JPH09310677A - 斜板式圧縮機 - Google Patents

斜板式圧縮機

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JPH09310677A
JPH09310677A JP8125311A JP12531196A JPH09310677A JP H09310677 A JPH09310677 A JP H09310677A JP 8125311 A JP8125311 A JP 8125311A JP 12531196 A JP12531196 A JP 12531196A JP H09310677 A JPH09310677 A JP H09310677A
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swash plate
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浩 狩野
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茂美 清水
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    • F04B27/00Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders
    • F04B27/08Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧縮機の軽量化、ノイズ及び摺接磨耗を防止
すること。 【解決手段】 ピストン8は、下死点位置Aでシリンダ
ーボア1aの開口縁からピストン8の頭部8aまでの中
間部分の中央部で連結部8bを持ちかつ前記ピストン8
の全周に形成した第1の肉取り部8cと、前記下死点位
置Aにあるときに前記シリンダーボア1aの開口縁から
前記ピストン9が上死点位置Bで前記シリンダーボア1
aの開口縁までの前記摺動部を持ち該摺動部には前記ピ
ストン8の半円以上で前記斜板の中心軸に向けて凹ませ
た第2の肉取り部8jを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、斜板の回転運動を
片頭ピストンの往復直線運動に変換すると共に、クラン
ク室内の圧力と吸入圧との片頭ピストンを介した差によ
り斜板の傾角を制御する斜板式圧縮機に用いるピストン
に属する。
【0002】
【従来の技術】従来の斜板式圧縮機は、一例として、特
開平7−189898号公報に開示されている揺動斜板
式圧縮機におけるピストンが知られている。この斜板式
圧縮機は、図8に示すように、シリンダブロック101
の前後にフロントハウジング102及びリヤハウジング
103が固定されている。シリンダブロック101及び
フロントハウジング102には回転軸104が支持され
ている。フロントハウジング102内の回転軸104に
は、回転支持体105が止着されている。回転支持体1
05の周縁部に形成された支持アーム105aにはガイ
ド孔105bが形成されている。
【0003】回転軸104には斜板107が回転軸10
4方向へ傾動可能かつスライド可能に支持されている。
斜板107には連結片107aが止着されていると共
に、連結片107aの先端部にはガイドピン106が取
り付けられている。ガイドピン106はガイド孔105
bに係合している。ガイド孔105bはガイドピン10
6を介して斜板107の傾動を案内する。これにより斜
板107が回転軸104方向へ揺動可能かつ回転軸10
4と一体的に回転可能である。
【0004】クランク室102a、リヤハウジング10
3内の吸入室103a及び吐出室103bを互いに接続
するようにシリンダブロック101に貫設されたシリン
ダボア101a内にはピストン108が収容されてい
る。ピストン108の首部109の内側には一対の半球
状の支持凹部109aが対向形成されており、支持凹部
109aには半球状のシュー110が嵌入支持されてい
る。斜板107の周縁部は両シュー110間に入り込
み、斜板107の両面には両シュー110の端面が接す
る。
【0005】従って、斜板107の回転運動がシュー1
10を介してピストン108の前後往復揺動に変換さ
れ、ピストン108がシリンダボア101a内を前後動
する。これにより吸入室103aからシリンダボア10
1a内へ吸入された冷媒ガスが圧縮されつつ吐出室10
3bへ吐出される。
【0006】片頭ピストン108のストロークはクラン
ク室102a内の圧力とシリンダボア101a内の吸入
圧とのピストン108を介した差圧に応じて変わり、圧
縮容量を左右する斜板107の傾角が変化する。クラン
ク室102a内の圧力はシリンダブロック101内の図
示しない容量制御弁により制御される。
【0007】ピストン108の首部109の背面には、
図9及び図10に示すように、回り止め部109bが一
体形成されている。回り止め部109bはフロントハウ
ジング102の内周面形状と略同径の円周面を有してい
る。回り止め部109bの円周面はフロントハウジング
102の内壁面に接してピストン108の回転を防止す
る。
【0008】ピストン108の頭部109には第1及び
第2の肉取り部108a,108bが形成されている。
第1の肉取り部108aは、ピストン108の中心軸線
1に関して斜板107の回転中心軸線C0 とは反対側
のピストン108の頭部109の周面側にて中心軸線C
1 側に向けて凹み形成されている。第2の肉取り部10
8bは、ピストン108の中心軸線C1 に関して斜板1
07の回転中心軸線C0 側のピストン108の頭部10
9の周面側にて中心軸線C1 側に向けて凹み形成されて
いる。第1の肉取り部108aは第2の肉取り部108
bよりも頭部109の先端109aから遠い位置にあ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ピスト
ン108が下死点位置にあるときにはシリンダボア10
1aの開口縁から第1の肉取り部108aがはみ出して
外れてしまい、ピストン108の往復運動時にピストン
ボア101aとの引っ掛かりを生じることによってノイ
ズが発生するという問題がある。
【0010】また、ピストン108は、ピストンボア1
01aとの引っ掛かりによって磨耗していしまうという
問題がある。
【0011】それ故に本発明の課題は、ピストンの軽量
化及びピストンとシリンダボアとの間の摺接部位の摩耗
の防止を図る斜板圧縮機を提供することにある。
【0012】また、本発明の他の課題は、混合オイルの
オイル溜めとしての機能を果たすとともに、オイルを積
極的に供給することができる斜板圧縮機を提供すること
にある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、回転軸
に傾動可能に支持された斜板と、該斜板の両面に設けた
シュー部材を介して前記斜板の回転運動をピストンの往
復直線運動に変換し該ピストンを収容したシリンダボア
内で前記ピストンを上死点位置B及び下死点位置間で摺
動させるとともに、前記斜板を内装しているクランク室
内の圧力と吸入圧とを前記ピストンを介した差により前
記斜板の傾角を制御する斜板式圧縮機において、前記ピ
ストンは、前記下死点位置でシリンダボア開口縁から前
記ピストンの頭部までが位置し、前記シリンダボア内の
前記シリンダボアの開口縁及び前記ピストンの頭部間の
中間部分にかつ前記ピストンの径寸法よりもよりも小さ
い径寸法で前記ピストンの中心軸に形成した連結部と、
該連結部の全周囲を肉取りして形成した第1の肉取り部
と、前記上死点位置にあるときに前記シリンダボアの開
口縁から前記ピストンの上死点位置で前記シリンダボア
の開口縁までの摺動部を持ち前記シリンダボアの開口縁
及び前記第1の肉取り部間の前記摺動部に前記ピストン
の半円以上で前記斜板の中心軸に向けて凹ませた第2の
肉取り部とを有していることを特徴とする斜板式圧縮機
が得られる。
【0014】また、本発明によれば、前記シリンダボア
の開口縁及び前記第1の肉取り部間の前記摺動部に前記
シリンダダボアの摺動部及び前記第2の肉取り部を連通
する連通路を設けたことを特徴とする斜板式圧縮機が得
られる。
【0015】また、本発明によれば、前記第2の肉取り
部と前記ピストンの外周面とを相互に連通する連通路を
前記ピストンの摺動部に設けたことを特徴とする斜板式
圧縮機が得られる。
【0016】
【作用】本発明の斜板式圧縮機によると、第1の肉取り
部は、斜板が最大に傾斜したときのピストンの下死点位
置から上死点位置への往復運動においてシリンダボアの
縁から外れることがないことから、シリンダボアとの引
っ掛かりによるノイズの発生や異常磨耗の発生なども防
止できる。さらに第1の肉取り部は、ピストン、シリン
ダボア、シール部よりのブローバイガスとの混合オイル
のオイル溜めとしての役目を果たし、ピストン及びシリ
ンダボアの磨耗低減に寄与する。
【0017】また、ピストンの軸芯部に連結部を設ける
ように構成したため、肉取り部の体積を大きくできるこ
とから、ピストンそのものを軽量化でき、しいては圧縮
機全体の重量を軽量化することも可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の斜板式圧縮機に
用いるピストンの一実施の形態例を示している。
【0019】図1を参照して、斜板式圧縮機は、筒形状
を呈しているシリンダブロック1と、このシリンダブロ
ック1の一側の開口を閉塞しているフロントハウジング
2と、シリンダブロック1の他側の開口を閉塞している
リヤハウジング3とが相互に固定されて外郭が構成され
ている。
【0020】フロントハウジング2には、その中心部分
に回転軸4が回転可能に支持されている。フロントハウ
ジング2には、その外側からシリンダブロック1の内部
に軸受部材5を介して回転軸4が挿通されている。フロ
ントハウジング2の内部とシリンダブロック1とによっ
て形成されているクランク室2aには、回転軸4の周縁
部に軸支されている支持アーム5aが設けられている。
【0021】また、支持アーム5aの先端部分には、支
持ピン5bが設けられている。支持ピン5bには、回転
軸4の周囲に揺動可能に斜板7が回転軸4方向へ傾動可
能かつスライド可能に支持されている。斜板7には支持
ピン5bを遊嵌している長孔形状の連結孔7bを有する
連結片7aが連結されている。連結孔7bは支持ピン5
bを介して斜板7の傾動を案内する。これにより斜板7
が回転軸4方向へ揺動可能かつ回転軸4と一体的に回転
可能である。
【0022】斜板7には、この斜板7が傾斜している状
態でクランク室2a内でハウジングブロック1の内筒壁
方向にのびている円板状のシュー支持板7dと、シュー
支持板7dの先端部の両面に設けた半球形状の一対のシ
ュー部材9とを有している。シュー部材9はピントン8
のそれぞれからのびているシュー受部8fに係合してい
る。即ち、斜板7の周縁部は両シュー部材9間に入り込
み、斜板7の両面には両シュー部材9の端面が接する。
【0023】さらに、シリンダブロック1には、複数の
シリンダボア1aが互いに等しい間隔をもって形成され
てる。シリンダボア1aは、リヤハウジング3内に形成
されている吸入室3a及び吐出室3bを互いに接続する
よう貫設している。シリンダボア1a内にはピストン8
が一対一に収容されている。
【0024】斜板7の回転運動は、シュー部材9を介し
てピストン8の前後往復揺動に変換され、ピストン8が
摺接するシリンダボア1a内を前後動する。これにより
リアハウジング3に形成されている吸入室3aからシリ
ンダボア1a内へ吸入された冷媒ガスが圧縮されつつリ
アハウジング3に形成されている吐出室3bへ吐出され
る。
【0025】ピストン8のストロークは、クランク室2
a内の圧力とシリンダボア1a内の吸入圧とのピストン
8を介した差圧に応じて変わり、圧縮容量を左右する斜
板7の傾角が変化する。クランク室2a内の圧力はシリ
ンダブロック1内の容量制御弁10により制御される。
【0026】次にピストン8について図2乃至図4をも
用いて説明する。ピストン8は、下死点位置Aでシリン
ダボア1aの開口縁(クランク室2a側)からシリンダ
ボア1a内にピストン8の頭部8aの先端が位置し、シ
リンダボア1a内でシリンダボア1aの開口縁及びピス
トン8の頭部8a間の中間部分にかつピストン8の径寸
法よりもよりも小さい径寸法でピストン8の中心軸に設
けた連結部8bと、連結部8bの全周囲を肉取りして形
成した第1の肉取り部8cと、上死点位置Bにあるとき
にシリンダボア1aの開口縁からピストン8の上死点位
置Bでシリンダボア1aの開口縁までの摺動部8rを持
ちシリンダボア1aの開口縁及び第1の肉取り部8c間
の摺動部8rにピストン8の半円以上で斜板7の中心軸
に向けて凹ませた第2の肉取り部8jとを有している。
【0027】また、シュー受部8fには、図1及び図4
に示したように、第2の肉取り部8jとは反対側の周面
にシュー部材9を受ける溝部8mが形成されている。ピ
ストン8は第1及び第2の肉取り部8c,8jを形成す
ることによって軽量化される。第1の肉取り部8c及び
第2の肉取り部8jは頭部8aの周面から切削形成した
り、あるいは片抜き形成され、ピストン8は一体構成と
なっている。
【0028】図5に示すピストン8は、第2の肉取り部
8jの肉厚部分を連通させた連通路8nを形成した実施
の形態例を示している。即ち、ピストン8には、シリン
ダボア1aの開口縁及び第1の肉取り部8c間の摺動部
8rにシリンダダボア1aの摺動部11a及び第2の肉
取り部8jを連通する連通路8nが設けられている。
【0029】図6及び図7に示したピストン8は、第1
の肉取り部8cによって形成された下死点位置A方向に
近いピストン8の摺動部8rに複数の連通路8pを形成
した実施の形態例を示している。図6及び図7において
は、ピストン8の周面に4つの連通路8pを形成してい
る。即ち、第1及び第2の肉取り部8c,8jとピスト
ン8の摺動部8rとを相互に挿通するように連通路8p
をピストン8の摺動部8rに設けている。
【0030】各実施の形態例に示したピストン8は、下
死点位置Aにあるとき、シリンダボア1aから外れるこ
とがないように、ピストン8の摺動部の中に形成される
ように設定されている。この構成のピストン8では第1
及び第2の肉取り部8c,8jを設けることによって体
積が減少することから軽量化されるとともにシリンダボ
ア1a間の摺接磨耗する部分が少ない。
【0031】第1の肉取り部8cは、斜板7が最大に傾
斜しているときでもピストン8の上死点位置Bから下死
点位置Aへの往復運動においてシリンダボア1aから外
れることがなく、往復運動時にシリンダボア1aとの引
っ掛かりがないため、ノイズの発生が生じない。また第
1の肉取り部8cは、ピストン8、シリンダボア1aの
シール部分よりブローバイとの混合オイルのオイル溜め
としての機能をもち、ピストン8及びシリンダボア1a
の磨耗低減に寄与する。
【0032】また、連通路8n、8pを設けたピストン
8は、オイルを積極的にライナー部分に供給する。
【0033】さらに、ピストン8は、このピストン8の
中心軸に連結部8bが設けられることから、第1の肉取
り部8cの肉取り部分の体積を大きく取っている。
【0034】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の構成による
と、ピストンは、下死点位置にあるとき、第1の肉取り
部がシリンダボアの開口縁からから外れることがないよ
うに、ピストンの摺動部の中に第1の肉取り部を設ける
ことによってシリンダボアと摺接磨耗する部分が少なく
できる。
【0035】また、第1の肉取り部は、斜板が最大に傾
斜しているときでもピストンの上死点位置から下死点位
置への往復運動においてシリンダボアから外れることが
なく、往復運動時にシリンダボアとの引っ掛かりがない
ため、ノイズの発生を防止できる。
【0036】また第1の肉取り部は、ピストン、シリン
ダボアのシール部分よりブローバイとの混合オイルのオ
イル溜めとしての機能を果たすことから、ピストン及び
シリンダボアの磨耗低減に寄与できる。
【0037】また、連通路を設けたピストンは、オイル
を積極的にライナー部分に供給することができる。
【0038】さらに、ピストンは、このピストンの軸芯
に連結部が設けられることから、第1の肉取り部の肉取
り部分の体積を大きく取れるため軽量化でき、しいては
圧縮機全体を軽量化できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の斜板式圧縮機の一実施の形態例を示す
断面図である。
【図2】図1のI-I 線断面図である。
【図3】図1のII-II 線断面図である。
【図4】図1に示したピストンを示す斜視図である。
【図5】図1のIII-III 線断面図である。
【図6】図1に示したピストンの別の実施の形態例を示
す斜視図である。
【図7】図6のIV-IV 線で断面した状態を示す断面図で
ある。
【図8】従来の斜板式圧縮機を示す断面図である。
【図9】図8に示したピストンの斜視図である。
【図10】図9に示したピストンを反転して示した斜視
図である。
【符号の説明】
1,101 シリンダブロック 1a, シリンダボア 2,102 フロントハウジング 2a,102a クランク室 4,104 回転軸 5,105a 支持アーム 7 斜板 7a 連結片 8,108 ピストン 8a 頭部 8b,108a 連結部 8c,108b 第1の肉取り部 8j 第2の肉取り部 8r 摺動部 8n,8p 連通路 9 シュー部材 10 容量制御弁 105 回転支持体 106 ガイドピン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸に傾動可能に支持された斜板と、
    該斜板の両面に設けたシュー部材を介して前記斜板の回
    転運動をピストンの往復直線運動に変換し該ピストンを
    収容したシリンダボア内で前記ピストンを上死点位置B
    及び下死点位置間で摺動させるとともに、前記斜板を内
    装しているクランク室内の圧力と吸入圧とを前記ピスト
    ンを介した差により前記斜板の傾角を制御する斜板式圧
    縮機において、 前記ピストンは、前記下死点位置でシリンダボア開口縁
    から前記ピストンの頭部までが位置し、前記シリンダボ
    ア内の前記シリンダボアの開口縁及び前記ピストンの頭
    部間の中間部分にかつ前記ピストンの径寸法よりもより
    も小さい径寸法で前記ピストンの中心軸に形成した連結
    部と、該連結部の全周囲を肉取りして形成した第1の肉
    取り部と、前記上死点位置にあるときに前記シリンダボ
    アの開口縁から前記ピストンの上死点位置で前記シリン
    ダボアの開口縁までの摺動部を持ち前記シリンダボアの
    開口縁及び前記第1の肉取り部間の前記摺動部に前記ピ
    ストンの半円以上で前記斜板の中心軸に向けて凹ませた
    第2の肉取り部とを有していることを特徴とする斜板式
    圧縮機。
  2. 【請求項2】 前記シリンダボアの開口縁及び前記第1
    の肉取り部間の前記摺動部に前記シリンダダボアの摺動
    部及び前記第2の肉取り部を連通する連通路を設けたこ
    とを特徴とする請求項1記載の斜板式圧縮機。
  3. 【請求項3】 前記第2の肉取り部と前記ピストンの外
    周面とを相互に連通する連通路を前記ピストンの摺動部
    に設けたことを特徴とする請求項1記載の斜板式圧縮
    機。
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