JPH08149558A - 携帯電話の移動端末装置 - Google Patents

携帯電話の移動端末装置

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JPH08149558A
JPH08149558A JP6283298A JP28329894A JPH08149558A JP H08149558 A JPH08149558 A JP H08149558A JP 6283298 A JP6283298 A JP 6283298A JP 28329894 A JP28329894 A JP 28329894A JP H08149558 A JPH08149558 A JP H08149558A
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JP6283298A
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Yoshiro Nakano
吉朗 中野
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 加入者回線に接続された接続装置2を介して
被呼側と接続されるとともに屋外公衆基地局を介して直
接被呼側と接続されるPHSの端末装置1において、発
信応答手段14の再発信釦25が操作されると、回数測
定手段18で測定される再発信回数が規定回数に到達す
るまで、計時手段17で計時される計時時間が所定の待
機時間となるたび毎に、電話番号記憶手段16に記憶さ
れている被呼者へ再発信を行うとともに、被呼側が話中
でない呼出状態または応答状態となると、着信を報知す
るために鳴動されるベルなどの呼出手段13が鳴動され
る。 【効果】 再発信時に被呼側が呼出状態または応答状態
となったことを使用者に報知するために、ハンズフリー
通話のための拡声装置などの大掛かりな構成を設ける必
要なく、着信時に使用者を呼出すために用いられる呼出
手段13を用いて呼出を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、いわゆる第二世代コー
ドレス電話システムなどの携帯電話における移動端末装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話装置には、端末装置が、従来か
らの電話局などに設置された基地局と無線通信を行うよ
うにした構成に加えて、電話回線に接続され、各家庭内
などに設置された接続装置を親機とする子機として使用
されるとともに、屋外に持出されたときには、公衆電話
機などに併設されている屋外公衆基地局と直接無線通信
を行うようにした、いわゆるPHSと称される、第二世
代のコードレス電話システムが実用化されようとしてい
る。このような携帯電話を実現するための移動端末装置
において、該移動端末装置が子機として使用される場
合、発信を行うにあたっては、同期確立、通信路の確
立、およびその端末装置が接続装置に属する子機である
か否かを確認する認証などが行われた後、被呼側の呼出
が行われる。
【0003】前記接続装置は、被呼側の呼出が開始され
たら端末装置に呼出メッセージを送信し、さらに被呼側
が応答したときには応答メッセージを端末装置に送信す
る。前記応答メッセージが受信されると、端末装置は、
被呼側が応答したと判断し、呼が成立したものとして、
前記通信路を形成する。
【0004】これに対して、被呼側が話中であるときに
は、前記接続装置から端末装置へは、前記呼出メッセー
ジに代えて、被呼側が話中である情報および話中音が使
用可能であるか否かの情報を含む切断メッセージが送信
される。前記切断メッセージを受信すると、端末装置は
切断メッセージの内容を解析し、話中音が使用可能であ
るときには、受話用のスピーカから所定時間だけ話中音
を音響化した後に、前記通信路を切断する。また話中音
が使用可能でないときには、端末装置内で生成する話中
音を前記所定時間だけ音響化した後、前記通信路を切断
する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術では、
たとえばチケットセンターなどの話中率の高い場所に発
信する場合、および特に話中であった被呼者に対して、
所定時間後に自動的に再発信を行う場合には、端末装置
には、ハンズフリー通話を実現するための拡声装置を設
けて、前記呼出メッセージを受信すると、接続装置が送
信する被呼側を呼出中であることを表す音響信号を音響
化し、前記応答メッセージを受信した場合には、被呼側
の音声を拡声して出力し、使用者に応答を促すととも
に、再発信動作を停止するように構成されている。
【0006】また、被呼側がさらに話中である場合に
は、端末装置は、呼出の中止を行う切断メッセージを接
続装置へ通信して通信路を切断し、所定回数に到達して
いなければ所定時間後に再発信を行う。
【0007】したがって、被呼側が応答する可能性のあ
る呼出中の音響および応答した場合の音声を拡声する拡
声装置を設けていなければ、使用者は被呼側が話中であ
るか否か、および応答したか否かを確認するために、端
末装置を装着し続けている必要がある。したがって、上
述のような特に再発信を行う場合において、従来技術の
端末装置では、拡声装置が必須であるという問題があ
る。
【0008】本発明の目的は、被呼側の状況を使用者に
報知するための構成を簡素化することができる携帯電話
の移動端末装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る携
帯電話の移動端末装置は、固定局と無線通信を行う通信
手段と、前記通信手段に接続され、使用者の音声を音声
信号に変換して通信手段から送信し、通信手段で受信さ
れた音声信号を音響化する通話手段と、前記通信手段の
出力に応答し、着呼時に使用者を呼出す呼出手段と、使
用者によって操作され、ダイヤル操作を含む発信操作お
よび着呼時の応答操作が行われる発信応答手段とを含
み、前記通信手段は、発信時に被呼側が呼出状態または
応答状態となったことが検出されると、前記呼出手段に
よって使用者を呼出すことを特徴とする。
【0010】請求項2の発明に係る携帯電話の移動端末
装置は、前記発信応答手段に関連して、電話番号記憶手
段と、計時手段と、回数測定手段とを備え、前記発信応
答手段は、再発信のための再発信操作手段を有し、再発
信操作が行われ、被呼側の応答が検出されないと、前記
電話番号記憶手段に記憶されている電話番号への発信
を、前記計時手段によって計時される所定時間毎に、回
数測定手段によって測定される発信回数が所定回数に達
するまで繰返し行うことを特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1の発明に従えば、親機または屋外公衆
基地局などの固定局と無線通信を行うことができる通信
手段を介して、通話手段で、音声信号に変換された使用
者の音声を前記固定局へ送信および前記固定局からの音
声信号を音響化するとともに、小形のベルなどの呼出手
段が、通信手段の出力に応答して着呼時に使用者を呼出
し、その呼出に応答して操作者が、発信応答手段から着
呼時の応答操作を行い、またこの発信応答手段によって
ダイヤル操作を含む発信操作を行うようにした携帯電話
の移動端末装置において、前記通信手段は、発信時に、
被呼側が呼出状態または応答状態となったこと、すなわ
ちたとえば前記PHSの場合には前記呼出メッセージま
たは応答メッセージが受信されると、前記呼出手段によ
って使用者を呼出す。
【0012】したがって、呼出音や応答した被呼者の音
声などを音響化する拡声装置が設けられていなくても、
使用者は、端末装置を装着することなく、着呼時に使用
されるベルなどの簡易な構成で実現される呼出手段を用
いて呼出される。このため、大形のスピーカおよびその
電力増幅回路などの前記拡声装置を不要として、構成を
簡素化することができる。
【0013】また請求項2の発明に従えば、前記発信応
答手段に関連して、電話番号記憶手段と、計時手段と、
回数測定手段とを設けておく。前記発信応答手段の再発
信操作手段から再発信のための操作が行われると、該発
信応答手段は前記電話番号記憶手段に記憶されている電
話番号の被呼者への発信を、前記計時手段によって計時
される所定時間毎に、かつ回数測定手段によって測定さ
れる発信回数が所定回数に到達するまで繰返し行う。
【0014】したがってこのような再発信時において、
上述のような簡素な構成であっても、使用者は端末装置
を装着することなく、被呼側が呼出状態または応答状態
となったか否かを判断することができる。
【0015】
【実施例】本発明の一実施例について、図1〜図4に基
づいて説明すれば以下の通りである。
【0016】本実施例に係る端末装置1は、第二世代コ
ードレス電話システム標準規格の第一版(RCR ST
D−28,(財)電波システム開発センター)に準拠し
たPHSと称される簡易型携帯電話の端末装置である。
この端末装置1は、該端末装置1の使用者の自宅などに
設置され、加入者電話回線に接続されている接続装置2
との間で無線通信を行って、該接続装置2を介して被呼
側との電話通話が可能となり、また屋外に持出されたと
きには、公衆電話機などに併設されている複数の屋外公
衆基地局のうち、自局が加入する事業者で、かつ通信状
態の最も良好な屋外公衆基地局との間で無線通信を行
い、被呼側との通話を可能とするものである。以下の説
明では、固定局である接続装置2および屋外公衆基地局
のうち、端末装置1は接続装置2を介して加入者電話回
線に接続され、被呼側との通話を行う、すなわち該端末
装置1が子機として機能し、接続装置2が親機として機
能する場合について説明する。
【0017】接続装置2からは、予め定める第1の時間
毎に予め定める第2の時間に亘って、制御データが繰返
し送信されている。前記制御データには、同期データ、
識別符号CS−IDおよび誤り訂正データなどが含まれ
ている。端末装置1は、アンテナ11を介して通信手段
12によってその制御データを受信し、前記識別符号C
S−IDから、自局はその接続装置2に子機として登録
されているか否かを判断し、登録されている場合は前記
同期データに応答して、接続装置2に対して、後述する
ような発信要求および着信応答を行うためのタイミング
を生成している。
【0018】前記通信手段12は、接続装置2からの送
信信号を受信する受信回路と、受信信号を前記制御デー
タおよびデジタル音声信号に復調する復調回路と、前記
制御データを信号処理して後述するような同期確立およ
び通信路の確立を行うデジタル信号処理回路と、前記デ
ジタル音声信号をアナログ音声信号に復調するデジタル
/アナログ変換器と、送信すべきアナログ音声信号をデ
ジタル音声信号に変換するアナログ/デジタル変換器
と、送信すべき制御データおよびデジタル音声信号で搬
送波を変調する変調回路と、変調回路の出力を電力増幅
して前記アンテナ11から送信する送信回路などとを備
えている。
【0019】前記制御データから、通信手段12は、自
局への着信が検出されると、圧電素子やベルなどで実現
される音響化手段およびその駆動手段とを備える呼出手
段13を鳴動し、使用者に報知する。これに応答して、
使用者が発信応答手段14の着信釦21を操作すると、
前記通信手段12は、スピーカおよびマイクロホンなど
を備えて構成される通話手段15による電話通話を可能
とする。
【0020】また発信時には、使用者が発信釦22を操
作し、予め短縮登録されている番号または新たな番号を
テンキー23から入力することによって、電話番号記憶
手段16が一時的にその電話番号を記憶するとともに、
通信手段12がその電話番号および自局の識別符号CS
−IDなどを含む制御データを接続装置2へ送信する。
接続装置2が加入者電話回線を介して被呼側と接続され
ると、そのことを表す制御データが端末装置1へ送信さ
れ、前記通信手段12は上述のように同期の確立および
通信路を形成し、前記通話手段15による通話が可能と
なる。
【0021】端末装置1から上述のような着信および発
信による通話を終了するときには切釦24が操作され、
これにって通信手段12は接続装置2との前記通信路を
遮断し、通話は終了される。
【0022】前記発信時に被呼側が話中であって再発信
を希望するときには、使用者は発信応答手段14の再発
信釦25を操作する。これに応答して計時手段17は、
予め定める待機時間が経過するまで計時動作を行う。前
記待機時間が経過すると、発信応答手段14は、回数測
定手段18で測定される再発信の回数が所定値以下であ
るときには、通信手段12に、電話番号記憶手段16に
記憶されている電話番号での再発信を行わせる。こうし
て前記待機時間毎に、回数測定手段18で測定される再
発信回数が所定回数となるまで、自動的に再発信を繰返
す再発信動作が実現される。
【0023】上述のように構成された端末装置1におい
て、本発明では、再発信動作中に、被呼側の話中状態が
解消され、被呼側が呼出または応答状態となったことが
検出されると、通信手段12は呼出手段13を鳴動して
使用者の呼出を行う。
【0024】図2および図3は、再発信動作を詳細に説
明するためのタイミングチャートである。図2は、被呼
者側が話中でない場合の動作を示す。前記計時手段17
の計時時間が前記所定の待機時間に到達し、かつ回数測
定手段18で測定されている再発信回数が所定回数以下
である自動再ダイヤルの発信タイミングとなるとステッ
プS1に移り、通信手段12は接続装置2に無線通信に
使用すべきキャリアおよびスロットの割当を要求するリ
ンクチャネル確立要求メッセージを送信する。これに応
答してステップS2では、接続装置2が空きスロットお
よびキャリアを検索して、そのキャリアおよびスロット
をリンクチャネル割当メッセージとして端末装置1へ送
信する。端末装置1は受信されたリンクチャネル割当メ
ッセージに対応するキャリアおよびスロットでステップ
S3において同期バースト信号を送信し、これに応答し
て接続装置2がステップS4において同様の同期バース
ト信号を送信し、こうして接続装置2側で同期バースト
信号が受信されたことを端末装置1側に通知して同期の
確立が行われる。
【0025】ステップS5では端末装置1が通話に使用
するデータ構成に従うTCHアイドルバースト信号を送
信し、接続装置2はステップS6においてこのTCHア
イドルバースト信号が受信されると、そのことを表すた
めに同様のTCHアイドルバースト信号を送信すること
によって、フレーム同期の確立を行う。このようにして
同期の確立が終了すると端末装置1は、ステップS7に
おいて、呼接続に必要な情報を確実に伝送するための通
信路LAPDCを高速チャネルおよび低速チャネルで確
立する。前記高速チャネルは、通話に使用する音声デー
タの代わりにデータを伝送するチャネルであり、低速チ
ャネルは通話に使用するデータ構造の中に組込まれてい
る付随的なデータ伝送チャネルである。
【0026】前記通信路LAPDCが確立されると、ス
テップS8において、端末装置1は自局の電話番号(発
番号)と電話番号記憶手段16に記憶されている被呼側
の電話番号(着番号)との情報を含む呼設定メッセージ
を送信する。これに応答して接続装置2は、ステップS
9において、前記呼設定メッセージを受付けたことを表
す呼設定受付メッセージを送信する。
【0027】通話を傍受しにくくする秘話の設定の必要
があるときには、端末装置1はステップS10において
秘匿鍵設定メッセージを送信する。またステップS11
において、端末装置1が接続装置2の子機であるか否か
を確認するために、接続装置2からステップS11にお
いて認証要求メッセージが送信され、ステップS12に
おいて端末装置1からそのメッセージに応答した認証応
答メッセージが返信され、こうして子機の確認が行われ
るとステップS13に移る。
【0028】ステップS13では、前記通信路LAPD
Cの高速チャネルが解放され、以降のステップにおける
データ伝送を低速チャネルのみとし、高速チャネルで行
われる音声通信に影響が生じないようにされる。接続装
置2は、前記ステップS8における呼設定メッセージに
対応して、加入者電話回線を介して被呼側との接続を試
みており、ステップS14において被呼側の呼出が行わ
れたことが検出されると端末装置1へ呼出メッセージを
送信し、また被呼側が応答を行ったときには、ステップ
S15で示されるように応答メッセージを送信する。
【0029】端末装置1は、前記ステップS14で示さ
れる呼出メッセージまたはステップS15で示される応
答メッセージを受信すると、ステップS16において呼
出手段13を鳴動して使用者の呼出を行う。使用者が発
信応答手段14の着信釦21を操作して応答すると、ス
テップS17で前記呼出を停止するとともに、通話手段
15を接続装置2と接続し、通信路を形成する。
【0030】これに対して、被呼側が話中の場合の動作
は図3で示される。この図3で示す動作の前半は前述の
図2で示す動作と同一であり、同一の参照符号を付して
その説明を省略する。ステップS13において、通信路
LAPDCの高速チャネルが解放され、一方、前記ステ
ップS8における呼設定メッセージに対応する被呼側と
の接続を行い、その結果、被呼側が話中であるときに
は、ステップS21において接続装置2は被呼側が話中
であることを示す理由表示を有する切断メッセージを送
信する。その後、ステップS22において無線チャネル
が解放されるとともに、端末装置1では被呼側が話中で
あることを認識し、回数測定手段18で計測される再発
信の回数が所定回数以内であると、計時手段17に次回
の再発信タイミングまでの待機時間の計測を開始させ
る。前記待機時間が経過すると、再び前記ステップS1
から動作を繰返す。
【0031】図4は、端末装置1における上述の再発信
動作を説明するためのフローチャートである。ステップ
S31では、再発信要求が発生したか否か、すなわち前
記発信応答手段14の再発信釦25が操作されたか否か
が判断され、そうでないときにはこのステップS31を
繰返し、操作されるとステップS32へ移る。ステップ
S32では、電話番号記憶手段16に記憶されている電
話番号の被呼者へ向けて発信動作が行われ、通信路が形
成される。ステップS33では、被呼側が呼出または応
答状態であるか否かが判断され、そうでないときにはス
テップS34に移り、さらに被呼側が話中状態であるか
否かが判断され、そうでないとき、すなわち回線接続中
はステップS33に戻り、そうであるときにはステップ
S35に移る。ステップS35では、前記ステップS3
2で形成された通信路が解放される。
【0032】ステップS36では再発信の回数を表すカ
ウント値Cに1が加算されて更新され、ステップS37
ではそのカウント値Cが所定のカウント値C1に到達し
たか否かが判断され、そうであるときには再発信動作を
一旦終了して前記ステップS31に戻って、再び再発信
釦25が操作されるまで待機し、そうでないときにはス
テップS38に移って、計時手段17の計時時間が前記
待機時間に到達するまで待機した後、前記ステップS3
2に戻る。
【0033】これに対して、前記ステップS33におい
て被呼側が呼出または応答状態となるとステップS41
に移り、呼出手段13が鳴動されて使用者の呼出が行わ
れる。ステップS42では、使用者が発信応答手段14
の着信釦21を操作して応答したか否かが判断され、そ
うであるときにはステップS43に移って通話手段15
を前記通信路に接続して被呼側との接続を行う。ステッ
プS44では、終話操作すなわち前記切釦24が操作さ
れたか否かを判断し、操作されるまで待機して、操作さ
れるとステップS45に移る。ステップS45では、通
信路を解放した後、前記ステップS31に戻って待機す
る。
【0034】また前記ステップS42において、使用者
が応答しないときにはステップS46に移り、前記ステ
ップS41における呼出から所定時間が経過したか否か
が判断され、そうでないときには前記ステップS42に
戻って呼出を継続し、そうであるときには使用者が近傍
にいないと判断し、ステップS47に移って通信路を解
放した後、前記ステップS31に戻る。
【0035】このように本発明に従う端末装置1では、
被呼側が呼出状態または応答状態となると、前記ステッ
プS14およびステップS15で示されるように接続装
置2から送信されてくる呼出メッセージまたは応答メッ
セージに応答して、呼出手段13を鳴動するので、再発
信動作中に被呼側の話中状態が解消されたか否かを確認
するために、拡声装置などの特別な構成を用いることな
く、かつ使用者が該端末装置1を通話時と同様に装着す
る必要もなく、こうして被呼側の状況を使用者に報知す
るための構成を簡素化することができる。
【0036】なお、本発明は、再発信時においてのみ実
施されるだけでなく、第1回目の通話時においても、話
中の可能性の高い被呼者、たとえばチケットセンターな
どへ発信する場合にも好適に実施することができる。
【0037】
【発明の効果】請求項1の発明に係る携帯電話の移動端
末装置は、以上のように、着呼時に使用者を呼出す呼出
手段によって、特に再発信時に、被呼側が呼出状態また
は応答状態となると使用者を呼出す。
【0038】それゆえ、使用者が端末装置を装着してい
なくても被呼側の状況を確認することができるような、
いわゆるハンズフリー通話のための大形のスピーカおよ
び電力増幅回路などの構成を用いることなく、着信時に
使用者を呼出すベルなどの簡易な構成で実現される呼出
手段を用いて、使用者の呼出を行うので、構成を簡素化
することができる。
【0039】また請求項2の発明に係る携帯電話の移動
端末装置では、以上のように、再発信動作に応答して、
所定時間毎に、かつ所定回数に到達するまで繰返し自動
的に再発信を行う。
【0040】それゆえ、このような再発信時において、
上述のような簡素な構成であっても、使用者は端末装置
を装着することなく、被呼側が呼出状態または応答状態
となったか否かを判断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の簡易型携帯電話の端末装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】前記端末装置による再発信時に被呼側が呼出状
態または応答状態となるときの動作を説明するためのタ
イミングチャートである。
【図3】前記端末装置による再発信時に被呼側が話中状
態であるときの動作を説明するためのタイミングチャー
トである。
【図4】前記再発信動作を説明するためのフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 端末装置 2 接続装置(固定局) 11 アンテナ 12 通信手段 13 呼出手段 14 発信応答手段 15 通話手段 16 電話番号記憶手段 17 計時手段 18 回数測定手段 21 着信釦 22 発信釦 25 再発信釦

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定局と無線通信を行う通信手段と、 前記通信手段に接続され、使用者の音声を音声信号に変
    換して通信手段から送信し、通信手段で受信された音声
    信号を音響化する通話手段と、 前記通信手段の出力に応答し、着呼時に使用者を呼出す
    呼出手段と、 使用者によって操作され、ダイヤル操作を含む発信操作
    および着呼時の応答操作が行われる発信応答手段とを含
    み、 前記通信手段は、発信時に被呼側が呼出状態または応答
    状態となったことが検出されると、前記呼出手段によっ
    て使用者を呼出すことを特徴とする携帯電話の移動端末
    装置。
  2. 【請求項2】前記発信応答手段に関連して、電話番号記
    憶手段と、計時手段と、回数測定手段とを備え、 前記発信応答手段は、再発信のための再発信操作手段を
    有し、再発信操作が行われ、被呼側の応答が検出されな
    いと、前記電話番号記憶手段に記憶されている電話番号
    への発信を、前記計時手段によって計時される所定時間
    毎に、回数測定手段によって測定される発信回数が所定
    回数に達するまで繰返し行うことを特徴とする請求項1
    記載の携帯電話の移動端末装置。
JP6283298A 1994-11-17 1994-11-17 携帯電話の移動端末装置 Pending JPH08149558A (ja)

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JP (1) JPH08149558A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6636741B2 (en) * 1998-01-30 2003-10-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Cellular telephone with automated redial functions
JP2004096462A (ja) * 2002-08-30 2004-03-25 Brother Ind Ltd 電話装置

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