JP3185747B2 - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JP3185747B2
JP3185747B2 JP09242798A JP9242798A JP3185747B2 JP 3185747 B2 JP3185747 B2 JP 3185747B2 JP 09242798 A JP09242798 A JP 09242798A JP 9242798 A JP9242798 A JP 9242798A JP 3185747 B2 JP3185747 B2 JP 3185747B2
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    • HELECTRICITY
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    • H10B12/02Manufacture or treatment for one transistor one-capacitor [1T-1C] memory cells
    • H10B12/03Making the capacitor or connections thereto
    • H10B12/033Making the capacitor or connections thereto the capacitor extending over the transistor

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  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体記憶装置及
びその製造方法に関し、特に、基板上層に蓄積容量を備
えた半導体記憶装置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体記憶装置では、微細加工の
実現と共に、工程簡略化及び工程数削減による製造コス
トの低減が重要な課題となっている(例えば特開平09
−186159号公報、特開平09−205064号公
報等参照)。
【0003】図9は、従来の半導体記憶装置の一例を示
したレイアウト図であり、図10は、図9のC−D線断
面を示す図である。図11乃至図12は、従来の半導体
記憶装置の製造工程を示す工程断面図であり、図9のC
−D線の断面に対応している。
【0004】図11乃至図12を参照して、従来の半導
体記憶装置の製造方法を工程順に説明する。
【0005】まず、半導体基板上に、公知の技術を用い
て、素子分離酸化膜2及び拡散層領域3を形成する。
【0006】次に、全面に、第1の絶縁膜16を堆積し
た後、所定の領域にビット線4となる配線層を形成し、
その上に第2の絶縁膜17を堆積して、ビット線4を埋
め込む。
【0007】そして、図11に示すように、フォトリソ
グラフィの技術を用いて、例えば上部で0.2μm程
度、底部で0.15μm程度の開孔径を有する、キャパ
シタコンタクト5を開孔する。
【0008】次に、この開孔に、例えば不純物をドープ
した多結晶シリコンを堆積し、キャパシタコンタクト5
を埋設する。
【0009】つづいて、全面に、例えば不純物をドープ
した多結晶シリコン膜を、厚さ0.7μm程度成膜した
後に、フォトリソグラフィの技術を用いてパターニング
を行い、キャパシタコンタクト5上にキャパシタ下部電
極6を形成する。
【0010】次に、全面に、例えば厚さ6nm程度のシ
リコン窒化膜からなる容量絶縁膜9及びリン等の不純物
をドープした多結晶シリコン膜を成膜した後、フォトリ
ソグラフィの技術を用いて、所定の領域の多結晶シリコ
ン膜を除去して、キャパシタ上部電極10を形成する。
【0011】この工程において、従来の技術では、キャ
パシタ上部電極10がキャパシタ下部電極6を覆うよう
に、全面に形成されるため、この状態ではキャパシタ上
部電極10との電気的接続なしにキャパシタ上部電極1
0よりも下層にある拡散層領域3或いはゲート電極或い
はビット線4とキャパシタ上部電極10よりも上層にあ
る上層配線11との電気的接続を得ることはできない。
【0012】そこで、拡散層領域3等に電気的接続を得
るための接続孔を形成してもキャパシタ上部電極10と
電気的接続されない領域を確保するため、図11に示す
ようなレジストパターンを形成し、半導体チップ端部の
キャパシタ上部電極10を除去する工程が必須となり、
除去後のキャパシタ上部電極10は、図9に示すような
輪郭を有する形状となる。
【0013】次に、図12に示すように、層間絶縁膜を
成膜した後、キャパシタ上部電極10を引き延ばした領
域に、フォトリソグラフィの技術を用いて、例えば上部
で0.4μm程度、底部で0.35μm程度の開孔径を
有する、メタルコンタクト13を形成するための開孔を
形成する。
【0014】そして、例えば、チタン、窒化チタン及び
タングステン等の配線材料を成膜した後、タングステン
エッチバックを行って、タングステンプラグ12を形成
し、更に、上層配線11を形成することにより、図10
の形状を得る。
【0015】ここで、図10を参照して、従来の半導体
記憶装置の構造を説明すると、半導体基板1上に、素子
分離酸化膜2及び拡散層領域3があり、その上に第1の
絶縁膜16を介してビット線4が形成され、このビット
線4を覆うように第2の絶縁膜17が形成されている。
【0016】拡散層領域3上の第1の絶縁膜16及び第
2の絶縁膜17の上には、キャパシタコンタクト5を介
して、キャパシタ下部電極6が形成され、拡散層領域3
に電気的に接続されている。
【0017】そして、キャパシタ下部電極6を覆うよう
に、容量絶縁膜9が形成され、その上に、キャパシタ上
部電極10がキャパシタ下部電極6を覆い、かつ上層配
線11と電気的接続を得るためのメタルコンタクトのあ
る領域まで延在する構成となっている。
【0018】そして、キャパシタ上部電極10と上層配
線11とが、タングステンプラグ12を介して電気的に
接続されている。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の半導体記憶装置の製造方法では、キャパシタ上部電極
がキャパシタ下部電極を覆うように、全面に形成される
ので、この状態ではキャパシタ上部電極との電気的接続
なしにキャパシタ上部電極よりも下層にある拡散層領域
或いはゲート電極或いはビット線とキャパシタ上部電極
よりも上層にある上層配線との電気的接続を得ることは
できない。このため拡散層領域等に電気的接続を得るた
めの接続孔を形成してもキャパシタ上部電極と電気的接
続されない領域を確保するため、必ずレジストパターン
を形成し、メモリセルアレイ以外のキャパシタ上部電極
を除去しなければならない。
【0020】従って、この工程においては、キャパシタ
上部電極の成膜の他に、レジスト塗布、ベーキング、露
光、現像、エッチング、レジスト除去等の処理を行わな
ければならず、コスト低減が要求される半導体記憶装置
では、フォトリソグラフィ工程によらずにキャパシタ上
部電極を形成することができれば、工程数を削減するこ
とができる。
【0021】したがって、本発明は、上記技術的認識に
基づき創案されたものであって、その目的は、フォトリ
ソグラフィ工程を行わずにキャパシタ上部電極を形成可
能とすることで、工程数を削減する、全く新規な半導体
記憶装置の製造方法及び半導体記憶装置を提供すること
にある。
【0022】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る半導体記憶装置の製造方法は、その概
要を述べれば、半導体記憶装置を構成するメモリセルア
レイ近傍に、キャパシタ下部電極と同一の工程で、同一
の層に形成されたダミーパターンを配置し、その上に絶
縁膜を介して導電部材を堆積した後、この導電部材が、
キャパシタ下部電極またはダミーパターンの上部を覆わ
ないようにエッチバックして、キャパシタ上部電極を形
成するものであり、より詳細には、下記記載の特徴を有
する。
【0023】本発明は、第1の視点において、基板上に
絶縁膜を介して下部電極、容量絶縁膜、上部電極を有す
るメモリセルを複数備えたメモリセルアレイを有する半
導体記憶装置において、前記メモリセルの前記下部電極
と同一層に、前記下部電極と同一部材よりなるダミーパ
ターンと、前記下部電極及び前記ダミーパターンを覆う
ようにして形成されてなる容量絶縁膜と、前記下部電極
同士の間の領域に前記上部電極と、を有し、前記ダミー
パターン上にも前記メモリセルと同様の容量絶縁膜及び
前記容量絶縁膜に覆われたダミーパターンに挟まれる溝
の内部の領域にのみ埋設されてなる上部電極を備えてな
ることを特徴とする半導体記憶装置を提供する。
【0024】本発明は、第2の視点において、基板上に
絶縁膜を介して下部電極、容量絶縁膜、上部電極を有す
るメモリセルを複数備えたメモリセルアレイを有する半
導体記憶装置の製造方法において、前記メモリセルの前
記下部電極形成の際に、同一工程にて、前記下部電極と
同一部材よりなるダミーパターンを形成し、前記メモリ
セルアレイの前記下部電極及び前記ダミーパターンを覆
うように容量絶縁膜を形成し、前記メモリセルアレイの
前記下部電極及びダミーパターン同士の間の領域に、前
記下部電極及び前記ダミーパターンの上部の全てを覆う
ことがないように、導電部材を埋設することで前記上部
電極を形成する、ことを特徴とする半導体記憶装置の製
造方法を提供する。
【0025】以下、本発明の実施の形態及びその具体例
を例示する実施例に即して詳細に説明する。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明に係る半導体記憶装置は、
その好ましい一実施の形態において、キャパシタ下部電
極と同一の工程で、同一の層にダミーの下部電極パター
ン(ダミーパターンという)(図1の102または図2
の7)を設け、そのダミーパターン領域に、キャパシタ
上部電極(図2の10)と上層配線(図2の11)との
電気的接続を得るための接続孔(メタルコンタクト)を
形成する。
【0027】
【実施例】上記した本発明の実施の形態についてさらに
詳細に説明すべく、本発明の実施例について図面を参照
して以下に説明する。
【0028】[実施例1]本発明の第1の実施例につい
て、以下に説明する。図1乃至図6は、本発明の半導体
装置及びその製造方法の一実施例を説明するための図で
ある。
【0029】本発明の第1の実施例である半導体記憶装
置の製造方法を、図を用いて説明する。図3乃至図6
は、図1のA−B断面における、本発明の第1の実施例
に係る半導体記憶装置の製造工程を示す断面図である。
【0030】まず、半導体基板上に、公知の技術を用い
て、素子分離酸化膜2及び拡散層領域3を形成する。
【0031】次に、全面に第1の絶縁膜16を堆積した
後、所定の領域にビット線4となる配線層を形成し、そ
の上に第2の絶縁膜17を堆積してビット線4を埋め込
む。
【0032】そして、図3に示すように、フォトリソグ
ラフィの技術を用いて、例えば上部で0.2μm程度、
底部で0.15μm程度の開孔径を有する、キャパシタ
コンタクト5を開孔する。
【0033】次に、図4に示すように、全面に、例えば
0.7μm程度の不純物をドープしたポリシリコン膜、
及び、例えば膜厚0.1μm程度のシリコン酸化膜を成
膜した後に、フォトリソグラフィの技術を用いてパター
ニングを行い、キャパシタ下部電極6及びダミーパター
ン7及びマスク絶縁膜8を形成する。
【0034】つづいて、図5に示すように、全面に、例
えば6nm程度の膜厚を有するシリコン窒化膜、及び、
例えば0.25μm程度の膜厚を有するリン等の不純物
をドープした多結晶シリコン膜を成膜した後に、多結晶
シリコン膜がキャパシタ下部電極6、ダミーパターン7
及びマスク絶縁膜8の側壁部のみに残るようにエッチバ
ックして、キャパシタ上部電極10を形成する。
【0035】本実施例では、堆積した多結晶シリコン膜
をエッチバックするため、キャパシタ上部電極10が、
キャパシタ下部電極6またはダミーパターン7と、マス
ク絶縁膜8とに挟まれる溝の内部にのみ形成される。
【0036】従って、上層配線11と拡散層領域3等と
を電気的接続を得るための接続孔を形成してもキャパシ
タ上部電極10と電気的接続されない領域が確保されて
いるため、従来技術で示したレジストパターンを形成す
る必要が全くない。
【0037】すなわち、従来技術のようにレジストパタ
ーンを形成して不必要な領域のキャパシタ上部電極10
を取り除かなくても、多結晶シリコン膜のエッチバック
処理において、必然的にキャパシタ上部電極10が形成
されることになる。
【0038】次に、図6に示すように、層間絶縁膜14
を形成した後に、ダミーパターン7の領域に、フォトリ
ソグラフィの技術を用いて、例えば上部で0.4μm程
度、底部で0.35μm程度の開孔径を有する、メタル
コンタクト13を埋設するための開孔を形成する。
【0039】そして、例えばチタン、窒化チタン及びタ
ングステン等の配線材料を成膜した後、エッチバックを
行ってタングステンプラグ12を形成し、上層配線11
と接続することにより、図2のような形状を得る。
【0040】ここで、図2を参照して、本実施例の構造
を説明すると、半導体基板1上に、素子分離酸化膜2及
び拡散層領域3があり、その上に第1の絶縁膜16を介
してビット線4が形成され、このビット線4を覆うよう
に第2の絶縁膜17が積層されている。
【0041】拡散層領域3上の第1の絶縁膜16及び第
2の絶縁膜17上には、キャパシタコンタクト5を介し
て、キャパシタ下部電極6が形成され、拡散層領域3に
電気的に接続されている。
【0042】本実施例では、キャパシタ下部電極6と同
じ層にダミーパターン7が形成されている。
【0043】そして、キャパシタ下部電極6及びダミー
パターン7上にマスク絶縁膜8が積層されており、その
キャパシタ下部電極6、ダミーパターン7及びマスク絶
縁膜8を覆うように、容量絶縁膜9が形成されている。
【0044】そして、キャパシタ上部電極10が、キャ
パシタ下部電極6間の隙間を完全に埋め込み、かつキャ
パシタ下部電極6、ダミーパターン7及びマスク絶縁膜
8の側壁部のみに配設される構造となっている。
【0045】更に、ダミーパターン7の領域で、キャパ
シタ上部電極10と上層配線11とがタングステンプラ
グ12を介して電気的に接続されている。
【0046】この構成を、図1のレイアウト図で説明す
ると、アレイ状に配列されているキャパシタ下部電極1
01は、例えば長さ0.38μm×長さ0.98μm程
度で構成され、また下部電極101間の間隔は、幅0.
22μm程度で構成されている。
【0047】また、本実施例では、キャパシタ下部電極
101と同一の工程で、同一の層に形成されるダミーパ
ターン102は、キャパシタ下部電極101と同様のサ
イズ(例えば長さ0.38μm×長さ0.98μm程
度)で構成されており、そのダミーパターン102をま
たぐように、例えば一辺の長さ0.4μm程度のサイズ
の、上層配線と電気的接続を得るための接続孔(メタル
コンタクト104)が配置されている。
【0048】キャパシタ下部電極101とダミーパター
ン102との違いは、下層にある拡散層領域3と電気的
接続を得るための接続孔(キャパシタコンタクト10
3)を有しているか否かという点である。
【0049】ここで、ダミーパターン102は、本実施
例で示した形状に限定されるものではなく、たとえば、
キャパシタ下部電極101アレイ周囲を、一体となって
取り囲む形状でも良く、また、複数のダミーがアレイ状
に整列されていても良い。すなわち、キャパシタ下部電
極101の間に配設されたキャパシタ上部電極10が、
メタルコンタクト104まで延在して、上層配線11と
電気的に接続されるような構造であればよい。
【0050】[実施例2]本発明の第2の実施例につい
て、以下に説明する。図7は、第2の実施例を示すレイ
アウト図である。
【0051】図7に示す第2の実施例と、図1に示す第
1の実施例との違いは、第1の実施例ではダミーパター
ン102がキャパシタ下部電極101と同一形状であっ
たのに対し、本実施例では、図7に示すように、セルア
レイ領域の延長方向を長辺とする形状であることであ
る。
【0052】ここで、ダミーパターン102の間隔は、
多結晶シリコン膜のエッチバックしてキャパシタ上部電
極10を形成するに適する間隔である必要があり、狭く
はキャパシタ下部電極6の間隔と同程度から、広くはキ
ャパシタ下部電極6の間隔の3倍以内程度が好ましい。
【0053】[実施例3]本発明の第3実施例につい
て、以下に説明する。図8は、第3実施例を示す断面図
である。
【0054】図8に示す第3の実施例と、図2に示す第
1の実施例との違いは、第3の実施例では、マスク絶縁
膜8を必要としないことである。つまり、第1の実施例
で図4を参照して説明した、シリコン酸化膜の成膜が不
要になるということである。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば下
記記載の効果を奏する。
【0056】本発明の第1の効果は、半導体記憶装置の
製造を短縮することができ、工程数が削減によってコス
トの低減及び工期の短縮ができる、ということである。
【0057】その理由は、本発明においては、キャパシ
タ下部電極と同一工程で、同じ層にダミーパターンを形
成することにより、キャパシタ上部電極の形成に際し
て、フォトリソグラフィ工程を省略することができるた
めである。
【0058】すなわち、キャパシタ上部電極形成工程に
おいて、堆積した多結晶シリコン膜をエッチバックし、
キャパシタ上部電極が、キャパシタ下部電極またはダミ
ーパターンに挟まれる溝の内部にのみ形成されるため、
拡散層領域等に電気的接続を得るための接続孔を形成し
てもキャパシタ上部電極と電気的接続されない領域が確
保されている。
【0059】従って、フォトリソグラフィ工程によって
レジストパターンを形成し、不必要な領域のキャパシタ
上部電極を取り除かなくても、多結晶シリコン膜のエッ
チバック処理において、必然的にキャパシタ上部電極が
形成されることになるからである。
【0060】従って、キャパシタ上部電極及び層間絶縁
膜の形成、メタルコンタクト形成のためのレジスト塗
布、露光及び現像を確実に行うことができからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る半導体記憶装置を
示したレイアウト図である。
【図2】本発明の第1の実施例に係る半導体記憶装置を
示した断面図である。
【図3】本発明の第1の実施例に係る半導体記憶装置の
製造方法を工程順に示した断面図である。
【図4】本発明の第1の実施例に係る半導体記憶装置の
製造方法を工程順に示した断面図である。
【図5】本発明の第1の実施例に係る半導体記憶装置の
製造方法を工程順に示した断面図である。
【図6】本発明の第1の実施例に係る半導体記憶装置の
製造方法を工程順に示した断面図である。
【図7】本発明の第2の実施例に係る半導体記憶装置を
示したレイアウト図である。
【図8】本発明の第3の実施例に係る半導体記憶装置を
示した断面図である。
【図9】従来の半導体記憶装置を示したレイアウト図で
ある。
【図10】従来の半導体記憶装置を示した断面図であ
る。
【図11】従来の半導体記憶装置の製造方法を工程順に
示した断面図である。
【図12】従来の半導体記憶装置の製造方法を工程順に
示した断面図である。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 素子分離酸化膜 3 拡散層領域 4 ビット線 5 キャパシタコンタクト 6 キャパシタ下部電極 7 ダミーパターン 8 マスク絶縁膜 9 容量絶縁膜 10 キャパシタ上部電極 11 上層配線 12 タングステンプラグ 13 メタルコンタクト 14 層間絶縁膜 15a レジストパターン 15b レジストパターン 15c レジストパターン 16 第1の絶縁膜 17 第2の絶縁膜 101 キャパシタ下部電極(レイアウト図) 102 ダミーパターン(レイアウト図) 103 キャパシタコンタクト(レイアウト図) 104 メタルコンタクト(レイアウト図) 105 キャパシタ上部電極(レイアウト図)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 27/108 H01L 21/8242 H01L 27/04 H01L 21/822

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上に下部電極を柱状に形成し、その上
    に容量絶縁膜及び上部電極を形成してなるメモリセルを
    複数備えたメモリセルアレイを有する半導体記憶装置の
    製造方法において、 前記メモリセルの前記下部電極形成の際に、同一工程に
    て、前記下部電極と同一部材よりなるダミーパターンを
    形成し、 前記メモリセルアレイの前記下部電極及び前記ダミーパ
    ターン上に前記容量絶縁膜を形成した後、前記メモリセ
    ルアレイの前記容量絶縁膜で覆われてなる前記下部電極
    又は前記ダミーパターンに挟まれる溝の内部の領域に
    導電部材を埋設することで前記上部電極を形成する、
    ことを特徴とする半導体記憶装置の製造方法。
  2. 【請求項2】基板上に下部電極を柱状に形成し、その上
    に容量絶縁膜及び上部電極を形成してなるメモリセルを
    複数備えたメモリセルアレイを有する半導体記憶装置の
    製造方法において、 (a)前記メモリセルの前記下部電極形成の際に、同一工
    程にて、前記下部電極と同一部材よりなるダミーパター
    ンを形成し、 (b)前記メモリセルアレイの前記下部電極及び前記ダミ
    ーパターンを覆うように容量絶縁膜を形成し、 (c)前記メモリセルアレイの前記容量絶縁膜で覆われて
    なる前記下部電極及び前記ダミーパターン同士の間の領
    域に、前記下部電極及び前記ダミーパターンの上部を全
    てを覆うことがないように、導電部材を埋設することで
    前記上部電極を形成する、ことを特徴とする半導体記憶
    装置の製造方法。
  3. 【請求項3】基板上に下部電極、容量絶縁膜、上部電極
    を形成してなるメモリセルを複数備えたメモリセルアレ
    イを有する半導体記憶装置の製造方法において、 (a)前記メモリセルの前記下部電極形成の際に、同一工
    程にて、前記メモリセルアレイ周縁部に前記下部電極と
    同一部材よりなるダミーパターンを形成し、その際、前
    記下部電極及び前記ダミーパターン上にマスク絶縁膜を
    形成し、 (b)前記前記下部電極と前記ダミーパターンアレイと前
    記マスク絶縁膜と、を覆うように容量絶縁膜を形成し、 前記メモリセルアレイの前記下部電極及び前記ダミーパ
    ターン同士の間の領域に、前記下部電極及び前記ダミー
    パターンの上部を全てを覆うことがないように、導電部
    材を埋設することで前記上部電極を形成する、ことを特
    徴とする半導体記憶装置の製造方法。
  4. 【請求項4】前記ダミーパターンが、前記下部電極から
    なるメモリセルアレイの周縁部領域に配設されてなる、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一に記載の
    半導体記憶装置の製造方法。
  5. 【請求項5】前記ダミーパターンが、前記下部電極から
    なるメモリセルアレイの周囲を囲むように配設されてな
    る、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一に記
    載の半導体記憶装置の製造方法。
  6. 【請求項6】前記ダミーパターンが、前記下部電極と、
    少なくとも高さが同一とされる形状からなる、ことを特
    徴とする請求項1乃至3のいずれか一に記載の半導体記
    憶装置の製造方法。
  7. 【請求項7】基板上に設けられた柱状の下部電極を備
    え、前記下部電極を覆うように容量絶縁膜更に上部電極
    を有するメモリセルを複数備えたメモリセルアレイを有
    する半導体記憶装置において、 前記メモリセルの前記下部電極とほぼ同一高さの、前記
    下部電極と同一部材よりなるダミーパターンと、 前記下部電極及び前記ダミーパターンを覆うようにして
    形成されてなる容量絶縁膜と、 前記容量絶縁膜で覆われた前記下部電極同士の間の領域
    に埋設されてなる前記上部電極と、を有し、 前記ダミーパターン上にも前記メモリセルと同様の容量
    絶縁膜及び前記容量絶縁膜に覆われたダミーパターンに
    挟まれる溝の内部の領域にのみ埋設されてなる上部電極
    を備えてなることを特徴とする半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】基板上に設けられた柱状の下部電極を備
    え、前記下部電極を覆うように容量絶縁膜更に上部電極
    を有するメモリセルを複数備えたメモリセルアレイを有
    する半導体記憶装置において、 前記メモリセルの前記下部電極とほぼ同一高さの、前記
    下部電極と同一部材よりなるダミーパターンと、 前記下部電極及び前記ダミーパターンを覆うようにして
    形成されてなる容量絶縁膜と、 前記容量絶縁膜で覆われた前記下部電極同士の間の領域
    に埋設されてなる前記上部電極と、を有し、 前記ダミーパターン上にも前記メモリセルと同様の容量
    絶縁膜及び前記容量絶縁膜に覆われたダミーパターンに
    挟まれる溝の内部の領域にのみ埋設されてなる上部電極
    を備え、且つ前記ダミーパターンの前記上部電極が、層
    間絶縁膜を介して、上層配線に接続されてなることを特
    徴とする半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】基板上に設けられた柱状の下部電極を備
    え、前記下部電極を覆うように容量絶縁膜更に上部電極
    を有するメモリセルを複数備えたメモリセルアレイを有
    する半導体記憶装置において、 前記メモリセルの前記下部電極とほぼ同一高さの、前記
    下部電極と同一部材よりなるダミーパターンと、 前記下部電極と前記ダミーパターン上に形成され、前記
    下部電極及び前記ダミーパターンの形成用のマスク絶縁
    膜と、 前記下部電極と前記ダミーパターンと前記マスク絶縁膜
    と、を覆うようにして形成されてなる容量絶縁膜と、 前記容量絶縁膜で覆われた前記下部電極同士の間の領域
    に埋設されてなる前記上部電極と、を有し、 前記ダミーパターン上にも前記メモリセルと同様のマス
    ク絶縁膜と容量絶縁膜と上部電極と、を備え、且つ前記
    ダミーパターンの前記上部電極が、層間絶縁膜を介し
    て、上層配線に接続されてなることを特徴とする半導体
    記憶装置。
  10. 【請求項10】前記ダミーパターンが、前記下部電極か
    らなるメモリセルアレイの周縁部領域に配設されてな
    る、ことを特徴とする請求項7乃至9のいずれか一に記
    載の半導体記憶装置。
  11. 【請求項11】前記ダミーパターンが、前記下部電極か
    らなるメモリセルアレイの周囲を囲むように配設されて
    なる、ことを特徴とする請求項7乃至9のいずれか一に
    記載の半導体記憶装置。
  12. 【請求項12】前記ダミーパターンが、前記下部電極
    と、少なくとも高さが同一とされる形状からなる、こと
    を特徴とする請求項7乃至9のいずれか一に記載の半導
    体記憶装置。
  13. 【請求項13】相隣る前記ダミーパターンの間隔
    (「A」という)が、前記メモリセルアレイの相隣る前
    記第1の電極の間隔(「B」という)に対し、所定の関
    係を有する、ことを特徴とする請求項7乃至9のいずれ
    か一に記載の半導体記憶装置。
  14. 【請求項14】前記Aと、前記Bが、B≦A≦3×Bの
    関係を有することを特徴とする請求項13に記載の半導
    体記憶装置。
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