JPH09310544A - 自動販売機用補助錠 - Google Patents
自動販売機用補助錠Info
- Publication number
- JPH09310544A JPH09310544A JP12701596A JP12701596A JPH09310544A JP H09310544 A JPH09310544 A JP H09310544A JP 12701596 A JP12701596 A JP 12701596A JP 12701596 A JP12701596 A JP 12701596A JP H09310544 A JPH09310544 A JP H09310544A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- vending machine
- locking member
- door locking
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- Prior art date
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- Granted
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- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 施錠、解錠が容易で、かつ、外観から構造を
推測することが困難な自動販売機用補助錠を提供する。 【解決手段】 自動販売機の本体1に固定される本体取
付具10の前端部分と自動販売機の扉2の前方に突出す
る扉係止具2の後端部分に連結軸50を埋設して、両者
を自動販売機の前面に対して垂直に回動可能に連結し、
扉係止具20を表側部分が閉鎖された中空形状に形成し
て、扉係止具20の裏側に開口部23を設け、扉係止具
20の内側に施錠部材40に連結されたフック状の係合
部材30を設け、自動販売機の扉2の前面に固定される
ピン状の係合部63に開口部23を介して係合部材30
を係合させる。
推測することが困難な自動販売機用補助錠を提供する。 【解決手段】 自動販売機の本体1に固定される本体取
付具10の前端部分と自動販売機の扉2の前方に突出す
る扉係止具2の後端部分に連結軸50を埋設して、両者
を自動販売機の前面に対して垂直に回動可能に連結し、
扉係止具20を表側部分が閉鎖された中空形状に形成し
て、扉係止具20の裏側に開口部23を設け、扉係止具
20の内側に施錠部材40に連結されたフック状の係合
部材30を設け、自動販売機の扉2の前面に固定される
ピン状の係合部63に開口部23を介して係合部材30
を係合させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動販売機に内蔵
された錠とは別個に、自動販売機の外部に取り付けられ
る自動販売機用補助錠に関する。
された錠とは別個に、自動販売機の外部に取り付けられ
る自動販売機用補助錠に関する。
【0002】
【従来の技術】自動販売機の扉は、本体に対して開き式
になっており、錠が内蔵されているが、商品、売上金等
の盗難防止強化のため、自動販売機の外部に取り付ける
補助錠として従来から種々のものが提案されている。
になっており、錠が内蔵されているが、商品、売上金等
の盗難防止強化のため、自動販売機の外部に取り付ける
補助錠として従来から種々のものが提案されている。
【0003】例えば、実用新案登録第3018664号
に係る補助錠(盗難防止用錠)は、自動販売機の本体の
底部に固定される本体取付具(底板及び保護ブラケット
支持部材)と、扉の前方に突出する扉係止具(保護ブラ
ケット)とを備えており、本体取付具には、上向きに開
口した箱型の装着部(保護ブラケット支持部材)が設け
られて扉係止具が差し込まれるようになっており、係止
部材が装着部の後方に突出後退可能に設けられて扉係止
具の背部に係合するようになっている。
に係る補助錠(盗難防止用錠)は、自動販売機の本体の
底部に固定される本体取付具(底板及び保護ブラケット
支持部材)と、扉の前方に突出する扉係止具(保護ブラ
ケット)とを備えており、本体取付具には、上向きに開
口した箱型の装着部(保護ブラケット支持部材)が設け
られて扉係止具が差し込まれるようになっており、係止
部材が装着部の後方に突出後退可能に設けられて扉係止
具の背部に係合するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の補助錠は、本体
取付具に扉係止具を着脱する構造になっているため、商
品補給、売上金回収等において施錠、解錠が煩雑である
という問題があった。また、上述の補助錠は、構造を外
観から容易に推測できるため、破壊を試みられる可能性
があるという問題があった。
取付具に扉係止具を着脱する構造になっているため、商
品補給、売上金回収等において施錠、解錠が煩雑である
という問題があった。また、上述の補助錠は、構造を外
観から容易に推測できるため、破壊を試みられる可能性
があるという問題があった。
【0005】本発明はこのような従来の問題に鑑み、施
錠、解錠が容易で、また、外観から構造を推測すること
が困難な自動販売機用補助錠の提供を目的としたもので
ある。
錠、解錠が容易で、また、外観から構造を推測すること
が困難な自動販売機用補助錠の提供を目的としたもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の如き従来の問題を
解決し、所期の目的を達成するための本発明の特徴は、
自動販売機の本体に固定される本体取付具と、前記自動
販売機の扉の前方に突出する扉係止具と、前記扉係止具
を係止又は解除する係止部材と、所定の鍵を介して前記
係止部材を操作する施錠部材とを備えてなる自動販売機
用補助錠において、前記本体取付具及び前記扉係止具に
埋設されて両者を前記自動販売機の前面に対して垂直に
回動可能に連結する連結軸を備え、前記扉係止具は表側
部分が閉鎖された中空形状に形成されて裏側に開口部が
設けられ、前記係止部材は前記扉係止具の内側に設けら
れ、前記自動販売機の扉の前面側に固定されて前記開口
部を介して前記係合部材に係合する係合部が備えられた
ことにある。
解決し、所期の目的を達成するための本発明の特徴は、
自動販売機の本体に固定される本体取付具と、前記自動
販売機の扉の前方に突出する扉係止具と、前記扉係止具
を係止又は解除する係止部材と、所定の鍵を介して前記
係止部材を操作する施錠部材とを備えてなる自動販売機
用補助錠において、前記本体取付具及び前記扉係止具に
埋設されて両者を前記自動販売機の前面に対して垂直に
回動可能に連結する連結軸を備え、前記扉係止具は表側
部分が閉鎖された中空形状に形成されて裏側に開口部が
設けられ、前記係止部材は前記扉係止具の内側に設けら
れ、前記自動販売機の扉の前面側に固定されて前記開口
部を介して前記係合部材に係合する係合部が備えられた
ことにある。
【0007】おな、扉係止具は自動販売機の扉の外周側
に配置される連結部と前記扉の前方に突出する突出部と
からなる略L字形断面形状に形成され、前記扉係止具の
開口部、係止部材及び施錠部材は前記突出部に設けら
れ、連結軸は前記連結部の後端側に設けられていること
が好ましい。
に配置される連結部と前記扉の前方に突出する突出部と
からなる略L字形断面形状に形成され、前記扉係止具の
開口部、係止部材及び施錠部材は前記突出部に設けら
れ、連結軸は前記連結部の後端側に設けられていること
が好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態の一例を
図面について説明する。図において1,2は補助錠が取
り付けられる自動販売機の本体、扉であり、本体1は支
持脚4,4……を介して設置され、扉2は蝶番等を介し
て本体1に対して前方へ開くようになっている。そし
て、図において10,20,30,40,50,60は
補助錠を構成する本体取付具、扉係止具、係止部材、施
錠部材、連結軸、扉取付板である。
図面について説明する。図において1,2は補助錠が取
り付けられる自動販売機の本体、扉であり、本体1は支
持脚4,4……を介して設置され、扉2は蝶番等を介し
て本体1に対して前方へ開くようになっている。そし
て、図において10,20,30,40,50,60は
補助錠を構成する本体取付具、扉係止具、係止部材、施
錠部材、連結軸、扉取付板である。
【0009】本体取付具10は、後方側の固定部11と
前端側の連結部15とを備えており、固定部11の底面
には固定用ボルト19,19……と螺合する固定用ネジ
孔が設けられて、自動販売機の本体1の上面に内側から
固定されるようになっている。そして連結部15は、上
向き及び前向きに開口した凹字形に形成されている。
前端側の連結部15とを備えており、固定部11の底面
には固定用ボルト19,19……と螺合する固定用ネジ
孔が設けられて、自動販売機の本体1の上面に内側から
固定されるようになっている。そして連結部15は、上
向き及び前向きに開口した凹字形に形成されている。
【0010】扉係止具20は、下側に突出した突出部2
1と後側に突出した連結部25とを備えたL字形断面形
状に形成されている。そして、扉係止具20は、前面、
上下面及び両側面(表側部分)が閉鎖された中空箱形に
形成されており、突出部21の背面(裏側部分)には上
下に長い開口部23が設けられている。
1と後側に突出した連結部25とを備えたL字形断面形
状に形成されている。そして、扉係止具20は、前面、
上下面及び両側面(表側部分)が閉鎖された中空箱形に
形成されており、突出部21の背面(裏側部分)には上
下に長い開口部23が設けられている。
【0011】そして、連結軸50は、左右に長い円柱形
に形成されており、中央部分が扉係止具20の連結部2
5の後端部に埋設され、両側端部が本体取付具10の連
結部15に埋設されている。これにより、扉係止具20
が、本体取付具10に回動自在に連結され、自動販売機
の前面に対して垂直に回動して、扉係止具20の連結部
25が自動販売機の扉2の上方に配置されて突出部21
が扉2の前方に突出する構造となっているが、外観から
は構造を容易に推測されないようになっている。
に形成されており、中央部分が扉係止具20の連結部2
5の後端部に埋設され、両側端部が本体取付具10の連
結部15に埋設されている。これにより、扉係止具20
が、本体取付具10に回動自在に連結され、自動販売機
の前面に対して垂直に回動して、扉係止具20の連結部
25が自動販売機の扉2の上方に配置されて突出部21
が扉2の前方に突出する構造となっているが、外観から
は構造を容易に推測されないようになっている。
【0012】扉取付板60は、扉係止具20の突出部2
1の背面部分に整合する形状に形成されており、自動販
売機の扉2の前面に固定用ビス69等を介して固定され
るようになっている。そして、扉取付板60の中央に
は、ピン状の係合部63が前方に突出して固設され、開
口部23から扉係止具20の突出部21の内側に挿入さ
れるようになっている。
1の背面部分に整合する形状に形成されており、自動販
売機の扉2の前面に固定用ビス69等を介して固定され
るようになっている。そして、扉取付板60の中央に
は、ピン状の係合部63が前方に突出して固設され、開
口部23から扉係止具20の突出部21の内側に挿入さ
れるようになっている。
【0013】施錠部材40(シリンダー錠)は、扉係止
具20の突出部21の前面部分に、鍵孔部分を外側に露
出して固定されている。そして、施錠部材40には所定
の鍵を介して回動される回動部48(シリンダーバレ
ル)が備えられており、回動部48は、扉係止具20の
突出部21の内側に配置され、先端部分に係止部材30
が固定されている。係止部材30は、フック状に形成さ
れて、左右に回動して扉取付板60の係合部63に係合
するようになっている。
具20の突出部21の前面部分に、鍵孔部分を外側に露
出して固定されている。そして、施錠部材40には所定
の鍵を介して回動される回動部48(シリンダーバレ
ル)が備えられており、回動部48は、扉係止具20の
突出部21の内側に配置され、先端部分に係止部材30
が固定されている。係止部材30は、フック状に形成さ
れて、左右に回動して扉取付板60の係合部63に係合
するようになっている。
【0014】このように構成される補助錠は、施錠する
際には、自動販売機の扉2を閉めた後に、扉係止具20
を下方へ回動させて突出部21を扉2の前方に突出さ
せ、突出部21の背面を扉取付板60に当接させて、所
定の鍵により係止部材30を左方に回動させて係合部6
3に係合させ、扉係止具20を扉2に対して係止する。
一方、解除する際には、上述の動作と逆の動作により行
う。
際には、自動販売機の扉2を閉めた後に、扉係止具20
を下方へ回動させて突出部21を扉2の前方に突出さ
せ、突出部21の背面を扉取付板60に当接させて、所
定の鍵により係止部材30を左方に回動させて係合部6
3に係合させ、扉係止具20を扉2に対して係止する。
一方、解除する際には、上述の動作と逆の動作により行
う。
【0015】なお、上述の実施の形態では、補助錠を自
動販売機の上面に取り付けた場合を示しているが、補助
錠を自動販売機の側面又は底面に取り付けるようにして
もよい。
動販売機の上面に取り付けた場合を示しているが、補助
錠を自動販売機の側面又は底面に取り付けるようにして
もよい。
【0016】
【発明の効果】上述のように、本発明に係る自動販売機
用補助錠は、扉係止具を本体取付具に連結軸を介して回
動可能に連結することによって、扉係止具を着脱する必
要がなく、施錠、解錠が容易になる。また、本体取付具
及び扉係止具に連結軸を埋設し、扉係止具の内側に係止
部材を設け、自動販売機の扉の前面側に固定された係合
部を扉係止具の開口部を介して係止部材に係合させるこ
とによって、外観から構造を推測することが困難にな
り、従って、破壊が困難になる。
用補助錠は、扉係止具を本体取付具に連結軸を介して回
動可能に連結することによって、扉係止具を着脱する必
要がなく、施錠、解錠が容易になる。また、本体取付具
及び扉係止具に連結軸を埋設し、扉係止具の内側に係止
部材を設け、自動販売機の扉の前面側に固定された係合
部を扉係止具の開口部を介して係止部材に係合させるこ
とによって、外観から構造を推測することが困難にな
り、従って、破壊が困難になる。
【図1】本発明に係る自動販売機用補助錠の実施の形態
の一例を示す側面図である。
の一例を示す側面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図2のA−A線による断面図である。
【図4】図1のB−B線による断面図である。
【図5】自動販売機への取付状態の一例を示す正面図で
ある。
ある。
1 自動販売機本体 2 自動販売機扉 4 支持脚 10 本体取付具 11 固定部 15 連結部 19 固定用ボルト 20 扉係止具 21 突出部 23 開口部 25 連結部 30 係止部材 40 施錠部材 48 回動部 50 連結軸 60 扉取付板 63 係合部 69 固定用ビス
Claims (2)
- 【請求項1】 自動販売機の本体に固定される本体取付
具と、前記自動販売機の扉の前方に突出する扉係止具
と、前記扉係止具を係止又は解除する係止部材と、所定
の鍵を介して前記係止部材を操作する施錠部材とを備え
てなる自動販売機用補助錠において、 前記本体取付具及び前記扉係止具に埋設されて両者を前
記自動販売機の前面に対して垂直に回動可能に連結する
連結軸を備え、前記扉係止具は表側部分が閉鎖された中
空形状に形成されて裏側に開口部が設けられ、前記係止
部材は前記扉係止具の内側に設けられ、前記自動販売機
の扉の前面側に固定されて前記開口部を介して前記係合
部材に係合する係合部が備えられたことを特徴としてな
る自動販売機用補助錠。 - 【請求項2】 扉係止具は自動販売機の扉の外周側に配
置される連結部と前記扉の前方に突出する突出部とから
なる略L字形断面形状に形成され、前記扉係止具の開口
部、係止部材及び施錠部材は前記突出部に設けられ、連
結軸は前記連結部の後端側に設けられてなる請求項1に
記載の自動販売機用補助錠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12701596A JP2869481B2 (ja) | 1996-05-22 | 1996-05-22 | 自動販売機用補助錠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12701596A JP2869481B2 (ja) | 1996-05-22 | 1996-05-22 | 自動販売機用補助錠 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09310544A true JPH09310544A (ja) | 1997-12-02 |
JP2869481B2 JP2869481B2 (ja) | 1999-03-10 |
Family
ID=14949584
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12701596A Expired - Fee Related JP2869481B2 (ja) | 1996-05-22 | 1996-05-22 | 自動販売機用補助錠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2869481B2 (ja) |
-
1996
- 1996-05-22 JP JP12701596A patent/JP2869481B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2869481B2 (ja) | 1999-03-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |