JPH0930875A - 施釉設備 - Google Patents

施釉設備

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JPH0930875A
JPH0930875A JP20986095A JP20986095A JPH0930875A JP H0930875 A JPH0930875 A JP H0930875A JP 20986095 A JP20986095 A JP 20986095A JP 20986095 A JP20986095 A JP 20986095A JP H0930875 A JPH0930875 A JP H0930875A
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JP
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glazed
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glazing
carrying
equipment
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JP20986095A
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Inventor
Koichi Shinba
晃一 榛葉
Kentaro Mogi
健太郎 茂木
Rui Yamashita
塁 山下
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Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】今回の施釉作業と次回の施釉作業との間の1サ
イクルを短縮して施釉設備の稼働効率の向上を図る。 【構成】被施釉物Eの搬入位置Aaから施釉位置Baを
経て搬出位置Caに搬送する搬送装置23を備え、搬送
装置23は、起立した回転軸芯27aを有する回転部2
7と、回転部27から回転軸芯27aの周りを等分割す
る中心角毎に放射状に突設すると共にその先端側に被施
釉物用載置部31を回転自在に設けた3本以上の支持腕
29と、回転軸芯27aを中心としてこれら支持腕29
を上記中心角と同ピツチで間欠移動させる駆動装置とを
備え、これら各支持腕29の被施釉物用載置部31を、
前記搬入位置Aaと施釉位置Baと搬出位置Caとにこ
の順番で間欠停止させるようにしたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、便器素地又は洗面
器素地等の被施釉物に釉薬を施釉する設備の改良に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、施釉設備には、特開平1−119
585号公報に記載のものがある。施釉設備は、図8及
び図9に示す如く、大便器素地専用のものであつて、搬
入ステーシヨンAと搬出ステーシヨンCとの間に施釉ス
テーシヨンBを設けてある。搬入ステーシヨンAには、
搬入コンベア1と、搬入コンベア1で搬入された被施釉
物Eを搬入位置Aaに移載する吊下げ式の移載装置2と
を設けてある。施釉ステーシヨンBには、鉛直軸芯周り
に回動可能に設置された被施釉物載置用の受台3と、受
台上の被施釉物Eに向かつて釉薬を吹付けるノズル4a
を有する施釉装置4と、受台3を囲む上下に伸縮自在な
囲繞シート5aよりなるブース5とを設けてある。搬出
ステーシヨンCには、搬出コンベア6と、搬出位置Ca
に移載された被施釉物Eを搬出コンベア6へ移載する吊
下げ式の移載装置7とを設けてある。
【0003】前記搬入ステーシヨンAの搬入位置Aaに
移載された被施釉物Eを施釉ステーシヨンBの受台3上
の施釉位置Baに搬送する搬送装置8は、進退自在且つ
上下移動自在な片持ち支持状態の平行棒9,9と、各平
行棒9に取着した載置部10とを備え、載置部10,1
0を搬入位置Aaから受台3の両外側位置まで進退させ
ると共に、受台3の両外側位置で載置部10,10を上
下移動させるようにしてある。搬入位置Aaで搬送装置
8の後退している載置部10,10に移載された被施釉
物Eは、載置部10,10の前進に伴い受台3の上方へ
搬送され、載置部10,10の降下に伴い受台3の上に
移載される。搬送装置8の平行棒9,9は、その先端
に、受台3を清掃するための、清掃用ワイパ11,11
(図9参照)を設けてある。
【0004】施釉位置Baである受台3の上に載置され
た被施釉物Eは、施釉される。この施釉は、ブース5の
囲繞シート5aを上方に伸ばして受台3の回りを囲み、
施釉装置4のノズル4aから被施釉物Eに向かつて釉薬
を吹付けて行う。施釉が終了すると、ブース5の囲繞シ
ート5aは、下方に縮んで受台3の回りを開放する。
【0005】施釉した被施釉物Eを搬出ステーシヨンC
の搬出位置Caに搬送する搬送装置12は、進退自在且
つ上下移動自在な片持ち支持状態の平行棒13,13
と、各平行棒13に取着した載置部14とを備え、受台
3の両外側位置で載置部10,10を上下移動させると
共に、載置部10,10を施釉位置Baから搬出位置C
aまで進退させるようにしてある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記施釉設
備は、施釉位置Baにおける今回の施釉作業と次回の施
釉作業との間の1サイクル中に、施釉位置Baから施釉
後の被施釉物Eを搬出位置Caまで搬送装置12で搬送
するための搬出作業時間と、搬入位置Aaに移載さした
被施釉物Eを受台3上の施釉位置Baに搬送装置8で搬
送するための搬入作業時間と、ブース5の囲繞シート5
aを昇降させて施釉するための施釉作業時間とが含まれ
る。しかし、搬送装置8,12で搬送するための搬入・
搬出作業時間は、被施釉物Eに衝撃を与えないように慎
重に行うため、長時間を必要とする。また、施釉作業時
間は、ブース5の囲繞シート5aを昇降させるのに、大
きな囲繞シート5aに損傷を与えないように昇降を低速
度で行うため、長時間を必要とする。更に、前記施釉設
備は、搬入作業と施釉作業と搬出作業とを同時進行させ
るこができる時間帯が殆どなく、前記1サイクルを短縮
できない。そのため、前記施釉設備は、1サイクルが長
くなり、設備の稼働効率が低いという問題があつた。
【0007】本発明は、上記問題を解決するために、1
サイクルを短縮して稼働効率の向上を図ることができる
施釉設備の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
要旨は、被施釉物の搬入位置から施釉位置を経て搬出位
置に搬送する搬送装置を備えた施釉設備において、前記
搬送装置は、起立した回転軸芯を有する回転部と、回転
部から回転軸芯の周りを等分割する中心角毎に放射状に
突設すると共にその先端側に被施釉物用載置部を回転自
在に設けた3本以上の支持腕と、回転軸芯を中心として
これら支持腕を上記中心角と同ピツチで間欠移動させる
駆動装置とを備え、これら各支持腕の被施釉物用載置部
を、前記搬入位置と施釉位置と搬出位置とにこの順番で
間欠停止させるようにしたことを特徴とする施釉設備で
ある。
【0009】請求項2記載の本発明の要旨は、前記支持
腕を4本以上突設すると共に、これら各支持腕の被施釉
物用載置部を、前記搬出位置と搬入位置との間に設けた
洗浄位置にも間欠停止させ、洗浄位置の近傍に前記被施
釉物用載置部に向かつて吐水する洗浄水ノズルを備えた
請求項1記載の施釉設備である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る施釉設備を図
1乃至図7に示す実施例に基づいて説明する。図1は洗
浄ブースを省略して示す設備全体の右側面図、図2は設
備全体を示す平面図、図3は図2のイ−イ線における断
面図、図4は搬送装置及び前後の移載装置を省略して示
す右側面図、図5は移載装置を拡大して示す右側面図、
図6は移載装置を拡大して示す部分断面した正面図、図
7は移載装置の挟持操作装置を示す断面した正面図であ
る。
【0011】本実施例は、図1及び図2に示す如く、洗
面器素地である被施釉物Eを施釉するためのものであ
り、前方の搬入コンベア21と後方の搬出コンベア22
との中間に回転式の搬送装置23を配設すると共に、搬
送装置23の左右外側に施釉装置24と洗浄装置25と
を配設してある。
【0012】前記搬送装置23は、起立した回転軸芯2
7aを中心として回転する回転部27と、回転部27を
軸支する固定部28と、回転部27から回転軸芯27a
の周りを四等分割するように放射状に突設する四本の支
持腕29と、回転部27を90度づつ間欠回転駆動する
駆動装置(図示省略)とを備えている。各支持腕29
は、先端側に軸受部30を立設すると共に、軸受部30
の上端に被施釉物用載置部31を回転自在に設けてあ
る。各載置部31は、図3に示す如く、中間の凹溝部3
1aを挟むようにして、両側に載置面31b,31bが
形成されている。載置部31は、起立した回転軸芯27
aを中心として公転する共に、軸受部30を中心として
自転するようになつている。
【0013】上記搬送装置23の載置部31は、図2に
示す如く、搬入位置Aaと搬出位置Caに停止している
とき及び公転するときには、長手方向Fが公転の接線方
向と一致する状態で自転が停止し、施釉位置Ba及び洗
浄位置Daに停止しているときには、自転できるように
なつている。各載置部31は、回転部27の間欠回転駆
動に伴い、搬入位置Aaと施釉位置Baと搬出位置Ca
と洗浄位置Daとにこの順番で停止する。
【0014】前記施釉装置24は、図3に示す如く、前
後側壁面33,34と右側壁面35と天井面36と床面
37とで囲まれると共に左側が開口したブース38と、
左外側に配設した施釉ロボツト39と、右側壁面35の
中央に開口した吸引口35aに接合した排気ダクト40
とを備えている。ブース38の右側壁面35は、図1及
び図4に示す如く、前記搬送装置23の公転する支持腕
29が通過するための横長の開口部35bが形成されて
いると共に、公転する支持腕29の先端部及び載置部3
1が通過するための開閉扉41,42が設けられてい
る。各開閉扉41,42は、エアーシリンダ等からなる
開閉操作具43で開閉操作され、搬送装置23の公転す
る支持腕29が通過するときに開き(図2中に破線で示
す状態)、施釉するときに閉じるようになつている。上
記排気ダクト40は、その終端が集塵装置(図示省略)
に接合され、施釉時に発生する釉薬塵をブース38の吸
引口35aから吸引して集塵回収するようになつてい
る。
【0015】前記洗浄装置25は、図3に示す如く、四
周の側壁面と天井面と床面とで囲まれたブース45と、
洗浄位置Daに停止する前記搬送装置23の載置部31
に向かつて吐水する洗浄水ノズル46の複数個とを備え
ている。ブース45は、前後側壁面47,48と左側壁
面49に、前記搬送装置23の公転する支持腕29及び
載置部31が通過するための開口部47a,48a,4
9aを開設してある。
【0016】前記前方の搬入コンベア21は、図1及び
図2に示す如く、被施釉物Eを搬入するための二本の平
行なエンドレスベルト51,51を備え、エンドレスベ
ルト51,51の終端側の間に空間52が形成され、こ
の空間52に後述する前方の移載装置56の支持片57
が進入して被施釉物Eを掬上げることができるようにな
つている。エンドレスベルト51,51は、終端側の被
施釉物Eが移載装置56で移載されると、終端側に次の
被施釉物Eを搬入するように間欠駆動する。
【0017】前記後方の搬出コンベア22は、被施釉物
Eを搬出するための二本の平行なエンドレスベルト5
3,53を備え、エンドレスベルト53,53の始端側
の間に空間54が形成され、この空間54に後述する後
方の移載装置56の支持片57が進入して被施釉物Eを
エンドレスベルト53,53に載置できるようになつて
いる。エンドレスベルト53,53は、始端側に移載装
置56で被施釉物Eが移載されると、移載位置が空とな
るように被施釉物Eを搬出するように間欠駆動する。
【0018】前記前後の各移載装置56は、図5及び図
6に示す如く、前後に延設した案内レール58,58に
案内されるトロリ59と、トロリ59に上下移動自在に
吊下げた保持具60とを備えている。トロリ59は、案
内レール58,58に案内されるコロ61の4個を備え
た車本体62と、前後移動させる駆動装置63とを備え
ている。トロリ59と保持具60との連結は、両者を摺
動案内具64,64で上下移動自在に連結すると共に、
両者に接合したエアーシリンダ等からなる昇降操作具6
5で保持具60を昇降させるようにしてある。
【0019】上記保持具60は、基盤66の底面側に左
右一対の挟持具67,67を左右移動自在に設けると共
に、基盤66の中央側縁から支持片57を垂下してあ
る。基盤66と各挟持具67との連結は、基盤66に取
付けた前後一対の案内棒68,68に、挟持具67に取
付けたスライダ69,69…を左右移動自在に案内して
ある。図7に示す如く、各挟持具67を左右方向へ移動
操作する挟持操作装置74は、基盤66に回転自在に軸
支したボルト70に、挟持具67に取付けたナツト71
を螺合し、ボルト70をサーボモータ等からなる駆動具
72で正逆回転させることにより、挟持具67を左右方
向へ移動させるようにしてある。各挟持具67と基盤6
6との間には、図5に示す如く、近接スツチ等からなる
センサ73が配設され、各挟持具67を所定の挟持位置
で停止するようにしてある。
【0020】各挟持具67は、図7に示す如く、垂直片
部67aの内側に、スポンジ等からなるクツシヨン層6
7bを接合してある。基盤66から垂下した支持片57
は、図5及び図6に示す如く、垂直片部57aと、下端
に張出した掬上片部57bと、掬上片部57bの上面に
接合したスポンジ等からなるクツシヨン層57cとを備
えている。
【0021】次に、本実施例の施釉設備を用いた施釉の
手順を説明する。先ず、図1に示す如く、前方の搬入コ
ンベア21の上に適宜間隔で被施釉物Eを載置する。次
に、搬入コンベア21を駆動して搬入コンベア21の終
端に被施釉物Eを停止させると共に、移動させた前方の
移載装置56の支持片57の掬上片部57bを被施釉物
Eの下方に進入させる。
【0022】続けて、移載装置56を作動させて、挟持
操作装置74,74(図7参照)で操作した左右の挟持
具67,67を被施釉物Eの左右外側面を挟持すると共
に被施釉物Eの底面に支持片57の掬上片部57bを当
接する。そして、移載装置56の保持具60を上昇させ
た状態でトロリ59を搬入位置Aaの上方に停止する。
次に、保持具60を降下させて、搬入位置Aaに停止し
ている搬送装置23の載置部31に被施釉物Eの底面を
当接すると共に、挟持具67,67を開く方向へ移動さ
せて被施釉物Eの挟持を解除する。移載の終了した移載
装置56は、搬入位置Aaより後方の待機位置へ後退さ
せて次の移載まで待機させる。
【0023】更に続けて、搬送装置23の回転部27を
反時計方向へ90度間欠駆動させ、搬入位置Aaで載置
部31に移載された被施釉物Eを、公転する載置部31
と共に施釉装置24の開いた開閉扉41を通過させ、図
3に示すブース38内の施釉位置Baに移動させる。そ
して、開閉扉41,42を閉じた後に、施釉ロボツト3
9で施釉を行う。この施釉は、載置部31を自転させな
がら被施釉物Eの全体へ均一に釉薬を吹き付けて行う。
施釉の際に発生する施釉塵は、排気ダクト40に導かれ
て回収される。この施釉を行つている間に、図2に示す
搬入位置Aaに停止している載置部31に、次の被施釉
物Eを移載装置56で前記同様に移載しておく。
【0024】前記施釉と被施釉物Eの移載とが終了した
ならば、搬送装置23の回転部27を90度間欠駆動さ
せ、施釉済の被施釉物Eを、公転する載置部31と共に
施釉装置24の開いた開閉扉42を通過させて搬出位置
Caに移動させる。この移動の際には、後方の移載装置
56を搬出位置Caより前方の位置で待機させておく。
搬出位置Caで停止している載置部31に載置されてい
る施釉済の被施釉物Eを、移動させた移載装置56の支
持片57の掬上片部57bで掬上げると共に左右の挟持
具67,67で挟持し、その支持状態で搬出コンベア2
2の始端側上方へ移動した後に、搬出コンベア22のコ
ンベア53,53上に移載する。移載の終了した移載装
置56は、搬出位置Caより前方の待機位置まで後退さ
せて待機させる。
【0025】施釉済の被施釉物Eを搬出位置Caから搬
出コンベア22へ移載する間に、施釉位置Baに移動し
ている被施釉物Eに施釉ロボツト39で施釉すると共
に、搬入位置Aaに停止している載置部31に被施釉物
Eを前方の移載装置56で移載しておく。
【0026】次に、搬送装置23の回転部27を90度
間欠駆動させ、被施釉物Eの搬出した載置部31を洗浄
装置24の洗浄位置Daに移動させる。そして、図3に
示すように、洗浄位置Daで自転している載置部31に
洗浄水ノズル46から洗浄水を噴射して、載置部31に
付着している釉薬を洗い落とす。この洗浄している間
に、搬出位置Caの施釉済の被施釉物Eを移載装置56
で搬出コンベア22へ移載し、施釉位置Baに移動して
いる被施釉物Eに施釉ロボツト39で施釉し、更に搬入
位置Aaの載置部31に被施釉物Eを移載装置56で移
載しておく。
【0027】前述のように、本施釉設備は、搬送装置2
3の回転部27を間欠停止している間に、搬入コンベア
21から搬入位置Aaの載置部31に被施釉物Eを移載
装置56で移載し、施釉位置Baの載置部31に載置さ
れている被施釉物Eに施釉ロボツト39で施釉し、搬出
位置Caの載置部31に載置されている施釉済の被施釉
物Eを搬出コンベア22へ移載装置56で移載する。そ
して、本施釉設備は、搬送装置23の回転部27を90
度間欠回動させることにより、搬入位置Aaの被施釉物
Eを施釉位置Baへ移動させると共に、施釉位置Baの
被施釉物Eを搬出位置Caに移動させる。
【0028】本施釉設備は、各支持腕29の被施釉物用
載置部31を、搬入位置Aaと施釉位置Baと搬出位置
Caとにこの順番で間欠移動させるため、一つの支持腕
29の被施釉物用載置部31が施釉位置Baで停止して
いるときに、搬入位置Aaで停止している他の支持腕2
9の被施釉物用載置部31に被施釉物Eを移載できると
共に、搬出位置Caで停止している他の支持腕29の被
施釉物用載置部31から施釉済の被施釉物Eを移載する
ことができる。そのため、施釉作業と搬入・搬出のため
の移載作業とを並行して行わせることが可能となり、1
サイクルを短縮することができる。
【0029】更に、本施釉設備は、一つの支持腕29の
被施釉物用載置部31が施釉位置Baで停止していると
きに、洗浄位置Daで停止している他の支持腕29の被
施釉物用載置部31を洗浄することができるため、施釉
作業と搬入・搬出のための移載作業と洗浄作業とを並行
して行わせることが可能となり、1サイクルを短縮する
ことができる。
【0030】本実施例の施釉設備は、洗面器素地の施釉
に限定するものではなく、大便器等の被施釉物にも適用
できる。更に、本発明に係る施釉設備は、前記実施例に
限定するものではなく、実施の態様により変更するこが
可能である。例えば、洗浄装置25を省略できるときに
は、搬送装置23の回転部27から回転軸芯27aの周
りを三等分割するように放射伏に三本の支持腕29を突
設し、各支持腕29の先端に設けた載置部31が、搬入
位置Aaと施釉位置Baと搬出位置Caとをこの順番で
間欠停止するようにすることもある。更に、搬送装置2
3の回転部27から回転軸芯27aの周りをn等分割す
るように放射状にn本の支持腕29を突設し、各支持腕
29の先端に設けた載置部31が、搬入位置Aaと施釉
位置Baと搬出位置Caと洗浄位置Daとにこの順番で
間欠停止させるようにすることもある。
【0031】
【発明の効果】以上詳述の如く、本発明に係る施釉設備
は、次の如き優れた効果を有する。請求項1記載の本発
明に係る施釉設備は、施釉作業と慎重に行う必要がある
搬入・搬出のための移載作業とを並行して行わせ、今回
の施釉作業と次回の施釉作業との間の1サイクルを短縮
することができるため、施釉設備の稼働効率を飛躍的に
向上させることができる。請求項2記載の本発明に係る
施釉設備は、施釉作業と慎重に行う必要がある搬入・搬
出のための移載作業と洗浄作業とを並行して行わせて1
サイクルを短縮することができるため、施釉設備の稼働
効率を飛躍的に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る施釉設備の実施例を示すものであ
つて、洗浄ブースを省略した設備全体の右側面図であ
る。
【図2】同実施例における設備全体を示す平面図であ
る。
【図3】図2のイ−イ線における断面図である。
【図4】同実施例における搬送装置及び移載装置を省略
して示す右側面図である。
【図5】同実施例における移載装置を拡大して示す右側
面図である。
【図6】同実施例における移載装置を拡大して示す部分
断面した正面図である。
【図7】同実施例における移載装置の挟持操作装置を示
す断面した正面図である。
【図8】従来の施釉装置の全体を示す斜視図であつて、
搬入側及び搬出側の搬送装置を後退させた状態を示すも
のである。
【図9】従来の施釉装置の全体を示す斜視図であつて、
搬入側の搬送装置を前進させている途中の状態及び搬出
側の搬送装置を後退させている途中の状態を示すもので
ある。
【符号の説明】
E…被施釉物 Aa…搬入位置 Ba…施釉位置 Ca…搬出位置 Da…洗浄位置 23…搬送装置 27…回転部 27a…回転軸芯 29…支持腕 31…被施釉物用載置部 46…洗浄水ノズル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被施釉物の搬入位置から施釉位置を経て
    搬出位置に搬送する搬送装置を備えた施釉設備におい
    て、前記搬送装置は、起立した回転軸芯を有する回転部
    と、回転部から回転軸芯の周りを等分割する中心角毎に
    放射状に突設すると共にその先端側に被施釉物用載置部
    を回転自在に設けた3本以上の支持腕と、回転軸芯を中
    心としてこれら支持腕を上記中心角と同ピツチで間欠移
    動させる駆動装置とを備え、これら各支持腕の被施釉物
    用載置部を、前記搬入位置と施釉位置と搬出位置とにこ
    の順番で間欠停止させるようにしたことを特徴とする施
    釉設備。
  2. 【請求項2】 前記支持腕を4本以上突設すると共に、
    これら各支持腕の被施釉物用載置部を、前記搬出位置と
    搬入位置との間に設けた洗浄位置にも間欠停止させ、洗
    浄位置の近傍に前記被施釉物用載置部に向かつて吐水す
    る洗浄水ノズルを備えた請求項1記載の施釉設備。
JP20986095A 1995-07-14 1995-07-14 施釉設備 Pending JPH0930875A (ja)

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JP20986095A JPH0930875A (ja) 1995-07-14 1995-07-14 施釉設備

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JP20986095A JPH0930875A (ja) 1995-07-14 1995-07-14 施釉設備

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105292954A (zh) * 2015-11-11 2016-02-03 佛山市新鹏机器人技术有限公司 一种转动压紧装置
WO2020082306A1 (zh) * 2018-10-23 2020-04-30 陈炳光 一种陶瓷制品浸釉机

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