JPH09307075A - 半導体集積回路装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置およびその製造方法

Info

Publication number
JPH09307075A
JPH09307075A JP8119898A JP11989896A JPH09307075A JP H09307075 A JPH09307075 A JP H09307075A JP 8119898 A JP8119898 A JP 8119898A JP 11989896 A JP11989896 A JP 11989896A JP H09307075 A JPH09307075 A JP H09307075A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
region
semiconductor substrate
circuit device
wiring
semiconductor integrated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8119898A
Other languages
English (en)
Inventor
Isamu Asano
勇 浅野
Hiroshi Otori
浩 大鳥
Toshihiro Sekiguchi
敏宏 関口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP8119898A priority Critical patent/JPH09307075A/ja
Publication of JPH09307075A publication Critical patent/JPH09307075A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Semiconductor Memories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 RA段差を横切る配線パターンの加工マージ
ンの向上をはかり、高信頼度な配線パターンを形成す
る。 【解決手段】 リセスアレイ構造におけるRA段差Aを
横切るワード線2およびビット線3のRA段差A上の部
分が幅広に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路装
置およびその製造方法に関し、特に、リセスアレイ(Re
cess Array: 以下RAと略す)構造におけるRA段差を
横切る配線を有する半導体集積回路装置およびその製造
方法に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体集積回路装置では、集積度
の向上に伴って、1ビット当たりのメモリセル面積が縮
小され、容量蓄積部を形成できる投影面積も縮小されて
いる。
【0003】しかし、信号の読み出しに必要な電荷量は
スケーリングされないため、蓄積容量は25〜30fF
/セルとほぼ一定のままである。
【0004】従って、縮小された容量蓄積部の限られた
投影面積上に必要な蓄積容量を確保するため、容量蓄積
部の下部電極構造を立体化および複雑化する傾向にあ
る。しかし、これにより、メモリセル領域の素子高さが
増加するため、周辺回路領域のMOSFETのゲート電
極のみの素子高さとの間の標高差が大きくなる。
【0005】メモリセル領域と周辺回路領域との標高差
が増加すると、両方の領域にまたがって形成されるパタ
ーンの加工マージンが低下するという問題が生じる。
【0006】具体的には、リソグラフィにおいて、レジ
スト表面をできるだけ平垣にするため、厚い膜厚が必要
になり、露光時間が長くなることから加工マージンが低
下したり、あるいは素子段差に起因した標高差が焦点余
裕度の範囲と同程度になると、露光条件の設定が困難に
なったりする。
【0007】また、配線加工や絶縁膜への接続孔加工の
ためのドライエッチング処理において、レジスト開口部
のアスペクト比が大きくなると共に、標高の異なる部分
でその値が異なるため、ドライエッチングの制御が困難
になり、段差部分ではオーバーエッチ量が増加するた
め、寸法の制御が困難になるなどドライエッチングの加
工性を阻害する要因が増える傾向にある。
【0008】そこで、前述した問題点を解消するため、
高さの高い容量蓄積部分が形成されるメモリセル領域の
半導体基板表面を他の周辺回路領域のそれよりも低くし
て素子形成によって生じる標高差をあらかじめ低減する
RAプロセスが提案されている。
【0009】なお、このRAプロセス技術については、
株式会社プレスジャーナル、平成5年6月20日発行
「月刊セミコンダクターワールド1993年7月号」p
79〜p83に開示されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述した半
導体集積回路装置においては、次のような問題点がある
ことが本発明者により見い出された。
【0011】すなわち、RAプロセスを適用することに
より、たとえばメモリセル領域と周辺回路領域との境界
領域に新たに生じるRA段差上でこれを横切るMOSF
ETゲート電極およびCOB(Capacitor O
ver Bitline)構造のビット線等の配線パタ
ーンの加工マージンが低下する問題である。
【0012】本発明の目的は、RA段差を横切る配線パ
ターンの加工マージンの向上をはかり、高信頼度な配線
パターンを形成することができる半導体集積回路装置お
よびその製造方法を提供することにある。
【0013】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0014】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0015】(1).本発明の半導体集積回路装置は、半導
体基板の主面において、所定の素子が形成される領域を
他の領域よりも低くすることにより前記所定の素子の形
成によって生じる標高差を予め低減するリセスアレイ構
造を有する半導体集積回路装置であって、前記半導体基
板上に形成された配線のうち、前記所定の素子が形成さ
れる領域と前記他の領域との境界に形成される段差上を
横切る配線部分の幅を広く形成したものである。
【0016】(2).本発明の半導体集積回路装置は、前記
配線層の両端が前記段差を横切るものである。
【0017】(3).本発明の半導体集積回路装置は、前記
所定の素子が形成される領域の両端辺に形成される2つ
の段差のうち、一方の辺側の段差のみを横切る配線と、
他方の辺側の段差のみを横切る配線とを、その配線の幅
方向に交互に配置したものである。
【0018】(4).本発明の半導体集積回路装置は、前記
所定の素子が形成される領域の両端辺に形成される2つ
の段差のうち、一方の辺側の段差のみを横切る2つの配
線を互いに隣接するように配置し、他方の辺側の段差の
みを横切る2つの配線を互いに隣接するように配置し、
それら配線の一対をその配線の幅方向に交互に配置した
ものである。
【0019】(5).本発明の半導体集積回路装置は、半導
体基板の主面において、所定の素子が形成される領域を
他の領域よりも低くすることにより前記所定の素子の形
成によって生じる標高差を予め低減するリセスアレイ構
造を有する半導体集積回路装置であって、前記所定の素
子が形成される領域の配線と、前記他の領域の配線とを
接続孔を通じて電気的に接続したものである。
【0020】(6).本発明の半導体集積回路装置は、半導
体基板の主面において、所定の素子が形成される領域を
他の領域よりも低くすることにより前記所定の素子の形
成によって生じる標高差を予め低減するリセスアレイ構
造を有する半導体集積回路装置であって、前記半導体基
板上に絶縁膜を堆積するとともに、前記所定の素子が形
成される領域における半導体基板の主面から前記絶縁膜
の表面までの距離を、前記他の領域における半導体基板
の主面から前記絶縁膜の表面までの距離よりも大きくし
たものである。
【0021】(7).本発明の半導体集積回路装置の製造方
法は、半導体基板上に標高が周辺回路形成予定領域より
低いメモリセル形成予定領域を形成した後、前記メモリ
セル形成予定領域上にゲート電極を形成し、前記ゲート
電極の両側の半導体基板の表面部にソース/ドレイン領
域を形成する。その後、前記周辺回路形成予定領域上お
よび前記メモリセル形成予定領域上に層間絶縁膜を堆積
し、前記層間絶縁膜を平坦化する。さらに、前記層間絶
縁膜上に配線層を形成するものである。
【0022】(8).本発明の半導体集積回路装置の製造方
法は、半導体基板上に標高が周辺回路形成予定領域より
低いメモリセル形成予定領域を形成する。その後、前記
メモリセル形成予定領域上にゲート電極を形成し、前記
ゲート電極の両側の半導体基板の表面部にソース/ドレ
イン領域を形成する。前記周辺回路形成予定領域上およ
び前記メモリセル形成予定領域上に層間絶縁膜を堆積
し、前記層間絶縁膜を平坦化する。そして、前記ゲート
電極上の前記層間絶縁膜に接続孔を形成し、前記層間絶
縁膜上に前記ゲート電極に前記接続孔を介して接続する
配線層を形成するものである。
【0023】前述した手段によれば、RA段差上の配線
の幅を広くしたので、RA段差に起因するリソグラフィ
解像度マージンの低下によるレジスト寸法の減少を補償
することが可能になると共に、ドライエッチングのオー
バーエッチによる寸法の減少がある場合でも、あらかじ
め仕上がり寸法を考慮して配線幅を大きくしているの
で、配線の信頼性を確保することが可能となる。
【0024】また、前述した手段によれば、半導体基板
の相対的に低い領域の配線と相対的に高い領域の配線と
を接続孔を介して接続し、RA段差を横切る配線部分を
接続孔の深さ寸法だけ上層に設けたことにより、その配
線部分をRA段差が充分緩和された状態の絶縁膜の上面
に設けることができるので、配線加工の信頼性を確保す
ることが可能となる。
【0025】さらに、前述した手段によれば、半導体基
板の相対的に低い領域における絶縁膜部分の厚さを、半
導体基板の相対的に高い領域における絶縁膜部分の厚さ
よりも大きくなるように、半導体基板を被覆する絶縁膜
の上面を平坦化したことにより、RA段差の影響を受け
ることなく、配線を加工することが可能となる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施の形
態である半導体集積回路装置の要部平面レイアウト図、
図2〜図4は本発明の他の実施の形態である半導体集積
回路装置の配線の配置例、図5〜図8は本発明の他の実
施の形態である半導体集積回路装置の製造工程中におけ
るビット線方向の要部断面図、図9および図10は本発
明の他の実施の形態である半導体集積回路装置の製造工
程中におけるワード線方向の要部断面図である。
【0027】なお、実施の形態を説明するための全図に
おいて同一の機能を有するものは同一の符号を付け、そ
の繰り返しの説明は省略する。
【0028】本実施の形態の半導体集積回路装置は、た
とえば64MビットのDRAM(Dynamic Ramdom Acces
s Memory)である。
【0029】図1において、RA構造を有するシリコン
単結晶からなる半導体基板1上に複数のワード線2が配
置され、これら複数のワード線2に交差する複数のビッ
ト線3が配設されている。さらに、ビット線3に接続す
る接続孔4が所定箇所に形成され、ビット線3とワード
線2との交差部の近傍には容量蓄積部との接続孔5が形
成されている。メモリセル面積は1.7μm2 /ビット程
度である。容量蓄積部の蓄積容量は、たとえば25fF
/ビット程度である。容量蓄積部は、単純スタックドキ
ャパシタ構造が採用されている。容量蓄積部の容量絶縁
膜には、厚さ5nmの酸化シリコン膜と同等の容量を実
現可能な窒化シリコン膜が使用されている。このような
場合、容量蓄積部の下部電極の高さは、たとえば0.8μ
m程度である。
【0030】本実施の形態においては、RA構造におけ
るRA段差A上のワード線2およびビット線3の幅が広
く形成されている。なお、図中、符号6は素子分離領域
を示す。
【0031】また、図2はビット線3aの両端でRA段
差Aを横切るものであり、このRA段差Aを横切る部分
でその幅が広く形成されている。
【0032】図3は一端がRA段差Aを横切る配線7a
を交互に配置したものであり、RA段差A上で配線7a
の幅が広く形成されている。
【0033】図4は隣接する配線7bの一端がRA段差
Aを横切るものであり、配線7bは、たとえばレベンソ
ン方式の位相シフタマスクを用いたリソグラフィ技術に
おいて異なる位相のパターンとなり、RA段差Aを横切
る部分でもリソグラフィにおける解像度が向上する。
【0034】本実施の形態によれば、ワード線2、ビッ
ト線3,3aおよび配線7a,7bがRA段差Aを横切
る部分の幅を大きく形成したので、RA段差Aに起因す
るリソグラフィ解像度マージンの低下によるレジスト寸
法の減少が補償され、ドライエッチングのオーバーエッ
チによる寸法の減少がある場合でも、ワード線2、ビッ
ト線3,3aおよび配線7a,7bの信頼性を向上させ
ることが可能となる。
【0035】次に、本発明の他の実施の形態であるDR
AMのビット線方向の製造方法図5〜図8によってを説
明する。
【0036】まず、図5に示すように、半導体基板1上
の所定領域にCVD法によりシリコン窒化膜8を形成し
た後、シリコン窒化膜8をマスクとして、半導体基板1
の表面を選択酸化し、シリコン窒化膜8のマスク端にで
きる酸化膜9のバーズビーク9aを適度に伸ばす。
【0037】その後、酸化膜9をフッ酸溶液によりウェ
ットエッチング除去すると共に、シリコン窒化膜8を除
去し、図6に示すように、標高が周辺回路形成予定領域
Bより低いメモリセル形成予定領域Cを形成する。この
とき、周辺回路形成予定領域Bとメモリセル形成予定領
域Cとの間にはRA段差Aができる。
【0038】次に、図7に示すように、半導体基板1に
ウエル領域10を形成した後、半導体基板1の非能動領
域に素子分離領域6を選択的に形成する。さらに、メモ
リセル形成予定領域C上に複数のワード線(MOSFE
Tのゲート電極)2を形成する。なお、この場合、次工
程での平坦化を容易にするため、ダミーとしてのワード
線2も形成される。
【0039】その後、ワード線2の両側の半導体基板1
の表面部にソース/ドレイン領域11を形成し、半導体
基板1の全面にBPSG(Boro Phospho Silicate Glas
s)膜12を堆積した後、BPSG膜12を熱処理による
リフローあるいはCMP法(化学的機械的研磨法)によ
り十分に平坦化する。
【0040】次に、図8に示すように、ソース/ドレイ
ン領域11上のBPSG膜12に接続孔4を開口した
後、接続孔4内に導電層13を埋め込み、BPSG膜1
2上にビット線3を形成する。その後、半導体基板1の
全面にシリコン酸化膜14を積層し、ソース/ドレイン
領域11上のBPSG膜12およびシリコン酸化膜14
に接続孔15を開口した後、この接続孔15内に導電層
16を埋め込む。その後、周辺回路形成予定領域Bのシ
リコン酸化膜14上に配線7を形成する。
【0041】このように、本実施の形態によれば、メモ
リセル形成予定領域Cの半導体基板1の表面とビット線
3との距離を、周辺回路形成予定領域Bとビット線3と
の距離よりも大きくなるように、BPSG膜12の上面
を平坦化したことにより、RA段差Aの影響を受けるこ
となく、ビット線3を加工することが可能となってい
る。
【0042】さらに、DRAMのワード線方向の製造方
法を図5、図6、図9および図10によって説明する。
【0043】まず、図5に示すように、半導体基板1上
の所定領域にCVD法によりシリコン窒化膜8を形成し
た後、シリコン窒化膜8をマスクとして、半導体基板1
の表面を選択酸化し、シリコン窒化膜8のマスク端にで
きる酸化膜9のバーズビーク9aを適度に伸ばす。
【0044】その後、酸化膜9をフッ酸溶液によりウェ
ットエッチング除去すると共に、シリコン窒化膜8を除
去し、図6に示すように、標高が周辺回路形成予定領域
Bより低いメモリセル形成予定領域Cを形成する。この
とき、周辺回路形成予定領域Bとメモリセル形成予定領
域Cとの間にはRA段差Aができる。
【0045】次に、図9に示すように、半導体基板1に
ウエル領域10を形成した後、半導体基板1の非能動領
域に素子分離領域6を選択的に形成する。さらに、メモ
リセル形成予定領域C上にワード線2を形成する。その
後、ワード線2の両側の半導体基板1の表面部にソース
/ドレイン領域11を形成する。
【0046】続いて、図10に示すように、半導体基板
1の全面にBPSG膜12を堆積した後、BPSG膜1
2を熱処理によるリフローあるいはCMP法(化学的機
械的研磨法)により十分に平坦化する。その後、メモリ
セル形成予定領域C上のBPSG膜12上に複数のビッ
ト線3を形成する。
【0047】その後、半導体基板1の全面にシリコン酸
化膜14を積層し、ソース/ドレイン領域11上のBP
SG膜12およびシリコン酸化膜14に接続孔15を開
口した後、この接続孔15内に導電層16を埋め込む。
さらに、接続孔15を含む周辺回路形成予定領域Bのシ
リコン酸化膜14上に配線7を形成した後、半導体基板
1の全面に層間絶縁膜17を形成する。
【0048】このように、本実施の形態によれば、メモ
リセル形成予定領域C上のワード線2と配線7とを接続
孔15を介して接続するので、RA段差を横切る配線7
をRA段差Aが充分緩和された状態のシリコン酸化膜1
4の上面に設けることができるので、配線7の信頼性を
向上させることが可能となる。
【0049】以上、本発明者によってなされた発明を、
実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、前
記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸
脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもな
い。
【0050】
【発明の効果】本願によって開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0051】(1).前述した手段によれば、RA段差上の
配線の幅を広くしたので、RA段差に起因するリソグラ
フィ解像度マージンの低下によるレジスト寸法の減少を
補償することが可能になると共に、ドライエッチングの
オーバーエッチによる寸法の減少がある場合でも、あら
かじめ仕上がり寸法を考慮して配線幅を大きくしている
ので、配線の信頼性を確保することが可能となる。した
がって、半導体集積回路装置の歩留りおよび信頼性を向
上させることが可能となる。
【0052】(2).また、前述した手段によれば、半導体
基板の相対的に低い領域の配線と相対的に高い領域の配
線とを接続孔を介して接続し、RA段差を横切る配線部
分を接続孔の深さ寸法だけ上層に設けたことにより、そ
の配線部分をRA段差が充分緩和された状態の絶縁膜の
上面に設けることができるので、配線加工の信頼性を確
保することが可能となる。したがって、半導体集積回路
装置の歩留りおよび信頼性を向上させることが可能とな
る。
【0053】(3).さらに、前述した手段によれば、半導
体基板の相対的に低い領域における絶縁膜部分の厚さ
を、半導体基板の相対的に高い領域における絶縁膜部分
の厚さよりも大きくなるように、半導体基板を被覆する
絶縁膜の上面を平坦化したことにより、RA段差の影響
を受けることなく、配線を加工することが可能となる。
したがって、半導体集積回路装置の歩留りおよび信頼性
を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である半導体集積回路装
置のDRAMの平面レイアウト図である。
【図2】本発明の他の実施の形態である半導体集積回路
装置の配線の配置例を示す図である。
【図3】本発明の他の実施の形態である半導体集積回路
装置の配線の配置例を示す図である。
【図4】本発明の他の実施の形態である半導体集積回路
装置の配線の配置例を示す図である。
【図5】本発明の他の実施の形態である半導体集積回路
装置の製造工程中におけるビット線方向の要部断面図で
ある。
【図6】本発明の他の実施の形態である半導体集積回路
装置の製造工程中におけるビット線方向の要部断面図で
ある。
【図7】本発明の他の実施の形態である半導体集積回路
装置の製造工程中におけるビット線方向の要部断面図で
ある。
【図8】本発明の他の実施の形態である半導体集積回路
装置の製造工程中におけるビット線方向の要部断面図で
ある。
【図9】本発明の他の実施の形態である半導体集積回路
装置の製造工程中におけるワード線方向の要部断面図で
ある。
【図10】本発明の他の実施の形態である半導体集積回
路装置の製造工程中におけるワード線方向の要部断面図
である。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 ワード線(ゲート電極) 3 ビット線 3a ビット線 4 接続孔 5 接続孔 6 素子分離領域 7,7a,7b 配線 8 シリコン窒化膜 9 酸化膜 9a バーズビーク 10 ウエル領域 11 ソース/ドレイン領域 12 BPSG膜 13 導電層 14 シリコン酸化膜 15 接続孔 16 導電層 17 層間絶縁膜 A RA段差 B 周辺回路形成予定領域 C メモリセル形成予定領域

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の主面において、所定の素子
    が形成される領域を他の領域よりも低くすることにより
    前記所定の素子の形成によって生じる標高差を予め低減
    するリセスアレイ構造を有する半導体集積回路装置であ
    って、前記半導体基板上に形成された配線のうち、前記
    所定の素子が形成される領域と前記他の領域との境界に
    形成される段差上を横切る配線部分の幅を広くしたこと
    を特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体集積回路装置にお
    いて、前記配線の両端が前記段差を横切ることを特徴と
    する半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の半導体集積回路装置にお
    いて、前記所定の素子が形成される領域の両端辺に形成
    される2つの段差のうち、一方の辺側の段差のみを横切
    る配線と、他方の辺側の段差のみを横切る配線とを、そ
    の配線の幅方向に交互に配置したことを特徴とする半導
    体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の半導体集積回路装置にお
    いて、前記所定の素子が形成される領域の両端辺に形成
    される2つの段差のうち、一方の辺側の段差のみを横切
    る2つの配線を互いに隣接するように配置し、他方の辺
    側の段差のみを横切る2つの配線を互いに隣接するよう
    に配置し、それら配線の一対をその配線の幅方向に交互
    に配置したことを特徴とする半導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】 半導体基板の主面において、所定の素子
    が形成される領域を他の領域よりも低くすることにより
    前記所定の素子の形成によって生じる標高差を予め低減
    するリセスアレイ構造を有する半導体集積回路装置であ
    って、前記所定の素子が形成される領域の配線と、前記
    他の領域の配線とを接続孔を通じて電気的に接続したこ
    とを特徴とする半導体集積回路装置。
  6. 【請求項6】 半導体基板の主面において、所定の素子
    が形成される領域を他の領域よりも低くすることにより
    前記所定の素子の形成によって生じる標高差を予め低減
    するリセスアレイ構造を有する半導体集積回路装置であ
    って、前記半導体基板上に絶縁膜を堆積するとともに、
    前記所定の素子が形成される領域における半導体基板の
    主面から前記絶縁膜の表面までの距離を、前記他の領域
    における半導体基板の主面から前記絶縁膜の表面までの
    距離よりも大きくしたことを特徴とする半導体集積回路
    装置。
  7. 【請求項7】 半導体基板上に標高が周辺回路形成予定
    領域より低いメモリセル形成予定領域を形成する工程
    と、 前記メモリセル形成予定領域上にゲート電極を形成し、
    前記ゲート電極の両側の半導体基板の表面部にソース/
    ドレイン領域を形成する工程と、 前記周辺回路形成予定領域上および前記メモリセル形成
    予定領域上に層間絶縁膜を堆積し、前記層間絶縁膜を平
    坦化する工程と、 前記層間絶縁膜上に配線を形成する工程とを含むことを
    特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 半導体基板上に標高が周辺回路形成予定
    領域より低いメモリセル形成予定領域を形成する工程
    と、 前記メモリセル形成予定領域上にゲート電極を形成し、
    前記ゲート電極の両側の半導体基板の表面部にソース/
    ドレイン領域を形成する工程と、 前記周辺回路形成予定領域上および前記メモリセル形成
    予定領域上に層間絶縁膜を堆積し、前記層間絶縁膜を平
    坦化する工程と、 前記ゲート電極上の前記層間絶縁膜に接続孔を形成し、
    前記層間絶縁膜上に前記ゲート電極に前記接続孔を介し
    て接続する配線を形成する工程とを含むことを特徴とす
    る半導体集積回路装置の製造方法。
JP8119898A 1996-05-15 1996-05-15 半導体集積回路装置およびその製造方法 Pending JPH09307075A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8119898A JPH09307075A (ja) 1996-05-15 1996-05-15 半導体集積回路装置およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8119898A JPH09307075A (ja) 1996-05-15 1996-05-15 半導体集積回路装置およびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09307075A true JPH09307075A (ja) 1997-11-28

Family

ID=14772961

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8119898A Pending JPH09307075A (ja) 1996-05-15 1996-05-15 半導体集積回路装置およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09307075A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6495870B1 (en) 1998-07-03 2002-12-17 Hitachi, Ltd. Semiconductor device and method for patterning the semiconductor device in which line patterns terminate at different lengths to prevent the occurrence of a short or break
US6534803B2 (en) * 1998-11-04 2003-03-18 Nec Corporation Electronic device, semiconductor device, and electrode forming method

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6495870B1 (en) 1998-07-03 2002-12-17 Hitachi, Ltd. Semiconductor device and method for patterning the semiconductor device in which line patterns terminate at different lengths to prevent the occurrence of a short or break
US7105873B2 (en) 1998-07-03 2006-09-12 Hitachi, Ltd. Semiconductor device and method for patterning
KR100686630B1 (ko) * 1998-07-03 2007-02-23 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 반도체장치 및 패턴형성방법
KR100706126B1 (ko) * 1998-07-03 2007-04-13 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 반도체장치
US7582921B2 (en) 1998-07-03 2009-09-01 Hitachi, Ltd. Semiconductor device and method for patterning
US6534803B2 (en) * 1998-11-04 2003-03-18 Nec Corporation Electronic device, semiconductor device, and electrode forming method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5140389A (en) Semiconductor memory device having stacked capacitor cells
US4970564A (en) Semiconductor memory device having stacked capacitor cells
KR100203538B1 (ko) 반도체 메모리장치 및 그 제조방법
JP2773729B2 (ja) 半導体装置の製造方法
US5374576A (en) Method of fabricating stacked capacitor cell memory devices
JPH06224388A (ja) 半導体メモリ装置の製造方法
JPH0846157A (ja) 半導体メモリ装置およびその製造方法
US6878586B2 (en) Semiconductor memory device
JP3605493B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP4363679B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP3594213B2 (ja) 接続部を形成する方法および半導体チップ
US6683339B2 (en) Semiconductor memory device having metal contact structure
JPH09307075A (ja) 半導体集積回路装置およびその製造方法
JP3185747B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
JPH0982916A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP3257625B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2969764B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP3305483B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
KR0165459B1 (ko) 게이트전극을 함몰시킨 소자분리막 및 그 제조방법
JP2812286B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
JPH11340430A (ja) 半導体記憶装置およびその製造方法
JP2000216353A (ja) 半導体集積回路装置の製造方法
JPH11261023A (ja) 半導体装置及びその製造方法
US5324970A (en) Interconnection structure in semiconductor device
KR0165304B1 (ko) 반도체 메모리장치의 자기정합적인 접촉구조 및 그 제조방법