JPH09312417A - 3族窒化物半導体基板及び素子の製造方法 - Google Patents
3族窒化物半導体基板及び素子の製造方法Info
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- JPH09312417A JPH09312417A JP15027096A JP15027096A JPH09312417A JP H09312417 A JPH09312417 A JP H09312417A JP 15027096 A JP15027096 A JP 15027096A JP 15027096 A JP15027096 A JP 15027096A JP H09312417 A JPH09312417 A JP H09312417A
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Abstract
及び3族窒化物半導体素子の特性を改良すること。 【解決手段】サファイア基板1の表面に0.05μmのAlN
バッファ層20、膜厚約100 μm、電子濃度2 ×1018/c
m3のGaN 層200、サファイア基板1の裏面に0.05μm
のAlN バッファ層30、膜厚約100 μm、電子濃度2 ×
1018/cm3のGaN 層300を形成する。その後、GaN 層3
00、バッファ層30、サファイア基板1、バッファ層
20を機械研磨により除去して、GaN 基板200を得
る。このGaN基板200に、3族窒化物半導体を積層し
て、発光ダイオードを得る。GaN の単結晶基板が得られ
るために、高い特性の素子を得ることができる。
Description
用いた半導体素子の製造方法に関する。特に、3族窒化
物半導体基板とその基板上に形成された半導体発光素子
の製造方法に関する。
料としてAlGaInN 系の化合物半導体を用いたものが知ら
れている。その化合物半導体は直接遷移型であることか
ら発光効率が高いこと、光の3原色の1つである青色及
び緑色を発光色とすること等から注目されている。
ドープして電子線を照射したり、熱処理によりp型化で
きることが明らかになった。この結果、従来のn層と半
絶縁層(i層)とを接合させたMIS 型構造に換えて、図
9に示すようなダブルヘテロ構造あるいは単一量子井戸
構造の発光ダイオード50が知られている。即ち、サフ
ァイア基板1の上に、順次、AlN のバッファ層2、GaN
のn+ 層3、GaN のn層4、In0.08Ga0.92N の活性層
5、Al0.08Ga0.92N のp層6、GaN のコンタクト層7、
電極層8、9を形成したものである。
ファイア基板1上に有機金属化合物気相成長法あるいは
分子線成長法等により、AlGaInN 系半導体をエピタキシ
ャル成長することにより形成される。
ァイア基板を付けた状態で使用される上記の発光ダイオ
ードは、電極の取付け構造に制約がある。即ち、サファ
イアが絶縁体であるため、p層とn層をサンドウィッチ
構造に両側から挟み込むように電極を採り付けることが
できない。従って、両電極は、最上層の側にする必要が
あり、下層に位置するn層に対する電極を形成するため
には、上にある半導体層に穴を形成する工程が余分に必
要になる。又、この電極構造では、電流は下層の面に平
行に注入されるため抵抗が大きくなる。従って、この部
分での電圧降下が大きくなると共にジュール熱の発熱量
が大きくなるという問題点がある。
基板上に異種物質のAlGaInN 系半導体を積層させるため
に、AlGaInN 系半導体とサファイア基板の格子定数や熱
膨張係数が異なることから種々の問題が発生する。第1
に、サファイア基板上に形成されたAlGaInN 系半導体に
は、格子不整合による結晶欠陥が多数存在する。その結
果、発光層における発光効率を低下させたり、素子の劣
化を速めて信頼性を低下させていた。第2に、AlGaInN
系半導体とサファイア基板とでは、熱膨張係数が異な
る。この結果、素子作製時には、高温でのエピタキシャ
ル成長後の降温過程において素子内部に熱応力が発生す
る。この熱応力は、AlGaInN 系半導体内に結晶欠陥やク
ラックを誘発し、素子の電気特性を悪化させたり歩留り
を大きく減じる原因となり、好ましくない。
基板としては、2つの電極が発光層を挟むように形成で
きるように、導電性を有し、しかも、格子定数や熱膨張
係数がAlGaInN 系半導体とほぼ一致している材料、即
ち、AlGaInN 系半導体が望ましい。
大きなAlGaInN 系半導体のバルク単結晶の作製は、構成
元素の窒素の平衡蒸気圧が極めて高いため、困難であ
る。このことを解決するための方法として、特開平7−
202265号公報に記載のものが知られている。即
ち、その方法は、サファイア基板上に酸化亜鉛(ZnO)か
らなるバッファ層を形成し、その層の上にAlGaInN 層を
成長させ、その後に、ZnOのみをエッチングする溶液を
用いて湿式エッチングすることによりZnO を化学的に除
去することで、AlGaInN 層をサファイア基板から剥離し
て、AlGaInN 基板を得る方法である。
湿式エッチングにより化学的に除去できるが格子不整合
の大きいZnO 等の材料に限られる。一方、サファイア基
板上に結晶欠陥などの少ない高品質のAlGaInN 結晶を得
るには、バッファ層の材料には、例えば、AlN やGaN が
最適である。しかし、AlN やGaN は、化学的に除去が困
難なため、バッファ層を除去してAlGaInN 単結晶基板を
得るという方法におけるバッファ層には用いることがで
きない。
族窒化物半導体の基板やその半導体を用いた高特性の素
子を容易に得ることを目的とする。
体または絶縁体からなる基板の両面に、それぞれ少なく
とも1層の3族窒化物半導体(AlxGaYIn1-X-YN; 0≦X ≦
1, 0≦Y ≦1, 0≦X+Y≦1)を有する半導体層を形成する
第1の工程と、基板および基板の一方の側に形成した半
導体層を機械的に除去して、3族窒化物半導体(AlxGaYI
n1-X-YN; 0≦X≦1, 0≦Y ≦1, 0≦X+Y ≦1)からなる半
導体基板を得る第2の工程とを有することを特徴とす
る。
と第2の工程を経て得られた3族窒化物半導体(AlxGaYI
n1-X-YN; 0≦X ≦1, 0≦Y ≦1, 0≦X+Y ≦1)からなる半
導体基板上に少なくとも1層の3族窒化物半導体(AlxGa
YIn1-X-YN; 0≦X ≦1, 0≦Y≦1, 0≦X+Y ≦1)からなる
素子層を形成する第3の工程を有することを特徴とする
3族窒化物半導体素子の製造方法である。
板の裏面における3族窒化物半導体層の形成と、基板の
表面における3族窒化物半導体層の形成とを交互に繰り
返すことで厚さを得ることを特徴とする。又、請求項5
の発明は、半導体基板の裏面に第1の電極を形成し、素
子層の最上層に第2の電極を形成して、素子層を活性層
を含むダブルヘテロ接合としたことを特徴とする。又、
請求項6、7の発明は、半導体基板の厚さを50〜50
0μmとしたことを特徴とする。
ッファ層として化学的なエッチングが困難なAlN やGaN
な等の材料を用いた場合においても、AlGaInN 系半導体
基板を容易に作製でき、結晶欠陥などの少ない高品質の
AlGaInN 系半導体基板を得ることができる。さらにその
上にAlGaInN 系半導体からなる素子層を形成すること
で、基板と素子層との格子定数や熱膨張係数がほぼ一致
することになり、素子層における結晶欠陥密度を著しく
減少させることができ、高特性の素子を実現することが
できる。又、基板の裏面における3族窒化物半導体層の
形成と、基板の表面における3族窒化物半導体の形成と
を交互に繰り返して3族窒化物半導体層の厚さを得るこ
とにより、そりの小さい3族窒化物半導体基板を得るこ
とができる。
発光効率を大きく向上させることができると共に素子の
劣化も防止することができる。又、半導体基板の裏面に
第1の電極、素子層の最上層に第2の電極を形成して、
素子層を活性層を含むヘテロ接合に構成できるので、電
流を基板に垂直な方向に流すことができる。よって、抵
抗を小さくでき電圧降下が小さくなるとともにジュール
熱の発熱量が小さくなる。したがって、上記の半導体基
板上に素子層を形成し、基板の裏面と最上の素子層に電
極を形成した発光素子では、駆動電圧の低減が可能で発
光効率も高く、素子の劣化が小さく素子寿命の極めて長
い素子を実現することができる。
基づいて説明する。なお本発明は下記実施例に限定され
るものではない。本発明の製造方法を用いて、図1に示
す構造の発光ダイオード10を製造した。図1におい
て、発光ダイオード10は膜厚約100 μm、電子濃度1
×1018/cm3のGaN 基板200を有しており、そのGaN 基
板200の上には、順に、膜厚約2.5 μm、電子濃度2
×1018/cm3のシリコン(Si)ドープGaN から成る高キャリ
ア濃度n+ 層3、膜厚約0.5 μm、電子濃度 5×1017/c
m3のシリコン(Si)ドープの (Alx1Ga1-X1)y1In1-y1Nから
成るn層4、膜厚約0.05μm、(Alx2Ga1-x2)y2In1-y2N
から成る活性層5,膜厚約1.0 μm、ホール濃度5 ×10
17/cm3のマグネシウム(Mg) ドープの(Alx3Ga1-x3)y3In
1-y3N から成るp層6、膜厚約0.2 μm、ホール濃度7
×1017/cm3のマグネシウム(Mg) ドープのGaN から成る
コンタクト層7が形成されている。更にコンタクト層7
に接続する金属電極8と、GaN 基板200に接続する金
属電極9とが形成されている。
ついて説明する。上記発光ダイオード10は、有機金属
気相成長法(以下MOVPEと示す)による気相成長に
より製造された。用いられたガスは、アンモニア(NH3)
、キャリアガス(H2)、トリメチルガリウム(Ga(C
H3)3)(以下「TMG 」と記す) 、トリメチルアルミニウ
ム(Al(CH3)3)(以下「TMA 」と記す) 、トリメチルイン
ジウム(In(CH3)3)(以下「TMI 」と記す) 、シラン(SiH
4)とジエチル亜鉛(Zn(C2H5)2( 以下「DEZ 」と記す) と
シクロペンタジエニルマグネシウム(Mg(C5H5)2)(以下
「CP2Mg 」と記す)である。
a面を主面とする単結晶のサファイア基板1をM0VPE 装
置の反応室に載置されたサセプタに、裏面を上にして装
着する。次に、常圧でH2を流速2 liter/分で約30分間反
応室に流しながら温度1100℃でサファイア基板1を気相
エッチングした。
20 liter/分、NH3 を10 liter/分、TMA を 1.8×10-5
モル/分で約90秒間供給して、図2に示すように、AlN
の裏面バッファ層30が約0.05μmの厚さに形成され
た。次に、サファイア基板1の温度を1150℃に保持し、
H2を20 liter/分、NH3 を10 liter/分、TMG を 1.7×
10-4モル/分、H2ガスにより0.86ppm に希釈されたシラ
ンを10×10-8モル/分で約7 分間導入し、図2に示すよ
うに、電子濃度1 ×1018/cm3、膜厚約4μmの裏面GaN
層31を形成した。次に裏面GaN 層31の上にプラズマ
CVD法によりSiO2層40を0.15μmの厚さに形成し、
最終的に、図2に示すような構造を得た。
に載置されたサセプタに、今度は表面を上にして装着す
る。続いて、常圧でH2を流速2 liter/分で反応室に流し
ながら温度1100℃でサファイア基板1を気相エッチング
した。次に、温度を400 °C まで低下させて、H2を20 l
iter/分、NH3 を10 liter/分、TMA を 1.8×10-5モル
/分で約90秒間供給して、図3に示すように、AlN バッ
ファ層20が約0.05μmの厚さに形成された。次に、サ
ファイア基板1の温度を1150℃に保持し、H2を20 liter
/分、NH3 を10 liter/分、TMG を 1.7×10-4モル/
分、H2ガスにより0.86ppm に希釈されたシランを10×10
-8モル/分で約7分導入し、膜厚約4 μm、電子濃度1
×1018/cm3のGaN 層21を形成し、図3に示すような構
造を得た。
た後、GaN 層21の上にプラズマCVD法によりSiO2層
41を0.15μmの厚さに形成した。上記試料を再度M0VP
E 装置の反応室に装着し温度1500℃で、H2を20 liter/
分、NH3 を10 liter/分、TMG を1.7 ×10-5モル/分、
H2ガスにより0.86ppm に希釈されたシランを10×10-8モ
ル/分で約35分間導入し、裏面GaN 層31の上に、電子
濃度1 ×1018/cm3、膜厚約20μmの裏面GaN 層32を形
成し、図4に示すような構造を得た。
した後、裏面GaN 層32の上にプラズマCVD法により
SiO2層42を0.15μmの厚さに形成した。上記試料を再
度M0VPE 装置の反応室に載置されたサセプタに装着し、
温度1150℃で、H2を20 liter/分、NH3 を10 liter/
分、TMG を1.7 ×10-4モル/分、H2ガスにより0.86ppm
に希釈されたシランを10×10-8モル/分で約35分間導入
し、GaN 層21の上に、電子濃度1 ×1018/cm3、膜厚約
20μmのGaN 層22を形成し、図5に示すような構造を
得た。
の結晶成長サイクルを5回繰り返していくことによっ
て、図6に示すように、サファイア基板の裏面には裏面
AlN バッファ層30を介して電子濃度1 ×1018/cm3、膜
厚約100 μmの裏面GaN 層300、サファイア基板の表
面にはAlN バッファ層20を介して電子濃度1 ×1018/c
m3、膜厚約100 μmのGaN 層200が形成された。
た機械研磨、それに続いてアルカリ性のコロイダルシリ
カ砥粒を用いたメカノケミカルポリッシングにより、裏
面GaN 層300、裏面AlN バッファ層30、サファイア
基板1、AlN バッファ層20を除去し、図7に示すよう
に電子濃度1 ×1018/cm3、膜厚約100 μmのGaN 基板2
00が形成された。
に載置されたサセプタに装着し、温度1150℃で、H2を20
liter/分、NH3 を10 liter/分、TMG を 1.7×10-4モ
ル/分、H2ガスにより0.86ppm に希釈されたシランを20
×10-8モル/分で40分導入し、膜厚約2.5 μm、電子濃
度2 ×1018/cm3のシリコン(Si)ドープGaN 層から成る高
キャリア濃度n+ 層3を形成した。
後、続いて温度を1150℃に保持し、N2又はH2を10 liter
/分、NH3 を10 liter/分、TMG を1.12×10-4モル/
分、H2ガスにより0.86ppm に希釈されたシランを1 ×10
-8モル/分で7 分導入し、膜厚約0.5 μm、電子濃度5
×1017/cm3のシリコンドープ(Si)ドープGaN 層から成る
n層4を形成した。
を20 liter/分、NH3 を10 liter/分、TMG を1.53×10
-4モル/分、TMI を0.02×10-4モル/分で、H2で0.86pp
m に希釈されたシランを10×10-8モル/ 分、DEZ を2 ×
10-4モル/分で、 7分間導入し、膜厚約0.05μmのIn
0.08Ga0.92N から成る活性層5を形成した。
を20 liter/分、NH3 を10 liter/分、TMG を1.12×10
-4モル/分、TMA を0.47×10-4モル/分、及び、CP2Mg
を2×10-4モル/分で60分間導入し、膜厚約1.0 μmの
マグネシウム(Mg)ドープのAl0.08Ga0.92N から成るp層
6を形成した。p層6のマグネシウム濃度は1 ×1020/c
m3である。この状態では、p層6は、まだ、抵抗率108
Ωcm以上の絶縁体である。次に、温度を1100℃に保持
し、N2又はH2を20 liter/分、NH3 を10 liter/分、TM
G を1.12×10-4モル/分、及び、CP2Mg を2 ×10-4モル
/分で 4分間導入し、膜厚約0.2 μmのマグネシウム(M
g)ドープのGaN から成るコンタクト層7を形成した。コ
ンタクト層7のマグネシウム濃度は2 ×1020/cm3であ
る。この状態では、コンタクト層7は、まだ、抵抗率10
8 Ωcm以上の絶縁体である。
タクト層7及びp層6に一様に電子線を照射した。電子
線の照射条件は、加速電圧約10KV、資料電流1μA、ビ
ームの移動速度0.2mm/sec 、ビーム径60μmφ、真空度
5.0 ×10-5Torrである。この電子線の照射により、コン
タクト層7及びp層6は、それぞれ、ホール濃度 7×10
17/cm3, 5 ×1017/cm3、抵抗率 2Ωcm, 0.8 Ωcmのp伝
導型半導体となった。このようにして、図8に示すよう
な多層構造のウエハが得られた。
00に対して、それぞれ、電極8,9を形成した。その
後、上記のごとく処理されたウエハは、各素子毎に切断
され、図1に示す構造の発光ダイオードを得た。この発
光ダイオードは駆動電流20mAで発光ピーク波長430 n
m、駆動電圧3.0 V、発光強度2000mCd で、図9の示す
従来の発光ダイオードの場合の駆動電圧3.0 V、発光強
度1500mCd と比較して、大幅な駆動電圧の低減と発光効
率の向上を実現した。
戸構造あるいは多重量子井戸構造を用いても良い。更
に、サファイア基板1の代わりに炭化珪素(SiC) や酸化
亜鉛(ZnO) 、スピネル(MgAl2O4) も用いることができ
る。また、作製するGaN 基板200の厚さは50〜50
0μmの厚さが好ましい。500μmより厚すぎると各
素子の切断しにくく、又、50μmより薄すぎると機械
的強度が小さく取扱が困難なため好ましくない。上記実
施例は発光ダイオードについて説明したが、レーザダイ
オード、光電気変換素子、FETやその他の半導体素子
であっても良い。
の構成を示した構成図。
断面図。
断面図。
断面図。
断面図。
断面図。
断面図。
断面図。
Claims (7)
- 【請求項1】 半導体または絶縁体からなる基板の両面
に、それぞれ少なくとも1層の3族窒化物半導体(AlxGa
YIn1-X-YN; 0≦X ≦1, 0≦Y ≦1, 0≦X+Y ≦1)を有する
半導体層を形成する第1の工程と、 基板および基板の一方の側に形成した半導体層を機械的
に除去して、3族窒化物半導体(AlxGaYIn1-X-YN; 0≦X
≦1, 0≦Y ≦1, 0≦X+Y ≦1)からなる半導体基板を得る
第2の工程とを有することを特徴とする3族窒化物半導
体基板の製造方法。 - 【請求項2】 半導体または絶縁体からなる基板の両面
に、それぞれ少なくとも1層の3族窒化物半導体(AlxGa
YIn1-X-YN; 0≦X ≦1, 0≦Y ≦1, 0≦X+Y ≦1)を有する
半導体層を形成する第1の工程と、 基板および基板の一方の側に形成した半導体層を機械的
に除去して、3族窒化物半導体(AlxGaYIn1-X-YN; 0≦X
≦1, 0≦Y ≦1, 0≦X+Y ≦1)からなる半導体基板を得る
第2の工程と、 得られた前記半導体基板上に少なくとも1層の3族窒化
物半導体(AlxGaYIn1-X-YN;0≦X ≦1, 0≦Y ≦1, 0≦X+Y
≦1)からなる素子層を形成する第3の工程を有するこ
とを特徴とする3族窒化物半導体素子の製造方法。 - 【請求項3】 第1の工程は、前記基板の裏面における
前記3族窒化物半導体層の形成と、前記基板の表面にお
ける前記3族窒化物半導体層の形成とを交互に繰り返す
ことで厚さを得ることを特徴とする請求項1に記載の3
族窒化物半導体基板の製造方法。 - 【請求項4】 第1の工程は、前記基板の裏面における
前記3族窒化物半導体層の形成と、前記基板の表面にお
ける前記3族窒化物半導体層の形成とを交互に繰り返す
ことで厚さを得ることを特徴とする請求項2に記載の3
族窒化物半導体素子の製造方法。 - 【請求項5】 前記半導体基板の裏面に第1の電極を形
成し、前記素子層の最上層に第2の電極を形成して、前
記素子層を活性層を含むダブルヘテロ接合としたことを
特徴とする請求項2に記載の3族窒化物半導体素子の製
造方法。 - 【請求項6】 前記半導体基板の厚さが50〜500μ
mであることを特徴とする請求項1に記載の3族窒化物
半導体基板の製造方法。 - 【請求項7】 前記半導体基板の厚さが50〜500μ
mであることを特徴とする請求項2に記載の3族窒化物
半導体素子の製造方法。
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