JPH09307627A - 無線通信端末 - Google Patents

無線通信端末

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JPH09307627A
JPH09307627A JP8117740A JP11774096A JPH09307627A JP H09307627 A JPH09307627 A JP H09307627A JP 8117740 A JP8117740 A JP 8117740A JP 11774096 A JP11774096 A JP 11774096A JP H09307627 A JPH09307627 A JP H09307627A
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JP
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message
wireless communication
communication terminal
recording
absence
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JP8117740A
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Inventor
Migaku Nojima
磨 野嶋
Minoru Murakami
実 村上
Masahiko Kondo
正彦 近藤
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、メッセージの記録通知を経済的負担
をかけることなく、速やかに確認できる無線通信端末を
提供する。 【解決手段】PHS端末5のキー入力部40での記録有
無確認ボタン40aの押し操作により自分宛ての公衆電
話番号に基づいた発呼処理を行い、この発呼処理により
回線接続が成功すると、回線の切断処理を行い、この回
線切断処理の際の切断信号に付加される通知信号の有無
によりメッセージ記録の有無を表示部41に表示してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボイスメールサー
ビス機能を有する無線通信端末に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、無線通信端末として、PHS(パ
ーソナル・ハンディホン・システム)が実用化さてい
る。ところで、このような通信システムでは、1台のP
HS端末で、家庭や会社などの室内に加え、屋外でも基
地局(親機)を介して通信できるようになっているが、
PHS端末の場合、基地局との間の通信可能な範囲が比
較的狭いため、PHS端末が通信可能な圏内エリアの外
に出ることは度々あり、また、PHS端末の電源には、
電池が用いられるため、電池消耗を最小限に抑えること
から電源オフすることもある。
【0003】このため、PHS端末では、通信可能な圏
内エリアの外にあったり、電源オフの状態で、他の相手
から着信があると、この着呼に対して接続することがで
きないことがあった。
【0004】そこで、従来、このような着呼に対し、P
HS端末が通信可能な圏内エリアの外にあったり、電源
をオフしているなどにより、着呼設定が確立してから一
定時間、PHS端末側でオフフックしなかったような場
合、発呼側の他の相手をボイスメールセンターに接続し
て、所定のメッセージの受け渡しなどのサービスを提供
するボイスメールサービス機能を付加したものも考えら
れている。
【0005】ところで、このようなボイスメールサービ
ス機能を付加した無線通信端末では、発呼側メッセージ
が記録されたことを通知(以下、記録通知と呼ぶ。)す
る方法は、PHS端末が他の通話などを行った後に回線
を切断すると、この時の切断信号に通知信号が付加され
るようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
したものでは、メッセージの記録通知は、通話後の回線
切断がないと受け取ることができないため、普段からあ
まり通話を行わないユーザにとっては、メッセージがあ
ることに気付くのが遅れ、また、通話に至らなかったよ
うな場合も、同様に通知信号を受けることができないた
め、メッセージがあることに気付くのが遅れるという問
題があった。
【0007】このため、ボイスメールセンターに電話し
て直接記録通知の有無を確認することが考えられるが、
これでは、メッセージの記録がない場合でも、通話料金
を請求されることになり、経済的負担が大きくなるとい
う問題もあった。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、メッセージの記録通知を経済的負担をかけることな
く速やかに確認できる無線通信端末を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
発呼端末からのメッセージをボイスメールセンターに記
録可能にした基地局と無線通信端末を有する無線通信シ
ステムに使用される無線通信端末において、所定の電話
番号に発呼処理する発呼処理手段と、この発呼処理手段
の発呼処理により回線接続が成功するのを待って回線切
断処理を行う回線切断処理手段と、この回線切断処理手
段の回線切断処理の切断信号に付加される通知信号の有
無により前記メッセージ記録の有無を報知する報知手段
とにより構成している。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載にお
いて、前記ボイスメールセンターに対するメッセージ記
録有無確認のための操作手段を有し、この操作手段の操
作により前記発呼処理手段による所定の電話番号の発呼
処理を行うようにしている。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1記載にお
いて、一定時間のタイミングで、前記発呼処理手段によ
る所定の電話番号の発呼処理を行うようにしている。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項1記載にお
いて、サービスエリアの外からサービスエリア内に入っ
たタイミングで、前記発呼処理手段による所定の電話番
号の発呼処理を行うようにしている。
【0013】請求項5記載の発明は、請求項1記載にお
いて、通話に至らず処理を終了したタイミングで、前記
発呼処理手段による所定の電話番号の発呼処理を行うよ
うにしている。
【0014】請求項6記載の発明は、発呼端末からのメ
ッセージをボイスメールセンターに記録可能にした基地
局と無線通信端末を有する無線通信システムに使用され
る無線通信端末において、前記端末が充電器に載置され
たことを検出する検出手段と、この検出手段による前記
端末の充電器への載置検出によりメッセージ記録有無の
確認要求を出力する確認要求出力手段と、この確認要求
出力手段の確認要求に基づく前記ボイスメールセンター
のメッセージ記録の有無を報知する報知手段とにより構
成している。
【0015】この結果、請求項1記載の発明によれば、
端末より所定の電話番号に発呼処理を行い、この発呼処
理により回線接続が成功するのを待って回線切断処理を
行うことで、この回線切断処理の際の切断信号に付加さ
れる通知信号の有無によりメッセージ記録の有無を報知
するようにしている。これにより、普段からあまり通話
を行わないユーザでもメッセージ記録の有無を簡単に確
認することができるとともに、ボイスメールセンターに
わざわざ電話することがないので、通話料金を請求され
るようなこともなくなる。
【0016】また、請求項2記載の発明によれば、メッ
セージ記録有無確認のための操作により所定の電話番号
の発呼処理を行うことができるので、メッセージ記録の
有無を簡単に確認することができる。
【0017】また、請求項3記載の発明によれば、一定
時間ごとのタイミングで所定の電話番号の発呼処理を行
うことができるので、ユーザの操作をまったく必要とせ
ずに、速やかにメッセージ記録の有無を確認することが
できる。
【0018】また、請求項4記載の発明によれば、サー
ビスエリアの外からサービスエリア内に入ったタイミン
グで所定の電話番号の発呼処理を行うことができるの
で、この場合もユーザの操作をまったく必要とせずに、
速やかにメッセージ記録の有無を確認することができ
る。
【0019】また、請求項5記載の発明によれば、通話
に至らず処理を終了したタイミングで所定の電話番号の
発呼処理を行うことができるので、この場合もユーザの
操作をまったく必要とせずに、速やかにメッセージ記録
の有無を確認することができる。
【0020】また、請求項6記載の発明によれば、端末
が充電器に載置されたことを検出すると、メッセージ記
録有無の確認要求が出力され、この確認要求に基づくボ
イスメールセンターのメッセージ記録の有無が報知され
るので、ユーザは、メッセージ記録の有無の確認を意識
することなく、メッセージ記録の有無を知ることができ
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従い説明する。 (第1の実施の形態)図1は、本発明の第1の実施の形
態が適用される無線通信端末の概略構成を示している。
【0022】図1は、本発明が適用される無線通信端末
の概略構成を示している。図において、1は通信回線網
で、この通信回線網1には、家庭エリア内に設けられる
自営基地局2、公衆エリアに設けられる公衆基地局3、
事業所(会社)エリア内に設けられる自営基地局4を接
続し、これら自営基地局2、公衆基地局3、自営基地局
4に対してPHS端末5を無線回線により接続してい
る。
【0023】通信回線網1には、網監理局6およびボイ
スメールセンター7を接続している。網監理局6は、デ
ータベース8を接続している。このデータベース8は、
PHS端末5に関する加入者番号、課金情報、PHS端
末5の位置登録情報、ボイスメール有無の情報を記憶す
るものである。
【0024】また、ボイスメールセンター7は、所定の
メッセージ情報を記憶するとともに、記録再生手段を有
していて、PHS端末5への着呼設定が確立してから一
定時間応答がないと、発呼側にメッセージを流すととも
に、発呼側からの要件メッセージを記録したり、記録済
みのボイスメールを再生したりするサービスを提供する
ものである。
【0025】図2は、このような無線通信端末に適用さ
れる基地局の概略構成を示している。以下、家庭エリア
内に設けられる自営基地局2を例に説明する。この場
合、11はアンテナで、このアンテナ11には、送受信
装置12を接続している。この送受信装置12は、周波
数変換部とモデムで構成されるもので、周波数変換部の
受信側では、アンテナ11から入力された信号が送信/
受信を振り分けるアンテナスイッチを介して入力され、
PLLシンセサイザから出力される所定周波数の局部発
振信号と混合することにより、1.9GHz帯から1MHz
付近のIF信号に周波数変換する。一方、送信側では、
モデムから入力されたπ/4シフトQPSKの変調波を
PLLシンセサイザから出力される所定周波数の局部発
振信号と混合することにより、1.9GHz帯に周波数変
換し、アンテナスイッチを介してアンテナ11より輻射
するようにしている。
【0026】また、モデムの受信側では、周波数変換部
からのIF信号が復調されIQデータに分離され、デー
タ列になって通信制御部に転送するようにしている。一
方、送信側では、通信制御部から転送されてきたデータ
からIQデータを生成し、π/4シフトQPSKに変調
して周波数変換部に出力する。
【0027】そして、この送受信装置12に、通信制御
部13、音声処理部14を順に接続し、この音声処理部
14にスピーチネットワーク15を接続している。ここ
で、通信制御部13は、フレーム同期およびスロットの
データフォーマット処理を行うもので、受信側では、送
受信部12のモデムから送られてくる受信データから所
定タイミングで1スロット分のデータを取り出し、この
データの中からユニークワード(同期信号)を抽出して
フレーム同期をとり、且つ制御データ部および音声デー
タ部のスクランブルなどを解除した後、制御データは後
述する制御部17に送り、音声データは音声処理部14
に転送する。一方、送信側では、音声処理部14から送
られてくる音声データに制御データなどを付加し、スク
ランブルなどをかけた後にユニークワードなどを付加し
て1スロット分の送信データを作成し、所定タイミング
でフレーム内の所定スロットに挿入して送受信部12の
モデムに送出する。
【0028】音声処理部14は、スピーチコーディック
およびPCMコーディックにより構成され、このうちス
ピーチコーディックは、デジタルデータの圧縮/伸長処
理を行うもので、受信側では、通信制御部13から送ら
れてきたADPCM音声信号(4bit ×8KHz=32K
bps )をPCM音声信号(8bit ×8KHz=64Kbps
)に復号化することにより伸長してPCMコーディッ
クに出力する。一方、送信側では、PCMコーディック
から送られてきたPCM音声信号をADPCM音声信号
に符号化することにより圧縮して通信制御部13に出力
する。
【0029】また、PCMコーディックは、アナログ/
デジタル変換処理を行うもので、受信側では、スピーチ
コーディックから送られてくるPCM音声信号をD/A
変換してアナログ音声信号をNCU15に出力する。一
方、送信側では、NCU15から入力されたアナログ音
声信号をA/D変換してPCM音声信号をスピーチコー
ディックに出力する。
【0030】NCU(Network Control
Unit)15は、音声信号と通話音声の間の相互変
換を行うもので、ここでは、ハンドセット16を接続す
るとともに、上述した通信回線網1に接続している。
【0031】そして、これら送受信部12、通信制御部
13、音声処理部14およびNCU15には、制御部1
7を接続し、この制御部17にROM18、RAM1
9、ボイスメール記録再生部20、キー入力部21およ
び表示部22を接続している。
【0032】ここで、制御部17は、所定のプロトコル
に従い装置全体を制御するものである。ROM18は、
制御部17での制御プログラムを記憶したものである。
また、RAM19は、制御部17での制御により取り扱
われるデータを一時記憶するものである。
【0033】なお、上記構成は、家庭用の自営基地局2
の構成例を示しているが、事業所(会社)エリア内に設
けられる自営基地局4においても基本的に同一であり、
事業所用の自営基地局4は、上記構成の親機として必要
なハンドセット16、キー入力部21および表示部22
を削除すればよい。
【0034】次に、図3は、PHS端末5の概略構成を
示している。この場合、31はアンテナで、このアンテ
ナ31には、送受信装置32を接続している。そして、
この送受信装置32に通信制御部33、音声処理部34
を順に接続し、この音声処理部34に受話側のスピーカ
35、送話側のマイクロフォン36を接続している。こ
の場合の音声処理部34もスピーチコーディックおよび
PCMコーディックにより構成され、スピーチコーディ
ックから送られてくるPCM音声信号をPCMコーディ
ックでD/A変換してアナログ音声信号をスピーカ35
に出力し、一方、マイクロフォン36から入力されたア
ナログ音声信号をA/D変換してPCM音声信号をスピ
ーチコーディックに出力するようにしている。
【0035】さらに、これら送受信部32、通信制御部
33、音声処理部34に、制御部37を接続し、この制
御部37にROM38、RAM39、キー入力部40お
よび表示部41を接続している。この場合、キー入力部
40は、各機能を設定するためのキー入力を行う他に、
ここでは、メッセージ記録の有無を確認するための記録
有無確認ボタン40aを有している。その他の各部の詳
細は、図2で述べた自営基地局2の構成と同様なので、
ここでの説明は省略する。
【0036】次に、このように構成した第1の実施の形
態の動作を説明する。PHS端末5よりメッセージの記
録通知の有無を確認する場合、図4に示すフローチャー
トが実行される。
【0037】この場合、まず、ステップ401で、PH
S端末5のキー入力部40により記録有無確認ボタン4
0aを押し操作によりオンする。すると、ステップ40
2で、PHS端末5がサービスエリア内にあるかを判断
する。ここで、サービスエリア内でない場合は、ステッ
プ403で、表示部41に「サービスエリア外」を表示
して処理を終了する。また、PHS端末5がサービスエ
リア内にある場合は、ステップ404で、発呼処理を行
う。この場合、自分宛ての公衆電話番号に基づいた発呼
処理を行う。
【0038】すると、ステップ405で、例えば、自己
が所属するエリアの公衆基地局3から通信回線網1を介
して再び同じ公衆基地局3への接続処理が行われ、ステ
ップ406で、回線接続処理が成功したかを判断する。
ここで、回線接続処理を失敗すると、ステップ407
で、表示部41に「確認エラー」を表示して処理を終了
する。
【0039】一方、ステップ406で、回線接続処理が
成功すると、ステップ408で、回線の切断処理を行
う。そして、ステップ409で、切断処理が成功したか
を判断する。ここで、切断処理を失敗すると、ステップ
407で、表示部41に「確認エラー」を表示して処理
を終了する。また、切断処理を成功すると、ステップ4
10で、切断信号に通知信号が付加されているか否かに
よって、記録通知の有無を判断し、ここで、記録通知が
有れば、ステップ411で、表示部41に「記録有り」
を表示して処理を終了し、記録通知が無ければ、ステッ
プ412で、表示部41に「記録無し」を表示して処理
を終了する。
【0040】従って、このようにすれば、PHS端末5
のキー入力部40での記録有無確認ボタン40aの押し
操作により自分宛ての公衆電話番号に基づいた発呼処理
を行い、この発呼処理により回線接続が成功すると、回
線の切断処理を行い、この回線切断処理の際の切断信号
に付加される通知信号の有無によりメッセージ記録の有
無を表示部41に表示できるようにしたので、普段から
あまり通話を行わないユーザでもメッセージ記録の有無
を簡単に確認することができるとともに、ボイスメール
センターにわざわざ電話することがないので、通話料金
を請求されるようなこともなくなり、これにより経済的
な負担を回避することができる。
【0041】なお、上述した第1の実施の形態では、記
録通知の有無の確認を表示部41での表示により行うよ
うにしたが、これらの結果をスピーカ35からの音によ
り通知してもよい。また、上述では、自分宛ての公衆電
話番号に電話するようにしたが、他の電話番号に電話し
て相手に接続される前に、例えば相手のPHS端末のサ
ービスエリア内の基地局に接続された時点で切断処理を
行うようにしてもよい。さらに、ボイスメールセンター
7にメッセージの記録がある場合は、確認と同時にボイ
スメールセンター7にアクセスして記録内容をすぐに聞
けるようにしてもよい。 (第2の実施の形態)この第2の実施の形態では、第1
の実施の形態で述べた無線通信端末、基地局およびPH
S端末のそれぞれの構成について同様であり、図1、図
2および図3をそれぞれ援用している。
【0042】そして、このような構成において、PHS
端末5よりメッセージの記録通知の有無を確認する場
合、図5に示すフローチャートが実行される。この場
合、まず、ステップ501で、PHS端末5のキー入力
部40により記録有無確認ボタン40aを押し操作して
記録有無確認機能をオンにする。すると、ステップ50
2で、PHS端末5がサービスエリア内にあるかを判断
する。ここで、サービスエリア内でない場合は、ステッ
プ503で、一定時間、例えば1時間経過の後、ステッ
プ502に戻って、上述したと同様な動作を繰り返す。
また、PHS端末5がサービスエリア内にある場合は、
ステップ504で、発呼処理を行う。この場合、自分宛
ての公衆電話番号に基づいた発呼処理を行う。
【0043】すると、ステップ505で、例えば自己が
所属するエリアの公衆基地局3から通信回線網1を介し
て再び同じ公衆基地局3への接続処理が行われ、ステッ
プ506で、接続処理が成功したかを判断する。ここ
で、接続処理を失敗すると、ステップ503で、一定時
間、例えば1時間経過の後、ステップ502に戻って、
上述したと同様な動作を繰り返す。
【0044】一方、ステップ506で、接続処理が成功
すると、ステップ507で、回線の切断処理を行う。そ
して、ステップ508で、切断処理が成功したかを判断
する。ここで、切断処理を失敗すると、ステップ503
で、一定時間、例えば1時間経過の後、ステップ502
に戻って、上述したと同様な動作を繰り返す。また、切
断処理を成功すると、ステップ509で、切断信号に通
知信号が付加されているか否かによって記録通知の有無
を判断し、ここで、記録通知が無ければ、ステップ50
3で、一定時間、例えば1時間経過の後、ステップ50
2に戻って、上述したと同様な動作を繰り返す。また、
記録通知が有れば、ステップ510で、表示部41に
「記録有り」を表示して処理を終了し、さらに、ステッ
プ511で、記録有無確認ボタン40aがオフされたか
を判断し、オフされていなければ、ステップ503で、
一定時間、例えば1時間経過の後、ステップ502に戻
って、上述したと同様な動作を繰り返し、オフされてい
れば、処理を終了する。
【0045】従って、このようにすれば、記録通知の有
無の確認を一定時間ごと、例えば1時間経過のタイミン
グで自動的に起動できるので、記録確認の度にユーザが
記録有無確認ボタン40aを押すような面倒な操作が必
要なくなり、操作を簡単にできるとともに、一定時間ご
とに速やかにメッセージ記録の有無を知ることもでき
る。
【0046】勿論、この場合も、記録通知の確認のため
に通話料金がかかるようなことがないので、経済的負担
を回避できる。なお、上述した第2の実施の形態では、
キー入力部40により記録有無確認ボタン40aにより
記録有無確認機能のオンオフを設けたが、これらオンオ
フ操作は、無くてもよい。また、記録有無確認機能をオ
ンオフは、記録有無確認ボタン40aによる操作でな
く、設定操作によってもよい。 (第3の実施の形態)この第3の実施の形態では、第1
の実施の形態で述べた無線通信端末、基地局およびPH
S端末のそれぞれの構成について同様であり、図1、図
2および図3をそれぞれ援用している。
【0047】そして、このような構成において、PHS
端末5よりメッセージの記録通知の有無を確認する場
合、図6に示すフローチャートが実行される。この場
合、まず、ステップ601で、PHS端末5のキー入力
部40により記録有無確認ボタン40aを押し操作によ
りオンする。すると、ステップ602で、PHS端末5
がサービスエリア内にあるかを判断する。ここで、サー
ビスエリア内でない場合は、サービスエリア内に入るま
で、この状態を維持する。
【0048】そして、PHS端末5がサービスエリア内
に入って、ステップ602で、YESになると、ステッ
プ603で、PHS端末5の位置登録を行い、これ以降
ステップ612まで、上述した図4に示すステップ40
4からステップ412と同様な動作が実行される。
【0049】従って、このようにすればPHS端末5が
サービスエリアの外からサービスエリア内に入ったタイ
ミングで記録通知の有無の確認を自動的に起動できるの
で、記録通知の有無の確認の度にユーザが記録有無確認
ボタン40aを操作するような必要がなく、確認操作を
簡単にできるとともに、サービスエリアの外からサービ
スエリア内に入るごとに速やかにメッセージ記録の有無
を知ることもできる。
【0050】勿論、この場合も、記録通知の確認のため
に通話料金がかかるようなことがないので、経済的負担
を回避できる。 (第4の実施の形態)この第4の実施の形態では、第1
の実施の形態で述べた無線通信端末、基地局およびPH
S端末のそれぞれの構成について同様であり、図1、図
2および図3をそれぞれ援用している。
【0051】そして、このような構成において、PHS
端末5よりメッセージの記録通知の有無を確認する場
合、図7に示すフローチャートが実行される。この場
合、まず、ステップ701で、PHS端末5において、
通話に至らなかった着信が有ったかを判断する。ここ
で、かかる着信がない場合は、そのまま処理を終了す
る。また、通話に至らなかった着信が有った場合は、ス
テップ702で、ボイスメールセンター7に自動発呼を
行う。そして、ステップ703で、相手を呼び出すまで
数秒間(5秒程度)待った後、ステップ704で、PH
S端末5から回線の切断処理を実行する。
【0052】そして、ステップ705で、切断信号に通
知信号が付加されているかによって記録通知の有無を判
断する。ここで、記録通知がなければ、処理を終了し、
また、記録通知が有れば、ステップ706で、表示部4
1に「メッセージ有り」を表示し、さらにステップ70
7で、スピーカ35から特定音を流すことでメッセージ
有りを通知して処理を終了する。
【0053】従って、このようにすれば通話に至らなか
った着信が有ったような場合、ボイスメールセンター7
を一旦発呼し、この後、回線切断を行い記録通知の有無
により、ユーザにメッセージが有ることを知らせるよう
にできるので、ユーザの操作をまったく必要とせずに、
確認操作を簡単にできるとともに、速やかにメッセージ
記録の有無を確認することができる。
【0054】勿論、この場合も、記録通知の確認のため
に通話料金がかかるようなことがないので、経済的負担
を回避できる。なお、上述した第4の実施の形態では、
通話に至らなかった着信が有った場合、ボイスメールセ
ンター7に自動発呼するようにしたが、自分宛ての自動
発呼やユーザが指定した宛先への自動発呼を行うように
してもよい。また、これらの自動発呼は、一定時間ごと
に行うようにしてもよく、さらにPHS端末5がサービ
スエリアの外からサービスエリア内に入ったタイミング
で自動発呼するようにしてもよい。 (第5の実施の形態)この第5の実施の形態では、第1
の実施の形態で述べた無線通信端末、基地局およびPH
S端末のそれぞれの構成について同様であり、図1、図
2および図3をそれぞれ援用しているが、ここでのPH
S端末5は、図3に示すように充電器載置検出装置42
を接続している。
【0055】充電器載置検出装置42は、PHS端末5
を図示しない充電器に載置されたことを検出するための
ものである。このような構成において、PHS端末5よ
りメッセージの記録通知の有無を確認する場合、図8お
よび図9に示すフローチャートが実行される。
【0056】この場合、まず、図8において、ステップ
801で、PHS端末5が充電器に載置されていない状
態から載置された状態に変化があるかを充電器載置検出
装置42の出力により判断し、状態の変化がなければ、
この状態を維持し、一方、状態の変化があると、ステッ
プ802で、制御チャネルの引き込みにより自営基地局
2に接続される。
【0057】そして、ステップ803で、自営基地局2
に対し、メッセージ有無の確認要求信号と確認時間の要
求信号を出力する。自営基地局2では、図9において、
ステップ901で、PHS端末5からの要求信号を受け
取ると、ステップ902で、ボイスメールセンター7に
発呼を行い数秒間の後に切断処理を行い、メッセージの
有無の確認を行う。
【0058】ボイスメールセンター7では、図10にお
いて、自営基地局2からのメッセージ有無の確認要求を
受け取り、ステップ1001で、アクセスされると、ス
テップ1002で、メッセージが有るかを判断する。こ
こで、メッセージが有ればステップ1003で、ボイス
メール有り信号を送出し、一方、ボイスメールが無けれ
ば、ステップ1004で、メッセージ無し信号を送出し
て処理を終了する。
【0059】すると、自営基地局2では、ボイスメール
センター7からのメッセージ有無し信号を受け取ると、
図9のステップ903で、メッセージ無しかを判断し、
ここで、メッセージが無ければ、ステップ904で、表
示部22にメッセージ無しを表示し、一方、メッセージ
が有れば、ステップ905で、表示部22にメッセージ
有りを表示し、さらにステップ906で、PHS端末5
に対してメッセージの有無と該メッセージ有無の確認時
間を転送する。
【0060】これにより、PHS端末5では、ステップ
804で、自営基地局2からのデータ転送を確認する
と、ステップ805で、メッセージの有無と該メッセー
ジ有無の確認時間を受取り、これらをRAM39などに
保存するとともに、表示部41に表示するようになる。
【0061】従って、このようにすれば、PHS端末5
が充電器に載置されたことを充電器載置検出装置42で
検出すると、自営基地局2に対してメッセージ記録有無
の確認要求が出力され、自営基地局2を介してボイスメ
ールセンター7でのメッセージ記録の有無が確認され、
この結果が、自営基地局2よりPHS端末5に伝えら
れ、表示部41に表示できるようにしたので、ユーザ
は、メッセージ記録の有無の確認を意識することなく、
PHS端末5が充電器に載置するだけで、面倒な操作を
一切必要としないで、メッセージ記録の有無を知ること
ができる。
【0062】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、ユー
ザによるメッセージ記録の有無の確認を簡単に、しかも
速やかにでき、さらに、通話料金を請求されることもな
く、経済的負担も回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態が適用される通信シ
ステムの概略構成を示す図。
【図2】第1の実施の形態に用いられる基地局の概略構
成を示す図。
【図3】第1の実施の形態に用いられるPHS端末の概
略構成を示す図。
【図4】第1の実施の形態の動作を説明するためのフロ
ーチャート。
【図5】本発明の第2の実施の形態の動作を説明するた
めのフローチャート。
【図6】本発明の第3の実施の形態の動作を説明するた
めのフローチャート。
【図7】本発明の第4の実施の形態の動作を説明するた
めのフローチャート。
【図8】本発明の第5の実施の形態の動作を説明するた
めのフローチャート。
【図9】本発明の第5の実施の形態の動作を説明するた
めのフローチャート。
【図10】本発明の第5の実施の形態の動作を説明する
ためのフローチャート。
【符号の説明】
1…通信回路網、 2…自営基地局、 3…公衆基地局、 4…自営基地局、 5…PHS端末、 6…網監理局、 7…ボイスメールセンター、 8…データベース、 11、31…アンテナ、 12、32…送受信装置、 13、33…通信制御部、 14、34…音声処理部、 15…NCU、 16…ハンドセット、 17、37…制御部、 18、38…ROM、 19、39…RAM、 21、40…キー入力部、 22、41…表示部、 35…スピーカ、 36…マイクロフォン、 42…充電器載置検出装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発呼端末からのメッセージをボイスメー
    ルセンターに記録可能にした基地局と無線通信端末を有
    する無線通信システムに使用される無線通信端末におい
    て、 所定の電話番号に発呼処理する発呼処理手段と、 この発呼処理手段の発呼処理により回線接続が成功する
    のを待って回線切断処理を行う回線切断処理手段と、 この回線切断処理手段の回線切断処理の切断信号に付加
    される通知信号の有無により前記メッセージ記録の有無
    を報知する報知手段とを具備したことを特徴とする無線
    通信端末。
  2. 【請求項2】 前記ボイスメールセンターに対するメッ
    セージ記録有無確認のための操作手段を有し、 この操作手段の操作により前記発呼処理手段による所定
    の電話番号の発呼処理を行うことを特徴とする請求項1
    記載の無線通信端末。
  3. 【請求項3】 一定時間ごとのタイミングで、前記発呼
    処理手段による所定の電話番号の発呼処理を行うことを
    特徴とする請求項1記載の無線通信端末。
  4. 【請求項4】 サービスエリアの外からサービスエリア
    内に入ったタイミングで、前記発呼処理手段による所定
    の電話番号の発呼処理を行うことを特徴とする請求項1
    記載の無線通信端末。
  5. 【請求項5】 通話に至らず処理を終了したタイミング
    で、前記発呼処理手段による所定の電話番号の発呼処理
    を行うことを特徴とする請求項1記載の無線通信端末。
  6. 【請求項6】 発呼端末からのメッセージをボイスメー
    ルセンターに記録可能にした基地局と無線通信端末を有
    する無線通信システムに使用される無線通信端末におい
    て、 前記無線通信端末が充電器に載置されたことを検出する
    検出手段と、 この検出手段による前記端末の充電器への載置検出によ
    りメッセージ記録有無の確認要求を出力する確認要求出
    力手段と、 この確認要求出力手段の確認要求に基づく前記ボイスメ
    ールセンターのメッセージ記録の有無を報知する報知手
    段とを具備したことを特徴とする無線通信端末。
JP8117740A 1996-05-13 1996-05-13 無線通信端末 Pending JPH09307627A (ja)

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