図及び第15図の断面図により、これらのさま
ざまな機構を完全に理解することができる。最後に、そ
のロッドがパッド(493)で終結しているジャッキ(49
2)をもつ停止用脚(491)の形で物体の停止用の補足的
機構が、入口トンネル(482)の上流側にみられる。こ
れに対応して、フレーム(500)の下部に固定された形
で、摩擦パッド(496)の備わったストッパ(495)がみ
られる。最後に、そのヒンジ(498)を中心に連接され
ている乾燥モジュールのフレーム(401)の扉(497)が
わかる。
この扉(497)は、かかるフレームの内部に収納される
さまざまな機構が容易に出入りできるようにしている。
又、前述の他のモジュールのうちの少なくともいくつか
の上流側に、このような補足的物体停止装置を備えつけ
ても有利であるということに留意されたい。
第16図は同様に、上述のものと類似する一定の数のセン
サーを示している。こうして、単位物体の進行ラインレ
ベルに配置された複数のセンサー(470)、ならびに回
転テーブル(433)及びその付随する原動機(434)を支
持するブレート(431)の垂直方向の動きに結びつけら
れたセンサー(471)、位置調節が可能なさまざまな機
構と結びつけて〔特にセンタリングヘッド(435)なら
びに予備乾燥ノズル(412)及び乾燥ノズル(421)〕有
利にも備えつけられうる図示されていないその他のセン
サーが存在する。
乾燥モジュール(400)の機能サイクルは以下のように
展開する: . 通気開始、ならびに、停止手段(413)に対するそ
の待機位置までの乾燥モジュール内への単位物体の取り
入れ; . 予備乾燥ノズル(412)のスリット((413′)によ
る移送中の単位物体の予備乾燥; . 停止手段(437)を用いての、単位物体の垂直軸が
回転テーブル(433)の軸とほぼ一致するまでの、単位
物体の乾燥モジュール内の移送の続行; . 単位物体の上部と接触するまでの付随するジャッキ
(436)を介した予備センタリングヘッド(435)の下降
及び、乾燥ノズル(421)の解放〔これは予備乾燥ノズ
ル(412)の閉鎖を暗に意味している〕; . センタリング、保持用ヘッド(435)と同期化させ
た、回転テーブル(433)の上昇(この結果、いわゆる
乾燥を行なうために備わった位置まで、単位物体をその
軸を中心として回転させ始めることになる); . 乾燥ノズル(421)のスリット(425)(426)によ
る単位物体の乾燥; . 単位物体の回転停止、ならびに単位物体が輸送手段
(1)上に再び載るまでの回転テーブル(433)の再下
降〔こうしてこの物体を設備の出口へと排出させること
ができる〕。
以上に記述してきた方法及びその利用装置は、以下の特
徴のおかげで清掃効果を最大限に高めてくれるものであ
る。; . 壁との関係において恒常な噴霧、散水、ブロー速度
及び距離での、物体の壁に対する均質で完全に規則的な
自動的噴霧(このことは既知の設備では不可能であっ
た); . モジュール間の距離及び輸送手段の速度に従って、
移送中の洗剤の化学作用の作用時間を決定することがで
きる; . 単位物体の断面形状に適合させた形をもち固定状態
に保持されたこの物体を中心に回転するブラシにより、
効率のよい機械的作用が得られる; . 固定状態に保持された単位物体に対する、回転式自
動装置からの高圧下での散水による、きわめて高効率の
水洗い作業、 . 単位物体の壁から最適な距離のところでブローする
エアブレードにより、強力な乾燥が行なわれる。
数多くの利点のうちから特に取り上げることができるの
は、その設置の容易さ、さまざまなモジュールの組合せ
の可能性、設備のサイズが小さいこと、介入が容易であ
ること、水、エネルギー消費量が低いこと(1本のLPG
ボンベあたり1リットルの水で充分であると思われる)
又この水は傾瀉の後下水管網に廃棄出来ること、であ
る。
本発明は、上述の実施態様に限られたものではなく、逆
にクレーム中に記されている主要な特徴を同等の手段に
よりとり上げたあらゆる変形実施態様を包括するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、噴霧モジュール、水洗いモジュールのみなら
ずオプションのブラシがけ及び乾燥モジュールをも含
む、モジュラー構造で利用された本発明に基づく個別洗
浄プロセスの概略図である。 第2図は、個別のLPGボンベに対して作用する噴霧モジ
ュールを示す傾斜図である。 第3図は、回転式噴霧手段の垂直軸を通る切断平面に沿
った、噴霧モジュールの横断面図である。 第4図は、噴霧モジュールの機能サイクルを示す概略図
である。 第5図は、個別のLPGボンベに対して作用するブラシが
けモジュールを示す斜視図である。 第6図は、回転式ブラシがけ手段の垂直軸を通る切断平
面に沿った、ブラシがけモジュールの横断面図である。 第7図は、ブラシがけモジュールの機能サイクルを示す
概略図である。 第8図は、個別のLPGボンベに対して作用する水洗いモ
ジュールを示す斜視図である。 第9図は、回転式散水手段の垂直軸を通る切断平面に沿
った、水洗いモジュールの横断面図である。 第10図は、水洗いモジュールの機能サイクルを示す概略
図である。 第11図は、ここでは予備乾燥とそれに続くいわゆる乾燥
を可能にするように作られている乾燥モジュールを示す
斜視図である、なお個別のLPGボンベは第1の段階にお
いて単に第1のブロー手段の下で停止されており、次に
に第2の段階において、エアブレード式第2のブロー手
段の前で自転するよう駆動されている。 第12図は、実際第14図のラインXII−XIIに沿って切断さ
れた乾燥モジュールの縦断面図である。 第13図は、ブロー手段の構成をより良くわかるようにし
ている第12図の詳細図である。 第14図は、第12図のXIV−XIVに沿った断面図である。 第15図は、第12図のXV−XVに沿った断面図である。 第16図は、乾燥モジュールの機能サイクルを示す概略図
である。 I……噴霧ステーション II……ブラシがけステーション III……水洗いステーション IV……乾燥ステーション 10……単位物体 100……噴霧モジュール 101……ハウジング 102……回転式噴霧手段 103……垂直軸 104……停止手段 105……水平サポート 106……噴霧用ガン 107……垂直シャフト 110……回転ジャッキ 111……ラックピストン 116……洗剤槽 118……送出しポンプ 120……入口トンネル 121……出口トンネル 123……入れ子式フィンガー 124……ジャッキ 200……ブラシがけモジュール 201……ハウジング 202……回転式ブラシがけ手段 203……垂直軸 204……停止手段 205……水平サポート 206……原動機 207……ブラシ要素 208……プレート 212……位置ジャッキ 214……ロータリージョイント 221……補足的保持手段 222……パッドアセンブリ 300……水洗いモジュール 301……フレーム 302……回転式散水手段 303……回転垂直軸 304……停止手段 305……水平サポート 306……原動機 307……散水ノズル 316……加圧ポンプ 317……入口トンネル 318……出口トンネル 326……停止手段 400……乾燥モジュール 401……フレーム 410……第1のブロー手段 412……予備乾燥ノズル 415、429……ジャッキ 413……停止手段 420……第2のブロー手段 421……乾燥ノズル 423、424……ケーソン 425、426……出口スリット 430……回転駆動手段 432……ジャッキ 433……回転テーブル 434……原動機 435……センタリングヘッド 440……空気送出しケース 443、452、462……閉塞機構 482……入口トンネル 483……出口トンネル

Claims (49)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】その軸が基本的に垂直となるように物体が
    上に載せられている輸送手段を介して連続進行状態で輸
    送される円筒形物体とくに液化石油ガスつまりLPG用ボ
    ンベの外表面を洗浄する方法において、 噴霧ステーション(1)において、回転式噴霧手段(10
    2)を起動させることにより、単位物体(10)に対し洗
    剤を噴霧する段階〔なおかかる物体は、その垂直軸が前
    記噴霧手段の軸(103)とほぼ一致するような位置に固
    定した状態で維持されている〕; 水洗いステーション(III)まで輸送手段(1)を介し
    て単位物体(10)を自由空気にて移送する段階(なお、
    移送時間は、噴霧された洗剤の化学作用時間以上であ
    る); 回転式散水手段(302)を起動させることにより高圧下
    での散水によって水洗いステーション(III)で単位物
    体(10)を水洗いする段階〔なお、かかる物体は、その
    垂直軸がこの散水手段の軸(303)とほぼ一致するよう
    な位置に固定された状態で再び維持されている〕 を連続的に含んでいることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】単位物体(10)は、回転式ブラシがけ手段
    が起動される水洗いステーション(III)の上流に備え
    つけられたブラシがけステーション(II)まで、噴霧ス
    テーション(I)の下流そして水洗いステーション(II
    I)の上流で移送されること〔なお、かかる物体は、そ
    の垂直軸が前記ブラシがけ手段(203)の軸とほぼ一致
    するような位置に固定された状態で維持されており、ブ
    ラシがけ〕ステーション(II)の上流及び下流での単位
    物体(10)の移送は自由空気にて行なわれる〕を特徴と
    する、請求項(1)に記載の方法。
  3. 【請求項3】単位物体(10)は、圧縮空気ブロー式乾燥
    ステーション(IV)まで、水洗いステーション(III)
    の下流で移送されること〔なお、物体(10)は、その壁
    上の残留水をとり除くため側面方向に配置されたブロー
    手段(410、420)の前で固定状態に維持されたその軸を
    中心として回転駆動させられており、乾燥ステーション
    (IV)の上流及び下流での単位物体(10)の移送は自由
    空気で行なわれている〕を特徴とする、請求項(1)及
    び(2)のいずれかの1項に記載の方法。
  4. 【請求項4】噴霧ステーション(I)にある単位物体
    (10)に対する洗剤の噴霧が、回転式噴霧手段(102)
    を一定の速度で回転させることにより行なわれることを
    特徴とする、請求項(1)に記載の方法。
  5. 【請求項5】単位物体(10)に対する洗剤の噴霧が、回
    転式噴霧手段(102)を完全に一回転させることにより
    行なわれること(なお、回転方向は、次の単位物体につ
    いては逆転する)を特徴とする、請求項(1)又は
    (4)に記載の方法。
  6. 【請求項6】単位物体(10)に対する洗剤の噴霧は低
    圧、特に約3000HPaから4000HPaの圧力下で行なわれこと
    を特徴とする、請求項(1)、(4)及び(5)のいず
    れかに記載の方法。
  7. 【請求項7】ブラシがけステーション(II)にある単位
    物体(10)のブラシがけは、この物体と接触状態にくる
    よう垂直に予じめ下降させられた回転式ブラシがけ手段
    (202)を一定の速度で回転させることにより行なわれ
    ることを特徴とする、請求項(2)に記載の方法。
  8. 【請求項8】単位物体(10)のブラシがけは、回転式ブ
    ラシがけ手段(202)内の低圧での同時射水と共に行な
    われることを特徴とする、請求項(2)又は(7)に記
    載の方法。
  9. 【請求項9】水洗いステーション(III)にある単位物
    体(10)に対する高圧下の散水が、回転式散水手段(30
    2)を一定の速度で回転させることによって行なわれる
    ことを特徴とする、請求項(1)に記載の方法。
  10. 【請求項10】単位物体(10)に対する散水が、少なく
    とも100000HPa以上好ましくは約130000HPaの圧力下で平
    坦な噴射により行なわれることを特徴とする、請求項
    (1)又は(9)に記載の方法。
  11. 【請求項11】乾燥ステーション(IV)における空気ブ
    ローによる単位物体(10)の乾燥が、移送中のかかる物
    体の上部の予備乾燥とそれに続くいわゆる乾燥〔この
    間、単位物体(10)はその軸を中心にして付随する手段
    (430)により駆動される〕という2つの段階にて行な
    われることを特徴とする、請求項(3)に記載の方法。
  12. 【請求項12】いわゆる乾燥の際に単位物体(10)は、
    駆動回転テーブル(433)と、この物体と接触状態にな
    るため垂直方向に予じめ下降された同軸の上部センタリ
    ングヘッド(435)の間に維持されていることを特徴と
    する、請求項(11)に記載の方法。
  13. 【請求項13】上部センタリングヘッド(435)は、単
    位物体が回転式駆動テーブル(433)上にくる前にこの
    物体上に低下させられ、その後、かかるヘッド及びかか
    るテーブルは同期的に再上昇させられることを特徴とす
    る、請求項(12)に記載の方法。
  14. 【請求項14】2つの単位物体(10)が乾燥ステーショ
    ン(IV)に同時に存在できること(つまり上流側の物体
    は予備乾燥のための移送待ち状態にあり、下流の物体は
    いわゆる乾燥を受けている)を特徴とする、請求項(1
    1)乃至(13)のいずれか1項に記載の方法。
  15. 【請求項15】空気ブローは、予備乾燥又はいわゆる乾
    燥を行なうため常時起動させられているブロー手段(41
    0、420)を用いて、いずれかの単位物体(10)について
    交互に行なわれることを特徴とする、請求項(14)に記
    載の方法。
  16. 【請求項16】空気ブローは、いわゆる乾燥の時点で、
    平坦なそして傾斜したエアブレードを通して行われるこ
    とを特徴とする、請求項(11)乃至(15)のいずれか1
    項に記載の方法。
  17. 【請求項17】問題の円筒形物体(10)が上に配置され
    る輸送手段(1)以外に次のものを含むことを特徴とす
    る、請求項(1)乃至(16)のいずれか1項に記載の洗
    浄方法を利用するための装置; − 物体(10)の進行ラインが横断するハウジング(10
    1)で構成され、中にはかかるハウジングの内部の単位
    物体(10)に対し洗剤を噴霧するため垂直軸(103)を
    中心に回転することのできる回転式噴霧手段(102)、
    及びその軸が前記垂直軸とほぼ一致するような形で輸送
    中の単位物体(10)を停止させることのできる停止手段
    (104)が配置されているような、噴霧用モジュール(1
    00)、 − 物体の進行ラインが横断するハウジング(301)で
    構成され、中にはかかるハウジングの内部の単位物体
    (10)に対し高圧下で水を射出するため垂直(303)を
    中心として回転することのできる回転式散水手段(30
    2)及びその軸が前記垂直軸とほぼ一致するような形
    で、輸送中の単位物体(10)を停止させることのできる
    停止手段(304)が配置されている、噴霧モジュール(1
    00)からは独立しその下流に配置された水洗い用モジュ
    ール(300)。
  18. 【請求項18】噴霧モジュール(100)と水洗いモジュ
    ール(300)の間には、物体の進行ラインが横断するハ
    ウジング(201)で構成され、中にはこのハウジングの
    内側の単位物体(10)をブラシがけするため垂直軸(20
    3)を中心として回転できる回転式ブラシがけ手段(20
    2)ならびにその軸が前記垂直軸とほぼ一致するような
    形で輸送中の単位物体(10)を停止させることのできる
    停止手段(204)が配置されているようなブラシがけ用
    の独立モジュール(200)がさらに含まれていることを
    特徴とする、請求項(17)に記載の装置。
  19. 【請求項19】さらに、水洗いモジュール(300)の下
    流には、物体の進行ラインが横断するハウジング(40
    1)で構成され、中には固定したブロー手段(410、42
    0)ならびに残留水をその壁からとり除くための前記ブ
    ロー手段の前で前記ハウジングの内部の単位物体(10)
    を回転させることのできる回転駆動手段(430)(なお
    かかる回転中前記物体の垂直軸は固定状態のままにとど
    まっている)が配置されているような乾燥用独立モジュ
    ール(400)が含まれていることを特徴とする、請求項
    (17)及び(18)のいずれか1項に記載の装置。
  20. 【請求項20】回転式噴霧手段(102)は主として、回
    転駆動される水平サポート(105)及びかかるサポート
    に片持ち式に吊り下げられている少なくとも1つの噴霧
    用ガン(106)で構成されていることを特徴とする、請
    求項(17)に記載の装置。
  21. 【請求項21】水平サポート(105)は回転ジャッキ(1
    10)により駆動され、このジャッキのラックピストン
    (111)はこのサポートと一体化された垂直シャフト(1
    07)に連結されていること〔なお、このラックピストン
    のストロークは、水平サポート(105)の回転について
    全周一回に相当する〕を特徴とする、請求項(20)に記
    載の装置。
  22. 【請求項22】噴霧用ガン(106)は、これらのガンに
    ついて垂直位置が異なった状態で、水平サポート(10
    5)の各端部に吊り下げられていることを特徴とする、
    請求項(20)及び(21)のいずれか1項に記載の装置。
  23. 【請求項23】単数又は複数の噴霧用ガン(106)の傾
    斜及び/又は位置は、問題の円筒形物体のタイプに適合
    すべく調整可能であることを特徴とする、請求項(20)
    乃至(22)のいずれか1項に記載の装置。
  24. 【請求項24】単数又は複数の噴霧用ガン(106)は、
    噴霧モジュール(100)のフレーム(101)の外側にある
    洗剤槽(116)と送出しポンプ(118)を有する出段によ
    り補給されていることを特徴とする、請求項(20)乃至
    (23)のいずれか1項に記載の装置。
  25. 【請求項25】停止手段(104)は、ジャッキ(124)に
    より制御される入れ子式フインガ(123)、好ましくは
    回転の噴霧手段(102)の回転垂直軸(103)の下流で水
    平方向にそしてこの垂直軸とほぼ交わる方向に配置され
    た2本のフインガー(123、123)のアセンブリで構成さ
    れていることを特徴とする、請求項(17)に記載の装
    置。
  26. 【請求項26】噴霧モジュール(100)のフレーム(10
    1)には、入口トンネル(120)と出口トンネル(121)
    が含まれていること〔なお好ましくは入れ子式フインガ
    ータイプの停止手段(104)がさらにこの入口トンネル
    のレベルに備わっている〕を特徴とする、請求項(17)
    に記載の装置。
  27. 【請求項27】回転式ブラシがけ手段(202)は、付随
    する原動機(206)により回転駆動させられている水平
    サポート(205)そしてこのサポートに片持ち式に吊り
    下げられた少なくとも1つのブラシ要素(207)で主と
    して構成されていること〔なおこのサポートはこのブラ
    シ要素を問題の単位物体(10)と接触させるため垂直方
    向に可動である〕を特徴とする、請求項(18)に記載の
    装置。
  28. 【請求項28】水平サポート(205)は、4つのブラシ
    要素(207)を支持する十字軸の形をしていることを特
    徴とする、請求項(27)に記載の装置。
  29. 【請求項29】ブラシ要素(207)は、問題の単位物体
    (10)の上部の形状に適合された形態を有する扇形ブラ
    シの形をしていることを特徴とする、請求項(27)及び
    (28)のいずれか1項に記載の装置。
  30. 【請求項30】水平サポート(205)は、回転駆動原動
    機(206)を支持し位置ジャッキ(212)を介してブラシ
    がけモジュール(200)のフレーム(201)に接続されて
    いる1枚のプレート(208)に吊り下げられていること
    を特徴とする、請求項(27)乃至(29)のいずれか1項
    に記載の装置。
  31. 【請求項31】プレート(208)は、同時に水を射出す
    るためブラシ要素(207)のうちの少なくとも1つ及び
    低圧水源に接続されたロータリージョイント(214)を
    支持していることを特徴とする、請求項(30)に記載の
    装置。
  32. 【請求項32】停止手段(204)は主として、ジャッキ
    により制御される入れ子式フインガー好ましくは回転ブ
    ラシがけ手段(202)の回転垂直軸(203)の上流で水平
    方向にこの垂直軸とほぼ交わる方向に沿って配置された
    2本のフインガーのアセンブリにより構成されているこ
    とを特徴とする、請求項(18)に記載の装置。
  33. 【請求項33】問題の単位物体(10)を所定の位置に保
    持するため、好ましくは付随するジャッキ(223)によ
    り各々制御される相対する2つのパッドのアセンブリ
    (222)に沿って、補足的な保持手段(221)がさらに備
    わっていることを特徴とする、請求項(32)に記載の装
    置。
  34. 【請求項34】回転式散水手段(302)は主として、付
    随する原動機(306)により回転駆動される水平サポー
    ト(305)ならびにこのサポートに片持ち式に吊り下げ
    られている少なくとも1つの散水ノズル(307)で構成
    されていることを特徴とする、請求項(17)に記載の装
    置。
  35. 【請求項35】少なくとも1本好ましくは2本の散水ノ
    ズル(307)は、これらのノズルについて垂直位置が異
    なる状態で、水平サポート(305)の各端部に吊り下げ
    られていることを特徴とする、請求項(34)に記載の装
    置。
  36. 【請求項36】単数又は複数の散水ノズル(307)の傾
    斜及び/又は位置は、問題の円筒物体のタイプに適合さ
    せるべく調整可能であることを特徴とする、請求項(3
    4)又は(35)に記載の装置。
  37. 【請求項37】単数又は複数の散水ノズル(307)は、
    水洗いモジュール(300)のフレーム(301)の外側にあ
    り高圧で水を送り出す加圧ポンプ(316)を有する手段
    により補給されていることを特徴とする、請求項(34)
    乃至(36)のいずれか1項に記載の装置。
  38. 【請求項38】停止手段(304)は主として、ジャッキ
    により制御される入れ子式フインガー、好ましくは回転
    式散水手段(302)の回転垂直軸(303)の下流で水平方
    向にそしてこの垂直軸とほぼ交わる方向に従って配置さ
    れている2本のフインガーのアセンブリで構成されたい
    ることを特徴とする、請求項(17)に記載の装置。
  39. 【請求項39】散水モジュール(300)のフレーム(30
    1)には入口トンネル(317)と出口トンネル(318)が
    ついており、さらにこの入口トンネルレベルに好ましく
    は入れ子式フインガータイプの停止手段(326)も備わ
    っていることを特徴とする、請求項(17)に記載の装
    置。
  40. 【請求項40】固定したブロー手段には、移送中の問題
    の物体(10)の上部の予備乾燥を行なう第1のブロー手
    段(410)ならびに、そのとき自らの軸を中心として回
    転駆動させられている物体(10)のいわゆる乾燥を行な
    い前記第1の手段の下流にある第2のブロー手段(42
    0)が含まれていることを特徴とする、請求項(19)に
    記載の装置。
  41. 【請求項41】第1のブロー手段(410)は主として、
    空気送出しケース(440)に接続された1本以上の予備
    乾燥ノズル(412)で構成されていることを特徴とす
    る、請求項(40)に記載の装置。
  42. 【請求項42】第2のブロー手段(420)は、主とし
    て、薄いエアーグレードを構成する出口オリフイスを有
    する少なくとも1本の乾燥ノズル(421)で構成されて
    いること〔なおかかる乾燥ノズルは、空気送出しケース
    (440)に接続されている〕を特徴とする、請求項(4
    0)に記載の装置。
  43. 【請求項43】単数又は複数の乾燥ノズル(421)は、
    好ましくは主スリット(425)が垂直に対して傾斜して
    いる状態で少なくとも1つの出口スリット(425、426)
    を有するケーソン(423、424)の形で終結していること
    を特徴とする、請求項(42)に記載の装置。
  44. 【請求項44】単数又は複数の予備乾燥ノズル(412)
    及び/又は乾燥ノズル(421)が、好ましくは付随する
    ジャッキ(415、429)を用いて垂直方向に調節可能であ
    ることを特徴とする、請求項(41)乃至(43)のいずれ
    か1項に記載の装置。
  45. 【請求項45】空気送り出しケース(440)は、乾燥モ
    ジュール(400)のフレーム(401)の上部に配置された
    第1(410)及び第2(420)のブロー手段に共通であ
    り、このフレームの外側の送風機(441)からくる空気
    を予備乾燥ノズル(412)の方或いは又乾燥ノズル(42
    1)の方に向けることのできる閉塞機構(443、452、46
    2)を含んでいることを特徴とする、請求項(41)又は
    (42)及び(43)と(44)のいずれか1項に記載の装
    置。
  46. 【請求項46】回転駆動手段(430)は主として、付随
    する原動機(434)により駆動されている回転テーブル
    (433)で構成されており、〔なおこのテーブルは付随
    するジャッキ(432)を用いて垂直方向に移動可能であ
    る〕、好ましくは入れ子式ストッパタイプの停止手段
    (437)が、その軸がこの回転テーブルの垂直軸とほぼ
    一致するような形で輸送中の単位物体(10)を停止させ
    るべく、さらに備わっていることを特徴とする、請求項
    (19)に記載の装置。
  47. 【請求項47】回転テーブル(433)に対し同軸のセン
    タリングヘッド(435)がさらに含まれ、かかるセンタ
    リングヘッドは、付随するジャッキ(436)を用いて垂
    直方向に移動可能であることを特徴とする、請求項(4
    6)に記載の装置。
  48. 【請求項48】乾燥モジュール(400)のフレーム(40
    1)には入口トンネル(482)と出口トンネル(483)が
    含まれ、かかる入口トンネルのレベルにはさらに、好ま
    しくは入れ子式フインガータイプの停止手段(413)が
    備わっていることを特徴とする、請求項(19)に記載の
    装置。
  49. 【請求項49】第2図から第16図までに図示され説明さ
    れているような洗浄装置。
JP32942189A 1988-12-19 1989-12-19 円筒形物体の外表面の洗浄方法及び装置 Expired - Lifetime JPH0771664B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR8816760 1988-12-19
FR8816760A FR2640527B1 (fr) 1988-12-19 1988-12-19 Procede de lavage de la surface exterieure d'objets cylindriques, en particulier de bouteilles de gaz, et dispositif de mise en oeuvre dudit procede

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH038485A JPH038485A (ja) 1991-01-16
JPH0771664B2 true JPH0771664B2 (ja) 1995-08-02

Family

ID=9373118

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32942189A Expired - Lifetime JPH0771664B2 (ja) 1988-12-19 1989-12-19 円筒形物体の外表面の洗浄方法及び装置

Country Status (7)

Country Link
EP (1) EP0377367A1 (ja)
JP (1) JPH0771664B2 (ja)
KR (1) KR900009148A (ja)
BR (1) BR8906587A (ja)
DK (2) DK579589A (ja)
ES (1) ES2019510A6 (ja)
FR (1) FR2640527B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101986118B1 (ko) * 2018-11-19 2019-06-05 김인규 냉각기의 튜브 번들 세척장치

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2525520B2 (ja) * 1991-05-23 1996-08-21 大正製薬株式会社 容器の自動洗浄方法及びその装置
FR2704782B1 (fr) * 1993-05-07 1995-08-25 Montanier Sa Installation pour le lavage intérieur et extérieur de conteneurs.
JP4603829B2 (ja) 2003-07-31 2010-12-22 テーダブリュ電気株式会社 スピーカの取付構造及びスピーカ
WO2009038445A2 (fr) * 2007-09-21 2009-03-26 Abdelali Benabid Procede et dispositif de lavage des bouteilles de gaz butane
ES2423107B1 (es) * 2012-02-14 2014-07-25 Roberto GARCIA MEIZOSO Vehiculo polivalente y autonomo para el suministro de gas envasado y a granel
CN103464430A (zh) * 2013-10-10 2013-12-25 安徽白兔湖动力有限公司 一种多工位全自动缸套清洗机
CN104588338B (zh) * 2013-10-30 2016-08-17 温州智创科技有限公司 一种电凝镊喷液清洁支座
CN106493137B (zh) * 2015-09-06 2019-05-21 上海冀晟自动化成套设备有限公司 自动擦桶机
CN106824953B (zh) * 2016-12-20 2019-01-25 重庆皖渝纸制品有限公司 纸箱清洁装置
JP6691066B2 (ja) * 2017-01-28 2020-04-28 株式会社スギノマシン エアブロー装置
CN109454041A (zh) * 2019-01-11 2019-03-12 天津市金利达源制罐有限公司 一种旋喷式食品罐头清洗装置
CN112772689A (zh) * 2019-02-21 2021-05-11 沈剑武 一种食品高压喷粉机及使用方法
CN109807145B (zh) * 2019-03-21 2024-04-09 绍兴恒研机电科技有限公司 一种钢瓶自动清洗装置
CN112427390A (zh) * 2020-12-02 2021-03-02 浙江巨程钢瓶有限公司 一种钢瓶表面用清洗系统及清洗方法
CN113351598A (zh) * 2021-04-23 2021-09-07 李晓明 一种可去除内部边缘杂物的培养皿分类清洗装置
CN113399401B (zh) * 2021-05-21 2022-12-02 中国联合工程有限公司 一种通过式罐体外表面清洗装置及方法
TWI838058B (zh) * 2022-12-30 2024-04-01 關東鑫林科技股份有限公司 容器外觀自動化清洗裝置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1687791A (en) * 1925-07-23 1928-10-16 Harry M Price Can-washing machine
DE1029249B (de) * 1956-07-27 1958-04-30 Iaalpmaia Alpenland Maschb Ges Vorrichtung zum Behandeln von Milchkannen vor dem Entleeren
FR1565380A (ja) * 1967-12-01 1969-05-02
DE3014788A1 (de) * 1980-04-17 1981-10-22 Heinz Till Vorrichtung zur aussenreinigung von behaeltern
GB2113662A (en) * 1982-01-26 1983-08-10 Lambrechts Pvba Konstr Machine for washing articles such as kegs

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101986118B1 (ko) * 2018-11-19 2019-06-05 김인규 냉각기의 튜브 번들 세척장치

Also Published As

Publication number Publication date
DK579589A (da) 1990-06-20
JPH038485A (ja) 1991-01-16
KR900009148A (ko) 1990-07-02
DK643789D0 (da) 1989-12-18
DK174107B1 (da) 2002-06-17
ES2019510A6 (es) 1991-06-16
DK579589D0 (da) 1989-11-17
FR2640527A1 (fr) 1990-06-22
DK643789A (da) 1990-06-20
EP0377367A1 (fr) 1990-07-11
FR2640527B1 (fr) 1991-04-12
BR8906587A (pt) 1990-09-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0771664B2 (ja) 円筒形物体の外表面の洗浄方法及び装置
FR2579535A1 (fr) Machine autoportee pour le nettoyage de grandes surfaces
CN110694846A (zh) 一种便于对不同形状的物体进行喷涂的涂装装置
RU2348553C1 (ru) Моечная машина для автоматизированной очистки механических деталей и узлов
US4408625A (en) Article washing means with movable spray heads
JP6047415B2 (ja) 洗車装置
US3324868A (en) Car wash installation
JPH0939746A (ja) 洗車装置
US3508997A (en) Method and apparatus for cleaning and reconditioning of material containing cans
KR20100010980U (ko) 플라스틱 상자 세척장치
US2683315A (en) Method of drying wet containers
CN220574268U (zh) 一种回旋洗瓶机
JP2864233B2 (ja) 容器洗浄装置
JPS63503136A (ja) 缶のクリーニング装置
CN108580469A (zh) 一种用于食品加工的瓶子冲洗装置
JPH0728952Y2 (ja) 箱の洗浄装置
CN210160049U (zh) 机械零件纳米空气自动清洗烘干机
JP3190140B2 (ja) Icパッケージの洗浄装置
JPS61194199A (ja) 被処理物の取出及びバレルの洗浄装置
JPS582233Y2 (ja) 枝肉自動洗浄装置
JP2564196B2 (ja) 連続式洗車装置
JP3036257U (ja) 容器の洗浄装置
JPH0448795Y2 (ja)
KR100432416B1 (ko) 캡 세척기
JPH1099808A (ja) 容器の洗浄装置