JPH09312753A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH09312753A
JPH09312753A JP12939396A JP12939396A JPH09312753A JP H09312753 A JPH09312753 A JP H09312753A JP 12939396 A JP12939396 A JP 12939396A JP 12939396 A JP12939396 A JP 12939396A JP H09312753 A JPH09312753 A JP H09312753A
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paper
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JP12939396A
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Inventor
Tatsuya Ozaki
達也 尾崎
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ファクシミリ装置等に搭載され、
カット紙の記録紙に受け取った画データを記録する記録
装置に関し、その記録紙の大きさを実測することによ
り、画データを記録紙に合わせて確実に記録できるよう
にして、記録媒体が無駄になることなく、その記録媒体
により汚れることなく、適正な画像を記録紙に形成する
ことを目的とする。 【解決手段】 レジストローラ対38により記録位置に搬
送させる記録紙に感光体ドラム41上にレーザ光rを走査
して形成したトナー像を転写・定着させるプロッタ部19
と、搬送される記録紙の先後端を検出するレジストセン
サ39のON/OFF信号の間隔およびその搬送速度から
その記録紙長を算出し、記録紙への記録可能な範囲を超
える前に感光体ドラム41へのレーザ光の走査を停止させ
るCPU11と、を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カット紙の記録紙
に受け取った画データを記録する記録装置に関し、例え
ば、ファクシミリ装置、複写機、プリンタ装置などに搭
載されるものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、記録紙を副走査方向に搬送し
つつ主走査方向の画データを1ラインづつ記録し画像を
形成する記録装置が知られており、この記録装置は、例
えばファクシミリ装置、複写機、プリンタ装置などに搭
載されている。この種の記録装置としては、記録後の取
扱易さなどから近年では、カット紙を記録紙としてセッ
トし画像を形成するものも普及しており、この記録装置
は、セットされた記録紙を1枚づつ記録位置に分離給送
してその記録紙にビットマップ形式でページメモリ内に
展開した画データを1ラインづつ読み出して、所謂、電
子写真記録方式やバブルジェット方式などにより記録
し、設定されている線密度の画像を形成する。
【0003】また、ファクシミリ装置に搭載される記録
装置において、長尺の画像から読み取った画データを受
信したときなどには1枚の記録紙に入りきらないため
に、適宜、その画データを分割したり、形成する画像を
縮小するように画データを加工して記録するように工夫
することが提案されている。なお、このような記録装置
は、例えば、特開平2−87770号公報、特開平2−
179156号公報、特開平3−96067号公報、特
開平4−51772号公報、特開平6−197210号
公報、特開平6−291989号公報、特開平7−58
937号公報などに記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の記録装置にあっては、実際にセットされてい
る記録紙と異なるサイズが設定入力されたまま記録動作
を行なってしまうことがあり、このようなセットミスは
記録紙サイズと記録紙カセットが1対1に決まっている
ものでは何等かの検知センサにより記録紙サイズを自動
検出することで未然に防止することができるが、多種の
サイズをセットできるものでは防止することは困難であ
る。
【0005】このため、設定入力されたサイズよりも小
さな記録紙がセットされている場合には、例えば、電子
写真記録方式により記録するものでは記録紙に転写する
ことができない範囲まで感光体をレーザ走査してトナー
像を形成してしまい、トナー(記録媒体)が無駄になる
だけでなく、記録紙に裏汚れが発生したり、装置内部を
汚してしまう。また、転写されない範囲の画データは記
録紙に記録されないので、画データの欠落が生じ形成し
た画像が不正確なものとなってしまう、という問題があ
った。
【0006】一方、設定入力されたサイズよりも大きな
記録紙がセットされている場合には、まだ画データを記
録できるのにも拘らず、画データの分割が行なわれてし
まったり、不要な画像の縮小処理が行なわれてしまう、
という問題もあった。なお、このような問題は、バブル
ジェット方式などの他の記録方式の記録装置においても
同様に発生し問題となる。
【0007】そこで、本発明は、画データを記録する記
録紙の大きさを実測することにより、画データを記録紙
に合わせて確実に記録できるようにして、記録媒体が無
駄になることなく、またその記録媒体により汚れてしま
うことなく、適正な画像を記録紙に形成することの可能
な記録装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1記載の発明は、受け取った画データを記録紙に記
録し画像を形成する記録手段と、該記録手段の記録位置
に記録紙を搬送する搬送手段と、を備えた記録装置にお
いて、搬送手段により搬送される記録紙の大きさを検出
する記録紙サイズ検出手段と、該記録紙サイズ検出手段
による検出情報に基づいて該記録紙の記録可能な範囲を
超える前に記録手段による画データの記録を停止させる
停止制御手段と、を設けたことを特徴とするものであ
る。
【0009】この請求項1記載の発明では、記録位置に
搬送される記録紙の大きさの検出情報に基づいて、外縁
の余白部内に画データが記録される前に、あるいは記録
紙から画データの記録がはみでる前に、画データの記録
が停止される。したがって、例えば、電子写真記録方式
を採用する場合には記録紙に転写不可能な範囲にトナー
像を形成してしまうことがない。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に加え、前記停止制御手段により画データの記
録が停止された後に記録手段の記録位置に記録紙を搬送
手段により搬送させ該画データの記録を継続させる継続
制御手段を設けたことを特徴とするものである。この請
求項2記載の発明では、画データの記録が停止された後
に、記録位置に新たな/循環された記録紙が搬送され、
停止後の画データの記録が再開され継続される。したが
って、画データは、先の記録紙の記録可能な範囲まで記
録された後に分割され欠落することなく記録紙に記録さ
れる。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に加え、受け取った画データを記憶する記憶手
段と、前記停止制御手段による画データの記録停止を報
知する報知手段と、該報知手段による報知に応答し途中
で記録を停止された頁の画データの再度の記録を指示す
る指示手段と、該指示手段から再度の記録が指示された
とき、記憶手段内から記録を途中で停止された頁の画デ
ータを先頭から読み出し記録紙に記録させる再記録制御
手段と、を設けたことを特徴とするものである。
【0012】この請求項3記載の発明では、画データの
記録が停止された後に、画データの記録停止が、例え
ば、表示/音声出力によりオペレータへ報知され、その
オペレータが適正な大きさの記録紙に交換した後に指示
入力することにより、記憶手段内から記録途中の頁の画
データが先頭から読み出され記録位置に搬送されてきた
記録紙に再度記録される。したがって、画データは適正
な大きさの記録紙に最初から記録することができる。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項2または3
に記載の発明の構成に加え、前記搬送手段により続けて
搬送される記録紙に記録する画データの大きさを検出す
る画データサイズ検出手段と、該画データサイズ検出手
段による検出情報および搬送手段により先に搬送された
記録紙の記録紙サイズ検出手段による検出情報に基づき
続けて搬送される記録紙に形成する画像の縮小率を決定
する決定手段と、該決定手段により決定された縮小率と
なるように搬送手段により続けて搬送される記録紙に記
録する画データを加工する加工手段と、を設けたことを
特徴とするものである。
【0014】この請求項4記載の発明では、次の記録紙
に記録する画データの大きさ、つまり分割後の画データ
または再度記録する1頁分の画データの大きさと、先に
搬送された記録紙の大きさと、に基づき決定された画像
の縮小率となるように画データが加工され、その画デー
タが記録位置に搬送されてきた記録紙に記録される。し
たがって、1枚の記録紙に収まる大きさに画データを縮
小加工することができ、画像が1枚の記録紙に適正に形
成される。この場合には、請求項3記載の発明における
画データの記録停止の報知および指示命令を制御回路内
で行なうようにして、オペレータによる指示を待つこと
なく、記録途中となった頁の画データを先頭から自動的
に再記録させるようにすることもできる。
【0015】ここで、請求項4記載の発明においては、
請求項2、3記載双方の発明の構成要素を備え、記録紙
よりも大きな画データを受け取ったときに、画データの
分割により記録を継続するか、画像の縮小により画デー
タの記録をやり直すか、あるいは分割後の画データによ
る画像を縮小するかを、予め選択設定できるように構成
してもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説
明する。図1〜図5は本発明に係る記録装置の一実施形
態を搭載するファクシミリ装置の一例を示す図である。
まず、構成を説明する。
【0017】図1において、ファクシミリ装置は、CP
U(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only M
emory)12、パラメータメモリ部13、操作表示部14、通
信制御部15、網制御装置16、モデム部17、スキャナ部1
8、プロッタ部19、符号化復号化部20、および画像メモ
リ部21がバス22を介して接続されており、CPU11はR
OM12内に格納されているプログラムに従って上記各部
13〜21を統括制御し、パラメータメモリ部13内のパラメ
ータを用いて備える機能を動作させるとともに本発明の
各種処理を実行する。
【0018】パラメータメモリ部13は、駆動条件や相手
先情報など動作する上で必要なパラメータを記憶(設
定)するとともに画像メモリ部21内に記憶する画データ
を管理するためのファイルを記憶するようになってお
り、装置本体の電源をOFFにしてもバッテリ23にバッ
クアップされて記憶情報が消えないようになっている。
操作表示部14は、表示LCDやLEDおよび操作キーを
備えており、装置本体の動作状態や設定情報などを表示
するとともにオペレータが前記駆動条件や相手先情報な
どの設定入力や駆動命令などの各種操作を行なう。
【0019】通信制御部15は、網制御装置16およびモデ
ム部17を接続されており、発着信の際に所定の回線制御
を行なって電話回線の接続および切断を行なう網制御装
置16を介してモデム部17により変復調した画データや各
種手順信号を送受信する。スキャナ部18は、CCD(Ch
arge Coupled Device)または密着センサなどを備え、
読取位置に位置する原稿に光を照射しその画像面からの
反射光を取り込んで送信またはコピーする画データを読
み取る。
【0020】プロッタ部19は、セットされた記録紙(カ
ット紙)の先後端を搬送途中にレジストセンサ39により
検出してその記録紙を電子写真式記録方式による記録に
同期させその記録位置に搬送するようになっており、そ
の記録紙には受信または読取した画データや各種レポー
トデータ(例えば、エラー通信などの管理レポート等の
画データ)を記録し画像を形成する。
【0021】符号化復号化部20は、読取した画データを
圧縮して符号化したり、圧縮された画データを伸長(復
元)して復号化する。画像メモリ部21は、圧縮された画
データを記憶し蓄積する大容量のSAF(Store And Fo
rward)メモリおよび圧縮状態から復元された画データ
を記憶するページメモリを備えており、SAFメモリ内
にはコピーする際にスキャナ部18により読み取られ符号
化復号化部20により圧縮された画データや通信制御部15
により受信された圧縮状態の画データを蓄積する一方、
ページメモリ内にはSAFメモリから読み出された後に
圧縮状態から符号化復号化部20により復元された画デー
タや各種レポートデータをビットマップ展開する。
【0022】ここで、プロッタ部19は、具体的には、図
2に示すように、予め決められているサイズの記録紙を
セットされる本体給紙カセット31、任意のサイズの記録
紙をセット可能なマルチパーパス給紙カセット32、ある
いはオペレータが手差しで記録紙をセット可能な手差し
給紙部33の何れかから記録紙を前記記録位置に搬送する
ように構成されている。本体給紙カセット31からは半月
コロ34が1回転し記録紙をコーナ爪35に付き当てて最上
の1枚をたるませることにより記録紙を1枚づつ分離し
搬送路Rを通紙搬送してレジストローラ対38に受け渡す
一方、マルチパーパス給紙カセット32または手差し給紙
部33からは不図示の半月ローラまたは手差しにより給紙
ローラ36および分離パッド37の圧接部に付き当てられた
記録紙を分離パッド37が移動を制限しつつ給紙ローラ36
が接触する1枚を引き出すことにより記録紙を1枚づつ
分離し搬送路Rを通紙搬送してレジストローラ対38に受
け渡す。レジストローラ対(搬送手段)38は、ニップ部
で挟持する記録紙をさらに搬送路Rを通紙搬送してレジ
ストセンサ39が記録紙先端を検出(ON)する位置で一
時停止させた後に、後述する画データの記録に同期させ
て搬送を再開し記録紙を記録部40に受け渡す。
【0023】記録部(記録手段)40は、感光体ドラム41
を回転させつつその表面上に記録紙の搬送に同期するよ
うに画データ(レポートデータを含む)に基づくトナー
像を形成し、そのトナー像を転写ローラ42との間の記録
位置に搬送されてくる記録紙に転写して画像を形成す
る。感光体ドラム41は、帯電器43により表面が一様に帯
電された後に、不図示のレーザ出射装置からのレーザ光
rの画データに基づくライン毎の走査によって光書込み
(露光)されることにより静電潜像が形成されるように
なっており、この潜像は現像部44の現像ローラ45から中
間ローラ46を介して供給されるトナー(記録媒体)を選
択的に付着されることにより現像されてトナー像(画
像)を形成される。この感光体ドラム41は、トナー像を
記録紙に転写した後には、さらに回転することにより表
面上に残留するトナーをクリーニング部のクリーニング
イブレード47により回収されるとともに、徐電器48によ
りその表面を0Vにされた後に再度帯電器43により帯電
される。そして、この記録部40は、これら一連の動作を
繰り返すことにより連続的に画データを記録紙に記録し
画像を形成する。一方、記録部40によりトナー像を転写
された記録紙は、定着ローラ対51に受け渡されてそのニ
ップ部により加熱圧接されることによってトナーを定着
された後に、排紙ローラ対52により装置外部に排紙され
る。なお、図2中の53はマルチパーパス給紙カセット32
または手差し給紙部33からの記録紙の給紙を検出する給
紙センサであり、54は排紙ローラ対52による記録紙の排
紙を検出する排紙センサである。
【0024】そして、この一連の記録動作中に、CPU
11は、画データの大きさを検出するとともに、レジスト
センサ39のON/OFF信号の間隔および記録紙の搬送
速度からその記録紙の搬送方向の長さを検出し、同時に
感光体ドラム41上にレーザ走査した画データのライン数
をカウントすることにより、記録可能な範囲を超える前
にその画データの記録動作を一時停止するようになって
おり、1ページの途中で記録動作の一時停止を実行した
ときには、その旨を操作表示部14に表示出力してオペレ
ータに報知するとともに、その操作表示部14から入力さ
れた指示命令あるいは予め設定されている指示命令に従
って新たな記録紙の搬送を開始させ、画像メモリ21のペ
ージメモリ内に記憶されている残りの画データを記録す
る記録動作(分割記録モード)または最初から画データ
を再記録する記録動作(再記録モード)を行わせる。こ
のとき、CPU11は、形成する画像を縮小する記録動作
(縮小モード)が選択指示されたときには、新たな記録
紙に記録する画データの大きさを検出して実測した記録
紙の大きさに対応するように、つまり記録紙に形成する
画像が適当な大きさとなる縮小率を決定して画データの
間引き処理を行ない、その画データの記録動作を行なわ
せるようになっている。
【0025】すなわち、画像メモリ21のページメモリが
記憶手段を、操作表示部14が報知手段および指示手段
を、CPU11が記録紙サイズ検出手段、停止制御手段、
継続制御手段、再記録制御手段、画データサイズ検出手
段、決定手段、および加工手段を構成している。なお、
画データを分割して記録動作を継続する場合には、パラ
メータメモリ13内に予め選択設定されている情報をCP
U11が確認しその確認を指示命令として記録動作を行な
えばよく、この場合にはCPU11は指示手段をも構成す
る。一方、画データを最初から再記録する場合には、画
データの大きさに基づき必要な記録紙サイズも併せて操
作表示部14に表示して報知し、オペレータの記録紙を交
換した後の指示命令の入力に従って記録動作を行なえば
よい。これら画データの分割記録や再記録および画像の
縮小記録は、記録動作を一時停止時に操作表示部14に選
択を促すメッセージを表示してオペレータに選択入力さ
せるようにしたり、予め操作表示部14から選択設定して
おくようにしてもよい。また、操作表示部14に警報ある
いは音声出力装置を設けて記録動作の一時停止をオペレ
ータに報知するようにしてもよい。
【0026】次に、本実施形態による画データの記録動
作を図3および図4に示すフローチャートを用いて説明
する。なお、コピー時および受信時の記録動作は略同様
に行なわれるが、ここでは、ファクシミリ受信した画デ
ータの記録動作を説明する。まず、ファクシミリ受信し
た画データは、画像メモリ部21のSAFメモリ内に圧縮
状態のまま蓄積すると同時に、ページメモリ内には符号
化復号化部20が復元した1ページ分の画データをビット
マップ展開した後にこのページメモリ内の記録出力を要
求される要求ライン数(L1)をカウントし(ステップ
P1)、そのライン数(L1)を未記録ライン数(m)
としてパラメータメモリ13内に格納(記憶)する(ステ
ップP2)。なお、画像メモリ部21のSAFメモリ内へ
の画データの蓄積は記録動作に関係なく継続してファク
シミリ受信が終了したときにはその受信制御を終了す
る。
【0027】そして、画像を縮小する縮小モードが選択
設定され、かつ後述の記録紙の記録可能なライン数
(h)が既に検出され初期値「0」から書き換え設定さ
れているか否か確認し(ステップP3)、双方を満たし
ていない場合には(縮小モードが選択されていない、あ
るいは1枚目の記録紙のためにその大きさが検出されて
おらず実行することができない場合には)、未記録ライ
ン数(m)に基づいて本体給紙カセット31やマルチパー
パス給紙カセット32などにセットされている記録紙とし
て設定されている記録紙サイズ情報に基づいて何れの記
録紙を用いるか選択し(ステップP4)、その選択され
た記録紙の給紙搬送を開始する(ステップP5)。
【0028】一方、ステップP3で、縮小モードの選択
設定および記録可能ライン数(h)の既設定が確認され
た場合には、記録可能ライン数(h)および未記録ライ
ン数(m)を比較し(ステップP6)、記録可能ライン
数(h)が未記録ライン数(m)よりも大きく(h>
m)、ページメモリ内の1ページすべての画データある
いは後述する分割後の未だ記録していない画データを1
枚の記録紙にそのまま記録可能な場合にはステップP4
に進むが、記録可能ライン数(h)が未記録ライン数
(m)よりも小さく(h<m)、これらの画データを1
枚の記録紙に記録するには画像を縮小する必要がある場
合には縮率h/mの画像を形成する縮小処理を開始し
(ステップP7)、要求ライン数(L1)または後述の
残ライン数(L2)の未記録ライン数(m)を縮率h/
mとなるように間引いて、この間引き後の縮小ライン数
(L3)を算出し(ステップP8)、そのライン数(L
3)を未記録ライン数(m)としてパラメータメモリ13
内に格納(書換)した後に(ステップP9)、ステップ
P4、P5に進み、未記録ライン数(m)に基づいて記
録紙を選択し給紙搬送を開始する。
【0029】次いで、記録紙の搬送を継続することによ
り、レジストセンサ39により記録紙先端が検出(ON)
されると(ステップP10)、CPU11が内蔵するタイマ
機能を駆動させ記録紙の長さ(大きさ)の測定を開始し
(ステップP11)、記録紙がさらに一定量搬送されたと
きに、記録部40が記録紙の搬送に同期するように前記レ
ーザ出射装置の駆動およびレーザ光rの走査を開始して
感光体ドラム41上に画データに基づきレーザ光rを1ラ
インづつ走査し(ステップP12)、同時にその走査ライ
ン数(i)をカウントする(ステップP13)。このと
き、レーザ光rの走査を開始したばかりで走査ライン数
(i)が未記録ライン数(m)に達しておらず(ステッ
プP14)、またレジストセンサ19も記録紙後端を検出
(OFF)していない場合には(ステップP15)、ステ
ップP12に戻って画データのライン毎の記録およびステ
ップP13の走査ライン数(i)のカウントを繰り返し、
記録紙が記録部40の記録位置に搬送されてきた後にはそ
の記録紙に感光体ドラム41上に形成したトナー像を転写
および定着させる。
【0030】そして、ステップP14、P15で、走査ライ
ン数(i)が未記録ライン数(m)に達していないがレ
ジストセンサ19による記録紙後端の検出(OFF)が確
認された場合には、タイマ機能の駆動を停止して記録紙
長の測定を終了しその駆動開始から停止までの記録紙の
搬送時間(測定値:a)をパラメータメモリ13内に記憶
し(ステップP16)記録可能ライン数(h)を算出する
(ステップP17)。
【0031】ここで、ステップP17における記録可能ラ
イン数(h)の算出は、図5に示すように、レジストセ
ンサ39による記録紙の先後端のON/OFF信号は受け
取るまでに時間的なずれがあるため、その誤差(b)を
測定搬送時間(a)から減算補正して正確な搬送時間
(c)を算出し(ステップP31)、次いで、その搬送時
間(c)に予めパラメータメモリ13内に設定されている
記録紙の搬送速度(d)を乗算して記録紙長(e)を算
出し(ステップP32)、次いで、その記録紙長(e)に
予めパラメータメモリ13内に設定されている記録部40に
よる記録密度(15.4本/mm)を乗算して理論的に
は記録紙に記録することのできるライン数(f)を算出
し(ステップP33)、次いで、記録紙の外縁に余白を確
保するためのその余白分に相当するライン数(g)を理
論的なライン数(f)から減算する(ステップP34)。
【0032】この後に、走査ライン数(i)が記録可能
ライン数(h)に達しておらず(h>i)記録紙にさら
に画データを記録できる場合には(ステップP18)、ス
テップP12に戻って画データのライン毎の記録(走査・
転写・定着)およびステップP13の走査ライン数(i)
のカウントを繰り返す。なお、このとき、1ラインの画
データを記録する毎にステップP15〜P17を処理しても
何等問題はないが、例えば、レジストセンサ39が記録紙
後端を検出済みであることを示す情報をパラメータメモ
リ13内に格納し、その検出済み情報が確認された場合に
はステップP15〜P17をスキップするようにしてもよ
く、タイマー機能の駆動や記録可能ライン数(h)など
の設定を確認するようにしてもよい。また、ステップP
18において、「≦」により判断しているのは、何等かの
原因で走査ライン数(i)が記録可能ライン数(h)を
超えてしまい暴走してしまうことを防止するためであ
る。
【0033】そして、ステップP14で、走査ライン数
(i)が未記録ライン数(m)に達しページメモリ内す
べての画データの記録が終了した場合には、前記レーザ
発振装置からのレーザ光rの出射を停止させ(ステップ
P19)、これまでに感光体ドラム41上のレーザ光rの走
査により形成されたトナー像の記録紙への転写および定
着を行なった後にその記録紙を排紙し(ステップP2
0)、この後には画像メモリ部21のSAFメモリ内に未
記録のページが残っているか確認し(ステップP21)、
残っている場合にはステップP1に戻って次ページの画
データを符号化復号化部20により復元した後にページメ
モリ内にビットマップ展開して、以降、同様な記録動作
を継続する一方、未記録のページが残っていない場合に
はファクシミリ受信における記録動作を終了する。
【0034】一方、ステップP18で、走査ライン数
(i)が未記録ライン数(m)に達する前に(ステップ
P14)記録可能ライン数(h)に達し(h≦i)、記録
紙に記録可能な範囲まで画データを記録した場合には、
選択された記録紙が不適当でページメモリ内の未記録の
画データを記録できなかった旨を操作表示部14に表示出
力するとともに、設定されている場合には警報を発し、
併せて未記録ライン数(m)の画データを記録可能な記
録紙のサイズを操作表示部14に表示出力する(ステップ
P22)。同時に、前記レーザ発振装置からのレーザ光r
の出射を停止させ(ステップP23)、これまでに感光体
ドラム41上のレーザ光rの走査により形成されたトナー
像の記録紙への転写および定着を行なった後にその記録
紙を排紙する(ステップP24)。
【0035】次いで、操作表示部18からオペレータによ
り再記録モードのみ、または、縮小モードおよび再記録
モードが選択された場合にはその指示命令の入力を確認
した後に、あるいは、縮小モードおよび再記録モードと
併せて自動再スタートが設定されている場合には自動的
に、ステップP3に戻って(ステップP25)、画像メモ
リ部21のページメモリ内から画データを最初から読み出
し記録紙への記録を再度行なう。
【0036】また、ステップP25で、再記録モードが選
択されずに、操作表示部18からオペレータにより分割記
録モードのみ、または、縮小モードおよび分割記録モー
ドが選択された場合にはその指示命令の入力を確認した
後に、あるいは、縮小モードまたは/および分割記録モ
ードと併せて自動再スタートが設定されている場合には
自動的に、未記録ライン数(m)から走査済みライン数
(i)を減算して未だ記録されていない画データの残ラ
イン数(k)を算出し(ステップP26)、次いで、この
ライン数(k)を未記録ライン数(m)としてパラメー
タメモリ13内に格納した後にステップP3に戻って(ス
テップP27)、画像メモリ部21のページメモリ内から未
だ記録していない画データを継続して読み出し画データ
を分割して記録紙への記録を行なう。
【0037】このように本実施形態においては、記録紙
長さ(大きさ)を実測し、その記録紙の記録可能な範囲
からはみでるトナー像を形成してしまう前には、レーザ
光rの走査を停止するので、例えば、マルチパーパス給
紙カセット32や手差し給紙部33にセットした記録紙サイ
ズの設定入力ミスがあったとしても、記録紙に転写する
ことのできないトナー像の形成を禁止することができ
る。したがって、トナーが回収し切れずに無駄になって
しまうことがなく、転写されなかったトナーにより装置
内が汚れてしまうことを防止することができる。
【0038】そして、このレーザ光rの走査を停止(画
データの記録を停止)した後には、再記録モードを選択
指示した場合、操作表示部14の表示などで確認したサイ
ズの記録紙に交換することにより、途中となってしまっ
たページの画データを分割することなく、再度、記録紙
に記録することができる。また、分割記録モードを選択
指示した場合には、先の記録紙に記録した画データと分
割して、それに続く画データを次の記録紙に記録するこ
とができる。したがって、トナー像を形成しただけで記
録紙に転写および定着されることなく画データが欠落し
てしまうことを防止することができ、受け取った画デー
タを確実に記録紙に記録して画像を形成することができ
る。また、記録紙長さを実測してレーザ光rの走査を停
止しているので、画データの記録を継続することができ
るのにも拘らず、その画データの分割記録が行なわれて
しまうこともない。また、オペレータが操作表示部14か
ら指示命令を入力する場合には、途中まで形成された画
像を確認しその画像に応じて再記録または分割記録を選
択することができる。
【0039】また、このときに、縮小モードを選択して
おくことにより、1ページ目の画データの再記録時また
は分割記録時、あるいは2ページ目以降の画データの記
録動作において、その画データの大きさおよび実測され
た記録紙の大きさに基づく縮小率の画像となるように画
データを間引き加工し次の記録紙に記録するもできるの
で、次の記録紙に記録する画データを分割することなく
1枚の記録紙に収めて記録することができる。したがっ
て、記録紙の大きさに応じた画像を形成することができ
るとともに、縮小することなく記録できるのにも拘ら
ず、画データの間引き加工が行なわれて画像が縮小され
てしまうこともない。
【0040】さらに、記録紙長さを実測するので、例え
ば、記録紙幅を測定するセンサのみとするなど、セット
された記録紙のサイズを検出するセンサ省くことがで
き、コストを削減することもできる。なお、本実施形態
では、再記録モード、分割記録モード、および、縮小モ
ードの各々を手動で選択指示したり、予め設定して自動
スタートできるように構成しているが、これに限らず、
適宜組み合せて、例えば手動のみで行なうようにした
り、不在時に自動で行なうように構成してもよいことは
いうまでもない。
【0041】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、記録紙の
大きさを実際に検出し記録可能な範囲を超える前に画デ
ータの記録を停止するので、記録不可能な範囲への記録
動作を禁止して、記録媒体の無駄やその記録媒体により
装置内が汚れてしまうことを防止することができ、停止
後に画データの記録を適宜再開することができる。
【0042】請求項2記載の発明によれば、画データの
記録を停止した後に、記録紙を続けて搬送し画データの
記録を継続するので、画データを先の記録紙の記録可能
な範囲まで記録した後に分割して次の記録紙に続けて記
録することができ、画データが記録紙に記録されること
なく欠落してしまうことを防止して受け取った画像を確
実に記録紙に形成することができる。
【0043】請求項3記載の発明によれば、画データの
記録を停止した後に、例えば、その記録停止を報知され
たオペレータが適正な大きさの記録紙に交換した後に指
示入力することにより、途中となってしまった頁の画デ
ータを記憶手段から読み出し先頭から記録することがで
き、画データを記録紙に分割することなく記録し画像を
形成することができる。
【0044】請求項4記載の発明によれば、分割後の画
データまたは再度記録する1頁分の画データの大きさ
と、先に搬送された記録紙の大きさと、に基づいて画像
の縮小率を決定してその画データを加工し次の記録紙に
記録するので、画データを縮小加工して画像を分割する
ことなく1枚の記録紙に収めることができ、記録紙の大
きさに適した画像を形成することができる。この場合に
は、記録停止の報知および指示命令を制御回路内で行な
うようにして、オペレータによる指示を待つことなく、
記録途中となった頁の画データの再記録を自動的に行な
わせ、適正な画像を形成することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る記録装置の一実施形態を搭載する
ファクシミリ装置の一例を示す図であり、その全体構成
を示すブロック図である。
【図2】その要部を示す概略構成図である。
【図3】その記録動作を説明するフローチャートであ
る。
【図4】その図4に続くフローチャートである。
【図5】その図5に示す1ステップの処理を説明するフ
ローチャートである。
【符号の説明】
11 CPU(記録紙サイズ検出手段、停止制御手段、
継続制御手段、再記録制御手段、画データサイズ検出手
段、決定手段、加工手段、指示手段) 12 ROM 13 パラメータメモリ部 14 操作表示部(報知手段、指示手段) 15 通信制御部 16 網制御装置 17 モデム部 18 スキャナ部 19 プロッタ部 20 符号化復号化部 21 画像メモリ部(記憶手段) 31 本体給紙カセット 32 マルチパーパス給紙カセット 33 手差し給紙部 38 レジストローラ対(搬送手段) 39 レジストセンサ 40 記録部(記録手段) 41 感光体ドラム 51 定着ローラ対 R 搬送路 r レーザ光

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受け取った画データを記録紙に記録し画像
    を形成する記録手段と、該記録手段の記録位置に記録紙
    を搬送する搬送手段と、を備えた記録装置において、 搬送手段により搬送される記録紙の大きさを検出する記
    録紙サイズ検出手段と、該記録紙サイズ検出手段による
    検出情報に基づいて該記録紙の記録可能な範囲を超える
    前に記録手段による画データの記録を停止させる停止制
    御手段と、を設けたことを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】前記停止制御手段により画データの記録が
    停止された後に記録手段の記録位置に記録紙を搬送手段
    により搬送させ該画データの記録を継続させる継続制御
    手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の記録装
    置。
  3. 【請求項3】受け取った画データを記憶する記憶手段
    と、前記停止制御手段による画データの記録停止を報知
    する報知手段と、該報知手段による報知に応答し途中で
    記録を停止された頁の画データの再度の記録を指示する
    指示手段と、該指示手段から再度の記録が指示されたと
    き、記憶手段内から記録を途中で停止された頁の画デー
    タを先頭から読み出し記録紙に記録させる再記録制御手
    段と、を設けたことを特徴とする請求項1記載の記録装
    置。
  4. 【請求項4】前記搬送手段により続けて搬送される記録
    紙に記録する画データの大きさを検出する画データサイ
    ズ検出手段と、該画データサイズ検出手段による検出情
    報および搬送手段により先に搬送された記録紙の記録紙
    サイズ検出手段による検出情報に基づき続けて搬送され
    る記録紙に形成する画像の縮小率を決定する決定手段
    と、該決定手段により決定された縮小率となるように搬
    送手段により続けて搬送される記録紙に記録する画デー
    タを加工する加工手段と、を設けたことを特徴とする請
    求項2または3に記載の記録装置。
JP12939396A 1996-05-24 1996-05-24 記録装置 Pending JPH09312753A (ja)

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